JPH06197822A - リクライニングソファ - Google Patents

リクライニングソファ

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JPH06197822A
JPH06197822A JP3150591A JP15059191A JPH06197822A JP H06197822 A JPH06197822 A JP H06197822A JP 3150591 A JP3150591 A JP 3150591A JP 15059191 A JP15059191 A JP 15059191A JP H06197822 A JPH06197822 A JP H06197822A
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JP
Japan
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seat
drive shaft
carriage
link
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JP3150591A
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English (en)
Inventor
Larry P Lapointe
ラリー・パトリック・ラポイント
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La Z Boy Inc
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La Z Boy Inc
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Publication date
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    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03294Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest slidingly movable in the base frame, e.g. by rollers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/034Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest
    • A47C1/035Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movably coupled seat and back-rest, i.e. the seat and back-rest being movably coupled in such a way that the extension mechanism of the foot-rest is actuated at least by the relative movements of seat and backrest
    • A47C1/0352Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movably coupled seat and back-rest, i.e. the seat and back-rest being movably coupled in such a way that the extension mechanism of the foot-rest is actuated at least by the relative movements of seat and backrest characterised by coupled seat and back-rest slidingly movable in the base frame, e.g. by rollers
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    • A47C1/035Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movably coupled seat and back-rest, i.e. the seat and back-rest being movably coupled in such a way that the extension mechanism of the foot-rest is actuated at least by the relative movements of seat and backrest
    • A47C1/0355Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts including a leg-rest or foot-rest in combination with movably coupled seat and back-rest, i.e. the seat and back-rest being movably coupled in such a way that the extension mechanism of the foot-rest is actuated at least by the relative movements of seat and backrest actuated by linkages, e.g. lazy-tongs mechanisms

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】椅子、ソファ、ラブチェアを直接近傍壁面に対
し位置できるようにするリクライニング機構を提供す
る。 【構成】固定フレームアッセンブリ12内において、完
全にリクライニング可能な、「壁との間隙がゼロ」のリ
クライニング機構10を開示する。本リクライニング機
構はシートユニットを「傾斜させる」ための、シートバ
ック52をシートフレームに対し「リクライニングさせ
る」ための及びレッグレストアッセンブリ18を引出し
・引込むための操作可能なリンク機構190を備えてい
る。またソファ又はラブシートのカバーシート内に隠さ
れた作動レバー22を有した短いストロークの駆動アッ
センブリ110を有している。この作動レバーにより着
座人はレッグレストアッセンブリを操作し同時にリクラ
イニングシートユニットの「傾斜」を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家具に係り、特に、椅
子,ソファ,ラブチェア(ラブシート)等の家具用の改
良リクライニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】椅子,
ソファ,ラブチェア(ラブシート)等のリクライニング
シート部の最も定型化されたものは、典型的には、近傍
壁面とシートバック(背もたれ部)との間に所定の距離
を必要とする。それは、リクライニング操作のときに近
傍壁面とシートバック部とが接触しないようにするため
である。さらに、ほとんどのリクライニングシート部
は、一般に、シートの下に閉じ込められる機械的なリク
ライニング機構に必要とされる高さのためにルースシー
トクッション(loose seat cushions)を有していない。
【0003】リクライニング機構は典型的には比較的大
きな摩擦抵抗(frictional drag) を生じさせる。「直
立」位置と「傾斜」位置との間のスムースな動きのため
にはこの摩擦抵抗に打勝たねばなない。特に、体重の軽
い人が座る場合、レッグレスト(leg rest)を完全に伸ば
しシート部を「傾斜」位置にもっていくために、通常
は、アクチュエータレバーを引くと共に、慎重なゆっく
りしたてこの力(deliberate leveraged thrust or forc
e)を作用させねばならない。さらに、座っている人(着
座人)にとっては、「傾斜」位置または完全な「リクラ
イニングされた」位置から「直立」位置に戻すこともし
ばしば困難を伴う。それは傾斜されたシートバックに対
するシートの上方の角度傾斜と高さのためである。それ
だけで、着座人は、傾斜シート部を完全直立位置へ戻す
ためには比較的大きな且つ慎重な・ゆっくりとした力を
かけなければならないことになる。着座人に係わるもう
一つの欠点は、着座人がシート部を完全に完全直立位置
に戻すまで、レッグレストアッセンブリを伸ばして上げ
た位置から引込位置にまで戻すことができないことであ
る。
【0004】
【発明の概要】本発明の技術思想によれば、従来技術が
有する問題点を解決するように構成された改良リクライ
ニング家具が提供・開示される。
【0005】即ち、本発明によればフレーム部を有する
タイプの家具材に用いられるシートユニットであって、
該シートユニットが上記フレーム部内に設けられて長手
方向運動と回転角運動が可能であるシートユニットにお
いて、上記シートユニットが上記フレーム部内のベース
に取付けられたトラック手段を備え、上記シートユニッ
トがシートアッセンブリを備え、該シートアッセンブリ
がシート部材(座部)とシートバック(背もたれ部)と
スイングリンク手段(旋回・揺動リンク手段)とを有
し、該スイングリンク手段が上記シートバックとシート
部材とを旋回可能に相互に連結するためのものであり、
これにより第1のリクライニングしていない位置と、着
座人によって上記シートバックに加えられる圧力に応じ
た第2のリクライニングした位置との間のリクライニン
グ運動が可能になり、上記シートユニットがキャリッジ
手段を備え、該キャリッジ手段が上記シートアッセンブ
リを支持し、後方の直立位置と前方の傾斜位置との間で
上記トラック手段上を並進運動及び傾斜運動でき、上記
シートユニットがロッキング手段を備え、該ロッキング
手段が上記キャリッジ手段が上記後方直立位置にあると
き、上記シートアッセンブリの上記第2のリクライニン
グした位置に向かう運動を阻止し、これにより傾斜及び
リクライニング運動の間上記シートバックが実質的に上
記フレーム部内に格納され、上記シートユニットがレッ
