JPH06203112A - 設備断面図の自動作成方式 - Google Patents

設備断面図の自動作成方式

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JPH06203112A
JPH06203112A JP4359956A JP35995692A JPH06203112A JP H06203112 A JPH06203112 A JP H06203112A JP 4359956 A JP4359956 A JP 4359956A JP 35995692 A JP35995692 A JP 35995692A JP H06203112 A JPH06203112 A JP H06203112A
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裕人 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備断面図の自動作成方式に関し、設備断面
図の作成を簡単にしまたその作成精度を高めることを目
的とする。 【構成】 メッシュごとに、道路などの地図要素のxy
平面上での位置を示す地図データと、ガス管,水道管な
どの設備要素のxy平面上での位置の他に必要に応じて
そのz軸方向の位置を示す設備データとを有したデータ
ベース1から任意のメッシュについてのデータを取り出
すとともに任意の断面指定線分を入力し、その後のアプ
リケーションプログラム3の走行により、この断面指定
線分で特定される断面での設備要素それぞれの設置状況
をこれらのデータおよび断面指定線分に基づいて求め、
表示部4でこの設置状況を表示するように構成する。設
備データの処理対象レコードにz軸方向データが含まれ
てないときには、その前後にリンクされるレコードのも
のを用いるか、所定の標準値を用いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設備断面図の自動作成
方式に関し、特にメッシュごとに、道路,歩道,植樹帯
などの地図要素それぞれのxy平面上での位置を示す地
図データと、ガス管,水道管,下水管,電力線などの設
備要素それぞれのxy平面上での位置の他に必要に応じ
てそのz軸方向の位置を示す設備データとを少なくとも
有したデータベースから任意のメッシュについての当該
地図データおよび設備データを取り出すとともに任意の
断面指定線分を入力し、その後のアプリケーションプロ
グラムの走行により、この断面指定線分で特定される断
面での前記設備要素それぞれの設置状況をこれらの地図
データ,設備データおよび断面指定線分に基づいて求
め、表示部でこの設置状況を表示するようにした設備断
面図の自動作成方式に関する。
【0002】一般に、メッシュ(例えば500m×350mの地
域)ごとに道路,歩道,植樹帯などの地図要素の位置を
示す地図データやガス管,水道管,下水管,電力線など
の設備要素の位置を示す設備データのデータベースを作
成し、端末装置の方からこのデータベースにアクセスし
て所定地域の道路地図や設備配置図を表示し、さらには
この表示画面に基づいて必要な修正などを加えるといっ
たことが、道路管理,公益設備管理や行政管理などの各
分野で広く利用されている。
【0003】ここで、特に、地中や空中に設置される各
種設備要素については、それぞれのxy平面上での設置
状況に加えて深さ,高さなどのいわばz軸方向の設置状
況を簡単に把握できるようにすることが要請されてお
り、本発明はこの要請に応えるものである。
【0004】
【従来の技術】図7は、一般的な、道路地図や設備配置
図などの表示システムの概要を示す説明図であり、71は
ホストコンピュータ, 72は地図データおよび設備データ
からなるデ−タベースを格納した大容量のディスク外部
記憶装置, 73はアプリケーションプログラムの格納領域
と通常のワーク領域とを持つ記憶装置, 74はキーボード
付の表示部,75はタブレットやマウスなどの入力装置を
それぞれ示している。
【0005】ここで、地図データおよび設備データは例
えば500m×350mの地域(メッシュ)を単位として格納さ
れており、表示部74のキーボードを操作して任意のメッ
シュを指定することによりその地図データや設備データ
がディスク外部記憶装置72から取り出され、これらのデ
ータに基づいた道路地図や設備配置図などが表示部74に
表示される。
【0006】また、この地図データや設備データを新た
に入力したり入力済のデータを修正する場合には、表示
部74のキーボードやマウスなどの入力装置75の操作によ
