JPH0622432A - 屋内配線分岐/中継器具 - Google Patents

屋内配線分岐/中継器具

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Publication number
JPH0622432A
JPH0622432A JP4179771A JP17977192A JPH0622432A JP H0622432 A JPH0622432 A JP H0622432A JP 4179771 A JP4179771 A JP 4179771A JP 17977192 A JP17977192 A JP 17977192A JP H0622432 A JPH0622432 A JP H0622432A
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JP
Japan
Prior art keywords
branching
wiring
branch
relaying
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4179771A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Kondo
俊裕 近藤
Tetsuya Hayashi
林  哲也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0622432A publication Critical patent/JPH0622432A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Distribution Board (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 住宅等の屋内電気配線において、住宅建設の
工程管理上の制約を与えることなく、また住宅完成後の
配線の追加/変更等が容易で、かつ誤結線の怖れが少
く、また屋内各ゾーン毎の電気器具の電気使用状態を集
中的に監視できる分岐/中継器具を提供する。 【構成】 このため、分電盤1からの電源電線2を前記
ゾーン毎に分岐/中継するための分岐盤3を室内壁面上
部に露出して取付け、この分岐盤3内の前記電源電線2
の分岐/中継を、その回路の種類毎のそれぞれの専用分
岐/中継器具、例えば10,11,12に、それぞれ使
用回路毎の電気使用状態表示LED16ならびに強制オ
フスイッチ15,22,23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は屋内配線、特に住宅内
等の屋内電気配線に適した電源の分岐または中継器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の住宅内電気配線における
各取付電気器具への分岐または中継(以下、分岐/中継
と記す)は、図12にその一例の接続概念図を示すよう
に、天井裏や壁内に隠蔽して取付けられたジョイントボ
ックス40内において接続すべき各電線を束ね、それぞ
れをリングスリーブ41、もしくは図13にその一例の
斜視図を示すコネクタ42等により電源43の非接地線
44や接地線45等を、所要の各スイッチ46,47;
各コンセント48,49;各照明器具50,51等にそ
れぞれ接続するよう構成されていた。なお、図13のコ
ネクタ42における52はハウジング、53は導電部5
4用の各電線挟持用板ばねを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように、リングスリーブ41やコネクタ42等を用いて
各電線を接続する場合、自由にいくつもの電線を束ねて
結線することができる反面、一般的には不整状態である
建設現場において、結線すべき電線毎に正しく分類して
結線する必要があるため、その仕分け違いによる誤結線
を生じる可能性が高かった。
【0004】また、天井裏や壁内に隠蔽取付けされたジ
ョイントボックス40により、分電盤からの電源の分岐
/中継を行う場合、これら電線の配線作業は、壁や天井
の下地工事が終わってから内装工事を行うまでの間でし
か行うことができず、住宅建築の工程管理上からの制約
があった。
【0005】また、住宅完成後に分岐/中継する電線を
追加または変更する必要を生じた場合には、端末の配線
器具より新たに分岐して、露出配線にて追加/変更する
か、あるいは隠蔽された部分に入り込んで追加または変
更しなければならないため極めて面倒であった。
【0006】さらに、室内の電気使用状態の表示を行う
ためには、各回路電線の端末に取付ける配線器具または
接続する電気器具自体で表示を行うしかなく、例えば就
寝時等に電気器具の使用停止の確認等を行いたい場合、
その電気器具または、接続されている配線器具の各個所
を個々に確認して回らなければならないため、極めて不
便であった。
【0007】この発明は、以上のような局面にかんがみ
てなされたもので、前記のような住宅建築の工程管理上
の制約を緩和し得ると共に、住宅完成後の電線の追加/
変更等が容易であり、かつ、電線の結線が簡単であると
共に、集中的に室内の電気使用状態の表示を行うことの
できる手段の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、屋内配線における電源の分岐/中継を行う分岐/
中継器具において、分岐/中継する回路毎の電気使用状
態を表示するための表示手段と、前記各分岐/中継回路
の電気的切断を行うためのスイッチ手段とを備えるよう
構成することにより、前記目的を達成しようとするもの
である。
【0009】
【作用】以上のような本発明による屋内配線分岐/中継
器具を使用して、例えば住宅等の屋内電気配線を行うこ
とにより、住宅建築の工程管理上の制約が緩和され、ま
た住宅完成後の電線の追加や変更も容易となると共に、
