JPH06219787A - 塗布外側表面を有するガラスシート - Google Patents
塗布外側表面を有するガラスシートInfo
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- JPH06219787A JPH06219787A JP27258993A JP27258993A JPH06219787A JP H06219787 A JPH06219787 A JP H06219787A JP 27258993 A JP27258993 A JP 27258993A JP 27258993 A JP27258993 A JP 27258993A JP H06219787 A JPH06219787 A JP H06219787A
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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- C03C17/34—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラスシートの外側表面の少なくとも一部分
を塗布する方法で、塗布された表面が耐久性をもち、大
気中のガス及び蒸気に対し抵抗性をもち、よい美的感覚
を持つような塗布方法。 【構成】 金属含有セラミックペイントの層をガラスシ
ートの表面に適用し、前記ガラスシートをその可塑性化
温度に加熱し、前記ガラスシートを成形し、然も、前記
加熱は前記ガラスシートの表面に金属含有セラミックペ
イントを融着するのに充分なものであり、そして前記金
属含有セラミックペイント層の上に有機ペイントの層を
適用する、諸工程からなるガラスシート表面を塗布する
方法。
を塗布する方法で、塗布された表面が耐久性をもち、大
気中のガス及び蒸気に対し抵抗性をもち、よい美的感覚
を持つような塗布方法。 【構成】 金属含有セラミックペイントの層をガラスシ
ートの表面に適用し、前記ガラスシートをその可塑性化
温度に加熱し、前記ガラスシートを成形し、然も、前記
加熱は前記ガラスシートの表面に金属含有セラミックペ
イントを融着するのに充分なものであり、そして前記金
属含有セラミックペイント層の上に有機ペイントの層を
適用する、諸工程からなるガラスシート表面を塗布する
方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にペイントを塗布
した外側表面を有するガラスシートに関する。詳しく
は、本発明は、自動車及び建築嵌込み窓ガラス(glazin
g）に有用な美的魅力をもち且つ耐久性のある製品を与
えるような、ガラスシート外側表面に連続的ペイント層
を塗布する方法に関する。
した外側表面を有するガラスシートに関する。詳しく
は、本発明は、自動車及び建築嵌込み窓ガラス(glazin
g）に有用な美的魅力をもち且つ耐久性のある製品を与
えるような、ガラスシート外側表面に連続的ペイント層
を塗布する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】ガラスシートの表面の少なくとも一部分
を被覆してその周縁の表面あたりに不透明な縁を形成す
ることは、自動車等の乗り物の風防ガラス、サイドライ
ト(sidelite)、又はバックライト(backlite)を製造する
ために知られている。そのような隠蔽バンドは、乗り物
の外気による腐食及び浸食効果からセラミックペイント
層を保護するためにガラスシートの内面（乗り物に乗っ
ている人に最も近いガラスシート側）に適用されてい
る。そのようなペイント塗布表面を大気中のガス及び蒸
気による腐食効果から保護する必要性は、セラミックペ
イントが金属粉末を含む場合に特に大きくなってくる。
を被覆してその周縁の表面あたりに不透明な縁を形成す
ることは、自動車等の乗り物の風防ガラス、サイドライ
ト(sidelite)、又はバックライト(backlite)を製造する
ために知られている。そのような隠蔽バンドは、乗り物
の外気による腐食及び浸食効果からセラミックペイント
層を保護するためにガラスシートの内面（乗り物に乗っ
ている人に最も近いガラスシート側）に適用されてい
る。そのようなペイント塗布表面を大気中のガス及び蒸
気による腐食効果から保護する必要性は、セラミックペ
イントが金属粉末を含む場合に特に大きくなってくる。
【０００３】金属粉末は、ガラスシートをプレスで曲げ
る操作をしている間にペイントが成形型に付着するのを
防ぐことができること及びガス炉によるガラスシート成
形操作中に表面欠陥が形成されるのを防ぐことができる
能力をもつため、最近のセラミックペイントには広く用
いられている。例えば、周縁に隠蔽バンドを有する最近
のモーター乗り物の嵌込み窓ガラスは、実質的に全てが
ガラスの内側表面上にセラミックペイント層を用いてい
る。
る操作をしている間にペイントが成形型に付着するのを
防ぐことができること及びガス炉によるガラスシート成
形操作中に表面欠陥が形成されるのを防ぐことができる
能力をもつため、最近のセラミックペイントには広く用
いられている。例えば、周縁に隠蔽バンドを有する最近
のモーター乗り物の嵌込み窓ガラスは、実質的に全てが
ガラスの内側表面上にセラミックペイント層を用いてい
る。
【０００４】いずれもボアズ(Boaz)による米国特許第
４，６８４，３８９号及び第５，０９０，９８３号明細
書には、自動車嵌込み窓ガラス上に隠蔽バンドを形成す
るのに有用な金属含有セラミックペイントが記載されて
いる。そのような隠蔽バンドは、乗り物の外気による腐
