JPH06226133A - 粒状物質の粉砕方法 - Google Patents

粒状物質の粉砕方法

Info

Publication number
JPH06226133A
JPH06226133A JP5324837A JP32483793A JPH06226133A JP H06226133 A JPH06226133 A JP H06226133A JP 5324837 A JP5324837 A JP 5324837A JP 32483793 A JP32483793 A JP 32483793A JP H06226133 A JPH06226133 A JP H06226133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
pressure
jet nozzle
particulate matter
jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5324837A
Other languages
English (en)
Inventor
Andrew J Haddow
ジョン ハドウ アンドリュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tioxide Group Services Ltd
Original Assignee
Tioxide Group Services Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tioxide Group Services Ltd filed Critical Tioxide Group Services Ltd
Publication of JPH06226133A publication Critical patent/JPH06226133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/06Jet mills

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジェットミル内で効率的に粒状物質を粉砕す
る方法 【構成】 ガスで同伴されるように保持容器1から粒状
物質を供給し、この保持容器に形成する空槽容積を、少
なくとも0.05MPaで、かつ、前記ジェットノズル
に導入される圧力よりも低いガス圧力に保持する。イン
パクトジェットミル内で、同伴粒子が衝突面12に衝突
し、粉砕された粒子は第2ジェットノズル13に向けて
反射され、円筒状の分離室17内に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状物質の粉砕方法、
特に、粒状物質をジェットミルに供給する改良方法に関
する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】粒状物質がガスジェット
で同伴され、目標物に衝突させられたりもしくは他の粒
子に衝突させられることにより粒状物質の大きさが減少
する、多くの型式のジェットミルが知られている。その
ようなジェットミルにおいては、ジェットに使用される
ガス、典型的には蒸気、のエネルギは大きく、従って、
このエネルギを可能な限り効率的に使用することが重要
である。
【0003】本発明の目的は、従来可能であった方法よ
りエネルギの点で一層効率的な態様で粒状物質を粉砕す
る方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段、構成および効果】本発明
によれば、粒状物質の粉砕方法は、ジェットミルのジェ
ットノズルを介してガスを供給しつつ、粒状物質を収容
する保持容器からこの粒状物質をガスで同伴されるよう
に入口を介して供給し、そのように形成されたガスと同
伴粒子との混合物を上記ジェットミル内に供給する工程
を有し、上記保持容器内の粒状物質の量は、この容器を
満たす量より少なく、これにより空槽容積を形成し、こ
の空槽容積内で、ガスが大気圧より高い圧力に保持さ
れ、この空槽容積内のガスの圧力を、大気圧以上の少な
くとも0.05MPaとしかつ上記ジェットノズルに導
入される圧力よりも低い値としている。
【0005】本発明の方法は、ジェットを通過するガス
流に粒状物質を供給することにより粉砕する、いかなる
ジェットミルに使用するのにも適している。例えば、上
記物質は、米国特許第2,032,827号明細書に記
載されているような、閉鎖形渦巻ミル(confine
d vortex mill)、英国特許第2,11
1,855号明細書に記載されているような、“ドッグ
