JPH06218317A - 粉体回収システム - Google Patents

粉体回収システム

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Publication number
JPH06218317A
JPH06218317A JP5246677A JP24667793A JPH06218317A JP H06218317 A JPH06218317 A JP H06218317A JP 5246677 A JP5246677 A JP 5246677A JP 24667793 A JP24667793 A JP 24667793A JP H06218317 A JPH06218317 A JP H06218317A
Authority
JP
Japan
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powder
assembly
fan
canopy
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5246677A
Other languages
English (en)
Inventor
Timothy E Wilson
イー. ウィルソン ティモシィ
Donald L Urig
エル. ウリグ ドナルド
Michael A Reighard
エー. ライガード マイケル
David L Ray
エル. レイ デヴィッド
Dean A Koch
エー. コック ディーン
Jeffrey R Shutic
アール. シュテク ジェフリイ
Andreas Kress
クレス アンドレアス
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Nordson Corp
Original Assignee
Nordson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nordson Corp filed Critical Nordson Corp
Publication of JPH06218317A publication Critical patent/JPH06218317A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • B05B16/40Construction elements specially adapted therefor, e.g. floors, walls or ceilings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/48Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths specially adapted for particulate material

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 静電塗布用粉体コーティング・ブースの粉体
回収機が粉体スプレ・キャノピー及びファン・プレナム
の両方に対して迅速に位置合せでき、かつ確実にシール
できるシステムを提供。 【構成】 基部44と、底壁に入口開口を有するファン
・プレナム・アッセンブリ38を支持するように基部に
固定されたファン支持体64と、側壁に排気開口を有
し、基部に固定された粉体スプレ・ブース12のキャノ
ピー14と、前壁に入口開口を、上板に排気開口36を
有する粉体回収機24と、を具備し、粉体回収機はキャ
ノピー及びファン・プレナム・アッセンブリに対してシ
ールされ、これによりキャノピーの側壁の排気開口が粉
体回収機の入口開口30に対してシールされ、ファン・
プレナム・アッセンブリの入口開口が粉体回収機の排気
開口36に対してシールされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体コーティング材料
の静電塗布用粉体コーティング・ブース及び回収システ
ムに関する。特に、本発明は粉体回収機が粉体スプレ・
キャノピー及びファン・プレナムの両方に対して迅速に
位置合せでき、かつ確実にシールできるように、粉体ス
プレ・キャノピーをファン・プレナムに迅速かつ容易に
位置合せする装置に関する。本発明はまた、フィルタ・
カートリッジを粉体回収機に迅速かつ容易に取付及び取
外すことができる改良型のフィルタ・カートリッジ取付
アッセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】粉体材料を物品に静電的に塗布する粉体
ブースは、一般にスプレ・ブースと、スプレすべき物品
をスプレ・ブースを通って運ぶコンベアとを具備する。
このブースに取付けられたフプレ・ガンは、粉体供給ホ
ッパーや粉体ポンプのような空気搬送粉体の供給源に接
続され、静電帯電された粉体材料を、コンベアによって
ブースを通って運ばれる電気接地の物品にスプレする。
この粉体ブースの重要な特長は、過剰スプレ粉体を回収
してスプレ・ガンに戻す装置である。尚、この過剰スプ
レ粉体は粉体被覆すべき物品に付着しなかった粉体を意
味する。一般には、ファン・プレナム・アッセンブリを
有する排気システムは、ブース内を負圧にし、これによ
り過剰スプレ粉体を粉体回収機内に吸込み、ここで、空
気を粉体から分離して、その後にこの分離した清浄空気
を大気に排出する。このような過剰スプレ粉体は、一般
には粉体回収機の底に収集され、ここから粉体供給ホッ
パーに再循環されてスプレ・ガンに戻される。
