JPH06223456A - 磁気テープ記憶装置のテープローディング装置 - Google Patents

磁気テープ記憶装置のテープローディング装置

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JPH06223456A
JPH06223456A JP5010576A JP1057693A JPH06223456A JP H06223456 A JPH06223456 A JP H06223456A JP 5010576 A JP5010576 A JP 5010576A JP 1057693 A JP1057693 A JP 1057693A JP H06223456 A JPH06223456 A JP H06223456A
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JP
Japan
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tape
reel
shaft
cam
take
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Application number
JP5010576A
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English (en)
Inventor
Tomoki Shoji
知樹 荘司
Toshihiro Koyama
利裕 小山
Noriaki Masuda
憲明 益田
Nobuyuki Kaku
信行 賀来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッドをもつ磁気テープ記憶装置におい
て、テープの損傷および走行負荷をより小さくすること
ができるようにさせることにある。 【構成】 スレッドアームがカムによって運動を制御さ
れ、リードブロックをサプライリールからテークアップ
リールにむかって移動させかつテークアップリールに装
着する運動をスレッドピンになさせていると共に、スレ
ッドアームがテークアップリールの傾斜配置もとづくリ
ールの高低差に関連する昇降をカムによってなされてい
る。 【効果】 リールの一方と回転ヘッドとのあいだにガイ
ドポストを必要とすることなしに、テークアップリール
にたいするリードブロックの装着をおこなえるので、テ
ープの損傷および走行負荷の小さな磁気テープ記憶装置
を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気テープ記憶装置
におけるテープローディング装置に係わり、とくに、サ
プライリールのみを容器に内蔵するカセットテープある
いはカートリッジテープに信号の記録再生を回転ヘッド
によっておこなっているコンピュータシステムのファイ
ル装置として好適な磁気テープ記憶装置にたいするテー
プローディング装置に関している。
【0002】
【従来の技術】この種の磁気テープ記憶装置におけるテ
ープローディング装置は、たとえばアメリカ特許明細書
第4,399,936号に記載されているように、サプ
ライリールと、テークアップリールと、これらのあいだ
に配置された固定ヘッドと、サプライリールに巻き付け
られたテープの端部をテークアップリールに装着するス
レッド手段を含み、スレッド手段がサプライリールに巻
き付けられたテープの端部を保持する、回転可能なシャ
フトに支持されたスレッドアームと、テープ端をテーク
アップリールに装着する移動をスレッドアームになさせ
るカムをもつカム機構とを具備している。
【0003】図10および図11はこのようなテープロ
ーディング装置の具体的構成を示している。カートリッ
ジテープaはリールを内蔵し、テープbがリールに巻き
付けられ、リードブロックcがテープの巻き終り端に固
定されている。スレッドアームdは一端をシャフトeに
固定され、他端にリードブロックにはまるスレッドピン
fを取り付けられている。シャフトeは、ベースにある
軸受に保持され、モータgおよび減速歯車hによって回
転することができる。カム部材iがシャフトと同軸に配
置されかつベースに固定されている。このカム部材には
溝カムが設けられ、スレッドアームaには溝カムにたい
する接触子が取り付けられている。テープのスレッディ
ングは、カートリッジテープaがリードブロックcをス
レッドアームdにあるスレッドピンfに挿入される位置
に移動されると、モータgがスレッドアームaを回転
し、同時にスレッドアームaにある接触子がカム部材i
にある溝カムによって運動を制御され、リードブロック
cをカートリッジテープaからテークアップリールjに
移動させ、テークアップリールjに装着すると共に、ヘ
ッドkに接触させることによってなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなテープロー
ディング装置は、テープとヘッドとの相対速度をたかめ
るために、固定ヘッドにかわって回転ヘッドを採用する
と、回転ヘッドにテープをヘリカルに巻き付ける際に、
