JPH06192002A - 結晶の構造偏向性能を有する調製水およびその用途 - Google Patents

結晶の構造偏向性能を有する調製水およびその用途

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JPH06192002A
JPH06192002A JP16414393A JP16414393A JPH06192002A JP H06192002 A JPH06192002 A JP H06192002A JP 16414393 A JP16414393 A JP 16414393A JP 16414393 A JP16414393 A JP 16414393A JP H06192002 A JPH06192002 A JP H06192002A
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sodium
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prepared
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JP16414393A
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English (en)
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Takashi Nakamura
孝 中村
Shigeru Nakane
滋 中根
Koichi Sugita
晃一 杉田
Satoshi Araki
聡 荒木
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Techno Bio Co Ltd
Original Assignee
Techno Bio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種無機塩の主要な結晶形として存在する結
晶構造(または結晶形)と異なる結晶を形成しうる調製
水ならびにそれらの抗菌用剤、植物生長促進剤および切
り花の鮮度保持剤を提供する。 【構成】 蒸留水に特定のアニオンを含有させて得られ
る調製水、および蒸留水に糖類を一定の濃度(0.01
〜3重量%)で溶解して得られる調製水が提供される。
また、これらの調製水の上記用途も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種無機塩の主要な結
晶形として存在する結晶構造を偏向させる能力を有する
調製水、ならびにこれらの水の用途、特に、抗菌性剤、
植物生長促進剤及び切り花の鮮度保持剤に関する。ま
た、本発明の調製水は、その他の医薬製剤、農薬や化粧
品の調製原料としても使用できる。
【0002】本発明にいう、「無機塩の結晶の構造偏向
性能」又は「無機塩の主要な結晶形として存在する結晶
構造を偏向される能力」とは、常態で各無機塩が主要な
結晶形態としてとりうる結晶構造と異なる構造(または
形状)の結晶をその溶液から晶出しうる能力をいう。
【0003】
【従来の技術】従来より、結晶を形成する物質、特に無
機塩は、各物質(または化合物)の組成およびそれらが
置かれる環境に応じて、それぞれ、三斜晶形、単斜晶
形、斜方晶形、正方晶形、六方晶形、立方晶形および三
方晶形等の各種形態をとることができる。例えば、純粋
な塩化ナトリウムは、立方晶形に属する典型的なイオン
結晶であり、通常、いわゆる岩塩型構造をもつ五面体等
として存在する。ところで、本発明者らは、特殊な溶液
環境下に塩化ナトリウム(または、ナトリウムイオンお
よび塩素イオン)を存在させると偏平四面体形結晶形態
の塩化ナトリウムが形成され、そしてこのものが皮膚外
用剤の化学的安定性を向上させることを始め、天然に存
在する主要な結晶形態の塩化ナトリウムと異なる興味あ
る特性を示すことを開示した(例えば、特開平2−97
14号公報参照)。
【0004】また、前記偏平四面体形結晶形態の塩化ナ
トリウムの形成能を有する特定の成分からなる複合水溶
液が植物の生育を促進したり、その鮮度保持に有効であ
ることも開示した(例えば、特開平2−283612号
公報参照)。塩化ナトリウム自体、人や動物の生命を維
持する原料として重要であるが、上記のように偏平四面
体形結晶形態の塩化ナトリウムは、さらなる興味ある特
性を示し、それらをより効率よく提供する方法の開発が
