JPH0620757B2 - ツートンカラーの薄肉プラスチック製シェルを成型するための成型装置 - Google Patents
ツートンカラーの薄肉プラスチック製シェルを成型するための成型装置Info
- Publication number
- JPH0620757B2 JPH0620757B2 JP1100342A JP10034289A JPH0620757B2 JP H0620757 B2 JPH0620757 B2 JP H0620757B2 JP 1100342 A JP1100342 A JP 1100342A JP 10034289 A JP10034289 A JP 10034289A JP H0620757 B2 JPH0620757 B2 JP H0620757B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- charging box
- molding
- partition wall
- horizontal surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C61/00—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/34—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C41/38—Moulds, cores or other substrates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/0038—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with sealing means or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C37/00—Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
- B29C37/0053—Moulding articles characterised by the shape of the surface, e.g. ribs, high polish
- B29C37/0057—Moulding single grooves or ribs, e.g. tear lines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C41/22—Making multilayered or multicoloured articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/02—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C41/18—Slush casting, i.e. pouring moulding material into a hollow mould with excess material being poured off
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
- B29L2031/3005—Body finishings
- B29L2031/3038—Air bag covers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の内側ドアパネルや、計器パネル等の
自動車内装品に使用するのに特に適した薄肉プラスチッ
ク製シェルを成型するための装置に関し、特に、2つの
異なる色のシェルセグメント(部片)と、該両シェルセ
グメントを一体的に結合した継手とから成るツートンカ
ラーのプラスチック製シェルを成型するための成型装置
に関する。
自動車内装品に使用するのに特に適した薄肉プラスチッ
ク製シェルを成型するための装置に関し、特に、2つの
異なる色のシェルセグメント(部片)と、該両シェルセ
グメントを一体的に結合した継手とから成るツートンカ
ラーのプラスチック製シェルを成型するための成型装置
に関する。
従来の技術 自動車業界は、ドアパネル等の内装品として、例えば米
国特許第3,123,403号に開示されて鋳るような
ポリ塩化ビニルなどのプラスチック製のシェル(殻体)
を用いる傾向が高くなってきている。そのような内装品
が受入れられるようになったのは、この種のプラスチッ
ク製部品は、スタイル(形状)や、色の選択において幅
広い選択範囲を可能にし、特に自動車の内装デザインに
おいて非常に望ましい列理が得られるからである。
国特許第3,123,403号に開示されて鋳るような
ポリ塩化ビニルなどのプラスチック製のシェル(殻体)
を用いる傾向が高くなってきている。そのような内装品
が受入れられるようになったのは、この種のプラスチッ
ク製部品は、スタイル(形状)や、色の選択において幅
広い選択範囲を可能にし、特に自動車の内装デザインに
おいて非常に望ましい列理が得られるからである。
熱可塑性粉末材料の粉末材料装入箱から加熱された金型
へ鋳込むことによって一体のシェルを成型することは、
周知であり、この方法によって例えばつぶ肌状の予備成
型ビニルシェルを得ることができる。
へ鋳込むことによって一体のシェルを成型することは、
周知であり、この方法によって例えばつぶ肌状の予備成
型ビニルシェルを得ることができる。
自動車の内装の装飾効果を高めるために、ドアの内側パ
ネルやその他の内装部品を2つの別個のプラスチック製
シェルセグメントで形成し、それらの2つのセグメント
をねじや鋲等の機械的締着具によって結合することが行
われている。
ネルやその他の内装部品を2つの別個のプラスチック製
シェルセグメントで形成し、それらの2つのセグメント
をねじや鋲等の機械的締着具によって結合することが行
われている。
本出願人の米国特許第4,562,025号には、2つ
のシェルセグメントの縁を共通の分離線に沿って接合す
ることによって多色プラスチック製シェルを成型するた
めの成型方法及び装置が開示されている。
のシェルセグメントの縁を共通の分離線に沿って接合す
ることによって多色プラスチック製シェルを成型するた
めの成型方法及び装置が開示されている。
米国特許第4,610,620号には、装入箱の別々の
画室から2色の熱可塑性粉末材料を重力により、2つの
シェルセグメントを成型するように構成された金型内へ
流下させ、得られた2つのセグメントの隣接する縁に別
個の継手を被せることによって両セグメントを接合し、
自動車の内装の装飾効果を高めるための2色(ツートン
カラー)又はそれ以上の多色一体シェルを成型する装置
が開示されている。
画室から2色の熱可塑性粉末材料を重力により、2つの
シェルセグメントを成型するように構成された金型内へ
流下させ、得られた2つのセグメントの隣接する縁に別
個の継手を被せることによって両セグメントを接合し、
自動車の内装の装飾効果を高めるための2色(ツートン
カラー)又はそれ以上の多色一体シェルを成型する装置
が開示されている。