−レッグ”(dog−leg)ミルもしくは英国特許第
677,763号明細書または英国特許第2,209,
481号明細書に記載されているような、対向するジェ
ットを用いるミルにおいて採用することができる。上記
物質は英国特許第2,197,804号明細書に記載さ
れているジェットミルで使用するのに特に適し、このジ
ェットミルを参照して以下に上記方法をより十分に説明
する。
【0006】従って、本発明の好ましい実施例によれ
ば、粒状物質の粉砕方法は、第1ジェットノズルを介し
てガスを供給しつつ、粒状物質を収容する保持容器から
粒状物質をガスにより同伴されるように入口を介して供
給し、上記第1ノズルと軸方向に整合しかつ前記入口に
より第1ノズルから離隔されている第1ベンチュリを介
して、同伴物質とガスとを、前記第1ジェットノズルお
よび前記第1ベンチュリの軸線に対し反射可能な角度に
装着された衝突粉砕面に衝突してこの面から反射される
ように通し、この衝突粉砕面から離隔されかつ前記第1
ジェットノズルおよび前記第1ベンチュリの軸線の反射
線と交差する長手方向軸線を有する第2ジェットノズル
にガスを供給して、前記衝突粉砕面から反射された物質
を同伴し、第2ジェットノズルと軸方向に整合した第2
ベンチュリを介して、反射し同伴された物質およびガス
を、周壁と排気ガスおよび粒状物質用出口と前記第2ベ
ンチュリを有する前記周壁を通って延出する供給手段と
を備える円筒状の分離室内に供給し、前記ガスから前記
粉砕された粒状物質を分離し、この分離されかつ粉砕さ
れた粒状物質および前記ガスを前記分離室から別々に排
出する工程を有し、上記保持容器内の粒状物質の量は、
この容器を満たす量より少なく、これにより空槽容積を
形成し、この空槽容積内で、ガスが大気圧より高い圧力
に保持され、この空槽容積内のガスの圧力を、大気圧以
上の少なくとも0.05MPaとしかつ上記ジェットノ
ズルに導入される圧力よりも低い値としている。
【0007】本発明の好ましい方法で採用した、ミル内
に粒状物質を供給するための圧力の使用により、粒状物
質が大気圧で供給される場合に好適である径よりも小さ
な径の第1ベンチュリを採用することができる。小径ベ
ンチュリは衝突粉砕面での衝突速度を増加させ、粉砕効
率が向上する。従って、製造される粉砕粒状物質の品質
を低下させずに、第1ジェットノズルに供給されるガス
量を減少させることが可能である。
【0008】上記方法は粒状物質を小さな制御された大
きさの範囲まで粉砕するのに特に有用であり、特に、製
品サイズに応じて製品特性を変化させることができる、
顔料のようなタイプの粉末に有効である。
【0009】二酸化チタン、シリカ、シリケート、酸化
アルミ、アンチモン顔料、カルシウム顔料、カーボンブ
ラック、酸化鉄、酸化鉛、酸化亜鉛およびジルコニアの
ような無機顔料は全て、改善されたミルで粉砕するのに
適している。有機着色顔料および薬剤組成物のような他
の物質は、好適な粉砕ガスを採用するミルで粉砕するこ
とができる。
【0010】典型的には、本発明の方法は顔料を製造す
る最終段階として採用される。例えば、乾燥されかつ被
覆された二酸化チタン顔料が、包装直前に本発明の方法
により粉砕される。しかし、粉砕機兼乾燥機として使用
可能なミルに供給される前に粒状物質が乾燥されること
は本質的なことではない。
【0011】本発明の方法においては、粒状物質が保持
容器内で貯蔵され、この保持容器から粒状物質がジェッ
トミル内に供給される。空槽容積が保持容器に存在し、
大気圧より少なくとも0.05MPa以上の圧力に維持
される。空槽容積内のガスの実際の圧力は、方法で採用
されるミル設計に依存する。本発明の好ましい方法で
は、空槽容積内のガス圧は常に大気圧以上0.1MPa
と0.3MPaの間に維持される。
【0012】保持容器内の圧力を維持するのに使用され
るガスは、粒状物質が適合可能ないかなるガスでもよ
い。例えば、窒素もしくは二酸化炭素のような不活性ガ
スを使用することができる。便利のよいように、ガスは
空気であることが好ましい。
【0013】前記保持容器は大気圧以上の圧力に維持さ
れ、本発明の方法は連続的に実施されるのが好ましい。
従って、保持容器に、粒状物質を加圧された容器へ連続
的に供給する手段を設けることが必要である。一つの好
適な手段は、ウエスチングハウス・デリオン・エアロッ
クとして知られている、ウエスチングハウス社により製
造されているタイプのエアロックである。そのようなエ
アロックにおいては、粉末が大気圧でポケット内に落下
する。このポケットは圧力容器内に入るまで回動され、
その後、粉末が重力下で、或は必要に応じてパージガス
流の助けで落下する。ポケットは、再度粉末が充填され
