JPH06217850A - ストローの不要な膨らまし玩具、クッション - Google Patents

ストローの不要な膨らまし玩具、クッション

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Publication number
JPH06217850A
JPH06217850A JP4564093A JP4564093A JPH06217850A JP H06217850 A JPH06217850 A JP H06217850A JP 4564093 A JP4564093 A JP 4564093A JP 4564093 A JP4564093 A JP 4564093A JP H06217850 A JPH06217850 A JP H06217850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toy
valve
main body
straw
small hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4564093A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsunobu Sakamoto
篤信 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RINGUSUTON KK
Original Assignee
RINGUSUTON KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RINGUSUTON KK filed Critical RINGUSUTON KK
Priority to JP4564093A priority Critical patent/JPH06217850A/ja
Publication of JPH06217850A publication Critical patent/JPH06217850A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポリエチレン製の膨らまし玩具、クッション等
をストロー等の器具無しで膨らませられるように、さら
には排気も出来るようにしようとするもの。 【構成】玩具等の扁平筒状の封入弁の入口、即ち外部に
出ている端部又はその替わりとなる封入弁を溶着した個
所の本体の延長部分、を2枚の舌状片とし、それぞれ両
手の2本の指でつまめ、その間に口唇を密着させること
の出来る長さと幅を持つようにし、一方排気口としては
全く別に本体の一部に小孔を設け、それを複数回密封、
開放しうる粘着シールとで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ポリエチレンシート等による膨ら
まし玩具、クッションに関するもので、特にストロー等
の器具無しで、空気注入、排気を可能にする構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン等による膨らまし玩具、ク
ッションは、ビニール製品に付いている成形物の出入口
に比べてスペースもコストも掛からない、同じシートに
よる扁平筒状の気体封入弁を設け、それにストロー等を
挿し込んで空気を注入したり、排気して畳んでいた。し
かしこの弁はストロー等が無いと注入も排気も出来ない
ため、製造、販売者は常に玩具、クッションにストロー
等をセットにしなければならず、利用者は常にそれを離
さずに置かねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが利用者にとっ
てストローは目的物ではなく、一度利用すれば往々にし
てストローを捨ててしまって再度利用する時は家中捜す
ような事もよく起きた。また屋外ではせっかく持って行
った玩具で遊べなかったり、クッションが利用出来なか
ったりした。従ってストロー等が無くてもせめて玩具等
を膨らまし、遊ぶことが出来るようにすることが是非必
要であった。その上畳むことが出来れば、容積が減るの
で、持ち帰る場合だけでなく、捨てる場合にも都合良か
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】封入弁の入口、即ち外部
に出ている端部又はその替わりとなる封入弁を溶着した
個所の本体の延長部分を、充分な大きさを持つ2枚の舌
状片とし、それぞれが両手の2本の指でつまめ、かつ広
げたときに、その間に口唇を密着させられるようにし
た。さらにその舌状片の基部で、扁平筒状の平行な長辺
をなす2本のヒートシール線を広げるように直角方向に
曲げたりした。
【0005】一方排気口としては封入弁と全く別に、本
体の表面に小孔を設け、それを相当回数密封、開放しう
る粘着シールとで構成した。またその小孔を本体の隅、
又は本体から張り出した小凸部に設けたりした。
【0006】
【作用】2枚の舌状片の間に強く息を吹き込むと、スト
ローを使わなくても直接封入弁の隙間を通して玩具等の
内部に空気が送り込め、膨らますことが出来た。さらに
封入弁の入口の縁が幅広いと、口唇を密着させやすくな
るので息が漏れず、小さい子供にも容易に膨らますこと
が出来るようになった。
【0007】使用後粘着シールを剥がせば、中の空気を
小孔から押し出して玩具等を畳むことが出来た。また隅
や小凸部は本体よりも膨らむ力が弱いので粘着力の弱い
シールでも中の空気が小孔から漏れなかった。
【0008】
【実施例】図1は玩具1を口で直接膨らまそうとしてい
るところの斜視図で、図2はその封入弁2のまわりを拡
大した同じく斜視図であるが、玩具1の気密な境界をな
すヒートシール線3により、封入弁2は気密に固定され
ている。そしてその外部に出ている入口の部分が大きく
2枚の舌状片4、4′になっており、その基部5は溶着
されて、耐圧性などの点から通常細く出来ている封入弁
2の扁平筒状の、平行な長辺を構成する2本のヒートシ
ール線6、6′を丁度広げるように直角方向に曲げた形
になっている。
【0009】封入弁2の入口がこのように大きく広くな
っていれば、その舌状片4、4′を図1のようにそれぞ
れ2本の指でつまめ、かつ広げてその間に口唇を密着さ
