JPH062232A - 糸切れ検知方法、および糸切れ検知器 - Google Patents

糸切れ検知方法、および糸切れ検知器

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JPH062232A
JPH062232A JP11444192A JP11444192A JPH062232A JP H062232 A JPH062232 A JP H062232A JP 11444192 A JP11444192 A JP 11444192A JP 11444192 A JP11444192 A JP 11444192A JP H062232 A JPH062232 A JP H062232A
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JP
Japan
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yarn
light
yarns
breakage
detecting
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JP11444192A
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Tadashi Oishi
石 忠 大
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OOISHI SANGYO KK
Ohishi Sangyo Co Ltd
Original Assignee
OOISHI SANGYO KK
Ohishi Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】併走する糸条の糸切れを無接触で検知すると同
時に、迅速に切断糸条を特定する。 【構成】併走する糸条側に投光し、そこに生ずる糸条の
反射光または光影と交差する方向に受光部を一定速度で
往復移動させ、糸条の反射光または光影を順次検出して
糸条を検出し、所定の時間内に次糸条が検出されないこ
とをもって糸切れを検知し、糸切れ糸条を特定する。糸
切れに対する素早い対応処置と自動化が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、併走する糸条の中か
ら、糸切れした糸条を検出し、その糸条を特定して糸切
れを検知する方法とその糸切れ検知器に関する。
【0002】
【従来の技術】整経機、織機、編機などには数十、数
百、数千本の糸条が一斉に給糸されていて、これらの糸
条のうちの1本でも糸切れすると、糸切れ糸が工程トラ
ブルを誘発し、また製品は欠陥商品になる。糸切れを逸
早く発見するために、従来は、スプリングまたは錘をつ
けたリングの中に糸条を通し、糸条が切断してスプリン
グが跳上がったり、錘が落下するのを検出し、糸条の切
断を検知する接触検知法や、糸条の走行面の幅方向にそ
の一端からから投光し、常時、その透過光、またはその
反射光を受光して、光束が糸切れ糸条によって遮断また
は反射されるのを検出し、糸切れを検知する毛羽検知法
などが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの検知
器には多くの問題があった。例えば、上記の接触検知法
は、スペースの関係で検知部をクリールスタンドから糸
条を解除した直後に取付けることが多い。通常、クリー
ルスタンドと整経機や編機との間には、さらに糸集目
板、ガイド、フロントローラなどが配設されているの
で、糸切れが発生してもその切断糸がフロントローラに
巻付いたりすると、この種の検知器では糸切れを検知で
きない。しかも、糸切れが誘発されて多量の糸がフロン
トローラに巻付いても、なお、検知できないことがあ
り、不良製品や糸、復旧のための時間と労力の損失が多
大になってしまう。また、毛羽検知法では、糸切れ糸条
を迅速に特定できないばかりでなく、毛羽と糸切れを区
別させることが困難である。糸条は一般に数百m/mi
n.で走行しているので、切断糸条の特定が遅れ、その
対応処置が遅れると工程トラブルを誘発し、製品の歩留
まりを低下させる。ここに糸切れを検知してただちに糸
条を特定し、また糸切れに対する処置を自動化できる方
法や装置を開発する意義がある。本発明者は、糸条に無
接触で糸切れを検知すると同時に、迅速に切断糸条を特
定できる方法、さらにはそれによって糸切れに対する対
応処置を自動化できる糸切れ検知方法、およびそのため