【0003】空気が余った粉体をスプレ・ブース内から
粉体回収機内に運ぶ時に、粉体の一部が粉体回収機の底
に落下しそこに積もり、他方、粉体の残りは一個以上の
フィルタの外面に溜まる。この後者の粉体は、米国特許
第4,662,309号に開示されたように、空気パル
ス衝突のような方法によって、除去することができる。
尚、上記特許は、本願の譲受人であるNordson社
に譲渡されたもので、本明細書の一部を構成する。
【0004】一般に、スプレする粉体の色が異なると、
異なった粉体回収機を使用するため、交換可能な粉体回
収機がスプレ・ブースの下又はその近傍に進入又は退出
される。このような粉体回収機は入口開口を有し、これ
はスプレ・ブースのキャノピーの粉体排気開口に位置合
せされ、確実にシールされるように構成されている。こ
のとき、スプレ粉体が周囲の雰囲気中に漏洩しないよう
に、気密シールを設けることが重要である。更に、粉体
回収機は空気出口を有する。これは排気プレナム・アッ
センブリの空気入口開口に位置合せされ、かつシールさ
れるように構成されている。この場合も、ファン・プレ
ナムの排気ファンによって生ずる負圧がスプレ・ブース
内で充分に作用して過剰スプレ粉体をすべて、粉体回収
機内に吸込む為に、シールを設けることが重要である。
また、空気プレナムの開口の周囲の気密シールは、フィ
ルタの洗浄のためにプレナムから粉体回収機に放射され
る洗浄用空気パルスの漏洩を防止するのに重要である。
このような漏洩が生ずると、フイルタの洗浄効果が低減
してしまうであろう。
【0005】米国特許第4,498,913号に示され
たように、これまでは、粉体ブース・スプレ・システム
を別に支持された自立のファン・プレナムと共に設置す
る際に、このスプレ・ブースはまず、このスプレ・ブー
スを貫通するコンベア・ラインに対して位置合せされ
た。一般には、スプレ・ブースは基部を具備し、この基
部は6又は8個の脚を有し、各脚は調整可能な足、例え
ばキャスタを有する。このスプレ・ブースの位置合せ
は、特にブースを載置する工場の床に凹凸がある場合に
は、多大な労力及び時間を必要とする作業であった。
【0006】次に、排気ファン・プレナムの空気入口ポ
ートは、スプレ・ブース・キャノピーの粉体排気開口に
対して位置合せされ、これによって粉体回収機が所定位
置に移動された時に、その入口開口がキャノピーの粉体
排気開口に対して位置合せされかつシールされ、その空
気出口が排気プレナム・アッセンブリの空気入口開口に
位置合せされかつシールされる必要があった。しかしな
がら、この作業は一般に、ファン・プレナムを支持する
4本の脚のキャスタを調整しなければならず、これは多
大な労力と時間を必要とするものであった。最後に、粉
体回収機をブース及び空気プレナムの両方に対して正し
くシールする為に、粉体回収機の4本の脚のキャスタを
調整する必要があった。
【0007】米国特許第4,277,260号及び第
4,378,728号に示されたように公知の別のタイ
プのブースでは、ファン部が構造的にスプレ・ブースに
連結されている。この場合、ファン・プレナムはかなり
重く、ブースから片持梁のように突出しているので、ス
プレ・ブース・キャノピーは、ファン・プレナムを支持
する為に重量のある金属製としなければならない。この
理由は、特に、ファン部が重いことに加えて、それが、
フィルタ・カートリッジをパルス洗浄するのに使用され
る弁マニホールドから多くの振動を発生する為である。
重量のある金属製のスプレ・ブース・キャノピーは、高
価であることに加えて、粉体コーティング材料を吸い付
け易く、このため、粉体コーティング材料は被覆すべき
物品よりもむしろブース壁に付着してしまう。
【0008】米国特許第4,354,451号では、フ
ァン・ユニットがスプレ・ブースの上面の上方に位置
し、スプレ・ブースの上面に直接に又はスプレ・ブース
に無関係に取付けられる。いずれの場合にも、このシス
テムには問題がある。即ち、第一に、粉体回収機は高さ
が非常に高いので、工場の床を安全に移動するのが困難
になる。これは特に粉体の色を変える時には必ず粉体回
収機を交換するので、問題となる。第二は、スプレ・ブ
ースを、ファン・ユニットを支持する為に重量のある金
属製としなければならない点である。
【0009】公知の技術のその他の共通する問題は、粉
体回収機内に空気フィルタを取付けるのに使用される装
置に関する。米国特許第4,218,277号に示され
たように、空気フィルタは中央タイロッドを有し、この
タイロッドはネジ付きのナットによって底板を貫通する
孔に固着される。このような構成が問題となる一つの理
由は、瀘過されていない粉体が清浄空気ファン・プレナ
ムに侵入する通路が上記孔によって作られてしまうこと
である。粉体の粒子が清浄空気のファン・プレナム内に
漏洩すると、下流側のフィルタ、特に極めて微細な粒子
を瀘過する構成の最終フィルタが、急速に目詰りを起こ
し、この為、粉体コーティング作業の全体が停止してし
まう。更に、このような構成のフィルタは回収機に取付
けるのが難しい。多くの場合、このフィルタを設置する
には、粉体回収機の排気側と入口側とに夫々据え付け具
が必要であった。
【0010】そこで、本発明の目的は、上述の公知のシ
ステムの問題等を解決する為に、粉体スプレ・キャノピ
ーをファン・プレナムに位置合せして、粉体回収機を粉
体ブース・キャノピー及びファン・プレナムの両方に迅
速に位置合せでき、かつ確実にシールすることができる
点である。
【0011】本発明の別の目的は、粉体回収機へのフィ
ルタ・カートリッジの取付及び取外を迅速かつ簡単に行
うことができる改良型のフィルタ・カートリッジ取付ア