詳述すれば、この米国特許第4,610,620号にお
いては、2つ又はそれ以上の個別の画室を画定するため
の仕切壁を有する、一端が開放した材料装入箱を使用
し、各画室に所定の異なる色の粉末材料(パウダー)を
充填する。金型は、装入箱の各画室のパウダーを互いに
分離状態に維持するために装入箱の仕切壁と協同する仕
切面を有している。装入箱は、パウダーをその各画室か
ら装入箱及び金型の開放端を通して重力により放出し、
金型の金型面上に均一に分配する。2つの金型面の間で
材料が混ざらずツートンカラーのシェルセグメントを成
型するように金型の仕切面と装入箱の仕切壁との間は固
定のガスケットシールによって密封される。理論的に
は、この固定の密封ガスケットは、後に、成型された2
つのツートンカラーのシェルセグメントを一体的に接合
して一体成型品とするために継手材料を被せるための上
記仕切面を清浄に保つはずであるが、実際上は、そのよ
うな固定ガスケットは、微妙に幾何学的形状及び寸法に
誤差のある多数の加熱された金型のそれぞれの仕切面に
合致させなければならないので、ガスケットと仕切面と
の間に間隙が生じることがある。そのために、装入箱か
ら放出されたパウダー及び、又は金型内での溶融した材
料がそのような間隙から仕切面上へ漏れ出ることがあ
り、その結果、2つのツートンカラーセグメントを接合
する継手にカラーの混ざり(カラー汚染)を生じること
になる。金型の加熱は、例えば米国特許第4,623,
503号に開示された熱風加熱器のような適当な手段に
よって行われる。
いては、2つ又はそれ以上の個別の画室を画定するため
の仕切壁を有する、一端が開放した材料装入箱を使用
し、各画室に所定の異なる色の粉末材料(パウダー)を
充填する。金型は、装入箱の各画室のパウダーを互いに
分離状態に維持するために装入箱の仕切壁と協同する仕
切面を有している。装入箱は、パウダーをその各画室か
ら装入箱及び金型の開放端を通して重力により放出し、
金型の金型面上に均一に分配する。2つの金型面の間で
材料が混ざらずツートンカラーのシェルセグメントを成
型するように金型の仕切面と装入箱の仕切壁との間は固
定のガスケットシールによって密封される。理論的に
は、この固定の密封ガスケットは、後に、成型された2
つのツートンカラーのシェルセグメントを一体的に接合
して一体成型品とするために継手材料を被せるための上
記仕切面を清浄に保つはずであるが、実際上は、そのよ
うな固定ガスケットは、微妙に幾何学的形状及び寸法に
誤差のある多数の加熱された金型のそれぞれの仕切面に
合致させなければならないので、ガスケットと仕切面と
の間に間隙が生じることがある。そのために、装入箱か
ら放出されたパウダー及び、又は金型内での溶融した材
料がそのような間隙から仕切面上へ漏れ出ることがあ
り、その結果、2つのツートンカラーセグメントを接合
する継手にカラーの混ざり(カラー汚染)を生じること
になる。金型の加熱は、例えば米国特許第4,623,
503号に開示された熱風加熱器のような適当な手段に
よって行われる。
解決しようとする問題点及び発明の目的 従って、本発明の目的は、ツートンカラーの薄肉プラス
チック製シェルを成型するための成型装置においてパウ
ダー即ち粉末材料の粒子及び、又は溶融した材料が仕切
面を横切って漏れ出るという問題を解決することであ
り、そのような問題を克服した成型装置を提供すること
である。
チック製シェルを成型するための成型装置においてパウ
ダー即ち粉末材料の粒子及び、又は溶融した材料が仕切
面を横切って漏れ出るという問題を解決することであ
り、そのような問題を克服した成型装置を提供すること
である。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的と達成するために、装入箱と加熱さ
れた金型とが結合されたとき装入箱の仕切壁と金型の仕
切面との間に橋渡しするような形で介在する膨満自在を
含む膨満自在シールを装入箱に設ける。この膨満自在シ
ールは、金型の成型面から仕切面上へ材料が漏れ出るの
を防止し、それによって後に形成される継手のカラー汚
染を防止するために金型の仕切面を覆って押圧し密封す
るための密封ビードを有する。加熱された金型の2つの
分離された金型面上に2つの異なる色のシェルセグメン
トが成型された後、膨満自在シールをすぼませれば、仕
切面が露出されるので、2つのシェルセグメントの間に
継手を接合するための継手材料を仕切面にあてがうこと
ができる。
れた金型とが結合されたとき装入箱の仕切壁と金型の仕
切面との間に橋渡しするような形で介在する膨満自在を
含む膨満自在シールを装入箱に設ける。この膨満自在シ
ールは、金型の成型面から仕切面上へ材料が漏れ出るの
を防止し、それによって後に形成される継手のカラー汚
染を防止するために金型の仕切面を覆って押圧し密封す
るための密封ビードを有する。加熱された金型の2つの
分離された金型面上に2つの異なる色のシェルセグメン
トが成型された後、膨満自在シールをすぼませれば、仕
切面が露出されるので、2つのシェルセグメントの間に
継手を接合するための継手材料を仕切面にあてがうこと
ができる。
この膨満自在のシールは、装入箱の仕切壁に連結された
ベースと、前記密封ビードに結合された中空コア部材を
含む構成とすることができる。膨満自在のシールの密封
ビードは、前記仕切面の表面区域と合致する区域を画定
する2つの互いに離隔した平行な側縁を有するものとす
ることができる。
ベースと、前記密封ビードに結合された中空コア部材を
含む構成とすることができる。膨満自在のシールの密封
ビードは、前記仕切面の表面区域と合致する区域を画定
する2つの互いに離隔した平行な側縁を有するものとす
ることができる。
前記膨満自在部材は、密封作用を確実にするために、膨
満したとき、前記密封ビードを金型の仕切面に押圧し密
封係合させる周壁を有する膨満自在のコア部材を有する
ものとすることができる。
満したとき、前記密封ビードを金型の仕切面に押圧し密
封係合させる周壁を有する膨満自在のコア部材を有する
ものとすることができる。
装入箱の仕切壁は、該装入箱の側壁を越えて突出させ、
仕切壁の、該側壁を越えて突出した部分の高さは、装入
箱が結合される金型の仕切面までの深さより僅かに小さ
い寸法とする。従って、装入箱を下に向けて金型と重ね
合わせたとき、膨満自在のシールがなければ、仕切壁の
下面と金型の仕切面との間に僅かな間隙が存在する。そ
して、装入箱の仕切壁の高さと、膨らまされたときの膨
満自在のシールの高さとを合わせた合計高さが、金型の
仕切面までの深さより大きい寸法となるようにする。そ
れによって、仕切金の下面と仕切面との間に効果的な密
封作用が得られるようにする。
仕切壁の、該側壁を越えて突出した部分の高さは、装入
箱が結合される金型の仕切面までの深さより僅かに小さ
い寸法とする。従って、装入箱を下に向けて金型と重ね
合わせたとき、膨満自在のシールがなければ、仕切壁の
下面と金型の仕切面との間に僅かな間隙が存在する。そ
して、装入箱の仕切壁の高さと、膨らまされたときの膨
満自在のシールの高さとを合わせた合計高さが、金型の
仕切面までの深さより大きい寸法となるようにする。そ
