JPH06203292A - 交通情報提供方法 - Google Patents

交通情報提供方法

Info

Publication number
JPH06203292A
JPH06203292A JP5000996A JP99693A JPH06203292A JP H06203292 A JPH06203292 A JP H06203292A JP 5000996 A JP5000996 A JP 5000996A JP 99693 A JP99693 A JP 99693A JP H06203292 A JPH06203292 A JP H06203292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traffic
simulation
information
information providing
future prediction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5000996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Yokota
孝義 横田
Miyako Hotta
堀田  都
Kazunori Takahashi
和範 高橋
Koji Nakamaru
幸治 中丸
Toru Nagai
徹 永井
Yoshiki Kobayashi
小林  芳樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5000996A priority Critical patent/JPH06203292A/ja
Publication of JPH06203292A publication Critical patent/JPH06203292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】運転者が正確な判断を行うのに必要な有益な予
測型の情報を提供し得る方法の提供にある。 【構成】交通状況の現況を認識し通信する手段と、それ
を交通シミュレータと整合させる手段と、数10分程度
の未来の交通状態を予測するのに十分な交通シミュレー
タと、全体を制御する制御装置と、電光掲示板,ビーコ
ン等の情報提供装置によって構成される。 【効果】未来を予測して交通情報提供を行うため、交通
情報提供による交通状況が安定化され、交通渋滞が低減
できるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交通渋滞の頻発する都
市交通を円滑化する交通制御に関する。特に、運転者に
対して車載端末等できめ細かな交通情報の提供が可能に
なった場合に効果を発揮する。
【0002】
【従来の技術】従来の交通情報提供による交通の円滑化
の方法は、交通の現況情報を車載端末あるいは表示装置
を用いて提供するものが多い。これらは、現況情報しか
提供しないために、すいている道路に多くの車が殺到し
てしまう傾向があるため、期待した程の効果が出ないと
予想されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、それ
ぞれの観測データを直接運転者に提供しようというもの
であり、現況と10分後の交通状況が大きく変化してし
まうような交通状況では現況情報は運転者にとって誤っ
た判断を誘発させてしまう問題がある。
【0004】本発明の目的は、運転者が正確な判断を行
うのに必要な有益な予測型の情報を提供し得る方法の提
供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の特徴は、道路上あるいは複数の交差点の交
通状況を画像センサー等により周期的に取り込み、それ
によって、各道路の交通飽和度をシミュレーションによ
って計算し、そのまま現状の車の流入、流出が続くと仮
定して20分程度未来まで高速にシミュレーションを行
う。その結果、ある道路で交通渋滞が発生すると予測さ
れたら、その道を迂回するための提供情報を生成し、そ
の情報を提供するようにしたことにある。
【0006】
【作用】本発明によれば、道路上あるいは複数の交差点
の交通状況が画像センサー等により周期的に取り込ま
れ、それによって、各道路の交通飽和度がシミュレーシ
ョンによって計算され、そのまま現状の車の流入,流出
が続くと仮定して20分程度未来まで高速にシミュレー
ションが行われる。その結果、ある道路で交通渋滞が発
生すると予測されたら、その道を迂回するための提供情
報が生成され、その情報が提供される。これにより、従
来の現況情報だけによる交通情報提供方法に比べ、交通
の分散化と渋滞の軽減が図られる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。図
1において1は画像処理を応用した交通量センサであ
る。これによって各道路の入出車台数が計測される。図
1において2は基本クロックであり、連係制御部3に交
通量の計測タイミングを知らせる。連係制御部3は本発
明の情報提供方式の全体の連係を制御するものであり、
現況監視部4は交通量センサから入力される入出車台数
によって管理対象の交通領域内の交通状況のモデルを再
現する。図1において5は上記現況監視部が再現する現
況交通のモデルを格納するメモリであり、6は、現況監
視部4で管理された現況から未来の交通状況を予測する
ために用いる交通シミュレータであり、未来予測用ワー
クエリア7は、未来予測のための交通シミュレーション
に必要な情報と交通状況の履歴データを格納するメモリ
であり、8は情報提供部であり、上記の交通シミュレー
タで予測された未来に生じた交通渋滞を軽減するための
情報を作成し、かつ、9の情報提供表示装置および、1
0のビーコンに送出する。次に、図2を用いて全体の処
理の流れを説明する。
【0008】まず、図2において基本クロック2は交通
量センサの計測起動命令を連係制御部3に送る(処理1
00)。次に、この通知を受けた連係制御部3は現況監
視部4にデータ収集命令を送る(処理101)。この
後、交通量センサ群1から交通量データが上記の現況監
視部4に送られる。
【0009】ここで、情報提供の管理対象領域として9
つの交差点からなり、図3に示すネットワークで表現出
来る交通領域を例に説明する。図3に示す9箇所の交差
点A,B,C,D,E,F,G,H,Iからなる交通ネ
ットワークにおいて、上記交通量データとして、各リン
クLAB,LBC,LCF,....についての単位時
間内の入車,出車の通過台数のセンサーデータが交通量
センサ群1より得られる。図3においてOA,IA,O
B,IB等は、この図の中のリンク以外の場所からの車
の流入源(IA,IB等)および流出先(OA,OB
