JPH06225907A - 綿 棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 棒軸上の少なくとも一方に目盛りを付してな
る綿棒を使用したことによって、誤って耳道内及び鼻内
を傷付けることなく、容易にかつ安全にしかも効果的に
清潔さを保ち、顕著な使用感と満足感を得る。 【構成】 棒軸１に、棒軸上の少なくとも一端に綿包部
２とその一方に目盛り３を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、綿棒を使用する際、適
切な持つ位置を正確に確認して定め、一定の深さで容易
にかつ安全に使用することができる、目盛りを付してな
る綿棒に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、綿棒は主として、棒軸及び棒軸上
の少なくとも一端に綿包部を持つもので構成されてい
る。また、各種の清掃を目的とする綿棒は市場に広範囲
に出回っており、これらは例えば、耳や鼻の衛生用及び
化粧用などの様々な用途で広く使用されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】公知の綿棒は、綿包部
を必要以上に深く押し入れてしまう危険性があり、かな
り外傷の原因となるから問題である。この場合、鼓室の
障害が考えられるだけでなく、耳道内の耳あかを奥深く
押しやる事になったり、鼓膜をも傷つけることが多々あ
るという問題点があった。

【０００４】また、人それぞれ耳道内及び鼻内の深さ及
び大きさは一定しておらず、また、綿棒の持ち方も異な
ったり、安定しない場合があるため、使用する際、綿包
部を必要以上に深く押し入れないようにするためには、
適切な持つ位置を正確に確認して定め、一定の深さで容
易にかつ安全に使用することを容易にできることが必要
とされる。

【０００５】発明が解決しようとする課題は、だれでも
適切な持つ位置を正確に確認して定め、一定の深さで容
易にかつ安全に使用することができる綿棒を提供する点
にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の綿棒においては、棒軸上の少なくとも一方
に目盛りなどを付すことである。

【０００７】本発明に用いる目盛りなどとしては、だれ
でも容易に視覚的及び触覚的又はどちらか一方に於い
て、適切な持つ位置を正確に確認して定められる方法で
あることが好ましい。

【０００８】例えば、棒軸上に目盛りを付すことの他
に、棒軸上に文字を付すこと、棒軸上に数字を付すこ
と、棒軸上に記号を付すこと、棒軸上に凹凸を付すこ
と、及び棒軸上に棒軸と異なる色を塗り分けて付すこと
があげられる。これらの方法によって、だれでも適切な
持つ位置を正確に確認して定め、一定の深さで容易にか
つ安全に綿棒を使用することができるので、耳道内及び
鼻内に深く押し入れるのを防ぐことができて、より一層
好ましい。

【０００９】

【作用】綿棒の棒軸上に少なくとも一方に目盛りなどを
付すことで、人それぞれ耳道内及び鼻内の深さ及び大き
さが一定していなかったり、また、綿棒の持ち方も異な
る場合があるが、綿包部を必要以上に耳道内及び鼻内へ
深く押し入れないように、適切な持つ位置を正確に確認
して定め、一定の深さで容易にかつ安全に綿棒を使用す
ることができる。

【００１０】

【実施例】本発明の少なくとも一方に目盛りなどを付し
てなる綿棒の１実施例を図１に基づいて説明する。綿棒
は、棒軸上の少なくとも一端に綿包部２を持ち、棒軸上
の少なくとも一方に目盛り３を付してなる棒軸１を備え
ている。

【００１１】目盛り３は、綿包部２を有しない棒軸上に
於いて標示され、通常容易に確認することができる。

【００１２】その為には、棒軸上に目盛り３を付すこと
の他に、棒軸上に文字を付すこと、棒軸上に数字を付す
こと、棒軸上に記号を付すこと、棒軸上に凹凸を付すこ
と、及び棒軸上に棒軸１と異なる色を塗り分けて付すこ
とが適切である。上記の方法は、１種類又は２種類以上
であっても、充分な効果を発揮することができる。

【００１３】また実験者等によると、人それぞれ耳道内
及び鼻内の深さ及び大きさは一定していなかったり、ま
た、綿棒の持ち方も異なったりして、安定しない場合が
あるため、従来の綿棒の場合、常に良好かつ一定した安
全な使用を継続することは、非常に慣れと勘を要してい
た。また、その働きが充分いかされていなかったり、安
全性に問題があることが確認された。

【００１４】しかし、棒軸上に少なくとも一方に目盛り
を付してなる綿棒を使用した場合には、常に適切な持つ
位置を正確に確認して定めることができるので、綿包部
を必要以上に耳道内及び鼻内へ深く押し入れることがな
く、一定の深さで容易にかつ安全に使用することができ
た。

【００１５】

【発明の効果】この発明にかかわる綿棒を使用するとき
は、適切な持つ位置を正確に確認して定めることができ
たので、綿包部が必要以上に耳道内及び鼻内へ深く押し
入らないように効果的に阻止しながら、一定の深さで容
易にかつ安全に使用することができる。

【００１６】これによって、綿包部を必要以上に深く押
し入れた場合、外傷の原因となり、鼓室の障害が考えら
れるだけでなく、耳道内の耳あかを奥深く押しやる事
や、鼓膜をも傷つけることより回避される。

【００１７】このことは、今まで綿棒の使用を控えてい
た人をも含め、より多くの人に心理的な安心感を与える
と共に、本発明の綿棒の使用による衛生面での健康管理
をより一層うながすという点にも優れた効果を発揮する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図面は、本発明の１実施例を示す側面図であ
る。

【符号の説明】

１ 棒軸 ２ 綿包部 ３ 目盛り

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】棒軸上の少なくとも一端に綿包部を持ち、
   棒軸上の少なくとも一方に目盛りを付してなることを特
   徴とする綿棒。
2. 【請求項２】棒軸上の少なくとも一方に文字を付してな
   ることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の綿
   棒。
3. 【請求項３】棒軸上の少なくとも一方に数字を付してな
   ることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の綿
   棒。
4. 【請求項４】棒軸上の少なくとも一方に記号を付してな
   ることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の綿
   棒。
5. 【請求項５】棒軸上の少なくとも一方に凹凸を付してな
   ることを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の綿
   棒。
6. 【請求項６】棒軸上の少なくとも一方に色を付してなる
   ことを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の綿
   棒。