ガイドポストなどのテープガイドによってテープを捩じ
る必要がある。これは、最低でもテープを二回おこなわ
なければならず、テープが損傷しやすくなる。
【0005】本発明の目的は、回転ヘッドを採用して
も、テープの損傷をより小さくすることができ、しかも
テープのスレッディングも確実におこなえる、改良され
たテープローディング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の磁気テープ記憶装置のテープローディン
グ装置はサプライリールと、テークアップリールと、こ
れらのあいだに配置されたヘッドと、サプライリールに
巻き付けられたテープの端部をテークアップリールに装
着するスレッド手段を含み、スレッド手段がサプライリ
ールに巻き付けられたテープの端部を保持する、回転可
能なシャフトに支持されたスレッドアームと、テープ端
をテークアップリールに装着する移動をスレッドアーム
になさせるカムをもつカム機構とを具備しているが、ヘ
ッドは傾斜配置された回転ヘッドからなり、リールの一
方がリールの他方にたいして傾斜して配置されていると
共に、回転ヘッドとのあいだに傾斜配置されたテープガ
イドを具備し、スレッドアームはシャフトと一緒の回転
およびカム機構にむかうスライドをなすようにシャフト
に保持され、カム機構はリールの傾斜配置もとづくリー
ルの高低差に関連する昇降をスレッドアームになさせる
第二のカムを具備させられている。
【0007】
【作用】テープのスレッディングは、スレッドアームが
回転され、第一のカム部材がテープと一緒にスレッドピ
ンをサプライリールからテークアップリールにむかって
移動させる運動をスレッドアームになさせる。このとき
に、第二のカム部材がスレッドアームをシャフトにそっ
てスライドさせて、テープ端の高さを傾斜配置されたリ
ールのそれに一致させて、サプライリールとテークアッ
プリールとが同一平面上に配置されていなくても、テー
クアップリールにたいするテープの装着をおこなえるた
め、テープを捩じるテープガイドを回転ヘッドと傾斜配
置されておらないリールとのあいだのみに設けるだけで
よい。
【0008】本発明において、第一および第二のカムを
もつ部材が回転を止められ、シャフトがこれを回転させ
る駆動源につながれていても、カムをもつ部材が駆動源
によって回転されてもよい。さらに、第一および第二の
カムが独立した二つのカム部材に設けられても、スレッ
ドアームを保持するシャフトと同軸配置されかつ回転を
止められた一つのカム部材に形成され、シャフトが駆動
源によって回転されるようにしてもよく、そうすること
によって、小形かつシンプルな構造をもつ装置とさせら
れる。また、回転ヘッドにたいするテープの巻き付け
は、たとえばスレッドアームによってリール間に渡され
たテープに接触する位置および回転ヘッドの両側の位置
のあいだの移動をおこなう第二のテープガイドと、第二
のテープガイドに前記移動をなさせる機構とによってな
される。このときに、傾斜配置されたリールと回転ヘッ
ドとのあいだに配置された前述のテープガイド、つまり
第一のテープガイドをテープのベース側に配置しても、
磁性面側に配置して、第二のテープガイドが前者の位置
にあるときに、第一のテープガイドをテープの磁性面に
接触させ、第二のテープガイドが後者の位置に移動する
ときに、第一のテープガイドをテープから退避させる機
構を具備させて、テープの走行抵抗をさらに減少させる
ようにしてもよい。
【0009】
【実施例】本発明の磁気テープ記憶装置のテープローデ
ィング装置の実施例は、以下に、図1〜図9を参照して
説明する。
【0010】このテープローディング装置は、たとえば
アメリカ合衆国のインターナショナル・ビジネス・マシ
ンズ・コーポレーションの3480カートリッジテープ
や、アメリカ合衆国のストレージ・テクノロジー・コー
ポレーションのSTKカートリッジテープなどのような
カートリッジテープを使用する磁気テープ記憶装置にた
いするものである。カートリッジテープ自体はひとつの
リールのみを容器に内蔵したカートリッジテープ10を
記憶媒体として使用するもので、図2に示すように、リ
ールに巻き付けられたテープ11の端部にはリードブロ
ック12が固定されている。
【0011】図1〜図5はこのテープローディング装置
におけるカートリッジテープのリードブロックをテーク
アップリールに装着する部分を示していて、カートリッ
ジテープのリードブロック12にはまるスレッドピンを
もつ回転可能なスレッドアーム21、カートリッジテー
プとテークアップリールとのあいだの移動をスレッドア
ーム21になさせるカム機構を具備している。
【0012】スレッドアーム21は、図3および図4に
示されているように、リンク22〜25からなってい
る。これらのリンク22〜25はピン26によってたが
いに連結されている。リンク24におけるリンク22お
よびリンク23にたいする連結点間の距離がリンク25
におけるリンク22およびリンク23にたいする連結点
間の距離と等しく、リンク22におけるリンク24およ
びリンク25にたいする連結点間の距離がリンク23い