分岐/中継の誤結線も防止でき、各分岐/中継回路毎の
電気使用状態も分岐盤において集中的に確認することが
できる。また、各回路毎のスイッチ手段により、分岐回
路の変更や分岐回路を使用しないときは、安全のために
その分岐回路を電気的に切断することができる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1に、本発明に係る屋内配線の一実施例の概念
図、図2にその屋内配線取付け手順の概念図を示す。1
は分電盤、2はそれからの電源電線で、各部屋の壁面上
部に露出させて取付けられた分岐盤3に接続されてい
る。4は、分岐盤3から各室内用機器へそれぞれ分岐/
中継して供給された各分岐/中継電線、5は天井面に取
付けられた各照明灯、6は壁面に取付けられた空調機
(エアコン)、また7は壁面上のスイッチ、8はコンセ
ントを示す。
【0011】この実施例による屋内配線の取付け手順
は、図2に示すように、各仕切壁や天井の下地工事(9
は壁下地を示す)が終ってから分電盤1の電源電線2
と、各器具間の分岐/中継配線4のみを取付け、これら
分岐/中継結線及び端末の各配線器具との結線は、内装
工事が終了してから集中的に実施することができるの
で、建築工程順序に大きな制約を与えることなく配線作
業を行うことができる。
【0012】また、分岐壁3内における電源の分岐/中
継は、それぞれ図3〜8に示すような分岐/中継回路の
種類毎に製作され、かつそれら各回路毎の電気使用状態
を表示し得る各専用器具を用いて行うことができる。図
3(a),(b)は、専用のコンセント分岐器具10例
のそれぞれ正面及び背面斜視図、図4はその回路図、図
5(a),(b)は専用の照明分岐器具11例のそれぞ
れ正面及び背面斜視図、図6はその回路ブロック図、ま
た図7(a),(b)は、専用配線中継器具12例のそ
れぞれ正面及び背面斜視図、図8はその回路ブロック図
である。
【0013】まず、図3,4に示すコンセント分岐器具
10について説明する。この図例は、コンセント3回路
の分岐強制オフスイッチ付き、使用時はLEDで発光表
示、所定の定格容量、2種の電線径用連結端子付きで、
1個用スイッチボックス取付け可能の諸機能を有する専
用器具である。8a,8b,8cは3個のコンセント、
13は電源用配線、14は各コンセント配線、15はそ
れぞれ各コンセント用の強制オフスイッチであり、また
各回路毎にそれぞれ“オン”時に発光する表示用LED
16を備えている。
【0014】つぎに、図5,6に示す照明分岐器具11
について説明する。この図例は照明灯一回路の分岐、専
用押ボタンスイッチ17付き(複数の17a,17b取
付け可能)、強制オフスイッチ付き、使用時発光表示す
るLED16付き、所定の定格容量、2種の電線径用連
結端子付きで、1個用スイッチボックス取付け可能の諸
機能を有する専用器具である。18は専用スイッチ配線
(複数取付け可能)、19は負荷としての照明灯8用配
線、20はリレー、21はその制御回路、22は強制オ
フ用キースイッチを示す。
【0015】つぎに、図7,8に示す専用配線中継器具
12について説明する。この図例は、専用回路3回路の
中継、強制オフ押ボタンスイッチ23付き、使用時発光
表示するLED16付き、所定の定格容量で2種の電線
径用連結端子付きで、1個用スイッチボックス取付け可
能の諸機能を備えた専用器具である。24は分電盤1か
らの各配線、25a,25b,25cの3個の専用器具
用配線、26a,26b,26cはそれ用の各コンセン
トを示す。
【0016】図9に、これらの各専用器具10,11,
12を使用して、それぞれAコンセント回路、B片切り
スイッチ・照明回路、C3路スイッチ照明回路及びD専
用配線回路の分岐/中継を行ったときの分岐盤3の概念
図を示す。27,28はそれぞれ片切りスイッチ及び3
路スイッチである。既述のように、分岐盤3内における
電源配線13は、それぞれ分岐/中継を行う各回路の種
類毎に分岐/中継することができ、かつ分岐/中継する
回路の電気使用状態の表示をLED16により行うこと
のできる各専用器具10,11,12を使用して行うた
め、分岐/中継結線はこれら専用器具10,11,12
に電源線13と、分岐/中継する各配線14,18,1
9,25a〜25c等を取付けるのみで結線されるた
め、誤結線を生ずる可能性を実質的に防止することがで
きる。また、分岐盤3内の各専用器具10,11,12
の電気使用状態のLED表示16を監視することによ
り、各ゾーンの電気使用状態を集中的に確認することが
できる。
【0017】(他の実施例及び効果)なお、図9に示し
た実施例においては、分岐盤3は単体で壁面に取付けら
れる構造となっているが、建築工法がパネル工法等の場
合には、図10にその一例の正面図を示すように、入口
ドアの上部に分岐盤3を配設したドアパネル30等を製
作してこれを使用することもでき、また、図11に要部
斜視図を示すように、回り縁ケースウェイ31と一体化
した分岐盤3を製作して使用してもよい。要は分岐盤3
が室内の壁面上部に露出した形式で取付けられていれば
よい。
【0018】また、前記各専用器具10,11,12
は、図9例に示すように、コンセント3回路分岐用のコ
ンセント分岐器具10(図3)照明1回路の分岐を行う
照明分岐器具11(図5)及びエアコン6等の専用配線
回路3回路の中継を行う専用配線中継器具12(図7)
により構成された事例を示したが、各専用器具の分岐/
中継回路の種類及び分岐/中継数は、これらのみに限定
されるものでなく、特に制限は存在せず、要は、接続す
る電源が分かり易く、かつ分岐盤3内で分岐/中継し易
いように構成されていればよい。
【0019】さらにまた、各専用器具10,11,12
等における電気使用状態の表示手段は、LED16のみ
に限定されるものでなく、例えばEL(蛍光体の電圧発
光)等を用いるものであっても差支えなく、要は室内か
ら集中的に確認し得る表示手段であればよい。
【0020】また、各専用器具には、前記各図例のよう