りディスク外部記憶装置72のデ−タベース(地図データ
および設備データ)の内容を変更している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、地
図データや設備データで構成されるデ−タベースから任
意のメッシュのデータを取り出し、これらのデ−タに基
づいて所定の道路地図や設備配置図を自動作成してこれ
を端末装置側に表示するといったことが広く行われてい
る。
【0008】しかしながら、これらの作成・表示はいず
れもいわゆるxy平面上の道路地図や設備配置図などに
ついてのものであって、地上空間も含めた任意の断面に
おけるガス管,水道管,下水管,電力線などの各設備要
素の設置状況を示す設備断面図を自動作成して表示する
ことまでは行なわれていない。
【0009】そのため、この設備断面図が必要な場合に
は、前記データベースに基づいて自動作成したxy平面
上の道路地図および設備配置図や、この作成処理とは別
に求めた、この断面での各設備要素の深さや高さを示す
z軸方向デ−タを利用して手書きにより作成するといっ
たことが行われており、その作成に時間を要し、また作
成ミスが生じやすいという問題点があった。
【0010】そこで、本発明では、ガス管,水道管,下
水管などの設置状況を示す設備データを、従来のxy平
面上での位置デ−タに加えてその深さデータを含むかた
ちのものとするとともに、利用者が任意の断面指定線分
を入力したときには、当該設備データおよび従来の地図
データに基づいてこの断面指定線分に対応した設備断面
図の自動作成をおこなうように内容のアプリケーション
プログラムを用いることにより、設備断面図の作成を簡
単にし、またその作成精度を高めることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された任
意の断面指定線分によって切断される各地図要素線およ
び各設備要素線それぞれの切断点のxy平面上での位置
を示す切断点デ−タと、このときの設備要素線の深さな
どを示すz軸方向データまたはこれに代わる疑似z軸方
向デ−タとに基づいて前記断面指定線分に対応した設備
断面図を自動作成するものである。
【0012】図1は本発明の基本構成図である。図にお
いて、1は、デ−タベースであり、メッシュ単位の地図
デ−タおよび設備デ−タから構成され、設備デ−タの方
はガス管,水道管,下水管,電力線などの各設備要素の
xy平面上での設置状況を示す図形要素デ−タ、例えば
当該設置状況を示す線分についてのベクトルデ−タ、お
よびその設置場所の深さなどを示すz軸方向データから
なっている。2は、入力部であり、メッシュの指定や断
面指定線分の入力などをおこなうものでキーボード,タ
ブレットなどが用いられる。3は、アプリケーションプ
ログラムであり、入力部2で指定されたメッシュについ
ての地図デ−タおよび設備デ−タをデ−タベース1から
取り出して、これらのデ−タに基づいて断面指定線分に
対応した設備断面図の作成処理をおこなう。4は、表示
部であり、道路,歩道などの地図要素およびガス管,水
道管などの設備要素についての通常のxy平面表示の外
に、アプリケーションプログラム3の走行により作成さ
れる設備断面図の表示もおこなう。
【0013】ここで、アプリケーションプログラム3の
処理手順は次のようになっている。すなわち、 指定されたメッシュの地図デ−タおよび設備デ−タを
デ−タベース1から取り出す。 前記地図デ−タにより特定される各地図要素線と入力
された断面指定線分とのxy平面上での交点座標を求
め、それぞれを地図要素線切断点デ−タとする。 前記設備デ−タにより特定される各設備要素線と入力
された断面指定線分とのxy平面上での交点座標を求
め、それぞれを設備要素線切断点デ−タとする。 前記断面指定線分によって切断される設備要素線それ
ぞれに対応したz軸方向データを求める。 これらの地図要素切断点デ−タ,設備要素切断点デ−
タおよびz軸方向データを設備断面図作成用デ−タとし
て表示部4に送る。 といった処理により、設備断面図の作成・表示処理を行
っている。
【0014】
【作用】本発明は、このように、ガス管,水道管,下水
管,電力線などの各設備要素の設置状況を示す設備デ−
タを、xy平面上での位置を特定するベクトルデ−タな
どの図形要素デ−タにその設備要素の深さなどを示すz
軸方向データを新たに付加したかたちで構築し、任意の
断面指定線分が入力されたとき、当該z軸方向データな
どを用いてその設備断面図を自動作成するようにしたも
のである。
【0015】この自動作成にあたり、アプリケーション
