JPH06192116A - 抗菌剤 - Google Patents

抗菌剤

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JPH06192116A
JPH06192116A JP43A JP34610292A JPH06192116A JP H06192116 A JPH06192116 A JP H06192116A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 34610292 A JP34610292 A JP 34610292A JP H06192116 A JPH06192116 A JP H06192116A
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garlic
antibacterial
amberlite
antibacterial component
buffer
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JP43A
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English (en)
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Motoyoshi Tamura
元義 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体に対して無害の植物から得られる活性成
分を含有する抗菌剤を提供する。 【構成】 水および/または低級アルコールによるニン
ニクの抽出液をアンバーライト系合成吸着剤で処理して
得られる抗菌性成分を含有する抗菌剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、強烈な特有の臭気を
有するニンニクから得られる無臭性の抗菌性成分を含有
する抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】細菌等の微生物を殺すか、または微生物
の増殖や発育を抑制するのに種々の抗菌性合成物質が汎
用されているが、副作用や環境の汚染や破壊をもたらす
等の問題があるため、人体に対して無害の植物等の自然
原料から抗菌性成分を得る研究が注目されるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
事情に鑑み、人体に対して無害の植物から得られる抗菌
性成分を含有する抗菌剤を提供するためになされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明は、水およ
び/または低級アルコールによるニンニクの抽出液をア
ンバーライト系合成吸着剤で処理して得られる抗菌性成
分を含有する抗菌剤に関する。
【0005】本発明において、抽出原料として使用する
「ニンニク」は、ユリ科の多年草である「アリウム・サチ
ヴム・エル・フォルマ・ペキネンセ・マキノ(Allium
Sativum L.forma pekinense Makino)」である。
ニンニクが抗菌性を示す植物であることは従来から知ら
れており、その有効成分は、アリシン、ジアリルジスル
フィド、ジメチルジスルフィドなどとされていたが、こ
れらの有効成分はニンニク特有の強烈な臭気を発するの
で、医薬品や食料品等に添加する抗菌性成分としてはほ
とんど利用されていない。これに対して、本発明におい
て、抗菌性成分として使用する活性成分は、ほとんど臭
いのない揮発性成分である。
【0006】このような無臭の抗菌性成分は、ニンニク
を水および/または低級アルコールを用いて抽出し、抽
出液を特定の吸着剤で処理することによって得られる。
以下、これらの処理についてさらに説明する。
【0007】原料となるニンニクは、いずれの部位を用
いてもよいが、地下の鱗茎部が、活性成分の含有量等の
点で最も好ましい。ニンニクの鱗茎部等は磨り潰しや圧
搾等の前処理に付した後、水および/または低級アルコ
ール中での抽出処理に付す。低級アルコールとしては、
メタノール、エタノール、プロパノールおよびこれらの
任意の混合物が例示されるが、作業性や抽出効率等の点
から、エタノールが特に好ましい。抽出溶剤として、水
と低級アルコールとの混合溶剤を用いる場合、両者の混
合比は特に限定的ではないが、通常は水:エタノール〜
65:35(容量比)である。
【0008】上記の水性抽出溶媒のpHは、通常は希塩
酸ならびに緩衝液、例えば、酢酸緩衝液等を用いて、2
〜6、好ましくは3〜5に調整する。抽出溶媒のpHが
6よりも大きくなると、抽出液の力価の低下をまねき、
また、2より小さくなると、活性が低い。抽出溶媒の使
用量は特に限定的ではないが、通常は、被処理ニンニク
