JPH06203180A - データ収集システムおよびデータ収集システムにおける処理の変更方法 - Google Patents

データ収集システムおよびデータ収集システムにおける処理の変更方法

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JPH06203180A
JPH06203180A JP4348187A JP34818792A JPH06203180A JP H06203180 A JPH06203180 A JP H06203180A JP 4348187 A JP4348187 A JP 4348187A JP 34818792 A JP34818792 A JP 34818792A JP H06203180 A JPH06203180 A JP H06203180A
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message
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JP4348187A
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Eri Fujinuma
恵理 藤沼
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の処理を全く停止させることなく、デー
タ入力端末の種類の追加、データの種類の追加、データ
の処理方法の追加、変更等のメンテナンスを実施するこ
とができるデータ収集システムを提供することである。 【構成】 端末識別処理部5内の各端末識別処理モジュ
ールは、端末識別テーブル8に基づいて、受信したデー
タに対応する端末別電文処理部6内の端末別電文処理モ
ジュールを起動する。起動された端末別電文処理モジュ
ールは、電文パラメータテーブル9に基づいて、受信し
たデータの種類に対応する電文固有処理モジュールを起
動する。テーブル変更情報入力処理部10は、テーブル
変更情報に基づいて、端末識別テーブル8および電文パ
ラメータテーブル9の内容を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ収集システムお
よびそのデータ収集システムにおける処理の変更方法に
関し、特に、複数のデータ入力手段により入力されるデ
ータを収集して処理するデータ収集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種処理のコンピュータ化の進展
に伴い、365日24時間無停止稼働のコンピュータシ
ステムに対する要求が高まってきている。また、このよ
うなコンピュータシステムに対してデータを入力する計
測機器や検知機器の性能も日々向上してゆくため、これ
らの機器の性能の向上にコンピュータシステムが追随で
きるように、コンピュータシステムの機能の拡張性に対
する要求も多い。しかし、これらの要求をともに満たす
ことは困難である。
【0003】従来はコンピュータへ送信するデータを蓄
積する機能をデータ入力用機器に設けることにより、コ
ンピュータシステムの停止中も継続してデータ収集を行
なうことができるようにしていた。
【0004】また、コンピュータシステムの構成をホス
トコンピュータとフロントエンドプロセッサとに分散
し、ホストコンピュータでは受信したデータに対する処
理を行ない、フロントエンドプロセッサではデータの内
容を一切無視してデータ入力用機器からのデータの収集
および蓄積のみを行なっていた。このようなシステムで
は、ホストコンピュータの停止中にもフロントエンドプ
ロセッサによりデータを蓄積することができる。それに
より、データ収集に関しては、365日24時間無停止
で行なうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
方法においては、データ入力用機器の種類の追加、デー
タ入力用機器からのデータの種類(電文の種類)の追加
等のために処理プログラムを変更する必要がある場合に
は、コンピュータシステムまたはホストコンピュータを
停止せざるを得ない。したがって、データ処理の機能面
から見ると、365日24時間無停止稼働とはいえな
い。
【0006】特に、常時稼働しているプラントまたは設
備の異常を監視するようなコンピュータシステムにおい
ては、上記の構成により異常情報を収集し得たとして
も、データ処理が行なわれず、異常に対する処置がなさ
れない。このようなことは、上記のようなシステムにお
いては致命的といえる。
【0007】この発明の目的は、既存の処理を全く停止
させることなく、データ入力手段の種類の追加、データ
の種類の追加、処理方法の追加、変更等のメンテナンス
を行なうことができるデータ収集システムを提供するこ
とである。
【0008】この発明の他の目的は、データ収集システ