プログラム3は、設備要素線および地図要素線のそれぞ
れと断面指定線分とのxy平面上での交点座標を求めて
いるが、このような平面上の線の表現法や、これらの線
同士の交点座標の算出法としては、従前からの手法、例
えば「bit別冊(1986年9月号別冊),計算幾何学と
地理情報処理,共立出版株式会社発行(昭和61年9月10
日)」に記載の手法などが用いられる。
【0016】また、z軸方向データは、各設備要素の設
置位置ごとに異なるというよりはむしろ設備要素ごとに
標準値が設定されているといった特徴を持つものであ
り、そのため設備デ−タを構成するリンク状態のレコー
ドのすべてにこのz軸方向データを持たせる必要はな
く、例えばこの標準値からはずれた深さなどで設置され
た部分を示すレコードのみ、または所定個数おきのレコ
ードのみにこのz軸方向データを持たせるようにしても
よい。
【0017】そして、設備要素線の切断点の部分を示す
レコードにz軸方向データが設定されていない場合に
は、 ・その設備データの近くのレコードのz軸方向データ ・あらかじめ設備要素ごとに定めてある前記標準値デ−
タ といった、いわば疑似z軸方向データを用いるようにし
ている。
【0018】なお、両者のいずれを使用するかについて
は優先順位をつけ、先ず前者のレコードを所定数だけ調
べてこのz軸方向データが見つからないときにはじめて
後者の標準値デ−タを用いるようにしてもよい。また、
この標準値デ−タを用いる場合には表示部にその旨の表
示をおこなうようにしている。
【0019】
【実施例】図2〜図6を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、以下の実施例では、説明の便宜上、地下に
埋設されるガス管,下水管,水道管などの管からなる設
備要素をその対象とし、「z軸方向デ−タ」に代えて
「深さデ−タ」の語を用いている。
【0020】図2は、設備要素線と、その設備データの
データフォーマットとの関係を示す説明図であり、Pi
は任意の設備要素線のi番目の特徴点,(xi ,yi
は特徴点Pi の座標データ,21はヘッダ, 22は座標デー
タの個数を格納する領域,23は二次元のデータ配列から
なるベクトルデータ領域,24はベクトルデータ領域中の
属性データ部分をそれぞれ示している。なお、座標デー
タには正の値を、また属性データには負の値を用いるこ
とにより両者を識別可能にしている。
【0021】ここで、線分,円弧,半円などの各種図形
要素で構成される設備要素線自体は、これら図形要素の
端点である特徴点Pi それぞれの座標データの列からな
るベクトルデータ形式で表現されている。
【0022】そして、このベクトルデータ領域中の属性
データ部分24にはその前後の特徴点同士が線分で結ばれ
ない場合を示すもので、図示の場合、その個々の内容に
ついてはx座標の格納部分のデ−タで特定している。
【0023】例えば、(−4,0)の属性データはその
前の特徴点P4 と次の特徴点P5 との間が進行方向左側
への半円であることを、また(−16,0)の属性データ
はその前の特徴点P6 と次の特徴点P7 との間がとんで
いることをそれぞれ示している。
【0024】なお、コンピュータマッピングの分野では
各種の図形要素、例えば「地図情報システム入門,鎌田
靖彦編,日刊工業新聞社発行(1990年3月30日),41
頁」に記載のものが利用されており、本発明においても
必要に応じてこれらのものが用いられるのは勿論であ
る。
【0025】次に、ヘッダ21の部分は、設備要素の種類
を示す設備区分番号, 管の材質などを示すデータ, 管の
口径を示すデータおよび管の埋設状況を示す深さデータ
などで構成されている。
【0026】そして、現実にはもっと多くの線分などで
表されるガス管,水道管などの設備要素線は任意の単位
で区切られてこの単位の設備データで一つのレコードが
形成され、これらのレコード同士は現場での設備要素の
連続状態に合致するようにリンクされている。
【0027】なお、レコード自体にリンク用データを持
っていない場合であっても、各レコードの座標データの
一致を調べていくことによりレコード同士をを論理的に
リンクさせることができる。
【0028】また、図示はしていないが、地図要素線も
設備要素線と同じように線分,円弧,半円などの各種図
形要素で構成されており、またそのデータフォーマット
は設備データのそれのヘッダ21の部分を地図要素線の種
類、例えば歩道と土地との境界線や車道と歩道との境界
線を示す種別デ−タで構成したものとなっている。
【0029】このような地図データおよび設備データに