食及び浸食効果を受け易いためガラスシートの内側表面
にだけ適用されている。
４，６８４，３８９号及び第５，０９０，９８３号明細
書には、自動車嵌込み窓ガラス上に隠蔽バンドを形成す
るのに有用な金属含有セラミックペイントが記載されて
いる。そのような隠蔽バンドは、乗り物の外気による腐
食及び浸食効果を受け易いためガラスシートの内側表面
にだけ適用されている。
【０００５】最近の外形の変化により、自動車嵌込み窓
ガラスの外側表面上に隠蔽バンドを形成することが望ま
れるようになってきた。金属粉末を含有するセラミック
ペイントは、ガラスシート成形操作中の粘着及び欠陥形
成を防ぐ能力をもつため、慣用的セラミックペイントよ
れも優れている。金属含有セラミックペイントを使用す
ることは、嵌込み窓ガラスの生産性及びペイント塗布表
面の品質を向上させる結果になっている。しかし、金属
粉末を添加することは、特に外側のペイントとしては不
適切なものにする結果も与える。
ガラスの外側表面上に隠蔽バンドを形成することが望ま
れるようになってきた。金属粉末を含有するセラミック
ペイントは、ガラスシート成形操作中の粘着及び欠陥形
成を防ぐ能力をもつため、慣用的セラミックペイントよ
れも優れている。金属含有セラミックペイントを使用す
ることは、嵌込み窓ガラスの生産性及びペイント塗布表
面の品質を向上させる結果になっている。しかし、金属
粉末を添加することは、特に外側のペイントとしては不
適切なものにする結果も与える。
【０００６】優れた耐久性及び美的品質を与える有機ペ
イントはガラス表面に粘着せず、従って、同様に自動車
嵌込み窓ガラスの外側表面上に隠蔽バンドを形成するの
に用いることはできない。
イントはガラス表面に粘着せず、従って、同様に自動車
嵌込み窓ガラスの外側表面上に隠蔽バンドを形成するの
に用いることはできない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ガラスシートの外側表
面の少なくとも一部分を塗布する方法で、塗布された表
面が耐久性をもち、大気中のガス及び蒸気に対し抵抗性
をもち、美的魅力を持つような方法を開発することが望
ましいであろう。
面の少なくとも一部分を塗布する方法で、塗布された表
面が耐久性をもち、大気中のガス及び蒸気に対し抵抗性
をもち、美的魅力を持つような方法を開発することが望
ましいであろう。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明により、ガラスシ
ートの外側表面を塗布する方法が全く思いがけず発見さ
れた。その方法は、 Ａ） 金属含有セラミックペイントの層をガラスシート
の外側表面に適用し、 Ｂ） 前記ガラスシートをその可塑性化温度に加熱し、
前記ガラスシートを成形し、然も、前記加熱は前記ガラ
スシートの外側表面に前記金属含有セラミックペイント
を融着するのに充分なものであり、そして Ｃ） 前記金属含有セラミックペイント層の上に有機ペ
イント層を適用する、諸工程からなる。
ートの外側表面を塗布する方法が全く思いがけず発見さ
れた。その方法は、 Ａ） 金属含有セラミックペイントの層をガラスシート
の外側表面に適用し、 Ｂ） 前記ガラスシートをその可塑性化温度に加熱し、
前記ガラスシートを成形し、然も、前記加熱は前記ガラ
スシートの外側表面に前記金属含有セラミックペイント
を融着するのに充分なものであり、そして Ｃ） 前記金属含有セラミックペイント層の上に有機ペ
イント層を適用する、諸工程からなる。
【０００９】本発明は、その新規な方法により製造され
た塗布ガラスシートも包含する。更に、本発明は、有機
ペイント層とガラスシート表面との間の付着を改良する
方法も包含する。
た塗布ガラスシートも包含する。更に、本発明は、有機
ペイント層とガラスシート表面との間の付着を改良する
方法も包含する。
【００１０】本発明の塗布ガラスシートは、特に外側表
面に隠蔽バンドを有する自動車又は建築用嵌込み窓ガラ
スを製造するのに非常に適している。
面に隠蔽バンドを有する自動車又は建築用嵌込み窓ガラ
スを製造するのに非常に適している。
【００１１】
【好ましい態様についての記述】本発明は、金属含有セ
ラミックペイント及び有機ペイントの連続層を適用する
ことにより、ガラスシートの外側表面にペイントを塗布
する方法に関する。ここで用いられる「外側」と言う用
語は、ガラスシートによって囲まれた乗り物又は建物の
外側の大気の腐食及び浸食効果に曝されると考えられる
ガラスシート表面を意味する。ここで用いられる「ガラ
スシートの表面」と言う用語は、ガラスシートの主要表
面又はその任意の部分の全体的領域を意味する。
ラミックペイント及び有機ペイントの連続層を適用する
ことにより、ガラスシートの外側表面にペイントを塗布
する方法に関する。ここで用いられる「外側」と言う用
語は、ガラスシートによって囲まれた乗り物又は建物の
外側の大気の腐食及び浸食効果に曝されると考えられる
ガラスシート表面を意味する。ここで用いられる「ガラ
スシートの表面」と言う用語は、ガラスシートの主要表
面又はその任意の部分の全体的領域を意味する。
【００１２】金属含有セラミックペイントは、慣用的ペ
イント適用法、例えば、スクリーン・プリント法を用い
てガラスシートの表面に適用することができる。スクリ
ーン・プリント操作では、ガラスシート上に重ねたスク
リーンを横切って絞り器を用いて金属含有セラミックペ
イントを広げ、スクリーン模様を通してペイントをガラ
スシートの表面上に押出す。この方法は、例えば、自動
車嵌込み窓ガラスの周縁の外側表面上に位置する隠蔽バ
ンドの第一層を作るのに用いることができる。そのよう
