JPH06214976A - 割付決定支援装置 - Google Patents

割付決定支援装置

Info

Publication number
JPH06214976A
JPH06214976A JP382593A JP382593A JPH06214976A JP H06214976 A JPH06214976 A JP H06214976A JP 382593 A JP382593 A JP 382593A JP 382593 A JP382593 A JP 382593A JP H06214976 A JPH06214976 A JP H06214976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
allocation
level
candidate
inspection level
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP382593A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoko Aoyanagi
良子 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP382593A priority Critical patent/JPH06214976A/ja
Publication of JPH06214976A publication Critical patent/JPH06214976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジョブをリソースに割付る際に割付条件が満
たされなかった場合は、自動的に検査レベルを緩和して
緩和された条件で再割付を自動的に行う。 【構成】 各リソースにおけるジョブの属性にて定まる
割付許可条件を無条件許可から一定条件許可を経へ無条
件禁止までの各エラーレベルに対応付けて記憶し、各ジ
ョブを各リソースに割付ける際の許容エラーレベルに対
応する検査レベルを指定し、指定検査レベルを満たすよ
うに各ジョブを割付るリソースの候補を作成し、指定検
査レベル以下のエラーレベルの候補が作成されなかった
とき、検査レベルを1レベル緩和し、緩和された検査レ
ベルに基づいて再度該当ジョブに対するリソースの候補
を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外部から入力された各ジ
ョブを有限個のリソースに対して効率的に割付る割付決
定支援装置に係わり、特に割付の際のリソースの割付条
件が満たされなかった場合は、検査レベルを1レベル緩
和して、緩和された条件で再割付を自動的に行うように
した割付決定支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、空港等において順次着陸する飛
行機を各スポット(駐機場)に割付けたり、また、列車
の車両基地等において入場してくる各列車を各駐車線路
に割付たり、さらに、バス会社の駐車場において、各バ
スを各駐車スペースに割付ける場合においては、飛行
機,列車,バス等の各ジョプが有する大きさ,駐車時間
等の属性と、各駐車スペース(スポット),路線等の各
リソースが有する広さ,用途等の各条件とが整合してい
る必要がある。
【0003】そして、全てのジョブが有限個の各リソー
スに該当リソースの有する各割付条件に完全に整合した
状態で割付できなかった場合は、リソース側の各割付条
件のうち業務に重大影響を与えない程度に許容できる条
件を選択して緩和し、該当リソースに対するジョブの割
付を可能としている。
【0004】従来は割付が不可能になると、リソース側
のどの条件を緩和し、どのように変更するかを、通常の
割付処理作業とは別に条件緩和専用の処理機構を作成し
て条件緩和を行っていた。
【0005】この条件緩和に関する1つの手法として、
割付条件に優先度をつけ、緩和する順序を決定し、それ
ぞれに対し、緩和の為のアルゴリズムを作成することが
提唱されている。しかし、この手法においては、アルゴ
リズムを構築するために多大の労力と手間が必要であ
り、また、複数の割付条件を同時に少しずつ緩和するこ
とが困難であった。
【0006】また、他の手法として、割付条件を満たさ
ない度合いを示す評価関数を作り、その最も良いものを
割付ることが提唱されている。しかし、この手法におい
ても、緩和のアルゴリズムを別に作成する必要があり、
また、評価関数で示された値はどの割付条件がどの程度
緩和されたのかが不明確で評価関数の作成者以外には評
価値の意味を適格に把握できなかった。
【0007】また、強制割付等のように、外部から多少
の条件を緩和してでも割付を実行する必要がある場合等
においては、どの割付条件まで緩和するかは、明確に定
義されにくい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の各
