JPH06220987A - 天井工事用ロボット装置 - Google Patents

天井工事用ロボット装置

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JPH06220987A
JPH06220987A JP1110793A JP1110793A JPH06220987A JP H06220987 A JPH06220987 A JP H06220987A JP 1110793 A JP1110793 A JP 1110793A JP 1110793 A JP1110793 A JP 1110793A JP H06220987 A JPH06220987 A JP H06220987A
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robot
ceiling
manipulator
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control device
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JP1110793A
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Toshio Funatsu
敏夫 船津
Motoi Suzuki
基 鈴木
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 省力、省人化を図るとともに、天井、天井及
び床に対する作業精度を向上し、また作業者を苦渋作業
から解放することができる天井作業ロボットを得る。 【構成】 図示しない制御装置により遠隔制御されるロ
ボットは、制御装置からの指令信号により前後、左右及
び回転並びに停止することができる台車1と、台車本体
3上に設けられ且つ制御装置からの指令信号により前
後、左右及び上下方向に移動自在の天井作業具例えばイ
ンクジェットノズル101用マニピュレータ2と、台車
本体3の下部に設けられ且つ制御装置からの指令信号に
より前後、左右及び上下方向に移動自在の床作業具例え
ばインクジェットノズル102用マニピュレータ4とか
ら成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井工事用ロボット装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井に排気口等の開口を設ける場
合、設備業者は、建築業者が床面に印した返り墨からメ
ジャーにより天井開口の中心の平面的位置を測定してそ
の位置を床面に印す。次いで脚立等の足場に乗り、天井
面から下げ振りを下ろして床面に印された天井開口の中
心点に合わせ、天井面に該中心点を印す。あるいは、レ
ーザビーム放射器を床面の中心点に合わせ、天井面にレ
ーザ光線を照射し、その位置に印をつける。いずれの方
法でも、開口の中心点からメジャーで距離を計りながら
開口をマジック、鉛筆等で記入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の人手に
よる作業は、熟練を要し、かつ高精度を必要とするため
限られた人によって行なわれており、また時間もかかっ
た。更に天井面に記入するため顔を上に向け、手を肩よ
り上げるという苦渋作業であった。
【0004】本発明は、従来のこのような事情に鑑みな
されたもので、省力、省人化を図るとともに精度を向上
し、苦渋作業から作業者を解放することができる天井工
事用ロボット装置を提供することをその目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために制御装置と、該制御装置により遠隔制御
されるロボットとから成り、該ロボットは、前記制御装
置からの指令信号により前後及び左右方向並びに停止す
ることができる台車と、台車本体上に設けられ且つ前記
制御装置からの指令信号により前後、左右及び上下方向
に移動自在の天井作業具用マニピュレータとから成るこ
とを特徴とする。請求項2に記載のように、台車本体の
下部に、制御装置からの指令により、左右方向、前後方
向及び上下方向に移動自在の床作業具用マニピュレータ
を設けてもよい。
【0006】
【作用】ロボットは制御装置からの指令信号により所定
位置に移動して停止する。次いで指令信号により天井作
業具用マニピュレータは、これに取付けた天井作業具が
天井に対し作業ができる高さまで移動した後所定の作業
をするために前後及び左右方向に移動する。台車本体の
下部に床作業具用マニピュレータを設けた場合には、床
作業具が床面に対して所定の作業ができるように、該マ
ニピュレータが制御装置からの指令信号により天井作業
具用マニピュレータと同様に作動する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面につき説明する。