ムにおいて、既存の処理を全く停止させることなく、デ
ータ入力手段の種類の追加、データの種類の追加、処理
方法の追加、変更等のメンテナンスを行なうことを可能
にする処理の変更方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ収
集システムは、データ処理手段、格納手段、データ供給
手段、変更情報入力手段、および変更手段を備える。
【0010】データ処理手段は、各々が所定の処理を行
なう複数の処理モジュールを含む。格納手段は、複数の
データ入力手段により入力されるデータと処理手段に含
まれる複数の処理モジュールとの対応関係を示す複数の
対応情報を格納する。データ供給手段は、格納手段に格
納された対応情報に基づいて、複数の入力手段のいずれ
かにより入力されたデータをデータ処理手段に含まれる
複数の処理モジュールのいずれかを起動して与える。
【0011】変更情報入力手段は、格納手段の内容を変
更するための変更情報を入力する。変更手段は、変更情
報入力手段により入力された変更情報に基づいて格納手
段の内容を変更する。
【0012】この発明に係るデータ処理システムにおけ
る処理の変更方法は、新たな処理に対応する新たな処理
モジュールを追加し、新たな処理モジュールとデータ入
力手段により入力されるデータとの対応関係を示す新た
な対応情報を格納手段に格納するものである。
【0013】
【作用】この発明に係るデータ収集システムおよびそれ
における処理の変更方法においては、複数のデータ入力
手段によりデータが入力されると、格納手段に格納され
る対応情報に基づいて、そのデータが処理されるべき処
理モジュールが決定される。そして、そのデータは、決
定された処理モジュールに与えられ、処理が行なわれ
る。
【0014】データ入力手段の種類の追加、データの種
類の追加、処理方法の追加、変更等のために新たな処理
が必要となる場合には、まず、新たな処理に対応する処
理モジュールが追加される。そして、その新たな処理モ
ジュールとデータ入力手段により入力されるデータとの
対応関係を示す新たな対応情報が格納手段に格納され
る。この間、既存の処理モジュールによる処理は継続さ
れる。
【0015】したがって、既存の処理を全く停止させる
ことなく、データ入力手段の種類の追加、データの種類
の追加、処理方法の追加、変更等のメンテナンスを行な
うことができる。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるデータ収
集システムが適用されるコンピュータシステムの全体の
構成を示すブロック図である。
【0017】図1に示されるように、このコンピュータ
システムでは、公衆回線網2にデータ入力用端末群1が
接続される。また、この公衆回線網2には、この実施例
のデータ収集システム3が複数の回線L1,L2,…,
Lkを介して接続される。
【0018】データ入力用端末群1は、複数種類のデー
タ入力用端末(以下、端末と呼ぶ)を含む。ここで、端
末の種類をa,b,…,xとする。端末1a1〜1am
の種類はaであり、端末1b1〜1bnの種類はbであ
る。同様に、端末1x1〜1xxの種類はxである。
【0019】データ収集システム3は、回線制御処理部
4、端末識別処理部5、端末別電文処理部6、電文固有
処理部7、端末識別テーブル8、電文パラメータテーブ
ル9およびテーブル変更情報入力処理部10を含む。
【0020】回線制御処理部4は、複数の回線L1,L
2,…,Lkに対応して、複数の回線制御処理モジュー
ルCPL1,CPL2,…,CPLkを含む。各回線制
御処理モジュールは、このデータ収集システム3に常駐
し、対応する回線に接続される。
【0021】端末識別処理部5は、複数の回線L1,L
2,…,Lkに対応して、複数の端末識別処理モジュー
ルIPL1,IPL2,…,IPLkを含む。各端末識
別処理モジュールは、このデータ収集システム3に常駐
し、回線制御処理部4内の対応する回線制御処理モジュ
ールに接続される。
【0022】端末別電文処理部6は、端末の種類a,
b,…,xに対応して、複数の端末別電文処理モジュー
ルPGMa,PGMb,…,PGMxを含む。各端末別
電文処理モジュールは、端末識別処理部5内の複数の端
末識別処理モジュールIPL1〜IPLkに接続され
る。
【0023】端末別電文処理モジュールPGMaは、種
類aの端末1a1〜1amからのデータを処理する。端
末別電文処理モジュールPGMbは、処理bの端末1b
1〜1bnからのデータを処理する。同様に、端末別電
文処理モジュールPGMxは、種類xの端末1x1〜1
xxからのデータを処理する。端末別電文処理部6内の
端末別電文処理モジュールは、端末の種類の追加、変更
または削除に従ってそれぞれ追加、変更または削除され
る。
【0024】電文固有処理部7は、データの種類(電文
の種類)に対応して、複数の電文固有処理モジュールP