基づいて設備断面図を作成・表示するためのハードウェ
ア自体は図7で示した従来のものと実質的な違いはない
が、アプリケーションプログラムの内容や設備データに
深さデータを付加した点で従来とは大きく異なってい
る。
【0030】図3は、断面指定線分を入力したときの表
示画面を示す説明図であり、30は歩道と民有地などとの
境界, 31は車道と歩道との境界, 32はガス管, 33は水道
管,34は下水管, 35は電力ケーブル, 36および37は断面
指定用入力点, 38は断面指定線分,A〜Hは断面指定線
分39と各要素線30〜35との交点,(xA ,yA )はA点
の座標データ,( xH , yH )はH点の座標データをそ
れぞれ示している。なお、30〜35の各要素線は直線表示
としているが、道路のカーブや管のジョイント部分など
必要に応じて曲線表示されることがある。
【0031】図4,図5および図6は、図3の断面指定
線分に対応した設備断面図の作成・表示用デ−タを生成
するときの処理手順を示す説明図である。なお、この処
理に際しては、すでにワーク領域に格納されている、図
3で表示のメッシュについての地図データ,設備データ
および断面指定用入力点36,37の位置データなどが用い
られる。
【0032】図4および図5は、地図要素線と断面指定
線分との交点を求めるときの処理手順を示す説明図であ
る。すなわち、アプリケーションプログラムは、 (1) 断面指定線分38、すなわち断面指定用入力点36と37
とを結ぶ線分を特定する式を求めて、次のステップに進
む。 (2) リンク状態の地図データの最初のレコードを取り出
して、次のステップに進む。 (3) このレコードで特定される地図要素線と断面指定線
分とが交わる可能性があるかどうかを判断し、「YES」
の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ
(10)に進む。 (4) 残存の処理対象特徴点の数を示す変数Nの初期値と
してこのレコードの座標データ(正の値)の個数(図2
の要素線の場合には「10」の値)を、また次の処理対象
の特徴点を示す変数Mの初期値として「1」の値をそれ
ぞれ設定して、次のステップに進む。 (5) 変数Nが「N>1」であるかどうかを判断し、「YE
S」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステ
ップ(10)に進む。 (6) M番目の特徴点とその次の特徴点とを結ぶ線を特定
する式を算出して、次のステップに進む。なお、この式
は線分を特定する場合が多いが、これらの特徴点の座標
デ−タ(正の値)の間に属性デ−タ(負の値)が存在す
るときはその内容に応じた式、例えば(−4,0)の属
性デ−タの場合には当該特徴点間を結ぶ線分を直径とし
た半円を特定する式となる。 (7) ステップ(1) およびステップ(6) で求めた式から断
面指定線分39とこの線とが交わるかどうかを判断し、
「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合は
ステップ(9) に進む。 (8) この交点の座標データ、すなわち地図要素線切断点
デ−タをワーク領域に格納して次のステップに進む。 (9) 変数Nの値を「N−1」に、また変数Mの値を「M
+1」にそれぞれ変更してステップ(5) に戻る。 (10)すべてのレコードについての処理が終了したかどう
かを判断し、「YES」の場合は次の処理、すなわち設備
要素線と断面指定線分との交点の座標デ−タ(設備要素
線切断点デ−タ)および深さデータを求める処理に進
み、「NO」の場合は次のステップ(11)に進む。 (11)次のレコードをを選択してステップ(3) に戻る。 といった手順により、地図要素線切断点デ−タを求めて
いる。
【0033】なお、ステップ(3) は断面指定線分38との
交点の探索効率をあげるためのもので、このステップを
取り入れるかどうかは任意である。また、このステップ
の判断手法としては、例えば本件出願人が先に提出した
特願平3ー301059号で開示のものと同様の、地図
要素線に外接する矩形領域にこの断面指定線分39が入り
込むどうかを調べるといった方法を用いればよい。
【0034】続いて、前記ステップ(10)で述べたよう
に、設備要素線切断点デ−タおよび深さデータを求める
処理に移っていくが、前者についての手順自体は地図要
素線切断点デ−タを求める場合と同じである。なお、設
備要素線切断点デ−タおよび深さデータを求める処理
と、地図要素線切断点デ−タを求める処理のいずれを先