ッセンブリを提供することにある。
【0012】本発明の更に別の目的は、鉛直方向のフィ
ルタ・カートリッジを押圧取付する構造であって、フィ
ルタ・カートリッジを簡単に据付でき、かつシールが簡
単・確実である取付構造を提供することである。
【0013】本発明の更に別の目的は、ファン・プレナ
ムと粉体回収機との間のシールを改良することである。
【0014】更に別の目的は、ブース・キャノピーが軽
量なプラスチック材料で構成できるように、ファン・プ
レナムをブースによって支持するブース構造を提供する
ことである。
【0015】本発明によると、粉体コーティング・シス
テムは基部を具備し、この基部にはファン支持体が取付
けられている。このファン支持体はファン・プレナム・
アッセンブリを支持するように構成され、このファン・
プレナム・アッセンブリはその底壁に入口開口を有す
る。粉体スプレ・ブースのキャノピーは、側壁に排気開
口を有し、上記基部とファン支持体とに固着される。粉
体回収機は前壁に入口開口を、上板に排気開口を夫々有
し、キャノピーとファン・プレナム・アッセンブリとに
対してシールされるように構成され、これによって、キ
ャノピーの側壁の排気開口は粉体回収機の入口開口に対
してシールされ、またファン・プレナム・アッセンブリ
の入口開口は粉体回収機の排気開口に対してシールされ
る。
【0016】また、本発明によると、ファン・プレナム
・アッセンブリとブース・キャノピーとを同時に水平調
整する為に、基部にレベリング手段が設けられている。
粉体回収機のレベリング手段は粉体回収機をファン・プ
レナム・アッセンブリ及びキャノピーに対して同時に水
平調整し、これによって、粉体回収機の入口開口がキャ
ノピーの排気開口に対してシールの為に位置合せされ、
また粉体回収機の排気開口がファン・プレナム・アッセ
ンブリの入口開口に対してシールの為に位置合せされ
る。
【0017】基部は二本の実質的に平行な梁と実質的に
長方形のテーブルとを具備し、これらの平行梁は各端に
脚を有し、テーブルは平行梁に固着されている。テーブ
ルは、平行梁に固着された中央部とこの中央部の両端か
ら夫々延在した第1及び第2の端部とを有し、これらの
第1及び第2の端部は平行梁から外方へ片持梁のように
支持されている。キャノピーは平行梁上に固着され、平
行梁の一部がテーブルの一側部から外方へ突出し、この
突出部にファン支持体が固着される。
【0018】本発明によると、ファン・プレナム・アッ
センブリと粉体回収機との間のシール手段は、ファン・
プレナム・アッセンブリの入口開口に対して粉体回収機
の排気開口をシールする。このシール手段は、ブラケッ
トとこのブラケットに固定的に把持された空気シール部
材とを具備する。このシール部材はエラストマー材料製
であり、その横断面は上面と、二つの側壁と、直立リブ
を有する底面と、中空の内室とから構成される。シール
部材は通常は収縮した空気抜け状態であり、このとき直
立リブは上面に接近した第1位置にある。シール部材が
膨らんで膨脹状態になると、直立リブは、上記第1位置
よりも上面から更に離れた第2位置に至る。シール手段
は粉体回収機を所定位置に保持するのにも寄与する。ま
た、第2のシール手段がファン支持体と粉体回収機との
間に設けられ、ファン支持体の壁の開口を粉体回収機の
入口開口に対してシールする。
【0019】本発明によると、スプレ・ブースのキャノ
ピーとファン・プレナム・アッセンブリとの両方に対し
て粉体回収機をシールする方法は、以下の工程を具備す
る。即ち、基部が設けられ、この基部は排気開口を有す
るキャノピーと入口開口を有するファン・プレナム・ア
ッセンブリとの両方に固着される。基部は、コンベアと
位置合せされ、更に水平調整され、この水平調整によっ
て、キャノピーの排気開口とファン・プレナム・アッセ
ンブリの入口開口とが自動的かつ同時に水平調整され
る。入口開口と排気開口とを有する粉体回収機がその後
に基部に対して水平調整され、これによって、粉体回収
機の入口開口がキャノピーの排気開口にシールの為に自
動的に位置合せされると共に、粉体回収機の排気開口が
ファン・プレナム・アッセンブリの入口開口に同時に位
置合せされる。次いで、キャノピーの排気開口が粉体回
収機の入口開口にシールされ、ファン・プレナム・アッ
センブリの入口開口が粉体回収機の排気開口に気密シー
ルされる。
【0020】更に、本発明によると、カートリッジ取付
アッセンブリは底板を有する中空のカートリッジを具備
し、このカートリッジの底端の内壁にはメネジ付のボス
が固着されている。タイロッドはカートリッジを貫通
し、一端がメネジ付のボスに螺合し、他端が支持アッセ
ンブリに螺合している。この支持アッセンブリは、カー
トリッジが粉体回収機の上板に対して固着されるよう
に、粉体回収機内の開口内に支持される。ハンドルがタ
イロッドを貫通し、カートリッジが回収機に取付けられ
る前に、まずタイロッドをネジ付のボス内に螺合させ
る。スパイダー・アッセンブリは中央ブッシュと複数の
トラス・アームとを有し、これらのトラス・アームは中
央ブッシュに固着され、そこから半径方向外方へ突出し
ている。トラス・アームの外側端は、粉体回収機の上板
の開口の周囲に対して載置されるように、切り込みが付
けられ、これによってカートリッジがその開口の周囲で
支持される。上板のノッチはトラス・アームに係合し、
スパイダ・アッセンブリの回転移動を阻止する。タイロ
ッドに設けられた中心出しブラケットはカートリッジの
内壁に係合して、タイロッドの中心線をカートリッジの
中心線に一致した状態に保ち、これによって、特に据付
中にネジ付のボスがタイロッドの位置ずれによって生ず