100gに対して、約150〜300mlである。抽出処
理は、ホモジナイザー等の均質化手段を用いておこな
う。処理温度や処理時間は、抽出溶媒の種類やpH等に
よって左右されるが、通常は約10〜20℃で、約20
〜60分間である。抽出残渣等は濾別し、得られた抽出
液はそのまま吸着剤処理に供する。
【0009】上記のようにして調製したニンニクの抽出
液は、特定の吸着剤、即ち、アンバーライト系合成吸着
剤を用いて処理する。この発明で用いるアンバーライト
系合成吸着剤としては、アクリルエステルを樹脂母体と
するアンバーライトXAD−7およびXAD−8、並び
にスチレン−ジビニルベンゼンを樹脂母体とするアンバ
ーライトXAD−1、XAD−2、XAD−4およびX
AD−2000等が例示されるが、無臭性の抗菌性成分
の収率等の点からは、アンバーライトXAD−7が特に
好ましい。
【0010】アンバーライト系合成吸着剤を充填した適
当な寸法のカラムは、適当な緩衝液、例えば、0.05
M酢酸緩衝液(pH4)等を用いて緩衝化させる。次い
で、上記のニンニクの抽出液を該カラムに注ぎ、さら
に、酢酸緩衝液等の緩衝液を注入して洗浄処理をおこな
った後、段階溶離処理をおこなう。溶離剤としては、酢
酸緩衝液等の緩衝液にエタノール等のアルコールを所定
濃度で溶解させた溶液が例示される。この場合、エタノ
ール等のアルコールの濃度は、通常は、約30〜70%
にわたって変化させる。ニンニク特有の臭気を発する有
色成分は、低濃度溶離剤によって溶離し、無臭性の無色
の抗菌性成分は、高濃度溶離剤によって溶離する。使用
後のカラムの再生は、例えば、さらに高濃度の溶離剤で
洗浄し、水洗後、緩衝液で処理することによっておこな
えばよい。
【0011】上述のアンバーライト系合成吸着剤を用い
る処理は、バッチ法によっておこなってもよい。即ち、
上記のようにして緩衝化したアンバーライト系合成吸着
剤を適当な容器に収容し、該合成吸着剤に、前述のよう
にして調製した抽出液を混合した後、放置する。放置す
る温度と時間は、通常は、約10〜20℃で約2〜24
時間である。所定時間放置した後、該合成吸着剤を濾取
し、緩衝液で洗浄した後、低濃度、例えば、10〜30
%エタノール等のアルコールで処理することによって、
ニンニク特有の臭気のある着色成分を除去し、次いで、
高濃度、例えば、50〜70%のアルコールで処理する
ことによって、無臭性の抗菌性成分が得られる。
【0012】以上のようにして得られる無臭性の抗菌性
成分は、所望により、蒸留処理(55〜80℃/80〜
50mmHg)に付すことによって、さらに精製してもよ
い。該抗菌性成分はそのまま抗菌剤として使用してもよ
く、また、医薬品や食品等の分野で常用されている固体
状または液体状のキャリヤーまたは希釈液に含浸または
溶解もしくは懸濁させて使用に供してもよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。実施例1 皮を剥いだニンニクの鱗茎部約10gを磨り潰し、これ
を酸性水溶液(pH4)20mlに加え、ホモジナイザーを
用いて均質化した後、80℃で15分間加熱した。得ら
れた処理物を濾過し、濾液30mlを0.05M酢酸緩衝
液(pH4)で処理したアンバーライトXAD−7カラム
(直径11mm、長さ17cm)を用いる段階溶離処理に付し
た。即ち、該濾液をカラムに添加した後、該緩衝液30
mlを添加し、次いで、33%エタノール溶液(該緩衝液
にエタノールを33%溶解させた溶液)30mlを用いて
溶離をおこなった後、60%エタノール溶液(上記緩衝
液にエタノールを60%溶解させた溶液)40mlを用い
て溶離をおこない、溶離液15〜24mlの部分を活性成
分含有液として採取した。該活性成分含有液を減圧蒸留
処理に付すことによって、無臭性の抗菌性成分を45〜
70℃/60mmHgの留分として2g得た。
【0014】実施例2 実施例1の場合と同様にして酢酸緩衝液で前処理したア
ンバーライトXAD−7約10gをビーカー(100ml)
内に入れ、これに、実施例1の場合と同様にして調製し
た抽出濾液30mlを加え、約2時間放置後、混合物を濾
過処理に付した。濾取した吸着剤を0.05M酢酸緩衝
液50mlで洗浄し、次いで、実施例1で用いた33%エ
タノール溶液(in buffer)50mlを用いて処理した後、
実施例1で用いた60%エタノール溶液(in buffer)5
0mlを用いて処理するこによって、活性成分含有液45
mlを得た。該活性成分含有液を減圧蒸留処理に付すこと
によって、無臭性の抗菌性成分を2g得た。
【0015】実施例1および2で得られた抗菌性成分
を、下記の測定条件下での液体クロマトグラフィー分析
に付したところ、保持時間が4.8分と5.38分の成
分が約4:1の割合で検出された。なお、ニンニク中に
含まれる強臭性の抗菌性成分として知られているジアリ
ルジスルフィド、ジメチルジスルフィドおよび血小板凝