グレストアッセンブリを備え、該レッグレストアッセン
ブリが、上記キャリッジ手段が上記後方直立位置にある
ときの引き戻された位置と、上記キャリッジ手段が上記
前方傾斜位置にあるときの引き出された位置との間で上
記キャリッジ手段と共に運動ができるように支持され、
上記シートユニットが駆動手段を備え、該駆動手段が上
記キャリッジ手段と上記レッグレストアッセンブリとを
接続し、上記駆動手段が、上記後方直立位置で上記キャ
リッジ手段をロックするためのロック位置と、上記前方
傾斜位置へ上記キャリッジ手段が動くことを可能にする
ための開放位置との間で運動可能であり、上記シートユ
ニットが第1リンク手段を備え、該第1リンク手段が上
記ロック位置に上記駆動手段を開放可能にロックし、上
記シートユニットが第2リンク手段を備え、該第2リン
ク手段が上記駆動手段が上記開放位置にあるときに上記
シートアッセンブリを上記キャリッジ手段に対して傾斜
させるために、上記キャリッジ手段を上記駆動手段に連
結し、上記シートユニットが第3リンク手段を備え、該
第3リンク手段が上記レッグレストアッセンブリを上記
駆動手段に連結し、上記駆動手段が上記ロック位置にる
あときに上記レッグレストアッセンブリを上記引き戻さ
れた位置に保持し、上記駆動手段が上記開放位置にある
ときに上記レッグレストアッセンブリを上記引き出され
た位置に向って駆動し、上記シートユニットが手動作動
手段を備え、該作動手段が上記駆動手段を上記開放位置
へ動かすために上記第1リンク手段を動かすことを特徴
とするシートユニットが提供される。
【0006】したがって、本発明の目的は、椅子,ソフ
ァ,ラブチェア(ラブシート)を直接近傍壁面に対し位
置できるようにする(それらの間にスペースを設けるこ
となく)リクライニング機構を提供することである。こ
の点において、本発明は、「ゼロ壁近接(zero wall pro
ximity) (壁との間隙をゼロにする近接)」リクライニ
ング機構であるということができ、これは固定フレーム
アッセンブリの内で完全にリクライニング可能な機構で
ある。
【0007】本発明の他の目的は、ルースクッション
(loose cushion)の使用を可能にするコンパクトな「3
ウエイ」リクライニング装置を提供することである。こ
の「3ウエイ」リクライニング装置は、シートユニット
を「傾斜させる」ための、シートバックをシートフレー
ムに対し「リクライニングさせる」ための及びレッグレ
ストアッセンブリを引出したり引込めたりするための操
作リンク機構を提供するものである。
【0008】本発明の他の目的は、リクライニング機構
をスムースに操作できるようにするために、使用者によ
ってかけられる力が小さくてすむようにすることであ
る。これに関連した目的として、改良リクライニング機
構は、より容易な操作・動作のために摩擦損失を大きく
減ずるよう構成された駆動要素及び種々の組込まれたリ
ンク機構を有している。さらにリッグレストアッセンブ
リの引込動作はシートユニットを「直立」位置に完全に
戻す動作を補助するために用いられる。
【0009】本発明の他の目的は、シートユニットを支
配している人の重さ(体重)を、シートアッセンブリを
「直立」位置から「傾斜」又は「リクライニングされ
た」位置に動かす動作を補助する手段として用いると共
に、レッグレストアッセンブリを引込位置から持上げ
(引出し)位置に動かす動作を補助する手段として用い
るリクライニングシートユニットを提供することであ
る。
【0010】本発明の他の目的は、カバーシート(upho
lstery) の内側に設けられたアクチュエータレバーを有
する短いストロークの駆動装置(ドライブアッセンブ
リ)を提供することである。上記アクチュエータレバー
は着座人により容易に操作され、シートアッセンブリの
「傾斜」動作を生じさせる。本発明の好適実施例にあっ
ては、ソファ若しくはラブシートはレッグレストアッセ
ンブリを有しており、このレッグレストアッセンブリは
座席に座っている人が、アクチュエータレバーを制限角
度で回転させることにより操作され、これに伴い、駆動
軸(ドライブロッド)アッセンブリが回転しレッグレス
トのリンクを動かす。オーバーセンタートグル機構(ove
r-center toggle mechanism)が設けられ、これがレッグ
レストアッセンブリを引伸し、引込む動作の補助をする
と共に、レッグレストアッセンブリの引込位置での維持
も補助している。さらに、駆動軸アッセンブリが同時に
駆動リンク機構を作動し、シートユニットを固定基礎
(ベース)アッセンブリに対して「傾斜」させる。加え
て、シートアッセンブリのシートフレームとシートバッ
クとの間のインクルーデッドアングル(included angl
e) は「傾斜」動作の間、ほぼ一定のままでいる。シー
トバックに圧力を加えてシートバックとシートフレーム
との間のインクルーデッドアングルを増加させることに
より、「傾斜」動作につづいて、シートアッセンブリを
さらに「傾斜」させることができる。したがって、シー
トユニットの「傾斜」と「リクライニング」は個々に独
立した動作となり、一般には組合わされて(積重ねられ
て)「完全」リクライニング位置を決める。
【0011】本発明では、基礎(ベース)アッセンブリ
に対するシートユニットの前方への動作はシートバック
の「リクライニング」動作よりも前に必要とされる。こ
れにより、シートバックの後方への動作を補償(保障)
でき、シートユニットのシートバックと近傍壁面との間
にほぼ一定のクリアランスを維持することができる。さ
らに、「リクライニング」動作は座っている人が単にそ
の体を傾けてシートバックに圧力をかけたり、シートバ
ックへの圧力を除去したりすることにより容易にスター
トする。改良リクライニング装置では摩擦抵抗が小さい
ため、所望の動作を続けるのに座っている人は内設され
たアクチュエータレバーを回転させた後に自分の手や足
でさらにてこ力を加える必要はない。加えて、レッグレ
ストアッセンブリの同時動作に伴うソファやラブシート
の「傾斜」により操作が非常に容易且つスムースにな
る。また、これにより心地好さも向上し使用者の満足度
も増す。
【0012】本発明のその他の目的,利点・効果及び特
徴は添付図面と共に読まれる以下の記載と特許請求の範
囲により明らかにされる。
【0013】
【実施例】本発明の技術思想によれば、一人用及び複数
人用の家具に用いられる改良リクライニング機構が提供
・開示される。詳細は以下に述べられるが、改良リクラ
イニング機構は、「ウォールハッガー(wall hugger) 」
タイプあるいは「ゼロ壁近接(zero wall proximity) 」
リクライニングユニットである。より詳しくは、改良リ
クライニング機構はその固定フレームアッセンブリの区
画内で動いて、近傍壁に対しほぼ同じ高さ・同一平面に
支持されると共に完全なリクライニング動作を許容する
ものである。
【0014】本発明のリクライニング機構は「3ウエ
イ」機構であり、独立して「傾斜(tiited)」、「リクラ
イニング(reclined)」することができ、引込めたり引出
・引き伸(延)ばしたりすることができるレッグレスト
アッセンブリを備えている。この改良リクライニング機
構を備えるラブシートやソファに座る人は、アクチュエ
ータレバーを選択的に回転させることによりレッグレス
トアッセンブリを引出・引延ばすことができる。アクチ
ュエータレバーはシートクッションの外縁とインサイド
アームの間でソファ内に内蔵されている。さらに、上述
のようにアクチュエータレバーを回転させることによ
り、シートユニットのほぼ同時の「傾斜」動作を行うこ
とができる。そして、シートユニットが「傾斜」位置に
あるとき、シートに対するシートバックの独立した「リ
クライニング」動作が可能である。本発明のリクライニ
ング機構はその大きさにおいて比較的コンパクトである
ので、ルース・アプホルスタード・クッション(loose u
pholstered cushions)(カバーが掛けられたルースなク
ッション)の使用を可能にする。このルース・アプホル
スタード・クッションは、ソファやラブシートの全ての
型を市場に出すために今日においては欠かせないもので
ある。
【0015】添付図面を参照しながら、フレームアッセ
ンブリ12内に支持されるタイプの改良リクライニング
機構10の動作関係をさらに詳細に説明する。特に、図
1Aは、左右のアプホルスタード(カバーが掛けられ
た)・リクライニングシートユニット16a,16bを
有する例示的なラブシート14を示している。同図にお
いて、シートユニット16aと16bはそれぞれ「直
立」位置にある。図1Bは持上位置に伸ばされたレッグ
レストアッセンブリ18と共にリクライニングされた左
シートユニット16bを示している。図1Cはシートユ
ニット16aと16bのリクライニング動作及びそれら
のレッグレストアッセンブリ18を示している。同様に
例示的なソファ20が図2Aから図2Cに示されてい
る。これらの図においては、ソファ20は左右のアプホ
ルスタード・リクライニングシートユニット16aと1
6bを備え、直立位置及びリクライニング位置の色々な
組合わせ状態で示されている。
【0016】図4は右側リクライニング機構10の斜視
図であり、アプホルスタ(カバー材・被覆材)、パッ
ド,スプリングその他が取外された状態のものである。
これはラブシート14やソファ20の右シートユニット
16aと共に用いられるものである。左シートユニット
16bに用いられるリクライニング機構は図4に示され
た機構のほぼミラーイメージである。さらに、シートユ
ニット16aと16bに付随するリクライニング機構の
各々は、内設アクチュエータレバー22を有す。アクチ
ュエータレバー22にはハンドル部24が設けられ、ハ
ンドル部24はソファまたはラブシートのアーム部の近
くに位置する。ハンドル部24は、シートユニットに座
す人の手が容易にとどくように構成されており、リクラ
イニング機構10を容易に操作できるようになってい
る。しかしながら、当該技術分野で知られるその他の適
当な手動のレリース機構(例えば、プッシュボタン,ケ
ーブルレリース又は外部取付アクチュエータレバー)も
本発明の改良リクライニング機構に容易に組込むことが
できる。同様に、本実施例はソファやラブシートにおけ
る改良リクライニング機構10の組み込みを説明してい
るが、リクライニング機構10も同様にその他の家具
(例えば、椅子,組立品・規格品(modular component