の検知器を研究し、本発明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、まず、第1の
発明として、所定の間隔で併走する糸条中の糸切れを検
知する方法において、 a. 糸条とは非接触であって、糸条側に集束光を投光
し、かつ、糸条からの反射光を受光する検出部を、集束
光が前記糸条と順次交差する方向に一定速度で往復移動
させ、 b. 移動する検出部に、前記集束光の糸条からの反射
光を所定の時間間隔で順次受光させることによって糸条
を検出し、 c. 糸条の検出によって、糸条数を順次カウントし、 d. 検出部が所定の時間内に次の糸条からの反射光を
受光しないことによって当該糸条が糸切れしていること
を検知し、 e. さらに、カウントした糸条数から糸切れした糸条
を特定する、 ことを特徴とする糸切れ検知方法を提供する。
【0005】次に、第2の発明として、所定の間隔で併
走する糸条中の糸切れを検知する方法において、 a. 走行する糸条の片面側に光源を設けて糸条側に投
光し、 b. 走行糸条に非接触であって糸条を間にこの光源と
対面する受光部を設け、 c. この受光部を、前記光源によって生ずる糸条の光
影と順次交差する方向に一定速度で往復移動させ、 d. 移動する受光部に、所定の時間間隔で糸条の光影
を順次検出させることによって糸条を検出し、 e. 糸条の検出をもって、糸条数を順次カウントし、 f. 受光部が所定の時間内に次の糸条の光影を検出し
ないことによって、当該糸条が糸切れしていることを検
知し、 g. さらに、カウントした糸条数から糸切れした糸条
を特定する、 ことを特徴とする糸切れ検知方法を提供する。
【0006】さらに、第3の発明として、第2の発明に
おいて、光源を走行する糸条の幅方向に一定速度で往復
移動させつつ糸条側に投光し、光源の移動に連動して前
記受光部を投光によって生ずる糸条の光影と順次交差す
る方向に一定速度で往復移動させることを特徴とする検
知方法を提供する。
【0007】また、第1、第2または第3の発明を実施
するために利用する検知器を提供する。
【0008】
【実施態様と作用】本発明の糸切れ検知方法および糸切
れ検知器について、実施態様を示す図面を参照しつつ、
具体的に説明する。図1は、第1の発明の実施態様例を
示す糸条の走行方向に交差する面の模式図、図中の
(イ)は、検出した受光波形の1例を示し、図2は、図
1を図面の上方向から見た模式図である。図3は、第2
の発明の実施態様例を示す糸条の走行方向に交差する面
の模式図、図4は、第3の発明の実施態様例を示す糸条
の走行方向に交差する面の模式図である。
【0009】まず、第1の発明においては、集束光の光
源4を、所定の間隔で併走する糸条1と交差する方向に
一定速度で移動し、集束光が糸条1と交差する際の反射
光を受光センサー5で順次受光し、糸条を検出する。一
方、糸切れがあって糸条が存在しないと、所定の時間内
に受光センサー5が反射光を受光しないので、これをも
って糸切れ糸条2を検知するのである。所定の間隔と
は、予め予想される反射光受光のタイムスケジュールで
ある。
【0010】第1の発明においては、集束光の光源4と
その反射光を受光して演算部12に発信する受光センサ
ー5とを取付けた検出部3を用いる。これと実質的に同
一手段、例えば、光源本体や受光センサー本体を固定
し、これらに光ファイバーなどを結合しその先端を移動
して投光または受光することは、実質的に本発明に含ま
れる。これは、第2、第3の発明などにおいても同様で
ある。集束光は、本来光束断面の広がりを抑えた光線で
あるが、本発明においては投光距離が短いので完全な集
束光である必要はない。例えばレーザ光が用い、光束の
径は検出する糸条1の径よりも小さいものがよい。一般
の光線(可視光に限らない)を光学レンズを用いて集束
させてもよい。波長は、反射光が外乱の影響を受けない
で正確に受光できればとくに限定されない。光源4には
公知の固体レーザ光源や発光ダイオードなどを、受光セ
ンサー5にはフォトダイオードなどを用いることができ
る。
【0011】走行糸条群のいずれか片面側に、糸条1に
非接触の検出部3を一定速度で走行糸条1群の幅方向、
すなわち集束光が糸条1と順次交差する方向に往復移動
させる移動手段Aを設ける。検出部3を一定速度で移動
することによって、受光センサー5が糸条1からの反射
光を受光する間隔、すなわち受光のタイムスケジュール
が決まる。ただし、特別な場合、一部区間の移動速度を
意識的に変更することは差支えない。本実施態様例で
は、反転モータ6を駆動源とし、これにシンクロプーリ
7を介してシンクロベルト8を取付け、さらにシンクロ
ベルト8には検出部3を取付けている。検出部3の移動