るトルクを受けないようにする。ハンドルを使用してタ
イロッドを中央ブッシュ内に引き上げると、タイロッド
の上端にナットを螺合させることができ、これによりカ
ートリッジを回収機に取付けることができる。ロール・
ピンがタイロッドを貫通してブッシュに係合し、粉体回
収機からのカートリッジの取出し時にタイロッドとボス
との螺合が解けることを防止している。こうして、単一
の据付具によって、カートリッジの据付及び取外の両方
を行うことができる。
【0021】本発明の現時点での好適実施例の構造や作
用や利点は、添付の図面を参照した以下の説明から更に
明らかになるであろう。
【0022】
【実施例】図1及び図2において、粉体コーティング・
システム10は、生産ラインで粉体コーティング材料塗
布用の粉体コーティング・ブース12として使用される
もので、過剰スプレ粉体の自動回収及び再循環設備を具
備する。このブース自体は一般的に公知の構成であり、
キャノピー(天蓋)14を具備する。このキャノピー1
4は両端に入口16と出口18とを有し、コーティング
すべき物品又は部品20がここを通って搬送される。こ
の例では、一般に、コーティングすべき物品20はコン
ベア・システム22からフック21によって吊下げら
れ、スプレ・ブースをゆっくりと通過する。この間に、
物品20は、一以上のスプレガンによってスプレされる
が、このスプレは、粉体回収機24の反対側のキャノピ
ーの開口(不図示)から行われる。
【0023】図1と図2と図10に示したように、粉体
回収機24は車輪26を有し、この車輪26は、好まし
くは鉛直方向調整可能なキャスタであるレベリング(水
平化)手段27を具備し、床の状態が特別な場合に必要
に応じて粉体回収機24を水平にすることができる。こ
の粉体回収機24は、システム10の運転中には、キャ
ノピー14の側壁の排気開口28に隣接配置される。粉
体回収機24は図10に明示したように、側壁に入口開
口30を有し、この開口30のまわりには、シール32
が設けられている。尚、このシール32の断面は「D」
形状が好ましい。入口開口30は後述のように、キャノ
ピー排気開口28に嵌合するように構成されている。回
収機の上板34(図1参照)は排気開口36を有し、こ
の排気開口36はファン・プレナム・アッセンブリ38
の下に嵌合し、図9に示したように入口開口42の周囲
のファン・プレナム38の底壁部40に対してシールさ
れる。この点については後に詳述する。
【0024】本発明の基本的特長は基部44の構成であ
り、この基部44の構成により、キャノピー14がファ
ン・プレナム・アッセンブリ38に対して自動的に正し
く位置合せ(アライメント)され、これによって、粉体
回収機24は、所定位置に移動しかつそこから退出する
ことができると共に、ファン・プレナム38の入口開口
42と粉体スプレ・キャノピー14の排気開口28との
両方に対して迅速に位置合せ可能で、かつ確実にシール
可能である。図3に示したように、基部44は長方形テ
ーブル46を具備し、このテーブル46は中央部48と
両側の端部50,52とを有し、これらの端部50,5
2は中央部48の両端から外方に片持梁状に突出してい
る。テーブル46は二つのほぼ平行な梁54と56上に
支持され、これらの梁54と56はテーブル46の長手
方向を横切るように延在し、両端に脚部材58を有す
る。梁54と56は中央部48と両端部50,52との
交点の下に位置し、溶接などの手段によってテーブル4
6に固着されている。長方形の支柱60はテーブル46
の底部および梁54,56に固着され、梁54,56に
よるテーブル46の支持を補強している。平行梁54,
56は、テーブル46の一方側部62から外方に突出し
て、ファン支持体64(図4参照)固着用の基部を構成
している。
【0025】レベリング手段72は基部44に設けら
れ、後に詳述するように、ファン・プレナム・アッセン
ブリ38とキャノピー14とを同時に水平にする。この
レベリング手段72は脚58の底部に鉛直方向調整可能
な足72を具備する。
【0026】図4に示したように、ファン支持体64は
前壁80を具備し、この前壁80は開口82を有し、こ
の開口82はキャノピー14の排気開口28(図1参
照)に嵌合するように構成されている。開口82の周囲
の長方形フレーム84の滑らかな面に対して、後述のよ
うに粉体回収機の「D」形状のシール32がシールされ
る。板86は開口82の底縁に沿って固着され、この板
86の高さは、スプレ・ブース12の内部床を構成する
テーブル46と同一高さである。板86は回収機24の
入口開口30内に延在しているので、ブース内部床46
上に堆積した粉体を回収機24内に容易に排出させるこ
とができる。ファン支持体64は、二枚の平行な側壁8
8,90を具備し、これらの側壁88,90は前壁80
に固着され、この前壁80にほぼ垂直に延在している。
これらの側壁88,90の下面は溶接やボルトなどの手
段によって、平行梁54,56の、テーブル46の側面
62から突出した部分の上面に固着されている。側壁8
8,90の上面はフレーム84に垂直であり、ファン・
プレナム・アッセンブリ用の支持面を構成し、このファ
ン・プレナム・アッセンブリ用の支持面に、ファン・プ
レナム・アッセンブリ38の底部が図6に示したよう
に、ボルト及びナットのような手段によって取付けられ
る。
【0027】本発明の重要な特長は、ファン支持体64
がこのファン支持体64の前壁80の開口82とファン
・プレナム・アッセンブリ38の入口開口42との関係
を垂直に保つことができる点である。この様な関係は、
大切なことであって、これによって、互いに垂直な粉体
回収機24の入口開口30と排気開口36との両方がフ
