JPH0622255Y2 - ステッキ、松葉杖等用石突き - Google Patents
ステッキ、松葉杖等用石突きInfo
- Publication number
- JPH0622255Y2 JPH0622255Y2 JP13402689U JP13402689U JPH0622255Y2 JP H0622255 Y2 JPH0622255 Y2 JP H0622255Y2 JP 13402689 U JP13402689 U JP 13402689U JP 13402689 U JP13402689 U JP 13402689U JP H0622255 Y2 JPH0622255 Y2 JP H0622255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- skirt member
- slip
- stick
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はステッキ、松葉杖等の先端に装着され石突きに
関するものである。
関するものである。
(従来の技術) 一般に、体を支えるために使用されるステッキ、松葉杖
等には、第4図、第5図に示すようにステッキ主体S等
の先端に、摩耗防止と滑り防止の目的で天然若しくは合
成のゴム或いはウレタン、ナイロン等の合成樹脂のから
なる石突きPが被冠又は一体的に取付けられている。
等には、第4図、第5図に示すようにステッキ主体S等
の先端に、摩耗防止と滑り防止の目的で天然若しくは合
成のゴム或いはウレタン、ナイロン等の合成樹脂のから
なる石突きPが被冠又は一体的に取付けられている。
(考案が解決しようとする問題点) ところがゴムを使用した場合は、石付きの本来の目的で
ある滑り止め効果をある程度期待できるが、外れ易く又
摩耗と老化が激しいために耐久性が悪く、頻繁に交換す
る必要が生じ、その度に石付きの購入と厄介な交換作業
をしなければならない不便と不経済があった。
ある滑り止め効果をある程度期待できるが、外れ易く又
摩耗と老化が激しいために耐久性が悪く、頻繁に交換す
る必要が生じ、その度に石付きの購入と厄介な交換作業
をしなければならない不便と不経済があった。
また、合成樹脂を嵌合一体化使用した場合には、耐摩耗
性に優れるために耐久性は良好であるが、非常に滑り易
く危険である点に問題がある。
性に優れるために耐久性は良好であるが、非常に滑り易
く危険である点に問題がある。
そしていずれの場合も、地面、床面等に対し傾斜した状
態で支えると非常に滑り易く危険なものであった。
態で支えると非常に滑り易く危険なものであった。
本考案はゴムの優れた滑り止め効果を発揮するととも
に、傾斜状態で支える場合でも優れた滑り止め効果を発
揮する石付きを提供することを目的としている。
に、傾斜状態で支える場合でも優れた滑り止め効果を発
揮する石付きを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、ステッキ、松葉杖等用石突
きを、ステッキ主体等の先端に挿入される軸部の下部を
末広とした硬質の中芯の周囲に、蛸足状の滑止脚を形成
した軟質のスカート部材を被冠嵌合した構成とし、前記
中芯の底面と蛸足状の滑止脚で、接地面の状態、接地角
度に順応させて、優れた滑止効果を発揮させ、ステッ
キ、松葉杖等を用いた歩行の安全性を向上させるように
したものである。
きを、ステッキ主体等の先端に挿入される軸部の下部を
末広とした硬質の中芯の周囲に、蛸足状の滑止脚を形成
した軟質のスカート部材を被冠嵌合した構成とし、前記
中芯の底面と蛸足状の滑止脚で、接地面の状態、接地角
度に順応させて、優れた滑止効果を発揮させ、ステッ
キ、松葉杖等を用いた歩行の安全性を向上させるように
したものである。
(実施例) 次に本考案のステッキ、松葉杖等用石突きの実施例を図
面に基づいて説明すると以下の通りである。
面に基づいて説明すると以下の通りである。
第1図は本考案に係るステッキ、松葉杖等用石突きの断
面図、第2図は底面図であって、ゴムまたは合成樹脂よ
りなり、ステッキ主体S等の先端に挿入される軸部1の
下部を末広とするとともに底面に滑止凹凸7′を形成し
た中芯2と、軟質のゴムまたは合成樹脂からなり、ステ
ッキ主体S等の先端部に被冠される被冠筒部3の下部を
末広とし、切り込み8により蛸足状の滑止脚4を形成す
るとともに傾斜接地面に滑止凹凸7を形成したスカート
部材5とから構成し、前記中芯2をスカート部材5の被
冠筒部3内に、中芯2の底部がスカート部材の滑止脚4
の下端より奥へ入り込んだ状態に嵌合してステッキ主体
S等の先端の嵌合空間6を形成した構造となっている。
面図、第2図は底面図であって、ゴムまたは合成樹脂よ
りなり、ステッキ主体S等の先端に挿入される軸部1の