ジョブを各リソースに割付ける手法においては、割付条
件の緩和が別機構として設けられており、割付機構全体
が複雑で理解しにくく、また割付条件緩和用機構の開発
に多大の労力と手間が必要であった。
【0009】また、割付条件をどの程度緩和したのか、
その結果どの程度の良否の割付結果となったのかが不明
確であった。さらに、強制割付をどの程度まで許容して
よいかの判断基準が不明確であったので、物理的に到底
不可能な割付を実施する懸念があった。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各ジョブを各リソースに割付ける場合のリ
ソース側の割付条件を複数段階に区分し、各割付条件を
満たさなかった場合には、検査レベルを順次緩和するこ
とによって、割付条件の緩和が必要な場合は条件緩和の
順序を明確にし、条件緩和の機構を別途開発する事な
く、条件緩和を簡単に実現可能とし、また緩和された度
合いと、緩和したことによる割付結果の良否を明確に
し、また強制割付が必要な場合における条件緩和の度合
いを明確にできる割付決定支援装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上課題を解消するために
本発明の割付決定支援装置は、外部から入力された割付
けるべき複数のジョプを各ジョブの属性と共に記憶する
ジョブ記憶部と、各ジョブが割付けられるべき複数のリ
ソースを記憶するリソース記憶部と、各リソースにおけ
るジョブの属性にて定まる割付許可条件を無条件許可か
ら一定条件許可を経へ無条件禁止までの各エラーレベル
に対応付けて記憶する割付条件記憶部と、各ジョブを各
リソースに割付ける際の許容エラーレベルに対応する検
査レベルを指定する検査レベル指定手段と、この検査レ
ベル指定手段の指定した検査レベルを満たすように各ジ
ョブを割付るリソースの候補を作成する候補作成手段
と、この候補作成手段にて指定検査レベル以下のエラー
レベルの候補が作成されなかったとき、検査レベル指定
手段の指定する検査レベルを1レベル緩和する検査レベ
ル緩和手段と、検査レベル緩和手段にて緩和された検査
レベルに基づいて再度該当ジョブに対するリソースの候
補を作成する候補再作成手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】このように構成された割付決定支援装置におい
ては、ジョプ記憶部に記憶されている各ジョブを各リソ
ースに割付ける場合、検査レベルの指定するエラーレベ
ル以下の割付条件に従って各ジョブが各リソースに割付
られる。そして、検査レベルよりもエラーレベルの方が
悪い(高い)場合に条件不一致となる。したがって、最
初の割付を行う場合は、検査レベルを最も厳しい(低
い)レベルに初期設定して割付候補を決定し、割付不可
能になった場合は、検査レベルを1つずつ緩和(高くす
る)することにより段階的に割付条件の緩和ができる。
【0013】また、各ジョブを各リソースに割付けて行
った場合に複数種類のエラーレベル(割付条件)が存在
する場合には、最も悪いエラーレベルを示す割付条件の
エラーレベルを候補全体のエラーレベルとする。この場
合に、個々の割付条件で、検査レベルの指定するエラー
レベルの割付条件が満たされない場合のエラーレベルを
強制度の高い条件ほど低くしておけば、強制度の低い条
件からの条件緩和となる。
【0014】このように、割付条件に関して複数のエラ
ーレベルを設定することにより、検査レベルを変更する
のみで全く同じ探索方法を用いて割付条件緩和が実現で
き、また、緩和した度合いを段階的なレベルで明確に示
すことができ、割付の善し悪しを明確に示すことができ
る。また、強制割付の場合の検査レベルを予め設定して
おけば、強制割付が必要な場合の緩和条件が明確にな
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0016】図1は実施例の割付決定支援装置の概略構
成を示すブロック図である。割付決定支援装置は一種の
コンピュータからなる情報処理装置で構成されている。
そして、この実施例の割付決定支援装置は、空港内で航
空機を駐機する場所(スポット)を決定する場合の割付
決定支援を行う。
【0017】割付決定支援装置は、図示するように、ジ
ョブ記憶部1,リソース記憶部2,割付条件記憶部3,
候補作成部4,検査レベル指定部5,条件検査部6,候
補記憶部7,検査レベル緩和部8,候補際作成部9,候
補判定部10,割付部11とで構成されている。
【0018】なお、各記憶部1,2.3.7は例えばR
AM等の記憶装置内に形成されており、その他の各部
4,6,8,9,10,11はアプリケーションプログ
ラム上にソフト的に形成された各手段である。次に各部
の動作を順番に説明する。
【0019】ジョブ記憶部1は、図3に示すように、例
えば1日の業務開始時刻に外部から入力される今日1日
空港に立ち寄るジョブとしての各航空機の大きさ,種