s) 等)にも容易に応用できる。
【0017】図3を参照すると、ソファ20用の固定フ
レームアッセンブリ12が示されており、このフレーム
アッセンブリ12はその内に、左右のリクライニング機
構10を支持・保持するように構成されている。フレー
ムアッセンブリ12は3つのフレームセクション26,
28及び30を区画形成する。中央フレームセクション
28はリクライニング不可能なシートユニット17を支
持するように構成されている。一方、外側のセクション
26と30はシートユニット16aと16bを支持する
ように構成されている。ラブシート14はフレームアッ
センブリを有し、このフレームアッセンブリは中央セク
ション28が取外可能であることを除いて上記フレーム
アッセンブリ12と略同様のものである。フレームアッ
センブリ12は好ましくは複数の木製レールから成り、
これら木製レールは適当な締結部材(例えば、ドエル(d
owels)、釘,ネジ,ボルト)によりしっかりと互いに固
定される。これらはその境界部分において通常の方法で
金属強化プレート・ブラケット及び/または木製コーナ
ーブロックにより強化されてもよい。
【0018】フレームアッセンブリ12は左右に垂直リ
アコーナポスト32と強化レール34を備える。強化レ
ール34はポスト32同士の間に延び、ポスト32に固
定される。同様に、リアボトムレール36はポスト32
の下部の間に延びてポスト32の下部に固定されてい
る。フレームセクション26と30はそれぞれアームレ
ール38を有し、これらアームレール38はポスト32
を横切って延びてポスト32から支持される。斜めのブ
レースピース(brace piece)(受金物,強化部材,滑り留
め)がアームレール38と、垂直ポスト32の上部との
間で用いられている。左右の下部内側レール42はリク
ライニング機構10が搭載されるインナーエッヂを区画
形成する。適当なレッグアッセンブリ44が間隔を有す
る底部レール46の底部に固定されてもよい。本発明に
より構成される左右のリクライニング機構は、フレーム
セクション26と30の範囲内で完全なリクライニング
動作ができるように、底部レール46の頂面に固定され
るように構成されている。ここで、繰返しになるが、左
のフレームセクション30に設けられたリクライニング
機構は図示されたリクライニング機構10のレフトハン
ドバージョン(即ち、ミラーイメージ)である。特定の
フレームアッセンブリが説明されてきたが、図示の目的
のための単なる例示にすぎないことは当然である。
【0019】次に、図4から図11を参照すると、改良
リクライニング機構10の種々の要素が詳細に示されて
いる。一般に、リクライニング機構10によりシートア
ッセンブリ50は、フレームアッセンブリ12内で独立
した「傾斜(tilting) 」と「リクライニング(reclinin
g) 」とが可能になる。さらに、リクライニング機構1
0によりレッグレストアッセンブリ18の選択的な操作
が可能になる。シートアッセンブリ50はシートバック
52とシートフレーム54とを有す。これらはそれぞれ
見栄えのする心地好いソファやラブシートをつくるため
に、スプリング,パッド,アプホルステリその他を支持
できるように構成されている。
【0020】理解を容易・明確にするために、「傾斜」
という表現はシートユニット16の角度運動に対して用
いられ、したがって、フレームアッセンブリ12の底部
レール46に設けられた固定ベースアッセンブリ56に
対するシートアッセンプリ50の角度運動に対して用い
られる。リクライニング機構10は、「傾斜」運動の
間、シートバック52とシートフレーム54の間のイン
クルーデッドアングルが比較的一定に維持されるように
構成されている。このような「傾斜」動作は、座ってい
る人がアクチュエータレバー22をかなり回転させるこ
とにより生ずるレッグレストアッセンブリ18の引出動
作とほぼ同時に起こる。同様に、シートユニット16が
「直立」位置に戻る動作はレッグレストアッセンブリ1
8が「引込」位置に戻るのと同時に起こる。「リクライ
ニング」という表現は、シートバック52とシートフレ
ーム54の間のインクルーデッドアングルを最大値
「B」まで増加させるためのシートフレーム54に対す
るシートバック52の相対角度運動に対して用いられ
る。一般に、シートユニット16が通常の「直立」位置
にあるときは、大きな「リクライニング」運動は不可能
である。しかしながら、ベースアッセンブリ56に対す
るシートアッセンブリ50の「傾斜」運動につづいて所
定角度のさらなる「リクライニング」動作が可能となり
ベッドのようなリクライニング位置に近づくことができ
る(完全リクライニング位置)。さらに、本発明は、イ
ンクルーデッドアングル「A」と「B」との間のリクラ
イニング動作の範囲内で所望のリクライニング位置の無
限調整を可能にするよう構成されている。
【0021】図7はシートアッセンブリ50とレッグレ
ストアッセンブリ18がそれぞれ後方「直立」位置及び
「引込み」位置にあるときの両者50と18の動作関係
を示している。図示の位置では着座人は通常の座席を楽
しむことができる。図8はリクライニング機構10のシ
ートアッセンブリ50が前方に完全に「リクライニン
グ」された位置と「傾斜」された位置(仮想線)にある
状態を示している。同様に、レッグレストアッセンブリ
18は引伸ばされた状態で示されている。アクチュエー
タレバー22を回転すると、シートアッセンブリ50は
ベースアッセンブリ56に対し前方長手方向運動をして
図示の位置へ動き、水平軸に対し後方に「傾斜」する。
この「傾斜」位置において、シートバック52にもたれ
ている人が故意に圧力をかければ、さらなる「リクライ
ニング」運動が生ずる。この「完全に」リクライニング
された位置にあっては、シートバック52とシートフレ
ーム54との間のインクルーデッドアングル「B」は最
大値をとる。
【0022】図4を参照して上述の特徴を提供するリク
ライニング機構10の主な要素を以下に説明する。リク
ライニング機構10は車輪を有するキャリッジ(carriag
e)アッセンブリ60を備えている。このキャリッジアッ
センブリ60の上には、ミラーイメージの左右のサイド
レールアッセンブリ62が取付けられており、シートア
ッセンブリ50がこれらサイドレールアッセンブリ62
の間に支持される。キャリッジアッセンブリ60は固定
ベースアッセンブリ56上での長手縦方向に動くことが
できるように設けられており、シートアッセンブリ50
の「傾斜」運動を生じさせることができる。特に、キャ
リッジアッセンブリ60がレリース(開放)されてベー
スアッセンブリ56に対して前方に動かされるとき、シ
ートアッセンブリ50は「傾斜」位置に傾く。同様に、
キャリッジアッセンブリ60の後方への動きに伴いシー
トアッセンブリ50は通常の直立位置に戻る。
【0023】キャリッジアッセンブリ60は、ベースア
ッセンブリ56の左と右のトラック66内でころがり運
動をするために設けられた車輪付ユニット64を有した
剛性支持構造を有す。トラック66は平行に対向するよ
うに配置されている。またトラック66はチャネル状の
矩形部材からなり、好ましくはトラック中で車輪ユニッ
ト64が重力作用による「下り坂」ころがり運動するよ
うに後から前にかけて下方に曲げられている。トラック
66は左右のアングルブラケット68を介して対向した
端部でフレームアッセンブリ12の底部レール46に強
固に取付けられている。図9に示されるように、キャリ
ッジアッセンブリ60は、各々がその外側前方部分に取
付けられた第1車輪ユニット64を有した左右のアング
ルブラケット69を具備して描かれている。左右のピボ
ットレバー70は、ピボット71回りに旋回運動(ピボ
ット運動)可能にそれぞれ左右のアングルブラケット6
9に取付けられている。また、左右のピボットレバー7
0は、その最後端部に第2の車輪ユニット65を有して
いる。ピボットレバー70の反対端部はそれぞれの左右
の「傾斜リンク機構」に取付けられており、その構造と
動作を次に説明する。左右のアングルブラケット69の
間に横方向に延びている要素は、上部補強レール74で
ある。同様に、左右のピボットレバー70間に横方向に
延びている要素は下部補強レール76である。これら補
強レール76及び74はキャリッジアッセンブリ60に
構造的な剛性を与えている。
【0024】左右のレールアッセンブリ62は、ベース
アッセンブリ56上のキャリッジアッセンブリ60の前
方への運動に伴うシートアッセンプリ50の「傾斜」運
動の間それらの間にシートアッセンブリ50を支持する
ために、台車アッセンブリ60に固定される。加えてサ
イドレールアッセンブリ62は「傾斜」運動に続くそれ
らの間の独立した「リクライニング」運動を可能にする
ために、シートバック(背もたれ)52とシートフレー
ム54とを旋回可能に連結する。各サイドレールアッセ
ンブリ62はサイドプレートブラケット81に強固に固
定されたシートプレート80を有している。このサイド
プレートブラケット81はキャリッジアッセンブリ60
の対応するアングルブラケット69に固定されている。
左右のシートスイングアッセンブリ82は、それらの間
での「リクライニング」運動のために、シートバック5
2をシートフレーム54に旋回可能に結合するように構
成されている。
【0025】各シートスイングアッセンブリ82は、そ
れぞれのサイドプレートブラケット81の後方端部に取
付けられた下方端部を有する概ね後方に傾いて立ってい
るバックメンバ(背もたれ部材)84を有している。バ
ックメンバ84の上端はピボット85のところで、スイ
ングメンバ86の第1端にピボット可能に取付けられて
いる。このスイングメンバ86には既存の方法によりシ
ートバック52が取付けられている。左右のスイングメ
ンバ86の反対側の端部はピボット87のところで、左
右のシートブラケット88に旋回可能に連結されてい
る。左右のシートブラケット88はシートフレーム54
の左右フレームレールにしっかりと取付けられている。
左右のエクステンションスプリング90は、シートフレ
ーム54の下に延びるシートブラケット88の前方エク
ステンション92と、わん曲キャリッジブラケット69
に取付けられた後方に延びるエクステンションブラケッ
ト94との間に取付けられている。このように、シート
アッセンブリ50はベースアッセンブリ56に対する
「直立」あるいは「傾斜した」関係にかかわらず、シー
トフレーム54とシートバック52の間の通常の(規定