下部を末広とするとともに底面に滑止凹凸7′を形成し
た中芯2と、軟質のゴムまたは合成樹脂からなり、ステ
ッキ主体S等の先端部に被冠される被冠筒部3の下部を
末広とし、切り込み8により蛸足状の滑止脚4を形成す
るとともに傾斜接地面に滑止凹凸7を形成したスカート
部材5とから構成し、前記中芯2をスカート部材5の被
冠筒部3内に、中芯2の底部がスカート部材の滑止脚4
の下端より奥へ入り込んだ状態に嵌合してステッキ主体
S等の先端の嵌合空間6を形成した構造となっている。
中芯2、スカート部材5のステッキ主体S等の先端への
取付けは、中芯2の軸部1の外径をステッキ主体S等の
先端部内径より少許大とし、スカート部材5の被冠筒部
3の内径をステッキ主体S等の先端部外径よりも少許小
として、無理にステッキ主体S等の挿入固定するか接着
剤により固定する。(第1図の二点鎖線図示参照) 第3図は別の実施例の断面図であって、前記実施例にお
ける滑止凹凸7、7′を形成しない場合を示している。
取付けは、中芯2の軸部1の外径をステッキ主体S等の
先端部内径より少許大とし、スカート部材5の被冠筒部
3の内径をステッキ主体S等の先端部外径よりも少許小
として、無理にステッキ主体S等の挿入固定するか接着
剤により固定する。(第1図の二点鎖線図示参照) 第3図は別の実施例の断面図であって、前記実施例にお
ける滑止凹凸7、7′を形成しない場合を示している。
尚、上記構成した石突きは、中芯2とスカート部材5を
別々に製作して両者を嵌合する場合について説明した
が、硬質の中芯2と軟質のスカート部材5とを一体に成
形してもよい。
別々に製作して両者を嵌合する場合について説明した
が、硬質の中芯2と軟質のスカート部材5とを一体に成
形してもよい。
(考案の作用効果) 以上説明した本考案に係るステッキ、松葉杖等用石突き
は、ステッキ主体等の先端に挿入される軸部の下部を末
広とした硬質の中芯の周囲に、蛸足状の滑止脚を形成し
た軟質のスカート部材を被冠嵌合した構成としたから、
ステッキ主体等を垂直に突いても斜めに突いても又接地
面が凹凸であっても、硬質の中芯の底面の滑止凹凸と軟
質の蛸足状の滑止脚の共働で、接地面の状態、接地角度
に順応するように変形して接地し、優れた滑止効果が発
揮され、ステッキ、松葉杖等を用いた歩行において安全
性を向上を図ることができる。
は、ステッキ主体等の先端に挿入される軸部の下部を末
広とした硬質の中芯の周囲に、蛸足状の滑止脚を形成し
た軟質のスカート部材を被冠嵌合した構成としたから、
ステッキ主体等を垂直に突いても斜めに突いても又接地
面が凹凸であっても、硬質の中芯の底面の滑止凹凸と軟
質の蛸足状の滑止脚の共働で、接地面の状態、接地角度
に順応するように変形して接地し、優れた滑止効果が発
揮され、ステッキ、松葉杖等を用いた歩行において安全
性を向上を図ることができる。
また軟質のスカート部材と硬質の中芯とを嵌合固定した
場合には、両者は分離可能となるから、軟質のスカート
部材が摩耗した場合には、該スカート部材のみを交換す
れば良く、極めて経済的である。
場合には、両者は分離可能となるから、軟質のスカート
部材が摩耗した場合には、該スカート部材のみを交換す
れば良く、極めて経済的である。
第1図は本考案に係る石突きの断面図、第2図は底面
図、第3図は他の実施例の断面図、第4図、第5図は従
来の石突きの使用状態断面図である。 1……軸部、2……中芯 3……被冠筒部、4……滑止脚 5……スカート部材、6……嵌合空間 7、7′……滑止凹凸、S……ステッキ主体
図、第3図は他の実施例の断面図、第4図、第5図は従
来の石突きの使用状態断面図である。 1……軸部、2……中芯 3……被冠筒部、4……滑止脚 5……スカート部材、6……嵌合空間 7、7′……滑止凹凸、S……ステッキ主体
Claims (2)
- 【請求項1】硬質のゴムまたは合成樹脂よりなり、ステ
ッキ主体S等の先端に挿入される軸部1の下部を末広と
した中芯2と、軟質のゴムまたは合成樹脂からなり、ス
テッキ主体S等の先端部に被冠される被冠筒部3の下部
を末広として蛸足状の滑止脚4を形成したスカート部材
5とから構成し、前記中芯2をスカート部材5の被冠筒
部3内に一体に形成して又は嵌合して、ステッキ主体S
等先端の嵌合空間6を形成したことを特徴とするステッ
キ、松葉杖等用石突き。 - 【請求項2】中芯2の底面及びスカート部材5の滑止脚
4の周面に、滑止凹凸7、7′を形成した請求項1記載