れによって、仕切金の下面と仕切面との間に効果的な密
封作用が得られるようにする。
実施例 本発明によれば、いろいろな形状の中空シェル部品を成
型することができる。例えば、第5第図を参照すると、
例えばツートンカラーのような多色の一体内装プラスチ
ック製シェル(外殻)を典型的な自動車のドアパネルに
応用した場合が示されている。ただし、本発明の成型装
置は、自動車の計器パネルカバー等の他のいろいろな内
装部品の製造にも同等に適用することができる。シェル
10は、ポリ塩化ビニル材で成型するのが好ましく、米
国特許第3,123,403号に開示されているような
自動車のアームレストのための成型法を用いて、シェル
10にポリウレタンフォーム12の層を接合し裏張する
ことができる。又、外側ドアパネル18に接合部16に
おいて内部補強インサート(挿入体)14を接合し、イ
ンサート14の内側ドアパネルを構成するシェル10と
の間に窓22を昇降するための窓昇降機構(図示せず)
を収容するための内部空間20を画定することができ
る。
型することができる。例えば、第5第図を参照すると、
例えばツートンカラーのような多色の一体内装プラスチ
ック製シェル(外殻)を典型的な自動車のドアパネルに
応用した場合が示されている。ただし、本発明の成型装
置は、自動車の計器パネルカバー等の他のいろいろな内
装部品の製造にも同等に適用することができる。シェル
10は、ポリ塩化ビニル材で成型するのが好ましく、米
国特許第3,123,403号に開示されているような
自動車のアームレストのための成型法を用いて、シェル
10にポリウレタンフォーム12の層を接合し裏張する
ことができる。又、外側ドアパネル18に接合部16に
おいて内部補強インサート(挿入体)14を接合し、イ
ンサート14の内側ドアパネルを構成するシェル10と
の間に窓22を昇降するための窓昇降機構(図示せず)
を収容するための内部空間20を画定することができ
る。
シェル10は、第1の色の下方パネル24と、該下方パ
ネル又はその他の自動車内装品の色と対照をなす、又は
補色関係をなす第2の色の上方パネル36と、両パネル
を一体に接合した接合継手26とから成る、注型適性熱
可塑材で成型された一体のプラスチック部品である。第
6図に明示されるように、接合継手26は、下方パネル
24の縁32に重なり、接合される縁28と、アームレ
スト部分38を含む上方パネル36の縁34に重なり、
接合される縁30を有する。例えば、上方パネル36
は、シート(座席)、ヘッドライナー、安全パッド等の
内装部品の色と対照又は補色関係をなすように、赤、黄
色、又はベージュとなすことができ、下方パネル24
は、耐衝撃性又は耐すりきず性の低い性質の補色関係を
ツートンカラーとすることができる。接合継手26は、
下方パネル24及び上方パネル36の色と補色関係をな
す色、又はをれらのパネルのどちらかと同じ色とするこ
とができる。
ネル又はその他の自動車内装品の色と対照をなす、又は
補色関係をなす第2の色の上方パネル36と、両パネル
を一体に接合した接合継手26とから成る、注型適性熱
可塑材で成型された一体のプラスチック部品である。第
6図に明示されるように、接合継手26は、下方パネル
24の縁32に重なり、接合される縁28と、アームレ
スト部分38を含む上方パネル36の縁34に重なり、
接合される縁30を有する。例えば、上方パネル36
は、シート(座席)、ヘッドライナー、安全パッド等の
内装部品の色と対照又は補色関係をなすように、赤、黄
色、又はベージュとなすことができ、下方パネル24
は、耐衝撃性又は耐すりきず性の低い性質の補色関係を
ツートンカラーとすることができる。接合継手26は、
下方パネル24及び上方パネル36の色と補色関係をな
す色、又はをれらのパネルのどちらかと同じ色とするこ
とができる。
第1〜4図を参照して説明すると、本発明の成型装置
は、シール組立体42を備えた一端が開放した熱可塑性
パウダー即ち粉末材料挿入箱(以下、単に「パウダー
箱」又は「装入箱」とも称する)40と、同様に一端が
開放した金型44とから成る。金型が適当な加熱手段に
より注型温度にまで加熱されたならば、第2図に示され
るようにパウダー箱40を、その開放端を下にして金型
44の上方開放端に重ね合わせる。
は、シール組立体42を備えた一端が開放した熱可塑性
パウダー即ち粉末材料挿入箱(以下、単に「パウダー
箱」又は「装入箱」とも称する)40と、同様に一端が
開放した金型44とから成る。金型が適当な加熱手段に
より注型温度にまで加熱されたならば、第2図に示され
るようにパウダー箱40を、その開放端を下にして金型
44の上方開放端に重ね合わせる。
金型44は、隆起リブ50によって分離された1対の成
型面46、48を有する。リブ50は、金型の両側壁5
4と56の間に延長した仕切面52を有する。
型面46、48を有する。リブ50は、金型の両側壁5
4と56の間に延長した仕切面52を有する。
リブ50は、金型の4つの側壁の上縁面58より下に位
置する。図示の実施例では、4つの側壁の上縁面58
は、同一平面内にあるが、成型すべき薄肉シェルの形状
によってはそれぞれ異なる高さとしてもよい。
置する。図示の実施例では、4つの側壁の上縁面58
は、同一平面内にあるが、成型すべき薄肉シェルの形状
によってはそれぞれ異なる高さとしてもよい。
第1図に明示されるように、装入箱40は、それぞれ熱
可塑性パウダー即ち粉末材料を充填するための第1画室
62と第2画室64に分離する仕切壁60を有する。第
2図では、成型行程中の装入箱と金型との関係を例示す
るために装入箱40が金型44に重ねられた状態が一部
切除して示されている。装入箱40内の装入物は、金型
44の加熱された金型面46、48上に鋳込まれると、
溶融する乾燥熱可塑性粉末材料である。各画室62、6
4内の材料を互いに分離された状態に維持するために、
仕切壁60の高さ寸法は、画室62、64のどちらかの
最大深さより大きくされている。画室62、64へは、
供給源66、68からそれぞれ異なる色の可塑性材料が
充填される。
可塑性パウダー即ち粉末材料を充填するための第1画室
62と第2画室64に分離する仕切壁60を有する。第
2図では、成型行程中の装入箱と金型との関係を例示す
るために装入箱40が金型44に重ねられた状態が一部
切除して示されている。装入箱40内の装入物は、金型
44の加熱された金型面46、48上に鋳込まれると、
溶融する乾燥熱可塑性粉末材料である。各画室62、6
4内の材料を互いに分離された状態に維持するために、
仕切壁60の高さ寸法は、画室62、64のどちらかの
最大深さより大きくされている。画室62、64へは、
供給源66、68からそれぞれ異なる色の可塑性材料が
充填される。
装入箱40は、更に、側壁ガスケット70、72、7
4、76を有する。第1A図に示されるように、各ガス
ケットは、押出成型された保持部材77に交換自在に装
着されたベース75aを備えた圧縮シール部分75を有
する。保持部材77は、ボルト79のような適当な締着
具によって装入箱40に連結される。ガスケット70〜
76は、装入箱と金型を重ね合わせた後装入箱及び金型