おけるリンク24およびリンク25にたいする連結点間
の距離と等しく、リンク22〜25は平行四辺形リンク
機構を形成している。さらに、リンク23はリンク25
との連結点から外側にのび、リンク22におけるリンク
23との連結点から外側にのびている部分は折れ曲がっ
ている。
【0013】スレッドアーム21はこれを構成するリン
ク22の延長部分がシャフト27に取り付けられてい
る。取り付けは、図3によく示されているように、リン
ク22に形成されている半円筒形のへこみをシャフト2
7にはめ、同じく半円筒形のへこみをもつ部材28を外
側からはめ、部材28およびリンク22をボルト29に
よって締結することによってなされている。が、リンク
22および部材28によって形成される孔はシャフト2
7の直径よりも大きく、孔およびシャフト27における
孔にはまる部分はD形をなし、シャフト27と一緒にリ
ンク22を回転をさせ、しかもリンク22および部材2
8がシャフト27にそってスライドできるようにさせて
いる。
【0014】シャフト27はこのテープローディング装
置の本体30にある軸受に保持されていて、回転のみを
おこなえる。モータ31はシャフトを外部に突出させて
本体30に設置されている。シャフト27およびモータ
31のシャフトは本体30の反対面に突出しており、シ
ャフト27の突出端には歯車32が、モータシャフトの
それには歯車32に噛み合う歯車33がそれぞれ固定さ
れている。これらのシャフトと歯車32、33との結合
はそれぞれテーパピン34によってなされている。
【0015】スレッドピン35は公知に形態をもつもの
で、スレッドアーム21を構成するリンク24の延長部
分に取り付けられている。このスレッドピン35は、図
2によく示されているように、カートリッジテープ10
のリードブロック12にかん合する端部と反対端はねじ
となっており、このねじ部分をリンク24に挿入すると
共に、ナット36にねじ込むことによってリンク24に
固定され、ナット36をゆるめることによって、スレッ
ドピン35のリンク24からの突出長さを調整すること
ができる。ナット36は図示されていないがダブルナッ
トからなっている。
【0016】カム機構はカム部材40を含んでいる。カ
ム部材には溝カム41が設けられ、溝カム41にたいす
る接触子42はスレッドアーム21を構成するリンク2
3の延長部分に取り付けられている。接触子自体はたと
えばボールベアリングからなっている。また、カム部材
40の裏面には、図5に示すように、端面カム43が設
けられている。この端面カムにたいする接触子44はシ
ャフト27に固定されている。接触子自体はシャフト2
7にねじ込まれあるいは圧入されたピンからなってい
る。このカム部材40はスレッドアーム21の下部に配
置され、シャフト27にスライド可能にかん合されてい
ると共に、シャフト45、46にすべり軸受を介在して
挿入されている。シャフト45、46は、図2によく示
されているように本体30に固定され、シャフト45、
46の上端にあるばね受けとカム部材40とのあいだに
はコイルばね47、48が挿入され、端面カム43と接
触子42とを接触させている。さらにシャフト27の上
端にあるばね受けとスレッドアーム21とのあいだに
も、コイルばね49が挿入され、スレッドアーム21を
カム部材40に圧接している。
【0017】この手段は、たとえば図6に示すように、
カートリッジテープ10が装填されるテープ供給装置、
テークアップリール51を含むテープ巻き取り装置、こ
れらのあいだに配置された回転ヘッド52、テープを定
速度で移動させるキャプスタンシャフト53およびピン
チローラ54を含むテープ走行機構、それに、カートリ
ッジテープ10と回転ヘッド52とのあいだにおいてテ
ープ11を捩じるテープガイド55を含む手段およびテ
ープ11を回転ヘッド52にヘリカルに巻き付けるテー
プガイド56、57、58を含む手段とともに、磁気テ
ープ記憶装置を構成させられる。
【0018】テープガイド55をもつ手段は、カートリ
ッジテープ10からのテープ11を捩じって傾斜配置さ
れ回転ヘッド52にみちびくためのものである。テープ
ガイド55は、ここではカートリッジテープ10と回転
ヘッド52とのあいだに一本だけ配置されたガイドポス
トからなっていて、リードブロック12がスレッドピン
35によってテークアップリール51に装着されたとき
に、カートリッジテープからのテープ11の磁性面側に
接触するように配置されている。テープガイド自体は、
図7に示すように、傾斜配置されたピンの形態をもつも
ので、たとえばこの磁気テープ記憶装置の本体59に回
転可能に取り付けられたアームに支持され、ソレノイド
によってこのアームを回転させることによって、鎖線の
位置と実線の位置とのあいだの回転をおこなわせて、実
線の位置に移動されたときに、カートリッジテープのリ
ール12とテークアップリール51とのあいだにある部
分を捩じるようにしている。
【0019】テープガイド56〜58もガイドポストか
らなっている。これらのうち、テープガイド56、57
は、テープ11がスレッドピン35によってテークアッ
プリール51に装着されたテープ11のベース側の位置
