JPH0621173Y2 - 蓄電池用防沫板 - Google Patents
蓄電池用防沫板Info
- Publication number
- JPH0621173Y2 JPH0621173Y2 JP1983133421U JP13342183U JPH0621173Y2 JP H0621173 Y2 JPH0621173 Y2 JP H0621173Y2 JP 1983133421 U JP1983133421 U JP 1983133421U JP 13342183 U JP13342183 U JP 13342183U JP H0621173 Y2 JPH0621173 Y2 JP H0621173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slits
- plate
- splash
- storage battery
- ear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は極板耳挿通用スリットを備える蓄電池用防沫板
に関するものである。
に関するものである。
蓄電池用防沫板は多数の陰・陽極板をセパレーターを介
して交互に積層してなる極板群上に配置されて電解液の
飛散を防止すべく使用されているものであるが,特に極
板耳近傍での短絡防止をも兼ねて,極板群の同極性極板
耳を連接するストラップ下部に極板耳挿通用スリットを
備える防沫板が使用される。該極板耳挿通用スリットを
備える防沫板(1)は従来第1図示の如く合成樹脂からな
る平板の長さ方向(イ)に多数の極板耳挿通用スリット(2)
…が配列されて例えば櫛状に形成され,極板群(a)のス
トラップ(b)下方に極板耳(c)をスリット(2)に挿通させ
ながら挿入配置されるものである。しかしながらこの従
来の防沫板では多数積層してなる極板の耳間間隔(p)が
異なる毎にそれぞれ専用の防沫板を必要とし,それが為
コストが高くなるとともに部品管理が煩らわしい等の欠
点があった。
して交互に積層してなる極板群上に配置されて電解液の
飛散を防止すべく使用されているものであるが,特に極
板耳近傍での短絡防止をも兼ねて,極板群の同極性極板
耳を連接するストラップ下部に極板耳挿通用スリットを
備える防沫板が使用される。該極板耳挿通用スリットを
備える防沫板(1)は従来第1図示の如く合成樹脂からな
る平板の長さ方向(イ)に多数の極板耳挿通用スリット(2)
…が配列されて例えば櫛状に形成され,極板群(a)のス
トラップ(b)下方に極板耳(c)をスリット(2)に挿通させ
ながら挿入配置されるものである。しかしながらこの従
来の防沫板では多数積層してなる極板の耳間間隔(p)が
異なる毎にそれぞれ専用の防沫板を必要とし,それが為
コストが高くなるとともに部品管理が煩らわしい等の欠
点があった。
本考案はこれら従来の欠点を解消して極板の耳間間隔等
が異なるも最適に使用し得る蓄電池用防沫板を得ること
を目的とし,長さ方向に配列された極板耳挿通用スリッ
トと、このスリット間にあってスリットの配列方向とは
直交する幅方向全幅にわたって形成された折曲部とを備
えることを特徴とするものである。
が異なるも最適に使用し得る蓄電池用防沫板を得ること
を目的とし,長さ方向に配列された極板耳挿通用スリッ
トと、このスリット間にあってスリットの配列方向とは
直交する幅方向全幅にわたって形成された折曲部とを備
えることを特徴とするものである。
次に本考案の実施例を第2図以下に基づいて詳細に説明
する。
する。
第2図示の防沫板(1)は,従来と同様合成樹脂製の平板
の長さ方向(イ)に,該長さ方向(イ)に対して直交する方向
に延びる極板耳挿通用スリット(2)を等間隔に複数形成
して該スリット(2)を長さ方向(イ)に配列し全体形状を櫛
状に形成した。そして該櫛状の櫛歯に相当する部分、即
ち相互に隣接するスリット間部分(3)に、上記スリット
(2)の配列方向とは直交する幅方向全幅に渡って数本の
折曲部(4)…を形成したものである。該折曲部(4)の形成
によって該防沫板(1)の相互に隣接するスリット間部分
(3)の断面は第3図に示す如く山形に形成される。この
ように形成された防沫板はその全幅に渡って形成された
折曲部(4)によって長さ方向に伸縮自在となり極板耳挿
通用スリット(2)間の距離(q)を自由に変えることが出
来,従って極板群がセパレーター等の厚みにより極板耳
間間隔が異なるものであっても1種類の防沫板を用いる
のみでよく,したがって量産が出来コストも安なるとと
もに部品管理が容易となる。尚本実施例では第3図示の
如く折曲部(4)の頂部を断面半円形状に切削した如く形
成し該頂部の厚さを薄く形成して伸縮がよりスムーズに
出来るようにした。
の長さ方向(イ)に,該長さ方向(イ)に対して直交する方向
に延びる極板耳挿通用スリット(2)を等間隔に複数形成
して該スリット(2)を長さ方向(イ)に配列し全体形状を櫛
状に形成した。そして該櫛状の櫛歯に相当する部分、即
ち相互に隣接するスリット間部分(3)に、上記スリット
(2)の配列方向とは直交する幅方向全幅に渡って数本の
折曲部(4)…を形成したものである。該折曲部(4)の形成
によって該防沫板(1)の相互に隣接するスリット間部分
(3)の断面は第3図に示す如く山形に形成される。この
ように形成された防沫板はその全幅に渡って形成された
折曲部(4)によって長さ方向に伸縮自在となり極板耳挿
通用スリット(2)間の距離(q)を自由に変えることが出
来,従って極板群がセパレーター等の厚みにより極板耳
間間隔が異なるものであっても1種類の防沫板を用いる
のみでよく,したがって量産が出来コストも安なるとと
もに部品管理が容易となる。尚本実施例では第3図示の