の)インクルーデッドアングル「A」を維持するような
方向に通常付勢されている。エクステンションブラケッ
ト94は複数の階段状の表面を有す。シートアッセンブ
リ50に作用するスプリング付勢力を調節すべく、バネ
90が選択的にこの階段状表面に取付けられるように構
成されている。
【0026】前部支持シャフト(フロントサポートシャ
フト)96は、シートフレーム54の左右のフレームレ
ールに形成されたロストモーションスロット(空動作用
の溝)98を通って延びており、その反対側の端部で左
右のシートプレート80の上端に接続されている。スロ
ット98の長さは着座人が背もたれ52を「リクライニ
ング」するために力を加えた際に(図7及び図8参照)
サイドレールアッセンブリ62に対するシートフレーム
54の前方への運動動作範囲を限定している。さらにス
ロット98内の支持シャフト96の運動に伴い軽い摩擦
抵抗を与えるために摩擦手段が設けられている。詳しく
は、リクライニングしていないインクルーデッドアング
ル「A」と完全にリクライニングしたインクルーデッド
アングル「B」の間でのシートアッセンブリ50の無段
階リクライニング調節を可能にすべく、エクステンショ
ンスプリング90と共に作用するように十分な摩擦抵抗
を発生させるため、スロット98の両側にシャフト96
の同軸上に支持されたナイロン製ワッシャー95に付勢
力がかけられている。このようなバネ90と摩擦手段の
間の相互作用を用いると、着座人による小さな動作に対
して過度に反応しない安定したスムースなリクライニン
グ運動が可能となる。
【0027】図5及び図6に現わされるように、ナイロ
ンワッシャ95はいくつかの構成要素の相互作用により
付勢されている。詳しく述べると、スロット98の外面
近傍(図5)のナイロン製ワッシャ95と右側シートプ
レート80との間で支持シャフト96をバネ97が同軸
状に囲繞している。左右の短い筒状スペーサスリーブ9
9と、長い中央スペーサスリーブ101 は支持シャフト9
6に同軸的に支持されており、以下に説明するように、
パンタグラフ状のレッグレストリンク機構156の一部を
積極的に位置付け・隔離するよう構成されている。波形
ワッシャ(ウエイブワッシャ)103 は支持シャフト96
を強固にするために、スペーサスリーブ99と101 及び
ワッシャー95に軽い横荷重を加えている。
【0028】スイングアッセンブリ82、エクステンシ
ョンスプリング90及び支持シャフト96に設けられた
摩擦手段は、ベースアッセンブリ56のトラック66内
をキャリッジアッセンブリ60が下向き前方にころがる
ように開放されたときに、シートアッセンブリ50の
「傾斜」動作に伴い、シートバック(背もたれ)52と
シートフレーム54とがなす通常のインクルーデッドア
ングル「A」(図7及び図8の仮想線)を実質的に維持
するように相互に作用し合う(共働する)。しかしイン
クルーデッドアングルを最大の「B」にまで拡げるべく
独立した「リクライニング」運動を可能にするために、
揺動部材86の各々は、背もたれ52の後方への旋回運
動とシートフレーム54の前方への運動がほぼ同調する
ように、両ピボット85と87の回りに旋回をする。
【0029】明らかなように、リクライニング機構10
はフレームアッセンブリ12の木製底部レール46に直
接取付けられているトラック66をもってシートフレー
ム54の下に収納される。このように、リクライニング
機構10の高さが全体的に低くなれば、シートフレーム
54の頂部にルースクッション106 を取りはずし可能に
装着することが可能となる(図1及び図2)。さらに、
リクライニング機構10は「傾斜」と「リクライニン
グ」の際の前方への動きに関して既存のリクライニング
機構より、シートフレーム54が上向きの角度運動が少
なくなるよう設計されており、これにより、シートアッ
センブリ50を直立位置に戻しまたレッグレストアッセ
ンブリ18を格納位置に戻すために着座人に要求される
負担が著しく軽減される。
【0030】前述のように、本好適実施例では、作動レ
バー(アクチュエータレバー)22が設けらてれいる。
この作動レバー22はクッション106 の外側エッジとソ
ファ20の内部の内面との間の空間に見えないように隠
されている。着座人がシートアッセンブリ50を「傾
斜」させ、レッグレストアッセンブリ18を持ち上げる
(引出す)ためにキャリッジアッセンブリ60を開放し
たいときには、その作動レバー22を前方に延びるハン
ドル24により、比較的小さく後方への旋回(本実施例
では約30〜45°の間)するだけでよい。より具体的に
は、ハンドルレバー24の方に引き戻すと、左右のサイ
ドレールアッセンブリ62の左右のシートプレート80
にその両端が適当な手段により回転可能に支持された正
方形断面の横方向駆動軸アッセンブリ110 にハンドルレ
バ24の引戻しに相当する回転角運動(図中で反時計回
り方向に)が生ずる。駆動軸112 の回転軸は、前後の車
輪ユニット64および65の回転軸にそれぞれ概ね平行
である。
【0031】本好適実施例によれば、キャリッジアッセ
ンブリ60、レッグレストアッセンブリ18及び駆動軸
アッセンブリ110 は相互連結されるので、1つが動くと
全てが動くようになっている(駆動軸112 が回転する
と、ベースアッセンブリ56上でキャリッジアッセンブ
リ60が動き且つレッグレストアッセンブリ18が動
く)。一旦着座人がハンドル24を30〜45°の角度旋回
させると、続いて駆動軸112 がそれに対応して回転し、
着座人の体重と、駆動軸アッセンブリ110 の機械的利点
及び力の増幅とが、レッグレストアッセンブリ18が引
き出された状態でシートアッセンブリ50が前方に「傾
斜した」位置になるまで種々のリンク機構を円滑に且つ
連続して駆動すべく、キャリッジアッセンブリ60がベ
ースアッセンブリ56上を前方運動できるように開放
(ロックをはずすこと)するように作用する。
【0032】駆動軸112 がその軸回りに角度運動をする
と、種々のリンク機構が作動し、キャリッジアッセンブ
リ60をトラック66内でころがるよう開放することに
より、レッグレストアッセンブリ18の作動とシートア
ッセンブリ50の「傾斜」運動が引き起こされる。この
ように、種々のリンク機構はリクライニング機構10を
作動状態にするためには、作動レバー22の限定された
回転を介した駆動軸112 の限定された範囲の角度運動し
か要求しないように設計されている。加えて、トラック
66内に配置された車輪ユニット64と65の方向によ
り決まるシートアッセンブリ60の重心と着座人の体重
とは結合して、リクライニング機構10の改良動作に要
求される限定された着座人の操作力を増大するような前
方向への力をキャリッジアッセンブリ60に対し発生す
る。さらに、レッグレストアッセンブリ18用とキャリ
ッジアッセンブリ60用のオーバーセンタートグル(tog
gle)アッセンブリは、シートアッセンブリ50とレッグ
レストアッセンブリ18とをそれぞれ「直立」と「格
納」の位置及び「傾斜」と「引き出された」位置の間に
選択的にロックしたり動かしたりできるよう設計されて
るい。
【0033】作動レバー22とそのハンドル24は、シ
ートプレート80の1つに角度運動できるように旋回可
能に支持され、且つ駆動軸112 より少し前方に位置され
ている。移動リンク機構114 は、角度運動(回転運動)
をそこに伝達するために、作動レバ22を駆動軸112 に
接続している。スタビライザレール116 は駆動軸112の
中心部とキャリッジアッセンブリ60の上部補強レール
74との間に固定されている。スタビライザレール116
は、キャリッジアッセンブリ60に構造的剛性を与えな
がら駆動軸112 の回転を可能にしている。
【0034】図7と図8を参照すると、キャリッジアッ
センブリ60をその後部直列位置に保持するために開放
可能に駆動アッセンブリ110 を固定(ロック)するため
の手段が設けられている。さらに詳しくは、スタビライ
ザレール116 の両側に左右のベースブラケットリンク機
構アッセンブリ118 が設けられており、このアッセンブ
リ118 は図7に示されるよう、キャリッジアッセンブリ
60をその後部直立位置に開放可能に「固定(ロッ
ク)」するためにオーバーセンター機構として作用すべ
く、フレームアッセンブリ12の底部レール46とレッ
グレストアッセンブリ18のパンタグラフリンク機構15
6 との間に相互に接続される。ブラケット機構アッセン
ブリ118 は、フレームアッセンブリ12の底部レール4
6に取付けられたブラケット240 と、ピボット244 回り
に旋回可能にそこに支持されたベースリンク242 とを有
している。ベースリンク242 の反対側端部は、ピボット
ポイント246 回りに旋回可能に揺動リンク192 に連結さ
れている。揺動リンク192 の後部は、駆動軸112 に対す
る自由な回転角運動のために、駆動軸112 に回転可能に
支持されている。揺動リンク192 の反対側後端部はパワ
ーリンク190 の第1端部に旋回可能に相互連結されてい
る。図7の直立に格納された位置において、駆動軸112
とピボット244 とを通って延びる動作線は、キャリッジ
アッセンブリ60とレッグレストアッセンブリ18の前
方への意図しない運動を防止するめたにピボットポイン
ト246 をオーバーセンタ方向に位置させる。着座人がハ
ンドル24を最初に回転(角度)運動させると、駆動軸
112 が回転してレッグレストアッセンブリ18のパンタ
グラフ状リンク機構156 の引き出し動作がその伸長位置
に向かって(外方へ)始まる。パンタグラフ状リンク機
構156 のこのような動作により、キャリッジアッセンブ
リ60がトラック66内で前方へのローリング運動を行
うよう開放され、且つレッグレストアッセンブリ18が
完全に引き出された位置に運動するように開放されるよ
うに、パワーリンク190 はピボットポイント246 が動作
線の下方に位置される(オーバーセンタ)まで揺動リン
ク192 を旋回運動させる。図7に示されるように、動作
線に対するピボットポイント246 のオーバーセンタ位置
を制限するためにベースリンク242 のエッジ面に係合す
るようブラケット240 にはベントオーバー(bent over)
タブ248 が形成されている。
【0035】「直立」位置において、シートアッセンブ
リ50の「リクライニング」運動を防止すると共に、シ
ートアッセンブリ50が一旦「傾斜」位置になった場合
にシートアッセンブリ50の「リクライニング」運動の