44の外方突出フランジ81、81を第2A図に示され
るようにクランプ98によって締付けることにより装入
箱の側壁と金型の側壁との間に圧縮され、両者の間に密
封を設定する。
4、76を有する。第1A図に示されるように、各ガス
ケットは、押出成型された保持部材77に交換自在に装
着されたベース75aを備えた圧縮シール部分75を有
する。保持部材77は、ボルト79のような適当な締着
具によって装入箱40に連結される。ガスケット70〜
76は、装入箱と金型を重ね合わせた後装入箱及び金型
44の外方突出フランジ81、81を第2A図に示され
るようにクランプ98によって締付けることにより装入
箱の側壁と金型の側壁との間に圧縮され、両者の間に密
封を設定する。
いろいろな金型とパウダー箱40との組合せの寸法誤差
を補償して仕切面52と仕切壁60との間を密封するた
めに仕切壁60の膨満自在のシール78を設ける。それ
によって金型面46から金型面48への、あるいはその
逆の異なる色の材料の移行が確実に防止される。
を補償して仕切面52と仕切壁60との間を密封するた
めに仕切壁60の膨満自在のシール78を設ける。それ
によって金型面46から金型面48への、あるいはその
逆の異なる色の材料の移行が確実に防止される。
パウダー箱40と金型44とがクランプ98によって締
め合わされたならば、側壁ガスケット70〜76がパウ
ダー箱40と金型44の間を密封し、密封注型装置80
を形成する。この注型装置80をその回転軸線85の周
りに駆動手段83によって回転し(第2A図)、装入箱
から第1の色の可塑性材料と第2の色の可塑性材料を成
型面46、48上へ重力により落下させる。この鋳込み
(注型)操作中シール78を膨らませ、異なる色の材料
が画室62と64の間で混ざらないように、又、仕切面
52上へ漏れ出ないようにする。
め合わされたならば、側壁ガスケット70〜76がパウ
ダー箱40と金型44の間を密封し、密封注型装置80
を形成する。この注型装置80をその回転軸線85の周
りに駆動手段83によって回転し(第2A図)、装入箱
から第1の色の可塑性材料と第2の色の可塑性材料を成
型面46、48上へ重力により落下させる。この鋳込み
(注型)操作中シール78を膨らませ、異なる色の材料
が画室62と64の間で混ざらないように、又、仕切面
52上へ漏れ出ないようにする。
膨満自在のシール78は、多重機能を果たすように構成
されている(第3、4図参照)第1に、シール78は、
仕切壁60の全長に亘って密封し、かつ、すぼまされた
状態と膨らまされた状態との間で収縮又は膨満動作を行
うための構造的基盤を構成するように保持部材87によ
って仕切壁60に密封係合状態に連結されたベース82
を有する。保持部材87は、シール78のベース82を
受容するためのばち形溝89を有し、ねじ91等の適当
な締着具によって仕切歴60に固定されている。
されている(第3、4図参照)第1に、シール78は、
仕切壁60の全長に亘って密封し、かつ、すぼまされた
状態と膨らまされた状態との間で収縮又は膨満動作を行
うための構造的基盤を構成するように保持部材87によ
って仕切壁60に密封係合状態に連結されたベース82
を有する。保持部材87は、シール78のベース82を
受容するためのばち形溝89を有し、ねじ91等の適当
な締着具によって仕切歴60に固定されている。
第2に、シール78は、中空コア部材84を有し、中空
コア部材が膨らまされ、又はすぼまされにつれて膨張又
は収縮する周壁86、88を有する。コア部材の膨満
は、コア部材を適当な制御弁92によって圧力源90に
選択的に接続することによって行うことができる。第3
に、シール78は、注型操作中金型の仕切面52に圧接
密封関係に保持される密封ビード(密封縁)94を有す
る。詳述すれば、密封ビード94は、シール78が膨満
されたとき仕切面52を完全に覆う表面96を有する。
従って、注型操作中画室62、64から仕切面52上へ
材料が漏れ出る縁部間隙が存在しない。
コア部材が膨らまされ、又はすぼまされにつれて膨張又
は収縮する周壁86、88を有する。コア部材の膨満
は、コア部材を適当な制御弁92によって圧力源90に
選択的に接続することによって行うことができる。第3
に、シール78は、注型操作中金型の仕切面52に圧接
密封関係に保持される密封ビード(密封縁)94を有す
る。詳述すれば、密封ビード94は、シール78が膨満
されたとき仕切面52を完全に覆う表面96を有する。
従って、注型操作中画室62、64から仕切面52上へ
材料が漏れ出る縁部間隙が存在しない。
第3図は、シール78がすぼまされた(収縮した、即ち
引込んだ)位置にあるところを示す。この状態では密封
ビード94と仕切面52との間に間隙97が生じる。こ
の間隙を橋渡しし、しかも、その際各金型毎のリブ44
の高さの寸法誤差を補償するために、中空コア部材84
を空気等のガス圧によって膨満させ、壁88、88を膨
張させる。第4図は、膨満自在のシール78が膨らまさ
れた(膨張した)位置にあるところを示す。この状態で
は、密封ビード94が仕切面52に密封係合する。
引込んだ)位置にあるところを示す。この状態では密封
ビード94と仕切面52との間に間隙97が生じる。こ
の間隙を橋渡しし、しかも、その際各金型毎のリブ44
の高さの寸法誤差を補償するために、中空コア部材84
を空気等のガス圧によって膨満させ、壁88、88を膨
張させる。第4図は、膨満自在のシール78が膨らまさ
れた(膨張した)位置にあるところを示す。この状態で
は、密封ビード94が仕切面52に密封係合する。
仕切面53は、注型操作中シール78によって覆われた
ままの状態に保持される。従って、金型44がパウダー
箱40から切離されたとき、仕切面52は清浄に保たれ
ている。この注型操作により、各金型面46、48上に
上述したパネル24、36のような2つのツートンカラ
ーシェルセグメントが形成される。
ままの状態に保持される。従って、金型44がパウダー
箱40から切離されたとき、仕切面52は清浄に保たれ
ている。この注型操作により、各金型面46、48上に
上述したパネル24、36のような2つのツートンカラ
ーシェルセグメントが形成される。
次いで、2つのツートンカラーシェルセグメントが金型
内にある間にそれらの一体に接合するために仕切面52
上に薄い熱可塑性材料層を被せ、接合継手を形成する。
接合継手のための熱可塑性材料層の仕切面への被覆は、
仕切面上に適当な熱可塑性材料のスラリーを塗布又はロ
ール塗りするか、あるいは、熱可塑性粉末材料を被せる
等の適当な手段によって周知の態様で行われる。得られ
た接合継手26(第6図参照)は、2つのツートンカラ
ーシェルセグメント24と36の間の間隙を橋渡しし、
一体成型品として接合する。かくして、最終製品は、一
体成型品として金型から取出される。
内にある間にそれらの一体に接合するために仕切面52
上に薄い熱可塑性材料層を被せ、接合継手を形成する。
接合継手のための熱可塑性材料層の仕切面への被覆は、
仕切面上に適当な熱可塑性材料のスラリーを塗布又はロ
ール塗りするか、あるいは、熱可塑性粉末材料を被せる
等の適当な手段によって周知の態様で行われる。得られ