る前に大気圧に通気されるまで回動し続ける。
【0014】本発明の方法は、粉砕された物質の所望の
生産量を達成するように便宜な選定したサイズを有する
ミルで使用するのに適しており、従って、研究用ミルお
よびフルサイズの工場ユニットに至るまでのミルで使用
するのに適している。
【0015】本発明の方法の好ましい実施例において
は、第1および第2ジェットノズルとこれらに組合せる
ベンチュリスロートとは幅広い寸法範囲から選択された
大きさとすることができ、第1および第2ジェットノズ
ルを介して供給されるガスは特定のジェットサイズと、
要求されている製品特性とに合致するように選択された
幅広い範囲の圧力下で供給することができる。特に好ま
しい方法においては、ミルは、2MPaの圧力で作動さ
せる場合、第1ベンチュリのスロート領域(開口面積)
と第1ジェットノズルの領域(開口面積)との比率が約
3:1で、第2ベンチュリのスロート領域(開口面積)
と第2ジェットノズルの領域(開口面積)との比率が約
10:1である。
【0016】ミル内で粉砕される物質を同伴しかつ搬送
するために、いかなる好適なガスを使用することができ
る。蒸気もしくは不活性ガスを、空気と同様に使用する
ことができる。ガスは望む場合、加熱することができ、
蒸気の場合、選択された加熱度は使用されるガスの温度
を左右する。一般的に言えば、第1および第2ジェット
ノズルに供給されるガスは少なくとも0.5MPaの圧
力を有し、好ましくは、少なくとも1MPaの圧力を有
する。
【0017】好ましい実施例においては、ガスは第1お
よび第2ジェットノズルに別々に供給され、特定の装置
では第1ノズルに流れる量の2倍までのガスが第2ノズ
ルに供給されるような供給量であることが分かるであろ
う。望む場合、追加のガスが、分離室の周壁の一つない
しそれ以上の入口を介して分離室内に供給される。周壁
を通るこれらの追加入口を介して分離室に供給されるガ
スの全体量は、第1ジェットノズルを介してミルに供給
される量とほぼ等しいか、もしくはそれ以下とすること
ができる。
【0018】一般的に、本発明の方法に用いるのに適し
ているジェットミル構造の材料は決定的なものではな
く、好適な材料はステンレス鋼又はセラミックス材料を
含んでいる。好ましい方法においては、衝突面にセラミ
ックス材料を使用することは、粒状物質の不所望な汚染
を招く危険性が少ないので好都合である。
【0019】次に、添付図面を参照して、単に例とし
て、本発明の好ましい方法で使用されるのに適する装置
の1形態について説明する。
【0020】
【実施例】図1に示されているように、ジェットミル
に、ほぼ円錐形のベース2を有する保持容器1が設けら
れ、このベースは入口3によりミルと連通している。保
持容器1には圧縮ガスを供給するための供給管4が取り
付けられている。粒状物質を保持容器1に供給する手段
は、回動可能なエアロック6の上方に装着されたホッパ
5から成る。エアロック6は複数のエアロック室7を有
する。また、ホッパ5にはシール8と通気孔9が設けら
れている。
【0021】第1ジェットノズル10は第1ベンチュリ
11と軸方向に整合しているが、入口3により第1ベン
チュリ11から離隔されている。衝突面12は、ベンチ
ュリ11から物質を受容し、かつジェットノズル13と
軸方向に整合した第2ベンチュリ14に供給された粉砕
粒状物質を第2ジェットノズル13に向けて反射するた
めに、装着されている。第2ベンチュリ14は、円筒室
17の壁16の入口15を介して粒状物質を供給するた
めの粒状物質供給装置を形成している。
【0022】円筒室17の円筒壁16には、円筒室17
内に追加のガス量を供給するための多数の離隔されたガ
ス入口18が設けられている。円筒室17には、軸方向
に整合した粉砕粒子排出孔20と対向し、中央部に配置
されたガス排出孔19が設けられている。
【0023】作動中、粉砕される粒状物質は、ホッパ5
を介してエアロック室7内供給される。エアロック6が
回動され、それにより粒状物質の一部が保持容器1内に
搬送され、保持容器1内の一部のガスがエアロック室7
から通気孔9を介して大気に排出される。保持容器1は
大気圧以上の圧力に維持される。必要な場合、ガスは供
給管4を介して供給される。
【0024】粒状物質が入口3を介して供給され、ジェ
ットノズル10を介して供給されたガスで同伴される。
ガスは同伴物質と共にベンチュリ11を介して供給さ
れ、衝突面12に向けられ、第2ジェットノズル13に
向けて反射される前に衝突面と衝突することによってこ
の面で粉砕される。第2ジェットノズル13から流れる
ガスは衝突面12から反射された物質を同伴し、第2ベ
ンチュリ14の影響によって、圧力の減少が発生し、そ
