JPH06217924A - 粘着式清掃具 - Google Patents

粘着式清掃具

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JPH06217924A
JPH06217924A JP983793A JP983793A JPH06217924A JP H06217924 A JPH06217924 A JP H06217924A JP 983793 A JP983793 A JP 983793A JP 983793 A JP983793 A JP 983793A JP H06217924 A JPH06217924 A JP H06217924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
adhesive tape
roll
shaft core
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP983793A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kioka
幹夫 木岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品重量が軽量で、しかもモデルチェンジの
際の投資が少なくて済む粘着式清掃具を提供する。 【構成】 粘着テープロール1を保持する略コの字形の
ハンドル2aを、厚紙等のシート状素材を所定パターン
に切り抜き、その素材P1 の折り曲げによって、ハンド
ルの把持部21aとその両端の支持部材22a,23a
を組み立てた構造としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着テープロールを利用
した粘着式清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着式清掃具は、カーペットや衣服ある
いはカーシートの掃除などに一般に利用されている。
【0003】この種の粘着式清掃具には、粘着テープロ
ールを、ホルダ(ハンドル)に装着したハンディタイプ
のものがあり、そのロール保持用のホルダとしては、鉄
等の線材をプレス加工によって折り曲げたシャフト構造
のもの、あるいは把手とロール支持部材とを樹脂で一体
成形した樹脂成形品(例えば実開平3−38066号公
報)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の構造の粘着式清掃具においては、モデルチェンジの
際に、ホルダ製作用の線材プレス型あるいは樹脂成形金
型の変更などが必要になるが、それらの金型等が高価で
あることから、モデルチェンジ時に大きな投資を要す
る。
【0005】さらに、粘着テープ以外の製品本体(ホル
ダ)の重量が大きいことから、使用中に手首などが疲れ
易いといった不都合もある。本発明は、そのような事情
に鑑みてなされたもので、製品重量が軽量で、しかもモ
デルチェンジなどの際の投資が少なくて済む粘着式清掃
具の提供を所期の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図1,図2を参照しつつ
説明すると、本発明の粘着式清掃具は、粘着テープロー
ル1を保持する略コの字形のハンドル2aが、所定パタ
ーンに切り抜かれたシート状素材(例えば厚紙等)の折
り曲げによって、その把持部21aおよび支持部材22
a,23aが組み立てられていることによって特徴づけ
られる。
【0007】
【作用】ハンドル2aを、紙等のシート状素材の折り曲
げ製品とすることで、ハンドル等の製作設備としては、
例えばトムソン型(紙の抜き型)等の極めて安価な加工
機を揃えるだけで済む。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図1は本発明実施例の構造を示す図で、(a) は
全体斜視図,(b) および(c) はそれぞれホルダ2および
粘着テープロール1のみを抽出して示す斜視図である。
【0009】まず、粘着テープロール1は、図1(c) に
示すように、中空円筒形状の紙製巻芯1aの外周面に、
紙製の粘着テープ1bを、その粘着面を外側に向けて巻
付けた構造で、一般に使用される粘着ロールと同様な構
造である。また、粘着テープ1bは巻芯1aに複数回巻
かれており、使用時には、その1回巻分づつの捲り取り
が可能となっている。
【0010】一方、ホルダ2は、図1(b) に示すよう
に、把持部21aの両端に支持部材22a,23aが設
けられたコの字形のハンドル2aと、その支持部材22
a,23aに両端が固定されたロール軸芯2bによって
構成され、全体として略口の字形状に組み立てられてい
る。
【0011】そのハンドル2aおよびロール軸芯2b
は、ともに紙製で、後述する切り抜き・折り曲げ等の加
工によって製作される。そして、その製作過程におい
て、ロール軸芯2bに先の粘着テープロール1が嵌め込
まれ、図1(a) に示すような構造に組み立てられる。
【0012】図2および図3は、それぞれハンドル2a
およびロール軸芯2bの展開図で、以下、これらの図面
を参照しつつ、図1で示した実施例の製作方法を説明す
る。まず、ハンドル2aの製作は、厚紙(白ボール紙:
厚さ,0.6 〜0.75mm)を、例えばトムソン型による打ち
抜き等によって切り抜き、図2(a) の展開図に示すよう
に、粘着テープロール1が納まる部位に相当する部分に
窓Wを開口する。なお、この展開図において、ハッチン
グを付した部分は補強リブで、また、二点鎖線は折り曲
げラインである。さらに、3および4は、それぞれ組み
立て固定用の爪およびその差し込み用スリットである。
【0013】そして、組み立て時には、図2(b) に示す
ように、補強リブおよび爪3の折り曲げを行いつつ、切
り抜き厚紙P1 の全体を、二つ折りにして重ね合わせる
ことによって、この図(b) に示すような形状のハンドル
2aを得る。
【0014】このように、折り込み部材(補強リブ)を
適宜の個所に盛り込むことで、ハンドル2aの素材とし
て厚紙を使用しても、ハンドルとして必要な剛性を得る
ことができる。また、適宜の個所に設けた爪3の嵌め込
みによって各部の固定を行う構造を採用しているので、
組み立ての際に接着剤や貼着テープが不要で、その組み
立てを容易に行うことができる。
【0015】次に、ロール軸芯2bは、厚紙を、図3に
示す展開図の形状に切り抜いた後、その厚紙P2 を折り
曲げて、全体を爪5によって固定することで四角柱形状
に組み上げ、次いで、ロール軸芯2bに粘着テープロー
ル1を差し込んだ状態で、このロール軸芯2bをハンド
ル2aの支持部材22a,23aの下端間に配置し、そ
の各下端の爪22b,23b(図2(b) を参照)を、ロ