ァン支持体64の前壁80の開口82とファン・プレナ
ム・アッセンブリ38の入口開口42との両方に迅速か
つ容易に位置合せされると共に正しくシールされる。キ
ャノピー14がテーブル46に固着されると、キャノピ
ー14の側壁をファン支持体64の前壁80に固定する
ことができ、これによって、排気開口28が開口82と
しっかりと位置合せされる。ファン・プレナム・アッセ
ンブリ38の入口開口42が、前壁80に垂直な側壁8
8,90の上面に固定的に取付けられると、ファン・プ
レナム・アッセンブリ38の入口開口42は、ファン・
プレナム支持体64の前壁80の開口82に対して垂直
となるように、自動的に位置合せされる。
【0028】このように、ファン・プレナム38の入口
開口42とファン支持体64の前壁の開口82との関係
が垂直になっているので、粉体回収機24を図2の示し
たように所定位置へ移動させるだけで、粉体回収機24
はファン・プレナム・アッセンブリ38とキャノピー1
4とに対して同時に位置合せされ、この位置合せによっ
て、そこが気密シールされる。即ち、粉体回収機24の
入口開口30と排気開口36とは、夫々ファン支持体の
開口82とファン・プレナム入口開口42に対して位置
決めされ、これによって、後に詳述するように気密シー
ルを迅速かつ容易に作ることができる。この気密シール
は粉体コーティング・システム10の機能を充分に発揮
する為に以下の理由により非常に重要である。即ち、気
密シールの存在によって、粉体コーティング・ブース1
2から流出する空気搬送粉体の量が増大し、かつ粉体が
ブースから外部周囲に及び回収機からファン・プレナム
に夫々漏洩することを防止する。
【0029】本発明の別の特徴は、ファン・プレナム・
アッセンブリを、従来技術の場合のようにキャノピーに
よって支持するのではなく、基部44によって支持する
ものである。これにより、キャノピーは、例えばポリプ
ロピレン等のプラスチックのような軽量の非金属材料で
構成することができる。プラスチック製のキャノピーの
利点は、粉体コーティング材料が金属製のキャノピーの
場合のようにプラスチックに電気的に吸着したりキャノ
ピーの側面へ付着したりすることが無くなることであ
る。この点は、粉体の色を代える時及び新しい色の粉体
のスプレ前にシステムを洗浄する必要のある時に特に重
要である。更に、キャノピーは半透明材料から作ること
もでき、これによって、スプレ・ブース内部が明るくな
るので、システムの操作者はシステム内部を容易に監視
することができる。更に、プラスチックは軽量であるの
で、組立が簡単となりコストも低減される。
【0030】図10は入口開口30を具備する粉体回収
機24の正面を示したもので、この入口開口30の周囲
にはシール手段32が配置され、このシール手段32は
典型的には断面が「D」形状のエラストマー・シールが
使用される。粉体回収機24が図2に示したように所定
位置に配置されると、ファン支持体64に取付けられた
公知のラッチ機構(不図示)が回収機24をファン支持
体64の前壁80に対して引き寄せ、これによりシール
32をフレーム84に対して、強く押圧して、キャノピ
ー14の後壁と粉体回収機24の入口開口30との間に
気密シールを形成する。
【0031】本発明の別の重要な特長は、図7,図8及
び図9に示されたようにファン・プレナム・アッセンブ
リ38の底部40の入口開口42の周囲に配置されたシ
ール・アッセンブリ100を具備するシール手段99で
ある。このシール・アッセンブリ100は、ブラケッ
ト、即ち押出品104に固着された収縮可能(リトラク
タブル)な空気シール部材102を有する。この押出品
104は上部壁105を有し、この上部壁105はスポ
ット溶接などの任意の手段によって底壁40に固定され
ている。上部壁105の両側のブラケット側壁106,
108は、上部壁105から下方に延在しており、これ
らの側壁106,108はまず、内側に互いに接近した
後に、外方に向きを変えることによって、対向する曲面
凹部110,112を形成する。これらの凹部110,
112はシール部材102の上部縁を把持する。シール
部材102はエラストマー材料から構成することが好ま
しく、図8に断面を示したように通常は空気の抜かれた
収縮形状である。また、シール部材102は上部面11
4と二つの側壁116,118とを有し、これらの側壁
116,118は上部面114から下方に突出し、最初
に内側に互いに接近して肩部120,122を形成した
後に、外方へ離れて、内方に曲った凹部と下方の外方に
丸まったコーナー124,126を形成する。これらの
コーナー124,126はリブ128で交差し、このリ
ブ128は外方に向いたぎざぎざの付いた面130を有
する。シール部材102はまた中空の内室132を有す
る。
【0032】図9に示したように、粉体回収機24がフ
ァン・プレナム38の下の所定位置に設置された後に、
シール部材102は空気で膨らまされて、膨脹状態にな
り、これによって、中空の内室132がほぼ円形断面と
なり、リブ128を底面114から遠ざかる方向に外方
へ移動させる。この位置において、リブ128の表面1
30は回収機24の上板34に対して押圧され粉体回収
機の排気開口36及びファン・プレナム入口開口42の
周囲に気密シールを形成する。
【0033】シール・アッセンブリ100が図8の収縮
状態にある時には、粉体回収機24は、ファン・プレナ
ム38の下に入ったりそこから出ることができるので、
新しい色の粉体をスプレしようとした場合やカートリッ
ジ・フィルタの交換が必要な場合に、回収機を取り替え
ることができる。即ち、粉体回収機24がファン・プレ
