JPH0619474U - 釣竿保持構造 - Google Patents

釣竿保持構造

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JPH0619474U
JPH0619474U JP4062292U JP4062292U JPH0619474U JP H0619474 U JPH0619474 U JP H0619474U JP 4062292 U JP4062292 U JP 4062292U JP 4062292 U JP4062292 U JP 4062292U JP H0619474 U JPH0619474 U JP H0619474U
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JP
Japan
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fishing rod
container body
fishing
rod holding
holding structure
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Application number
JP4062292U
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English (en)
Inventor
昌宜 山本
Original Assignee
昌宜 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚釣に際し、休息時にあっても釣竿を河原等
に置かずとも迅速かつ容易にしかも安定した状態にて立
設保持することができ、釣竿が子供等に踏まれ破損して
しまう虞れが全くなく安心して休息をとることのできる
釣竿保持構造を提供する。 【構成】 釣道具を収納する道具箱、クーラーボックス
若しくはこれらの釣用の容器を収納するための容器、竹
籠等、プラスチック、金属、木材等からなる容器体1の
周壁部の角の1個所若しくは複数個所に、孔部2を一体
的に形成して釣竿保持構造とし、この孔部2に釣竿3を
収納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、川釣りあるいは海釣り等に際しての休息時、釣竿を河原等に置かず とも容易にしかも安全かつ確実に釣竿を立設保持することができ、河原等で遊ぶ 子供等に踏まれ破損してしまう虞れが全くない釣竿保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、魚釣をしているときには釣竿を手で保持操作し所要高さに維持している ものの、食事あるいは釣れなくなった時等の休憩時には、河原、砂浜、磯辺等に 釣竿をそのまま置くか、多大な労苦と困難を伴う作業ではあるが釣竿の握持部を 地面に固定したリング支持部に挿入支持するとともに、釣竿の中途部分をこれま た地面に挿入固定してなる略Y字形状の支持具等で支持して地面に対して傾斜し た状態にて保持し、地面に置くことの危険性を避けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、河原、砂浜、磯辺等の地面に置かれた釣竿にあっては、附近で 遊ぶ子供等にうっかり踏みつけられ非常に高価な釣竿が破損していまうことが多 々あった。また、石が多い河原等にあっては特にリング状の支持部及び略Y字形 状の支持具を地面に差し込むことは非常に困難であるとともに、打ち込み作業に あっては多大な時間と労苦を要し、休息時踏みつけられる不安感にかられながら もついつい河原等に置いてしまうこともしばしばあった。
【0004】 そこで、本考案にあっては魚釣に際し、休息時にあっても釣竿を河原等に置か ずとも迅速かつ容易にしかも安定した状態にて立設保持することができ、釣竿が 子供等に踏まれ破損してしまう虞れが全くなく安心して休息をとることのできる 釣竿保持構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述した目的を達成すべく、本考案の釣竿保持構造は、釣竿を立設して保持す る釣竿保持部を、魚釣に際して携行する容器体に取付け形成したことを特徴とす るものである。
【0006】 また、釣竿保持部を容器体の周壁部に穿孔された孔部としたり、釣竿保持部を 、容器体と別体に形成されこの容器体に対し係合離脱自在の筒状体若しくはリン グ状保持体としたり、釣竿保持部に、釣竿を固定する固定手段を備えたり、そし て釣竿保持構造が取付け形成される容器体に、水、石、砂等を下方に収納して重 心を下方に位置させるとともに、底面の面積を上面の面積よりも広くしてもよい 。
【0007】
【作用】
釣竿を立設して保持する釣竿保持部を、魚釣に際して携行する容器体に取付け 形成したことで、釣竿を地面に置かずとも容易に立設保持することができる。
【0008】 また、釣竿保持部を容器体の周壁部に穿孔した孔部とした場合には、容器体本 来の使用を阻害することなく釣竿を立設保持することができる。釣竿保持部を、 容器体と別体に形成されこの容器体に対し係合離脱自在の筒状体若しくはリング 状保持体とした場合には、既存の容器体であっても本考案の釣竿保持構造を取付 け形成して釣竿を立設保持することができる。また、釣竿保持部に釣竿を固定す る固定手段を備えた場合には、釣竿を固定保持できることは勿論のこと、太さの 異なる複数本の釣竿であっても孔部、筒状体の径を予定される釣竿の外径寸法に 応じて大きめに設定するだけで、種々の外径寸法の異なる釣竿であっても確実に 立設保持することが可能となる。そして、釣竿保持構造が取付け形成される容器 体内に、水、石、砂等を収納して重心を下方に位置させ安定化を図ることができ ることは勿論のこと、容器体底面の面積を上面の面積よりも広くした場合には、 釣竿保持構造に立設された釣竿が長尺なものであっても倒れる虞れはなく、安定 して保持することができる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の釣竿保持構造を備えてなる容器体の斜視図であり、容器体1 の周壁部には釣竿保持構造の一実施例であるところの孔部2が穿孔されている。 3は孔部2に収納されてなる釣竿である。