等)を表わす。図4に示すように、リンク毎に入車,出
車の累積値データが、あらかじめ決めたデータ収集間隔
(この例は10分)で得られる。次に、現況監視部4は
上記交通量センサ群1からセンサーデータを入力し(処
理102)、現況交通流を図3に示すモデル上に再現し
(処理103)、その現況再現データをで現況モニタ用
ワークエリア5に転送する(処理104)。この内容は
図4の入車,出車,差分,台数の欄のデータである。次
に現況監視部4は収集更新終了信号で連係制御部3に送
る(処理105)。次に連係制御部3では未来予測シミ
ュレーションを行うかどうかを判断する。ここではデー
タ収集をあらかじめ設定した回数行ったら未来シミュレ
ーションを行うものとして、説明している。連係制御部
3は未来予測シミュレーションを行うと判断した場合は
交通シミュレータ6に対しシミュレーション起動命令を
送る(処理106)。交通シミュレータ6はまず、シミ
ュレーションの初期状態を現況状態に設定する(処理1
07)ために現況再現データを現況モニター用ワークエ
リア5から未来予測用ワークエリア7に転送する(処理
108)。この内容は図4の現在の入車,出車,台数増
減,現在台数の欄のデータである。次にあらかじめ決め
た時間(ここでは20分間)だけ現況からスタートして未
来予測シミュレーションを行う。ここで未来予測シミュ
レーションは、現状の各レーンの入車,出車の単位時間
あたりの台数が一定であると仮定して20分先を予測す
る。この結果を未来予測用ワークエリア7に格納する
(処理109)。この結果は、図4の20分後予測の欄の
値として格納される。この例では、図4中の41に示す
ように、リンクLADは20分後にはリンク内車両台数
が飽和台数の800を越えた982台に達し、渋滞が発
生することを予測している。また、図4中の42に示す
ように、リンクLHIは20分後には入車台数が10分
あたり642台に達し、入車飽和量600台/10分を
越えてしまい、渋滞モードに推移することを予測してい
る。このような予測シミュレーション履歴データを図2
中の未来予測用ワークエリア7に記録する。次に交通シ
ミュレータ6はシミュレーション終了信号を連係制御部
3に返す(処理110)。これを受けて連係制御部3は
情報提供部8に対して情報提供起動命令を送る(処理1
11)。次にこの情報提供部8では上記のシミュレーシ
ョン結果を解析する(処理112)。そのために、記録済
みの上記予測シミュレーション履歴データを格納してい
る未来予測用ワークエリア7を参照する。ここで図4に
示すように、20分後にはリンクLADとLHIが渋滞
状態になる事が予測されているので、情報提供部8はそ
の旨を情報提供処理で通知する(処理113)。この通
知内容は、各情報提供表示装置9とビーコン装置10で
車に伝えられる(処理114)。ここで提供する情報の
一例を図5に示す。即ち、「LHI通り混雑が予想され
ます。」あるいは「LAD通り混雑が予想されます。」
が表示される。次に、情報提供部8より連係制御部3に
対し情報提供終了が送られる(処理115)。
【0010】以上ここまでの処理100から処理115
までの流れが本実施例における情報提供処理の1サイク
ルである。次に、基本クロック2が交通量センサの計測
起動命令を連係制御部3に送る(処理116)ことによ
り情報提供処理の1サイクルが始まるが、ここでは上記
で説明した用に、データ収集をあらかじめ設定した回数
行ったら未来シミュレーションを行うものとして、未来
シミュレーションを行わないサイクルの例を処理117
から処理121に示している。
【0011】以上説明したように本実施例によれば、未
来に生ずる可能性のある交通渋滞を未然に防ぐ情報提供
が行われる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、道路交通の現況を伝え
る従来の道路交通情報の提供手法のままでは、避けられ
ないすいている道への殺到現象を未然に防止することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である交通シミュレータによ
る未来予測用いた交通情報提供を行う装置の構成を示す
図である。
【図2】交通シミュレータによる未来予測用いた交通情
報提供を行う動作フローを示す図である。
【図3】交通シミュレーションおよび、現況交通把握の
ための交通ネットワークモデルを示す図である。
【図4】現況情報および、未来予測情報を格納するワー
クエリアの内容を示す図である。
【図5】未来予測によって生成した提供情報の例を示す
図である。
【符号の説明】
1…交通量センサ、2…基本クロック、3…連係制御
部、4…現況監視部、5…現況モニタ用ワークエリア、
6…交通シミュレーター、7…未来予測用ワークエリ
ア、8…情報提供部、9…情報提供表示装置、10…ビ
ーコン装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中丸 幸治 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 永井 徹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小林 芳樹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数地点に設置されたセンサからの車両の
    通過情報及び渋滞状況を入力し、入力された車両の通過
    情報及び渋滞状況に基づいて実時間よりも高速な交通流
    のシミュレーションを行い、あらかじめ設定した周期
    で、あらかじめ設定した時間に渡って予測シミュレーシ
    ョンを行い、その予測シミュレーションの結果を用いて
    車両の運転者に対し情報提供を行うことを特徴とする交
    通情報提供方法。
JP5000996A 1993-01-07 1993-01-07 交通情報提供方法 Pending JPH06203292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000996A JPH06203292A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 交通情報提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000996A JPH06203292A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 交通情報提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06203292A true JPH06203292A (ja) 1994-07-22

