JPH061934B2 - 水底ケ−ブル埋設機 - Google Patents

水底ケ−ブル埋設機

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JPH061934B2
JPH061934B2 JP21380084A JP21380084A JPH061934B2 JP H061934 B2 JPH061934 B2 JP H061934B2 JP 21380084 A JP21380084 A JP 21380084A JP 21380084 A JP21380084 A JP 21380084A JP H061934 B2 JPH061934 B2 JP H061934B2
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JP
Japan
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cable
plow
movable plow
burying machine
movable
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP21380084A
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JPS6194508A (ja
Inventor
裕士 川村
泰司 村上
拓也 上野谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、水底に溝を掘削しながら、この溝内にケーブ
ルを埋設する装置に係わり、特に、埋設作業の高速化、
省エネルギー化を図るようにした水底ケーブル埋設機に
関するものである。
「従来の技術」 従来、水底(例えば海底)に通信ケーブル等を埋設する
ための装置として、橇状の埋設機本体から下方に突出す
る可動鋤と、この可動鋤の後方にケーブルを案内するガ
イドとを備え、ケーブル布設船等で牽引することにより
水底に溝を掘削するとともに、掘削した溝内にケーブル
布設船から繰り出されるケーブルを案内するようにした
ケーブル埋設機が知られている。
この種のケーブル埋設機は、約4km(キロメートル)毎
に中継器を有する水底ケーブル(海底ケーブル)の埋設
を想定して設計されているため、可動鋤の幅が中継器の
外径に合わせた広いものとなっている。すなわち、ケー
ブルの途中には中継器や接続函のように他の部分に対し
て外径の太い大径部が存在するため、可動鋤はこれら大
径部を収容できる幅の溝を全工程にわたって掘削するよ
うになっている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、海底光ファイバケーブルを用いた中継方
式では、中継器の間隔が40kmと大幅に延長されるの
で、従来のケーブル埋設機を用いて埋設作業を行なった
場合、必要以上の幅を有する溝を掘削する距離が長くな
り、ケーブル布設船が大きな抵抗力を受ける分、エネル
ギー効率が悪く、かつ、埋設作業が遅延するという不具
合が生じる。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、前記問題点を解決するために、ケーブルの小
径部(大径部以外の部分)の外径に合わせた幅を有する
可動鋤の両側に、埋設機本体に対した上下動可能な補助
可動鋤を配設するとともに、これら補助可動鋤の間に埋
設機本体の走行方向に沿うケーブル案内路を形成したも
のである。
「作用」 本発明においては、補助可動鋤を埋設機本体より上方に
保持し、かつ、可動鋤を埋設機本体より下方に突出させ
た状態で埋設機本体を走行させることにより、ケーブル
の小径部に見合った幅の溝を掘削してこの溝内にケーブ
ルを案内することができ、しかも、補助可動鋤を下降さ
せて可動鋤と併用することにより、ケーブルの大径部に
見合った幅に溝幅を拡大し、かつ、ケーブルの大径部を
ケーブル案内路に沿わせて溝内に案内することができ
る。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図にもとづいて
説明すると、図中符号1は橇の形状に形成された埋設機
本体である。この埋設機本体1は、ケーブル布設船等の
船舶(図示略)に牽引されることにより水底を走行する
ようになっており、その上面には第1の上下位置調整機
構2を介して、刃先を埋設機本体1の走行方向前方に
(第1図矢印(イ)の方向)に向けた状態で埋設機本体1
の後方に突出する可動鋤3が連結されるとともに、第2
の上下位置調整機構4を介して第3図の如く可動鋤3の
両側に近接状態に位置する一対の補助可動鋤5が連結さ
れている。
前記第1の上下位置調整機構2は、埋設機本体1に連結
ピン6を介して上下方向(第1図(ロ)-(ハ)の方向)に揺
動自在に支持されかつその自由端部に連結ピン7を介し
て可動鋤3を上下揺動自在に支持するアーム8と、この
アーム8と埋設機本体1の間に連結ピン9,10を介し
て取り付けられて可動鋤3を埋設機本体1に対した上下
動させる油圧シリンダ11と、アーム8と可動鋤3の間
に連結ピン12,13を介して取り付けられて可動鋤3
の埋設機本体1に対する角度を変える油圧シリンダ14
とからなるものである。
前記可動鋤3は、全体が、上下前後方向に延在する板面
を有するとともにケーブルの小径部の外径以上、かつ大
径以下の厚さ(鋤幅)tを有する板状に形成されてお
り、その下端には前方に突出する刃先3aが設けられて
いる。また、可動鋤3の上端部から後端部にかけては前
方から後方に向けて下方に傾斜するガイド面3bが形成
され、さらに、このガイド面3bの両側部には、第4図
に示すようにケーブルの小径部の外径より大きい間隔D
をおいて対向する側板部3cが設けられている。
前記第2の上下位置調整機構4は、アーム8の両側で埋
設機本体1に連結ピン6を介して上下揺動自在に支持さ
れかつその自由端部に連結ピン15を介して補助可動鋤
5を上下揺動自在に支持するアーム8より長めのーム1
6と、このアーム16と埋設機本体1の間に連結ピン1
7,18を介して取り付けられて補助可動鋤5を埋設機
本体1に対して上下動させる油圧シリンダ19と、アー
ム16と補助可動鋤5の間に連結ピン20、21を介し
て取り付けられて補助可動鋤5の埋設機本体1に対する
角度を変える油圧シリンダ22とからなるものである。
前記補助可動鋤5は、可動鋤3と同様に板状に形成さ
れ、これら一対の補助可動鋤5の可動鋤3の厚さの和
(全体の幅)tは、ケーブルの大径部の外径以上とな
るように設定され、補助可動鋤5の下端部には前方に突
出する刃先5aが設けられている。また、補助可動鋤5
の上端部かた後端部にかけては前方から後方に向けて下
方に傾斜するガイド面5bが形成され、さらにこのガイ
ド面5bの外側部(可動鋤3から遠い方の側部)には、
第4図に示すように側板部5cが突設されている。そし
て、これら両補助可動鋤5の側板部5cは、ケーブルの
大径部の外径より大きい間隔Dをおいて対向させら
れ、前記可動鋤3の下降状態においてこの補助可動鋤5
を下降させた際に後述する如く、側板部5cの間にケー
ブル案内路Lを形成するようになっている。
次いで、このように構成された水底ケーブル埋設機を用
いてケーブルの埋設作業を行なう場合について説明すれ
ば、埋設機本体1をロープ23等を介してケーブル布設
船に連結して牽引し、第1図に示すように可動鋤3のみ
を下降させて埋設機本体1から下方に突出させる。つま
り、この状態において、埋設機本体1が、水底Gを走行
すると可動鋤3によって、走行距離に相当する長さを有
する幅の狭い溝Cが掘削されるとともに、走行した長
さだけ、ケーブル布設船からケーブルの小径部24が繰
り出され、繰り出された小径部24は、可動鋤3の側板
部3cの間のガイド面3bに案内されて溝Cに埋設さ
れる。
一方、ケーブルの大径部25の繰り出しが近づいてきた
ら、その数百メートル手前において、補助可動鋤5を下
降させて、補助可動鋤5を第2図の如く、可動鋤3の両
側かつ後方にずれた位置に固定する。つまり、この状態
で埋設機本体1が水底Gを走行すると、補助可動鋤5に
よって溝の掘削幅が拡大され、幅の広い溝Cが掘削さ
れる。そして、大径部25が可動鋤3の前端部に達っす
ると、大径部25は側板部3cの間に入り込まず、その
代わりに、この第2図の状態において、補助可動鋤5の
側板部5cの間に第4図の如く形成されるケーブル案内
路Lに沿つて第2図の如く可動鋤3を乗り越えながら走
行方向後方に案内されて溝C内に埋設される。なお、
大径部25の埋設が完了すると、これに続く小径部24
はケーブル案内路Lから側板部3cの間に滑り落ちて
(第4図参照)ガイド面3bに案内が引き継がれるか
ら、補助可動鋤5を上昇させて第1図の如く埋設機本体
1の上方に保持し、幅の狭い溝Cの掘削、ならびにケ
ーブルの小径部24の埋設に切り換える。
このように本発明の水底ケーブル埋設機は、可動鋤3と
補助可動鋤5とを有することにより、中継器等の大径部
25の埋設が可能であるっとともに、小径部24の埋設
の際には、従来の埋設器の数分の1程度の幅の鋤(可動
鋤3)を使用できることとなり、鋤を引く船舶の牽引力
を小さくすることができる。また、船舶の牽引力を一定
とすれば埋設機の抵抗力が小さくなることにより従来よ
り高速で牽引することができるようになる。
なお、前記実施例においては、上下位置調整機構2,4
の駆動源として油圧シリンダ11,14,19,22を
用いたが、これに限るものではなく、例えば油圧モータ
等を使用してもよい。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、次のような優れた
効果を得ることができる。
(a)可動鋤を単独で使用したり、あるいは可動鋤と補助
可動鋤とを併用したりすることにより、ケーブルの外径
に応じた幅の溝を掘り分けることができるので、溝の掘
削に要する船舶の牽引力を最小限に押えることができ、
エネルギーロスを削減して埋設作業の省エネルギー化を
図ることができる。
(b)ケーブルの小径部を埋設する際の抵抗力を小さくす
ることができるので、埋設作業の高速化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図はケ
ーブルの小径部を埋設している状態を示す側面図、第2
図はケーブルの大径部を埋設している状態を示す側面
図、第3図は第2図の状態の平面図、第4図は第3図の
IV−IV線矢視図である。 1……埋設機本体、2,4……上下位置調整機構、3…
…可動鋤、5……補助可動鋤、8,16……アーム、2
4……小径部、25……大径部、L……ケーブル案内
路、C,C……溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−28497(JP,A) 特開 昭51−13988(JP,A) 特公 昭54−9317(JP,B2) 特公 昭56−50486(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水底に溝を堀削しながらこの溝内にケーブ
    ルを案内する水底ケーブル埋設機において、水底を走行
    する埋設機本体と、前記埋設機本体に連結され前記ケー
    ブルの小径部の外径に見合った幅を有する堀削用の可動
    鋤と、前記可動鋤の両側に配設され前記可動鋤の幅を加
    えると前記ケーブルの大径部の外径に見合った幅となる
    堀削幅拡大用の一対の補助可動鋤と、前記埋設機本体上
    で走行方向に沿って形成されるケーブル案内路と、前記
    可動鋤と前記埋設機本体及び前記補助可動鋤と前記埋設
    機本体の間に各々介在して前記可動鋤及び前記補助可動
    鋤を別々に上下動させる上下位置調整機構とを具備した
    ことを特徴とする水底ケーブル埋設機。
JP21380084A 1984-10-12 1984-10-12 水底ケ−ブル埋設機 Expired - Lifetime JPH061934B2 (ja)

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JP21380084A JPH061934B2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12 水底ケ−ブル埋設機

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JP21380084A JPH061934B2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12 水底ケ−ブル埋設機

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JPS6194508A JPS6194508A (ja) 1986-05-13
JPH061934B2 true JPH061934B2 (ja) 1994-01-05

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ID=16645250

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JP21380084A Expired - Lifetime JPH061934B2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12 水底ケ−ブル埋設機

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