類、到着時刻,出発時刻等の属性を記憶する。また、リ
ソース記憶部2は、図2に示すように、空港に存在する
1番から4番までのリソースとしての各スポット毎にス
ポットの大きさ及び用途が記憶されている。
【0020】さらに、割付条件記憶部3内には、上述し
た各リソースとしてのスポットにおけるジョブとしての
各航空機を割付ための各割付条件がエラーレベルと対比
して記憶されている。具体的例を示す。 [割付条件1] 同一スポットに並んだ航空機の時間間
隔に関する条件 同一スポットで、航空機が時間重複してはいけない。ま
た、航空機の離発着の変更を考慮して、なるべく時間間
隔を大きくする必要がある。 [割付条件2] スポットの大きさの条件 スポットの大きさよりも大きい航空機を割付てはいけな
い。 [割付条件3] スポットの用途の条件 スポットの用途のあわない航空機を割付てはいけない。
ただし、やむを得ない場合は用途のあわない航空機を割
付てもかまわない。 上述した各割付条件は定性的であり、かなり曖昧である
ため、上各割付条件を下記に示すような各エラーレベル
0,1,2,3に分類する。 エラーレベル0 条件に合致 エラーレベル1 条件を少し違反(条件緩和の場合に合
致) エラーレベル2 条件をレベル1よりも違反(条件緩和
の場合に合致) エラーレベル3 条件を完全に違反(割付禁止) 以上の観点から上述した各割付条件を見直すと下記の各
エラーレベルが設定可能である。 [割付条件1] 同一スポットに並んだ航空機の時間間
隔に関する条件 同一スポットで時間間隔が1時間以上の場合 エラーレ
ベル0 同一スポットで時間間隔が1時間未満の場合 エラーレ
ベル1 同一スポットで他の航空機と重複する場合 エラーレ
ベル3 [割付条件2] スポットの大きさの条件 大きさの合うスポットに割付けた場合 エラーレベ
ル0 大きさの合わないスポットに割付けた場合 エラーレベ
ル3 [割付条件3] スポットの用途の条件 用途にあうスポットに割付けた場合 エラーレベ
ル0 用途にあわないスポットに割付けた場合 エラーレベ
ル2
【0021】つまり、割付条件1〜3のなかで、条件1
の航空機が時間重複した場合と、条件3のスポットの大
きさがあわない場合は物理的に割付が不可能なために割
付禁止である。エラーレベル1,2は運行上多少不便な
点や経済的に不利な点があるか、許容できる程度の割付
条件である。
【0022】図1の検査レベル指定部5は、各航空機
(ジョプ)を各スポット(リソース)に割付ける場合に
おける許容エラーレベルに1対1で対応する検査レベル
を候補作成部4へ送出する。最初は最も厳しい検査レベ
ル0を候補作成部4へ初期設定する。この検査レベルは
検査レベル緩和部8によって必要に応じて、レベル1,
レベル2へと緩和される。
【0023】候補作成部4は予め定められたアルゴリズ
ムにより、ジョブ記憶部1とリソース記憶部2から選ん
だジョブ(航空機)とリソース(スポット)の組合わせ
の候補を1つ作成し、検査レベル指定部5にて指定され
た検査レベルと共に候補記憶部7へ記憶する。候補記憶
部7に一つの航空機と一つのスポットとの組合わせと検
査レベルが格納されると、条件検査部6は候補記憶部7
に格納されたリソースとジョブの組合わせ候補における
前述した各割付条件1〜3における各エラーレベルを割
付条件記憶部3から検索する。検索された各割付条件の
各エラーレベルがそれぞれ異なるエラーレベルの場合
は、最悪のエラーレベルをこの組合せ候補に対するエラ
ーレベルとする。決定された1個のエラーレベルを候補
記憶部7に格納する。
【0024】候補記憶部7にエラーレベルが格納される
と、候補判定部10でこの組合せ候補を正式に割付ける
か否かの判定を行う。ここでは、検査レベルよりもエラ
ーレベルが良い(低い)場合に割付決定とし、割付部1
1で実際に割付を行う。すなわち、該当航空機を該当ス
ポットに割付ける。
【0025】なお、候補判定部10において、指定され
た検査レベルよりも検出されたエラーレベルが悪い(高
い)場合は、候補作成部4で次の該当航空機に対する次
のスポットとの組合せ候補を作成する。
【0026】しかし、候補作成部4で割付候補の作成が
不可能、つまりジョブ記憶部1で航空機があまっている
にもかかわらず、定められたアルゴリズムで新しい候補
を作成できない場合は、検査レベル緩和部8へ不可能情
報が送出され、検査レベル緩和部8は検査レベルの緩和
指令を検査レベル指定部5へ送出する。その結果、検査
レベル指定部5から1だけ緩和された検査レベルが候補
作成部4に出される。検査レベルが緩和(上げる)され
ると、候補作成部4は候補再度作成部9によって新たに
候補の作成を行う。
【0027】このように構成された割付決定支援装置を
用いて、図2に示すように4つのスポットを有する空港
において、図3に示す順序で6機の航空機が着陸しかつ
離陸する場合の動作を図4に示す流れ図に従って説明す
る。なお、候補作成部4では、到着時間の早い航空機
を、その航空機が駐機できる最小のスポットから割付候
