JPH06198748A - 造形物の光学的製造方法および装置 - Google Patents
造形物の光学的製造方法および装置Info
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- JPH06198748A JPH06198748A JP4360583A JP36058392A JPH06198748A JP H06198748 A JPH06198748 A JP H06198748A JP 4360583 A JP4360583 A JP 4360583A JP 36058392 A JP36058392 A JP 36058392A JP H06198748 A JPH06198748 A JP H06198748A
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- Japan
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- coupler
- light beam
- resin
- light
- curing
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 液体状の光硬化型樹脂100を特定波長の樹
脂硬化用光線の照射により硬化させることで造形物を製
造する。その液体状の光硬化型樹脂100に樹脂硬化用
光線の波長とは異なる波長のカプラー発色用光線に反応
して発色するカプラーを混入する。そのカプラーを混入
した光硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射すること
で造形物を着色する。 【効果】 任意の箇所において着色された造形物を光学
的に製造することができ、造形後に別途着色を行なう必
要がなく労力と時間を軽減できる。
脂硬化用光線の照射により硬化させることで造形物を製
造する。その液体状の光硬化型樹脂100に樹脂硬化用
光線の波長とは異なる波長のカプラー発色用光線に反応
して発色するカプラーを混入する。そのカプラーを混入
した光硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射すること
で造形物を着色する。 【効果】 任意の箇所において着色された造形物を光学
的に製造することができ、造形後に別途着色を行なう必
要がなく労力と時間を軽減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体状の光硬化型樹脂
に樹脂硬化用光線を照射して硬化させることで造形物を
製造する方法および装置に関する。
に樹脂硬化用光線を照射して硬化させることで造形物を
製造する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体状の光硬化型樹脂を硬化させる紫外
線レーザ装置と、その液体状の光硬化型樹脂の容器と、
その容器内に配置される造形物の支持テーブルと、その
樹脂硬化用光線の光硬化型樹脂に対する照射位置を制御
する制御装置とを備えた造形物の光学的製造装置が、例
えば地形模型、鋳造用消失鋳型、人体模型等の造形物を
製造するために従来より用いられている。
線レーザ装置と、その液体状の光硬化型樹脂の容器と、
その容器内に配置される造形物の支持テーブルと、その
樹脂硬化用光線の光硬化型樹脂に対する照射位置を制御
する制御装置とを備えた造形物の光学的製造装置が、例
えば地形模型、鋳造用消失鋳型、人体模型等の造形物を
製造するために従来より用いられている。
【0003】その装置により製造される造形物は、レー
ザ光の一回の照射により硬化する光硬化型樹脂により構
成される単位要素の集合であり、造形しようとする模型
等の3次元形状データに対応する位置の光硬化型樹脂
を、レーザ光の照射により順次硬化させることで製造さ
れものである。具体的には、その容器内の液体状光硬化
型樹脂の液面から造形物の支持テーブルの上面までの深
さを、その単位要素の高さ寸法に一致させ、その液面と
支持テーブル上面との間の光硬化型樹脂に造形物の形状
データに基づき単位要素毎にレーザ光を順次照射し、こ
れにより造形物の最下層を成形する。次に、支持テーブ
ルをその単位要素の高さ寸法だけ下降させ、液体状の光
硬化型樹脂の液面と造形物の最下層の上面との間の光硬
化型樹脂にレーザ光を照射することで造形物の下から2
層目を成形する。これを繰り返すことで造形物を最下層
側から成形していく(特開昭62‐101408号公報
参照)。
ザ光の一回の照射により硬化する光硬化型樹脂により構
成される単位要素の集合であり、造形しようとする模型
等の3次元形状データに対応する位置の光硬化型樹脂
を、レーザ光の照射により順次硬化させることで製造さ
れものである。具体的には、その容器内の液体状光硬化
型樹脂の液面から造形物の支持テーブルの上面までの深
さを、その単位要素の高さ寸法に一致させ、その液面と
支持テーブル上面との間の光硬化型樹脂に造形物の形状
データに基づき単位要素毎にレーザ光を順次照射し、こ
れにより造形物の最下層を成形する。次に、支持テーブ
ルをその単位要素の高さ寸法だけ下降させ、液体状の光
硬化型樹脂の液面と造形物の最下層の上面との間の光硬
化型樹脂にレーザ光を照射することで造形物の下から2
層目を成形する。これを繰り返すことで造形物を最下層
側から成形していく(特開昭62‐101408号公報
参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の造形物の光
学的製造にあっては、完成した造形物の色は光硬化型樹
脂自体の色であるため、例えば地形模型を等高線に応じ
て着色するような場合は造形後に別途着色する必要があ
り、労力と時間を要するものであった。また、従来の光
学的造形では造形物の内部を着色することができないた
め、例えばCTスキャンデータに基づき造形した人体の
患部模型の患部や胎児模型を色分けするようなことはで
きなかった。
学的製造にあっては、完成した造形物の色は光硬化型樹
脂自体の色であるため、例えば地形模型を等高線に応じ
て着色するような場合は造形後に別途着色する必要があ
り、労力と時間を要するものであった。また、従来の光
学的造形では造形物の内部を着色することができないた
め、例えばCTスキャンデータに基づき造形した人体の
患部模型の患部や胎児模型を色分けするようなことはで
きなかった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる造形物の光学的製造方法および装置を提供
することを目的とする。
ことのできる造形物の光学的製造方法および装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件発明方法の特徴とす
るところは、液体状の光硬化型樹脂を特定波長の樹脂硬
化用光線の照射により硬化させることで造形物を製造す
るに際し、その液体状の光硬化型樹脂に樹脂硬化用光線
の波長とは異なる波長のカプラー発色用光線に反応して
発色するカプラーを混入し、そのカプラーを混入した光
硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射することで着色
された造形物を製造する点にある。その光硬化型樹脂に
混入するカプラーを、互いに異なる波長のカプラー発色