望まれるであろう。前記公報によると、特殊な形態を示
す塩化ナトリウムは、例えば、クリストバル石を処理し
て得られる水溶液に塩化鉄を加えて得られる希釈溶液に
糖類を加えて調製した溶液を、別個に重クロム酸ナトリ
ウムと塩化鉄から調製された溶液と混合処理して得られ
る固形物を触媒的に使用することによって形成される
か、あるいは数工程を経て調製された特定のイオン濃度
(塩素イオン1.4×10-7〜2.7×103 ppm およ
びナトリウムイオン4×10-2〜4×10-3ppm または
鉄イオン7×10-8〜1.3×103 ppm )を含んでな
る複合水溶液の使用によって形成されている。
【0005】これらの方法は、目的とする偏平四面体結
晶形態の塩化ナトリウムを確実に製造できるものの、い
まだその操作はかなり煩雑であり改良の余地がある。ま
た、従来より雑草等の生育阻害剤としては高濃度の薬品
が使用されており、これが延いては公害や環境汚染の問
題となっている。さらに、飲料水においては、現在水質
劣化のために塩素を多く含有させることで一定の水質基
準を保っているが、それに起因してトリハロメタンを生
じる等の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、より単純な系で、通常主要な結晶形で存在しうる無
機塩からそれらの結晶形態と異なる形晶形態を形成する
ことのできる調製水を提供することにある。さらに本発
明は、かかる調製水の用途を提供することも目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく塩化ナトリウム、塩化カリウム、硝酸ナト
リウム、硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫
酸カリウム、硫酸ニッケルおよび過ヨウ素酸カリウム等
の結晶の形成および成長条件について鋭意検討を行った
ところ、意外にも、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝酸
イオン、リン酸イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、
臭素イオン、塩酸イオン、水酸イオン、カルボン酸イオ
ン、スルホン酸イオンのいづれか1種以上を特定濃度範
囲で含有せしめた調製水、および糖類、例えばショ糖、
ブドウ糖、果糖等を特定範囲の濃度で含有せしめた調製
水が、常態で主要な結晶形として存在する各無機塩の結
晶形態と異なった結晶形態を効率よく形成しうることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】従って、本発明によれば、無機塩の結晶の
構造偏向性能を有する調製水が提供される。このような
調製水の具体的なものとしては、炭酸イオン、炭酸水素
イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオン、硫酸
水素イオン、臭素イオン、塩酸イオン、水酸イオン、カ
ルボン酸イオンおよびスルホン酸イオンのいづれか1種
以上を0.2ppm 〜900ppm 、好ましくは0.2〜1
50ppm の濃度で含有する調製水、および糖類を0.0
1〜3重量%の濃度で含有する調製水が挙げられる。よ
り詳細には、上記イオンは、炭酸イオンが0.1〜80
0ppm 、好ましくは0.1〜130ppm 、特に好ましく
は0.1〜5ppm ;炭酸水素イオンが0.2〜900pp
m 、好ましくは0.2〜120ppm 、特に好ましくは
0.2〜10ppm ;硝酸イオンが0.2〜600ppm 、
特に好ましくは2〜60ppm ;リン酸イオンが0.2〜
200ppm 、特に好ましくは0.5〜40ppm ;硫酸イ
オンが1〜800ppm 、特に好ましくは65〜100pp
m ;硫酸水素イオンが1〜800ppm 、特に好ましくは
40〜100ppm ;臭素イオンが0.5〜500ppm、
特に好ましくは10〜50ppm ;塩素イオンが0.1〜
1000ppm 、特に好ましくは0.1〜30ppm ;水酸
イオンが1〜400ppm 、特に好ましくは30〜70pp
m ;カルボン酸イオンが5〜500ppm 、特に好ましく
は5〜150ppm ;スルホン酸イオンが10〜500pp
m 、特に好ましくは100〜200ppm含有された調製
水である。
【0009】また、糖類はより好ましくは0.02〜
0.5重量%の濃度で含有される。より詳細には、糖類
を含有する本発明の調製水は、例えばショ糖が0.01