た接合継手26(第6図参照)は、2つのツートンカラ
ーシェルセグメント24と36の間の間隙を橋渡しし、
一体成型品として接合する。かくして、最終製品は、一
体成型品として金型から取出される。
ツートンカラーのドアパネルを成型するための典型的な
パウダー注型行程の作業順序は下記の通りである。
パウダー注型行程の作業順序は下記の通りである。
1.金型が予め加熱する。
2.金型が熱可塑材料を溶融しうる注型適性温度に達し
たならば、パウダー箱を金型に重ね合わせてクランプに
より締付ける。
たならば、パウダー箱を金型に重ね合わせてクランプに
より締付ける。
3.パウダー箱と金型を回転し、ツートンカラーの2つ
の別個のセグメントを成型する。
の別個のセグメントを成型する。
4.所定時間そのままに保持する。
5.クランプを外し、金型を開放する。
6.金型の加熱された仕切面に接合継手のための熱可塑
性材料を被覆する。
性材料を被覆する。
7.金型の硬化用オーブンに入れて加熱するか、あるい
は金型を熱風処理ユニット内に熱風によって加熱し、接
合継手をツートンからのセグメントを融合させる。
は金型を熱風処理ユニット内に熱風によって加熱し、接
合継手をツートンからのセグメントを融合させる。
この行程の詳しい説明は、上記米国特許第4,610,
620号に記載されている。好適な注型適性熱可塑性材
料としては、例えば、鋳込み操作即ち注型操作の際パウ
ダー箱から重力により流下し易い乾燥パウダー又は液状
スラリーの形とした可塑化ポリ塩化ビニル及びその関連
ビニル樹脂がある。成型部品、プラスチック材及び成型
法の代表的な例は、下記の通りである。
620号に記載されている。好適な注型適性熱可塑性材
料としては、例えば、鋳込み操作即ち注型操作の際パウ
ダー箱から重力により流下し易い乾燥パウダー又は液状
スラリーの形とした可塑化ポリ塩化ビニル及びその関連
ビニル樹脂がある。成型部品、プラスチック材及び成型
法の代表的な例は、下記の通りである。
PVC樹脂と、可塑剤と、安定剤と、離型剤と、着色顔
料を強力ミキサーで混合し、各々所望の色の流動可能な
乾燥パウダーを調整する。この方法は、当業界において
ドライ・ブレンディングとして知られている。
料を強力ミキサーで混合し、各々所望の色の流動可能な
乾燥パウダーを調整する。この方法は、当業界において
ドライ・ブレンディングとして知られている。
上記PVCパウダーの各種配合成分の種類及び配合割合
は、最終製品に必要な、又、処理の容易さの点で必要と
される特性を得るように選択することができる。それに
よって得られる製品の物理的特性は、液状プラスチゾル
を用いて得られる製品の物理的特性とそれほど違わな
い。液状プラスチゾルは、本発明が対象とする製品と同
様な製品を製造するのに使用することができるが、複雑
な形状のものを製造するのに使用した場合は、ぼた落ち
や流れを生じる固有の傾向がある。
は、最終製品に必要な、又、処理の容易さの点で必要と
される特性を得るように選択することができる。それに
よって得られる製品の物理的特性は、液状プラスチゾル
を用いて得られる製品の物理的特性とそれほど違わな
い。液状プラスチゾルは、本発明が対象とする製品と同
様な製品を製造するのに使用することができるが、複雑
な形状のものを製造するのに使用した場合は、ぼた落ち
や流れを生じる固有の傾向がある。
又、上記のように配合されたPVCパウダーの処理特性
についていえば、パウダーが溶融すると、圧縮し稠密化
するので、金型面に刻設されたしぼ模様やステッチのよ
うな微細部分を成型品に正確に写し出すことができる。
についていえば、パウダーが溶融すると、圧縮し稠密化
するので、金型面に刻設されたしぼ模様やステッチのよ
うな微細部分を成型品に正確に写し出すことができる。
金型の予備加熱温度は、121.1〜232.2℃(2
50〜450゜F)の範囲とすることができる。最終製
品の肉厚は、パウダーが金型に接触している時間の長さ
によっても左右されるので、パウダーを金型の金型面全
面に同時に鋳込むことが有利であることは明らかであ
る。又、最終製品、即ちシェルの最終肉厚は温度と金型
充填時間(金型面との接触時間)の長さによって決定さ
れるので、金型面の特定部分を他の部分より低い温度に
加熱することができれば、特定部分のシェルの肉厚を薄
くすることができる。従って、金型充填時間については
1秒から10秒又はそれ以上の非常に融通性のある範囲
が設定される。
50〜450゜F)の範囲とすることができる。最終製
品の肉厚は、パウダーが金型に接触している時間の長さ
によっても左右されるので、パウダーを金型の金型面全
面に同時に鋳込むことが有利であることは明らかであ
る。又、最終製品、即ちシェルの最終肉厚は温度と金型
充填時間(金型面との接触時間)の長さによって決定さ
れるので、金型面の特定部分を他の部分より低い温度に
加熱することができれば、特定部分のシェルの肉厚を薄
くすることができる。従って、金型充填時間については
1秒から10秒又はそれ以上の非常に融通性のある範囲
が設定される。
上記PVCパウダーの完全な溶融又は融合は、その配合
によって異なるが、金型温度が176.7〜232.2
℃(350〜450゜F)に達したときに生じる。
によって異なるが、金型温度が176.7〜232.2
℃(350〜450゜F)に達したときに生じる。
溶融した後、最終製品(シェル)を傷つけることなく取
出すのに好適な温度にまで金型を冷却する。
出すのに好適な温度にまで金型を冷却する。
発明の効果 叙上のように、本発明の成型装置及び方法によれば、金
型面上への熱可塑性パウダーの均一で完全な分配を可能
にし、工場の限られたフロア面積内で、かつ、短時間の
成型サイクルで、自動車の内側ドアパネルや、計器パネ
ル等の自動車内装品のための、接合継手によって一体に
接合された大型の、長い、薄肉ツートンカラー又はそれ
以上の多色プラスチック製シェルを成型することができ
る。
型面上への熱可塑性パウダーの均一で完全な分配を可能
にし、工場の限られたフロア面積内で、かつ、短時間の
成型サイクルで、自動車の内側ドアパネルや、計器パネ
ル等の自動車内装品のための、接合継手によって一体に
接合された大型の、長い、薄肉ツートンカラー又はそれ
以上の多色プラスチック製シェルを成型することができ
る。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明
は、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
は、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
第1図は、本発明の成型装置の装入箱とシール組立体の
透視図、第1A図は、第1図の線1A−1Aの方向にみ
たシール組立体のガスケットの部分断面、第2図は、第
1図の装入箱によって密閉された金型の透視図、第2A
図は、第1、2図の重ね合わされた装入箱と金型の概略
側面図、第3図は、収縮した状態のシール組立体の断面
図、第4図は、膨満した状態のシール組立体の断面図、
第5図は、本発明の成型装置によって製造された成型品
の断面図、第6図は、第5図の成型品の接合継手部分の