用光線に反応して互いに異なる色に発色する複数の種類
とするのが好ましい。そのカプラー発色用光線の光量を
変化させることで造形物の色に濃度差をつけてもよい。
液体状の光硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射した
後に樹脂硬化用光線を照射することで、カプラーとカプ
ラー発色用光線との反応により生成される色素を分光増
感剤として機能させるのが好ましい。光硬化型樹脂を透
明とし、造形物の内部においてカプラーを発色させても
よい。
るところは、液体状の光硬化型樹脂を特定波長の樹脂硬
化用光線の照射により硬化させることで造形物を製造す
るに際し、その液体状の光硬化型樹脂に樹脂硬化用光線
の波長とは異なる波長のカプラー発色用光線に反応して
発色するカプラーを混入し、そのカプラーを混入した光
硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射することで着色
された造形物を製造する点にある。その光硬化型樹脂に
混入するカプラーを、互いに異なる波長のカプラー発色
用光線に反応して互いに異なる色に発色する複数の種類
とするのが好ましい。そのカプラー発色用光線の光量を
変化させることで造形物の色に濃度差をつけてもよい。
液体状の光硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射した
後に樹脂硬化用光線を照射することで、カプラーとカプ
ラー発色用光線との反応により生成される色素を分光増
感剤として機能させるのが好ましい。光硬化型樹脂を透
明とし、造形物の内部においてカプラーを発色させても
よい。
【0007】本件発明装置の特徴とするところは、液体
状の光硬化型樹脂を硬化させる特定波長の樹脂硬化用光
線の照射手段と、その樹脂硬化用光線の波長とは異なる
波長のカプラー発色用光線の照射手段と、液体状の光硬
化型樹脂を収容するための容器と、その容器内に配置さ
れる造形物の支持部材と、その樹脂硬化用光線の光硬化
型樹脂に対する照射位置とカプラー発色用光線の光硬化
型樹脂に対する照射位置とを制御する手段とを備えてい
る点にある。また、互いに異なる波長のカプラー発色用
光線の照射手段を有するのが好ましい。そのカプラー発
色用光線の照射光量の制御手段を有するのが好ましい。
状の光硬化型樹脂を硬化させる特定波長の樹脂硬化用光
線の照射手段と、その樹脂硬化用光線の波長とは異なる
波長のカプラー発色用光線の照射手段と、液体状の光硬
化型樹脂を収容するための容器と、その容器内に配置さ
れる造形物の支持部材と、その樹脂硬化用光線の光硬化
型樹脂に対する照射位置とカプラー発色用光線の光硬化
型樹脂に対する照射位置とを制御する手段とを備えてい
る点にある。また、互いに異なる波長のカプラー発色用
光線の照射手段を有するのが好ましい。そのカプラー発
色用光線の照射光量の制御手段を有するのが好ましい。
【0008】
【作用】本件発明装置によれば本件発明方法を実施でき
る。すなわち、容器に供給された液体状の光硬化型樹脂
を特定波長の樹脂硬化用光線の照射により硬化させるこ
とで造形物を製造するに際し、その光硬化型樹脂にカプ
ラー発色用光線を照射してカプラーを発色させることで
造形物を着色できる。また、そのカプラー発色用光線と
樹脂硬化用光線とは波長が異なるため、樹脂硬化用光線
のみを照射した箇所ではカプラーが発色することはな
く、カプラー発色用光線を照射した箇所でのみカプラー
を発色させることができ、これにより造形物を所望箇所
においてのみ着色することができる。
る。すなわち、容器に供給された液体状の光硬化型樹脂
を特定波長の樹脂硬化用光線の照射により硬化させるこ
とで造形物を製造するに際し、その光硬化型樹脂にカプ
ラー発色用光線を照射してカプラーを発色させることで
造形物を着色できる。また、そのカプラー発色用光線と
樹脂硬化用光線とは波長が異なるため、樹脂硬化用光線
のみを照射した箇所ではカプラーが発色することはな
く、カプラー発色用光線を照射した箇所でのみカプラー
を発色させることができ、これにより造形物を所望箇所
においてのみ着色することができる。
【0009】そのカプラーを互いに異なる波長のカプラ
ー発色用光線に反応して互いに異なる色に発色する複数
の種類とすることで、造形物を複数の色に着色すること
ができる。
ー発色用光線に反応して互いに異なる色に発色する複数
の種類とすることで、造形物を複数の色に着色すること
ができる。
【0010】そのカプラー発色用光線の照射光量の制御
手段によりカプラー発色用光線の光量を変化させること
で、カプラーがカプラー発色用光線と反応して生成され
る色素量を変化させ、造形物の色に濃度差をつけること
ができる。
手段によりカプラー発色用光線の光量を変化させること
で、カプラーがカプラー発色用光線と反応して生成され
る色素量を変化させ、造形物の色に濃度差をつけること
ができる。
【0011】液体状の光硬化型樹脂にカプラー発色用光
線を照射した後に樹脂硬化用光線を照射することで、カ
プラーとカプラー発色用光線との反応により生成される
色素が分光増感剤として機能し、樹脂硬化用光線に含ま
れるカプラー発色用光線の波長成分を分光し、生成され
る色素量を増加させる。
線を照射した後に樹脂硬化用光線を照射することで、カ
プラーとカプラー発色用光線との反応により生成される
色素が分光増感剤として機能し、樹脂硬化用光線に含ま
れるカプラー発色用光線の波長成分を分光し、生成され
る色素量を増加させる。
【0012】光硬化型樹脂を透明とし、造形物の内部に
おいてカプラーを発色させることで、内部が着色された
造形物を製造することができる。
おいてカプラーを発色させることで、内部が着色された
造形物を製造することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0014】図1に示す造形物Mの光学的製造装置1
は、その内部が暗室とされるハウジング2と、このハウ
ジング2に内蔵される容器3と、光源装置4と、その容
器3の上方に配置される光線照射ヘッド5と、その容器
3の内部に配置される造形物支持テーブル7とを備えて
いる。
は、その内部が暗室とされるハウジング2と、このハウ
ジング2に内蔵される容器3と、光源装置4と、その容
器3の上方に配置される光線照射ヘッド5と、その容器
3の内部に配置される造形物支持テーブル7とを備えて
いる。
【0015】そのハウジング2には造形物Mの取り出し
用ドア2aが設けられ、このドア2aはロック装置2
a′によりロック可能とされている。
用ドア2aが設けられ、このドア2aはロック装置2
a′によりロック可能とされている。
【0016】その容器3は、ハウジング2の外部に設置
されたタンク10に接続され、そのタンク10に貯留さ
れる液体状の光硬化型樹脂を容器3に供給および排出す
るためのポンプ11が設けられている。また、その容器
3内の光硬化型樹脂100の液面100′が一定位置に
達すると満水信号を発するセンサ12が設けられてい
る。その光硬化型樹脂100は特定波長の樹脂硬化用光
線(本実施例では紫外線)が照射されることで硬化する
透明なものである。なお、その光硬化型樹脂100は造
形物の用途によっては不透明なものでもよい。
されたタンク10に接続され、そのタンク10に貯留さ
れる液体状の光硬化型樹脂を容器3に供給および排出す