範囲を制限するためにスロット98と共働するようなロ
ッキング機構120 が設けられている。さらに詳しく述べ
るとロッキング機構120 は、シートフレーム54のリア
フレームレール124 に取付けられたロックピボット122
と、ロックピボット122 にその一端で旋回可能に支持さ
れたロックレバ126 と、ロックレバ126 の他端に旋回可
能に接続され概ねサイドレールアッセンブリ62に平行
に延びる細長いロックアーム128 とを有してるい。ロッ
クアーム128 の前端部は、駆動軸112 との回転角運動の
ために取付けられたロックリンク130 に旋回可能に接続
されている。ロックレバー126 の後部エッジに設けられ
ている切欠き(ノッチ)132 は、リクライニング機構1
0が「傾斜した」位置にあるときに背もたれ52の「リ
クライニング」運動を制限するためリアフレームレール
124 に接触するように構成されている。
【0036】図11Aと図11Bに詳しく示されている
ように、駆動軸アッセンブリ110 は、ベースアッセンブ
リ56上のキャリッジアッセンブリ60の前方への運動
を選択的に阻止(固定)したり、可能(開放)にしたり
するためにブラケットリンク機構アッセンブリ118 と通
常の共働する左右の「傾斜」リンク機構136 を有してい
る。一般に、傾斜リンク機構36は、キャリッジアッセン
ブリ60のピボットレバー70の前端部と相互接続して
駆動軸アッセンブリ110 を駆動する。さらに詳しく述べ
ると、ピボットレバー70の最前端部は、駆動軸112 の
軸の下方に延び該軸にほぼ整列している。また、ピボッ
トレバー70の最前端部はC字状トグルリンク(toggle
link)138 の下端部に旋回可能に接続されている。C字
状トグルリンク138 の他端は、ピボット141 で接続リン
ク140 に旋回可能に接続されている。接続リンク140 は
回転角運動を共に行うべく駆動軸112 に取付けられてい
る。リクライニング機構10が直立位置にあるとき(図
11A)、作動レバー22、そして次に駆動軸112 が十
分に回転されて(約30〜45°)ブラケットリンク機構ア
ッセンブリ118 をオーバーセンタ位置に動かすまで、傾
斜リンク機構アッセンブリ136 はキャリッジアッセンブ
リ60の前方への運動に対して抑制される。駆動軸112
が回転すると、ピボット141 が駆動軸112 の回転軸に整
列するかあるいは少し下方に働くまで、接続リンク140
は駆動軸112 の回転に相当した回転を行う。このとき、
ブラケットリンクアッセンブリ118 はオーバーセンタ位
置に行ってしまっているのでキャリッジアッセンブリ6
0を開放し、キャリッジアッセンブリ60に作用する荷
重(着座人の体重)と傾斜リンク機構136 の機械的利益
(mechanical advantage) とが作用してC字状トグル13
8 を駆動軸112 の回り且つ下方に前進させピボットレバ
ー76がピボット点71回りに旋回(ピボット運動)で
きるようにし、キャリッジアッセンブリ60がトラック
66での前方ローリング運動に伴い「傾斜」する。加え
て、傾斜リンク機構136 は十分な力増幅を行えるため、
着座人は、ハンドル24を旋回するのに過度の力を必要
としない。後述されるように、レッグレストアッセンブ
リ18の動作に付随する左右のバネ補助トグル機構142
はブラケットリンクアッセンブリ118 と共働してリンク
136を傾け、リクライニング機構10をスムース且つ連
続的に駆動して実質的に同時にレッグレストアッセンブ
リ18を引き出し且つシートアッセンブリ50を「傾
斜」させる。
【0037】レッグレストアッセンブリ18、パンタグ
ラフ状リンク機構156 及び左右のトグル機構142 は、図
4、図7及び図8に最も良く描かれている。これらの装
置は、本出願人の米国特許第4,367,895 号(1983年1 月
11日発行、発明の名称「リクライナブルチェア(Reclin
able Chair) 及び米国特許第3,099,487 号(1963年7月3
0日発行、発明の名称「レッグレストフィクスチャアン
ドサプリメンタルホールディングメカニズム(Leg Rest
Fixture and Supplemental Holding Mechanism)に開示
された機構に類似している(同一ではないが)。
【0038】図7に詳しく表わされているように、レッ
グレストアッセンブリ18は、図1及び図2からわかる
ように完成されたソファにするためにパッドやシートが
付けられた上部表面154 を有したフレームボード152 を
具備する。ボード152 は同一形状の左側と右側のパンタ
グラフ状リンク機構156 により支持され動かされる。ボ
ード152 は、各パンタグラフ156 毎にその下面160 に固
定されたアングルブラケット158 を有し、それによって
ボード152 が後部ピボット162 及び前部ピボット164 で
それぞれパンタグラフ156 のボードリンク166 及び168
に旋回可能に接続されている。前部ボードリンク168 の
他端は、ボードリンク166 の一部に符合174 を中心とし
て旋回する接続リンク172 の一端に符合170 において旋
回可能に取付けられている。接続リンク172 の他端は細
長い支持リンク176 の頂部に符合175 において旋回可能
に取付けられている。後部ボードリンク166 の他端は、
細長い支持リンク176 の中央部に中央ピボット182 で旋
回可能に取付けられたわん曲リンク180 の一端に、符合
178 において旋回可能に取付けられている。わん曲リン
ク180 の他端は、符合184 において、前部支持シャフト
96に旋回可能に取付けらてれている。ピボット184 は
パンタグラフ156 のためのキャリッジアッセンブリ60
上の支持点である。
【0039】他の支持点は、支持リンク176 を駆動リン
ク188 の一端に接続する長い支持リンク176 のわん曲端
186 である。駆動リンク188 の他端は、駆動リンク188
が駆動軸112 の回転角運動により通常駆動されるように
正方形の駆動軸112 が貫通する正方形の穴を有してい
る。したがって、駆動軸112 の回転は駆動リンク188 を
回転し、これによりピボット186 を介して細長い支持リ
ンク176 が動かされる。このような支持リンク176 の運
動により、リンク180 が固定ピボット184 回りに旋回す
る。これはリンク180 が有している細長い支持リンク17
6 とのピボット結合があるからである。固定ピボット18
4 を中心として揺動するリンク180 の動きは後部ボード
リンク166 を外方向上方に動かし、一方、細長い支持リ
ンク176 の頂部に位置するピボット175 は、リンク172
をピボット174 を中心に揺動させ、これによって前部ボ
ードリンク168 もまた、外方向上方に動かれる。この伸
張性のある動作は、駆動軸112 がトグル機構142 のロッ
クを解除するのに十分な回転角運動を行ったときに、左
側と右側のパンタグラフ状リンク機構156 に同時に起こ
る。その効果は、フレームボード152 を格納された垂直
な位置(図1B、図2B及び図7)と、持ち上げられて
比較的に水平な位置(図1C,図2C及び図8)との間
に動かすことである。
【0040】左右のパワーリンク190 は駆動軸112 の上
方に延びるよう図示されており、駆動軸112 に取付けら
れた揺動リンク192 の一部にそれらの後端部がわん曲リ
ンク180 の中央部に設けられたピボット194 にそれらの
頂端部が旋回可能に支持されている。前述のように曲り
リンク180 を揺動運動させると、パワーリンク190 は、
パンタグラフリンク機構156 を引き伸ばされた位置へ駆
動するのを補助するように作用する。前述のように、パ
ワーリンク192 はパンタグラフ機構156 をブラケットリ
ンク機構118 に相互に接続している。
【0041】左側および右側のスプリングアシストトグ
ルアッセンブリ142 は、米国特許第3,099,487 号と第4,
367,895 号に示されるように、レッグレストアッセンブ
リ18に共働するように構成されている。トグルアッセ
ンブリ142 は、ソファフレームの前側に対してレッグレ
ストアッセンブリ18を完全に引込(格納)位置にしっ
かりと保持するための手段を提供する。また、トグルア
ッセンブリ142 は、レッグレストアッセンブリ18を引
出(引延)位置に動かすためのバネ力を供給する手段を
も提供している。各トグルアッセンブリ142 は正方形の
孔を有するトグルレバー202 を有し、このレバー202 は
正方形の孔により正方形の駆動ロッド112 に取付けられ
て共に選択的に回転できる。トグルレバー202 は、その
後部脚210 がヘリカルコイルバネ214 の一端がフックさ
れる開口部212 を有する場合、動軸112 の後方且つ下方
で駆動軸112 の回りにわん曲するC字状トグルリンク20
8の前方脚206 に、符合204 において旋回可能に接続さ
れている。バネ214 の反対端は、スプリングブラケット
216 に螺合締結されたアイボルト215 にフックされてい
る。また、このアイボルトは上部スタビライザレール7
4に取付けられている。図6に示されるように、バネ21
4 の張力を調節するためにチョウナット217が設けられ
ている。例えば、体重の軽い着座人に対してはバネ214
の張力は調節して弱められ、体重の重い着座人に対して
は強くすることができる。この調節手段により、リクラ
イニング機構10をより快適で便利にすることができ
る。図5には反対側のバネ214 が示されており、このバ
ネ214 はブラケット94に類似した階段状バネ付勢調節
のための階段面手段を有した第2のブラケット219 に取
り付けられる。
【0042】次に、トグルアッセンブリ142 の動作を詳
細に説明する。スプリングの動作線と駆動軸112 の下方
のピボット204 の位置は、レッグレストアッセンブリ1
8が引込まれた位置にあるとき、バネ力がレッグレスト
アッセンブリ18を引き込んだ状態に保持するような位
置にある。レッグレスト18が作動レバー22の回転に
より最初にわずかに延び、ついで駆動軸112 とピボット
204 が順次上方に動き駆動軸の軸線を超えていく。ひと
たびピボット204 がオーバーセンター位置にくると、バ
ネ214 の引張り荷重は、リンク208 の後部脚210 が補強
レール74の方向に引かれるとレッグレストアッセンブ
リ18を持ち上げるために駆動軸112 を回転させるのを