な隠蔽バンドは、太陽の紫外線に曝された結果として乗
り物の開口部に嵌込み窓ガラスを取付けるのに用いた接
着剤が劣化するのを防ぎ、嵌込み窓ガラスの縁の下に横
たわる取付け機材及び構造材料を隠すのに有用であるこ
とがよく知られている。隠蔽バンドは一般に嵌込み窓ガ
ラスの縁まで伸びており、下にある接着剤及び構造材料
を隠すのに充分な幅を有するが、乗り物に乗っている人
に最大の視野を与えるように充分狭いものである。セラ
ミックペイントをガラス上にシルク(silk)スクリーニン
グする方法は、ボアズによる米国特許第４，７７０，６
８５号明細書（その記載は参考のため全体的にここに入
れてある）に一層完全に記載されている。
イント適用法、例えば、スクリーン・プリント法を用い
てガラスシートの表面に適用することができる。スクリ
ーン・プリント操作では、ガラスシート上に重ねたスク
リーンを横切って絞り器を用いて金属含有セラミックペ
イントを広げ、スクリーン模様を通してペイントをガラ
スシートの表面上に押出す。この方法は、例えば、自動
車嵌込み窓ガラスの周縁の外側表面上に位置する隠蔽バ
ンドの第一層を作るのに用いることができる。そのよう
な隠蔽バンドは、太陽の紫外線に曝された結果として乗
り物の開口部に嵌込み窓ガラスを取付けるのに用いた接
着剤が劣化するのを防ぎ、嵌込み窓ガラスの縁の下に横
たわる取付け機材及び構造材料を隠すのに有用であるこ
とがよく知られている。隠蔽バンドは一般に嵌込み窓ガ
ラスの縁まで伸びており、下にある接着剤及び構造材料
を隠すのに充分な幅を有するが、乗り物に乗っている人
に最大の視野を与えるように充分狭いものである。セラ
ミックペイントをガラス上にシルク(silk)スクリーニン
グする方法は、ボアズによる米国特許第４，７７０，６
８５号明細書（その記載は参考のため全体的にここに入
れてある）に一層完全に記載されている。
【００１３】本発明により、外側表面に金属含有セラミ
ックペイントを有するガラスシートは、炉を通って運ば
れ、そこでガラスシートはその可塑性化温度計まで加熱
される。ここで用いられる用語「可塑性化温度(plastic
set temperature）」とは、その温度より低いと、適用
された応力がガラスシートの永久的変形を起こさなくな
り、その温度より高いと、ガラスシートが永久的に曲げ
又は成形できるようになる温度を意味する。ガラスシー
トを炉を通して運ぶ間に、金属含有セラミックペイント
は、ガラスシートの表面に一緒に融着する。必要な温度
は一般に約９００°Ｆ〜約１，１００°Ｆである。金属
含有セラミックペイントをガラスシートの表面に融着す
るのに必要な時間は、一般に約１〜約５分である。金属
粒子は炉内の上昇させた温度で少なくとも部分的に酸化
する。部分的に酸化した金属粒子は、後のプレスによる
曲げ操作で金属含有セラミックペイントの成形型への付
着を防ぎ、或は別法として、ガス炉による成形操作中引
っ掻き傷の如き表面欠陥の形成を防ぐ。従って、セラミ
ックペイントに金属粒子を富ませることは、軟化したガ
ラスシートをプレスによる曲げにより成形しようと、或
はガス炉による成形操作により成形しようとも、滑らか
で欠陥のないペイント表面を与える。プレスによる曲げ
及びガス炉による成形操作で用いるためのセラミックペ
イントの一成分として金属粒子を用いることは、いずれ
もボアズによる米国特許第４，６８４，３８９号及び第
５，０９０，９８３号明細書（それらの記載は参考のた
め全体的にここに入れてある）に一層完全に記載されて
いる。
ックペイントを有するガラスシートは、炉を通って運ば
れ、そこでガラスシートはその可塑性化温度計まで加熱
される。ここで用いられる用語「可塑性化温度(plastic
set temperature）」とは、その温度より低いと、適用
された応力がガラスシートの永久的変形を起こさなくな
り、その温度より高いと、ガラスシートが永久的に曲げ
又は成形できるようになる温度を意味する。ガラスシー
トを炉を通して運ぶ間に、金属含有セラミックペイント
は、ガラスシートの表面に一緒に融着する。必要な温度
は一般に約９００°Ｆ〜約１，１００°Ｆである。金属
含有セラミックペイントをガラスシートの表面に融着す
るのに必要な時間は、一般に約１〜約５分である。金属
粒子は炉内の上昇させた温度で少なくとも部分的に酸化
する。部分的に酸化した金属粒子は、後のプレスによる
曲げ操作で金属含有セラミックペイントの成形型への付
着を防ぎ、或は別法として、ガス炉による成形操作中引
っ掻き傷の如き表面欠陥の形成を防ぐ。従って、セラミ
ックペイントに金属粒子を富ませることは、軟化したガ
ラスシートをプレスによる曲げにより成形しようと、或
はガス炉による成形操作により成形しようとも、滑らか
で欠陥のないペイント表面を与える。プレスによる曲げ
及びガス炉による成形操作で用いるためのセラミックペ
イントの一成分として金属粒子を用いることは、いずれ
もボアズによる米国特許第４，６８４，３８９号及び第
５，０９０，９８３号明細書（それらの記載は参考のた
め全体的にここに入れてある）に一層完全に記載されて
いる。
【００１４】表面に金属含有セラミックペイント層が融
着したガラスシートを形成した後、有機ペイントの層を
金属含有セラミックペイント層の上に適用する。さもな
ければガラスシートの表面に粘着しないであろう有機ペ
イントは、金属含有セラミックペイント層の露出表面に
強く接着する。有機ペイント層は金属含有セラミックペ
イント層に付着することが驚いたことに発見された。従
って、従来法で知られている金属を含まないセラミック
ペイントは、本発明の利点及び長所を与えないであろ
う。
着したガラスシートを形成した後、有機ペイントの層を