に分岐回路の照明の点滅や使用しない回路の電気的切断
のためのスイッチが取付けられており、これによって、
例えば住宅建築完成後に配線を追加/変更したい場合、
分岐盤3内の該当専用器具を変更することにより、容易
に実施することができる。また図11のように回り縁に
ケースウェイ11を使用することにより、美観を損なう
ことなく配線の追加/変更を行うことができる。また、
分電盤3内の各専用器具による前記LED16等の表示
により一個所にてゾーン内の電気使用状態を集中的に確
認することができる。
【0021】また、照明及びスイッチ等の分岐には、図
6に示すようなリレー20及びその制御部21を有する
専用分岐器具11を使用することにより、照明の制御は
スイッチ回路の接点信号により行うことができるため、
スイッチの種類が、例えば図9B,Cに示すような片切
り及び3路、あるいは4路等であっても、すべて2線に
て配線することができ、誤結線を防止することができる
と共に、スイッチの追加等をも容易に行うことができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、分電盤からの電源を、屋内の各ゾーンに取付けられ
る器具に分岐/中継するようにしたため、各ゾーンの毎
にこれらの分岐/中継を行うための分岐盤を使用すると
ともに、この分岐盤を室内壁面上部に露出して取付け、
電気使用状態の表示機能を有する専用分岐/中継器具を
用いて分岐/中継を行うことにより、住宅建築の工程管
理が容易になり、また住宅完成後の電線の追加や変更も
容易となるとともに、分岐/中継における誤結線も防止
でき、各分岐回路毎の電気使用状態も分岐盤において集
中的に確認することができる。また、それぞれのスイッ
チ手段により分岐/中継回路の変更や不使用時には、安
全のためにその回路を電気的に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 屋内配線の一実施例の概念図
【図2】 その取付け手順の概念図
【図3】 コンセント分岐器具例の正面及び背面斜視図
【図4】 その回路図
【図5】 照明分岐器具例の照明及び背面斜視図
【図6】 その回路ブロック図
【図7】 専用配線中継器具例の照明及び背面斜視図
【図8】 その回路ブロック図
【図9】 前記各専用分岐/中継器具を使用した分電盤
の概念図
【図10】 分岐盤配設ドアパネルの一例の正面図
【図11】 回り縁ケースウェイと一体化した分岐盤の
要部斜視図
【図12】 従来の屋内配線接続の一例の概念図
【図13】 そのコネクタの一例の斜視図
【符号の説明】
1 分電盤 2 電源電線 3 分岐壁 4 分岐/中継電線 10 コンセント分岐器具(専用器具) 11 照明分岐器具(専用器具) 12 専用配線中継器具(専用器具) 15,22,23 強制オフスイッチ 16 LED(表示手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 31/06 B 7354−5E H02B 1/40 H02G 3/28 C 7335−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内配線における電源の分岐または中継
    (以下、分岐/中継と記す)を行う分岐/中継器具にお
    いて、分岐/中継する回路毎の電気使用状態を表示する
    ための表示手段と、前記各分岐/中継回路の電気的切断
    を行うためのスイッチ手段とを備えたことを特徴とする
    屋内配線分岐/中継器具。
JP4179771A 1992-07-07 1992-07-07 屋内配線分岐/中継器具 Pending JPH0622432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4179771A JPH0622432A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 屋内配線分岐/中継器具

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JP4179771A JPH0622432A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 屋内配線分岐/中継器具

Publications (1)

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JPH0622432A true JPH0622432A (ja) 1994-01-28

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ID=16071601

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JP4179771A Pending JPH0622432A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 屋内配線分岐/中継器具

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JP (1) JPH0622432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105449478A (zh) * 2015-12-21 2016-03-30 佛山贝利安照明科技有限公司 一种led灯用的新型连接插头结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105449478A (zh) * 2015-12-21 2016-03-30 佛山贝利安照明科技有限公司 一种led灯用的新型连接插头结构

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