GM1,PGM2,PGM3,…,PGMyを含む。各
電文固有処理モジュールは、端末別電文処理部6内の複
数の端末別電文処理モジュールPGMa〜PGMxに接
続される。
【0025】ここでは、データの種類を、D1,D2,
D3,…,Dyとする。電文固有処理モジュールPGM
1は、種類D1のデータを処理する。電文固有処理モジ
ュールPGM2は、種類D2のデータを処理する。電文
固有処理モジュールPGM3は、種類D3のデータを処
理する。同様に、電文固有処理モジュールPGMyは、
種類Dyのデータを処理する。
【0026】端末識別テーブル8には、受信データより
端末を識別するための端末識別情報とその端末に対応す
る端末別電文処理モジュールを示す情報が格納される。
【0027】電文パラメータテーブル9には、受信デー
タを識別するためのデータ識別情報と、そのデータのデ
ータレイアウト(データフォーマット)と、そのデータ
に対応する電文固有処理モジュールを示す情報とが格納
される。
【0028】テーブル変更情報入力処理部10は、端末
別電文処理部6内の端末別電文処理モジュールまたは電
文固有処理部7内の電文固有処理モジュールを追加、変
更または削除する際に、端末識別処理部5にテーブル変
更情報を入力する。
【0029】端末識別処理部5は、テーブル変更情報入
力処理部10から与えられるテーブル変更情報に基づい
て端末識別テーブル8および電文パラメータテーブル9
の内容を更新する機能も有する。
【0030】次に、データ収集システム3内の各処理部
の動作を説明する。回線制御処理部4内の各回線制御処
理モジュールは、データ入力用端末群1から対応する回
線への着信を監視し、その回線の接続後、データ通信を
制御する。
【0031】端末識別処理部5内の各端末識別処理モジ
ュールは、回線制御処理部4内の対応する回線制御処理
モジュールから受信データを受取り、端末識別テーブル
8に基づいてその受信データに対応する端末の種類を識
別する。そして、その端末の種類に対応する端末別電文
処理モジュールを起動し、受信データを与える。
【0032】端末別電文処理部6内の各端末別電文処理
モジュールは、起動時に端末識別処理部5から与えられ
る受信データに対して、共通の処理を行なう。また、各
端末別電文処理モジュールは、電文パラメータテーブル
9に基づいてその受信データに固有の処理があるかない
かをチェックし、固有の処理がある場合には、その受信
データを処理すべき電文固有処理モジュールを起動す
る。
【0033】電文固有処理部7内の各電文固有処理モジ
ュールは、起動時に端末別電文処理部6から与えられる
受信データに対して、そのデータの種類に固有の処理を
行なう。
【0034】図2は端末識別テーブルの構成の一例を示
す図である。この端末識別テーブル8は、端末識別情報
欄および端末別電文処理モジュール名欄からなる。端末
識別情報欄は、位置フィールド、桁数フィールド、属性
フィールドおよび規定値フィールドを含む。
【0035】この端末識別テーブル8は、受信データに
おいて、位置フィールドに示される桁から桁数フィール
ドに示される桁数分の領域に、属性フィールドに示され
る属性で、規定値フィールドに示される情報が格納され
ている場合に、そのデータは、端末別電文処理モジュー
ル名欄に示される端末別電文処理モジュールにより処理
されることを示している。
【0036】たとえば、この端末識別テーブル8の2段
目は、データの0桁目から2桁分の領域に英数字の“G
2”が格納されている場合には、端末別電文処理モジュ
ールPGMbを起動することを示している。
【0037】図3は、電文パラメータテーブル9の構成
の一例を示す図である。この電文パラメータテーブル9
は、データ識別情報および端末識別情報欄、データレイ
アウト欄および電文固有処理モジュール名欄からなる。
データ識別情報および端末識別情報欄は、位置フィール
ド、桁数フィールド、属性フィールドおよび規定値フィ
ールドを含む。データレイアウト欄も、位置フィール
ド、桁数フィールド、属性フィールドおよび規定値フィ
ールドを含む。
【0038】この電文パラメータテーブル9は、受信デ
ータにおいて、データ識別情報および端末識別情報欄の
位置フィールドに示される桁から桁数フィールドに示さ
れる桁数分の領域に、属性フィールドに示される属性
で、規定値フィールドに示される情報が格納されている
場合には、そのデータは、データレイアウト欄に示され
るレイアウトを有し、端末別電文処理部6における共通
処理の後に、電文固有処理モジュール名欄に示される電
文固有処理モジュールで処理されることを示している。
【0039】たとえば、この電文パラメータテーブル9
の2段目は、受信データの16桁目から3桁分の領域に
英数字の“D02”が格納され、0桁目から2桁分の領
域に英数字の“G1”が格納されている場合に、そのデ
ータの0桁目から2桁分の領域には英数字の“G1”が
格納され、2桁目から14桁分の領域には英数字の値が