と、回転ヘッド52の両側の位置とのあいだの移動をお
こなうようにさせられている。テープガイド56、57
の移動は、たとえば、回転ヘッド52と同心にかつ本体
59の下面に配置された二つの回転可能なリングと、こ
れらのリングをたがいに反対方向に回転させるモータと
によってなされている。テープガイド56、57は、移
動軌跡に関連する形状をもつ本体59にある溝を貫通し
てリングの各々に固定されていて、リングをたがいに反
対方向に回転させることによって図6に示す実線の位置
から鎖線の位置に移動し、リングの各々を逆回転させる
ことによってもとの位置にもどるようにさせられてい
る。残るテープガイド58は本体59に固定されてい
る。
【0020】テープ供給装置は、モータと、カートリッ
ジテープ10が装着されると、カートリッジテープ10
を移動させ、カートリッジテープのリードブロック12
をテープローディング装置のスレッドピン35に挿入
し、カートリッジテープ10をロックする機構とをもつ
公知の構成のもので、図7に示すように、カートリッジ
テープのリール13が水平になるように本体59に組み
込まれている。テープ巻き取り装置は、テークアップリ
ール51およびリールを回転させるモータとをもつもの
で、図7に示すように、リール51が水平面にたいして
傾斜しているようにこの磁気テープ記憶装置の本体59
に組み込まれている。図7にはカートリッジテープのリ
ール13を回転するモータおよびテークアップリール5
1を回転させるモータがそれぞれ参照符号61、62に
よって示されている。テープ駆動装置はキャプスタンシ
ャフト53およびピンチローラ54に加えて、キャプス
タンシャフトを回転させるモータおよびキャプスタンシ
ャフト53に圧着する位置とキャプスタンシャフト53
から離れた位置とのあいだの移動をピンチローラ54に
なさせる機構とを具備している。
【0021】この磁気テープ記憶装置において、カート
リッジテープ10がテープ供給装置に装填されると、テ
ープ供給装置がスレッドピン35にリードブロック12
を挿入するようにカートリッジテープ10をロードし、
テープガイド55が実線位置に移動される、移動する
と、図1〜図5に示されているモータ31が作動して、
歯車32、33が回転する。シャフト27が回転し、ス
レッドアーム21がシャフト27と一緒に回転する。ス
レッドアーム21は、リンク23に取り付けられた接触
子42がカム部材40にある溝カム41によって回転を
制御されつつシャフト27と一緒に図6において鎖線に
よって示す位置から実線によって示す位置に回転し、ス
レッドピン35がリードブロック12をテークアップリ
ール51に装着すると共に、テープ11をテープガイド
55に接触させる。このときに、図5におけるシャフト
27におけるカム部材40の裏面にある接触子42がカ
ム部材40の端面カム43が、シャフト27と一緒に回
転する。が、シャフト45、46は本体30に固定され
ているため、カム部材40がコイルばね47、48をた
わませつつシャフト27およびシャフト45、46を上
昇させ、これによってスレッドアーム21を押し上げ
て、スレッドピン35を上昇させながら、リードブロッ
ク12をテークアップリール51に装着する。装着する
と、端面カム43によってさらに上昇され、リードブロ
ック12から抜け出る。抜け出ると、モータ31が作動
を停止する。図7はこのときのカートリッジテープのリ
ール13、テークアップリール51およびテープガイド
55とテープ11との関係を示している。
【0022】リードブロック12がテークアップリール
51に装着されると、テープガイド55が図6における
鎖線によって示される位置まで退避し、テープガイド5
6、57が実線の位置から鎖線の位置に移動され、テー
プ11を回転ヘッド52のシリンダにヘリカルに巻き付
け、同時にピンチローラ54が実線の位置から鎖線の位
置に移動され、テープ11をキャプスタンシャフト53
に圧着する。図8はテープ11がローディングされたと
きの状態を示しており、図9はカートリッジテープのリ
ール13、テークアップリール51、テープガイド55
〜58および回転ヘッド52とテープ11との関係を示
している。
【0023】本発明によるテープローディング装置は、
このように、端面カム43によってスレッドアーム21
を徐々に上昇させながらテークアップリール51に導い
て、急激なテープ11の変形を避けているとともに、回
転ヘッドを採用したときに必要なテープ11のよじりを
たとえば一本のテープガイド55によっておこなえるの
で、テープ11が損傷しないばかりか、テープの走行抵
抗も小さくさせることができる。
【0024】テープ11のアンローディングは、テープ
ガイド56、57、58およびピンチローラ54が図8
において実線によって示す位置から鎖線によって示す位
置に移動することによってなされる。これらの移動がな
されると、テープ11は図7の状態になり、リードブロ
ック12がテークアップリール51からカートリッジテ
ープ10に移動される。これは、テープガイド55がテ
ープ11の磁性面側に接触しテープ11を捩じり、図1