金属含有セラミックペイント層の上に適用する。さもな
ければガラスシートの表面に粘着しないであろう有機ペ
イントは、金属含有セラミックペイント層の露出表面に
強く接着する。有機ペイント層は金属含有セラミックペ
イント層に付着することが驚いたことに発見された。従
って、従来法で知られている金属を含まないセラミック
ペイントは、本発明の利点及び長所を与えないであろ
う。
【００１５】有機ペイント層は耐久性があり、即ち、軽
い摩耗、及び大気中のガス及び蒸気による腐食及び浸食
効果に対する抵抗性を有する。更に、有機ペイント層は
良い美的感覚をもつ外観を有する。なぜなら、下にある
金属含有セラミックペイント層の表面には欠陥がないか
らである。有機ペイントは例えば、スクリーンプリン
ト、又はマスクを通してのスプレーの如き慣用的塗布法
により適用することができる。
い摩耗、及び大気中のガス及び蒸気による腐食及び浸食
効果に対する抵抗性を有する。更に、有機ペイント層は
良い美的感覚をもつ外観を有する。なぜなら、下にある
金属含有セラミックペイント層の表面には欠陥がないか
らである。有機ペイントは例えば、スクリーンプリン
ト、又はマスクを通してのスプレーの如き慣用的塗布法
により適用することができる。
【００１６】これに対し、有機ペイント層の下に、金属
粒子を含まない慣用的セラミックペイントを用いると、
そのセラミックペイントを塗布した表面がプレスによる
曲げ成形用型に粘着するため、或はセラミックペイント
を塗布した表面がガス炉による成形操作中に成形用ブロ
ックと当たって滑るため、表面欠陥を有するセラミック
ペイント層を与える結果になる。従って、上にある有機
ペイント層も表面欠陥を有するようになる。
粒子を含まない慣用的セラミックペイントを用いると、
そのセラミックペイントを塗布した表面がプレスによる
曲げ成形用型に粘着するため、或はセラミックペイント
を塗布した表面がガス炉による成形操作中に成形用ブロ
ックと当たって滑るため、表面欠陥を有するセラミック
ペイント層を与える結果になる。従って、上にある有機
ペイント層も表面欠陥を有するようになる。
【００１７】金属含有セラミックペイントと有機ペイン
トとの連続層で塗布された外側表面を有する本発明のガ
ラスシートは、金属含有セラミックペイントか又は有機
ペイントのどちらかの一つの層を持つか、又は金属を含
まないセラミックペイントと有機ペイントとの連続的層
を有するガラスシートよりも一層耐久性があり美的魅力
のあるものになる。
トとの連続層で塗布された外側表面を有する本発明のガ
ラスシートは、金属含有セラミックペイントか又は有機
ペイントのどちらかの一つの層を持つか、又は金属を含
まないセラミックペイントと有機ペイントとの連続的層
を有するガラスシートよりも一層耐久性があり美的魅力
のあるものになる。
【００１８】本発明による第一層のために用いる金属含
有セラミックペイントは、セラミックフリット、顔料、
展色剤、及び金属粉末からなる。
有セラミックペイントは、セラミックフリット、顔料、
展色剤、及び金属粉末からなる。
【００１９】本発明の金属含有セラミックペイントを調
製するのに適したセラミックフリットには、鉛含有量の
大きな慣用的鉛硼珪酸塩ガラス組成物、又は亜鉛アルカ
リ又はビスマスアルカリ硼珪酸塩材料から作られた一種
類以上のガラスフリットが含まれる。別法として、フリ
ットは、亜鉛、鉛、チタン、ジルコニウム、ナトリウ
ム、硼素、リチウム、カリウム、カルシウム、アルミニ
ウム、錫、バナジウム、モリブデン、マグネシウム、
鉄、マンガン等の酸化物からなる群から選択されたもの
の如き金属酸化物の組合せからなっていてもよい。フリ
ットは、フリットバッチ成分を約１，６５０°Ｆ〜約
２，９００°Ｆの温度で溶融し、次にその溶融フリット
組成物を水を用いて急冷するか、又は溶融物を反対方向
に回転する冷却金属ロールの間に注入して急冷すること
により製造される。得られたフリット塊を次に細かい粒
子に粉砕し、米国標準篩３２５メッシュの篩を通過する
ようにする。鉛含有量の大きな鉛硼珪酸塩ガラスフリッ
トが好ましい。なぜなら、それは容易に入手でき、比較
的安いからである。そのフリットをセラミックペイント
組成物に一般に約２０〜約６０重量％の濃度で添加す
る。セラミックペイント組成物中のセラミックフリット
の濃度は約３０〜約５０重量％であるのが好ましい。
製するのに適したセラミックフリットには、鉛含有量の
大きな慣用的鉛硼珪酸塩ガラス組成物、又は亜鉛アルカ
リ又はビスマスアルカリ硼珪酸塩材料から作られた一種
類以上のガラスフリットが含まれる。別法として、フリ
ットは、亜鉛、鉛、チタン、ジルコニウム、ナトリウ
ム、硼素、リチウム、カリウム、カルシウム、アルミニ
ウム、錫、バナジウム、モリブデン、マグネシウム、
鉄、マンガン等の酸化物からなる群から選択されたもの
の如き金属酸化物の組合せからなっていてもよい。フリ
ットは、フリットバッチ成分を約１，６５０°Ｆ〜約
２，９００°Ｆの温度で溶融し、次にその溶融フリット
組成物を水を用いて急冷するか、又は溶融物を反対方向
に回転する冷却金属ロールの間に注入して急冷すること
により製造される。得られたフリット塊を次に細かい粒
子に粉砕し、米国標準篩３２５メッシュの篩を通過する
ようにする。鉛含有量の大きな鉛硼珪酸塩ガラスフリッ
トが好ましい。なぜなら、それは容易に入手でき、比較
的安いからである。そのフリットをセラミックペイント
組成物に一般に約２０〜約６０重量％の濃度で添加す
る。セラミックペイント組成物中のセラミックフリット
の濃度は約３０〜約５０重量％であるのが好ましい。
【００２０】本発明により用いられる顔料は、一般にセ