れと共に衝突面12で粉砕される粒状物質の流量に明白
な増加が生ずる。同伴されて第2ベンチュリを通過後の
衝突した物質が入口15を介して円筒室17の入口内に
ほぼ接線方向に供給され、追加ガスがガス入口18を介
して円筒室内に導入されて、円筒室17内のガス流量を
増大させ、かつ粒子が互いに衝突することにより発生す
る粉砕効果を向上させる。ガス流体および粉砕された粒
子が円筒室17の中央部に向けて搬送されると、流れる
ガスの速度は粉砕された粒子を支えるのに不十分とな
り、粉砕された粒子は粒子排出孔20を通って円筒室か
ら排出され、排気ガスは非常に小さな粒子サイズの物質
と共にガス排出孔19を通って排出される。
【0025】本発明の方法は、ジェットミルを用いた一
層効率的な粉砕方法を提供する。粒状物質をミルに供給
するための圧力を使用することにより、第1ベンチュリ
は大気圧で供給する場合に必要とされる大きさと比べて
小さくすることができる。これによって或る量の二酸化
チタンを粉砕するのに必要な蒸気量を約25%減少させ
ることができると見積もられている。
【0026】下記の例により本発明を説明する。
【0027】例1 図1に図示されているものと同一な装置において、通常
の二酸化チタン顔料製造プラントの乾燥機から排出され
た、被覆された二酸化チタン顔料が1時間当たり1te
の割合でホッパ内に供給され、この顔料は回動エアロッ
クにより保持容器に移された。圧縮ガスが1秒当たり5
0リットルの割合で保持容器に供給され、保持容器内に
大気圧以上の0.15MPaの圧力が維持された。
【0028】蒸気が1MPaのゲージ圧で第1および第
2ジェットに供給された。第1ベンチュリは30mmのス
ロート径を有し、第2ベンチュリは63mmのスロート径
を有していた。使用された蒸気の全体量は1時間当たり
1.8teであった。円筒室のガス入口18に蒸気は供
給されなかった。
【0029】比較のために、第1ベンチュリのスロート
径を40mmとしたジェットミルに同一の顔料が大気圧で
供給された。使用された蒸気量は1時間当たり1.8t
eであった。
【0030】粉砕効率を表す製造された顔料の表面領域
が、水要求度(water demand)を測定する
ことによって評価された。本発明の方法により粉砕され
た顔料の水要求度は、供給システムに大気圧を使用して
粉砕された顔料より約7%高かった。
【0031】例2 例1と同様に、図1に図示されたものと同一な装置が使
用され、1時間当たり3.6teの割合で二酸化チタン
顔料をジェットミルに供給した。圧縮空気が1秒当たり
200リットルの割合で保持容器に供給され、保持容器
は大気圧以上の0.1MPaの圧力に維持された。
【0032】蒸気が1MPaのゲージ圧で第1ジェット
に供給され、0.6MPaのゲージ圧で第2ジェットに
供給された。第1ベンチュリは68mmのスロート径を有
し、第2ベンチュリは145mmのスロート径を有してい
た。総蒸気流量は1時間当たり12teであった。円筒
室のガス入口18に蒸気は供給されなかった。
【0033】得られた製品は印刷インク作成にてテスト
され、比較のために、顔料をミル内に供給するのに大気
圧を使用し、第1ベンチュリに92mmのスロート径およ
び同じ蒸気流量を使用する同一のミルで粉砕された二酸
化チタン顔料から標準インクが準備された。この例の顔
料を含有するインクの光沢は、標準インクより約15%
高かった。
【0034】例3 例1と同様に、図1に図示されているものと同一の装置
が使用され、1時間当たり5.9teの割合で二酸化チ
タン顔料をジェットミルに供給した。圧縮空気が1秒当
たり160リットルの割合で保持容器に供給され、この
容器は大気圧以上0.05MPaの圧力に維持された。
【0035】蒸気が1MPaのゲージ圧で第1ジェット
に供給され、0.3MPaのゲージ圧で第2ジェットに
供給された。第1ベンチュリは84mmのスロート径を有
し、第2ベンチュリは145mmのスロート径を有してい
た。総蒸気流量は1時間当たり10teであった。円筒
室のガス入口18に蒸気は供給されなかった。
【0036】例2と同様に、大気圧供給システム、92
mmのスロート径を有する第1ベンチュリおよび1時間当
たり15teの蒸気流量を使用する同一のミルで粉砕さ
れた標準顔料とは異なり、製品は印刷インクでテストさ
れた。例3の顔料を含有するインクの光沢は、標準顔料
を含有するものより5%優れていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いるのに適した設備の一形態
の部分断面を示す概略図。
【図2】ジェットミルの部分断面の平面図。
【符号の説明】
