JPH06193923A - 空気加湿器 - Google Patents

空気加湿器

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JPH06193923A
JPH06193923A JP5217426A JP21742693A JPH06193923A JP H06193923 A JPH06193923 A JP H06193923A JP 5217426 A JP5217426 A JP 5217426A JP 21742693 A JP21742693 A JP 21742693A JP H06193923 A JPH06193923 A JP H06193923A
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JP
Japan
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water
air
drops
thin plate
separation
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Pending
Application number
JP5217426A
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English (en)
Inventor
Gerd-Eugen Schaal
シャール ゲルト・オイゲン
Paul Wenger
ヴェンガー パウル
Klaus Guenther
ギュンター クラウス
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LTG Lufttechnische GmbH
Original Assignee
LTG Lufttechnische GmbH
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Filing date
Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F6/00Air-humidification, e.g. cooling by humidification
    • F24F6/12Air-humidification, e.g. cooling by humidification by forming water dispersions in the air
    • F24F6/14Air-humidification, e.g. cooling by humidification by forming water dispersions in the air using nozzles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/54Free-cooling systems

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Abstract

(57)【要約】 【目的】少量の水で高加湿効率が得られる空気加湿器を
提供する。 【構成】水分分離装置(8)の分離度を加湿パラメータ
に応じて調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿されるべき空気流
が貫流し、加湿パラメータを変化させることにより加湿
効率を調整可能な加湿装置と、加湿された空気流から過
剰の滴を分離させるための液体分離装置、特に水分分離
装置とを有している空気加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通気設備或いは冷暖房設備等に空気加湿
器を設けることは知られている。空気加湿器は“洗浄
器”とも呼ばれる。空調設備(例えば上記の通気設備或
いは冷暖房設備)における空気加湿器の作動態様は原理
的には以下のごとくである。空気搬送装置(例えば通気
装置)により空気流が空気加湿器に供給される。空気加
湿器のチャンバー内で空気流は液体で、特に水で、有利
には洗浄水で加湿される。このチャンバーはノズルチャ
ンバーとして構成されており、液体を噴霧させるための
多数の噴霧ノズルを有している。液体の噴霧は、空気流
の流動方向またはこれとは逆の方向にて行われる。蒸発
によって生じた水滴は空気流によって連行され、その際
全部または一部が蒸発する。蒸発の速度は、水滴の大き
さと、水滴と空気流の相対速度とに依存しており、さら
には他のパラメータにも依存している。流動経路をでき
るだけ短くして(このことは空気加湿器の長さを短くす
ることに対応している)可能な限り高い加湿効率を得る
ため(このことは空気を100%の相対湿度、場合によ
っては過飽和状態まで加湿させることを意味する)、加
湿に必要な水の量よりもかなり多量の水が空気流に噴霧
される。従来の空気加湿器では、ほぼ10倍ないし10
0倍の水量が使用される。しかし、洗浄器通過後の空気
が100%以下の相対湿度を有し、それにもかかわらず
遊離水滴が発生しないようにするためには、過剰の水を
空気流から再び分離させねばならない。大きな遊離水滴
が戻されると、空調設備において空気加湿器のあとに接
続する装置を加湿させることになり、望ましいものでは
ない。個々の滴の大きさに関連した滴スペクトルは、成
形された噴霧ノズルの幾何学的形状に依存して形成さ
れ、また液体(特に水)を蒸発させる圧力にも依存して
いる。この圧力が大きければ大きいほど、発生した滴ス
ペクトルは細かい滴(小さな滴)を有している。このこ
とは、液体と加湿されるべき空気との間の物質移行にと
って好ましいが、しかし次に行われる過剰な滴の分離に
とっては好ましいものではない。なぜなら、従来の液体
分離装置では粒径の小さな滴を満足に分離できないから
である。このため従来の空気加湿器では、滴の大きさが
小さすぎると滴スペクトルが生じないような液体噴霧装
置が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、少量
の水を使用するだけで高加湿効率が得られるような、冒
頭で述べた種類の空気加湿器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、液体分離装置の分離度を加湿パラメータに
応じて調整するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0005】液体分離装置(水分分離装置)の分離度は
手動で調整することができ、或いは、本発明の他の実施
例によれば、加湿装置の加湿パラメータに応じて液体分
離装置の分離度を自動的に調整することも可能である。
後者の場合には、加湿パラメータを検知する適当なセン
サが用いられる。これらのセンサは、液体分離装置を制
御する制御装置または調整装置に加湿パラメータを知ら
せる。
【0006】特に有利なのは、すでに述べたように、分
離されるべき滴の大きさを考慮して分離度が変化せしめ
られることである。
【0007】本発明の他の有利な構成によれば、すでに
述べたように、加湿装置は、加湿パラメータに依存して
異なる滴スペクトルを噴霧させる液体噴霧装置である。
この場合液体分離装置の分離度は、その都度の滴スペク
トルに依存して調整される。
【0008】特に有利な構成は、水分分離装置が、空気
を転向させる薄板壁部を有することである。これによ
り、過剰の滴が薄板壁部の領域へ投擲され、これによっ
て分離せしめられる。従って水分分離装置は、遠心力の
原理に従って作動する。“遠心力分離装置”といっても
よい。加湿された空気流を転向させることにより、空気
流の中に含まれていた遊離滴が薄板壁部の領域へ投擲さ
れ、よってこの領域に沈殿し、集水部へ流れる。次に、
遊離した滴は再びプロセスに供給され、即ち液体噴霧装
置により改めて噴霧せしめられる。
【0009】薄板壁部の位置、または薄板壁部の一部分
の位置を分離度の調整のために可変であるのが有利であ
る。
【0010】一つの有利な実施例によれば、液体噴霧装
置の噴霧圧に依存して薄板壁部またはその一部分の位置
が調整される。噴霧圧を非常に高く選定すると、即ち本
発明において特に重要である高圧蒸発であると、粒径が
極めて小さな液体スペクトルが生じる。この極めて小さ
な滴は、物質移行にとって非常に有利に作用し、即ち蒸
発に関して有利に作用する。その結果、比較的少量の水
で空気流の加湿を行うことができる。他方、本発明にし
たがって水分分離装置を構成することにより、非常に小
さな滴も水分分離装置内で分離させることができる。そ
の結果100%の相対湿度を得ることができ、しかも遊
離した大きな望ましくない水滴は存在しない。さらに本
発明によれば、非常に細かいすべての滴が水分分離装置
を通過することができるように水分分離装置の分離度を
調整することが可能である。その結果、空調設備のこれ
に続く領域で、これらの非常に細かいすべての滴が蒸発
し、空気流によって吸収される。しかも水分の沈殿は生
じない。
【0011】本発明の他の有利な構成によれば、薄板壁
部の少なくとも一つが、空気流の流動方向に見て、複数
の部分から成り、これらの部分は、分離度を調整するた
めに撓み可能に互いに連結され、且つ空気流の転向角度
が大きくなるように互いに相手の方向へ変位可能であ
る。これらの部分が互いに離れるように引っ張られるな
らば、空気の転向角度を小さくさせることができる。ま
たこれらの部分を一緒に変位させることにより、薄板壁
部によって形成される迷路が空気の転向角度に関して大
きくなり、その結果これに対応してより大きな遠心力が
生じる。よって非常に小さな滴も分離せしめられる。な
お、本発明における“空気の転向”とは、任意に選定可
能な転向角度で空気の流動方向が変化することである。
このような小さな滴を分離させる必要がない場合には、
空気の転向角度は小さくてもよい。このことは、薄板壁
部の前記部分を互いに引き離すことによって実現でき
る。なぜなら、これによって迷路の湾曲性が鈍くなるか
らである。
【0012】上記の構成に加えて、或いは二者択一的
に、薄板壁部が、ホームポジションにおいて互いに重な
っておりほぼ同一の輪郭を有している少なくとも二つの
部分から成り、これらの部分が、分離度を調整するため
互いに離隔可能であり、特に角形に離隔可能である。一
つの薄板壁部の壁部分が、空気流側の端部においてヒン
ジ等を介して互いに連結されていることが有利であり、
分離度を調整するためにV字状に互いに引き離すことが
できる。
【0013】上記の構成に加えて、或いは二者択一的
に、他の実施例によれば、薄板壁部は、分離度を調整す
るため、回動可能な空気流排出体を有していることがで
きる。この空気流排出体がそれぞれの薄板壁部からどの
程度離隔しているかに応じて大きな空気の渦巻きまたは
小さな空気の渦巻きが発生し、よって遠心力が変化す
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0015】図1は、空気加湿器2のノズル室1の縦断
面図である。空気加湿器2は、図1に詳細に図示してい
ない空調装置の一部である。図1は空調装置全体の構成
の一部を示しているにすぎない。ノズル室1には、図示
していない空気搬送装置(例えば換気装置)により空気
流3が供給される。ノズル室1内には高圧導管網4が配
置されている。高圧導管網4には、平面マトリックス状
に配置される、液体噴霧装置6の噴霧ノズル5が接続さ
れている。噴霧ノズル5への液体の供給は図示していな
い高圧ポンプを用いて行う。高圧ポンプの搬送圧、従っ
て搬送量は、調節可能または制御可能である。それぞれ
の噴霧ノズル5は作動時に、空気流3の方向に噴霧液円
錐体7を形成させる。噴霧される液体は、有利には水で
あり、特に供給された空気流3を加湿させる浄化水であ
る。
【0016】液体噴霧装置6の下流側には、水分分離装
置として構成されている液体分離装置8が配置されてい
る。図2ないし図9によれば、水分分離装置8は薄板壁
部9を有している。薄板壁部9は加湿された空気流3を
転向させ、これにより空気流3に含まれている過剰の滴
が薄板壁部9の領域に投擲されることにより滴が分離さ
れる。従来の構成では、ノズル室1の長さをできるだけ
短くするため、液体噴霧装置6は空気流3を100%の
相対湿度へ加湿させるために必要な水の量よりもかなり
多量の水を空気流3に与えるが、本発明による空気加湿
器では、従来の水の供給量に比べてかなり少ない。水分
分離装置8は次のように作動し、即ち過剰の滴を空気流
3に供給し、その結果空調設備のこれ以後の装置に達す
る空気流3が100%の相対湿度を得るに至るが、非許
容量の遊離水滴を含まないように作動する。許容しうる
のは非常に細かい水滴であり、これ以後の空気流の案内
において蒸発して非常に高い空気湿度の実現に寄与する
ものの、水分の沈殿を生じさせないような非常に細かい
水滴である。
【0017】図2ないし図4の実施例には、波状に延在
している、水分分離装置8の薄板壁部9が図示されてい
る。それぞれの薄板壁部9は互いに間隔をもって配置さ
れており、その結果空気流3は薄板壁部9の間において
迷路状の経路を通過する。薄板壁部9が波状に延在して
いるために空気流3が転向することにより、空気流3の
遊離滴10は湾曲内面に投擲される。即ち遊離滴10は
薄板壁部9の領域11にて分離され、そこから集められ
て液体噴霧装置6へ戻される。薄板壁部9には排出細条
部12が配置されており、これにより排水溝として作動
する中空空間が形成される。ここに滴10が集められ
る。図2ないし図9では、空気流の経路を二つの薄板壁
部9の間に1か所だけ示し、しかもその部分に遊離した
滴10を示した。もちろん空気流の転向と滴の集積はそ
れぞれの薄板壁部で行われるが、簡単のために図示して
いない。
【0018】図2に示すように、それぞれの薄板壁部9
は二つの部分13と14から成っている。これらの部分
13と14は、撓むことができるように枢着部15を介
して互いに連結されている。図示していない適当な位置
調整装置によりそれぞれの薄板壁部9のこれらの部分1
3と14を相対移動させることができ、その結果図2に
図示した量aを図3の量(間隔)bまたは図4の量cに
短縮させることができる。この場合a>b>cである。
これにより空気の転向角度が大きくなり、従って水分分
離装置8の分離効率が変化する。この分離効率の変更
は、特に、分離されるべき滴の大きさを考慮して行われ
る。空気の転向角度が大きければ大きいほど、分離され
る滴は小さくなる。
【0019】図5と図6は水分分離装置8の他の実施例
を示すもので、この実施例では、薄板壁部9は、ホーム
ポジション(図5)で互いに重なっている二つの部分壁
15と16から構成されている。両部分壁15と16
は、同じ波状の輪郭を有している。それぞれ部分壁15
と16から成っている薄板壁部9は、互いに等間隔で配
置されており、その結果薄板壁部9の間で空気流3の転
向が行われる。部分壁15と16には、前記実施例の場
合と同様に排出細条部12が設けられている。
【0020】図5と図6を比較するとわかるように、そ
れぞれの薄板壁部9の両壁部分15と16は互いに離れ
るように拡がって、角形に延びることができる。このた
め薄板壁部9は、空気流3の流動方向とは逆の方向の端
部17において、撓むことができるように互いに連結さ
れている。両壁部分15と16を互いに拡げることによ
り、空気の転向経路が変化する。空気の転向経路は小さ
な空気転向角度を有し、一方より大きな転向角度も有し
ている。部分壁15と16が広く拡がれば拡がるほど、
空気流3によって連行される滴スペクトルはそれだけ小
さな滴に分離される。
【0021】図7ないし図9は液体分離装置8の最後の
実施例を示すもので、互いに間隔をもって配置されてい
る薄板壁部9には、フラップのごとく回動可能な空気流
排出体17が両側に設けられている。空気流排出体17
は誘導羽根として構成され、該誘導羽根はその固定端
に、横断面にてほぼ円形の隆起部18を有している。隆
起部18は、薄板壁部9に設けた隆起部ソケット19内
で回動可能に受容されている。これにより、図示してい
ない適当な位置調整装置を用いて空気流排出体17を付
属の薄板壁部9から接離させることができる。その結
果、個々の薄板壁部9の間の空気経路が対応的に狭くな
り、空気流は異なる角度で転向する。空気流排出体17
が薄板壁部9から大きく離れれば離れるほど、空気流3
によって連行される滴スペクトルの滴はそれだけ細かく
なって分離される。
【0022】蒸気実施例はすべて同じ原理に従って作動
する。液体の噴霧(水の噴霧)は、液体噴霧装置6を用
いて高圧で行われ、その結果非常に細かい滴のスペクト
ルが生じる。これらの細かい滴は、空気流3にたいして
極めて集中的に物質変化(蒸発)を与え、即ち空気流3
は水の供給量が比較的少ないにもかかわらず100%の
相対湿度へ加湿される。次の液体分離装置8は、上記の
いくつかの実施例の説明で述べたように変位することが
できるので、最適な液体分離が行われるように滴スペク
トルに応じて位置調整することができる。滴スペクトル
は、噴霧圧によって変化させることができる。液体噴霧
装置6の噴霧圧が高ければ高いほど、細かい滴が生じ
る。本発明によれば、これに対応して水分分離装置が調
整され、その結果水分分離装置は、存在する滴スペクト
ルに応じた分離度を有し、即ち水滴のスペクトルの実際
の大きさに対応する分離度を有する。このようにして、
水分分離装置は、作動状態が異なっているときに変化す
る滴スペクトルに適合することができる。高圧蒸気から
成る極めて細かい滴が水分分離装置を通過するように水
分分離装置を調整することができる。これらの滴の微細
度は、空気加湿器に接続している次のダクトシステムで
これらの滴が再蒸発し、しかもダクトの内壁に水の沈殿
が生じない(即ちダクトは乾燥したままである)程度の
ものである。従って、空気量を一定にしてかなり高い加
湿効率が得られる。液体噴霧装置6の作動圧は20バー
ルないし300バールの範囲にあるのが有利である。す
でに述べたように、ノズル圧の調整値に応じて滴スペク
トルが変化する。これに対応して水分分離装置8を手動
で、または適当な調節装置或いは制御装置を用いて自動
的に調整することができる。
【0023】次に、本発明の有利な構成を列記してお
く。
【0024】(1)分離度を、分離されるべき滴の大き
さを考慮して変化させることを特徴とする空気加湿器。
【0025】(2)加湿装置が、加湿パラメータに依存
して異なる滴スペクトルを噴霧し、該滴スペクトルにお
いては、加湿パラメータに応じて滴の大きさが変化し、
この場合水分分離装置(8)の分離度がその都度の滴ス
ペクトルに依存して調整されることを特徴とする、上記
第1項に記載の空気加湿器。
【0026】(3)水分分離装置(8)が、空気流を転
向させる薄板壁部(9)を有し、これにより過剰の滴
(10)が薄板壁部(9)の領域(10)に投擲されて
分離せしめられることを特徴とする、上記第1項または
第2項に記載の空気加湿器。
【0027】(4)薄板壁部(9)の位置または薄板壁
部(9)の一部分の位置が、分離度を調整するために可
変であることを特徴とする、上記第1項から3項までの
いずれか1つに記載の空気加湿器。
【0028】(5)液体噴霧装置(6)の噴霧圧に応じ
て薄板壁部(9)またはその一部分の位置調整を行うこ
とを特徴とする、上記第1項から4項までのいずれか1
つに記載の空気加湿器。
【0029】(6)薄板壁部(9)の少なくとも一つ
が、空気流(3)の流動方向に見て、複数の部分(1
3,14)から成り、これらの部分(13,14)は、
分離度を調整するために撓み可能に互いに連結され、且
つ空気流の転向角度が大きくなるように互いに相手の方
向へ変位可能であることを特徴とする、上記第1項から
5項までのいずれか1つに記載の空気加湿器。
【0030】(7)薄板壁部(9)が、ホームポジショ
ンにおいて互いに重なっておりほぼ同一の輪郭を有して
いる少なくとも二つの部分(15,16)から成り、こ
れらの部分(15,16)が、分離度を調整するため互
いに離隔可能であり、特に角形に離隔可能であることを
特徴とする、上記第1項から6項までのいずれか1つに
記載の空気加湿器。
【0031】(8)薄板壁部(9)が、分離度を調整す
るため、回動可能な空気流排出体(17)を有している
ことを特徴とする、上記第1項から7項までのいずれか
1つに記載の空気加湿器。
【0032】(9)液体噴霧装置(6)が、噴霧圧を調
整可能な高圧液体噴霧装置であることを特徴とする、上
記第1項から8項までのいずれか1つに記載の空気加湿
器。
【0033】
【発明の作用及び効果】本発明によれば、その都度の加
湿効率に応じて、特にその都度の滴スペクトルを考慮し
て液体分離装置を次のように調整することができ、即ち
過剰の滴が加湿された空気流から最適に分離されるよう
に調整することができる。これにより、効果的な物質移
行を得るために非常に有利な前提が提供され、その際本
発明により過剰の滴を分離させることができる。従っ
て、下流側にある諸々の空調装置は乾燥したままであ
る。
【0034】このように、本発明によれば、少量の水を
使用するだけで高加湿効率が得られるばかりでなく、過
剰の滴が分離される。
【図面の簡単な説明】
【図1】水分分離装置を備えた空気加湿器のノズル室の
断面図である。
【図2】水分分離装置の1実施例の一つの作動位置を示
す図である。
【図3】図2の水分分離装置の他の作動位置を示す図で
ある。
【図4】図2の水分分離装置の他の作動位置を示す図で
ある。
【図5】水分分離装置の他の実施例の一つの作動位置を
示す図である。
【図6】図5の水分分離装置の他の作動位置を示す図で
ある。
【図7】水分分離装置の最後の実施例の一つの作動位置
を示す図である。
【図8】図7の水分分離装置の他の作動位置を示す図で
ある。
【図9】図7の水分分離装置の他の作動位置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ノズル室 2 空気加湿器 3 空気流 6 液体噴霧装置 8 水分分離装置 9 薄板壁部
フロントページの続き (72)発明者 パウル ヴェンガー ドイツ連邦共和国 デー・7257 ディツィ ンゲン アン デア レームグルーベ 37 (72)発明者 クラウス ギュンター ドイツ連邦共和国 デー・7250 レオンベ ルク 6シラーシュトラーセ 51

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿されるべき空気流が貫流し、加湿パ
    ラメータを変化させることにより加湿効率を調整可能な
    加湿装置と、加湿された空気流から過剰の滴を分離させ
    るための液体分離装置とを有している空気加湿器におい
    て、 液体分離装置(8)の分離度を加湿パラメータに応じて
    調整するようにしたことを特徴とする空気加湿器。
JP5217426A 1992-09-02 1993-09-01 空気加湿器 Pending JPH06193923A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4229171A DE4229171C1 (ja) 1992-09-02 1992-09-02
DE4229171.2 1992-09-02

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ID=6466978

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5217426A Pending JPH06193923A (ja) 1992-09-02 1993-09-01 空気加湿器

Country Status (5)

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US (1) US5514193A (ja)
EP (1) EP0585865B1 (ja)
JP (1) JPH06193923A (ja)
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