格納され、16桁目から3桁分の領域には英数字の“D
02”が格納され、19桁目から9桁分の領域には数値
が格納されていることを示し、該当するデータを端末か
ら受信した場合に、電文固有処理部7内の電文固有処理
モジュールPGM2,PGM3を順に起動することを示
す。
【0040】なお、図3の例では、データレイアウト欄
に、データ識別情報および端末識別情報欄に記述されて
いる情報も記述されているが、これらの情報は、データ
レイアウト欄から除外してもよい。
【0041】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら端末識別処理部5内の各端末識別処理モジュールの動
作を説明する。
【0042】まず、端末識別処理モジュールは、対応す
る回線を介して受取ったデータの種類がデータ入力用端
末群1からのデータであるかテーブル変更情報入力処理
部10からのテーブル変更情報であるかを判別する(ス
テップS1)。
【0043】受取ったデータがデータ入力用端末群1か
らのデータである場合には、端末識別テーブル8内の端
末識別情報に基づいて、受信したデータに対応する端末
を識別し(ステップS2)、識別された端末に対応する
端末別電文処理モジュールを起動する(ステップS
3)。そして、起動した端末別電文処理モジュールに受
取ったデータを渡す(ステップS4)。
【0044】受取ったデータがテーブル変更情報である
場合には、該テーブル変更情報に関連した端末別電文処
理モジュールが稼働中でないことを確認後、テーブル変
更情報内の電文パラメータテーブルに関する情報に基づ
いて、電文パラメータテーブル9の情報を変更する(ス
テップS5)。そして、テーブル変更情報内に端末識別
テーブルに関する変更情報が含まれる場合には、その変
更情報に基づいて、端末識別テーブル8の情報を変更す
る(ステップS6)。
【0045】次に、端末別電文処理部6内の各端末別電
文処理モジュールの動作を図5のフローチャートを参照
しながら説明する。
【0046】まず、端末別電文処理モジュールは、電文
パラメータテーブル9において、受信したデータに対応
する情報をそのテーブル内のデータ識別情報および端末
識別情報より求める(ステップS11)。そして、対応
する端末から受信したデータに対して共通に行なわれる
べき処理(個別処理の前に実施される処理)を行なう
(ステップS12)。
【0047】さらに、端末別電文処理モジュールは、そ
のデータに固有の電文固有処理の有無を判別する(ステ
ップS13)。電文固有処理がある場合には、電文パラ
メータテーブル9内に格納された電文固有処理モジュー
ルを順次起動する(ステップS14)。その後、対応す
る端末から受信したデータに対して共通に行なわれるべ
き処理(個別処理の後に実施される処理)を行なう(ス
テップS15)。
【0048】電文固有処理がない場合には、ステップS
14の動作を行なうことなく、対応する端末から受信し
たデータに対して共通に行なわれるべき処理を行なう
(ステップS15)。
【0049】なお、端末別電文処理部6において対応す
る端末から受信したデータに対して共通に行なわれるべ
き処理としては、データフォーマットチェック、その端
末からの受信データの数のカウント(前処理)、その端
末からの正常なデータの受信件数のカウント、受信デー
タに対する応答データの送信処理(後処理)等がある。
【0050】ここで、図6を参照しながら、図1に示さ
れるコンピュータシステムの動作の具体的な例を説明す
る。図6の例では、端末1amから回線Lkにデータが
送信されるものとし、データの種類をDyとする。
【0051】まず、端末1amより公衆回線網2を介し
てデータ収集システム3の回線Lkに電話がかかってく
ると、回線Lkを制御する回線制御処理モジュールCP
Lkが着呼を検出し、回線Lkの接続を行なう(ステッ
プ)。
【0052】次に、端末1amから公衆回線網2を介し
て回線Lkにデータが送信される(ステップ)。回線
制御処理モジュールCPLkはそのデータを受信する。
【0053】回線制御処理モジュールCPLkにより受
信されたデータは、回線Lkに対応する端末識別処理モ
ジュールIPLkに渡される(ステップ)。
【0054】端末識別処理モジュールIPLkは、渡さ
れたデータと端末識別テーブル8内の端末識別情報とを
比較し、そのデータを送信した端末1amを識別する
(ステップ)。
【0055】そして、端末識別処理モジュールIPLk
は、端末1amに対応する端末別電文処理モジュールP
GMaを起動し、その端末別電文処理モジュールPGM
aにデータを渡す(ステップ)。
【0056】端末別電文処理モジュールPGMaは、渡
されたデータと電文パラメータテーブル9内の端末識別
情報およびデータ識別情報とを比較し、その受信データ
の種類を識別する。さらに、端末別電文処理モジュール
PGMaは、電文パラメータテーブル9内のデータレイ