1 保持容器 2 ベース 3 入口 4 供給管 5 ホッパ 6 エアロック 7 エアロック室 8 シール 9 通気孔 10 第1ジェットノズル 11 第1ベンチュリ 12 衝突面 13 第2ジェットノズル 14 第2ベンチュリ 15 入口 16 周壁 17 円筒室 18 ガス入口 19 ガス排気孔 20 粒子排出孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジェットミルのジェットノズルを介して
    ガスを供給しつつ、粒状物質を収容する保持容器からこ
    の粒状物質をガスで同伴されるように入口を介して供給
    し、そのように形成されたガスと同伴粒子との混合物を
    前記ジェットミルに通す粒状物質の粉砕方法であって、
    前記保持容器内の粒状物質の量は、この容器を満たす量
    より少なく、これにより空槽容積を形成し、この空槽容
    積内で、ガスが大気圧より高い圧力に保持され、この空
    槽容積内のガスの圧力を、大気圧以上の少なくとも0.
    05MPaとしかつ前記ジェットノズルに導入される圧
    力よりも低い値とする方法。
  2. 【請求項2】 第1ジェットノズルを介してガスを供給
    しつつ、粒状物質を収容する保持容器からこの粒状物質
    をガスにより同伴されるように入口を介して供給し、こ
    の同伴物質とガスとを、前記第1ノズルと軸方向に整合
    しかつ前記入口により前記第1ノズルから離隔された第
    1ベンチュリを介して、前記第1ジェットノズルおよび
    前記第1ベンチュリの軸線に対して反射可能な角度に装
    着された衝突粉砕面に衝突して該衝突粉砕面で反射され
    るように通し、この衝突粉砕面から離隔されかつ前記第
    1ジェットノズルおよび前記第1ベンチュリの軸線の反
    射線と交差する長手方向軸線を有する第2ジェットノズ
    ルにガスを供給して、前記衝突粉砕面から反射された物
    質を同伴し、前記第2ジェットノズルと軸方向に整合し
    た第2ベンチュリを介して、反射し同伴された物質およ
    びガスを、周壁と排気ガスおよび粒状物質用出口と前記
    第2ベンチュリを有する前記周壁を通って延出する供給
    手段とを備える円筒状の分離室内に供給し、前記ガスか
    ら粉砕された粒状物質を分離し、この分離されかつ粉砕
    された粒状物質および前記ガスを前記分離室から別々に
    排出する、粒状物質の粉砕方法であって、前記保持容器
    内の粒状物質の量は、この保持容器を満たす量よりも少
    なく、これにより空槽容積を形成し、この空槽容積中の
    ガスが大気圧より高い圧力に維持され、この空槽容積内
    のガスの圧力を、大気圧以上の少なくとも0.05MP
    aとし、かつ前記第1ジェットノズルに導入される圧力
    よりも低い値とする方法。
  3. 【請求項3】 前記空槽容積内のガス圧が、大気圧以上
    の0.1MPaから0.3MPaである請求項2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 ガスが、前記第1ジェットノズルおよび
    前記第2ジェットノズルの夫々に少なくとも0.5MP
    aの圧力で供給される請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1ベンチュリのスロート面積と前
    記第1ジェットノズルの面積との比率が約3:1で、前
    記第2ベンチュリのスロート面積と前記第2ジェットノ
    ズルの面積との比率が約10:1であり、ガスが約2M
    Paの圧力で前記ジェットノズルの夫々に供給される請
    求項2から4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1ジェットノズルおよび前記第2
    ジェットノズルに供給されるガスが蒸気もしくは空気で
    ある請求項2から5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 ガスが、前記分離室の周壁の一つもしく
    はそれ以上の別の入口を介して前記円筒状の分離室内に
    導入される請求項2から6のいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記保持容器内の圧力を維持するのに使
    用されるガスは、空気、窒素もしくは二酸化炭素である
    請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記粒状物質が、ポケット装置を備える