位置を正確にするために、シンクロベルト8に平行にス
ライドレール10を設け、これに沿って検出部3と結合
したスライドベアリング11を往復スライド移動させる
ようにしている。検出部3の移動方向を反転させるた
め、適当な位置に反転センサー9を取付け、検出部3の
移動を検出して反転モータ6を反転し、検出部3を繰返
し往復移動させる。往復移動手段には、この他、おくり
ネジ、シリンダー、リンク、クランクなど、適当な公知
の手段を利用することができる。糸条1と光源5および
受光センサー5との間隔は5〜60mmの範囲が好まし
い。
【0012】さて、演算部12は、受光センサー5の糸
条検出信号を受け、糸条数をカウントする。検出部3は
一定速度で往復移動しているので、糸切れがなければ集
束光は所定の時間間隔で糸条1と交差し、反射光が受光
センサー5で感知される。集束光が両端の糸条1´を通
過した後は、受光の時間間隔が異なるので、糸条エンド
センサー13を設け、誤動作を防ぐとよい。糸条エンド
センサー13の代りに、演算部12に予め糸条数を設定
して誤動作を回避してもよい。さて、糸切れがあると、
糸条2からの反射光がないので、受光センサー5は所定
の時間内に反射光を受光感知せず、演算部12は糸切れ
を検出することができる。同時に演算部12はカウント
していた糸条数から、糸切れ糸条を特定できる。図1中
の(イ)は、その受光波形の1例を示し、糸切れ糸に対
応する反射光を受光していない。カウントの基準には、
例えば、糸条エンドセンサー13からの信号を用いるこ
とができる。上記の所定の時間間隔は、予め演算部12
に設定してもよく、あるいは、最初全糸条が走行してい
るときの時間間隔を最初の往復移動の際に記憶させ、こ
れと対比させてもよい。また、走行糸条の位置を安定す
るために、集束光の投光位置の前後に糸条のガイドバー
14を設けるとよい。
【0013】次に、第2の発明においては、所定の間隔
をおいて並んで走行する糸条の片面側に光源23を設け
て糸条21側に投光し、光源23とは糸条21を挟んで
反対側に糸条21と非接触の受光部24を設け、これを
糸条21の光影と交差する方向に往復移動させ、受光部
24が糸条21の光影、すなわち糸条21により光線が
遮断されるのを順次検出することによって糸条を検出す
る。一方、糸切れがあって糸条が存在しないと、所定の
時間内に受光部24が糸切れ糸条22の光影を感知しな
いので、これをもって糸切れ糸条22を検出するのであ
る。光源には、光電管、高周波蛍光灯、発光ダイオード
などを用いる。一般の照明用光線と異なる波長の光線を
使用し、誤動作を避けることが好ましい。糸条21の光
影が正確に検知できればとくに集束光である必要はな
い。25はシンクロベルト、26はスライドレール、2
7は演算部、28はガイドバーである。その他の点は、
原則的に第1の発明に準ずる。
【0014】さらに、第3の発明においては、第2の発
明と同様に糸条31の光影を受光部33で感知して糸条
31の有無を検出するが、光源32を走行する糸条31
の幅方向に一定速度で往復移動させつつ糸条31側に投
光し、光源32の移動に連動して受光部33を糸条31
の光影と順次交差する方向に一定速度で往復移動させて
糸条31を検出する。34はシンクロベルト、35はス
ライドレール、36は演算部である。
【0015】第1、第2または第3の発明において、そ
れぞれ検出部3、受光部23、または光源32および受
光部33を2基づつ、その移動方向に対して直列または
並列に配設し、同一対象糸条に対する前記の反射光また
は光影を検出しないことによって、その糸条が糸切れし
ていると判断することにより、糸切れ検知をより正確な
ものにすることができる。また、従来の毛羽検知器と併
用して、別途毛羽を検知してもよい。
【0016】本発明は、糸条1の走行方向は問わず、水
平方向でも、垂直方向にでも適用することができる。ま
た、糸条が、例えば、団扇の骨のように糸条間の間隔が
変化しつつある場合や糸条が1平面内にない場合であっ
ても反射光や光影を正確に感知できれば利用できる。ま
た、走行する糸条の間隔に大きなばらつきのある場合に
は、全糸条の走行時に受光間隔を演算部に記憶させ、実
際に受光した間隔と対比させつつ、糸条の有無を検出さ
せることができる。
【0017】第1の発明において、光源にレザー光線を
用いると非常に感度が良く、細いフィラメントの糸切れ
検知に好適である。一方、綿糸などの紡績糸の糸切れ検
知には、光源に光電管などを使用した第2の発明を利用
すると、感度が鈍く、毛羽などによる誤動作が少ないの