アウト情報に基づいて、受信データのフォーマットチェ
ック、端末1amからのデータの受信件数のカウントア
ップ等の端末1amに関する共通処理を実施する(ステ
ップ)。
【0057】その受信データに対する電文固有処理モジ
ュールが電文パラメータテーブル9に定義されている場
合には、端末別電文処理モジュールPGMaは、電文パ
ラメータテーブル9内の指示に従って電文固有処理モジ
ュールを起動し、その電文固有処理モジュールにデータ
を渡す。いま、データの種類Dyに対して電文固有処理
モジュールPGMyが指定されているとすると、端末別
電文処理モジュールPGMaは、電文固有処理モジュー
ルPGMyを起動し、その電文固有処理モジュールPG
Myにデータを渡す(ステップ)。
【0058】電文固有処理モジュールPGMyによるデ
ータの処理が完了すると、そのデータに対する処理は一
応完了となる。しかし、たとえば、端末1amに対して
処理結果を返答する必要がある場合には、上記のステッ
プ〜の逆に応答データが各処理部を経由して端末1
amに返送される。ただし、その際には、電文パラメー
タテーブル9および端末識別テーブル8を参照して処理
モジュールを検索する必要はない。
【0059】次に、図7を参照しながら、図1に示され
るデータ収集システム3における処理モジュールの変更
方法を説明する。
【0060】まず、電文固有処理部7において、新たに
追加するデータの種類に対応する電文固有処理モジュー
ル、あるいは、処理方法を変更するデータの種類に対応
する新たな電文固有処理モジュールを追加する。今、新
たなデータの種類Dwに対応する新たな電文固有処理モ
ジュールPGMwを追加するものとする(ステップ
)。
【0061】次に、端末の種類を追加する場合には、端
末別電文処理部6において新たな端末の種類に対応する
端末別電文処理モジュールを追加する。今、新たな端末
の種類zに対応する新たな端末別電文処理モジュールP
GMzを追加するものとする(ステップ)。
【0062】この間、現在実施されている処理に対して
は何ら変更がなされておらず、今までどおり端末からの
データ収集を平行して実施することができる。
【0063】電文固有処理モジュールPGMwおよび端
末別電文処理モジュールPGMzの準備が完了した後、
テーブル変更情報入力処理部10にテーブル変更情報を
入力する。
【0064】図8に、テーブル変更情報入力処理部10
の入力画面の一例を示す。図8に示すように、テーブル
変更情報は、端末識別情報、データ識別情報、データレ
イアウト、端末別電文処理モジュール名および電文固有
処理モジュール名を含む。
【0065】図7において、テーブル変更情報が入力さ
れると、テーブル変更情報入力処理部10は、そのテー
ブル変更情報を端末識別テーブル8および電文パラメー
タテーブル9と照合し、変更要の確認後、そのテーブル
変更情報を端末別処理部5に渡す(ステップ)。
【0066】端末識別処理部5は、渡されたテーブル変
更情報のうち電文パラメータテーブル9に関する変更情
報をまず抽出し、その変更情報に基づいて電文パラメー
タテーブル9の内容を変更する(ステップ)。この処
理により、ステップで追加された電文固有処理モジュ
ールPGMwが端末別電文処理部6により起動されるよ
うになる。
【0067】図7の例では、端末1ziから入力される
データのうち電文固有処理部7で処理されるデータの種
類として、種類Dw,Dyを追加し、データの種類を追
加している。
【0068】また、端末1xiから入力されるデータの
うち種類Dwのデータを処理する電文固有処理モジュー
ルを、電文固有処理モジュールPGMuから電文固有処
理モジュールPGMyに変更し、データの処理方法を変
更している。
【0069】このようにして、データの種類の追加およ
びデータの処理方法の追加または変更がなされる。
【0070】次に、端末識別処理部5は、渡されたテー
ブル変更情報が端末識別テーブル8への情報の追加を伴
うか否かを判断する。端末識別テーブル8への情報の追
加が必要な場合には、端末識別処理部5は、端末識別テ
ーブル8にその情報を追加する(ステップ)。この処
理により、ステップで追加された端末別電文処理モジ
ュールPGMzが端末識別処理部5により起動されるよ
うになる。それにより、新たに追加された端末の種類に
対応する処理が実施されるようになる。
【0071】なお、ステップおよびのテーブル変更
処理時には、端末識別処理部5は、各テーブルの変更部
分への参照を阻止する排他的制御、および変更部分に係
る端末別電文処理モジュールが起動されていないことの
確認を実施する。
【0072】テーブル変更情報は、このデータ収集シス
テム3に接続されたコンソール等の入力端末からテーブ
ル変更情報入力処理部10に入力してもよい。また、あ
る時点からシステムを変更する場合には、予め定義ファ
イルを作成して、タイマ起動等によりテーブル変更情報