ラミックペイントの着色剤として一緒に働く金属酸化物
の混合物からなる。これらの金属酸化物には、クロム、
コバルト、ニッケル、マンガン、鉄又は銅の酸化物が含
まれるが、それらに限定されるものではない。これらの
金属酸化物の混合物は、ガラス製造分野でよく知られて
いるように、種々の色を形成する。セラミックペイント
隠蔽バンドを自動車嵌込み窓ガラスの周縁表面に適用す
るのに特に有用な金属酸化物の混合物は、黒色酸化物粉
末として当分野で従来から知られている。金属酸化物顔
料は互いに非反応性であると共に、セラミックペイント
に含まれる他の成分又はセラミックペイントが適用され
るガラスとは約１，３００°Ｆまで非反応性である。セ
ラミックペイント組成物中の顔料の濃度は一般に約５〜
約３０重量％になるであろう。その濃度は約１０〜約２
０重量％であるのが好ましい。
ラミックペイントの着色剤として一緒に働く金属酸化物
の混合物からなる。これらの金属酸化物には、クロム、
コバルト、ニッケル、マンガン、鉄又は銅の酸化物が含
まれるが、それらに限定されるものではない。これらの
金属酸化物の混合物は、ガラス製造分野でよく知られて
いるように、種々の色を形成する。セラミックペイント
隠蔽バンドを自動車嵌込み窓ガラスの周縁表面に適用す
るのに特に有用な金属酸化物の混合物は、黒色酸化物粉
末として当分野で従来から知られている。金属酸化物顔
料は互いに非反応性であると共に、セラミックペイント
に含まれる他の成分又はセラミックペイントが適用され
るガラスとは約１，３００°Ｆまで非反応性である。セ
ラミックペイント組成物中の顔料の濃度は一般に約５〜
約３０重量％になるであろう。その濃度は約１０〜約２
０重量％であるのが好ましい。
【００２１】本発明の金属含有セラミックペイント組成
物に用いるのに適した展色剤は、ペイントを適用温度で
流動させる有機材料からなる。有用な展色剤の例には、
パイン油、植物油、鉱物油、高温溶融材料、紫外線硬化
性重合体樹脂、低分子量石油留分、ビニル樹脂、熱可塑
性樹脂、ポリオレフィン、溶媒、等及びそれらの混合物
が含まれるが、それらに必ずしも限定されるものではな
い。好ましい展色剤はパイン油である。展色剤は、金属
含有セラミックペイント組成物の約０．１〜約２５重量
％を占めることができる。
物に用いるのに適した展色剤は、ペイントを適用温度で
流動させる有機材料からなる。有用な展色剤の例には、
パイン油、植物油、鉱物油、高温溶融材料、紫外線硬化
性重合体樹脂、低分子量石油留分、ビニル樹脂、熱可塑
性樹脂、ポリオレフィン、溶媒、等及びそれらの混合物
が含まれるが、それらに必ずしも限定されるものではな
い。好ましい展色剤はパイン油である。展色剤は、金属
含有セラミックペイント組成物の約０．１〜約２５重量
％を占めることができる。
【００２２】本発明の金属含有セラミックペイントに用
いることができる金属粉末は、亜鉛、アルミニウム、
錫、アンチモン、鉛、カドミウム、クロム、コバルト、
銅、マンガン、鉄、珪素、チタン、タングステン、及び
ビスマス、及びそれらの混合物及び合金から調製された
粉末からなるが、それらに必ずしも限定されるものでは
ない。好ましい金属粉末は、微粉砕した亜鉛金属粉末か
らなる。金属粉末は一般に金属含有セラミックペイント
の約５〜約６０重量％の濃度でセラミックペイント組成
物中に存在する。その濃度は金属含有セラミックペイン
トの約１０〜約４０重量％であるのが好ましい。
いることができる金属粉末は、亜鉛、アルミニウム、
錫、アンチモン、鉛、カドミウム、クロム、コバルト、
銅、マンガン、鉄、珪素、チタン、タングステン、及び
ビスマス、及びそれらの混合物及び合金から調製された
粉末からなるが、それらに必ずしも限定されるものでは
ない。好ましい金属粉末は、微粉砕した亜鉛金属粉末か
らなる。金属粉末は一般に金属含有セラミックペイント
の約５〜約６０重量％の濃度でセラミックペイント組成
物中に存在する。その濃度は金属含有セラミックペイン
トの約１０〜約４０重量％であるのが好ましい。
【００２３】例えば、充填剤、熱安定化剤、紫外線エネ
ルギー吸収剤、染料等及びそれらの混合物の如き慣用的
助剤も、一般にペイントの５０重量％を超えない量で金
属含有セラミックペイント中に含有させてもよい。
ルギー吸収剤、染料等及びそれらの混合物の如き慣用的
助剤も、一般にペイントの５０重量％を超えない量で金
属含有セラミックペイント中に含有させてもよい。
【００２４】金属含有セラミックペイント層の上に置く
有機ペイントは、物品を装飾するのに有用であることが
知られているどのようなペイントから選択されてもよ
い。有機ペイントは、一般に顔料、溶媒、及び例えばア
クリル、セルロース、アルキッド、エポキシ、フルオロ
カーボン、フェノール、ポリアミド、ポリウレタン、又
はビニル樹脂、及びそれらの混合物及び共重合体の如き
有機系材料からなる。好ましいペイントには、自動車工
業で現在用いられているもののようなエナメル、エポキ
シ系ペイント、及びラッカーが含まれる。希望する外観
により、金属含有セラミックペイント層に二種類以上の
有機ペイント層を適用してもよいことは当業者に明らか
であろう。特に有用な有機ペイントは、デラウエア州ウ
イルミントンのＥ．Ｉ．デュポン・ド・ヌマーズ社によ
り製造されたＨＤアクリルエナメルである。
有機ペイントは、物品を装飾するのに有用であることが
知られているどのようなペイントから選択されてもよ
い。有機ペイントは、一般に顔料、溶媒、及び例えばア
クリル、セルロース、アルキッド、エポキシ、フルオロ
カーボン、フェノール、ポリアミド、ポリウレタン、又
はビニル樹脂、及びそれらの混合物及び共重合体の如き