補に選択するというアルゴリズムを採用する。
【0028】図4の流れ図において、まず、初期の検査
レベルはレベル0である(ステップS1)。候補作成部
4では最も到着の早い航空機1を小さいスポット1に割
付る組合せ候補を探し、第6図のaの候補(スポット)
を作成する(S2,S3)。次にこの組合せ候補の[割
付条件1]〜[割付条件3]の各エラーレベルを検査す
ると全てレベル0であり、この組合せ候補の最終のエラ
ーレベルはレベル0になる(S4)。次に候補判定部1
0では検査レベル0に対してエラーレベル0なので、条
件に合致したと判定し(S5)、割付部11で割付を行
う(S6)。
【0029】次に候補作成部4では次に早い航空機2
(貨物便)と中型スポット2との組合せ候補を選択する
(S2)。この場合はエラーレベルは第6図のbの候補
が示すようにレベル2になる(S4)。この場合、検査
レベルはレベル0なので割付はできない(S5)。航空
機2はスポット4(貨物スポット)との組合わせが候補
として上がった場合(第6図のc)にエラーレベル0と
なり、割付が行われる。同様に航空機3、4はそれぞれ
スポット2、3に割付られる。この時点においては、図
5(a)に示すように、4機の航空機の各スポットに対
する割付が終了している。
【0030】次に航空機5の割付が行われる。航空機5
は順にスポット2、3、4との候補があげられるが(第
6図のd,e,f)どの候補もエラーレベル1以上とな
り、割付候補は全て候補判定部10で却下される。また
航空機6も同様に割付が不可能となる。
【0031】候補作成部4のアルゴリズムで全ての候補
を検索し、もう候補を作成できないが(S3)、まだ割
付けるべき航空機が残っている場合は(S7)、検査レ
ベル緩和部8によって検査レベルが0から1に緩和され
る(S8)。この場合、前回と同様のアルゴリズムによ
り、残された航空機中の最も到着時刻の早い航空機5と
中型スポット2の候補があがる(第6図のg)。今回は
エラーレベルがレベル1であるが検査レベルもレベル1
なので割付が可能となる。
【0032】次に最後に残った航空機6の割付が行われ
る。この場合、航空機6とスポット3との組み合わせ
(第6図のh)はエラーレベルがレベル3となり、割付
は出来ず、また、スポット4との組合わせ(第6図の
i)もエラーレベル2となり、割付ができない。この場
合は再び検査レベル緩和部8において検査レベルが1だ
け緩和されて、検査レベルは2となる。すると航空機6
は貨物用スポット4に割付られる(第6図のj)。ここ
で、全ての航空機の各スポットに対する割付が終了とな
り(S7)、最終的に第3図(b)に示す割付状態とな
る。次に、このような構成を有し、動作を行う割付決定
支援装置の特徴を説明する。
【0033】(1) 検査レヘルを0に設定した状態で割
付を行って、割付不可能な状態になった場合には、検査
レベルを変更するだけで、新たな割付条件緩和用の異な
ったアルゴリズムをつけ加えることなしに、同様のアル
ゴリズムだけで、割付条件が自動的に緩和される。した
がって、操作者の操作負担が大幅に軽減される。
【0034】(2) また、割付条件緩和を行う場合に、
実際には曖昧でわかりにくい割付条件を無条件許可から
一定条件許可を経て無条件禁止まで複数段階に分類して
各段階にエラーレベルを付加することにより、どうして
も割付ける必要がある場合には、エラーレベルの低い条
件から順番に緩和することができる。
【0035】(3) 上述した強制指定要求があり、強制
割付の組合わせが割付条件を多少違反している場合、例
えば、強制割付は検査レベル2の候補とすると予め指定
しておけば、割付条件緩和のアルゴリズムを別に考える
必要もなく、また、どの程度緩和するかも明確になる。
【0036】例えば、上記の実施例では航空機5はエラ
ーレベル1、航空機6はエラーレベル2で割付たので、
それぞれ条件をどの程度緩和したかの警告を表示するこ
とにより、緩和された場所と緩和の度合いが明確にな
る。また、割付全体としては検査レベルをレベル2まで
緩和している。この緩和のレベルは割付全体の善し悪し
を示す指標となり、割付結果の評価をレベルで示すこと
が可能となる。
【0037】このように、緩和の手段としてだけではな
く、割付条件にレベルをつけることによって、割付条件
に含まれる曖昧な項目を整理し、優先度を明確にするこ
とにより、問題自体が整理されるとともに、割付結果の
善し悪しも明確に表現することができる。また、強制割
付の検査レベルを個々の指定ごとに外部から設定すれ
ば、それぞれの強制度にあわせた割付も容易に行える。
【0038】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例装置においては、候補作成部4
における候補割付アルゴリズムが1つの単純な場合を示
したが、割付が不可能な場合に入れ替えを行うアルゴリ
ズムや、全てまたは一部の決定した割付を白紙の状態に
戻して再割付するアルゴリズムなどを組合わせることも