せることが容易に出来、強く息を吹き込むと、ストロー
を使わなくても直接封入弁2の隙間を通して玩具1の内
部に空気が送り込め、膨らますことが出来た。
【00010】舌状片4、4′の基部5の曲がったヒー
トシール線は、いわば吹き込み口の縁を輻広くするもの
なので、直角よりも多少傾斜が付いても良いし無くても
良い。しかし無ければ、舌状片4、4′が小さいのと同
様、口唇を密着させずらいので息が漏れやすい。大人が
何度かやってこつを飲み込めば出来るが、初めてだった
り、小さい子供が使って遊ぶにはちょっと困難であっ
た。
【00011】この舌状片は封入弁2の一部でなく、図
3のクッション7のように、封入弁を溶着した個所の本
体の延長部分8、即ちヒートシール線の外側になった隅
が相当するが、でも良い。その他膨らまし玩具等では、
切り出した本体の延長部分でも良く、要は指でつまめ、
口に密着する大きさであれば良い。
【00012】玩具1に充填した空気を排出すること
は、これら扁平筒状の封入弁を通してはストローでなく
ても細い棒でもあれば可能である。しかし素手では不可
能なので図2のように玩具1の本体から張り出した小凸
部9に貼ってある粘着シール10を剥がし、あらかじめ
明けておいた小孔11を開放し、内部の空気を排出する
のである。図3ではクッション7の隅の粘着シール10
と小孔11となる。孔を塞ぐには同じ粘着シールを再度
貼り直せばよい。
【00013】小孔は玩具等の何処に設けてもよいが、
図例のように張り出した小凸部や隅のようにヒートシー
ル線が密になっている部分は、本体の広い部分よりも膨
らむ力が弱いので、粘着力の弱いシールも利用する事が
出来る。何度か貼り替えて粘着力の弱くなった場合もさ
らにもう少し使えるし、替わりに身近な粘着テープで間
に合わす事も出来る。従って本発明における粘着シール
は、ワッペンや粘着テープ等、裏に粘着剤の付いた、孔
を密封出来るものなら何でも良い。
【00014】
【発明の効果】ストロー等が無くても膨らまし、必要な
ら排気して畳めるので、利用者がストローをいつも一緒
に持たなくてもよいので、気軽に利用出来るようになっ
た。
【00015】製造、販売者も部品点数が少なくなって
製造、販売しやすくなった。特に薄いシートを使った膨
らまし玩具等では、硬いストローによる傷を心配しなく
てもよくなった。
【00016】吹き込み口は2枚の舌状片の間なので、
汚れにくく、再度膨らますときも衛生的である。
【00017】製法も今までと殆ど変わらず、部品もス
トローが減って粘着シールが増えただけなので、コスト
的にも変わらないかむしろ安くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1例の斜視図
【図2】図1の要部を拡大した斜視図
【図3】本発明の他の1例の斜視図
【符号の説明】
1 膨らまし玩具 7 クッション 2 封入弁 8 本体の延長部
分 3 ヒートシール線 9 張り出した小
凸部 4 舌状片 10 粘着シール 5 基部 11 小孔 6 ヒートシール線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が玩具等の本体の外部に、他端が内部
    に開口するように気密に溶着された扁平筒状の気体封入
    弁を持つ、ポリエチレン等の膨らまし玩具、クッション
    において、その封入弁の入口、即ち外部に出ている端部
    又はその替わりとなる封入弁を溶着した個所の本体の延
    長部分、が2枚の舌状片をなし、それぞれが2本の指で
    つまめ、かつ広げたときに、その間に口唇を密着させる
    ことの出来る長さと幅を持つことを特徴とするもの。
  2. 【請求項2】封入弁の2枚の舌状片の基部で、扁平筒状
    の平行な長辺をなす2本のヒートシール線が、広がるよ
    うに直角方向に曲がっていることを特徴とする、請求項
    1の玩具等。
  3. 【請求項3】本体の一部に設けた小孔と、それを複数回
    密封、開放しうる粘着シールとからなる排気口を持つこ
    とを特徴とする、請求項1の玩具等。
  4. 【請求項4】排気口の小孔を本体の隅、又は小凸部に設
    けたことを特徴とする、請求項3の玩具等。
JP4564093A 1993-01-26 1993-01-26 ストローの不要な膨らまし玩具、クッション Pending JPH06217850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4564093A JPH06217850A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 ストローの不要な膨らまし玩具、クッション

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JP4564093A JPH06217850A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 ストローの不要な膨らまし玩具、クッション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06217850A true JPH06217850A (ja) 1994-08-09

Family

ID=12724973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4564093A Pending JPH06217850A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 ストローの不要な膨らまし玩具、クッション

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JP (1) JPH06217850A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190004422A (ko) * 2017-07-04 2019-01-14 황덕형 시트형 풍선의 배기장치

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