るためのポンプ11が設けられている。また、その容器
3内の光硬化型樹脂100の液面100′が一定位置に
達すると満水信号を発するセンサ12が設けられてい
る。その光硬化型樹脂100は特定波長の樹脂硬化用光
線(本実施例では紫外線)が照射されることで硬化する
透明なものである。なお、その光硬化型樹脂100は造
形物の用途によっては不透明なものでもよい。
【0017】その光源装置4は、図2に示すように、樹
脂硬化用紫外線発生装置20と、赤色(R)光線発生装
置21と、緑色(G)光線発生装置22と、青色(B)
光線発生装置23とを有する。その樹脂硬化用紫外線発
生装置20として、例えばレーザ媒質としてHe‐Cd
やH2 等を用いるガスレーザ装置を用いることができ
る。その赤色光線発生装置21として、例えばレーザ媒
質としてKr、CdやHe等を用いるガスレーザ装置
や、ルビー等を用いる固体レーザ装置を用いることがで
きる。その緑色光線発生装置22として、例えばレーザ
媒質としてAr、CdやHe等を用いるガスレーザ装置
を用いることができる。その青色光線発生装置23とし
て、例えばレーザ媒質とてArやCd等を用いるガスレ
ーザ装置を用いることができる。
脂硬化用紫外線発生装置20と、赤色(R)光線発生装
置21と、緑色(G)光線発生装置22と、青色(B)
光線発生装置23とを有する。その樹脂硬化用紫外線発
生装置20として、例えばレーザ媒質としてHe‐Cd
やH2 等を用いるガスレーザ装置を用いることができ
る。その赤色光線発生装置21として、例えばレーザ媒
質としてKr、CdやHe等を用いるガスレーザ装置
や、ルビー等を用いる固体レーザ装置を用いることがで
きる。その緑色光線発生装置22として、例えばレーザ
媒質としてAr、CdやHe等を用いるガスレーザ装置
を用いることができる。その青色光線発生装置23とし
て、例えばレーザ媒質とてArやCd等を用いるガスレ
ーザ装置を用いることができる。
【0018】各光線発生装置20、21、22、23は
レーザ光出口を開閉するシャッター装置24、25、2
6、27を有し、そのレーザ光の照射タイミングや照射
時間が制御可能とされている。また、各可視光線発生装
置21、22、23は絞り装置28、29、30を有
し、そのレーザ光の光量が調節可能とされている。
レーザ光出口を開閉するシャッター装置24、25、2
6、27を有し、そのレーザ光の照射タイミングや照射
時間が制御可能とされている。また、各可視光線発生装
置21、22、23は絞り装置28、29、30を有
し、そのレーザ光の光量が調節可能とされている。
【0019】各光線発生装置20、21、22、23
は、それぞれ前記ヘッド5に光ファイバー31、32、
33、34を介し接続されている。そのヘッド5には1
枚の全反射ミラー40と3枚のハーフミラー41、4
2、43とが内蔵され、図2において矢印で示すよう
に、各光線発生装置20、21、22、23から出射さ
れたレーザ光を図中矢印Aで示す単一の光路に沿うよう
に屈折させる。これにより、このヘッド5の単一の光線
出口5aから下向きにレーザ光が出射される。
は、それぞれ前記ヘッド5に光ファイバー31、32、
33、34を介し接続されている。そのヘッド5には1
枚の全反射ミラー40と3枚のハーフミラー41、4
2、43とが内蔵され、図2において矢印で示すよう
に、各光線発生装置20、21、22、23から出射さ
れたレーザ光を図中矢印Aで示す単一の光路に沿うよう
に屈折させる。これにより、このヘッド5の単一の光線
出口5aから下向きにレーザ光が出射される。
【0020】そのヘッド5を駆動するため、ハウジング
2に固定された一対のX軸ガイド50、51と、各ガイ
ド50、51に図面に直交する水平方向(X軸方向)に
移動可能に取り付けれた移動部材52、53と、一方の
移動部材52の駆動装置54と、その移動部材52のX
軸方向位置の検知センサ58と、両移動部材52、53
を連結するY軸ガイド55と、このガイド55にX軸方
向に直角な水平方向(Y軸方向)に移動可能に取り付け
られた移動部材56と、この移動部材56の駆動装置5
7と、その移動部材56のY軸方向位置の検知センサ5
9とが設けられ、その移動部材57にヘッド5が取り付
けられている。これにより、そのヘッド5はXY軸方向
に移動可能とされ、また、そのヘッド5のX軸座標およ
びY軸座標は検知可能とされている。
2に固定された一対のX軸ガイド50、51と、各ガイ
ド50、51に図面に直交する水平方向(X軸方向)に
移動可能に取り付けれた移動部材52、53と、一方の
移動部材52の駆動装置54と、その移動部材52のX
軸方向位置の検知センサ58と、両移動部材52、53
を連結するY軸ガイド55と、このガイド55にX軸方
向に直角な水平方向(Y軸方向)に移動可能に取り付け
られた移動部材56と、この移動部材56の駆動装置5
7と、その移動部材56のY軸方向位置の検知センサ5
9とが設けられ、その移動部材57にヘッド5が取り付
けられている。これにより、そのヘッド5はXY軸方向
に移動可能とされ、また、そのヘッド5のX軸座標およ
びY軸座標は検知可能とされている。
【0021】そのテーブル7を駆動するため、ハウジン
グ2に固定されたガイド60と、このガイド60に上下
方向(図中Z軸方向)に往復移動可能に取り付けられた
移動部材61と、この移動部材61の駆動装置62と、
その移動部材61のZ軸方向位置の検知センサ63とが
設けられ、その移動部材61にテーブル7が取り付けら
れている。これにより、そのテーブル7はZ軸方向に移
動可能とされ、また、そのテーブル7のZ軸座標は検知
可能とされている。
グ2に固定されたガイド60と、このガイド60に上下
方向(図中Z軸方向)に往復移動可能に取り付けられた
移動部材61と、この移動部材61の駆動装置62と、
その移動部材61のZ軸方向位置の検知センサ63とが
設けられ、その移動部材61にテーブル7が取り付けら
れている。これにより、そのテーブル7はZ軸方向に移
動可能とされ、また、そのテーブル7のZ軸座標は検知
可能とされている。
【0022】その容器3に供給される液体状の光硬化型
樹脂100に、樹脂硬化用の紫外線とは異なる波長の光
線に反応して発色するカプラーが混入されている。本実
施例では、B色波長の発色用光線と反応してイエロー色
(Y)に発色するイエローカプラーと、G色波長の発色
用光線と反応してマゼンタ色(M)に発色するマゼンタ
カプラーと、R色波長の発色用光線と反応してシアン色
(C)に発色するシアンカプラーとが混入されている。
図3は光硬化型樹脂100に混入された各カプラーを模
式的に示したもので、三角形によりイエローカプラーY
Cを示し、四角形によりマゼンタカプラーMCを示し、
円形によりシアンカプラーCCを示し、内部を塗り潰し
てあるものが発色状態を示す。図3の(1)に示すよう
に、B色の中心波長λ1の光量が多いカプラー発色用光
線が照射されると、イエローカプラーYCの発色量が多
くなり、マゼンタカプラーMCとシアンカプラーCCの
発色量が少なくなる。図3の(2)に示すように、G色
の中心波長λ2の光量が多いカプラー発色用光線が照射
されると、マゼンタカプラーMCの発色量が多くなり、
イエローカプラーYCとシアンカプラーCCの発色量が
少なくなる。図3の(3)に示すように、R色波長λ3
の光量が多いカプラー発色用光線が照射されると、シア