ナム・アッセンブリ38の下に移動する時には、シール
102は、収縮状態であるので、粉体回収機24の移動
を何ら妨げることはない。回収機24が所定位置に位置
して、その入口開口30と排気開口36がファン支持開
口82とファン・プレナム・アッセンブリ入口開口42
とに夫々位置合せされた後に、回収機24は、前述した
ようにラッチ機構によって所定位置に固定されて、キャ
ノピー14の後壁と回収機24の入口開口30との間に
気密シールを形成する。シール・アッセンブリ100
は、その後に膨らまされて図9の膨脹状態となり、これ
によってシール102が回収機の上板34に押圧され
て、排気開口36と空気プレナム入口開口42との間に
気密シールが形成される。この空気シールは回収機24
に下方向力を付与するが、これは、回収機24を所定位
置に固定するのに寄与する。こうして、回収機24は、
たとえ不用意にラッチ解除された場合にも、シール・ア
ッセンブリ100からの下向き力の為にファン・プレナ
ム38に対して固定されたままである。回収機24をフ
ァン・プレナム38の下から外方へ移動しようとした時
には、シール100は、空気を抜くと図8に示したよう
に収縮して通常の空気抜け状態になるので、回収機の移
動の妨げとなることはない。
【0034】このような膨脹可能なシール100の別の
利点は、回収機24の上面がファン・プレナム38の底
面に対して完全には同一高さになっていない場合に或る
程度それを補償できる点である。即ち、たとえ、これら
の両部材が互いに完全には同一高さにならない場合であ
っても、空気シール100はその可撓性により回収機2
4とファン・プレナム38との間の位置的不整合を或る
程度補正することができるので、空気シール100は回
収機24とファン・プレナム38との間に気密シールを
形成する。この点からも、本発明によると、ファン・プ
レナム38及びブース・キャノピー14に対する回収機
24の高さ合せやシールを迅速にかつ簡単に行うことが
できる。
【0035】本発明の別の重要な特長は、図1に示した
ように、中空のカートリッジ・フィルタ120を粉体回
収機24の上板34に取付ける構造である。このフィル
タ120は後に詳述するように、支持アッセンブリ12
2から吊下げられる。図11及び図12に示したよう
に、カートリッジ・フィルタ120はフィルタ媒質から
作られた細長の中空部材124を具備し、この部材12
4は例えば円筒状の瀘過壁であり、ひだ(プリーツ)付
の表面と中空内部とを有し、長手方向中心線125のま
わりに配置されている。カートリッジ・フィルタ120
はその底端に固着された閉止底端キャップ126と上端
に固着された開放上端キャップ130とを具備し、この
底キャップ126にはメネジ付のボス128が固設され
ている。
【0036】図12に示したように、タイロッド(控え
棒)132はその両端134,136にネジが刻設され
ており、カートリッジ・フィルタ120の中空内部を貫
通している。このタイロッド132は一方の端部134
がネジ付ボス128に螺合し、反対側の端部136が支
持アッセンブリ122に螺合している。両端部134と
136との間にはハンドル138が設けられ、このハン
ドル138はタイロッド132の中心線140を横切る
ように延在している。好適実施例では、ハンドル138
は、ロッド132を貫通する孔142に固定されてい
る。組立作業者はこのハンドルを使用して、容易にタイ
ロッド132を回転し、ボス128に螺合したりその螺
合を解いたりすることができる。端部136のネジ部の
近傍に位置するロール・ピン144は、中心線140を
横切る方向にタイロッドを貫通し、好ましくはロッド1
32を貫通する孔146内に固着され、その孔146の
両側から外方に延在する(図13,図14参照)。この
ロール・ピン144はブッシュ150のスロット148
に係合し、後述のように、カートリッジを支持体122
から分解する際に、タイロッド132の回転を阻止す
る。尚、ロール・ピン144は、タイロッド132のネ
ジ部と非ネジ部との境界に形成された肩部152の近傍
に位置している。ロール・ピンは一本のみ図示したが、
必要に応じて孔153に別のロール・ピンを挿入しても
よい。
【0037】図11及び図12に示すように、タイロッ
ド中心出し用のブラケット154は円板156から構成
され、この円板156は中心を貫通する孔158を有
し、タイロッド132はこの孔158を挿通自在であ
る。円板156には、複数本の、好ましくは4本の半径
方向延在アーム159の一端が夫々取付けられ、これら
のアーム159は他端に立上り脚160を有する。半径
方向アーム159は互いにほぼ90°離間し、立上り脚
160はカートリッジの内面に当接して、ブラケット1
54の半径方向移動を阻止している。脚160の自由端
は折れ曲ってストッパー162を構成し、これらのスト
ッパー162はカートリッジの上端130の上に当接し
てブラケット154を所定位置に保持している。ブラケ
ット154は、タイロッド132をフィルタ120内の
中心に位置付ける働きをする。即ち、ブラケット154
はタイロッド132の中心線140をカートリッジ12
0の中心線125に本質的に一致させている。タイロッ
ド132は、カートリッジ120の取付や取外しの際
に、カートリッジ120の中心線125からずれてしま
うと、ボス128を損傷したり、端キャップ126を変
形させてしまう恐れがあるが、本実施例では上述のよう
に位置合せが行われているので、カートリッジ120の
中心線125からのタイロッド132のずれが防止され
る。
【0038】支持アッセンブリ122は、粉体回収機2
4の上板34に穿設された開口36の下にフィルタ・カ