ール軸芯2bの両端の差し込み穴Sに、それぞれ嵌め込
むことによって、図1に示した構造のホルダ2を得る。
【0016】なお、以上の構造によると、ロール軸芯2
bのハンドル2aへの着脱を容易に行うことができるの
で、粘着テープロール1のみを取替えるといった使用法
も可能になる。
【0017】図4(a) ,(b) は本発明の他の実施例の構
成図である。この例が、先の実施例と基本的に相違する
点は、ロール軸芯102bを円筒形状としてロール軸芯
の組み立て性を考慮している点にある。ただし、このよ
うに円筒形状とすると、ハンドル102aの組み立て性
およびロール軸芯102bの固定の安定性が悪くなる
点、さらには、粘着テープロールの巻芯1aへの接触が
面接触となるため、先の四角柱形状(4角の線接触)に
対して粘着テープロール1の回転性が劣る等の点に照ら
して、ロール軸芯の形状は四角柱形状を採用することが
好ましい。
【0018】なお、参考までに、上記した図4の実施例
のハンドル102aの展開図およびその組み立て方を図
5(a) および(b) に示す。ここで、本発明において、ハ
ンドルの展開図形状は、先の二つの実施例で示した形状
に限定されず、例えば図6に示すように、粘着テープロ
ールの配置部分に窓を開口しただけの単純なパターンP
3 であってもよい。ただし、このような簡単な形状に切
り抜いた場合、ハンドルとしての強度上の問題から、図
に示すハッチング部分に紙を貼り合わせて補強を行って
おく必要がある。
【0019】以上の本発明実施例では、ハンドルの素材
として厚紙を採用しているが、このほか、薄手の段ボー
ル紙あるいは塩化ビニル樹脂やポリプロピレン等の樹脂
性シートなどの他のシート状素材を使用してもよい。
【0020】また、ロール軸芯の形状は四角柱や円筒の
ほか、三角形等の他の多角形の筒状の部材であってもよ
いし、あるいは断面形状が十字形の部材であってもよ
い。要するに、ロール軸芯は粘着テープロールを回転自
在に支持できるものであれば、その形状・構造などは特
に限定されない。さらに、ロール軸芯は紙などのシート
状素材の折り曲げ品のほか、押出し成形品をカットした
ものや射出成形品などを用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粘着式清
掃具によれば、粘着テープロールを保持する略コの字形
のハンドルが、厚紙等のシート状素材を所定パターンに
切り抜き、その素材を折り曲げによって組み立てる構造
となっているので、ハンドル等の製作設備としては、例
えばトムソン型(紙の抜き型)等の極めて安価な加工機
を揃えればよく、その設備投資が少なくて済む結果、製
品コストを低く抑えることができるとともに、モデルチ
ェンジなどを容易に行うことができる。
【0022】また、粘着テープロール以外の製品本体も
紙などの軽量な材料で構成することで、製品全体の軽量
化を達成でき、これによって、使用者の手首などへの負
担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構造を示す図で、(a) は全体斜
視図,(b) および(c) はそれぞれホルダ2および粘着テ
ープロール1のみを抽出して示す斜視図
【図2】その実施例のハンドル2aの展開図
【図3】同じくロール軸芯2bの展開図
【図4】本発明の他の実施例の構造を示す図で、(a) は
全体斜視図,(b) はホルダ102のみを抽出して示す斜
視図
【図5】その実施例のハンドル102aの展開図
【図6】本発明の更に別の実施例の説明図
【符号の説明】
1・・・・粘着テープロール 1a・・・・巻芯 1b・・・・粘着テープ 2・・・・ホルダ 2a・・・・ハンドル 21a・・・・把持部 22a,23a・・・・支持部材 2b・・・・ロール軸芯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部とその両端にそれぞれ支持部材が
    一体的に設けられた略コの字形のハンドルと、このハン
    ドルの上記支持部材の間に回転自在に支承される粘着テ
    ープロールによって構成される清掃具において、上記ハ
    ンドルが、所定パターンに切り抜かれたシート状素材の
    折り曲げによって、上記把持部および支持部材が組み立
    てられていることを特徴とする粘着式清掃具。
JP983793A 1993-01-25 1993-01-25 粘着式清掃具 Pending JPH06217924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP983793A JPH06217924A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 粘着式清掃具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP983793A JPH06217924A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 粘着式清掃具

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Publication Number Publication Date
JPH06217924A true JPH06217924A (ja) 1994-08-09

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ID=11731248

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP983793A Pending JPH06217924A (ja) 1993-01-25 1993-01-25 粘着式清掃具

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JP (1) JPH06217924A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014788A (en) * 1997-09-03 2000-01-18 Rubina Jaffri Lint roller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014788A (en) * 1997-09-03 2000-01-18 Rubina Jaffri Lint roller
US6449794B1 (en) 1997-09-03 2002-09-17 Rubina Jaffri Lint roller

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