行させてもよいことは勿論である。
【0035】図6は、この深さデータを求めるさいに新
たに必要となる処理手順を示す説明図である。すなわ
ち、先のステップ(8) に続いて、 (21)そのレコードに深さデータが含まれているかどうか
を判断し、「YES」の場合はステップ(24)に進み、「N
O」の場合は次のステップに進む。 (22)当該レコードとリンクされている前後の所定数のレ
コードについて深さデータが含まれているかどうかを順
に判断し、「YES」の場合はその判断時点でステップ(2
4)に進み、すべてが「NO」の場合は次のステップに進
む。 (23)あらかじめ設定されている標準値、例えばガス管の
場合は「1.2 m」を深さデータとみなしこれをワ−ク領
域に格納して、図5のステップ(9) に進む。 (24)この深さデータをワ−ク領域に格納して、図5のス
テップ(9) に進む。 といった処理をおこなっている。
【0036】続いて、アプリケーションプログラムは、
このようにして求めた地図要素線切断点デ−タ,設備要
素線切断点デ−タおよび深さデータを引数として所定の
表示用関数にわたし、この表示用関数のプログラムの走
行により設備断面図の表示が行われる。
【0037】図7は、この表示内容を示す説明図であ
り、41は歩道面, 42は車道面, 43はガス管32の埋設位
置, 44は水道管33の埋設位置, 45は下水管34の埋設位
置, 46は電力ケーブル35の埋設位置をそれぞれ示してい
る(図3参照)。
【0038】なお、この設備断面図表示のx軸方向の基
準点には断面指定線分38と境界30との一方の交点である
A点を用い、他のB点〜H点それぞれのx軸方向の表示
位置はこのA点からのxy平面上での表示用距離に基づ
いて特定している。
【0039】そして、B点〜H点それぞれのxy平面上
での表示用距離は、基準となるA点との間の距離に拡大
表示用の係数aをかけることにより求められ、H点の場
合には図示の計算式となる。また、この表示された設備
断面図をハードコピーなどで出図するときには前記係数
aを縮尺用として用い、これを外部から指示するように
してもよい。
【0040】そして、車道面42の表示用引数としてはB
点およびG点それぞれのxy座標データを用い、これを
受けた表示用関数は、図示のように車道と歩道との境界
に近づくにつれてその路面が低くなるような表示処理を
実行している。
【0041】また、各設備要素32〜35のの埋設位置43〜
46それぞれについての表示用引数としてはC〜F点それ
ぞれのxy座標データおよび対応する深さデータを用
い、これを受けた表示用関数は、この座標データから求
めた前記表示用距離と深さデータから求めた表示用深さ
(d1 〜d4 )とで特定される位置を中心とした所定半
径の円により埋設位置を表示している。
【0042】なお、図7は各設備要素32〜35の相対的位
置関係を表示する場合についてのものであるが、必要に
応じて、基準となるA点からB〜H点のそれぞれまでの
x軸方向の距離自体も引出し線などを用いて表示するよ
うにしてもよい。
【0043】また、この深さデ−タとしてあらかじめ定
められた標準値を用いる場合には、アプリケーションプ
ログラムはその旨を示す信号も併せて表示用関数にわた
し、これを受けた表示用関数はその埋設位置の表示のさ
い、例えば特定色を用いたり説明を付記するなどをして
その表示が標準値に基づくものであることがわかるよう
にしている。
【0044】
【発明の効果】本発明は、このように各設備要素の設置
状況を示す設備デ−タとして従来のxy平面での位置を
示すデ−タにその深さなどを特定するz軸方向デ−タを
付加したものを用い、任意の断面指定線分を入力したと
き、当該設備デ−タと従来の地図デ−タとに基づきこの
断面指定線分に対応した設備断面図を自動作成して表示
できるようにしているため、任意の部分について精度の
高い設備断面図を簡単に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、基本構成を示す説明図である。
【図2】本発明の、設備要素線とその設備データのデー
タフォーマットとの関係を示す説明図である。
【図3】本発明の、断面指定線分を入力したときの表示
画面を示す説明図である。
【図4】本発明の、地図要素線と断面指定線分との交点
を求めるときの処理手順を示す説明図である(その
1)。
【図5】本発明の、地図要素線と断面指定線分との交点
を求めるときの処理手順を示す説明図である(その
2)。
【図6】本発明の、深さデータを求めるさいに新たに必
要となる処理手順を示す説明図である。