図1は本発明の一実施例のロボットを示す。ロボット
は、建設現場にて使用するものであり、仮設又は本設の
エレベータに乗り、かつ扉開口部を通過できる大きさを
有する。同図において、1は台車、2は台車本体3の上
部に設けられた天井作業具用マニピュレータ、4は台車
本体3の下部に設けられた床作業具用マニピュレータで
ある。
【0008】前記台車1の台車本体3は、夫々対角に配
置された各一対のキャスタ5及び駆動輪6により前後方
向及び左右方向に移動自在で且つ回転及びスピンターン
ができる。台車本体3の下部には、伸縮自在で、伸ばし
たとき台車1を停止した位置に固定すると共に台車本体
3を水平にするために用いられる伸縮固定脚から成る台
車固定装置7が4偶に設けられ、また台車本体3の下部
の中央部には空気ジェット8が設けられている。
【0009】天井作業具用マニピュレータ2は、位置検
出用プリズム9を有し、X軸、Y軸及びZ軸方向に移動
自在で、インクジェットノズル101などの天井作業具
を取付けることができるようになっている。また、床作
業具用マニピュレータ4もX軸、Y軸及びZ軸方向に移
動自在で、インクジェットノズル102などの床作業具
を取付けることができるようになっている。尚、図1に
は示していないが、ジャイロ、姿勢センサ、障害物セン
サ(走行障害物センサ及び床面段差センサ)、交流電源
装置及び蓄電池、アンテナ(いずれも図2に示す)、並
びにその他の装置が台車本体3に設けられている。
【0010】図1に示す台車1は、図2に示すように台
車1の移動範囲外に設けられた制御装置11によって制
御される。台車1の前記マニピュレータ2及び4はマニ
ピュレータ制御装置12及び13に、インクジェットノ
ズル101及び102は夫々ジェット制御装置14及び1
5に、駆動輪6は駆動制御装置16に、駆動輪6の向き
を変える操舵装置17は操舵制御装置18に、台車固定
装置7は台車固定制御装置19に夫々接続され、マニピ
ュレータ制御装置12及び13、ジェット制御装置14
及び15、駆動制御装置16、操舵制御装置18、台車
固定制御装置19、空気ジェット8、ジャイロ20、障
害物センサ21並びに姿勢センサ22はいずれも制御用
コンピュータ23に接続され、該制御用コンピュータ2
3は無線モデム24を介してアンテナ25に接続されて
いる。
【0011】前記制御装置11は、前記位置検出用プリ
ズム9へ光波を送る光波発信器を有する光波距離計を夫
々内蔵する2台以上の外部標識に接続されたCPUから
成り、2台の外部標識のそれぞれと前記位置検出用プリ
ズム9間距離を測定し、3角測量によりロボットの位置
を測定し、天井伏図に記入されている開口の中心点の位
置との間に偏差があるときはその偏差を指令信号として
出力する位置検出装置26と、キーボード27と、フロ
ッピーディスクユニット28と、無線モデム29と、ア
ンテナ30と、ディスプレイ31等を具備する。
【0012】次に上記実施例の作用を、図3及び図4に
示すフローチャートに基づいて説明する。先ず、2台以
上の外部標識を、ロボットの位置検出用プリズム9への
光が遮られない所定の位置に設置し(ステップS1)、
制御装置11のフロッピーディスクユニット28に、例
えば開口の中心点位置、開口サイズ、天井高さ、天井ボ
ード厚さ等が書かれている天井伏図を記憶させたフロッ
ピーディスク等を差し込み(ステップS2)、天井伏図
をディスプレイ31に表示させる(ステップS3)。次
に、外部標識の位置及びロボットの作業開始地点をキー
ボード27から入力し(ステップS4、S5)、ロボッ
トを作業開始地点に手動にて移動する(ステップS
6)。ステップS7では、外部標識に内蔵されている光
波発信装置より光波を発信し、光波をロボットの位置検
出用プリズム9で反射させ、反射光を受信することによ
り光波距離計で外部標識とロボット間の距離を測定し、
ロボットの位置を、CPUを用いて3角測量により測量
する。そして外部標識とロボットの相対位置を確認し、
フロッピーディスクに記憶させた位置と矛盾がないかを
チェックする(ステップS7)。誤差があったときはロ
ボット又は外部標識を移動する(ステップS8)。誤差
がないときは、ロボットの作業の種類を、床墨出し、軽
量下地墨出し、天井ボード墨出し、軽量下地切断、天井
ボード切断の中から選択し(ステップS9)、操作開始
ボタン(図示しない)を押す(ステップS10)と、制
御装置11に入力された天井伏図のデータより天井高
さ、天井ボード厚さ、複数の開口の位置と大きさを読み
取り(ステップS11)、これを指令信号として無線モ
デム29、アンテナ30、25を介してロボットに送
り、無線モデム24を介して制御用コンピュータ23に
入力する。ロボットはその位置を計測されながら操舵装
置17と駆動輪6で開口位置へ自動的に移動し、その位
置に停止する(ステップS12、S13)。
【0013】停止したロボットは台車固定装置7により