補助する。さらに、バネ214 は着座人がハンドル24を
要求される角度だけ旋回するのを補助する。ひとたび、
駆動軸112 が限定された動作角度でキャリッジアッセン
ブリ60(ブラケットリンク機構アッセンブリ118 を介
して)とレッグレストアッセンブリ18(トグル機構14
2 を介して)を開放するのに十分旋回されたならば、着
座人の体重とバネ214 の付勢力はハンドル24を図8に
示される完全旋回・収納(隠れてしまう)位置に回転さ
せる。
【0043】着座人が手でフレームボード152 に下向き
の圧力を加えると、レッグレストアッセンブリ18は
「格納した」位置に戻り、また、キュリッジアッセンブ
リ60が後方に動いてシートアッセンブリ50を「直立
した」位置に傾ける。この圧力は長いモーメントを持っ
たアームの利点(ロングモーメントアームの利点)を有
しており、駆動リンク188 を後方へ回転させるようにピ
ボット186 を介して作用する細長い支持リンク176 の下
方後向きの運動を生じさせる。そして、これに相当する
回転運動(図中、時計回り方向)が駆動軸112 に生ず
る。駆動軸112 の連続した時計回り運動に伴いピボット
204 が中心を越えて(オーバーセンター)回転される
と、C字状のトグルリンク208 とバネ214 はロッキング
手段として作用し、レッグレストアッセンブリ18をそ
の格納位置に強固に保持する。同様に、この同じ駆動軸
112 の時計回り方向の回転により、揺動(スイング)リ
ンク192とブラケットリンク機構アッセンブリ118 のベ
ースリンク242 とが中心を過ぎるように回転し、キャリ
ッジアッセンブリ60を前方への運動に対して保持す
る。そして、これはシートユニット16をその直立した
位置に保持するのを補助する。色々なリンク機構がほぼ
同時に累積的に作動するよう設計されていることが理解
されるであろう。着座人が加えるフレームボード152 へ
の比較的小さな力は、図4と図7の従来のシート構造位
置へリクライニング機構10をなめらかに引き戻すこと
を可能にする。同様にトグル機構142 と傾斜リンク機構
136 は、レッグレストアッセンブリ18が後方へ動いて
通常の「格納」位置に近い位置へ向かうのに伴い、キャ
リッジアッセンブリ60とレッグレストアッセンブリ1
8とをそれぞれの「直立した」「格納された」位置にロ
ックするために、これらの元の位置(図7)へ戻るよう
に構成されている。これから分るように、「ロック」位
置はリクライニング機構10を作動させるために必要な
作動レバー22の旋回運動の量に直接的に関係してい
る。
【0044】リクライニング機構10に組み込まれてい
る本発明のもう1つの特徴は、「直立した」位置に保持
されているときに、シートアッセンブリ50の前端部を
強固にして支持することである。レッグレストアッセン
ブリ18を完全に引き出された位置に支持するために、
キャリッジアッセンブリ60の前方への運動を制御す
る。詳しく述べると、シートフレームブラケット260
は、シートフレーム54のフロントコーナー面に取付け
られ、シートアッセンブリ50がその後方直立位置にあ
りシートアッセンブリに荷重が加えられているとき、ブ
ラケット240 により支持されたブラケット262 にぴった
りと接触するように構成されいてる。詳しく述べると、
フレームブラケット260 は、ブラケット262 上に支持さ
れるインサート266 に係合するように構成された、例え
ば、ナイロンインサート264 のような表面を有してい
る。したがって、シートフレーム54の前部に下向きに
伝えられる重量が支持されて、シートアッセンブリ50
のサギング(たるみ,くじけ)(sagging)を防止する。
ブラケット262 も同様に、キャリッジアッセンブリ60
がトラック66に対して最前方位置にあるときにキャリ
ッジアッセンブリ60のブラケット69の前縁面に係合
するように構成された垂直ストップ面268 を有するよう
に形成されている。この係合は、このリンク機構を介し
てレッグレストアッセンブリ18にさらに支持を与え、
引出位置におけるサギングを防止する。
【0045】このように、本発明は、「直立した」位置
(図7)と「傾斜」した位置(図8の仮想線)と「リク
ライニングした」位置(図8)の間で動くシートフレー
ム54とシートバック(背もたれ)52を有するソファ
構造を提供するものである。レッグレストパンタグラフ
リンク機構156 を介しててこの作用で倍増された人間の
力が、シートアッセンブリ50を「傾斜」した位置から
「直立」した位置に、そしてレッグレストアッセンブリ
18を引出位置から格納位置に、滑らかに且つ容易に戻
するために、リクライニング機構10内のバネ力を重力
とにうち勝つために用いられる。
【0046】以上の記載は、本発明の例示的実施例を開
示し説明するものである。当業者であれば、上述の記
載、添付図面及び請求の範囲から、請求の範囲で示され
た本発明の精神と範囲から逸脱することなく、種々の変
更、改造及び修正が可能であることを容易に認識するこ
とができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明を具現化した左右のリクライニングシ
ートユニットを有する模範的なカバーのかかった「ラブ
シート」の斜視図であり、種々の「直立」と「リクライ
ニング」した位置で示されている。
【図1B】本発明を具現化した左右のリクライニングシ
ートユニットを有する模範的なカバーのかかった「ラブ
シート」の斜視図であり、種々の「直立」と「リクライ
ニング」した位置で示されている。
【図1C】本発明を具現化した左右のリクライニングシ
ートユニットを有する模範的なカバーのかかった「ラブ
シート」の斜視図であり、種々の「直立」と「リクライ
ニング」した位置で示されている。
【図2A】本発明を具現化した左右のリクライニングシ
ートユニットを有する模範的なカバーのかかった「ソフ
ァ」の斜視図であり、種々の「直立」と「リクライニン
グ」した位置で示されている。
【図2B】本発明を具現化した左右のリクライニングシ
ートユニットを有する模範的なカバーのかかった「ソフ
ァ」の斜視図であり、種々の「直立」と「リクライニン
グ」した位置で示されている。
【図2C】本発明を具現化した左右のリクライニングシ
ートユニットを有する模範的なカバーのかかった「ソフ
ァ」の斜視図であり、種々の「直立」と「リクライニン
グ」した位置で示されている。
【図3】図2Aから図2Cのソファーユニットのフレー
ムアッセンブリ(シートカバーをはずした状態)の斜視
図であり、本発明の改良リクライニング機構を組み込め
るように構成されたものを示している。
【図4】図3のフレームアッセンブリ内に組み込まれる
ように構成された改良リクライニング機構の斜視図(明
確化のために一部分解して示している)であり、シート
カバー、バネその他の部品を取り除いた状態で示してい
る。
【図5】図4のリクライニング機構の左半分の平面図で
ある。
【図6】図4のリクライニング機構の右半分の平面図で
ある。
【図7】図6の7−7線矢視図であり、「直立」位置の
リクライニング機構を示している。
【図8】図7と同じように、レッグレストアッセンブリ
を引き出した状態で、シートアッセンブリを「傾斜し
た」位置(仮想線で示す)と完全に「リクライニング」
した位置で示している。
【図9】本発明の台車(キャリッジ)アッセンブリの拡
大平面図である。
【図10】本発明の改良リクライニング機構に組み込ま
れた駆動軸アッセンブリの平面図である。
【図11A】本発明の改良リクライニング機構に組み込
まれた傾斜リンク機構側面図であり、それぞれ「ロッ
ク」された位置と「開放された」位置で示されている。
【図11B】本発明の改良リクライニング機構に組み込
まれた傾斜リンク機構側面図であり、それぞれ「ロッ
ク」された位置と「開放された」位置で示されている。
【符合の説明】
10 改良リクライニング機構 12 フレームアッセンブリ 14 ラブシート(ラブチェア) 16a,16b リクライニングシートユニット 18 レッグレストアッセンブリ(足置き部) 20 ソファ 22 動作レバー(アクチュエータレバー) 24 ハンドル部 26,30 外側部 28 中央部 32 ポスト(柱状部材) 34 補強レール 36 リア底部レール 38 アームレール 40 ブレイスピース 42 下部内側サイドレール 44 レッグ(脚部)アッセンブリ 46 底部レール 50 シートアッセンブリ 52 シートバック(背もたれ部) 54 シートフレーム 56 ベース(基部)アッセンブリ 60 車輪付きキャリッジ(台車)アッセンブリ 62 左右サイドレールアッセンブリ 64 車輪付ユニット 66 左右トラック 68 左右アングルブラケット 69 ブラケット 70 左右ピボットレバー 71 ピボット 74,76 上部補強レール 80 シートプレート 81 サイドプレートブラケット 82 左右シートウイングアッセンブリ 84 バック(背中部)部材 86 スイング部材(旋回部材) 87 ピボット 88 左右シートブラケット 90 左右引張バネ(エクステンションスプリング) 92 前部エクステンション 94 エクステンションブラケット 96 前部支持シャフト(フロントサポートシャフト) 98 空運動スロット(溝) 99 短いスペーサースリーブ 101 長いスペーサースリーブ 103 ウエイブワッシャ 106 クッション 112 駆動軸(ロッド) 116 スタビライザレール 118 左右ベースブラケットリンク機構アッセンブリ 120 ロック機構 122 ロックピボット 124 リアフレームレール 126 ロックレバー 128 ロックアーム 130 ロックリンク 132 切欠き(ノッチ) 136 傾斜リンクアッセンブリ 138 C字状トグルリンク 140 接続リンク 141 ピボット 142 左右トグル機構 152 フレームボード 156 パンタグラフ 158 アングルブラケット 160 底部面 162 リアピボット 164 フロントピボット 166,168 ボードリンク 172 コネクタリンク 176 サポートリンク 180 リンク 182 センターピボット 186 ピボット 188 ドライブリンク 190 パワーリンク 192 スイングリング 194 ピボット 202 トグルレバー 206 フロントレッグ 208 トグルリンク 210 リアレッグ 212 開口部 214 バネ 215 アイボルト 216 ブラケット 217 チョウナット 219 第2ブラケット 240 ブラケット 242 ベースリンク 244 ピボット 246 ピボットポイント 248 曲げられたタブ 260 シートフレームブラケット 262 ブラケット 264 ナイロンインサート 266 インサート A,B インクルーデッドアングル