拡大断面図である。 10:ツートンカラーの一体プラスチック製シェル 26:接合継手 28、30:縁 40:パウダー箱又は装入箱 44:金型 46、48:金型面 50:隆起リブ 52:仕切面 60:仕切壁 62、64:画室 78:膨満自在シール 80:密閉注型装置 82:ベース 84:中空コア部材 86、88:周壁 94:密封ビード
透視図、第1A図は、第1図の線1A−1Aの方向にみ
たシール組立体のガスケットの部分断面、第2図は、第
1図の装入箱によって密閉された金型の透視図、第2A
図は、第1、2図の重ね合わされた装入箱と金型の概略
側面図、第3図は、収縮した状態のシール組立体の断面
図、第4図は、膨満した状態のシール組立体の断面図、
第5図は、本発明の成型装置によって製造された成型品
の断面図、第6図は、第5図の成型品の接合継手部分の
拡大断面図である。 10:ツートンカラーの一体プラスチック製シェル 26:接合継手 28、30:縁 40:パウダー箱又は装入箱 44:金型 46、48:金型面 50:隆起リブ 52:仕切面 60:仕切壁 62、64:画室 78:膨満自在シール 80:密閉注型装置 82:ベース 84:中空コア部材 86、88:周壁 94:密封ビード
Claims (2)
- 【請求項1】加熱金型(44)と、該加熱金型に結合さ
れる粉末材料装入箱(40)と、該加熱金型に1つの色
のシェルを成型するための第1成型面(46)を画定
し、該加熱金型に別の色のシェルを成型するための第2
成型面(48)を画定するために該装入箱と加熱金型と
の間に介設されたシール手段を備えた、ツートンカラー
の薄肉プラスチック製シェルを成型するための成型装置
において、 前記粉末材料装入箱は、側壁と、該装入箱を第1画室
(62)と第2画室(64)に分離するための仕切壁
(60)を有し、該仕切壁は、その両端に垂直端面を有
する水平表面を有し、 前記加熱金型は、粉末材料装入箱の側壁とほぼ合致する
側壁を有し、該加熱金型の側壁は、粉末材料装入箱の仕
切壁(60)の両端の前記垂直端面の各々から該垂直端
面との間に間隙を画定するように水平方向に離隔されて
おり、該加熱金型は、更に、前記第1及び第2成型面
(46,48)より上方に隆起した水平表面(52)を
有するリブ(50)を備えており、該リブの水平表面
は、前記仕切壁の水平表面から垂直方向に一定距離離隔
した位置にあり、 前記シール手段は、前記仕切壁に担持された第1シール
部材(78)を含み、該第1シール部材(78)のベー
ス部分(82)は、該仕切壁の水平表面及びその両端の
垂直端面に固定されており、該第1シール部材の密封ビ
ード表面(96)は、前記仕切壁(60)の水平表面の
全長に亙って延在する第1密封ビード部分と、それぞれ
該仕切壁の両端の垂直端面の全長に亙って延在する第2
及び第3密封ビード部分を有し、該第1シール部材の中
空可撓コア部材(84)は、前記ベース部分(82)と
密封ビード表面(96)に連接しており、該中空可撓コ
ア部材(84)は、該第1密封ビード部分が前記リブ
(50)の水平表面(52)と前記仕切壁(60)の水
平表面との間に橋渡しするような形で両者の間の前記垂
直方向の一定距離の間隙を密封するように垂直方向に膨
満自在であり、かつ、該中空可撓コア部材(84)は、
該第2及び第3密封ビード部分が前記仕切壁(60)の
両端の前記垂直端面と前記加熱金型との間に橋渡しする
ような形で両者の間の間隙を密封するように水平方向に
膨満自在であり、 前記シール手段は、更に、前記粉末材料装入箱の側壁に
担持された第2シール部材(70,72,74,76)
を含み、該第2シール部材は、該粉末材料装入箱が前記
加熱金型に結合されたとき該金型の側壁に圧接する圧縮
性中空コアを有し、 前記第1シール部材(78)の中空可撓コア部材(8
4)は、収縮されて垂直方向に扁平化されたときは前記
リブ(50)の水平表面(52)の幅より大きい幅を有
し、膨満されて垂直方向に膨脹されたときは該リブの水
平表面の幅と実質的に同じ幅を有し、 前記第1シール部材(78)の中空可撓コア部材(8
4)を垂直方向に扁平化された状態と垂直方向に膨脹さ
れた状態との間で選択的に膨満又は収縮させるための膨
満・収縮手段(90,92)が設けられており、該膨満
・収縮手段(90,92)は、前記粉末材料装入箱が前
記加熱金型に結合されたとき、前記密封ビード表面(9
6)が、前記成型面(46,48)を覆うことなく、前
記リブ(50)の水平表面(52)を完全に覆うように
該中空可撓コア部材(84)を膨満させる働きをし、 該膨満・収縮手段(90,92)は、前記加熱金型の前
記第1及び第2成型面上に2つの分離された異なる色の
シェルセグメント(24,36)を成型された後、該2
つのシェルセグメントの間に継手(26)を接合するた
めに前記リブ(50)の水平表面(52)に継手材料を
あてがうことができるように該水平表面(52)に露出
させるべく、前記粉末材料装入箱と前記加熱金型とが分
離された後、前記第2シール部材(70,72,74,
76)が膨脹状態にある間に前記第1シール部材(7
8)の中空可撓コア部材(84)を垂直方向に扁平化さ
れた状態に収縮させる働きをするようになされているこ
とを特徴とする成型装置。 - 【請求項2】前記粉末材料装入箱(40)を前記仕切壁
(60)は、該装入箱の側壁を越えて突出しており、該
仕切壁の、該側壁を越えて突出した部分の高さは、装入
箱が結合される前記加熱金型(44)の前記リブ(5
0)の水平表面(52)までの深さより僅かに小さい寸
法であり、該仕切壁(60)の高さと前記第1シール部
材(78)の高さとを合わせた合計高さ寸法は、該加熱
金型の前記リブ(50)の水平表面(52)までの深さ
より大きいことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の成型装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US18548588A | 1988-04-25 | 1988-04-25 | |
US185485 | 1988-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278513A JPH0278513A (ja) | 1990-03-19 |
JPH0620757B2 true JPH0620757B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=22681174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1100342A Expired - Fee Related JPH0620757B2 (ja) | 1988-04-25 | 1989-04-21 | ツートンカラーの薄肉プラスチック製シェルを成型するための成型装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0339222B1 (ja) |
JP (1) | JPH0620757B2 (ja) |
KR (1) | KR940003168B1 (ja) |