で好適である。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0019】実施例1 波長500μm、光束の径が50μmのレザー光線の光
源と、このレーザー光線の反射光の受光とを有する検出
部を準備した。この検出部を、図1と同様の構成で、長
さが820cmのスライドレールを有する往復移動装置
に取り付け、さらに演算部を取付け、本発明の糸切れ検
知器を製作した。この糸切れ検知器を、35デニール、
糸の径が約0.03mm、糸条数621本、糸条間はほ
ぼ等間隔で間隔約0.79mm、糸条走行速度200m
/分で走行するのスパンデックスヤーンの整経機に取付
けて、糸切れの検知を試験した。糸条の走行を安定させ
るために表面を梨地のクロムメッキを施した金属棒を使
用した。検知器は16m/分の速度で往復移動させた。
【0020】その検知器は、糸切れを素早く検知し、同
時に糸条を特定した。従来の検知器に較べ、迅速に対応
処置を取ることができ、対応処置の自動化が可能になっ
た。
【0021】実施例2 実施例1に使用したのと同じ往復移動装置に、フォトダ
イオードを糸条との間隔が10mmになるように取付け
て受光部とし、糸条を挟んでその反対面側、糸条の幅方
向の中央に糸条から60mm離して、波長660nmの
発光ダイオード光源を取り付け光源にした。この検知器
を使用し、50本の綿糸(40番双糸)を約1.4mm
の間隔をおいて並べ、速度200m/分で走行させ、故
意に糸切れをさせ、その糸切れを検出した。検知器は、
糸切れを素早く検知し、同時に糸条を間違いなく特定し
た。
【0022】次に故意に糸条を毛羽立てたところ、糸条
は切断していないにも拘らず、検知器は、その程度によ
ってこれを糸切れと誤認した。そこで、往復移動装置に
糸条方向に並列して2個のフォトダイオードを取付け、
ともに糸切れを感知したときに糸切れとした。上記と同
様に、故意に糸条を毛羽立て、糸切れを検知させたとこ
ろ、誤認は激減した。
【0023】
【発明の効果】本発明を利用すれば、並んで走行する糸
条の中から、糸切れした糸条を確実、容易に検知し、同
時に糸切れ糸条を特定することができる。したがって、
糸切れに対し素早い対応が可能になり、これによって引
起こされる工程トラブルを回避し、生産や労力の損失を
防ぐことができる。とくに糸切れ糸条に対して自動的な
対応手段を取ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の実施態様例を示す糸条の走行方
向に直角な断面の模式図(図中の(イ)は、検出した受
光波形の1例を示す)。
【図2】 図1を図面の上の方向から見た模式図。
【図3】 第2の発明の実施態様例を示す糸条の走行方
向に直角な断面の模式図。
【図4】 第3の発明の実施態様例を示す糸条の走行方
向に交差する面の模式図。
【符号の説明】
A:移動手段 1:糸条 1´:両端の糸条 2:糸切れした糸条
3:検出部 4:光源 5:受光センサー 6:反転モータ
7:シンクロプーリ 8:シンクロベルト 9:反転センサー 10:ス
ライドレール 11:スライドベアリング 12:演算部 13:
糸条エンドセンサー 14:ガイドバー 21:糸条 22:糸切れした糸条 23:光源
24:受光部 25:シンクロベルト 26:スライドレール 2
7:演算部 28:ガイドバー 31:糸条 32:光源 33:受光部 34:
シンクロベルト 35:スライドレール 36:演
算部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔で併走する糸条中の糸切れを検
    知する方法において、 a. 糸条とは非接触であって、糸条側に集束光を投光
    し、かつ、糸条からの反射光を受光する検出部を、集束
    光が前記糸条と順次交差する方向に一定速度で往復移動
    させ、 b. 移動する検出部に、前記集束光の糸条からの反射
    光を所定の時間間隔で順次受光させることによって糸条
    を検出し、 c. 糸条の検出によって、糸条数を順次カウントし、 d. 検出部が所定の時間内に次の糸条からの反射光を
    受光しないことによって当該糸条が糸切れしていること
    を検知し、 e. さらに、カウントした糸条数から糸切れした糸条
    を特定する、 ことを特徴とする糸切れ検知方法。
  2. 【請求項2】所定の間隔で併走する糸条中の糸切れを検
    知する方法において、 a. 走行する糸条の片面側に光源を設けて糸条側に投
    光し、 b. 走行糸条に非接触であって糸条を間にこの光源と
    対面する受光部を設け、 c. この受光部を、前記光源によって生ずる糸条の光