    エアロックにより保持容器へ供給され、このポケット装
    置はその装置内に配置された物質を大気圧のホッパから
    大気圧より高い圧力の保持容器に移すために回動可能で
    ある請求項1から8のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記粒状物質が、二酸化チタン、シリ
    カ、シリケート、二酸化アルミ、アンチモン顔料、カル
    シウム顔料、カーボンブラック、酸化鉄、酸化鉛、酸化
    亜鉛もしくはジルコニアである請求項1から9のいずれ
    か1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ジェットミルに供給された粒状物
    質は湿性を有しており、この粒状物質がジェットミル内
    で同時に乾燥されかつ粉砕される請求項1から10のい
    ずれか1項記載の方法。
JP5324837A 1992-12-24 1993-12-22 粒状物質の粉砕方法 Pending JPH06226133A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB929226994A GB9226994D0 (en) 1992-12-24 1992-12-24 Method of milling
GB92269943 1992-12-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06226133A true JPH06226133A (ja) 1994-08-16

Family

ID=10727242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5324837A Pending JPH06226133A (ja) 1992-12-24 1993-12-22 粒状物質の粉砕方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5421524A (ja)
EP (1) EP0604034B1 (ja)
JP (1) JPH06226133A (ja)
CN (1) CN1033621C (ja)
AU (1) AU668435B2 (ja)
CA (1) CA2110473A1 (ja)
DE (1) DE69312238T2 (ja)
ES (1) ES2105136T3 (ja)
FI (1) FI935846A (ja)
GB (1) GB9226994D0 (ja)
MY (1) MY109161A (ja)
NO (1) NO305279B1 (ja)
ZA (1) ZA939369B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013032270A (ja) * 2011-06-27 2013-02-14 General Electric Co <Ge> 純度要件を満たすために不活性ガスを用いるホウ素粉末のジェットミル

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU666271B2 (en) * 1993-06-22 1996-02-01 Allpower Industries Australia Ltd Improved shredding apparatus
US5765766A (en) * 1994-12-08 1998-06-16 Minolta Co., Ltd. Nozzle for jet mill
US5598979A (en) * 1995-04-20 1997-02-04 Vortec, Inc. Closed loop gradient force comminuting and dehydrating system
DE19536845A1 (de) * 1995-10-02 1997-04-03 Bayer Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von feinteiligen Feststoffdispersionen
EP0803547B1 (en) * 1996-03-01 2002-06-05 Ciba SC Holding AG Copper phthalocyanine pigment
ES2173414T3 (es) * 1996-12-02 2002-10-16 Ciba Sc Holding Ag Procedimiento para la preparacion de una composicion de pigmentos.