AU (1) | AU601323B2 (ja) |
BR (1) | BR8901919A (ja) |
CA (1) | CA1311895C (ja) |
DE (1) | DE68909293T2 (ja) |
ES (1) | ES2045223T3 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5074773A (en) * | 1990-04-12 | 1991-12-24 | Davidson Textron Inc. | Adjustable gasket alignment block |
IT1245843B (it) * | 1990-09-17 | 1994-10-25 | Ilpea Ind Spa | Procedimento per la formatura in stampo mediante colaggio a rifiuto dimanufatti, quali finte pelli o simili, a due o piu' colori, da resine termoplastiche, termoindurenti o elastomeri in polvere,manufatti cosi'ottenuti ed apparecchiatura per realizzare tale procedimento. |
IT1256182B (it) * | 1992-12-01 | 1995-11-29 | Ilpea Ind Spa | Guarnizione per uno stampo per la formatura mediante colaggio a rifiuto di manufatti quali finte pelli, o simili, ed apparecchiatura di stampaggio che la utilizza. |
US5225214A (en) * | 1992-05-18 | 1993-07-06 | Davidson Textron Inc. | Laterally adjustable divider wall for molding two color shells |
FR2763535B1 (fr) * | 1997-05-22 | 1999-08-20 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Installation de fabrication d'une peau de revetement en matiere plastique d'une piece d'equipement de vehicule automobile |
FR2763534B1 (fr) * | 1997-05-22 | 1999-08-20 | Ecia Equip Composants Ind Auto | Installation de fabrication d'une peau de revetement en matiere plastique d'une piece d'equipement de vehicule automobile |
EP0972625A1 (fr) * | 1998-07-13 | 2000-01-19 | Ecia - Equipements Et Composants Pour L'industrie Automobile | Installation de fabrication d'une peau de revêtement en matière plastique d'une pièce d'équipement de véhicule automobile |
US6797222B2 (en) | 1999-04-15 | 2004-09-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Slush molding process |
US6524509B1 (en) * | 2000-08-16 | 2003-02-25 | Textron Automotive Company Inc. | Method for casting multicolored parts for automotive interior applications |
DE10313811B3 (de) * | 2003-03-21 | 2004-12-23 | Sai Automotive Sal Gmbh | Sinterwerkzeug zur Herstellung von Kunststoffhäuten durch Pulversintern und Verfahren zur Herstellung der Häute |
AU2003257692A1 (en) * | 2003-08-25 | 2005-03-10 | Toyo Tire And Rubber Co., Ltd. | Method of manufacturing vibration control device |
US20050133959A1 (en) * | 2003-12-22 | 2005-06-23 | Lear Corporation | System and method for producing multi-color polymeric components |
US7153460B2 (en) * | 2003-12-22 | 2006-12-26 | Lear Corporation | System and method for providing a renewable masking surface |
DE102006046590A1 (de) | 2006-09-30 | 2008-04-03 | Benecke-Kaliko Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Formhäuten aus mehreren Kunststoffen |
DE102008018989B3 (de) * | 2008-04-14 | 2009-08-20 | Intier Automotive Eybl Interiors Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Innenverkleidungsteilen für Kraftfahrzeuge mit einer Kunststoff-Formhaut |
EP3744495A1 (en) * | 2019-05-29 | 2020-12-02 | Top Twence B.V. | Method for casting a gel object, and a play device and method for producing the play device using a gel object |
CN110328794B (zh) * | 2019-07-10 | 2021-02-26 | 东莞市文博工艺品有限公司 | 一种自动入色机 |
