JPH06203726A - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

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JPH06203726A
JPH06203726A JP34839492A JP34839492A JPH06203726A JP H06203726 A JPH06203726 A JP H06203726A JP 34839492 A JP34839492 A JP 34839492A JP 34839492 A JP34839492 A JP 34839492A JP H06203726 A JPH06203726 A JP H06203726A
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JP
Japan
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contact
movable
fixed
closing
movable spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34839492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kotsuna
正浩 忽那
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP34839492A priority Critical patent/JPH06203726A/ja
Publication of JPH06203726A publication Critical patent/JPH06203726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接点閉成動作の際、接点バウンス時間を小さ
くする。 【構成】 ベース1 と、基端部がベース1 に固設され先
端部に固定接点3 を設けた固定接点板2 と、基端部が可
動接点端子4 に固設され先端部5aに固定接点3 に接離し
得る可動接点6 を設けて駆動部材7 に駆動されることに
より接点開閉動作を行う可動ばね5 と、を有した接点開
閉装置において、接点閉成動作の際、前記可動ばね5 が
接点閉成よりも先に当接し接点閉成後に開離する絶縁材
料により形成された動作規制部材8 を固定接点板2 に固
着した構成になっている。従って、可動ばね5 は、まず
動作規制部材8 に当接して衝撃を与えて接点閉成直前の
可動接点6 の速度を抑制することによって、その後に接
点が閉成するときに接点間に働く反発力を緩和し、接点
バウンス時間が小さくなるとともに、接点閉成後に可動
ばね5 が動作規制部材8 から開離するために接点接触圧
は確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接点バウンスに起因す
る問題を改善した接点開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な接点開閉装置として、図3に示
す構成のものが存在する。図において、1 はベースで、
固定接点端子を兼ねる固定接点板2 や可動接点端子4 を
固設している。固定接点板2 は、基端部 (固定接点端子
と一体的に形成されている場合は中間部) がベース1 に
片持ち支持された状態であり、先端部に固定接点3 を設
けている。また可動接点端子4 には、可動ばね5 の基端
部が固設してある。この可動ばね5 は、基端部が可動接
点端子4 に片持ち支持された状態であり、先端部に固定
接点3 に接離し得る可動接点6 を設け、電磁石装置等に
応動する駆動部材7 により略中間部を駆動されて接点の
開閉動作を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した接点開閉装置
にあっては、図4のように接点閉成動作を行い、図5に
示すような接点バウンスが発生する。それを図4(a) 乃
至(e) によって説明すると、(a) は接点開離状態で駆動
部材7 が可動ばね5 に当接した状態である。駆動部材7
が可動ばね5 を駆動して行くと(b) に示すように可動接
点6 が固定接点3に衝突して互いに反発力f,f が作用
し、その結果(c) に示すように、両接点間に微小な隙間
gが生じて数十μsec 程度の接点バウンスが起こる。そ
の後、(d) のように接点が再び閉成し、さらに(e) のよ
うに接点が接触圧を有した状態で静止する。前述した
(a) 乃至(e) をタイムチャートで示したのが図5であ
る。また、接点材料として表面硬度の硬い材料を用いる
と、反発係数が大きくなるので接点バウンス時間も大き
くなる。
【0004】このような接点バウンスが発生していると
きに、負荷がコンデンサ負荷や照明器具負荷であるとそ
の突入電流は大きくしかも短時間に流れるため、大きな
エネルギーのアークが発生して接点が溶着する恐れがあ
る。
【0005】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、接点閉成動作の際、接点
バウンス時間を小さくできる接点開閉装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載のものは、ベースと、基端部がベー
スに固設され先端部に固定接点を設けた固定接点板と、
基端部が適宜部材に固設され先端部に固定接点に接離し
得る可動接点を設けて駆動部材に駆動されることにより
接点開閉動作を行う可動ばねと、を有した接点開閉装置
において、接点閉成動作の際、前記可動ばねが接点閉成
よりも先に当接し接点閉成後に開離する動作規制部材を
設けた構成としてある。
【0007】さらに、請求項2記載のものは、前記動作
規制部材は、絶縁材料により形成されて前記固定接点板
に固着されてなる構成としてある。
【0008】
【作用】請求項1記載のものによれば、接点閉成動作の
際、可動ばねは、まず動作規制部材に当接して衝撃を与
えて接点閉成直前の可動接点の速度を抑制することによ
って、その後に接点が閉成するときに接点間に働く反発
力を緩和し、従って接点バウンス時間が小さくなるとと
もに、接点閉成後に可動ばねが動作規制部材から開離す
るために接点接触圧は確保される。
【0009】さらに、請求項2記載のものによれば、接
点間隔等の調整のために固定接点板の位置が変化するよ
うなことがあった場合でも、動作規制部材は可動ばねが
電気的に当接し得ない絶縁材料により形成されて固定接
点板に固着されているから、動作規制部材は固定接点板
と一緒に位置を動かされることによって固定接点との位
置関係が変化しないので、上記した接点閉成動作にも変
化がなく、やはり接点バウンス時間を小さくできる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
以下に説明する。なお、従来例のものと基本的な機能が
同様の部材には同一の符号を付している。
【0011】1 はベースで、固定接点端子を兼ねる固定
接点板2 や可動接点端子4 を固設している。
【0012】固定接点板2 は、基端部 (固定接点端子と
一体的に形成されている場合は中間部) がベース1 に片
持ち支持された状態であり、先端部に固定接点3 及び動
作規制部材8 を設けている。
【0013】この動作規制部材8 は、絶縁材料により、
固着片8a及び規制片8bを有してL字状に形成され、固定
接点3 がその足部を固定接点板2 にかしめ固定されると