ンカプラーCCの発色量が多くなり、イエローカプラー
YCとマゼンタカプラーMCの発色量が少なくなる。
樹脂100に、樹脂硬化用の紫外線とは異なる波長の光
線に反応して発色するカプラーが混入されている。本実
施例では、B色波長の発色用光線と反応してイエロー色
(Y)に発色するイエローカプラーと、G色波長の発色
用光線と反応してマゼンタ色(M)に発色するマゼンタ
カプラーと、R色波長の発色用光線と反応してシアン色
(C)に発色するシアンカプラーとが混入されている。
図3は光硬化型樹脂100に混入された各カプラーを模
式的に示したもので、三角形によりイエローカプラーY
Cを示し、四角形によりマゼンタカプラーMCを示し、
円形によりシアンカプラーCCを示し、内部を塗り潰し
てあるものが発色状態を示す。図3の(1)に示すよう
に、B色の中心波長λ1の光量が多いカプラー発色用光
線が照射されると、イエローカプラーYCの発色量が多
くなり、マゼンタカプラーMCとシアンカプラーCCの
発色量が少なくなる。図3の(2)に示すように、G色
の中心波長λ2の光量が多いカプラー発色用光線が照射
されると、マゼンタカプラーMCの発色量が多くなり、
イエローカプラーYCとシアンカプラーCCの発色量が
少なくなる。図3の(3)に示すように、R色波長λ3
の光量が多いカプラー発色用光線が照射されると、シア
ンカプラーCCの発色量が多くなり、イエローカプラー
YCとマゼンタカプラーMCの発色量が少なくなる。
【0023】これにより、カプラー発色用光線を照射し
てカプラーを発色させることで光硬化型樹脂100を着
色できる。そのカプラー発色用光線と樹脂硬化用光線と
は波長が異なるため、樹脂硬化用光線のみを照射した箇
所ではカプラーが発色することはなく、カプラー発色用
光線を照射した箇所でのみカプラーを発色させることが
できる。そのカプラー発色用光線の光量を変化させるこ
とで、カプラーがカプラー発色用光線と反応して生成さ
れる色素量が変化するので、着色される色に濃度差をつ
けることができる。そのカプラーは互いに異なる波長の
カプラー発色用光線に反応して互いに異なる色に発色す
る複数の種類とされているので、複数の色に着色するこ
とができる。
てカプラーを発色させることで光硬化型樹脂100を着
色できる。そのカプラー発色用光線と樹脂硬化用光線と
は波長が異なるため、樹脂硬化用光線のみを照射した箇
所ではカプラーが発色することはなく、カプラー発色用
光線を照射した箇所でのみカプラーを発色させることが
できる。そのカプラー発色用光線の光量を変化させるこ
とで、カプラーがカプラー発色用光線と反応して生成さ
れる色素量が変化するので、着色される色に濃度差をつ
けることができる。そのカプラーは互いに異なる波長の
カプラー発色用光線に反応して互いに異なる色に発色す
る複数の種類とされているので、複数の色に着色するこ
とができる。
【0024】本実施例ではカプラーをY、M、Cの3原
色に発色する3種類とし、カプラー発色用光線をR、
G、Bの3原色波長を中心波長とする3種類とし、各カ
プラー発色用光線の光量を絞って調節することが可能と
されているので、光硬化型樹脂100を任意の色に着色
できる。例えば、各カプラー発色用光線の光量を絞り装
置により256段階に変化させることで、ヘッド5から
照射されるカプラー発色用光線の色を、R、G、B各色
の256階調の濃度(R、G、B)(R=0〜255、
G=0〜255、B=0〜255)により表わされる1
6777216色に変化させることができる。これによ
り、カプラーの発色により表される色を、Y、M、C各
色の256階調の濃度(Y、M、C)(Y=0〜25
5、M=0〜255、C=0〜255)により表わされ
る16777216色に変化させることができる。その
光硬化型樹脂として透明なものが用いられているので、
造形物の内部においてカプラーを発色させることで、内
部が着色された造形物を製造することができる。なお、
カプラーは紫外線照射や加熱により発色しなくなるの
で、カプラー発色用光線により露光されなかったカプラ
ーを樹脂硬化用の紫外線を照射することにより定着し、
不慮に発色しないようにできる。
色に発色する3種類とし、カプラー発色用光線をR、
G、Bの3原色波長を中心波長とする3種類とし、各カ
プラー発色用光線の光量を絞って調節することが可能と
されているので、光硬化型樹脂100を任意の色に着色
できる。例えば、各カプラー発色用光線の光量を絞り装
置により256段階に変化させることで、ヘッド5から
照射されるカプラー発色用光線の色を、R、G、B各色
の256階調の濃度(R、G、B)(R=0〜255、
G=0〜255、B=0〜255)により表わされる1
6777216色に変化させることができる。これによ
り、カプラーの発色により表される色を、Y、M、C各
色の256階調の濃度(Y、M、C)(Y=0〜25
5、M=0〜255、C=0〜255)により表わされ
る16777216色に変化させることができる。その
光硬化型樹脂として透明なものが用いられているので、
造形物の内部においてカプラーを発色させることで、内
部が着色された造形物を製造することができる。なお、
カプラーは紫外線照射や加熱により発色しなくなるの
で、カプラー発色用光線により露光されなかったカプラ
ーを樹脂硬化用の紫外線を照射することにより定着し、
不慮に発色しないようにできる。
【0025】上記造形物の光学的製造装置1は、図4に
示すように、中央処理装置71と記憶装置72と入出力
インターフェイス73とを有するコンピュータ70によ
り制御される。その入出力インターフェイス73を介し
例えばフロッピーディスク装置等の外部記憶装置74
と、キーボード式の入力装置75と、ディスプレイ装置
76と、前記光線照射用ヘッド5のXY軸方向移動用の
駆動装置54、57と、前記造形物支持テーブル7のZ
軸方向移動用駆動装置62と、前記位置検知用のセンサ
58、59、63と、前記レーザ光出口開閉用のシャッ
ター装置24、25、26、27と、前記レーザ光の光
量調節用の絞り装置28、29、30と、前記光硬化型
樹脂100の液位検知用のセンサ12と、前記ポンプ1
1の駆動装置11aと、前記造形物取り出し用ドア2a
のロック装置2a′とが接続されている。
示すように、中央処理装置71と記憶装置72と入出力
インターフェイス73とを有するコンピュータ70によ
り制御される。その入出力インターフェイス73を介し
例えばフロッピーディスク装置等の外部記憶装置74
と、キーボード式の入力装置75と、ディスプレイ装置
76と、前記光線照射用ヘッド5のXY軸方向移動用の
駆動装置54、57と、前記造形物支持テーブル7のZ
軸方向移動用駆動装置62と、前記位置検知用のセンサ
58、59、63と、前記レーザ光出口開閉用のシャッ
ター装置24、25、26、27と、前記レーザ光の光
量調節用の絞り装置28、29、30と、前記光硬化型
樹脂100の液位検知用のセンサ12と、前記ポンプ1
1の駆動装置11aと、前記造形物取り出し用ドア2a
のロック装置2a′とが接続されている。
【0026】そのコンピュータ70による制御手順を図
5に示すフローチャートを参照して説明する。
5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0027】まず、造形物取り出し用ドア2aをロック