〜3重量%、好ましくは0.02〜0.5重量%の濃度
で、ブドウ糖が0.01〜3重量%、好ましくは0.0
5〜1重量%の濃度で、果糖が0.01〜3重量%、好
ましくは0.02〜0.5重量%の濃度で含まれる。
【0010】このような調製水に、結晶が立方晶形であ
る、例えば塩化ナトリウムもしくは塩化カリウム、三方
晶形である、例えば硝酸ナトリウム、三斜晶形である、
例えば硫酸水素ナトリウム、単斜晶形である、例えばチ
オ硫酸ナトリウム、斜方晶形である、例えば硫酸カリウ
ム、正方晶形である、例えば硫酸ニッケルまたは六方晶
形である、例えば過ヨウ素酸ナトリウムを溶解して濃縮
等により結晶化(晶出)させると、従来の結晶形態と異
なった形態の結晶が提供される。即ち、上記のいずれの
調製水も常態で存在する結晶の構造偏向性能を有してい
る。
【0011】さらに、驚くべきことに、これらの調製水
は、一定の抗菌作用を示し、さらに植物の発芽率の向上
等の生長促進や切り花等の鮮度保持に適することを見出
した。従って、本発明は、さらなる態様のものとして、
前記各調製水を有効成分とする抗菌用剤、植物の生長促
進剤および切り花の鮮度保持剤も提供する。また、前記
各調製水は医薬製剤、農薬や化粧品の調製原料としても
使用できる。
【0012】
【具体的な態様】本発明の調製水に、常態では主として
立方晶形の結晶として存在する、例えば、塩化ナトリウ
ムを溶解し、その後晶出させると前記特開平2−971
4号公報の図1および2に示すとおり、正四面体の1つ
の高さを短くした偏平な四面体である結晶が効率よく得
られる。より具体的に述べれば、この結晶はほぼ同じ形
の二等辺三角形(但し、等辺が底辺よりも短いものとす
る)の3側面と大略正三角形の1底面とから形成され、
4つの各頂点が若干丸みを帯びたものである。この結晶
の偏平の程度は広い範囲に亘って変化し、一般に、結晶
の寸法が大きくなるのにつれて偏平の程度が進行する。
ここで、正三角形底面の1辺の長さa(図1(b)参
照)と偏平四面体の最短の高さh(図1(c)参照)と
によって偏平の程度を示せば、一般には、a:hは1:
0.5〜50:1である。比較的小さい結晶(例えば、
正三角形底面の1辺aが0.05mm程度のもの)におい
ては、a:hが1:0.5〜5:1である。比較的大き
い結晶(例えば1辺aが1mm程度のもの)では、a:h
が5:1〜10:1となる。結晶がさらに生長して1辺
aが1.5mm程度以上になると図2(a)〜(c)に示
すとおり、偏平の程度が更に進行してa:hが5:1〜
50:1となると共に、底面の中心領域が窪み、従って
底面の3頂点が突出した形状になる。
【0013】このような特殊形態の塩化ナトリウムは、
天然に存在する五面体等を主とするものと異なり、例え
ば皮膚外用剤の化学的安定性を向上させると共に、皮膚
外用剤に伴う副作用を抑制する点で有用である。また、
三方晶形である、例えば硝酸ナトリウムに本発明の調製
水に溶解した後に晶出させる菱形状で上方に向かって錐
状に細くなる結晶(図3参照)が偏平四面体形結晶とな
る(図4参照)。これらの結晶の大きさは塩化ナトリウ
ムの偏平四面体形結晶よりやや大きい。なお、一辺の長
さa:最短の高さhの比率はほぼ同じである。
【0014】常態では主として三斜晶形である、例えば
硫酸水素ナトリウムを本発明の調製水に溶解し晶出させ
た場合、六角柱が針状晶の結晶が得られるようになる。
また、常態では主として、単斜晶形である、例えばチオ
硫酸ナトリウムの場合、本発明の調製水による処理によ
って針状結晶が各針状の中間部がコブ状に変形した結晶
が得られるようになる。また、常態では主として斜方晶
形である、例えば硫酸カリウムの場合、本発明の調製水
を使用することにより正六角形状のプレート状結晶(図
5参照)が偏平六角形状のプレートが多層状に積み重な
った結晶形態へ変形した結晶(図6参照)が得られるよ
うになる。また、常態では主として正方晶形である、例
えば硫酸ニッケルの場合、本発明の調製水により鎖状晶
が板状のプレートが積層された板状晶へ変形した結晶が
得られるようになる。また、常態では主として六方晶形
である過ヨウ素酸ナトリウムの場合、本発明の調製水の
処理により正六角形が四角錐状へ変形した結晶が得られ
るようになる。
【0015】本発明の調製水は、水溶液中でイオンとし
て存在しうるもので、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝
酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオ
ン、臭素イオン、塩酸イオン、水酸イオン、カルボン酸
イオンおよびスルホン酸イオンのいづれか1種以上蒸留
水または脱イオン水へ所定量含めることにより得られ
る。なお、かかる調製水は、適当な陽イオンと結合した
塩を添加することで調製することが好都合である。また
例えば金属イオンの1種と炭酸イオンもしくは炭酸水素
イオンの1種もしくは2種と組み合わさった塩(例え
ば、Na2 CO3 ・NaHCO3 )であってもよい。
【0016】こうして得られた本発明の調製水は、例え
ば塩化ナトリウムまたは塩化カリウムを固体状または水
溶液状で添加し、塩化ナトリウムまたは塩化カリウムの
過飽和水溶液とすることにより前記偏平四面体形結晶形
態の塩化ナトリウムまたは塩化カリウムを五面体等の形
態のものと同時に形成することができる。また、形成
(もしくは晶出)方法としては前記塩化ナトリウムを添
加した溶液を蒸発乾固することにより実施することもで
きる。これらの結晶形態の混合物から偏平四面体形結晶
はそれ自体公知の分離法により単離することができる。
【0017】また、上記の塩化ナトリウムまたは塩化カ
リウムに代えて、硝酸ナトリウム、硫酸水素ナトリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、硫酸ニッケ
ル、または過ヨウ素酸ナトリウムを用いて同様に処理す
ると、常態で存在しうる結晶形と異なった形状の結晶を
得ることができる。また本発明の調製水は、それ自体抗
菌作用を示す。対象となる菌としては、通常の水性液中
で生存しうる大腸菌を始めとする腐敗細菌が挙げられ
る。本発明によれば、前記調製水を有効成分として含ん
でなる抗菌性水が提供される。
【0018】従って、本発明の抗菌性水は、本発明のも
う一つの態様である飲料水として使用する場合には、そ
れ自体腐敗に対して抵抗性を示す飲料水が提供できるだ
けでなく、例えば、清涼飲料、果汁飲料などの原料水と
して使用する場合には、それらの品質保持にも役立つ。
さらに、本発明の抗菌性水を使用して各種食料品を製造
する場合には、それらの腐敗を抑制することができる。
例えば、発酵食品の製造に使用する場合には、酵母やコ
ウジ菌の生育を阻害することなく、一般的な腐敗菌の生
育を抑制できる。またさらに、本発明の抗菌性水を水性
塗料の溶剤として使用するとカビ類に対して抵抗性のあ
る塗膜を提供できると共に、海洋生物、例えばカラス
貝、フジツボなどの前記塗膜面への付着を予防できる。
【0019】本発明の調製水は、そのまま、または適当
に希釈するか、または必要によりpHを5.8〜8.6に
調節することにより飲料水として使用できる。飲料水と
して使用する場合には、前記塩類のうち人体に害を及ぼ
す可能性のあるものは排除される。この目的上、特に好
ましい塩類としては炭酸または有機カルボン酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩が
挙げられる。本発明の飲料水は、水自体の嗜好性を高め
るだけでなく、ミネラル強化剤としての効能も期待でき
る。
【0020】そのため、本発明の調製水は、本発明のも
う一つの態様である医薬品の原料として使用する場合に
は滅菌する必要がなくそれらの品質保持にも役立つ。さ
らに、農薬や化粧品等の原料としても使用できる。本発
明の調製水は、かいわれだいこんやムラサキウマゴヤシ
等の植物の発芽速度を向上させるのに役立つ。更に、カ
ーネーションやバラ等の切り花の鮮度保持を持続させる
のに役立つ。
【0021】その上、本発明の調製水は、これらの用途
の他に粘度鉱物の練り水としても都合よく使用できるだ
けでなく、こうして処理された粘度鉱物の組成物を焼結
してセラミックスを生成すれば、特定のセラミックス自
体が奏する抗菌効果を長期間持続させる場合もある。
【0022】
【実施例】以下、具体的な態様を挙げて本発明をさらに
説明するが、本発明の範囲をこれらに限定することを意
図するものではない。例1 炭酸ナトリウム(Na2 CO3 )10mgを容器に入れて
全量が100gになる様に脱イオン水を入れ撹拌し、炭
酸イオンの濃度が57mg/Lの炭酸イオン水を得た。
【0023】例2〜42 添加物質、添加量、イオン濃度を下記に示す条件とした
こと以外、例1の操作を繰り返して各調製水(イオン