有機系材料からなる。好ましいペイントには、自動車工
業で現在用いられているもののようなエナメル、エポキ
シ系ペイント、及びラッカーが含まれる。希望する外観
により、金属含有セラミックペイント層に二種類以上の
有機ペイント層を適用してもよいことは当業者に明らか
であろう。特に有用な有機ペイントは、デラウエア州ウ
イルミントンのＥ．Ｉ．デュポン・ド・ヌマーズ社によ
り製造されたＨＤアクリルエナメルである。
【００２５】本発明は、ここに記載した本発明の代表的
な特別な態様を参照することにより一層容易に理解され
る。しかし、それら特定の態様は、例示及び理解させる
目的でのみ与えられたものであり、本発明は、その本質
或は範囲から離れることなく、特別に記載したものとは
別の仕方で行うこともできることは理解されなければな
らない。
な特別な態様を参照することにより一層容易に理解され
る。しかし、それら特定の態様は、例示及び理解させる
目的でのみ与えられたものであり、本発明は、その本質
或は範囲から離れることなく、特別に記載したものとは
別の仕方で行うこともできることは理解されなければな
らない。
Claims (20)
- 【請求項１】 Ａ） 金属含有セラミックペイントの層
をガラスシートの表面に適用し、 Ｂ） 前記ガラスシートをその可塑性化温度に加熱し、
前記ガラスシートを成形し、然も、前記加熱は前記ガラ
スシートの表面に金属含有セラミックペイントを融着す
るのに充分なものであり、そして Ｃ） 前記金属含有セラミックペイント層の上に有機ペ
イント層を適用する、諸工程からなるガラスシートの表
面を塗布する方法。 - 【請求項２】 成形工程がプレスによる曲げを含む請求
項１に記載のガラスシート表面塗布方法。 - 【請求項３】 成形工程がガス炉による成形を含む請求
項１に記載のガラスシート表面塗布方法。 - 【請求項４】 金属含有セラミックペイントが、亜鉛、
アルミニウム、錫、アンチモン、鉛、カドミウム、クロ
ム、コバルト、銅、マンガン、鉄、珪素、チタン、タン
グステン、ビスマス、それらの混合物及び合金からなる
金属群から調製された金属粉末を含有する請求項１に記
載のガラスシート表面塗布方法。 - 【請求項５】 金属が亜鉛である請求項１に記載のガラ
スシート表面塗布方法。 - 【請求項６】 有機ペイントが、エナメル、エポキシ系
ペイント、及びラッカーからなる群から選択される請求
項１に記載のガラスシート外側表面塗布方法。 - 【請求項７】 自動車嵌込み窓ガラスの外側表面に隠蔽
バンドを形成する方法において、 Ａ） 金属含有セラミックペイントの層を自動車嵌込み
窓ガラスの外側表面に適用し、然も、前記金属含有セラ
ミックペイントは、亜鉛、アルミニウム、錫、アンチモ
ン、鉛、カドミウム、クロム、コバルト、銅、マンガ
ン、鉄、珪素、チタン、タングステン、ビスマス、それ
らの混合物及び合金からなる金属群から調製された金属
粉末を含有し、 Ｂ） 前記嵌込み窓ガラスをその可塑性化温度に加熱
し、前記嵌込み窓ガラスを成形し、然も、前記加熱は前
記嵌込み窓ガラスの外側表面に前記金属含有セラミック
ペイントを融着するのに充分なものであり、そして Ｃ） 前記金属含有セラミックペイント層の上に有機ペ
イント層を適用し、然も、前記有機ペイントはエナメ
ル、エポキシ系ペイント、及びラッカーからなる群から
選択される、諸工程からなる隠蔽バンド形成法。 - 【請求項８】 成形工程がプレスによる曲げを含む請求
項７に記載の自動車嵌込み窓ガラスの外側表面に隠蔽バ
ンドを形成する方法。 - 【請求項９】 成形工程がガス炉による成形を含む請求
項７に記載の自動車嵌込み窓ガラスの外側表面に隠蔽バ
ンドを形成する方法。 - 【請求項１０】 金属が亜鉛からなる請求項７に記載の
自動車嵌込み窓ガラスの外側表面に隠蔽バンドを形成す
る方法。 - 【請求項１１】 Ａ） 表面を有するガラスシート、 Ｂ） 前記ガラスシートの前記表面に付着させた金属含
有セラミックペイントの層、及び Ｃ） 前記金属含有セラミックペイント層に付着させた
有機ペイント層、からなる塗布ガラスシート。 - 【請求項１２】 金属含有セラミックペイントが、亜
鉛、アルミニウム、錫、アンチモン、鉛、カドミウム、
クロム、コバルト、銅、マンガン、鉄、珪素、チタン、
タングステン、ビスマス、それらの混合物及び合金から
なる金属群から調製された金属粉末を含有する請求項１
１に記載の塗布ガラスシート。 - 【請求項１３】 金属が亜鉛である請求項１２に記載の
塗布ガラスシート。 - 【請求項１４】 有機ペイントが、エナメル、エポキシ
系ペイント、及びラッカーからなる群から選択される請
求項１１に記載の塗布ガラスシート。 - 【請求項１５】 Ａ） 外側表面を有する自動車嵌込み
窓ガラス、 Ｂ） 前記嵌込み窓ガラスの周縁の外側表面に付着させ
た金属含有セラミックペイントの層であって、前記金属
含有セラミックペイントが、亜鉛、アルミニウム、錫、
アンチモン、鉛、カドミウム、クロム、コバルト、銅、
マンガン、鉄、珪素、チタン、タングステン、ビスマ
ス、それらの混合物及び合金からなる金属群から調製さ
れた金属粉末を含有しているセラミックペイント層、及
び Ｃ） 前記金属含有セラミックペイント層に付着させた
有機ペイント層であって、前記有機ペイントがエナメ
ル、エポキシ系ペイント、及びラッカーからなる群から
選択されている有機ペイント層、からなる外側表面に隠
蔽バンドを有する自動車嵌込み窓ガラス。 - 【請求項１６】 金属が亜鉛からなる請求項１５に記載
の自動車嵌込み窓ガラス。 - 【請求項１７】 有機ペイント層とガラスシートの表面
との間に金属含有セラミックペイント層を介在させるこ