如く折曲部(4)の頂部を断面半円形状に切削した如く形
成し該頂部の厚さを薄く形成して伸縮がよりスムーズに
出来るようにした。
第4図示のものは他の実施例を示し,1枚の合成樹脂製
多孔平板に陰陽両極板耳が挿通し得るように該平板の両
端に該平板の長さ方向にスリット(2)を各々配列し,そ
の幅方向全幅に渡る折曲部(4)を多数形成して第5図示
の如く断面波形とし長さ方向に伸縮自在とした防沫板
(1)で,折曲部(4)はスリット(2)に係るようにも形成し
て該スリット(2)の幅を変えることが出来るようにし,
極板耳の厚さが異なるものにも用いることが出来るよう
にした。
多孔平板に陰陽両極板耳が挿通し得るように該平板の両
端に該平板の長さ方向にスリット(2)を各々配列し,そ
の幅方向全幅に渡る折曲部(4)を多数形成して第5図示
の如く断面波形とし長さ方向に伸縮自在とした防沫板
(1)で,折曲部(4)はスリット(2)に係るようにも形成し
て該スリット(2)の幅を変えることが出来るようにし,
極板耳の厚さが異なるものにも用いることが出来るよう
にした。
尚いずれの場合も比較的長尺の防沫板条体を製作し,こ
れを極板群を構成する極板枚数により適宜切断加工して
所望の防沫板を得るようにすればより一層便利である。
れを極板群を構成する極板枚数により適宜切断加工して
所望の防沫板を得るようにすればより一層便利である。
以上の如く本考案は、長さ方向(イ)に配列して形成した
複数の極板耳挿通用スリット(2)と、相互に隣接するス
リット(2)間に該スリット(2)の配列方向とは直交する幅
方向全幅に渡って形成した折曲部(4)とを備えたので、
防沫板が伸縮可能となり極板耳間間隔等が異なっても用
いることが出来,部品管理が容易になるとともにコスト
も安くなる等実用的効果大である。
複数の極板耳挿通用スリット(2)と、相互に隣接するス
リット(2)間に該スリット(2)の配列方向とは直交する幅
方向全幅に渡って形成した折曲部(4)とを備えたので、
防沫板が伸縮可能となり極板耳間間隔等が異なっても用
いることが出来,部品管理が容易になるとともにコスト
も安くなる等実用的効果大である。
第1図は従来の防沫板およびその使用態様を説明する斜
視図,第2図は本考案一実施例平面図,第3図は第2図
I−I線断面図,第4図は本考案の他の実施例平面図,
第5図は第4図II-II線断面図である。 (1)……防沫板,(2)……極板挿通用スリット,(4)……
折曲部,(イ)……長さ方向
視図,第2図は本考案一実施例平面図,第3図は第2図
I−I線断面図,第4図は本考案の他の実施例平面図,
第5図は第4図II-II線断面図である。 (1)……防沫板,(2)……極板挿通用スリット,(4)……
折曲部,(イ)……長さ方向
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂製の平板からなり、長さ方向(イ)
に配列して形成した複数の極板耳挿通用スリット(2)
と、相互に隣接するスリット(2)間に該スリット(2)の配
列方向とは直交する幅方向全幅に渡って形成した折曲部
(4)とを備えてなる蓄電池用防沫板(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983133421U JPH0621173Y2 (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 蓄電池用防沫板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983133421U JPH0621173Y2 (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 蓄電池用防沫板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6040966U JPS6040966U (ja) | 1985-03-22 |
JPH0621173Y2 true JPH0621173Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=30300967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983133421U Expired - Lifetime JPH0621173Y2 (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 蓄電池用防沫板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621173Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57140077A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-30 | Nec Corp | Solid-state image pickup devide and its driving method |
JPS57140077U (ja) * | 1981-02-26 | 1982-09-02 |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP1983133421U patent/JPH0621173Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6040966U (ja) | 1985-03-22 |
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