してハウジング2の内部を暗室状態とする(ステップ
1)。
してハウジング2の内部を暗室状態とする(ステップ
1)。
【0028】次に、容器3内の光硬化型樹脂100の液
位が満水位置か否かを判断し(ステップ2)、満水位置
でなければポンプ11を駆動してタンク10から光硬化
型樹脂を容器3に供給し(ステップ3)、満水位置にな
ればポンプを停止する(ステップ4)。
位が満水位置か否かを判断し(ステップ2)、満水位置
でなければポンプ11を駆動してタンク10から光硬化
型樹脂を容器3に供給し(ステップ3)、満水位置にな
ればポンプを停止する(ステップ4)。
【0029】次に、コンピュータ70の記憶装置72に
造形用データが記憶されている否かの判断を行なう(ス
テップ5)。データが記憶されていなければデータ入力
を行なう(ステップ6)。その造形用データの数は樹脂
硬化用レーザ光の照射回数に対応し、各造形用データ
は、その樹脂硬化用レーザ光の一回の照射により硬化す
る光硬化型樹脂により構成される造形物の単位要素のX
軸座標、Y軸座標、Z軸座標、R色の256階調の濃度
データ、G色の256階調の濃度データ、B色の256
階調の濃度データを含む。そのX、Y、Z軸の座標デー
タは造形物の3次元形状データに対応する。そのR、
G、B色の256階調の濃度データは造形物に着けよう
とする色のY、M、C各色の256階調の濃度データに
対応する。なお、R、G、B色からY、M、C色への変
換は、例えば(Y、M、C)=(255−B、255−
G、255−R)のような変換公式を用いて変換でき
る。この造形用データは、例えばフロッピーディスク等
の記憶媒体に格納されたものを前記外部記憶装置74か
ら読み込んだり、キーボード76から入力する。なお、
造形用データのための記憶装置72の記憶容量は、一つ
の造形用データあたり4バイト確保するのが好ましく、
さらにデータの拡張に対応可能なものとするのが好まし
い。例えば、黒色(K)色の256階調の濃度データの
付加に対応できるように記憶容量を確保してもよい。
造形用データが記憶されている否かの判断を行なう(ス
テップ5)。データが記憶されていなければデータ入力
を行なう(ステップ6)。その造形用データの数は樹脂
硬化用レーザ光の照射回数に対応し、各造形用データ
は、その樹脂硬化用レーザ光の一回の照射により硬化す
る光硬化型樹脂により構成される造形物の単位要素のX
軸座標、Y軸座標、Z軸座標、R色の256階調の濃度
データ、G色の256階調の濃度データ、B色の256
階調の濃度データを含む。そのX、Y、Z軸の座標デー
タは造形物の3次元形状データに対応する。そのR、
G、B色の256階調の濃度データは造形物に着けよう
とする色のY、M、C各色の256階調の濃度データに
対応する。なお、R、G、B色からY、M、C色への変
換は、例えば(Y、M、C)=(255−B、255−
G、255−R)のような変換公式を用いて変換でき
る。この造形用データは、例えばフロッピーディスク等
の記憶媒体に格納されたものを前記外部記憶装置74か
ら読み込んだり、キーボード76から入力する。なお、
造形用データのための記憶装置72の記憶容量は、一つ
の造形用データあたり4バイト確保するのが好ましく、
さらにデータの拡張に対応可能なものとするのが好まし
い。例えば、黒色(K)色の256階調の濃度データの
付加に対応できるように記憶容量を確保してもよい。
【0030】次に、光線照射用ヘッド5および造形物支
持テーブル7の位置制御を行なう。すなわち、この装置
1により製造される造形物は、レーザ光の一回の照射に
より硬化する光硬化型樹脂により構成される単位要素の
集合であり、その容器3内の液体状光硬化型樹脂100
の液面100′から造形物の支持テーブル7の上面まで
の深さを、その単位要素の高さ寸法に一致させ、その液
面100′と支持テーブル7の上面との間の光硬化型樹
脂に前記造形データの座標データに基づき単位要素毎に
樹脂硬化用レーザ光を順次照射し、これにより造形物の
最下層を成形し、次に、支持テーブル7をその単位要素
の高さ寸法だけ下降させ、液体状の光硬化型樹脂100
の液面100′と造形物の最下層の上面との間の光硬化
型樹脂に樹脂硬化用レーザ光を順次照射して造形物の下
から2層目を成形し、これを繰り返すことで造形物を最
下層側から成形していくものである。よって、光硬化型
樹脂により構成される単位要素の一つにレーザ光線を照
射することができるように、前記造形用データの座標デ
ータに基づき、光線照射用ヘッド5をX、Y軸方向に移
動させると共に支持テーブル7をZ軸方向に移動させる
(ステップ7)。
持テーブル7の位置制御を行なう。すなわち、この装置
1により製造される造形物は、レーザ光の一回の照射に
より硬化する光硬化型樹脂により構成される単位要素の
集合であり、その容器3内の液体状光硬化型樹脂100
の液面100′から造形物の支持テーブル7の上面まで
の深さを、その単位要素の高さ寸法に一致させ、その液
面100′と支持テーブル7の上面との間の光硬化型樹
脂に前記造形データの座標データに基づき単位要素毎に
樹脂硬化用レーザ光を順次照射し、これにより造形物の
最下層を成形し、次に、支持テーブル7をその単位要素
の高さ寸法だけ下降させ、液体状の光硬化型樹脂100
の液面100′と造形物の最下層の上面との間の光硬化
型樹脂に樹脂硬化用レーザ光を順次照射して造形物の下
から2層目を成形し、これを繰り返すことで造形物を最
下層側から成形していくものである。よって、光硬化型
樹脂により構成される単位要素の一つにレーザ光線を照
射することができるように、前記造形用データの座標デ
ータに基づき、光線照射用ヘッド5をX、Y軸方向に移
動させると共に支持テーブル7をZ軸方向に移動させる
(ステップ7)。
【0031】次に、光線を照射しようとする光硬化型樹
脂の単位要素に対応する造形用データのR、G、B色の
256階調の濃度データに基づき、各可視光線発生装置
21、22、23の絞り装置28、29、30を作動さ
せ、各可視光線の光量調節を行なう(ステップ8)。す
なわち、高濃度部分では光量を多くし、低濃度部分では
光量を少なくする。
脂の単位要素に対応する造形用データのR、G、B色の
256階調の濃度データに基づき、各可視光線発生装置
21、22、23の絞り装置28、29、30を作動さ
せ、各可視光線の光量調節を行なう(ステップ8)。す
なわち、高濃度部分では光量を多くし、低濃度部分では
光量を少なくする。
【0032】次に、各光線発生装置20、21、22、
23のシャッター装置25、26、27の制御を行なう
(ステップ9)。本実施例では、まず可視光線発生装置
21、22、23のレーザ光出口を開き、その単位要素
に対応する液体状光硬化型樹脂に混入されたカプラーを
発色させる。例えば、R、G、B色からY、M、C色へ
の変換を(Y、M、C)=(255−B、255−G、
255−R)の変換公式を用いて変換する場合に、イエ
ローカプラーのみを発色させるには、R色光線発生装置
21とG色光線発生装置22のレーザ光出口を開かず、
B色光線発生装置23の出口を開く。また、カプラー発
色光線の照射時間が変化すると発色するカプラー量が変
化して色の濃度が変化するため、レーザ光照射時間は一
定とするのが好ましい。しかる後に、樹脂硬化用光線発
生装置20のレーザ光出口を一定時間開き、樹脂硬化用
紫外線レーザ光を照射する。この際、カプラーとカプラ
