JPH0620803U - フェンス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 コイルを網の先端部に巻きつける事により防
護効果を高めたフェンスを提供する。 【構成】 コイル５を網７の先端部６に巻きつけて成る
フェンス。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はフェンスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のフェンスに用いられている胴縁はＬ形鋼とかパイプ状のものが多く、い づれも硬い為、それに手をかけて容易に乗り越える事が出来るので防護目的を充 分にはたしていない。その為さらに忍び等を追加したり、胴縁に矢状のものを付 けたりして防護効果を上げている。

【０００３】

【考案が解決しようする課題】

本考案は忍びとか胴縁に矢状の物を付けたりせずに防護効果を持たせるフェン スを提供する。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

フェンス網の先端にコイルを巻きつける事により忍びとか胴縁に矢状のものを 付けたりせずに防護効果を高める。

【０００５】

【実施例】

図１に示す様にフェンスに用いる金網７の先端部６を上に向け、その先端部６ がコイル５の中に隠れる様にセットし、上から押すと金網７の先端部６が現れる 様にする事によって防護効果を高める事が出来る。又、目的によってはコイル５ を小さくして最初から金網７の先端部６が見える様にできる事はもちろんである 。 この様に従来の硬い胴縁を使用せずコイル５を使用する事によって容易に防護目 的を達する事が出来る。又公園等で防護より安全面、装飾効果が重視される場所 に於いては金網７の先端部６を曲げ加工して、コイル５より金網７の先端部６が 出ない様にする事も出来、硬い胴縁を使用してないのでフェンスによじ登る時に フェンスがゆれるので乗り越えるのは困難になる。 又従来のＬ字形の胴縁の回りにコイルを巻き付ける事によって安全性を高める事 も出来る。尚１はフェンスの柱、２はキャップ、３はコイル、網、番線等の止め 具、４は番線を示したものである。 使用例として図２に示す様に浸入者が手Ｔで触れただけではａの様に金網７の先 端部６は現れないが浸入者がよじ登ろうとしてコイル５に手Ｔをかけて力を入れ るとｂの様に金網７の先端部６が現れて手Ｔを刺す事になる。４は番線を示す。

【０００６】

【考案の効果】

コイルを網の先端部に巻きつける事により平生は網の先端部はコイルの内に隠 れたかたちになっているが、浸入者がコイルに手をかけると網の先端部が表れ手 を刺すので浸入しにくい。又、安全を重視する場所には網の先端部を曲げる様に するがその場合でも浸入者がよじ登った時は網がぐらぐら揺れるので浸入は困難 である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図。

【図２】使用例を示す斜視図。

【符号の説明】

１−−−柱 ２−−−キャップ ３−−−止め具 ４−−−番線 ５−−−コイル ６−−−先端部 ７−−−金網 Ｔ−−−手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コイルを網の先端部に巻きつけて成るフ
   ェンス。