【図7】本発明の、図3の断面指定線分に対応した設備
断面図を示す説明図である。
【図8】一般的な、データベースに基づいて道路地図や
設備配置図を表示するシステムの概要を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
図1において、 1・・・データベース 2・・・入力部 3・・・アプリケーションプログラム 4・・・表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッシュごとに、道路,歩道,植樹帯な
    どの地図要素それぞれのxy平面上での位置を示す地図
    データと、ガス管,水道管,下水管,電力線などの設備
    要素それぞれのxy平面上での位置の他に必要に応じて
    そのz軸方向の位置を示す設備データとを少なくとも有
    したデータベースから任意のメッシュについての当該地
    図データおよび設備データを取り出すとともに任意の断
    面指定線分を入力し、その後のアプリケーションプログ
    ラムの走行により、この断面指定線分で特定される断面
    での前記設備要素それぞれの設置状況をこれらの地図デ
    ータ,設備データおよび断面指定線分に基づいて求め、
    表示部でこの設置状況を表示するようにした設備断面図
    の自動作成方式であって、 前記アプリケーションプログラムは、前記地図データで
    特定される地図要素線と前記断面指定線分とのxy平面
    上での交点の座標データである地図要素線切断点データ
    を求めるとともに、前記設備データで特定される設備要
    素線と前記断面指定線分とのxy平面上での交点の座標
    データである設備要素線切断点データおよびこの設備要
    素線の前記z軸方向の位置データであるz軸方向データ
    を求め、続いてこれらの各データを設備断面図作成用デ
    ータとして前記表示部に送り、 これを受けた前記表示部は、前記地図要素線切断点デー
    タに基づいて前記断面での前記地図要素の位置を、また
    前記設備要素線切断点データおよび前記z軸方向データ
    に基づいて前記断面での前記設備要素の位置をそれぞれ
    表示するようにしたことを特徴とする設備断面図の自動
    作成方式。
  2. 【請求項2】 前記設備データを、前記設備要素それぞ
    れの種類を識別するための種別データを併せ有したもの
    で構成し、 前記アプリケーションプログラムは、この種別データも
    前記設備断面図作成用データとして前記表示部に送り、 前記表示部は、この種別データに基づいて前記設備要素
    それぞれの位置を識別して表示するようにした請求項1
    記載の設備断面図の自動作成方式。
  3. 【請求項3】 前記設備データを構成する複数のレコー
    ド同士をリンク状態に設定し、 前記アプリケーションプログラムは、処理対象レコード
    に前記z軸方向データが含まれていないとき、その近く
    の所定数の前記レコードを調べて前記z軸方向データを
    有したものがあれば、そのデータを当該処理対象レコー
    ドで特定される前記設備要素線のz軸方向データとして
    用いるようにした請求項1または2記載の設備断面図の
    自動作成方式。
  4. 【請求項4】 前記アプリケーションプログラムは、処
    理対象設備データに前記z軸方向データが含まれていな
    いとき、所定の標準値を当該処理対象設備データで特定
    される前記設備要素線のz軸方向データとして用いるよ
    うにした請求項1または2記載の設備断面図の自動作成
    方式。
  5. 【請求項5】 前記アプリケーションプログラムは、前
    記標準値を前記処理対象設備データで特定される前記設
    備要素線のz軸方向データとして用いたことをを示す信
    号を前記表示部に送り、 この信号をうけた前記表示部は、この設備要素線のz軸
    方向の位置を所定の標準値に基づいて表示したことを示
    すようにした請求項4記載の設備断面図の自動作成方
    式。
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JP2020166339A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 株式会社管総研 データ作成装置、データ作成方法、およびプログラム
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