とからなる有機ペイント層のガラスシート表面への接着
を改良する方法。 - 【請求項１８】 金属含有セラミックペイントが、亜
鉛、アルミニウム、錫、アンチモン、鉛、カドミウム、
クロム、コバルト、銅、マンガン、鉄、珪素、チタン、
タングステン、ビスマス、それらの混合物及び合金から
なる金属群から調製された金属粉末を含有する請求項１
７に記載の有機ペイント層のガラスシート表面への接着
を改良する方法。 - 【請求項１９】 金属が亜鉛である請求項１７に記載の
有機ペイント層のガラスシート表面への接着を改良する
方法。 - 【請求項２０】 有機ペイントが、エナメル、エポキシ
系ペイント、及びラッカーからなる群から選択される請
求項１７に記載の有機ペイント層のガラスシート表面へ
の接着を改良する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US968912 | 1992-10-30 | ||
| US07/968,912 US5328753A (en) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | Glass sheets having painted exterior surfaces |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219787A true JPH06219787A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=25514931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27258993A Pending JPH06219787A (ja) | 1992-10-30 | 1993-10-29 | 塗布外側表面を有するガラスシート |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5328753A (ja) |
| EP (1) | EP0595585B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06219787A (ja) |
| DE (1) | DE69322366T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3802904A1 (de) * | 1987-01-30 | 1988-08-11 | Nissan Motor | Servounterstuetzte lenkanlage |
| JP2009530215A (ja) * | 2006-03-13 | 2009-08-27 | エージーシー フラット グラス ユーロップ エスエー | 被覆されたガラスシート |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5684515A (en) * | 1995-12-21 | 1997-11-04 | Libbey-Owens-Ford Co. | Method for placing indicia on substrates having an enamel band thereon |
| US5820991A (en) * | 1997-02-24 | 1998-10-13 | Cabo; Ana M. | Fused glass sheets having ceramic paint and metal foil and method of making same |
| US5891238A (en) * | 1997-12-29 | 1999-04-06 | Aos Holding Company | Curable pigmented silicate compositions |
| US6277492B1 (en) * | 1998-07-06 | 2001-08-21 | Visteon Global Technologies, Inc. | Providing organic paint on glass to match automotive body color |
| US6837073B2 (en) * | 2001-07-18 | 2005-01-04 | Ana M. Cabo | Method for making fused glass sheets |
| US8664570B2 (en) * | 2004-10-04 | 2014-03-04 | Guardian Industries Corp. | Vehicle window having bus bar(s) of conductive black frit |
| US20060159893A1 (en) * | 2005-01-19 | 2006-07-20 | Visteon Global Technologies, Inc. | Decorative articles for automotive glazing and methods of making same |
| US20080003416A1 (en) * | 2005-01-19 | 2008-01-03 | Watson Rodney B | Decorative Articles for Automotive Glazing and Methods of Making the Same |
| US7832233B2 (en) * | 2005-05-18 | 2010-11-16 | Ferro Corporation | Method of making staged burnout enamels for second surface firing of multilayer glass structures |