〜図5に示されているモータ31がスレッドアーム21
を逆回転させ、スレッドピン35が端面カム43によっ
て下降しかつリードブロック12にはまり、スレッドア
ーム21が溝カム41によってカートリッジテープ10
にむかって回転すると共に、カム部材40の端面カム4
3によって下降されつつ、カートリッジテープ10まで
リードブロック12を移動させることによってなされ
る。スレッドピン35が最初の位置にもどると、モータ
31が作動を停止し、テープ供給装置がカートリッジテ
ープ10をエジェクトする。
【0025】
【発明の効果】本発明のテープローディング装置は、以
上説明したように、テープを捩じるテープガイドをリー
ルの一方と回転ヘッドとのあいだのみに設けるだけで、
テークアップリールにたいするテープ端の装着をおこな
えるので、テープの損傷が小さな磁気テープ記憶装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープ記憶装置のテープローディ
ング装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】一部を断面にした側面図である。
【図3】スレッドアームまわりの平面図である。
【図4】スレッドアームの一部分の斜視図である。
【図5】カム部材を裏面からみた斜視図である。
【図6】磁気テープ記憶装置に組み込んだ状態を示す説
明図である。
【図7】図6におけるサプライリール、テークアップリ
ールおよびテープガイドとテープとの関係を示す説明図
である。
【図8】磁気テープ記憶装置の作動状態を示す説明図で
ある。
【図9】図8におけるサプライリール、テークアップリ
ール、テープ、テープガイドおよび回転ヘッドとテープ
との関係を示す説明図である。
【図10】従来の磁気テープ記憶装置のテープローディ
ング装置の構成を示す説明図である。
【図11】図10のA部におけるリーダブロックまわり
の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
13…サプライリール、21…スレッドアーム、27…
シャフト、40…カム部材、41…第一のカム、43…
第二のカム、51…テークアップリール、52…回転ヘ
ッド、55…第一のテープガイド、56、57…第二の
テープガイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀来 信行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サプライリールと、テークアップリール
    と、これらのあいだに配置されたヘッドと、サプライリ
    ールに巻き付けられたテープの端部をテークアップリー
    ルに装着するスレッド手段を含み、スレッド手段がサプ
    ライリールに巻き付けられたテープの端部を保持する、
    回転可能なシャフトに支持されたスレッドアームと、テ
    ープ端をテークアップリールに装着する移動をスレッド
    アームになさせるカムをもつカム機構とを具備している
    磁気テープ記憶装置のテープローディング装置におい
    て、ヘッドが傾斜配置された回転ヘッドからなり、リー
    ルの一方がリールの他方にたいして傾斜して配置されて
    いると共に、回転ヘッドとのあいだに傾斜配置されたテ
    ープガイドを具備し、スレッドアームがシャフトと一緒
    の回転およびカム機構にむかうスライドをなすようにシ
    ャフトに保持され、カム機構がリールの傾斜配置にもと
    づくリールの高低差に関連する昇降をスレッドアームに
    なさせる第二のカムを具備していることを特徴とする磁
    気テープ記憶装置のテープローディング装置。
  2. 【請求項2】 第一および第二のカムが回転を止めら
    れ、シャフトがこれを回転させる駆動源につながれてい
    る請求項1に記載のテープローディング装置。
  3. 【請求項3】 第一および第二のカムが前記シャフトと
    同軸配置されかつ回転を止められたひとつの部材に形成
    され、シャフトがこれを回転させる駆動源につながれて
    いる請求項1に記載のテープローディング装置。
  4. 【請求項4】 第一のスレッド手段によってリール間に
    渡されたテープに接触する位置および回転ヘッドの両側
    の位置のあいだの移動をおこなう第二のテープガイド
    と、第二のテープガイドに前記移動をなさせる機構と、
    第二のテープガイドが前者の位置にあるときに、第一の
    テープガイドをテープのベースに接触させ、第二のテー
    プガイドが後者の位置に移動するときに、第一のテープ
    ガイドをテープから退避させる機構を含んでいる請求項
    1に記載のテープローディング装置。
JP5010576A 1993-01-26 1993-01-26 磁気テープ記憶装置のテープローディング装置 Pending JPH06223456A (ja)

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