DE19720297A1 (de) * 1997-05-15 1998-11-19 Bayer Ag Verfahren und Vorrichtung zur Eindosierung von körnigem Grobgut in eine Luftstrahlmühle
IE970801A1 (en) * 1997-11-11 1999-05-19 Helsinn Chemicals Ireland Ltd An apparatus for producing a pharmaceutical product
US5868974A (en) * 1997-11-27 1999-02-09 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Process for preparing pitch foams
US6203405B1 (en) 1998-06-30 2001-03-20 Idaho Powder Products, Llc Method for using recycled aluminum oxide ceramics in industrial applications
CN1287023A (zh) * 1999-09-08 2001-03-14 株式会社威士诺 喷射式粉碎机
US6540165B1 (en) * 1999-09-24 2003-04-01 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Process for handling particulate material at elevated pressure
US6517015B2 (en) 2000-03-21 2003-02-11 Frank F. Rowley, Jr. Two-stage comminuting and dehydrating system and method
US6715705B2 (en) 2001-03-16 2004-04-06 Frank F. Rowley, Jr. Two-stage comminuting and dehydrating system and method
CA2420034C (en) * 2003-02-18 2007-09-25 Jim Mcturk Jet pump system for forming an aqueous oil sand slurry
US6790349B1 (en) 2003-05-05 2004-09-14 Global Resource Recovery Organization, Inc. Mobile apparatus for treatment of wet material
JP4817683B2 (ja) * 2004-03-15 2011-11-16 昭和電工株式会社 丸味状電融アルミナ粒子、その製造方法およびそれを含有する樹脂組成物
EP1775024A1 (en) * 2004-07-09 2007-04-18 Sunrex Kogyo Co.,Ltd. Jet mill
US20080061004A1 (en) * 2004-10-29 2008-03-13 Loran Balvanz Method and apparatus for producing dried distillers grain
US20070007198A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-11 Loran Balvanz Method and apparatus for producing dried distiller's grain
DE102005036211A1 (de) * 2005-08-02 2007-02-08 Lanxess Deutschland Gmbh Strahlmühle mit integriertem dynamischen Sichter
DE102006023193A1 (de) * 2006-05-17 2007-11-22 Nied, Roland, Dr.-Ing. Verfahren zur Erzeugung feinster Partikel mittels einer Strahlmühle
CN103025433B (zh) * 2010-07-30 2014-08-06 细川密克朗集团股份有限公司 喷射式磨机
JP6273146B2 (ja) * 2011-02-04 2018-01-31 クライマックス・モリブデナム・カンパニー 二硫化モリブデン粉末およびそれを製造するための方法と装置
CN103120981A (zh) * 2013-03-15 2013-05-29 济南裕兴化工有限责任公司 汽粉机上的汽粉助剂加入装置
RU2579795C1 (ru) * 2015-02-25 2016-04-10 Открытое акционерное общество "Тюменский аккумуляторный завод" Способ измельчения белой сажи в центробежной мельнице
WO2018082789A1 (de) * 2016-11-07 2018-05-11 Wacker Chemie Ag Verfahren zum mahlen von silizium enthaltenden feststoffen

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2032827A (en) * 1933-11-21 1936-03-03 Internat Pulverizing Corp Method of and apparatus for providing material in finely divided form
US2119887A (en) * 1936-11-05 1938-06-07 Elman B Myers Apparatus for disintegrating solids
GB592967A (en) * 1944-07-19 1947-10-03 Internat Pulverizing Corp Improvements relating to the pulverizing of solids
GB634723A (en) * 1946-02-15 1950-03-29 Blaw Knox Co Improvements in or relating to classifiers particularly for use in grinding or pulverizing solids
GB667763A (en) * 1948-05-21 1952-03-05 Andrew Jackson Fisher Improvements in or relating to impact pulverizers
GB671580A (en) * 1949-03-05 1952-05-07 Safety Car Heating & Lighting Milling process and apparatus
US2763437A (en) * 1953-01-16 1956-09-18 Sturtevant Mill Co Apparatus for grinding
GB785679A (en) * 1956-08-13 1957-10-30 Conrad Marius Trost Jet mill
US2983453A (en) * 1958-03-13 1961-05-09 Socony Mobil Oil Co Inc Method of pulverization
US3688991A (en) * 1970-07-30 1972-09-05 Norwood H Andrews Jet and anvil comminuting apparatus, and method
DE2040519C2 (de) * 1970-08-14 1984-04-12 Alpine Ag, 8900 Augsburg Fließbettstrahlmühle
GB2091127B (en) * 1980-11-13 1984-05-02 Hosokawa Micron Kk Jet pulverizes
DE3140294C2 (de) * 1981-10-10 1983-11-17 Alpine Ag, 8900 Augsburg Verfahren und Vorrichtung zum Trennen eines Gutgemisches in Komponenten unterschiedlicher Mahlbarkeit
GB2111855B (en) * 1981-12-11 1985-01-03 Tioxide Group Plc Fluid energy mill
JPS6018454B2 (ja) * 1982-02-06 1985-05-10 タ−ボ工業株式会社 対向式ジエツトミル
FI72897C (fi) * 1983-03-04 1987-08-10 Finnpulva Ab Oy Inmatningsanordning foer en tryckkammarkvarnanlaeggning.