ートリッジ120を支持するように構成され、この支持
により、カートリッジは上板34の底面172に対して
気密シール状態で固定される。支持アッセンブリ122
はスパイダー・アッセンブリ174を具備し、このスパ
イダー・アッセンブリ174は中央ブッシュ150と複
数のトラス・アーム176,178,180とから構成
され、これらのトラス・アーム176,178,180
は、中央ブッシュ150に固定されており、互いに約1
20°の角度で離間して半径方向外方へ突出している。
トラス・アーム176,178,180の外方端は、切
れ込みが付けられ、これによって内側直立面が図11に
示したように開口36の周囲から半径方向外方へ延在し
たノッチ181内に入り込んで、スパイダー174の回
動、又は半径方向の移動を阻止する。トラス・アーム内
の上記ノッチの半径方向延在面は板34の上面の上に載
り、粉体回収機24内にカートリッジを支持する。
【0039】カートリッジ120を粉体回収機24内に
取付ける際には、タイロッド132がメネジ付のボス1
28に螺合され、中心出し用のブラケット154がカー
トリッジ120内のロッド132に挿通され、そしてカ
ートリッジ120が入口開口30から粉体回収機内に入
れられる。この作業中は図10に示した穿孔付の邪魔板
が取除かれているので、回収機24の内部は完全に開放
状態である。その後に支持アッセンブリ122が開口3
6の所に取付けられる。組立作業者は、その後に上板3
4の開口36の中に手を入れて、ハンドル138を持っ
てカートリッジ120を引き上げ、これによって、ロッ
ド132の上部ネジ付端がブッシュ150を貫通し、ロ
ール・ピン144がブッシュ150のスロット148内
に入り込む。尚、組立作業者は、カートリッジ120の
シール182が板34の底面172に当接するまで、ハ
ンドル138を引き上げる。この後に、タイロッド13
2の上部ネジ付端にナット183が螺合され、このナッ
ト183を締め付けて、ガスケット182を圧縮し、入
口開口36の付近でカートリッジ120をシールする。
【0040】カートリッジを粉体回収機から取り出す場
合には、ナット183を緩める。尚、ナット183を反
時計方向に回して螺合を解く際に、ロール・ピン144
はブッシュ150のスロット148に係合しているの
で、タイロッド132の回転が阻止され、従って、タイ
ロッド132の回転に起因するタイロッド132とネジ
付ボス128との螺合の解除が阻止される。
【0041】本明細書に記載した種々の特許は本明細書
の一部をなすものである。
【0042】以上の説明から明らかなように、本発明は
スプレ・ブース及びファン・プレナム・アッセンブリに
対して粉体回収機アッセンブリをシールする装置及び方
法、並びにカートリッジ取付アッセンブリを提供するも
ので、これらの装置及び方法並びにカートリッジ取付ア
ッセンブリは前述の目的や手段や利点を充足するもので
ある。本発明によると、粉体スプレ・キャノピーはファ
ン支持ブラケットによってファン・プレナム・アッセン
ブリに位置合せされ、このファン支持ブラケット自体は
基部に支持され、この基部はキャノピーを支持している
ので、粉体回収機は粉体スプレ・キャノピーとファン・
アッセンブリとの両方に迅速に位置合せされかつ確実に
シールされる。ファン・プレナムと回収機との間には空
気シールが設けられ、これによって上述の動作を容易に
行うことができる。フィルタ・カートリッジ用の支持ア
ッセンブリが設けられ、この支持アッセンブリによって
組立作業者はフィルタ・カートリッジを必要な時に簡単
かつ迅速に粉体回収機に対して装着及び取外すことがで
きる。
【0043】本発明を実施例について説明してきたが、
当業者は上述の説明に基づき種々の代替例や変形例や変
更例を推考することができるであろう。従って、本発明
は添付の特許請求の範囲及びその精神内のすべての代替
例や変形例や変更例を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファン・プレナムを支持する基部
構造とスプレ・ブースとを互いに及びコンベアと位置合
せした状態で示した斜視図であって、スプレ・ブース及
びファン・プレナムに対して位置合せ及びシールする前
の粉体回収機も示している。
【図2】ファン・プレナムを支持する基部構造とスプレ
・ブースとを互いに位置合せした状態で示した斜視図で
あって、スプレ・ブース及びファン・プレナムに対して
位置合せ及びシールした状態の粉体回収機も示してい
る。
【図3】図1に示した粉体コーティング・システムのス
プレ・ブース及びファン・プレナム用の基部を示した斜
視図。
【図4】図3に示した基部と、この基部に取付けられた
ファン・プレナム支持構造とを示した斜視図。
【図5】図2に示した基部とファン・プレナム支持構造
とファン・アッセンブリ支持構造に取付けられたファン
・プレナムとを示した斜視図。
【図6】図5に示したようなファナ・プレナムを支持す
るファン・プレナム支持構造と基部とファン・プレナム
に位置合せされた、基部アッセンブリ上のキャノピーと
を示した斜視図。
【図7】収縮式のシール・アッセンブリを示した、図5
の線7−7に沿った図。
【図8】通常の空気抜きの収縮状態のシール・アッセン
ブリを示した、図7の線8−8に沿った図。
【図9】粉体回収機とファン・プレナムとの間で空気で
膨らんだ膨脹状態のシール・アッセンブリを示した、図
2の線9−9に沿った図。
【図10】粉体回収機の入口開口を示した、図1の線1
0−10に沿った図。
【図11】粉体回収機の上面に載置されたカートリッジ
・フィルタ・アッセンブリを示した平面図。