【0010】 前記容器体1としては、釣道具を収納する道具箱、クーラーボックス若しくは これらの釣用の容器を収納するための容器、竹籠等、プラスチック、金属、木材 等からなるあらゆる容器がその対象となる。
【0011】 前記釣竿保持構造の一実施例であるところの孔部2は、容器体1周壁部の内角 の1個所若しくは複数個所(本実施例にあっては2個所)に一体的に形成される ものであり、この孔部2に釣竿3の握持部を挿入することで釣竿3を立設して保 持するものである。容器体1周壁部の内方に孔部2を形成すれば、容器体1に収 納する内容物に殆ど影響を与えることなく、且つ容器体1の外周に突起が生じる こともないことから携行に際しても便宜である。勿論孔部2を容器体1の外周突 設部に形成してもよい。
【0012】 釣竿3は長尺なもので10メートル前後もあり、このような釣竿3を釣竿保持 構造が立設保持した状態にあっては、容器体1と釣竿3とが合体した重心は容器 体1自体の重心よりも上方に移動して釣竿3とともに容器体1が転倒する虞れが ある。このため図1に示す実施例のごとく、容器体1の形状を略台形状として底 面の面積を上面の面積よりも広くすることで、容器体1と釣竿3とが合体した重 心を容器体1の下方に位置させるとともに、容器体1内に水、石、砂等を収納し 、重心をさらに一層下方に移動させれば釣竿は転倒する虞れが全くなく安定した 状態にて立設保持され極めて便宜である。
【0013】 図2は容器体1としてクーラーボックスを用いた場合を示すもので、孔部2を 収納部1aの一対の対向角に形成したものである。尚、特に図示しないが、蓋部 1bを閉めた状態で収納部1aに対応する位置の蓋部1bにも貫通孔を形成すれ ば、蓋部1bを閉めた状態でも釣竿3を立設保持することができる。
【0014】 図3は本考案の他の実施例を示し、釣竿保持構造は、前記容器体1と別体に形 成されたプラスチック、金属、木材等からなる筒状体4としたものである。そし てこの筒状体4は容器体1に対し、例えば凹部と凸部の係合、螺子による螺着、 面状ファスナによる接着等の適宜な係合手段5により係合離脱自在としている。 この実施例にあっては釣竿3はこの筒状体4内に収納立設されるものである。
【0015】 然して、筒状体4を容器体1と別体として係合離脱自在とし、しかも各釣竿の 太さに近い内径を有する筒状体4を複数用意することで、保有する釣竿3が複数 本ある場合に、どのような太さの釣竿であってもそれに対応する径の筒状体を使 用することにより何等支障なく所望の立設保持状態を得ることが可能となる。 尚、筒状体4に限らず、図示しないリング状保持体であっても同様の作用効果を 発揮することができる。
【0016】 そして、あらゆる太さの釣竿を収納できるべく、孔部2あるいは筒状体4若し くはリング状保持体の内径を釣竿の太さよりも大きめに形成しておき、収納した 釣竿を螺子、発条等の固定部材を利用して圧接自在とすれば、どのような太さの 釣竿であっても揺動することなく安定して保持することができる。更に、孔部2 の開口端にスリットを設けたゴム等の可撓性を有する弁体を設けたり、筒状体4 の下方部分を幅狭としつつこの幅狭部分に縦にスリットを形成しても、収納され てなる釣竿3を確実強固に保持することができることは勿論のこと、釣竿の太さ の変化にも適合できるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案の釣竿保持構造によれば、休息時釣竿を容易且つ確 実に立設保持することができることから、高価且つ貴重な釣竿を地面に置き子供 等にうっかり踏みつけられて破損する虞れは全くなく、安心して休息をとること ができる。
【0018】 また、釣竿保持部を容器体の周壁部に穿孔した孔部とした場合には、容器体本 来の使用を阻害することなく釣竿を立設保持することができる。また釣竿保持部 を、容器体と別体で容器体に対し係合離脱自在の筒状体若しくはリング状保持体 とした場合には、既存の容器体であっても本考案の釣竿保持構造を取付け形成し て釣竿を立設保持することができる。
【0019】 さらに、釣竿保持部に釣竿を固定する固定手段を備えた場合には、安全かつ確 実に釣竿を固定できることは勿論のこと、太さの異なる複数本の釣竿であっても 孔部、筒状体等の径を予定される釣竿の外径寸法に応じて大きめに設定するだけ で、種々の外径寸法の異なる釣竿であっても確実に立設保持することが可能とな る。
【0020】 そして、釣竿保持構造が取付け形成される容器体内に、水、石、砂等を収納し て重心を下方に位置させ安定化を図ることができることは勿論のこと、容器体底 面の面積を上面の面積よりも広くした場合には、釣竿保持構造に立設された釣竿 が長尺なものであっても決して倒れる虞れはなく更に一層安定して保持すること ができるものであり、休息時釣り人にとっては極めて便宜であるとともに、釣り 人とこの附近にて遊ぶ人等の間に無用のトラブルの発生する虞れも全く生じない ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の釣竿保持構造を備えてなる容器体の斜
視図である。
【図2】本考案の釣竿保持構造を備えたクーラーボック
スの斜視図である。
【図3】本考案の釣竿保持構造を容器体に取り付ける状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 容器体 2 孔部 3 釣竿 4 筒状体 5 係合手段