    影と順次交差する方向に一定速度で往復移動させ、 d. 移動する受光部に、所定の時間間隔で糸条の光影
    を順次検出させることによって糸条を検出し、 e. 糸条の検出をもって、糸条数を順次カウントし、 f. 受光部が所定の時間内に次の糸条の光影を検出し
    ないことによって、当該糸条が糸切れしていることを検
    知し、 g. さらに、カウントした糸条数から糸切れした糸条
    を特定する、 ことを特徴とする糸切れ検知方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の糸切れ検知方法におい
    て、光源を走行する糸条の幅方向に一定速度で往復移動
    させつつ糸条側に投光し、光源の移動に連動して前記受
    光部を投光によって生ずる糸条の光影と順次交差する方
    向に一定速度で往復移動させることを特徴とする請求項
    2に記載の糸切れ検知方法。
  4. 【請求項4】所定の間隔で併走する糸条中の糸切れを検
    知する糸切れ検知器において、 a. 糸条に非接触であって集束光の光源と集束光の反
    射光の受光センサーとを有するの検出部と、 b. この検出部を、前記集束光が糸条と順次交差する
    方向に一定速度で往復移動させる移動手段と、 c. 糸条からの反射光を前記受光センサーが受光する
    ことによって糸条を検出し、かつ、糸条の検出をもって
    糸条数をカウントする演算部とを有し、 d. 前記移動手段で前記検出部を移動させつつ、集束
    光を糸条側に投光し、集束光と糸条との交差により生じ
    る反射光を順次受光してそれらの糸条を検出し、かつ、
    糸条数をカウントし、一方、所定の時間内に次糸条から
    の反射光を検出しないことによって、当該糸条が糸切れ
    していることを検知し、さらにカウントした糸条数から
    糸切れした糸条を特定する、 ことを特徴とする糸切れ検知器。
  5. 【請求項5】所定の間隔で併走する糸条中の糸切れを検
    知する糸切れ検知器において、 a. 走行する糸条の片面側に設けられた糸条側に投光
    する光源と、 b. 光源とは糸条を間に対面し、かつ糸条に非接触の
    受光部と、 c. この受光部を、前記投光によって生ずる糸条の光
    影と順次交差する方向に一定速度で往復移動させる移動
    手段と、 d. 受光部が糸条の光影を検出することによって糸条
    を検出し、かつ糸条の検出をもって、糸条数をカウント
    する演算部とを有し、 e. 前記の移動手段で前記の受光部を移動させつつ、
    受光部が糸条により生じる光影を順次検出して糸条を検
    出し、かつ、糸条数をカウントし、一方、所定の時間内
    に次糸条の光影を検出しないことによって、当該糸条が
    糸切れしていることを検知し、さらに、カウントした糸
    条数から糸切れした糸条を特定する、 ことを特徴とする糸切れ検知器。
  6. 【請求項6】請求項6に記載の糸切れ検知器において、
    さらに、光源を、走行する糸条の幅方向に一定速度で往
    復移動させる手段を有し、かつ、前記の受光部を往復移
    動させる手段が、光源の移動に連動して前記光源の投光
    によって生ずる糸条の光影と順次交差する方向に一定速
    度で往復移動させる手段であることを特徴とする請求項
    6に記載の糸切れ検知器。
  7. 【請求項7】請求項4または請求項6に記載の糸切れ検
    知器において、検出部、または光源および受光部が2基
    づつ、その移動方向に対して直列または並列に設けら
    れ、この2基の検出部の受光センサーまたは受光部が、
    ともに所定の時間内に同一対象の糸条からの反射光を検
    出しないことによって、当該糸条が糸切れしていると判
    断し、さらにカウントした糸条数から糸切れした糸条を
    特定することを特徴とする請求項4または請求項6に記
    載の糸切れ検知器。
  8. 【請求項8】請求項5に記載の糸切れ検知器において、
    受光部が2基であってその移動方向に対して直列または
    並列に設けられ、この2基の受光部がともに所定の時間
    内に同一対象の糸条の光影を検出しないことによって、
    当該糸条が糸切れしていると判断し、さらに、基準点か
    らカウントした糸条数から糸切れした糸条を特定するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の糸切れ検知器。
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