【図12】カートリッジ・フィルタ及び取付アッセンブ
リを示した、図11の線12−12に沿った図。
【図13】図12の拡大図。
【図14】図13の線14−14に沿った図。
【符号の説明】
10 粉体コーティング・システム 12 粉体コーティング・ブース 14 キャノピー 24 粉体回収機 28 ファン・プレナム・アッセンブリの排気開口 30 粉体回収機の入口開口 34 粉体回収機の上板 36 粉体回収機の排気開口 38 ファン・プレナム・アッセンブリ 40 底壁 42 ファン・プレナムの入口開口 44 基部 64 ファン支持体
フロントページの続き (72)発明者 マイケル エー. ライガード アメリカ合衆国.43560 オハイオ,シル ヴァニア,ウィートランズ ロード 3923 (72)発明者 デヴィッド エル. レイ アメリカ合衆国.44070 オハイオ,ノー ス オームステッド,フェアローン ドラ イヴ 23597 (72)発明者 ディーン エー. コック アメリカ合衆国.44035 オハイオ,エリ リア,イースト リヴァー ロード 10274 (72)発明者 ジェフリイ アール. シュテク アメリカ合衆国.44889 オハイオ,ウエ イクマン,クラリイ ロード 11809 (72)発明者 アンドレアス クレス ドイツ連邦共和国.8759 ヘースバッハ 2,ホイフシュトラッセ 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基部と、 底壁に入口開口を有するファン・プレナム・アッセンブ
    リを支持するように構成され、上記基部に固定されたフ
    ァン支持体と、 側壁に排気開口を有し、上記基部に固定された粉体スプ
    レ・ブースのキャノピーと、 前壁に入口開口を、上板に排気開口を夫々有する粉体回
    収機と、 を具備し、上記粉体回収機は上記キャノピー及び上記フ
    ァン・プレナム・アッセンブリに対してシールされるよ
    うに構成され、これによって上記キャノピーの上記側壁
    の上記排気開口が上記粉体回収機の上記入口開口に対し
    てシールされ、上記ファン・プレナム・アッセンブリの
    上記入口開口が上記粉体回収機の上記排気開口に対して
    シールすることを特徴とする粉体コーティング・システ
    ム。
  2. 【請求項2】上記基部に設けられたレベリング手段を更
    に具備することを特徴とする請求項1に記載のシステ
    ム。
  3. 【請求項3】上記レベリング手段は上記ファン・プレナ
    ム・アッセンブリと上記キャノピーとを同時に水平調整
    することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】上記粉体回収機に設けられ、上記ファン・
    プレナム・アッセンブリ及び上記キャノピーに対して上
    記粉体回収機を水平調整するレベリング手段を更に具備
    し、このレベリング手段によって上記粉体回収機の上記
    入口開口が上記キャノピーの上記排気開口に対してシー
    ルの為に位置合せされ、上記粉体回収機の上記排気開口
    が上記ファン・プレナム・アッセンブリの上記入口開口
    に対してシールの為に位置合せされることを特徴とする
    請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】上記ファン・プレナム・アッセンブリと上
    記粉体回収機との間に設けられ、上記粉体回収機の上記
    排気開口を上記ファン・プレナム・アッセンブリの上記
    入口開口に対してシールするシール手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】上記シール手段はブラケットとこのブラケ
    ットによって固定的に把持された空気シール部材とを有
    することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】中空のフィルタ・カートリッジと、 メネジ付のボスを有し、上記カートリッジの底端に固着
    された底板と、 上記カートリッジを貫通し、一端で上記ネジ付のボスに
    螺合し、他端で支持アッセンブリに螺合したタイロッド
    と、 を具備し、上記支持アッセンブリは粉体回収機内の開口
    内に支持されるように構成され、これによって上記カー
    トリッジは粉体回収機の上板に対して固着されることを
    特徴とするフィルタ・カートリッジの取付アッセンブ
    リ。
  8. 【請求項8】上記タイロッドを貫通するハンドルを更に
    具備することを特徴とする請求項7に記載のアッセンブ
    リ。
  9. 【請求項9】上記支持アッセンブリはスパイダー・アッ
    センブリを具備し、このスパイダー・アッセンブリは一
    つの中央ブッシュとこのブッシュに固定されそこから半
    径方向外方へ突出した複数のトラス・アームとを有し、
    上記トラス・アームの外側端は、上記粉体回収機の上記
    上板の上記開口の周囲に載るように、切り込みが付けら
    れ、上記カートリッジを支持することを特徴とする請求
    項7に記載のアッセンブリ。
  10. 【請求項10】上記タイロッドに設けられ、上記カート
    リッジの内壁に係合し、上記タイロッドの中心線を上記
    カートリッジの中心線と本質的に一致状態に保つ中心出
    しブラケットを更に具備することを特徴とする請求項7
    に記載のアッセンブリ。
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