のステッキ、松葉杖等用石突き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13402689U JPH0622255Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ステッキ、松葉杖等用石突き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13402689U JPH0622255Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ステッキ、松葉杖等用石突き |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372715U JPH0372715U (ja) | 1991-07-23 |
JPH0622255Y2 true JPH0622255Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31681395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13402689U Expired - Lifetime JPH0622255Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ステッキ、松葉杖等用石突き |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622255Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4530377B1 (ja) * | 2010-03-29 | 2010-08-25 | 株式会社丸冨士 | 杖 |
JP6071210B2 (ja) * | 2011-08-01 | 2017-02-01 | 伸也 佐藤 | 杖先及び杖 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP13402689U patent/JPH0622255Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0372715U (ja) | 1991-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5992434A (en) | Enlarged tip for cane | |
US2453742A (en) | Terminal attachment for crutches and the like | |
US6003533A (en) | Walking aid safety tip | |
US5301704A (en) | Walking cane usable on slippery and icy surfaces | |
US4708154A (en) | Nonslip crutch foot assembly | |
US5307828A (en) | Support foot assembly | |
JP6071210B2 (ja) | 杖先及び杖 | |
US6216713B1 (en) | Support device having interchangeable tips | |
US6138699A (en) | Anti-slip base for a crutch | |
US5906059A (en) | Composite cleat for athletic shoe | |
US6381878B1 (en) | Composite cleat for athletic shoe | |
US7073281B2 (en) | Spike for golf shoes | |
US6138386A (en) | Composite cleat for athletic shoe | |
US5782256A (en) | Contoured foot for ambulatory aid | |
DE69205496D1 (de) | Gleitschutzkörper und System zu seiner Montage. | |
JPH0622255Y2 (ja) | ステッキ、松葉杖等用石突き | |
US3170475A (en) | Attachment for a walking assist device | |
JP2003164309A (ja) | 杖用石突 | |
JPS6041133Y2 (ja) | ゴルフ靴のスパイク取付装置 | |
CN100391380C (zh) | 一种按摩保健鞋底 | |
JPS598580Y2 (ja) | 洋傘等の石突 | |
KR200156057Y1 (ko) | 골프화용 스파이크 | |
JPS6219220Y2 (ja) | ||
JP3173737U (ja) | 活動関節転動式滑り止め杖脚パッド | |
EP0222859A1 (en) | SOLE STRUCTURE FOR SPORTSHOES. |