集抑制作用が報告されている類縁物質メチルトリスルフ
ィドの、同じ測定条件下での保持時間はそれぞれ、1
8.22分、7.52分および12.55分である。 測定装置: 島津製作所製 液体クロマトグラフィー(S
CL−6Aシンクロコントローラー、C−R5Aクロマ
トパック、CT0−6Aカラムオーブン、SPD−6A
UVディテクター、LC−6A液体クロマトグラフ) 測定条件: 流速 0.4ml/分 カラム温度 40℃ 測定波長 254nm 移動相 メタノール:水=70:30 カラム STR ODS−II
【0016】実施例3 市販の細菌培養用乾燥ブイヨンにグルコースを1%添加
して調製した液体培地5mlに、実施例1または2で得ら
れた抗菌性成分を0.01ml、0.02ml、0.05ml
または0.1ml加え、これに、以下の表1に示す種々の
被検菌を接種した後、該被検菌を37℃で24時間培養
し、増殖の有無を調べた。結果を以下の表1に示す。表
1において、「+」は菌の増殖が認められた場合を示し、
「−」は菌の増殖が認められなかった場合を示す。
【0017】
【表1】
【0018】実施例4 市販の細菌培養用乾燥ブイヨン約3gを水100mlに溶
かし、これにブドウ糖を1%添加して調製した肉汁を、
滅菌処理せずに、試験管に分取した。実施例1または2
で得られた抗菌性成分を該試験管内へ、肉汁10mlあた
り、0.09ml、0.18mlまたは0.36mlの割合で
添加し、開口部をアルミニウム箔で封止した状態で、該
試験管を37℃に調温した孵卵器内に2日間〜6日間放
置し、菌の増殖の有無を調べた。結果を以下の表2に示
す。表2において、「+」は菌の増殖が認められた場合を
示し、「−」は菌の増殖が認められなかった場合を示す。
【0019】
【表2】
【0020】実施例5 豆腐殻10gに、実施例1または2で得られた抗菌性成
分を0.36mlまたは0.54ml添加した試料を、乳鉢
中で十分に混和させた後、ガラス瓶に入れ、該ガラス瓶
を、蓋をした状態で、10℃に調温した冷蔵庫内に4日
間〜6日間放置し、菌数の変化を、平板法によって調べ
た。結果を図1に示す。図1において「○」は対照試料の
場合を示し、「△」および「□」はそれぞれ抗菌性成分を
0.36mlおよび0.54ml添加した試料の場合を示
す。また、菌数は、試料1gあたりの対数値で示す。な
お、4〜6日後、対照試料については、腐敗臭と変色が
認められたが、抗菌性成分を添加した試料については、
腐敗臭も変色も認められなかった。
【0021】実施例6 豆腐殻の代わりに、鰯の擂り身10gを使用する以外
は、実施例5と同様の試験をおこなった。結果を図2に
示す。図2において、「○」、「△」および「□」は、図1の
場合と同意義である。また、菌数は試料1gあたりの対
数値で示す。なお、4〜6日後、対照試料については、
腐敗臭と変色が認められたが、抗菌性成分を添加した試
料については、腐敗臭も変色もほとんど認められなかっ
た。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、従来から抗菌作用を
示すことが知られていたにも拘わらず、強烈な特有臭の
ために、抗菌剤の原料として全く利用されていなかった
ニンニクを、該原料として有効に利用することができ
る。本発明において用いる抗菌性成分は、食用に供され
るニンニクから抽出単離されるために毒性はなく、ま
た、無臭性である。従って、該抗菌性成分を含有する抗
菌剤は、医薬品、化粧品、飼料等の配合成分として使用
できるだけでなく、食品類の保存にも有効に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例5における菌増殖の抑制効果を示すグ
ラフである。
【図2】 実施例6における菌増殖の抑制効果を示すグ
ラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水および/または低級アルコールによる
    ニンニクの抽出液をアンバーライト系合成吸着剤で処理
    して得られる抗菌性成分を含有する抗菌剤。
  2. 【請求項2】 ニンニクを水および/または低級アルコ
    ールを用いて抽出し、抽出液をアンバーライト系合成吸
    着剤で処理することを特徴とする抗菌性成分の製法。
JP43A 1992-12-25 1992-12-25 抗菌剤 Pending JPH06192116A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6638540B2 (en) 1997-05-06 2003-10-28 Universitat Bern Plant extracts for the treatment of increased bone resorption
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