きに、固着片8aが一緒に固定接点板2 に固着されること
によって、後述の接点閉成動作が可能なよう、規制片8b
の先端面が固定接点3 の接点面よりも所定の寸法だけさ
らに突出するよう配設されている。
【0014】また可動接点端子4 には、可動ばね5 の基
端部が固設してある。この可動ばね5 は、基端部が可動
接点端子4 に片持ち支持された状態であり、先端部5a付
近に固定接点3 に接離し得る可動接点6 を設け、電磁石
装置等に応動する駆動部材7により略中間部を駆動され
て接点の開閉動作を行う。
【0015】そして、この接点開閉装置は、図2に示す
ように接点閉成動作を行う。(a) は接点開離状態で駆動
部材7 が可動ばね5 に当接した状態である。駆動部材7
が可動ばね5 を駆動して行くと、(b) に示すように、ま
ず可動ばね5 の先端部5aが固定接点3 の接点面よりも突
出している動作規制部材8 の規制片8bの先端面に当接す
る。このとき、動作規制部材8 は絶縁材料により形成さ
れているから可動ばね5 と固定接点板2 とが電気的に接
続されることはない。次いで、可動ばね5 が動作規制部
材8 に当接した状態で(c) に示すように可動接点6 が固
定接点3 に閉成する。その後、可動ばね5 は駆動部材7
によってさらに駆動されて撓みが大きくなると、(d) に
示すように、先端部5aが規制片8bの先端面から開離して
接点が接触圧を有した状態で静止する。
【0016】かかる電磁リレーにあっては、接点閉成動
作の際、可動ばね5 は、先端部5aがまず動作規制部材8
の規制片8bの先端面に当接して衝撃を与えて接点閉成直
前の可動接点6 の速度を抑制することによって、その後
に接点が閉成するときに接点間に働く反発力を緩和し、
従って接点バウンス時間が小さくなるとともに、接点閉
成後に可動ばね5 が動作規制部材8 から開離するために
接点接触圧は確保される。
【0017】また、接点間隔等の調整のために固定接点
板2 の位置が変化するようなことがあった場合でも、動
作規制部材8 は固定接点板2 に固着されていて固定接点
板2と一緒に位置を動かされることによって固定接点3
との位置関係が変化しないので、図2に示した(a) 乃至
(d) の接点閉成動作にも変化がなく、やはり接点バウン
ス時間を小さくできる。
【0018】なお、接点間隔等の調整を必要とせず固定
接点板2 の位置が変化するようなことがない場合は、固
定接点3 とベース1 との位置関係が変化しないので、動
作規制部材8 は固定接点板2 に固着せずにベース1 に固
設してもよい。この場合、動作規制部材8 は固定接点板
2 と絶縁されているから、必ずしも絶縁材料により形成
されなくてもよい。
【0019】また、本実施例では、可動ばね5 は、その
先端部5a自体が動作規制部材8 に当接しているために、
その当接するタイミングやばね負荷を適宜設定し難い場
合もあり、そのような場合は、それらの設定用として動
作規制部材8 に当接する当接部材を新たに可動ばね5 の
先端部5aに固着してもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載のものは、接点閉成動作の
際、可動ばねは、まず動作規制部材に当接して衝撃を与
えて接点閉成直前の可動接点の速度を抑制することによ
って、その後に接点が閉成するときに接点間に働く反発
力を緩和し、従って接点バウンス時間が小さくなるとと
もに、接点閉成後に可動ばねが動作規制部材から開離す
るために接点接触圧は確保される。
【0021】さらに、請求項2記載のものは、接点間隔
等の調整のために固定接点板の位置が変化するようなこ
とがあった場合でも、動作規制部材は可動ばねが電気的
に当接し得ない絶縁材料により形成されて固定接点板に
固着されているから、動作規制部材は固定接点板と一緒
に位置を動かされることによって固定接点との位置関係
が変化しないので、上記した接点閉成動作にも変化がな
く、やはり接点バウンス時間を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の接点バウンスのメカニズムを説明する説
明図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【図4】同上の接点バウンスのメカニズムを説明する説
明図である。
【図5】図4に対応させた接点バウンスのタイムチャー
トである。
【符号の説明】
1 ベース 2 固定接点板 3 固定接点 5 可動ばね 5a 先端部 6 可動接点 7 駆動部材 8 動作規制部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、基端部がベースに固設され先
    端部に固定接点を設けた固定接点板と、基端部が適宜部
    材に固設され先端部に固定接点に接離し得る可動接点を
    設けて駆動部材に駆動されることにより接点開閉動作を
    行う可動ばねと、を有した接点開閉装置において、 接点閉成動作の際、前記可動ばねが接点閉成よりも先に
    当接し接点閉成後に開離する動作規制部材を設けたこと
    を特徴とする接点開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記動作規制部材は、絶縁材料により形
    成されて前記固定接点板に固着されてなることを特徴と
    する請求項1記載の接点開閉装置。
JP34839492A 1992-12-28 1992-12-28 接点開閉装置 Pending JPH06203726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34839492A JPH06203726A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 接点開閉装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34839492A JPH06203726A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 接点開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06203726A true JPH06203726A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18396731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34839492A Pending JPH06203726A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 接点開閉装置

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JP (1) JPH06203726A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2365509A1 (en) 2010-03-12 2011-09-14 Omron Corporation Electrostatic relay

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2365509A1 (en) 2010-03-12 2011-09-14 Omron Corporation Electrostatic relay

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