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム部を有するタイプの家具材に用
    いられるシートユニットであって、該シートユニットが
    上記フレーム部内に設けられて長手方向運動と回転角運
    動が可能であるシートユニットにおいて、 上記シートユニットが上記フレーム部内のベースに取付
    けられたトラック手段を備え、 上記シートユニットがシートアッセンブリを備え、該シ
    ートアッセンブリがシート部材(座部)とシートバック
    (背もたれ部)とスイングリンク手段(旋回・揺動リン
    ク手段)とを有し、該スイングリンク手段が上記シート
    バックとシート部材とを旋回可能に相互に連結するため
    のものであり、これにより第1のリクライニングしてい
    ない位置と、着座人によって上記シートバックに加えら
    れる圧力に応じた第2のリクライニングした位置との間
    のリクライニング運動が可能になり、 上記シートユニットがキャリッジ手段を備え、該キャリ
    ッジ手段が上記シートアッセンブリを支持し、後方の直
    立位置と前方の傾斜位置との間で上記トラック手段上を
    並進運動及び傾斜運動でき、 上記シートユニットがロッキング手段を備え、該ロッキ
    ング手段が上記キャリッジ手段が上記後方直立位置にあ
    るとき、上記シートアッセンブリの上記第2のリクライ
    ニングした位置に向かう運動を阻止し、これにより傾斜
    及びリクライニング運動の間上記シートバックが実質的
    に上記フレーム部内に格納され、 上記シートユニットがレッグレストアッセンブリを備
    え、該レッグレストアッセンブリが、上記キャリッジ手
    段が上記後方直立位置にあるときの引き戻された位置
    と、上記キャリッジ手段が上記前方傾斜位置にあるとき
    の引き出された位置との間で上記キャリッジ手段と共に
    運動ができるように支持され、 上記シートユニットが駆動手段を備え、該駆動手段が上
    記キャリッジ手段と上記レッグレストアッセンブリとを
    接続し、上記駆動手段が、上記後方直立位置で上記キャ
    リッジ手段をロックするためのロック位置と、上記前方
    傾斜位置へ上記キャリッジ手段が動くことを可能にする
    ための開放位置との間で運動可能であり、 上記シートユニットが第1リンク手段を備え、該第1リ
    ンク手段が上記ロック位置に上記駆動手段を開放可能に
    ロックし、 上記シートユニットが第2リンク手段を備え、該第2リ
    ンク手段が上記駆動手段が上記開放位置にあるときに上
    記シートアッセンブリを上記キャリッジ手段に対して傾
    斜させるために、上記キャリッジ手段を上記駆動手段に
    連結し、 上記シートユニットが第3リンク手段を備え、該第3リ
    ンク手段が上記レッグレストアッセンブリを上記駆動手
    段に連結し、上記駆動手段が上記ロック位置にるあとき
    に上記レッグレストアッセンブリを上記引き戻された位
    置に保持し、上記駆動手段が上記開放位置にあるときに
    上記レッグレストアッセンブリを上記引き出された位置
    に向って駆動し、 上記シートユニットが手動作動手段を備え、該作動手段
    が上記駆動手段を上記開放位置へ動かすために上記第1
    リンク手段を動かすことを特徴とするシートユニット。
  2. 【請求項2】 上記シートアッセンブリを上記第1のリ
    クライニングしていない位置に向って付勢するための付
    勢手段をさらに備える請求項1記載のシートユニット。
  3. 【請求項3】 上記トラック手段が後方から前方に下方
    にわん曲しており、これによって上記キャリッジ手段と
    上記着座人の重量が上記キャリッジ手段を上記前方傾斜
    位置に向う方向に動かすように作用する前方向に向けら
    れた力を発生する請求項1記載のシートユニット。
  4. 【請求項4】 上記キャリッジ手段が剛性を有するキャ
    リッジアッセンブリからなり、該キャリッジアッセンブ
    リが上記トラック手段内をころがり運動するための車輪
    手段を有していると共に上記キャリッジアッセンブリを
    上記第2リンク手段に相互接続するピボットリンク手段
    を有している請求項2記載のシートユニット。
  5. 【請求項5】 上記駆動手段が横方向に延びる回転可能
    な駆動軸を有し、上記手動作動手段が上記駆動軸に接続
    されると上記駆動軸が所定の制限された角度で回転し上
    記第1リンク手段を十分に動かして、上記第2及び第3
    リンク手段の動作を可能ならしめる請求項4記載のシー
    トユニット。
  6. 【請求項6】 上記第2リンク手段が上記駆動軸と上記
    キャリッジアッセンブリの上記ピボットリンク手段との
    間に相互接続されたトグル式リンク機構からなり、これ
    により上記駆動軸が回転すれば上記トグル式リンク機構
    が動き、上記トグル式リンク機構が動くと上記駆動軸が
    回転する請求項5記載のシートユニット。
  7. 【請求項7】 上記トグル式リンク機構が、上記駆動軸
    に接して回転するために取付けられた接続リンクと、第
    1ピボット回りに旋回可能に該接続リンクに一端が接続
    されたトグルリンクとを有し、上記トグルリンクの他端
    が第2ピボット回りに旋回可能に上記キャリッジアッセ
    ンブリの上記ピボットリンク手段に接続され、上記トグ
    ル式リンク機構が上記第1ピボットが上記駆動軸により
    決定される中心線の上方にあるときは、上記第1リンク
    手段が上記キャリッジアッセンブリを上記後方直立位置
    にロックするのを補助し、さらに、上記トグル式リンク
    機構が上記第1ピボットが上記駆動軸の上記中心線の下
    方にあるときには、上記前方傾斜位置に向かう運動に伴
    い上記シートアッセンブリを上記キャリッジアッセンブ
    リに傾斜させる請求項6記載のシートユニット。
  8. 【請求項8】 上記レッグレストアッセンブリが、上記
    駆動軸の回転が上記レッグレストアッセンブリを動か
    し、上記レッグレストアッセンブリの動作が上記駆動軸
    を回転させるように上記駆動軸に接続されるパンタグラ
    フ状リンク機構手段を有し、上記第3リンク手段が上記
    駆動軸に接続される第2トグルリンク機構を有し、上記
    第2トグルリンク機構が、上記キャリッジアッセンブリ
    が上記後方直立位置にロックされているときに上記レッ
    グレストアッセンブリを上記引き戻された位置に保持す
    るように構成され、上記第2トグルリンク機構が上記キ
    ャリッジアッセンブリの開放に伴い上記レッグレストア
    ッセンブリを上記持ち上げられた位置に向って前方に駆
    動するように構成されている請求項6記載のシートユニ
    ット。
  9. 【請求項9】 上記第2トグルリンク機構がともに回転
    するために上記駆動軸に取付けられたトグルレバーを有
    したオーバーセンタ装置からなり、上記トグルレバーが
    上記駆動軸の回りの下方にわん曲するC字状トグルリン
    クの第1前脚部に旋回可能に取付けられ、該C字状トグ
    ルリンクが第2後脚部を有し、上記オーバーセンタ装置
    が上記トグルリンクの後方の上記キャリッジアッセンブ
    リの一部と上記第2脚部との間に取付けられたバネ手段
    を有し、これによって上記トグルレバーと上記トグルリ
    ンクの上記前脚部との間の上記ピボット連結部が上記駆
    動軸の下方に位置されたときに、上記バネ手段が駆動軸
    に作用して上記レッグレストアッセンブリをその引き戻
    された位置に向って付勢し、さらに上記トグルレバーと
    上記トグルリンクの上記前脚部との間の上記ピボット連
    結部が上記手動作動手段の回転を介して上記駆動軸の上
    方で回転されるときは、上記バネ手段が上記レッグレス
    トアッセンブリを引出位置まで前方向に駆動する請求項
    8記載のシートユニット。
  10. 【請求項10】 上記シートユニットが上記シートアッ
    センブリを上記キャリッジアッセンブリに相互接続する
    ために、且つそれに対してリクライニング運動をすべく
    上記シートアッセンブリを支持するために、上記シート
    アッセンブリの対向隣接両側部に設けられたレール手段
    をさらに備え、上記レール手段が上記横方向駆動軸と上
    記手動作動手段とを支持し、上記手動作動手段が上記レ
    ール手段の一方に旋回可能に取付けられたハンドルを有
    し、該ハンドルが該ハンドルを上記駆動軸に接続するた
    めのトランスファーリンク機構を有する請求項6記載の
    シートユニット。
  11. 【請求項11】 上記レール手段が上記シート部材のサ
    イドフレーム部材に形成されたスロットを通して横方向
    に延びている支持シャフトを支持し、該支持シャフトが
    上記シートアッセンブリがその前方傾斜位置及びリクラ
    イニング位置に動かされるとき、上記キャリッジアッセ
    ンブリと上記レッグレストアッセンブリとを支持し、上
    記スロットがそれの独立したリクライニング運動に伴い
    上記シート部材の並進運動を制限するために上記スイン
    グリンク手段と共働するように構成されている請求項9
    記載のシートユニット。
  12. 【請求項12】 上記前方傾斜位置に到達した際に上記
    キャリッジアッセンブリのそれ以上の前方向への運動を
    阻止するための停止手段をさらに備える請求項10記載
    のシートユニット。
  13. 【請求項13】 上記キャリッジアッセンブリの上記ト
    ラック手段に対する上記前方傾斜位置へ向う運動は上記
    駆動軸を回転させるように作用し、上記キャリッジアッ
    センブリを上記後方直立位置に保持するために上記第1
    リンク手段が上記駆動軸をロックするまで、上記レッグ