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿を立設して保持する釣竿保持部を、
    魚釣に際して携行する容器体に取付け形成したことを特
    徴とする釣竿保持構造。
  2. 【請求項2】 釣竿保持部は、容器体の周壁部に穿孔さ
    れてなる孔部としたことを特徴とする請求項1記載の釣
    竿保持構造。
  3. 【請求項3】 釣竿保持部は、容器体と別体にて形成さ
    れ該容器体に対し係合離脱自在の筒状体若しくはリング
    状保持体としたことを特徴とする請求項1記載の釣竿保
    持構造。
  4. 【請求項4】 釣竿保持部には、釣竿を固定する固定手
    段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3記載の釣竿
    保持構造。
  5. 【請求項5】 釣竿保持構造が取付け形成される容器体
    は、水、石、砂等を下方に収納して重心を下方に位置さ
    せるとともに、底面の面積を上面の面積よりも広くした
    ことを特徴とする請求項1乃至4記載の釣竿保持構造。
JP4062292U 1992-05-21 1992-05-21 釣竿保持構造 Pending JPH0619474U (ja)

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JP4062292U JPH0619474U (ja) 1992-05-21 1992-05-21 釣竿保持構造

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JPH0619474U true JPH0619474U (ja) 1994-03-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020028264A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 未来工業株式会社 釣竿スタンド

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS521828U (ja) * 1975-06-23 1977-01-07
JPS5635000U (ja) * 1979-08-23 1981-04-04

Patent Citations (2)

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