水)を得た。 ────────────────────────────────── 例番号 添加物質 添加量(mg) イオン濃度(mg/L) ────────────────────────────────── 2 炭酸カリウム 1 6 (K2 CO3) 3 炭酸カリウム 1.2 5 (K2 CO3) 4 炭酸カリウム 115 500 (K2 CO3) 5 炭酸コバルト 0.1 0.4 (CoCO3) 6 炭酸亜鉛 1.2 5.8 (ZnCO3) 7 炭酸タリウム 469 600 (Tl2 CO3) 8 過炭酸ナトリウム 5 18 (2Na2 CO3 ・3H2 2) 9 炭酸水素ナトリウム 84 610 (NaHCO3) 10 炭酸水素ナトリウム 1.4 10 (NaHCO3) 11 炭酸水素ナトリウム 28 200 (NaHCO3) 12 炭酸水素カルシウム 10 75 (Ca(HCO3)2) 13 炭酸水素コバルト 1.8 12 (Co(HCO3)2) 14 水酸化コバルト 9 33 (Co(OH)2) 15 水酸化クロム 80 316 (Cr(OH)2) 16 水酸化カリウム 56 170 (KOH) 17 水酸化ナトリウム 40 170 (NaOH) 18 水酸化ナトリウム 9.4 40 (NaOH) 19 水酸化ナトリウム 18.8 80 (NaOH) 20 水酸化カルシウム 74 170 (Ca(OH)2) 21 乳酸カルシウム 2 12 (Ca〔CH3 CH(OH)COO〕2 ・5H2 O) 22 酢酸カリウム 1 6 (CH3 COOK) 23 硝酸ナトリウム 2.7 20 (NaNO3) 24 硝酸ナトリウム 40.5 300 (NaNO3) 25 リン酸カルシウム 2.4 20 (Ca(H2 PO4)2) 26 リン酸カルシウム 12 100 (Ca(H2 PO4)2) 27 硫酸カリウム 14.5 80 (K2 SO4) 28 硫酸カリウム 91 500 (K2 SO4) 29 硫酸水素ナトリウム 6.2 50 (NaHSO4) 30 硫酸水素ナトリウム 37 300 (NaHSO4) 31 臭化カリウム 3.0 20 (KBr) 32 臭化カリウム 10.5 70 (KBr) 33 塩化カリウム 4.2 20 (KCl) 34 塩化カリウム 21 100 (KCl) 35 ブドウ糖 300 3000 (C6 126) 36 ブドウ糖 1000 10000 (C6 126) 37 ショ糖 1000 1000 (C122211) 38 ショ糖 2000 20000 (C122211) 39 酢酸カリウム 16.6 100 (CH3 CO2 K) 40 酢酸カリウム 49.8 300 (CH3 CO2 K) 41 スルホサリチル酸 11.1 100 ナトリウム (C7 6 6 S・Na) 42 スルホサリチル酸 44.4 400 ナトリウム (C7 6 6 S・Na) ──────────────────────────────────例43 偏平四面体結晶形態の塩化ナトリウムの形成 塩化ナトリウム10mgをプレパラート上に乗せて、その
上に上記例で得られた調製水および蒸留水(比較)を、
0.3mL滴下して撹拌し溶解させ、湯浴上で水分を蒸発
させ、残渣について、水により再結晶を数回繰り返した
ところ、偏平四面体形結晶と五面体等が以下の割合で得
られた。
【0024】 例44 結晶の構造体偏向性能テスト 上記例で得られた各調製水と蒸留水(比較)を使用して
例43の操作を繰り返し、各種無機塩の結晶に対する構
造偏向性能テストを実施した。結果を以下に示す。
【0025】 ────────────────────────────────── 例番号 塩化ナトリウム 硝酸ナトリウム 硫酸水素ナトリウム 偏平四面体形 偏平四面体形 針状 ────────────────────────────────── 3 10 10 6 10 8 10 6 11 6 7 4 18 8 10 8 19 8 8 4 25 7 8 4 27 6 6 4 29 6 8 6 31 7 6 6 33 8 6 8 35 10 6 6 37 10 8 8 39 12 8 8 41 12 10 8 蒸留水 0 0 0 ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── 例番号 チオ硫酸ナトリウム 硫酸カリウム 硫酸ニッケル コブ付針状 多層状 板状晶 ────────────────────────────────── 3 8 8 8 10 8 8 8 11 5 6 6 18 8 8 8 19 6 6 6 25 8 8 6 27 6 6 6 29 8 6 6 31 6 6 6 33 4 8 6 35 6 8 6 37 6 8 6 39 8 8 8 41 10 8 8 蒸留水 0 0 0 ────────────────────────────────── 例45 抗菌作用 (1)上記例により得られた調製水および蒸留水(比
