JPH0619872U - 塗装用ハンガー - Google Patents

塗装用ハンガー

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JPH0619872U
JPH0619872U JP3790292U JP3790292U JPH0619872U JP H0619872 U JPH0619872 U JP H0619872U JP 3790292 U JP3790292 U JP 3790292U JP 3790292 U JP3790292 U JP 3790292U JP H0619872 U JPH0619872 U JP H0619872U
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hanger
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coated
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JP3790292U
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正明 坂口
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株式会社坂口技研
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の塗装用ハンガーのクローの脱落の傾向
を防止する新規な塗装用ハンガーを得る。 【構成】 被塗装物を引掛けるクローを一体的に成形し
てなることを特徴とする塗装用ハンガー。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、塗装作業に使用する塗装用ハンガーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
図３は代表的な従来の塗装用ハンガーを示しており、図１に示すようなラック ６に取付けられるに適したハンガーである。ハンガー本体１は通常ステンレス鋼 の丸棒であって、一端は下方に折曲げられ、他端には保持部２が溶接固定され、 中間部には複数のクロー３が通常スポット溶接により適宜の間隔をおかれて固定 されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
図３に示すような従来の塗装用ハンガーは溶接部、特にクローのスポット溶接 部４が物性変化を起し、焼付け塗装時などハンガーについた塗装被膜の加熱燃焼 除去、いわゆる燃焼剥離時に加わる熱の影響、塗装の前処理に使用する薬品やど ぶ漬け剥離時の薬品の影響、さらに、ショットピーニングによる塗装剥離時、不 注意による取扱い時の落下、保管時の積重ねによる過大な負荷などの影響を受け て、クロー３がとれてしまうという不具合が発生する。塗装中にクローが脱落す ると被塗装物の廃棄、ラインまたはタンクの清掃が必要となり、塗装前にクロー が脱落していると所定量の製品が得られなくなる。
【０００４】 さらに、ステンレス鋼は溶接によって接合部およびその周辺が脆くなり、錆び 易くなるという問題点もある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、被塗装物を引掛けるクローを一体成形した塗装用ハンガーが 提供される。なお、望ましくはハンガーは金属板のプレス成形品とする。
【０００６】 望ましくは、該塗装用ハンガーの通電部を菊座加締め又は同等技術により接合 して形成するようにする。
【０００７】
【作用】
クローを一体成形することによってクローの脱落のおそれがなくなり、シート 材料、例えば鋼板からプレス成形法によって製造することが出来るから、軽くて 作業性がよく、製作費を減少させることができる。
【０００８】
【実施例】
図１は本考案の実施例としての塗装用ハンガー５の複数個をラック６に取付け て示す斜視図で、図２はその１つのハンガーの斜視図である。図示するハンガー ５は頭部９と先端部７と複数の間隔をおかれたクロー８とを有して一体的に板金 からプレス成形された本体部と、頭部９に菊座加締め１１にて接合された通電部 １０とから成っている。通電部１０は各クロー８に懸吊される被塗装品に所望の 電位を与えるために、図示しない電源その他に接続される。
【０００９】 図１のラック６上の塗装用ハンガー５の横方向移動は、先端部７と頭部９と通 電部１０とによって阻止される。
【００１０】 図示実施例において通電部１０は菊座加締め１１によって頭部９に連結されて いるが、前述のように溶接による従来技術の欠点を除去するものであればよく、 菊座加締めまたは類似の公知の技術により連結し、更に低温ハンダその他により 電導性を確保するようにしてもよい。
【００１１】
【考案の効果】
クローを一体成形することによってクローの脱落のおそれがなくなり、金属板 材料、例えば鋼板からプレス成形法によって製造することが出来るから、軽くて 作業性がよく、溶接割れなどを生ずることがなく、信頼性を向上せしめ製作費を 減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例としての複数の塗装用ハンガー
をラックに取付けて示す概略的斜視図である。
【図２】本発明の実施例としての塗装用ハンガーの概略
斜視図。
【図３】従来技術による塗装用ハンガーの斜視図。
【符号の説明】
５ 塗装用ハンガー ６ ラック ８ クロー １０ 通電部 １１ 菊座加締め

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 被塗装物を引掛けるクローを一体成形し
    たことを特徴とする塗装用ハンガー。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の塗装用ハンガーにし
    て、金属板の一体成形品であることを特徴とする塗装用
    ハンガー。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載の塗装用ハンガーにし
    て、通電部を菊座加締めにて接合したことを特徴とする
    塗装用ハンガー。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120039U (ja) * 1984-07-09 1986-02-05 日本電気株式会社 ホツトプレ−ト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6120039U (ja) * 1984-07-09 1986-02-05 日本電気株式会社 ホツトプレ−ト

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