ー発色用光線との反応により生成される色素が分光増感
剤として機能し、樹脂硬化用紫外線レーザ光に含まれる
カプラー発色用光線の波長成分を分光し、定着するまで
に生成される色素量を増加させる。
23のシャッター装置25、26、27の制御を行なう
(ステップ9)。本実施例では、まず可視光線発生装置
21、22、23のレーザ光出口を開き、その単位要素
に対応する液体状光硬化型樹脂に混入されたカプラーを
発色させる。例えば、R、G、B色からY、M、C色へ
の変換を(Y、M、C)=(255−B、255−G、
255−R)の変換公式を用いて変換する場合に、イエ
ローカプラーのみを発色させるには、R色光線発生装置
21とG色光線発生装置22のレーザ光出口を開かず、
B色光線発生装置23の出口を開く。また、カプラー発
色光線の照射時間が変化すると発色するカプラー量が変
化して色の濃度が変化するため、レーザ光照射時間は一
定とするのが好ましい。しかる後に、樹脂硬化用光線発
生装置20のレーザ光出口を一定時間開き、樹脂硬化用
紫外線レーザ光を照射する。この際、カプラーとカプラ
ー発色用光線との反応により生成される色素が分光増感
剤として機能し、樹脂硬化用紫外線レーザ光に含まれる
カプラー発色用光線の波長成分を分光し、定着するまで
に生成される色素量を増加させる。
【0033】次に、造形物の全ての単位要素の造形用デ
ータの処理が終了したが否かの判断が行なわれ(ステッ
プ10)、終了していなければステップ7に戻り上記動
作を繰り返す。これにより、所望形状を有すると共に所
望位置において所望の色に着色された造形物が製造され
る。
ータの処理が終了したが否かの判断が行なわれ(ステッ
プ10)、終了していなければステップ7に戻り上記動
作を繰り返す。これにより、所望形状を有すると共に所
望位置において所望の色に着色された造形物が製造され
る。
【0034】次に、ポンプ11を駆動して容器3から液
体状の光硬化型樹脂をタンク10に排出し(ステップ1
1)、造形物取り出し用ドア2aのロックを解除し(ス
テップ12)、しかる後にハウジング2から完成した造
形物を取り出す。
体状の光硬化型樹脂をタンク10に排出し(ステップ1
1)、造形物取り出し用ドア2aのロックを解除し(ス
テップ12)、しかる後にハウジング2から完成した造
形物を取り出す。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではカプラーをR、
G、B各色の波長の可視光線により発色させ、また、カ
プラーとしてY、M、C各色に発色する3種類のものを
用いたが、カプラーを発色させるために用いる光線の波
長やカプラーの種類は特に限定されず、例えば単一波長
のカプラー発色用光線により発色する単一のカプラーを
液体状の光硬化型樹脂に混入するものであってもよい。
例えば、下記の構造を有するカプラーを用いることがで
きる。
のではない。例えば、上記実施例ではカプラーをR、
G、B各色の波長の可視光線により発色させ、また、カ
プラーとしてY、M、C各色に発色する3種類のものを
用いたが、カプラーを発色させるために用いる光線の波
長やカプラーの種類は特に限定されず、例えば単一波長
のカプラー発色用光線により発色する単一のカプラーを
液体状の光硬化型樹脂に混入するものであってもよい。
例えば、下記の構造を有するカプラーを用いることがで
きる。
【0036】
【化1】
【0037】上記構造のカプラーはカプラー発色用光線
と反応することで、下記の構造を有するロイコマラカイ
トグリーン色素を生成する。
と反応することで、下記の構造を有するロイコマラカイ
トグリーン色素を生成する。
【0038】
【化2】
【0039】また、図6に示す光源装置60と光線照射
用ヘッド61とを用いてもよい。その光源装置60は樹
脂硬化用紫外線発生装置62と可視光線発生装置63と
を有する。その樹脂硬化用紫外線発生装置62は上記実
施例と同様の構成とされている。その可視光線発生装置
63としては、例えばN2 等のガスレーザ装置であっ
て、その発振管にB色色素である4‐メチルウンベリフ
ェロン、G色色素であるフルオレッセイン、R色色素で
あるローダミンBが混入されたものを用いることができ
る。各光線発生装置62、63はレーザ光出口を開閉す
るシャッター装置64、65を有し、そのレーザ光の照
射タイミングや照射時間が制御可能とされている。ま
た、可視光線発生装置63は絞り装置66を有し、その
レーザ光の光量が調節可能とされている。さらに可視光
線発生装置63はフィルター装置67を有する。そのフ
ィルター装置67は公知のものを用いることができ、例
えばY色吸収フィルターとM色吸収フィルターとC色吸
収フィルターとから構成され、各フィルターが光軸を遮
る量に応じ光線の波長分布を変更可能なように各フィル
ターは移動可能とされている。各光線発生装置62、6
3はそれぞれヘッド61に光ファイバー68a、68b
を介し接続されている。そのヘッド61には1枚の全反
射ミラー69aと1枚のハーフミラー69bとが内蔵さ
れ、図6において矢印で示すように、各光線発生装置6
2、63から出射されたレーザ光を図中矢印Aで示す単
一の光路に沿うように屈折させる。これにより、そのヘ
ッド61の単一の光線出口61aから下向きにレーザ光
が出射される。なお、可視光線の光量が変動しないよう
に、フィルターを経時褪色前に定期的に交換したり光量
調節するのが好ましい。
用ヘッド61とを用いてもよい。その光源装置60は樹
脂硬化用紫外線発生装置62と可視光線発生装置63と
を有する。その樹脂硬化用紫外線発生装置62は上記実
施例と同様の構成とされている。その可視光線発生装置
63としては、例えばN2 等のガスレーザ装置であっ
て、その発振管にB色色素である4‐メチルウンベリフ
ェロン、G色色素であるフルオレッセイン、R色色素で
あるローダミンBが混入されたものを用いることができ
る。各光線発生装置62、63はレーザ光出口を開閉す
るシャッター装置64、65を有し、そのレーザ光の照
射タイミングや照射時間が制御可能とされている。ま
た、可視光線発生装置63は絞り装置66を有し、その
レーザ光の光量が調節可能とされている。さらに可視光
線発生装置63はフィルター装置67を有する。そのフ
ィルター装置67は公知のものを用いることができ、例
えばY色吸収フィルターとM色吸収フィルターとC色吸
収フィルターとから構成され、各フィルターが光軸を遮
る量に応じ光線の波長分布を変更可能なように各フィル
ターは移動可能とされている。各光線発生装置62、6
3はそれぞれヘッド61に光ファイバー68a、68b
を介し接続されている。そのヘッド61には1枚の全反
射ミラー69aと1枚のハーフミラー69bとが内蔵さ
れ、図6において矢印で示すように、各光線発生装置6
2、63から出射されたレーザ光を図中矢印Aで示す単
一の光路に沿うように屈折させる。これにより、そのヘ
ッド61の単一の光線出口61aから下向きにレーザ光
が出射される。なお、可視光線の光量が変動しないよう
に、フィルターを経時褪色前に定期的に交換したり光量
調節するのが好ましい。
【0040】また、図7に示す光源装置70と光線照射
用ヘッド71とを用いてもよい。その光源装置70は、
樹脂硬化用紫外線発生装置72と可視光線発生装置73
とを有する。その樹脂硬化用紫外線発生装置72は上記
実施例と同様の構成とされている。その可視光線発生装