Family

ID=11489211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5000996A Pending JPH06203292A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 交通情報提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06203292A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193212A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Toshiba Corp 道路交通情報システム
JP2016095663A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 オムロン株式会社 滞留台数計測装置、信号制御システム、滞留台数計測方法、および滞留台数計測プログラム
KR20180046547A (ko) * 2016-10-28 2018-05-09 (주)네오티시스 도로용량분석의 서비스수준 표현 방법
CN111785026A (zh) * 2020-07-24 2020-10-16 中国水利水电第八工程局有限公司 一种复杂交通条件下交通分流分级综合疏导方法
CN115909720A (zh) * 2022-10-14 2023-04-04 江苏未来网络集团有限公司 一种交通网络状态预测方法及系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193212A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Toshiba Corp 道路交通情報システム
JP2016095663A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 オムロン株式会社 滞留台数計測装置、信号制御システム、滞留台数計測方法、および滞留台数計測プログラム
KR20180046547A (ko) * 2016-10-28 2018-05-09 (주)네오티시스 도로용량분석의 서비스수준 표현 방법
CN111785026A (zh) * 2020-07-24 2020-10-16 中国水利水电第八工程局有限公司 一种复杂交通条件下交通分流分级综合疏导方法
CN111785026B (zh) * 2020-07-24 2021-05-07 中国水利水电第八工程局有限公司 一种复杂交通条件下交通分流分级综合疏导方法
CN115909720A (zh) * 2022-10-14 2023-04-04 江苏未来网络集团有限公司 一种交通网络状态预测方法及系统
CN115909720B (zh) * 2022-10-14 2023-12-26 江苏未来网络集团有限公司 一种交通网络状态预测方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wang et al. RENAISSANCE–A unified macroscopic model-based approach to real-time freeway network traffic surveillance
Luo et al. A multisource data approach for estimating vehicle queue length at metered on-ramps
Mahmassani Dynamic network traffic assignment and simulation methodology for advanced system management applications
JP2002163748A (ja) 交通流模擬装置による交通流予測制御システム
Messmer et al. Automatic control of variable message signs in the interurban Scottish highway network
JP2000231690A (ja) 旅行時間予測装置
JPH05250594A (ja) 道路交通シミュレーションシステム
JPH11328571A (ja) 交通路網上の交通状況を求める方法及び装置
JP4003828B2 (ja) 道路制御方法および道路制御システム並びに記録媒体
CN110220527B (zh) 一种基于公众活动预测的路径规划方法和装置
JP2021189734A (ja) 交通状況予測装置、および、交通状況予測方法
JPH06203292A (ja) 交通情報提供方法
Cremer On the calculation of individual travel times by macroscopic models
WO2019012832A1 (ja) 交通管理装置、交通管理システムおよび交通管理方法
Barceló et al. Modelling advanced transport telematic applications with microscopic simulators: The case of aimsun
JPH07200995A (ja) 駐車場出庫制御方法及び装置
JPH076292A (ja) 信号機制御システム
Mirchandani et al. Online turning proportion estimation in real-time traffic-adaptive signal control
JP2000242884A (ja) 交通流シミュレーションシステム
Sheu Erratum: A stochastic modeling approach to real-time prediction of queue overflows
Sawaya et al. Predictive time-based feedback control approach for managing freeway incidents
Gilmore et al. AI in advanced traffic management systems
JP4074084B2 (ja) 交通流シミュレーション装置
JP2938293B2 (ja) 空気汚染度予測装置
JIN et al. Variable Speed Limit Control Strategy for Freeway Tunnels Based on a Multi-Objective Deep Reinforcement Learning Framework with Safety Perception

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070803

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250