US4610395A (en) * 1984-02-27 1986-09-09 Ford James A Process for producing particulate pigment having improved tinctorial characteristics
FI77580C (fi) * 1985-11-26 1989-04-10 Kemira Oy Foerfarande och anordning foer foerbaettrande av malresultatet i en tryckammarkvarn.
GB8628586D0 (en) * 1986-11-29 1987-01-07 Tioxide Group Plc Mill
DE3702787A1 (de) * 1987-01-30 1988-08-11 Bayer Ag Verfahren und vorrichtung zum mikronisieren von feststoffen in strahlmuehlen
GB8720904D0 (en) * 1987-09-05 1987-10-14 Tioxide Group Plc Mill

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013032270A (ja) * 2011-06-27 2013-02-14 General Electric Co <Ge> 純度要件を満たすために不活性ガスを用いるホウ素粉末のジェットミル

Also Published As

Publication number Publication date
EP0604034B1 (en) 1997-07-16
FI935846A0 (fi) 1993-12-23
DE69312238T2 (de) 1997-10-30
AU668435B2 (en) 1996-05-02
FI935846A (fi) 1994-06-25
ES2105136T3 (es) 1997-10-16
NO934752D0 (no) 1993-12-22
NO305279B1 (no) 1999-05-03
EP0604034A1 (en) 1994-06-29
ZA939369B (en) 1994-08-08
AU5218593A (en) 1994-07-07
NO934752L (no) 1994-06-27
CN1091337A (zh) 1994-08-31
GB9226994D0 (en) 1993-02-17
MY109161A (en) 1996-12-31
CN1033621C (zh) 1996-12-25
CA2110473A1 (en) 1994-06-25
DE69312238D1 (de) 1997-08-21
US5421524A (en) 1995-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06226133A (ja) 粒状物質の粉砕方法
US3876156A (en) Method of and apparatus for the jet-pulverisation of fine grained and powdered solids
JP3562643B2 (ja) ジェットミルの砕料供給装置
CN114273043B (zh) 流化床对喷式研磨机和运行流化床对喷式研磨机的方法
CA2554080A1 (en) Jet mill with integrated dynamic classifier
US4792098A (en) Improved impact plate grinding mill having reduced milling gas consumption
AU582280B2 (en) Grinder housing for a pressure chamber grinder
HU196323B (en) Air-jet mill for fine and/or cryogenic grinding, surface treating advantageously hard, elastic and/or thermoplastic matters
SU1706378A3 (ru) Установка дл измельчени материалов с камерной мельницей
US4832268A (en) Improved mill for grinding powder and method of using
JPS6064647A (ja) コ−チング方法および装置
US4697743A (en) Method of finely crushing particles of material in an impact mill and apparatus for performing the method
GB2273670A (en) Method of milling; Jet mill
US4919339A (en) Method and apparatus for improving the grinding result of a pressure chamber grinder
JPS58143853A (ja) 超音速ジエツトミル
GB2273671A (en) Method of simulataneously milling and drying
JPH02152559A (ja) 粉砕およびコーティング装置
KR0180107B1 (ko) 압축성 유체를 이용한 미분체의 분쇄 방법 및 그 장치
JPH01317556A (ja) 粉砕およびコーティング装置
JP2007105651A (ja) ガス循環式粉砕処理装置
DK144875B (da) Straalemoelle