    レストアッセンブリに加えられた後方への力が上記レッ
    グレストアッセンブリを上記引込み位置に動かす作用を
    するように、且つ上記キャリッジアッセンブリをその後
    方直立位置に動かすために上記駆動軸を同時に回転させ
    るように、上記レッグレストアッセンブリが上記駆動軸
    に接続される請求項6記載のシートユニット。
  14. 【請求項14】 外側フレームを有する家具材に使用さ
    れるリクライニングシートユニットにおいて、 該シートユニットがシート(座部)とシートバック(背
    もたれ部)とを有するシートアッセンブリを備え、 該シートユニットが上記外側フレーム内に上記シートア
    ッセンブリを支持するための支持手段を備え、 上記支持手段が後方直立位置と前方傾斜位置との間で上
    記外側フレームに対して上記シートアッセンブリを後か
    すための並進運動手段を有し、上記支持手段が上記シー
    トアッセンブリが上記前方傾斜位置にあるときに着座人
    により上記シートバックに加えられる圧力に応じて第1
    のリクライニングしていない位置と第2のリクライニン
    グした位置との間で上記シートアッセンブリの上記支持
    手段に対する独立したリクライニング運動を与えるスイ
    ング手段を有し、 上記支持手段が上記シートアッセンブリと上記着座人の
    重量が上記シートアッセンブリを上記後方直立位置から
    上記前方傾斜位置に向って動かすように作用する前方へ
    の力を提供するように構成・配列され、 上記シートユニットが開放可能な手段を備え、該開放可
    能な手段が選択的に上記シートアッセンブリを上記後方
    直立位置にロックしたり、上記シートアッセンブリをア
    ンロック(解除)したりして上記前方傾斜の前方位置に
    向う運動を可能にし、 上記シートユニットが上記シートアッセンブリを上記後
    方直立位置から上記前方傾斜位置へ動かすべく上記開放
    可能な手段を開放するための手動作動手段を備え、これ
    により上記シートアッセンブリが上記外側フレーム内で
    ほぼ完全に傾斜運動及びリクライニング運動できること
    を特徴とするシートユニット。
  15. 【請求項15】 上記シートアッセンブリを上記第1の
    リクライニングしていない位置に向って付勢するための
    付勢手段をさら備える請求項14のシートユニット。
  16. 【請求項16】 上記シートアッセンブリが上記後方直
    立位置にあるときには上記レッグレストアッセンブリが
    引込まれた状態に保持されるように、且つ、上記シート
    アッセンブリが上記前方傾斜位置にあるときには上記レ
    ッグレストアッセンブリが引き出された状態に保持され
    るように、上記支持手段に接続されて駆動されると共に
    パンタグラフ状リンク機構手段を有するレッグレストア
    ッセンブリをさらに備える請求項14記載のシートユニ
    ット。
  17. 【請求項17】 上記支持手段が上記外側フレームのベ
    ース部に取付けられたトラック手段を有し、上記支持手
    段がさらに上記シートアッセンブリを支持して上記後方
    直立位置と上記前方傾斜位置との間で前記トラックを並
    進運動及び傾斜運動できるようにするキャリッジ手段を
    有する請求項16記載のシートユニット。
  18. 【請求項18】 上記シートユニットが、上記シートア
    ッセンブリを上記第1のリクライニングしていない位置
    に向って付勢するための付勢手段を更に備えると共に、
    上記キャリッジ手段が上記後方直立位置に保持されてい
    るときには壁間隙ゼロでリクライニングし傾斜するシー
    トアッセンブリを形成すべく、上記シートバックの後方
    へのリクライニング運動が完全に上記外側フレーム内に
    収まるように上記シートアッセンブリの上記第2のリク
    ライニングした位置への運動を阻止するためのロック手
    段をさらに備えている請求項17記載のシートユニッ
    ト。
  19. 【請求項19】 上記シートユニットが上記キャリッジ
    手段と上記レッグレストアッセンブリとを相互連結する
    ための駆動手段をさらに備え、該駆動手段が上記キャリ
    ッジ手段を上記後方直立位置に保持するための第1ロッ
    ク位置と、上記前方傾斜位置への運動のための上記キャ
    リッジ手段と上記引出された状態への運動のための上記
    レッグレストアッセンブリとを同時に開放する第2の開
    放位置との間で動くことができ、上記開放可能な手段が
    上記第1リンク機構手段を上記開放位置に動かすよう上
    記手動作動手段が作動されるまで上記駆動手段を上記第
    1ロツク位置に開放可能にロックするために上記駆動手
    段に付随する第1リンク機構を有する請求項18記載の
    シートユニット。
  20. 【請求項20】 上記シートユニットが上記駆動軸が上
    記開放位置にあるときには上記シートアッセンブリを上
    記キャリッジ手段に対して傾斜させるために上記キャリ
    ッジ手段を上記駆動手段に連結するための第2リンク手
    段をさらに備えると共に、上記駆動手段が上記ロック位
    置にあるときは上記レッグレストアッセンブリを上記引
    込み位置に保持し、上記駆動手段が上記開放位置にある
    ときは上記レッグレストアッセンブリを上記引出し位置
    に向って駆動するために上記レッグレストアッセンブリ
    を上記駆動手段に連結する第3リンク手段をさらに備え
    る請求項19記載のシートユニット。
  21. 【請求項21】 上記駆動軸の回転が上記第1トグルリ
    ンク機構を作動させると共に上記第1トグル機構の運動
    が上記駆動軸を回転させるように、上記トグルリンク機
    構が上記駆動軸と上記キャリッジ手段との間に接続され
    るようにすべく、上記第2リンク機構手段がトグルリン
    ク機構を有し且つ上記駆動手段が上記シートアッセンブ
    リに支持される回転可能な横方向の駆動軸を有し、また
    上記手動作動手段が、上記駆動手段を開放するように上
    記第1リンク手段を動かすために着座人が上記駆動軸を
    所定の角度だけ回転できるようにすべく、上記駆動軸に
    接続される請求項20記載のシートユニット、
  22. 【請求項22】 上記第3リンク手段が、上記駆動手段
    が上記ロック位置にあるときには上記レッグレストアッ
    センブリを上記引込み状態に保持するためにまた上記駆
    動手段が上記開放された位置に動かれるときには上記レ
    ッグレストアッセンブリを上記引出位置に向って駆動す
    るために、上記レッグレストアッセンブリと上記駆動軸
    とを連結する請求項21記載のシートユニット。
  23. 【請求項23】 上記第2トグルリンク機構がともに回
    転するために上記駆動軸に取付けられたトグルレバーを
    有するオーバーセンタ装置からなり、上記トグルレバー
    が上記駆動軸の回り且つ下方でわん曲するC字状のトグ
    ルリンクの第1の前脚部に旋回可能に取付けられ、該C
    字状のトグルリンクが第2の後脚部を有し、上記オーバ
    ーセンタ装置が上記トグルリンクの後方の上記キャリッ
    ジアッセンブリの一部と上記第2脚部との間に取付けら
    れたバネ手段を有し、これによって上記トグルリンクの
    上記前脚部と上記トグルレバーとの間の上記ピボット接
    続部が上記駆動軸の下方に位置されたとき、上記バネ手
    段が上記駆動軸に作用して上記レッグレストアッセンブ
    リをその引き戻し位置に向って付勢し、上記手動作動手
    段の回転を介して上記トグルリンクの上記前脚部と上記
    トグルレバーとの間の上記ピボット接続部が上記駆動軸
    の上方に回転したときは、上記バネ手段がレッグレスト
    アッセンブリを引出し位置に向って駆動する請求項22
    記載のシートユニット。
  24. 【請求項24】 上記シートユニットが上記シートアッ
    センブリを上記キャリッジアッセンブリに相互接続する
    ために且つそれに対するリクライニング運動のため上記
    シートアッセンブリを支持するために上記シートアッセ
    ンブリの対向隣接側面に設けられたレール手段をさらに
    備え、上記レール手段が上記横駆動軸と上記手動作動手
    段とを支持し、上記手動作動手段が上記レール手段の一
    方に旋回可能に取付けられるハンドルを有し、該ハンド
    ルが該ハンドルを上記駆動軸に接続するトランスファー
    リンク機構を有する請求項23記載のシートユニット。
  25. 【請求項25】 上記レール手段が上記シート部材のサ
    イドフレーム部材に形成されたスロットを通って延びる
    横方向支持シャフトを支持し、上記支持シャフトが上記
    シートアッセンブリがその前方傾斜位置及びリクライニ
    ングした位置に動かされたときは上記キャリッジアッセ
    ンブリとレッグレストアッセンブリとを支持し、上記ス
    ロットがその独立したリクライニング運動に伴い上記シ
    ート部材の並進運動を制限するために上記スイング手段
    と共働するように構成された請求項24記載のシートユ
    ニット。
  26. 【請求項26】 上記トラック手段に対する上記キャリ
    ッジアッセンブリの運動が上記駆動軸を回転させ、上記
    キャリッジアッセンブリの前方への運動が上記駆動軸を
    回転させて上記レッグレストアッセンブリを持ち上げる
    ように上記レッグレストアッセンブリが上記駆動軸に接
    続され、また上記レッグレストアッセンブリに加えられ
    る後方への力がそれを上記引込位置へ動かすように作用
    し、これに対応して上記第1リンク機構手段が上記駆動
    軸を上記第1ロック位置にロックするまで上記キャリッ
    ジアッセンブリをその後方直立位置に動かすために上記
    駆動軸が回転される請求項25記載シートユニット。
JP3150591A 1990-10-18 1991-06-21 リクライニングソファ Pending JPH06197822A (ja)

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