置73は白色光発生ランプ73aと、その白色光の反射
鏡73bとを有する。各光線発生装置72、73は光線
出口を開閉するシャッター装置74、75を有し、その
光線の照射タイミングや照射時間が制御可能とされてい
る。また、可視光線発生装置73は絞り装置76を有
し、その可視光の光量が調節可能とされている。さらに
可視光線発生装置73は前記同様のフィルター装置77
を有し、出射される白色光の波長を任意の波長に変更可
能とされている。各光線発生装置72、73はヘッド7
1に直接連結されている。そのヘッド71に、可視光線
発生装置73から出射された光線を散乱させる散乱ボッ
クス78が内蔵され、光線量の分布を光軸全体に亘り均
一化している。また、そのヘッド71に、散乱ボックス
78を通過した可視光線を収束させるレンズ79が内蔵
されている。また、そのヘッド71に、1枚の全反射ミ
ラー80aと1枚のハーフミラー80bとが内蔵され、
図7において矢印で示すように、各光線発生装置72、
73から出射された光線を図中矢印Aで示す単一の光路
に沿うように屈折させ、光線収束用レンズ81に導く。
これにより、そのヘッド71の単一の光線出口71aか
ら下向きに光線が出射される。なお、白色光発生ランプ
73aの電源電流は照度変化が生じないように直流に整
流されたものを用いるのが好ましく、また、その照度セ
ンサを設けて照度を一定に保つようにフィードバック制
御するのが好ましい。
用ヘッド71とを用いてもよい。その光源装置70は、
樹脂硬化用紫外線発生装置72と可視光線発生装置73
とを有する。その樹脂硬化用紫外線発生装置72は上記
実施例と同様の構成とされている。その可視光線発生装
置73は白色光発生ランプ73aと、その白色光の反射
鏡73bとを有する。各光線発生装置72、73は光線
出口を開閉するシャッター装置74、75を有し、その
光線の照射タイミングや照射時間が制御可能とされてい
る。また、可視光線発生装置73は絞り装置76を有
し、その可視光の光量が調節可能とされている。さらに
可視光線発生装置73は前記同様のフィルター装置77
を有し、出射される白色光の波長を任意の波長に変更可
能とされている。各光線発生装置72、73はヘッド7
1に直接連結されている。そのヘッド71に、可視光線
発生装置73から出射された光線を散乱させる散乱ボッ
クス78が内蔵され、光線量の分布を光軸全体に亘り均
一化している。また、そのヘッド71に、散乱ボックス
78を通過した可視光線を収束させるレンズ79が内蔵
されている。また、そのヘッド71に、1枚の全反射ミ
ラー80aと1枚のハーフミラー80bとが内蔵され、
図7において矢印で示すように、各光線発生装置72、
73から出射された光線を図中矢印Aで示す単一の光路
に沿うように屈折させ、光線収束用レンズ81に導く。
これにより、そのヘッド71の単一の光線出口71aか
ら下向きに光線が出射される。なお、白色光発生ランプ
73aの電源電流は照度変化が生じないように直流に整
流されたものを用いるのが好ましく、また、その照度セ
ンサを設けて照度を一定に保つようにフィードバック制
御するのが好ましい。
【0041】また、上記実施例のヘッド5は全反射ミラ
ー40と3枚のハーフミラー41、42、43とにより
可視光線と樹脂硬化用光線とを反射させることで単一の
光線出口5aから光線を出射したが、図8に示すヘッド
85のように、各光線発生装置20、21、22、23
から光ファイバー31、32、33、34を介し出射さ
れる各光線を、互いに異なる光線出口85a、85b、
85c、85dから出射するようにしてもよい。これに
より、光線のエネルギーがハーフミラーを通過する際に
減少するのを防止できる。なお、この場合は各可視光線
と樹脂硬化用光線とを同一の光硬化型樹脂の単位要素に
順次照射することができるように、各光線の照射後毎
に、ヘッド85のX軸座標とY軸座標とを造形データに
基づき変化させる。
ー40と3枚のハーフミラー41、42、43とにより
可視光線と樹脂硬化用光線とを反射させることで単一の
光線出口5aから光線を出射したが、図8に示すヘッド
85のように、各光線発生装置20、21、22、23
から光ファイバー31、32、33、34を介し出射さ
れる各光線を、互いに異なる光線出口85a、85b、
85c、85dから出射するようにしてもよい。これに
より、光線のエネルギーがハーフミラーを通過する際に
減少するのを防止できる。なお、この場合は各可視光線
と樹脂硬化用光線とを同一の光硬化型樹脂の単位要素に
順次照射することができるように、各光線の照射後毎
に、ヘッド85のX軸座標とY軸座標とを造形データに
基づき変化させる。
【0042】また、上記実施例ではヘッド5をXY軸方
向に移動させたが、図9に示すようにヘッド5をハウジ
ング2に固定し、Y軸方向に沿う軸86中心に揺動可能
な第1揺動部材87に、X軸方向に沿う軸88中心に揺
動可能な第2揺動部材89を取り付け、その第2揺動部
材89に光線反射ミラー90を取り付け、各揺動部材8
6、87の揺動角度を造形データのX軸座標データとY
軸座標データとに基づき変化させる駆動装置と制御装置
とを設け、そのミラー90により可視光線と樹脂硬化用
光線とを反射させて光硬化型樹脂に照射するようにして
もよい。
向に移動させたが、図9に示すようにヘッド5をハウジ
ング2に固定し、Y軸方向に沿う軸86中心に揺動可能
な第1揺動部材87に、X軸方向に沿う軸88中心に揺
動可能な第2揺動部材89を取り付け、その第2揺動部
材89に光線反射ミラー90を取り付け、各揺動部材8
6、87の揺動角度を造形データのX軸座標データとY
軸座標データとに基づき変化させる駆動装置と制御装置
とを設け、そのミラー90により可視光線と樹脂硬化用
光線とを反射させて光硬化型樹脂に照射するようにして
もよい。
【0043】また、図10に示すようにヘッド5をハウ
ジング2に固定し、容器3の内部において造形物支持テ
ーブル7の下方空間を蛇腹状の可撓部材110により覆
い、そのテーブル7の下方空間にZ軸方向に駆動される
昇降部材111を設け、この昇降部材111にX軸方向
に駆動される一対の移動部材112、113を取り付
け、この移動部材112、113に掛け渡されるガイド
114にY軸方向に駆動される移動部材115を取り付
け、この移動部材115に造形物支持テーブル7を取り
付けるようにし、そのテーブル7の位置を造形データの
X軸座標データ、Y軸座標データおよびZ軸座標データ
に基づき変化させてもよい。
ジング2に固定し、容器3の内部において造形物支持テ
ーブル7の下方空間を蛇腹状の可撓部材110により覆
い、そのテーブル7の下方空間にZ軸方向に駆動される
昇降部材111を設け、この昇降部材111にX軸方向
に駆動される一対の移動部材112、113を取り付
け、この移動部材112、113に掛け渡されるガイド
114にY軸方向に駆動される移動部材115を取り付
け、この移動部材115に造形物支持テーブル7を取り
付けるようにし、そのテーブル7の位置を造形データの
X軸座標データ、Y軸座標データおよびZ軸座標データ
に基づき変化させてもよい。
【0044】また、上記実施例ではカプラー発色用光線
の照射光量を絞り手段により制御したが、照射時間を制
御することで光量を制御するようにしてもよい。
の照射光量を絞り手段により制御したが、照射時間を制
御することで光量を制御するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、任意の箇所において着
色された造形物を光学的に製造することができ、造形後
に別途着色を行なう必要がなく労力と時間を軽減でき
る。また、造形物を複数の色に着色したり、内部が着色
された造形物を得ることができる。
色された造形物を光学的に製造することができ、造形後
に別途着色を行なう必要がなく労力と時間を軽減でき
る。また、造形物を複数の色に着色したり、内部が着色
された造形物を得ることができる。
【図1】本発明の実施例の造形物の製造装置の構成説明
図
図
【図2】本発明の実施例の光源装置と光線照射用ヘッド
の構成説明図
の構成説明図
【図3】本発明の実施例のカプラーの模式図
【図4】本発明の実施例の制御装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図5】本発明の実施例の造形物の製造装置の制御手順
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図6】光源装置と光線照射用ヘッドの変形例の構成説
明図
明図
【図7】光源装置と光線照射用ヘッドの変形例の構成説
明図
明図
【図8】光源装置と光線照射用ヘッドの変形例の構成説
明図
明図
【図9】造形物の製造装置の変形例の構成説明図
【図10】造形物の製造装置の変形例の構成説明図
3 容器 7 造形物支持テーブル 20 樹脂硬化用紫外線発生装置 21、22、23 カプラー発色用光線発生装置 100 光硬化型樹脂
Claims (8)
- 【請求項1】 液体状の光硬化型樹脂を特定波長の樹脂
硬化用光線の照射により硬化させることで造形物を製造
するに際し、その液体状の光硬化型樹脂に樹脂硬化用光
線の波長とは異なる波長のカプラー発色用光線に反応し
て発色するカプラーを混入し、そのカプラーを混入した
光硬化型樹脂にカプラー発色用光線を照射することで着
色された造形物を製造することを特徴とする造形物の光
学的製造方法。 - 【請求項2】 光硬化型樹脂に混入するカプラーを、互
いに異なる波長のカプラー発色用光線に反応して互いに
異なる色に発色する複数の種類とすることを特徴とする
請求項1に記載の造形物の光学的製造方法。 - 【請求項3】 カプラー発色用光線の光量を変化させる
ことで造形物の色に濃度差をつけることを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の造形物の光学的製造方
法。 - 【請求項4】 液体状の光硬化型樹脂にカプラー発色用
光線を照射した後に樹脂硬化用光線を照射することで、
カプラーとカプラー発色用光線との反応により生成され
る色素を分光増感剤として機能させることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の造形物の光学的製造方
法。 - 【請求項5】 光硬化型樹脂を透明とし、造形物の内部
においてカプラーを発色させる請求項1〜4のいずれか
に記載の造形物の光学的製造方法。 - 【請求項6】 液体状の光硬化型樹脂を硬化させる特定
波長の樹脂硬化用光線の照射手段と、その樹脂硬化用光
線の波長とは異なる波長のカプラー発色用光線の照射手
段と、液体状の光硬化型樹脂を収容するための容器と、
その容器内に配置される造形物の支持部材と、その樹脂
硬化用光線の光硬化型樹脂に対する照射位置とカプラー
発色用光線の光硬化型樹脂に対する照射位置とを制御す
る手段とを備えていることを特徴とする造形物の光学的
製造装置。 - 【請求項7】 互いに異なる波長のカプラー発色用光線
の照射手段を有する請求項6に記載の造形物の光学的製
造装置。 - 【請求項8】 カプラー発色用光線の照射光量の制御手
段を有する請求項6または請求項7に記載の造形物の光
学的製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360583A JPH06198748A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 造形物の光学的製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360583A JPH06198748A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 造形物の光学的製造方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198748A true JPH06198748A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18470037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4360583A Pending JPH06198748A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 造形物の光学的製造方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06198748A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016064652A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-28 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 三次元造形装置 |
JP2019098645A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | カンタツ株式会社 | 3次元造形装置、3次元造形装置の制御方法および3次元造形装置の制御プログラム |
JP2021041673A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | フィラメント、ファントム、およびそれらの製造方法 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4360583A patent/JPH06198748A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016064652A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-28 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 三次元造形装置 |
JP2019098645A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | カンタツ株式会社 | 3次元造形装置、3次元造形装置の制御方法および3次元造形装置の制御プログラム |
JP2021041673A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | フィラメント、ファントム、およびそれらの製造方法 |
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