CN111923331B (zh) * | 2020-07-14 | 2022-11-08 | 浙江长珑车灯股份有限公司 | 摩托车尾灯灯罩双色注塑模具 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4610620A (en) * | 1984-09-20 | 1986-09-09 | Ex-Cell-O Corporation | Apparatus for molding plural colored plastic hollow shells |
JPH0420017Y2 (ja) * | 1985-09-27 | 1992-05-07 | ||
US4724113A (en) * | 1985-12-16 | 1988-02-09 | The Dow Chemical Company | Method of molding using an inflatable seal |
EP0259449A1 (en) * | 1986-02-20 | 1988-03-16 | Libbey-Owens-Ford Co. | Seal construction for a mold structure for encapsulating glass with a gasket |
US4732553A (en) * | 1987-07-06 | 1988-03-22 | Libbey-Owens-Ford Co. | Seal construction for a mold structure for encapsulating glass with a gasket |
-
1989
- 1989-03-07 CA CA000593028A patent/CA1311895C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-09 DE DE89104159T patent/DE68909293T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-09 ES ES89104159T patent/ES2045223T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-09 EP EP89104159A patent/EP0339222B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-31 AU AU32363/89A patent/AU601323B2/en not_active Ceased
- 1989-04-21 JP JP1100342A patent/JPH0620757B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-24 BR BR898901919A patent/BR8901919A/pt unknown
- 1989-04-25 KR KR1019890005461A patent/KR940003168B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940003168B1 (ko) | 1994-04-15 |
CA1311895C (en) | 1992-12-29 |
AU3236389A (en) | 1989-10-26 |
DE68909293T2 (de) | 1994-04-21 |
BR8901919A (pt) | 1989-11-28 |
ES2045223T3 (es) | 1994-01-16 |
EP0339222B1 (en) | 1993-09-22 |
KR890015846A (ko) | 1989-11-27 |
DE68909293D1 (de) | 1993-10-28 |
EP0339222A3 (en) | 1990-12-12 |
EP0339222A2 (en) | 1989-11-02 |
JPH0278513A (ja) | 1990-03-19 |
AU601323B2 (en) | 1990-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4925151A (en) | Apparatus for molding two-tone colored plastic shells | |
JPH0620757B2 (ja) | ツートンカラーの薄肉プラスチック製シェルを成型するための成型装置 | |
US4562025A (en) | Mold method and apparatus for multi-color plastic shells | |
JPH05345325A (ja) | ツートンカラーの薄肉プラスチック製シェルを成型するための成型装置 | |
US5316715A (en) | Method and apparatus for producing multi-color shells utilizing an indexing divider mold | |
CA1238931A (en) | Mold method and apparatus for pin-stripe of matching color plastic shells | |
US4780345A (en) | Mold method and apparatus for multi-color plastic shells | |
CA1260662A (en) | Mold method and split mold apparatus for multi-color plastic shells | |
JPH0631750A (ja) | ツートンカラーのプラスチック製シェルを成型するための横方向に調節自在の仕切壁 | |
US4894004A (en) | Apparatus for molding multi-colored plastic shells | |
US4692293A (en) | Mold method for multi-color plastic shells | |
US4900493A (en) | Method for producing a synthetic resin skin | |
US4938906A (en) | Process for molding multi-colored plastic shells | |
EP0307005B1 (en) | Multi-colour plastic shells | |
JPS60208210A (ja) | 多色化合成樹脂製表皮体の製造方法 | |
CA1271611A (en) | Multi-color plastic shells | |
CA1249317A (en) | Integrally cast plural colored plastic shells for automobile parts |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |