JPH06193406A - タ−ビンの強制冷却装置 - Google Patents

タ−ビンの強制冷却装置

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Publication number
JPH06193406A
JPH06193406A JP35724892A JP35724892A JPH06193406A JP H06193406 A JPH06193406 A JP H06193406A JP 35724892 A JP35724892 A JP 35724892A JP 35724892 A JP35724892 A JP 35724892A JP H06193406 A JPH06193406 A JP H06193406A
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JP
Japan
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cooling
cooling air
turbine
steam
air
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Application number
JP35724892A
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English (en)
Inventor
Eiji Tsunoda
英治 角田
Eizo Hayashi
栄蔵 林
Joji Kaneko
丈治 金子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】上半外部ケーシング39aと下半外部ケーシン
グ39bとから外部ケーシングを有すると共に、第一内
部ケーシング40と第二内部ケーシング41とからなる
内部ケーシングを有する複流型タービンを強制冷却する
装置において、蒸気通路部を第一冷却流路とする一方、
第一内部ケーシング40と第二内部ケーシング41とに
より形成される空間を第二冷却流路として、これら第一
冷却流路と第二冷却流路へ外部の冷却空気を導入して外
部へ排出する冷却空気導入排出手段と、静止部と回転部
の接触を回避するためにロータと静止部との伸び差に基
づいて第一冷却流路の流量を制御し、かつ、上半外部ケ
ーシングと下半外部ケーシングとの温度差に基づいて第
二冷却流路の流量を制御する制御手段とを設ける。 【効果】冷却時間の大幅な短縮を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンの停止直
後の高温状態にある蒸気タービンの強制冷却装置に係わ
り、特に多重ケーシング構造より成るタービンを安全且
つ迅速に冷却する蒸気タービンの強制冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービン装置は、図11に示す如
く、高圧タービン1と中圧タービン2と低圧タービン3
を組合せて構成される。高圧タービン1と中圧タービン
2は同一軸に連結される型式と2軸に分けて配置する型
式がある。
【0003】ボイラAで発生させた主蒸気は、主蒸気管
4、主蒸気止め弁5、蒸気加減弁6を介して高圧タービ
ン1の蒸気導入部からこの高圧タービン1内に導入され
仕事をさせる。そして、高圧タービン1の蒸気排気部か
ら高圧タービン排気管7に排気された蒸気は、再熱器B
にて再熱された蒸気を組合せ再熱弁8を介して中圧ター
ビン2の再蒸気導入部からこの中圧タービン2内に導入
されて仕事をさせる。さらに、中圧タービン2の蒸気排
気部からクロスオーバ管9に排出された蒸気は低圧ター
ビン3に送られ、仕事をさせ、低圧タービン3から排出
された蒸気は復水器10に回収される。
【0004】なお、図中の11は真空ポンプを示し、こ
れは復水器10内の真空度を維持するように動作する。
【0005】上記した蒸気タービン装置の高圧タービン
の内部の多重ケーシング構造の一例を図12に示す断面
略図で説明すると、まず、ボイラAから高圧タービンに
導入される蒸気は、高圧外部ケーシング12の主蒸気導
入部12aに入り、次に高圧内部ケーシング13に導か
れる。高圧内部ケーシング13に流入した蒸気は、図示
矢印に示す如く、蒸気通過部を流れて、高圧ロータ14
に回転力を与えることにより、蒸気の圧力と温度が低下
した後に主蒸気排出部12bから高圧タービン排気管7
を介してボイラの再熱器Bに流れる。
【0006】ところで、上述した蒸気タービン装置を定
期的に点検する場合、あるいは、故障のため解放検査す
る場合、蒸気タービン装置を停止させ、更に高温となっ
た部分を冷却しなければ分解することもできず、点検や
修理が不可能である。
【0007】蒸気タービン装置の内で低圧タービン3は
中圧タービン2からの排気蒸気がそのまま供給されるた
め、300℃程度になるだけであるから、低圧タービン
3は停止させた後自然放置しておくだけでも比較的短時
間で冷却が進み、特別の冷却手段を特に必要としない。
【0008】一方、ボイラAから、あるいは、再熱器B
から500℃〜600℃に昇温された主蒸気、あるい
は、再熱蒸気が各々供給される高圧タービン1および中
圧タービン2は、停止させたとき高温状態にある。高温
状態にある高圧および中圧タービンのうち特に高圧ター
ビンでは、通常の運転中には高圧の蒸気を内部に導入す
るためにケーシングの肉厚を厚くしており、自然放熱に
より分解できる温度に冷えるまでには長時間を要する。
従って、特別の冷却手段により冷却時間を短縮しなけれ
ば、長時間後でないと点検や修理ができず、その間蒸気
タービン装置の運転が不可能となり、電力供給に支障を
来すことにもなる。
【0009】そこで、従来は高圧タービンの排気管に設
置された安全弁から空気を吸い込み、主蒸気管から復水
器に排出することによって、高圧タービンの冷却時間の
短縮を図っていた(例えば、FORCEDCOOLIN
G OPERATION ON THE LMZ Kー
200ー130 TURBINE 1976,ZWAN
GABKUHLUNG VON TURBINE DE
R 500MW BLOCKE DURCH ANSA
UGEN VON LUFT 1984)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タービンの強制冷却装置では、次の問題がある。
【0011】まず、第1には、従来の技術によれば、通
常運転中に比較的低い温度となっている高圧排気部から
冷却用の空気を導入し、主蒸気導入部から排出させる手
段(例えば、特開昭56ー32014号公報,特開昭5
6ー162212号公報,特公平3ー4723号公報)
を採用しているが、この手段ではタービンの蒸気通路部
を冷却用の空気がターニング運転中のタービン・ロータ
に対して逆方向から当たるから、冷却に必要な空気が多
量に流れず、タービンの冷却時間の短縮を十分に図るこ
とは困難であるという問題がある。上記従来技術が高圧
排気部から冷却用の空気を導入し、蒸気導入部から排出
させているのは、強制冷却時に発生するかもしれないタ
ービンの熱歪や熱応力を抑制するためと考えられるが、
次の理由からその必要性はない。
【0012】すなわち、タービン停止時に500℃〜6
00℃の高温状態の高圧タービンでも、強制冷却によっ
て1日程度の時間をかけて冷却すれば、部材の疲労をも
たらす程の熱歪みや熱応力が発生することはない、この
ことは完全冷機状態の蒸気タービンを8時間から16時
間程度の時間をかけて起動し、500℃〜600℃まで
上昇する際に発生する熱歪みや熱応力が、許容できる範
囲内にあることからも容易に推察できることである。
【0013】従って、特公平3ー4723号公報のよう
に主蒸気導入部に接続した空気吸入装置を用いて高圧排
気管部から外気を導入する手段にする必然性はなく、こ
のような手段では、冷却に必要充分な空気流量を流すこ
とができないから、タービンを分解できる温度まで冷却
するためには長時間を要する。
【0014】また、第2には、特公平3ー4732号公
報に代表される従来技術では、ロータが内部ケーシング
等の静止部より速く冷却され、両者に伸び差が生じ、タ
ーニング運転中のロータがノズルに接触して損傷を生じ
るという問題がある。すなわち、冷却用の空気は、内部
ケーシング内を通って外部に排出されるために、内部ケ
ーシングよりも表面積が大きく、且つ重量の少ないロー
タとロータに装着されている羽根がより大きな冷却効果
を受け、ロータと羽根が内部ケーシングよりも速く冷却
される。このためにロータはケーシング等の静止部より
も熱膨張の減少が速くなり、この間に伸び差が生じる。
【0015】公知の如く、タービンのロータとノズルの
間は通常運転に於ける負荷変化時の内部温度変化によっ
ても両者が接触しない範囲で、微少な軸方向(ロータ長
手方向)間隙で相対するように製作されており、強制冷
却時にロータがケーシングよりも速く冷却されれば、ノ
ズルとロータとの伸び差が生じて、ターニングによって
回転しているロータが静止しているノズルに接触して損
傷する可能性がある。
【0016】また、高圧タービンでは内部ケーシング内
にノズルを有しており、このノズルとロータに装着した
羽根の外周との間隙や、ロータシャフトとノズル内周に
設けたラビリンスパッキンの間隙も、タービンの通常運
転中に接触しない範囲で、微少な半径方向間隙に製作さ
れている。このため、ケーシングの上・下半に温度差が
生じる、上・下半の熱膨張差によりケーシングは湾曲
し、回転しているロータシャフトが静止しているラビリ
ンスパッキンあるいは羽根外周がノズルと接触して損傷
する可能性がある。
【0017】そこで、本発明は、タービンを短時間で冷
却し、かつ、ターニング運転中にノズル等の静止部との
接触によるロータの損傷を未然に防止するタービンの強
制冷却装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上半外部ケーシングと下
半外部ケーシングとから外部ケーシングを有すると共
に、この外部ケーシングの内側に形成される第一内部ケ
ーシングと第二内部ケーシングとからなる内部ケーシン
グを有し、この内部ケーシングとロータとにより蒸気通
路部を形成し、下半外部ケーシングの中間部に配置され
る蒸気導入部から第一内部ケーシングを経由して導入さ
れる蒸気を蒸気通路部へ噴出させて、内部ケーシングの
静止部に対して回転部であるロータを回転させた後に、
上半外部ケーシングの両側に配置される蒸気排出部から
蒸気を排出する構成の複流型タービンを強制冷却するタ
ービンの強制冷却装置において、蒸気通路部を第一冷却
流路とする一方、第一内部ケーシングと第二内部ケーシ
ングとにより形成される空間を第二冷却流路として、こ
れら第一冷却流路と第二冷却流路へ外部の冷却空気を導
入して外部へ排出する冷却空気導入排出手段と、静止部
と回転部の接触を回避するためにロータと静止部との伸
び差に基づいて第一冷却流路の流量を制御し、かつ、上
半外部ケーシングと下半外部ケーシングとの温度差に基
づいて第二冷却流路の流量を制御する制御手段とを設け
るようにしたものである。
【0019】
【作用】上記構成により、高温状態にあるタービンを強
制冷却しても、ロータと静止部との伸び差が過大になら
ず、かつ、上半と下半のケーシングの温度差による湾曲
が過大にならないから回転部と静止部が冷却過程で接触
を防止しつつ強制冷却される。このためタービンは短時
間に冷却できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は本発明の第1実施例を示す高圧ター
ビンに適用した冷却用空気管系統図である。図におい
て、送風機15は冷却用空気Cを図示省略するフィルタ
を介して大気から高圧タービン1へ送るため吸い込み昇
圧する。熱交換器16は、送風機15の圧縮作用により
昇圧された空気をタービン内部に過大な熱応力を生じさ
せない範囲で、メタル温度より充分低温の冷却空気とす
る。
【0022】熱交換器16の出口側は、2系統に分岐さ
れ、一方の接続管17は蒸気加減弁出口側の主蒸気管4
に接続しており、この一方の接続管17には、止め弁1
8および流量制御弁19を配設している。熱交換器16
の出口側で分岐する2系統の他方の接続管は、高圧ター
ビン1の高圧外部ケーシング12の上半側に設けた冷却
空気上半導入孔20および下半側に設けた冷却空気下半
導入孔21に接続し、止め弁22と流量制御弁23,2
4を配設している。この止め弁18と止め弁22は強制
冷却を開始する直前に開かれる。
【0023】流量制御弁19は、主蒸気管4を介して内
部ケーシングの内側、すなわち、蒸気通路部を流れる冷
却空気の流量を制御するもので、流量制御弁23は外部
ケーシングと内部ケーシングの間を流れる冷却空気う
ち、上半側に流れる空気の流量を制御するもので、流量
制御弁24は同じく外部ケーシングと内部ケーシングの
間を流れる冷却空気のうち、下半側に流れる空気の流量
を制御する目的で設置している。
【0024】高圧タービン排気管7に設けた冷却空気排
出管25と冷却空気排出弁26は、高圧タービン1を強
制冷却するときに使用するもので、送風機15によって
高圧タービン1内に押し込まれた冷却空気は冷却空気排
出弁26を開くことにより、冷却空気排出口Dから排出
される。
【0025】ケーシング上半メタル温度検出熱電対27
は、高圧外部ケーシング12と高圧内部ケーシング13
との上半部空間の温度を検出する。ケーシング下半メタ
ル温度検出熱電対28は、高圧外部ケーシング12と高
圧内部ケーシング13との下半部空間の温度を検出す
る。
【0026】上記した図1の構成の強制冷却系統では、
強制冷却時、図2に示すタービンの内部の略図の如く、
図1に示す止め弁18と止め弁22が開かれた後に、流
量制御弁23の開動作により、冷却空気が主として、上
半の黒い矢印方向へ流れ、高圧外部ケーシング12の上
半内面と高圧内部ケーシング13の上半外面を冷却した
後に、高圧内部ケーシング13に形成された冷却空気導
入孔13aから高圧内部ケーシング13の蒸気通路部に
流入し、高圧内部ケーシング13と高圧ロータ14を冷
却して冷却空気排出管25と冷却空気排出弁26から大
気に排出される。
【0027】また、流量制御弁24の開動作により冷却
空気が主として下半の黒い矢印方向へ流れ高圧外部ケー
シング12の下半内面と高圧内部ケーシング13に形成
された冷却空気導入孔13bから高圧内部ケーシング1
3の蒸気通路部に流入し、高圧内部ケーシング13と高
圧ロータ14を冷却して冷却空気排出管25と冷却空気
排出弁26から大気に排出される。
【0028】一方、流量制御弁19を介して冷却空気が
主蒸気導入部12aから、図示白い矢印に示す如く導入
され、高圧ロータ14と高圧内部ケーシング13で形成
される蒸気通路部を冷却流路として流れる。この結果、
高圧タービン1を強制冷却し、流入した空気は、冷却空
気排出弁26から排出される。なお、強制冷却時に蒸気
加減弁6は閉じている。ところで、図2で説明した高圧
外部ケーシング12と高圧内部ケーシング13とは、図
2のZーZ断面に示す図3のようになっており、高圧外
部ケーシング12の上部左右に各々冷却空気上半導入孔
20が形成される一方、高圧外部ケーシング12の下部
左右に各々冷却空気下半導入孔21が形成され、均等に
冷却空気が導入されるようになっている。
【0029】次に、本実施例の制御装置を図4を参照し
て説明する。
【0030】図示する制御装置では、制御部29は高圧
タービン上半メタル温度検出信号aと高圧タービン下半
メタル温度検出信号bに基づいて強制冷却の完了と続行
を制御する。制御部30は、高圧タービン上半メタル温
度検出信号aと高圧タービン下半メタル温度検出信号b
と強制冷却続行信号dとにより論理積を出力するAND
31を介して入力し、上下半メタル温度差を計算し、温
度差信号cに応じて流量制御弁23および流量制御弁2
4を制御する。制御部32は強制冷却続行信号dとター
ビン高圧伸び差検出信号eとの論理積を出力するAND
33を介して入力したタービン高圧伸び差検出信号eと
予め設定された値と比較して、その偏差に応じて流量制
御弁19を制御する。
【0031】まず、内部ケーシングの内側、すなわち、
蒸気通路部を流れる冷却空気は、図2の白い矢印に示す
如く、内部ケーシングの内側と共にロータを冷却してか
ら冷却空気排出管25、冷却空気排出弁26を通って排
出される。この状態で、冷却空気の流量が多いと、高圧
ロータ14の温度の低下速度がケーシングの温度の低下
速度よりも速くなり、ロータの熱膨張がよく速く減少す
るので、いわゆるロータショート状態になる。この場
合、制御部32に図示省略するタービン高圧伸び差検出
手段からの大きなタービン高圧伸び差検出信号eがAN
D33により入力する。制御部32では、予め設定され
た伸び差設定値とタービン高圧伸び差検出信号eと比較
され、この結果、両者の差が小さければ、流量制御弁1
9が絞らる。これによって、図2の白い矢印で示される
冷却空気が減少してロータショート状態が解消される。
また、ロータの温度低下速度がケーシングの温度低下速
度よりも低くなる。いわゆる、ロータロング状態になる
と、タービン高圧伸び差検出信号eと伸び差設定値との
差が大きくなり、流量制御弁19が開かれ、図2の白い
矢印で示す冷却空気が増加してロータロング状態が解消
される。
【0032】このように、ロータはケーシングと比較し
て重量が少なく、さらに、羽根が植わり、ターニング運
転中のロータの熱伝達率が良くなるため、冷え易くなる
ことから、上記の如く両者の伸び差を制御することによ
り、ロータの冷却に要する空気量(蒸気通路部を流れる
冷却空気流量)を内外ケーシングを冷却するために必要
な空気量(内外ケーシング間を流れる冷却空気流量)に
比べて小量で済ますことができる。
【0033】一方、図2において、流量制御弁23を通
った冷却空気は、主として、上半に示した黒い矢印の如
く流れ、外部ケーシングの上半内面と内部ケーシングの
上半外面を冷却した後、冷却空気排出管25と冷却空気
排出弁26を通って大気に排出される。また、流量制御
弁24を通った冷却空気は、主として、下半に示した黒
い矢印の如く流れ、外部ケーシングの下半内面と内部ケ
ーシングの下半外面を冷却した後、冷却空気排出管25
と冷却空気排出弁26を通って大気に排出される。
【0034】ここで、外部ケーシングの上半側と下半側
の温度は、図1および図2のケーシング上半メタル温度
検出熱電対27とケーシング下半メタル温度検出熱電対
28によって検出される。そして、高圧タービン上半メ
タル温度検出信号aと高圧タービン下半メタル温度検出
信号bとがAND31を介して制御部30に入力され
る。制御部30では、上下半メタル温度差が計算され、
この温度差が予め設定された温度差と比較される。この
比較で温度差が上半大のとき流量制御弁23を開、流量
制御弁24を閉とし、温度差が小さいとき、流量制御弁
23を開、流量制御弁24を開とし、温度差が下半大の
とき流量制御弁23を閉、流量制御弁24を開とする。
これによって、流量制御弁24と流量制御弁23との開
閉によりロータと静止部とが半径方向で接触しない範囲
のケーシングの湾曲が抑制される。
【0035】外部ケーシングの上半側と下半側に設けた
ケーシング上半メタル温度検出熱電対27とケーシング
下半メタル温度検出熱電対28によって検出された高圧
タービン上半メタル温度検出信号aと高圧タービン下半
メタル温度検出信号bとは制御部29に入力される。制
御部29では、目標冷却メタル温度と比較される。この
結果、未だ高圧タービン上半メタル温度検出信号aと高
圧タービン下半メタル温度検出信号bが目標冷却メタル
温度に到達しないとき、強制冷却を続行し、到達したと
き、強制冷却を完了する。
【0036】次に、本発明の第2実施例を図5および図
6を参照して説明する。
【0037】図5は高圧タービンに適用した冷却用空気
管系統を示し、図1と異なる点は、止め弁22の出口側
にバイパス配管34を設けると共に、止め弁18の出口
側にバイパス配管35を設け、このバイパス配管35
に、真空ポンプ36を接続したことである。
【0038】上記構成で、バイパス配管34は大気に開
放して、バイパス配管35に配置された真空ポンプ36
を作動させると、バイパス配管35を介して、接続管1
7からタービンの内側が真空に引かれる。この結果、大
気の冷却空気がバイパス配管34から導入され、図6に
示すように、冷却空気上半導入孔20と冷却空気下半導
入孔21から冷却空気が高圧外部ケーシング12と高圧
内部ケーシング13で形成される空間を流れて冷却空気
導入孔13a,13bから蒸気通路部に流入した後に、
さらに、冷却空気は2つに分かれて1つは接続管17か
らバイパス配管35を経て大気に放出される。もう1つ
の前記蒸気流路の冷却空気の一部は、冷却空気排出管2
5と冷却空気排出弁26を通って大気に放出される。本
実施例によれば、第1実施例と同等の冷却効果が得られ
る。
【0039】次に、本発明の第3実施例を図7を参照し
て説明する。
【0040】図7は、第一内部ケーシングと第二内部ケ
ーシングを有する複流型のタービンに本発明を適用した
もので、上半側外部ケーシング39aには、冷却空気下
半導入孔21が設けられ、冷却空気下半導入孔21には
流量制御弁23を介して空気導入側に接続されている。
同様に、図示省略するが下半外部ケーシング39bにも
空気導入孔20が設けられ流量制御弁24を介して空気
導入側に接続される。また、再熱入口管38の再熱弁3
7の出口側に接続管17が配置され、この接続管17に
は流量制御弁19を介して空気導入側に接続されてい
る。上半側外部ケーシング39aの両端の2つの出口管
42には、それぞれ冷却空気排出管25が配置され、冷
却空気排出弁26を介して冷却空気排出口Dに接続され
ている。
【0041】まず、強制冷却時、図示省略する止め弁が
開かれた後に、流量制御弁23を介して上半外部ケーシ
ング39aに設けられた冷却空気上半導入孔20から冷
却空気が図示黒い矢印方向へ、つまり、第一内部ケーシ
ング40と第二内部ケーシング41により形成される空
間に流入する。この場合に冷却空気は、下半側外部ケー
シング39bに設けられた図示省略する冷却空気下半導
入孔21と同様の冷却空気下半導入孔20から第一内部
ケーシング40と第二内部ケーシング41とにより形成
される空間から流入する。これら流入した空気は、2つ
の方向に分かれて第一内部ケーシング40と第二内部ケ
ーシング41を冷却した後に、ロータ43と第二内部ケ
ーシング41で形成される蒸気流路を経てロータ43を
冷却し、上半外部ケーシング39aに設けられる出口管
42を通り、排気管に分岐して設けられる冷却空気排出
管25により冷却空気排出弁26を介して冷却空気排出
口Dに排出される。
【0042】また、再熱弁37が閉じられ、図示省略す
る止め弁が開かれ流量制御弁19を介して接続管17か
ら冷却空気が図示白い矢印方向へ再熱蒸気入口管38か
らタービン内に流入する。冷却空気は、第一内部ケーシ
ング40の内側を冷却し、ロータ43と第一内部ケーシ
ング40で形成される蒸気流路へ流入し、ロータ43を
冷却した後に、冷却空気はロータ43と第二内部ケーシ
ング41で形成される蒸気流路でロータ43を冷却す
る。そして、冷却空気は、上半外部ケーシング39aの
出口管42を通り、排気管から分岐する冷却空気排出管
25に流入して冷却空気排出弁26を介して冷却空気排
出口Dに排出される。
【0043】上記した強制冷却では流量制御弁19と流
量制御弁23,24とは、上半と下半外部ケーシングの
温度差と内部ケーシングとロータの伸びに基づいて制御
される。すなわち、本実施例の制御装置は、図4に示し
たと同様に構成されており、冷却空気が図示の白い矢印
に示す如く、第一内部ケーシング40の内側を冷却した
後に、ロータ43と第一内部ケーシング40との蒸気通
路でロータ43を冷却し、さらに、ロータ43と第二内
部ケーシング41を冷却してから冷却空気排出管25、
冷却空気排出弁26を通って排出される。この状態で、
冷却空気の流量が多いと、ロータ43の温度の低下がタ
ービンケーシングの低下よりも速くなり、ロータ43の
熱膨張より速く減少するから、いわゆるロータショート
状態となる。この場合には、タービン伸び差検出信号と
予め設定された伸び差設定信号との差が小さくなり、流
量制御弁19が絞られる。これによって、図7の白い矢
印で示す冷却空気が減少してロータショート状態が解消
される。
【0044】また、ロータの温度低下速度がケーシング
の温度低下速度より低くなる、いわゆるロータロング状
態では、タービン伸び差検出信号と伸び差設定信号との
差が大きくなり、流量制御弁19が開かれ、図7の白い
矢印で示す冷却空気が増加してロータロング状態が解消
される。
【0045】一方、流量制御弁23または図示省略する
冷却空気下半導入孔への流量制御弁24から流入する冷
却空気は、図7の黒い矢印に示すように、主として、外
部ケーシングの上半内側と下半内側と第一内部ケーシン
グ40と第二内部ケーシング41とを冷却した後、冷却
空気排出管25と冷却空気排出弁26を通って放出され
る。この場合、上下半メタル温度差信号と予め設定され
た設定信号とが比較され、上半大のとき流量制御弁23
を開として流量制御弁24を閉とする一方、下半大のと
き流量制御弁23を閉として流量制御弁24を開とす
る。これによって、ロータと静止部とが半径方向で接触
しない範囲のケーシングの湾曲が抑制される。
【0046】次に、本発明の第4実施例を図8を参照し
て説明する。
【0047】図8は、図7で示した実施例について、再
熱蒸気入口管38に接続された冷却空気用管に設ける流
量制御弁19の入口側に真空ポンプ36等の設備を装備
し、上半側外部ケーシングの出口管42に設けた冷却空
気排出管25と冷却空気排出弁26を通って冷却空気を
排出しようとするものである。
【0048】この場合、冷却空気は、外部ケーシング3
9の上半、下半に設けた冷却空気上半導入孔20と冷却
空気下半導入孔21(下半は図示せず)から、流量制御
弁23,24を通って流入する。流入した冷却空気は、
第一内部ケーシング40と第二内部ケーシング41の間
の空間から流入して第一内部ケーシング40と第二内部
ケーシング41を冷却して、蒸気通路部に入り、蒸気入
口側、出口側に分かれて流れ、ロータ43を冷却し、出
口側に流れた冷却空気は上半の出口管42を通って排気
管に設けた冷却空気排出管25と冷却空気排出弁26を
通って冷却空気排出口Dに排出される。また、入口側に
流れた冷却空気は、再熱蒸気入口管38に接続された接
続管17に設けた流量制御弁19の入口側に設置した真
空ポンプ36等の設備により排出される。
【0049】上記第4実施例においても、第3実施例と
同様に制御手段がケーシングの上半下半温度差とケーシ
ングとロータの伸び差に基づいて流量制御弁23、流量
制御弁24と流量制御弁19を制御する。
【0050】次に、本発明の第5実施例を図9を参照し
て説明する。
【0051】図9は、図7で説明した再熱蒸気入口管3
8に接続した冷却空気接続管17に設けた流量制御弁1
9は閉じた場合の実施例を示す。この場合、冷却空気
は、外部ケーシング39の上半、下半に設けた冷却空気
上半導入孔20と冷却空気下半導入孔21(下半は図示
せず)から、流量制御弁23,24を通って流入する。
流入した冷却空気は、外部ケーシング39と第一内部ケ
ーシング40を冷却した後、第一内部ケーシング40と
第二内部ケーシング41の間の空間から蒸気通路部に入
り、蒸気出口側に流れ、ロータ43を冷却した後、上半
側外部ケーシング39aの出口管42を通って排気管に
設けた冷却空気排出管25と冷却空気排出弁26を通っ
て冷却空気排出口Dに排出される。
【0052】ここで、本実施例によるタービンの冷却速
度の一例を図10を参照して説明すると、1点鎖線T1
が自然放熱の場合の温度、実線T2が本実施例の場合の
温度を示す。また、破線T0は高圧タービンを分解する
ことができる温度を示し、通常150℃〜200℃程度
である。横時軸の日数0の点は、タービンを停止した時
を示している。
【0053】図示するように、本実施例によれば、ター
ビンを停止してから4日以上経過しないと分解できる温
度まで冷えなかった高圧タービンが、約1日経過すれば
分解できる温度まで冷却することができる。中圧タービ
ンについても同様の速度で冷却することができる。
【0054】本実施例によれば、ターニング運転中のタ
ービンについてロータと静止部との伸び差によってロー
タがノズル等静止部と軸方向に接続することなく、ま
た、ケーシングの上下温度差によって生じるケーシング
の湾曲によって、ロータとノズルおよびラビリンスパッ
キンとの半径方向の接触が生じることもないため、従来
技術に於いて行われるような、「メタル温度よりわずか
に低い冷却空気の導入」の必要性がなく、低温の空気の
導入により、タービンを自然放熱によるよりも急速に冷
却できるので、冷却に要する日数が大幅に短縮され、タ
ービンの分解点検に要する期間が短縮される。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転部と静止部とが冷却過程で接触を防止しつつ強制冷却
される。従って、高温状態のタービンを冷却空気で急速
に冷却できるからタービンは短時間に冷却することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すタービンの強制冷却
時の空気配管系統図である。
【図2】図1の第1実施例において強制冷却時のタービ
ン内部の冷却空気の流れを示す説明図である。
【図3】図2のZーZ線断面を示す図である。
【図4】図1の第1実施例の制御部を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例を示すタービンの強制冷却
時の空気配管系統図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す強制冷却時のタービ
ン内部の冷却空気の流れを示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す強制冷却時のタービ
ン内部の冷却空気の流れを示す説明図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す強制冷却時のタービ
ン内部の冷却空気の流れを示す説明図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す強制冷却時のタービ
ン内部の冷却空気の流れを示す説明図である。
【図10】第1実施例から第5実施例の作用を示す従来
例と対比する説明図である。
【図11】蒸気タービン装置の構成図である。
【図12】タービン内部の通常運転中の蒸気の流れの一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
15 送風機 16 熱交換器 17 接続管 19 流量制御弁 20 冷却空気上半導入孔 21 冷却空気下半導入孔 23 流量制御弁 24 流量制御弁 25 冷却空気排出管 26 冷却空気排出弁 27 ケーシング上半メタル温度検出熱電対 28 ケーシング下半メタル温度検出熱電対 29 制御部 30 制御部 32 制御部 37 再熱弁 38 再熱蒸気入口管 39 外部ケーシング 39a 上半外部ケーシング 39b 下半外部ケーシング 40 第一内部ケーシング 41 第二内部ケーシング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上半外部ケーシングと下半外部ケーシン
    グとから外部ケーシングを有すると共に、この外部ケー
    シングの内側に形成される第一内部ケーシングと第二内
    部ケーシングとからなる内部ケーシングを有し、この内
    部ケーシングとロータとにより蒸気通路部を形成し、前
    記下半外部ケーシングの中間部に配置される蒸気導入部
    から前記第一内部ケーシングを経由して導入される蒸気
    を前記蒸気通路部へ噴出させて、前記内部ケーシングな
    どの静止部に対して回転部である前記ロータを回転させ
    た後に、前記上半外部ケーシングの両側に配置される蒸
    気排出部から蒸気を排出する構成の複流型タービンを強
    制冷却するタービンの強制冷却装置において、 前記蒸気通路部を第一冷却流路とする一方、前記第一内
    部ケーシングと第二内部ケーシングとにより形成される
    空間を第二冷却流路として、これら第一冷却流路と第二
    冷却流路へ外部の冷却空気を導入して外部へ排出する冷
    却空気導入排出手段と、 前記静止部と前記回転部の接触を回避するために前記ロ
    ータと前記静止部との伸び差に基づいて前記第一冷却流
    路の流量を制御し、かつ、前記上半外部ケーシングと下
    半外部ケーシングとの温度差に基づいて前記第二冷却流
    路の流量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    るタービンの強制冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記蒸気導入部に配置される第一冷却空
    気導入部から前記第一冷却流路へ冷却空気を導入して前
    記蒸気排出部に配置される空気排出部から冷却空気を排
    出する一方、前記上半外部ケーシングおよび下半外部ケ
    ーシングの前記前記第二冷却流路に対応する部所に配置
    される第二冷却空気導入部から前記第二冷却流路へ冷却
    空気を導入して前記空気排出部から排出する冷却空気導
    入排出手段を備えたことを特徴とするタービンの強制冷
    却装置。
  3. 【請求項3】 前記上半側ケーシングおよび前記下半側
    ケーシングの前記第二冷却流路に対応する部所に配置さ
    れる冷却空気導入部から前記第二冷却流路へ冷却空気を
    導入して前記蒸気排出部に配置される第一空気排出部か
    ら冷却空気を排出する一方、前記冷却空気導入部から前
    記第二冷却流路へ流入した冷却空気の一部を前記第一冷
    却流路へ流入させて前記蒸気導入部に配置される第二空
    気排出部から排出する冷却空気導入排出手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のタービンの強制冷却装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回転部と静止部との接触を防止する
    ために配置され前記ロータと前記内部ケーシングとの伸
    び差を検出する手段と、この手段により検出された伸び
    差と予め設定された伸び差とから前記第一冷却流路へ空
    気を導入して排出する冷却空気導入排出手段に配置され
    る流量制御弁を開閉制御すると共に、前記上半外部ケー
    シングと前記下半外部ケーシングとの温度差を検出する
    手段と、この手段により検出された温度差と予め設定さ
    れた温度差とから前記第二冷却流路へ空気を導入して排
    出する冷却空気導入排出手段に配置される流量制御弁を
    開閉制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のタービンの強制冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却空気導入排出手段に送風手段と
    熱交換器を配置して、この熱交換器から導入する空気を
    検出して、この空気の温度を制御する手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のタービンの強制冷却装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0959747A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Hitachi Ltd 高強度耐熱鋳鋼,蒸気タービンケーシング,蒸気タービン発電プラント及び蒸気タービン
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