入力処理部10を起動してもよい。この場合、テーブル
変更情報入力処理部10が、その定義ファイルを読取
り、各テーブルの変更部分を検出し、その変更部分の内
容を定義ファイルに基づいて変更する。
【0073】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、データ
入力手段の種類の追加、データの種類の追加、処理方法
の追加、変更等のメンテナンスを、既存の処理を全く停
止させることなく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデータ収集システム
が適用されるコンピュータシステムの全体の構成を示す
ブロック図である。
【図2】端末識別テーブルの構成の一例を示す図であ
る。
【図3】電文パラメータテーブルの構成の一例を示す図
である。
【図4】端末識別処理部内の各端末識別処理モジュール
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】端末別電文処理部内の各端末別電文処理モジュ
ールの動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図1のコンピュータシステムの動作の一例を示
す図である。
【図7】図1に示されるデータ収集システムにおける処
理モジュールの追加方法の一例を示す図である。
【図8】テーブル変更情報入力処理部の入力画面の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 データ入力用端末群 2 公衆回線網 3 データ収集システム 4 回線制御処理部 5 端末識別処理部 6 端末別電文処理部 7 電文固有処理部 8 端末識別テーブル 9 電文パラメータテーブル 10 テーブル変更情報入力処理部 1a1,1am,1b1,1bn,1x1,1xx デ
ータ入力用端末 L1,L2,Lk 回線 CPL1,CPL2,CPLk 回線制御処理モジュー
ル IPL1,IPL2,IPLk 端末識別処理モジュー
ル PGMa,PGMb,PGMx 端末別電文処理モジュ
ール PGM1,PGM2,PGM3,PGMy 電文固有処
理モジュール なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ入力手段により入力される
    データを収集して処理するデータ収集システムであっ
    て、 各々が所定の処理を行なう複数の処理モジュールを含む
    データ処理手段と、 前記複数のデータ入力手段により入力されるデータと前
    記処理手段に含まれる前記複数の処理モジュールとの対
    応関係を示す複数の対応情報を格納する格納手段と、 前記格納手段に格納された対応情報に基づいて、前記複
    数の入力手段のいずれかにより入力されたデータを前記
    データ処理手段に含まれる前記複数の処理モジュールの
    いずれかを起動して与えるデータ供給手段と、 前記格納手段の内容を変更するための変更情報を入力す
    る変更情報入力手段と、 前記変更情報入力手段により入力された変更情報に基づ
    いて前記格納手段の内容を変更する変更手段とを備え
    た、データ収集システム。
  2. 【請求項2】 各々が所定の処理を行なう複数の処理モ
    ジュールを含むデータ処理手段と、前記複数のデータ入
    力手段により入力されるデータと前記データ処理手段に
    含まれる前記複数の処理モジュールとの対応関係を示す
    複数の対応情報を格納する格納手段と、前記格納手段に
    格納された対応情報に基づいて前記複数の入力手段のい
    ずれかにより入力されたデータを前記データ処理手段に
    含まれる前記複数の処理モジュールのいずれかを起動し
    て与えるデータ供給手段とを備えたデータ収集システム
    における処理の変更方法であって、 新たな処理に対応する新たな処理モジュールを追加し、 前記新たな処理モジュールとデータ入力手段により入力
    されるデータとの対応関係を示す新たな対応情報を前記
    格納手段に格納する、データ収集システムにおける処理
    の変更方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209457A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Hitachi Ltd センサデータ処理方式

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JP2006209457A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Hitachi Ltd センサデータ処理方式

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