できる。
【0039】すなわち、割付の行き詰まりが生じた場合
は、まず入れ替えを行い、エラーレベルが指定検査レベ
ル以下になるか否かを調べる。次に、検査レベルを変更
した通常の割付と入れ替えを行い検査する。それでもだ
めな場合は、レベルを変更したまま割付を行う。
【0040】また、上記の実施例では検査レベルを下げ
るごとに同様の候補に対し、何度か条件検査を行った
が、前回の検査レベルの値を記憶しておくことにより、
レベルの変更があった場合に、再計算する手間を省くこ
ともできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の割付決定支
援装置においては、各ジョブを各リソースに割付ける場
合のリソース側の割付条件を段階別に区分し、各割付条
件を満たさなかった場合には、検査レベルを順次緩和し
ている。したがって、割付条件の緩和が必要な場合は条
件緩和の順序を明確にし、条件緩和の機構を別途開発す
る事なく、条件緩和を簡単に実現可能とし、また緩和さ
れた度合いと、緩和したことによる割付結果の良否を明
確にし、また強制割付が必要な場合における条件緩和の
度合いを明確にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる割当決定支援装置
の概略構成図。
【図2】 同実施例装置のリソース記憶部の記憶内容を
示す図。
【図3】 同実施例装置のジョブ記憶部の記憶内容を示
す図。
【図4】 同実施例装置の動作を示す流れ図。
【図5】 同実施例装置で得られたジョブの割付状態を
示す図。
【図6】 同実施例装置における候補作成部における候
補割付手順を示す図。
【符号の説明】
1…ジョブ記憶部、2…リソース記憶部、3…割付条件
記憶部、4…候補作成部、5…検査レベル指定部、6…
条件検査部、7…候補記憶部、8…検査レベル緩和部、
9…候補際作成部、10…候補判定部、11…割付部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された割付けるべき複数の
    ジョプを各ジョブの属性と共に記憶するジョブ記憶部
    と、前記各ジョブが割付けられるべき複数のリソースを
    記憶するリソース記憶部と、前記各リソースにおける前
    記ジョブの属性にて定まる割付許可条件を無条件許可か
    ら一定条件許可を経へ無条件禁止までの各エラーレベル
    に対応付けて記憶する割付条件記憶部と、前記各ジョブ
    を前記各リソースに割付ける際の許容エラーレベルに対
    応する検査レベルを指定する検査レベル指定手段と、こ
    の検査レベル指定手段の指定した検査レベルを満たすよ
    うに前記各ジョブを割付るリソースの候補を作成する候
    補作成手段と、この候補作成手段にて指定検査レベル以
    下のエラーレベルの候補が作成されなかったとき、前記
    検査レベル指定手段の指定する検査レベルを1レベル緩
    和する検査レベル緩和手段と、この検査レベル緩和手段
    にて緩和された検査レベルに基づいて再度該当ジョブに
    対するリソースの候補を作成する候補再作成手段とを備
    えた割付決定支援装置。
JP382593A 1993-01-13 1993-01-13 割付決定支援装置 Pending JPH06214976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP382593A JPH06214976A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 割付決定支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP382593A JPH06214976A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 割付決定支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06214976A true JPH06214976A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11567979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP382593A Pending JPH06214976A (ja) 1993-01-13 1993-01-13 割付決定支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06214976A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500645A (ja) * 2004-05-26 2008-01-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド デバイスの動作モードに基づくアプリケーションの優先順位のためのシステム