| KR100697870B1 (ko) | 2005-08-19 | 2007-03-22 | 차봉수 | 건축자재용 착색유리 및 그 제조방법 |
| US7560401B2 (en) * | 2007-04-20 | 2009-07-14 | Johnson Matthey Public Limited Company | Frits and obscuration enamels for automotive applications |
| US20100112324A1 (en) * | 2009-08-06 | 2010-05-06 | Boaz Premakaran T | Coatings on Glass |
| US8505654B2 (en) * | 2009-10-09 | 2013-08-13 | Element Six Limited | Polycrystalline diamond |
| BR112013002031B1 (pt) * | 2010-07-27 | 2020-08-25 | Agc Automotive Americas R&D, Inc | conjunto de janela para um veículo e método para fabricar um conjunto de janela para um veículo |
| EP2931671A4 (en) | 2012-12-14 | 2016-08-10 | Ferro Corp | METHOD FOR PRODUCING A MULTILAYER GLASS STRUCTURE |
| WO2024063729A1 (en) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | Yorglass Cam Sanayi̇ Ve Ti̇caret Anoni̇m Şi̇rketi̇ | Thermochromic paint |
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| US2119608A (en) * | 1935-07-08 | 1938-06-07 | Phoenix Glass Company | Coated glassware |
| CH562168A5 (ja) * | 1970-08-25 | 1975-05-30 | Jenaer Glas Schott Gen Veb | |
| JPS5941477A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-07 | Matsushita Electric Works Ltd | ほうろう製品の製造法 |
| JPS6131363A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-13 | 川崎製鉄株式会社 | 炭素含有流し込み材 |
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| JPH0354133A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-08 | Daiyamondo Mahobin Kogyo Kk | ガラスブロック |
| US5094881A (en) * | 1990-01-11 | 1992-03-10 | Lilly Industrial Coatings, Inc. | Mirrorback coating |
| US5090983A (en) * | 1990-07-12 | 1992-02-25 | Ford Motor Company | Metal enriched scratch resistant ceramic paint |
| US5180285A (en) * | 1991-01-07 | 1993-01-19 | Westinghouse Electric Corp. | Corrosion resistant magnesium titanate coatings for gas turbines |
-
1992
- 1992-10-30 US US07/968,912 patent/US5328753A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-25 DE DE1993622366 patent/DE69322366T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-25 EP EP19930308493 patent/EP0595585B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-29 JP JP27258993A patent/JPH06219787A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69322366D1 (de) | 1999-01-14 |
| EP0595585B1 (en) | 1998-12-02 |
| DE69322366T2 (de) | 1999-07-22 |
| US5328753A (en) | 1994-07-12 |
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