JPH0622278U - 粉体運搬用袋 - Google Patents

粉体運搬用袋

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JPH0622278U
JPH0622278U JP1431392U JP1431392U JPH0622278U JP H0622278 U JPH0622278 U JP H0622278U JP 1431392 U JP1431392 U JP 1431392U JP 1431392 U JP1431392 U JP 1431392U JP H0622278 U JPH0622278 U JP H0622278U
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JP
Japan
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bag
powder
inner bag
air
outer bag
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Pending
Application number
JP1431392U
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English (en)
Inventor
師男 村田
Original Assignee
坪井 勇
師男 村田
田中 雅人
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Publication date
Application filed by 坪井 勇, 師男 村田, 田中 雅人 filed Critical 坪井 勇
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 粉体を通さないが通気性を持った織布又は不
織布で本体を作り、底部にエアースライド装置を取り付
けた中袋を、気密性のあるターポリン製の外袋の中に収
納するように構成した粉体運搬用袋を提供するものであ
る。 【構成】 粉体運搬用袋は、第1図に示すように、外袋
と中袋で構成されている。外袋は気密性を持ったターポ
リン製の単純な筒型容器で、中袋は通気性を持った布製
の、下半分がV形に絞られ底部にエアースライド装置を
装着した容器である。中袋は両サイドと底の部分で外袋
に固定されているから、エアースライドに入った空気が
中袋から外袋に洩れて外袋を膨らませると、中袋は吊上
げられて図のように粉体の滑り落ち易い形になる。 【効果】 外袋と中袋を分離すると、構造が簡単になっ
て製作が非常に楽になり、空気管も1本で済むので全体
構造も簡単になる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本考案は、エアースライド装置を内蔵し、かつ折畳み可能な粉体運搬用袋の 構造に関する。 [従来の技術] エアースライド装置を内蔵する従来の折畳み可能な粉体運搬用袋においては 、中袋が無くてターポリン製の袋に直接粉体を入れているので、袋の内側に特別 に空気室を作り、粉体の排出時には外部から空気を送りこんでV型の傾斜側壁を 形成させ、粉体をエアースライド上に集めるようにしている。 [考案が解決しようとする課題] 従来の構造ではターポリンの袋の内側に空気室を作り、これを膨らませて側 壁を形成させる訳であるが、強度的に満足出来るような空気室を作る事は非常に 困難である。 また、外部から空気を供給するためには配管やバルブを用意せねばならず、空 気室と空気管の接続部分の構造も複雑になる。 本考案は、このような問題点を解決する為に、エアースライド用の空気を利用 してV型の側壁を形成させる方策を採り入れ、製作容易な袋の構造を提供しよう とするものである。 [課題を解決するための手段] 本考案では、上記の目的を達成するために、袋を外袋と中袋に分け、外袋は気 密性のターポリンで作り、中袋は粉体を通さないが通気性のある織布または不織 布で作ることにした。 エアースライド装置は中袋の底部に装着する。 [作 用] 本考案によって作られる粉体運搬用袋の外袋には、荷卸し時の排出に必要な圧 力の保持と、輸送時の中袋の保護及び水分の侵入を防ぐ役目を分担させ、中袋に は粉体の運搬容器の役目と、荷卸し時に底部に設けたエアースライド装置を使っ て粉体を外部に排出する役目を分担させる。 また、中袋の両側は外袋に固定しておくので、エアースライドの空気が中袋から 洩れて外袋が膨らむと、中袋は持ち上げられて傾斜したV型の側壁を自分で形成 するから、粉体は中央に集まり排出は円滑にそして完全に行われる。 このようにすると、外袋も中袋も簡単な構造になって製作は非常に楽になる。 また、空気管もエアースライド用の1本で済むので全体の構造も簡単になる。 [実施例] 実施例について図面を参照しながら説明する。 第1図は、本考案を採り入れた粉体運搬用袋の断面図であって空気を入れて膨 らませた状態を示している。 1 が気密性を持ったターポリンで作られた外袋 、 2 の点線で示した袋が粉体は通さないが通気性のある織布又は不織布で作 られた中袋、 3 はエアースライドの空気室で、 4 は通気部分、 5 は 気密部分であってターポリンを中袋の底部に縫合してある。中袋と外袋は 6 と 7 の点で固定され、 6 の点は中袋を持ち上げる役目、7の点はエアー スライド部の横移動を防ぐ役目を持っている。 また、このように外袋が膨れた状態の時、中袋の側面は 6 と 8 の間で図 のような直線の傾斜面を形成するように寸法を決めておく。 このように構成した粉体運搬用袋を、トラックの荷台に載せて粉体を充満すると 第2図(a)のような形になる。この形で目的地まで運搬する。 目的地に到着して荷卸しを行なうため、排出口を開いてエアースライド装置に空 気を送ると、空気は 4 を通って中袋内に噴出し、粉体を流動化させて排出す るが、一部の空気は外袋内に洩れ込んで外袋を膨らませる。外袋が膨らむと、中 袋は 6 の点で外袋に固定されているので持ち上げられ第2図(b),(c) ,(d)のような経過を辿って傾斜面が形成され、粉体はエアースライド上に滑 り落ちて排出される。 他の実施例として、中袋の下半分を気密性を持ったターポリンで、上半分を通 気性のある織布又は不織布で構成することも出来る。これは特に極微粉体を取り 扱う場合に適している。 また、中袋と外袋の固定点 6 の高さを長手方向に変化させるか、或いは中 袋の形状を変化させて、中袋が持ち上げられた時に、エアースライド装置が排出 口に向かって10度程度の下り勾配を持つようにしてやると、粉体の排出はさら に容易になる。 [考案の効果] 本考案によるエアースライド付き粉体運搬用袋は、外袋と中袋に分離したため 、夫れ夫れの構造が非常に簡単になり製作工数は大巾に減少出来る。 また、空気管が1本で済むので全体の構造が簡単になる。 外袋は、運搬時に中袋を保護し水分の侵入を防ぐもので、外袋がたとえ破れても 、中袋が破れない限り粉体がこぼれ出る心配は無い。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の粉体運搬用袋の基本構造を示す断面
図、第2図は粉体を充填した状態から排出している間の
袋の形状変化を示す図面である。 1・・・外袋、 2・・・中袋 3・・・エアースライドの空気室 4・・・エアースライドの通気部分 5・・・エアースライドの気密部分 6・・・中袋と外袋の上部固定点 7・・・中袋と外袋の下部固定点 8・・・中袋側壁の下端 9・・・トラックの荷台断面 10・・・粉体

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 粉体は通さないが通気性を持った織布又は不織布で
    本体を作り、底部にエアースライド装置を取り付けた中
    袋を、気密性のあるターポリン製の外袋の中に収納する
    ように構成した粉体運搬用袋 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の粉体運搬用袋
    において、中袋の両側を外袋に固定しておき、エアース
    ライドに送り込んだ空気が中袋を通して外袋に入って外
    袋を膨らませると、中袋が持ち上げられて傾斜したV型
    の側壁が形成され、粉体がエアースライド上に容易に滑
    り落ちて、排出が円滑かつ完全に行われるように配慮・
    構成した袋の構造
JP1431392U 1992-01-31 1992-01-31 粉体運搬用袋 Pending JPH0622278U (ja)

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JP1431392U JPH0622278U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 粉体運搬用袋

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JPH0622278U true JPH0622278U (ja) 1994-03-22

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JP1431392U Pending JPH0622278U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 粉体運搬用袋

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