JP2018010617A (ja) * 2016-06-30 2018-01-18 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 航空機の不定期保守スケジューリングシステム
JP2020187724A (ja) * 2019-05-09 2020-11-19 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド 情報を出力するための方法および装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500645A (ja) * 2004-05-26 2008-01-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド デバイスの動作モードに基づくアプリケーションの優先順位のためのシステム
US7735085B2 (en) 2004-05-26 2010-06-08 Qualcomm Incorporated System for application priority based on device operating mode
JP2018010617A (ja) * 2016-06-30 2018-01-18 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 航空機の不定期保守スケジューリングシステム
JP2020187724A (ja) * 2019-05-09 2020-11-19 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド 情報を出力するための方法および装置
US11308818B2 (en) 2019-05-09 2022-04-19 Beijing Baidu Netcom Science And Technology Co., Ltd. Method and apparatus for outputting information

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200258017A1 (en) Aircraft stand recovery optimization
US6801901B1 (en) Systems and methods for building and improving the quality of inventory load configurations
US20020062239A1 (en) Program planning management system
EP3444762A1 (en) Aircraft stand management
CN110334827B (zh) 一种飞机座位预留方法及系统
JP4113594B2 (ja) 乗務行路作成支援装置
JPH06214976A (ja) 割付決定支援装置
AU2003255699B2 (en) Method for loading flight schedule modifications
US20150286962A1 (en) Method and computer program product for analyzing airline passenger ticket mass data stocks
CN112785097A (zh) 停机位分配方法、装置、存储介质及计算机设备
WO2022121620A1 (zh) 一种自动换飞机的方法及装置
JP3317267B2 (ja) スケジューリングシステム
JP2011013961A (ja) スポット割当計画作成装置およびスポット割当計画作成方法
KR101012333B1 (ko) 비행 스케줄 변경을 로딩하는 방법
JP5007205B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2002197599A (ja) 航空機離着陸順割付装置
JPH04188257A (ja) 情報処理システム
WO2018103435A1 (zh) 线路板订单分配方法及系统
JP3733402B2 (ja) プロセッサ資源選択方法ならびにそのためのプロセッサ資源選択システムおよびコンピュ−タ読み取り可能なプログラム記録媒体
JPH10149347A (ja) 資源割り当て方法及び資源割り当て装置
JPH11353365A (ja) 工程管理方法および工程管理装置
JP2006079440A (ja) 乗務員運用整理案作成装置
JP2005084813A (ja) 資源割り当て計画作成プログラム、方法及び装置
Shapiro Scheduling Crewmen for Recurrent Training
JP2731079B2 (ja) スケジュール作成装置