固定され、ジャイロ20、姿勢センサ22により水平に
保持される(ステップS14)。軽量下地墨出し、天井
ボード墨出しを選択したときは、マニピュレータ2に設
けられた位置検出用プリズム9と外部標識とからマニピ
ュレータ2の位置を測定し、マニピュレータ2をX軸、
Y軸及びZ軸方向に位置補正を行ない、フロッピーディ
スクに入力された天井伏図に示された開口の中心点に停
止する(ステップS151)。そしてマニピュレータ2
をZ軸方向に移動しながら、タッチセンサ(図示せず)
にて天井面の高さを確認し、天井面に対応した高さに停
止する(ステップS161)。その後、マニピュレータ
2に取付けたインクジェットノズル又はシャープペンシ
ル等の筆記具にて開口の実物大形状を軽量下地又は天井
ボードに書き込む(ステップS171)。軽量下地切
断、天井ボード切断を選択したときは、前記墨出し作業
のステップS151、S161と同様の位置補正を行なっ
た(ステップS152、S162)後、マニピュレータ2
の先端に取付けたダイヤモンドカッター等の鋸にて開口
の穴を開ける(ステップS172)。開口の墨出し又は
切断を行なった後、天井伏図の開口のすべてについて作
業が終了しないときは(ステップS18)、ステップS
12に戻り、天井伏図の次の開口の位置に移動し、同様
の作業を繰り返す。
【0014】天井伏図の全ての開口について作業が終了
したら、作業開始地点まで戻り(ステップS19)、制
御装置11のディスプレイ31に作業終了を表示すると
共に警報を鳴らして作業者に知らせる(ステップS2
0)。床墨出し作業を選択したときは、台車本体3の下
部に取付けられた空気ジェット8にて床の埃を吹き払い
(ステップS153)、マニピュレータ4に取付けたイ
ンクジェットノズル102にて開口の中心点及び開口サ
イズ(数字、形状)を床に書き込む(ステップS1
3)。以下、前記の作業と同様にステップS18、S
19、S20の作業を行なう。
【0015】ロボットの自動走行時に、進行方向に障害
物及び床面の段差があれば、障害物センサ21によって
これを感知して、ロボットを停止し、警報を発する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の構成によれば、省力、
省人化され、天井、天井及び床に対する作業精度を向上
することができ、作業者を苦渋作業から解放することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるロボットの正面図
【図2】 上記実施例のブロック図
【図3】 上記実施例のフローチャートの一部
【図4】 上記実施例のフローチャートの残りの一部
【符号の説明】
1 台車 2 天井作業具用マニピュ
レータ 3 台車本体 4 床作業具用マニピュレ
ータ 101、102 インクジェットノズル 11 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、該制御装置により遠隔制御
    されるロボットとから成り、該ロボットは、前記制御装
    置からの指令信号により前後及び左右方向並びに停止す
    ることができる台車と、台車本体上に設けられ且つ前記
    制御装置からの指令信号により前後、左右及び上下方向
    に移動自在の天井作業具用マニピュレータとから成るこ
    とを特徴とする天井工事用ロボット装置。
  2. 【請求項2】 前記ロボットは、台車本体の下部に設け
    られ且つ前記制御装置からの指令信号により前後、左右
    及び上下方向に移動自在の床作業具用マニピュレータを
    備えることを特徴とする請求項1記載の天井工事用ロボ
    ット装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110466A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 清水建設株式会社 建設作業用ロボットおよび建設作業用ロボットの制御方法
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JP2020139273A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 センクシア株式会社 自走式ロボット及びこれを用いたマーキング方法
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WO2024038217A1 (es) * 2022-08-19 2024-02-22 Phenomenon Robotics, S.L. Robot trazador de lineas de marcaje para construccion

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