較)について、大腸菌に対する抗菌試験を行った。
【0026】試験方法は、各調製水(被検体)を、それ
ぞれ個別にシャーレに10mLずつ入れた。これらに、そ
れぞれ大腸菌106 個/mLの液を約0.1mLずつ加えて
そのまま放置した。24時間後にそれらから約1mLずつ
採取し、(株)共立理化学研究所製大腸菌群試験紙に接
種した。これらを35℃の恒温器中で12時間インキュ
ベートして大腸菌の有無を検査した。各被検体の試験結
果を下記に示す。
【0027】 (2)上記被験体について各々一般細菌の抗菌試験を行
った。
【0028】各被検体を、それぞれ個別のシャーレに1
0mLずつ入れた。これらに、それぞれ一般細菌106
/mLの液を0.1mLずつ加えそのまま放置した。24時
間後、それらの液を約1mLずつ採取し、それぞれ(株)
共立理化学研究所製一般細菌試験紙に接種した。これら
を35℃の恒温器中で20時間インキュベートして一般
細菌の有無を検査した。各被検体の実験結果を下記に示
す。 例46 抗菌作用 (1)上記例番号に示される方法で得られた調製水につ
いて例45の操作を繰り返して、それぞれの抗菌試験を
実施した。結果を下記に示す。
【0029】 ─────────────────────────────── 大腸菌判定結果 例番号 1時間後 3時間後 24時間後 ─────────────────────────────── 3 減少傾向 減少傾向 存在せず 10 〃 〃 〃 18 〃 存在せず 〃 25 〃 減少傾向 減少傾向 27 〃 〃 存在せず 29 〃 〃 〃 31 〃 〃 〃 33 〃 〃 〃 35 〃 〃 減少傾向 37 〃 〃 〃 39 〃 〃 存在せず 41 存在せず 存在せず 〃 ─────────────────────────────── (2)上記例番号に示される方法で得られた調製水につ
いて例45の操作を繰り返して抗菌試験を実施した。結
果を下記に示す。
【0030】 一般細菌判定結果 例番号 1時間後 3時間後 24時間後 ─────────────────────────────── 4 減少傾向 減少傾向 存在せず 12 〃 〃 〃 20 〃 存在せず 〃 28 〃 減少傾向 〃 30 〃 〃 〃 32 〃 〃 〃 34 〃 〃 〃 36 〃 〃 〃 38 〃 〃 〃 40 〃 〃 〃 42 〃 〃 〃 44 存在せず 存在せず 〃 ───────────────────────────────例47 嗜好試験 健康な成人20人(男10、女10)について、例1,
2および4における塩化ナトリウムを加える前の溶液
(本発明の調製水)50mLを使用して嗜好のブラインド
試験を行った(なお、対照として水道水を使用)。結果
を下記に示す。
【0031】 (数値は人数) ───────────────────────────── 水道水に対して 例1 例2 例4 ───────────────────────────── おいしい 9 10 11 変わらない 8 9 7 まずい 3 1 2 ─────────────────────────────例48 吸収材綿をペトリ皿上に置き、100個のかいわれだい
こんの種をその上に播いた。各吸収材綿を十分に上記例
で調製された調製水及び蒸留水(比較)に浸漬した。綿
の湿潤状態は各調製水または蒸留水をそれぞれ適宜供給
することにより維持した。約2日後に発芽速度を検査し
た。更に、5日後に生長速度を観察した。結果を下表に
示す。
【0032】 ────────────────────────── 例 発芽数 平均生育長(mm) ────────────────────────── 4 98 61 25 100 68 27 94 63 蒸留水 88 43 ──────────────────────────例49 上記例で調製した調製水及び本発明の範囲外の蒸留水を
ビーカーにとり、生け花用のバラの茎部分を各調製水及
び蒸留水に浸し、その液中で茎を約5cm切り落とし、そ
のまま30分間浸した。その後、それぞれの蒸留水の入
った花瓶に差し、室内の直射日光が当たらない場所で静
置した。結果は下表のとおりである。
【0033】また、カーネーションについても同様のテ
ストを行った。結果は、下表のとおりである。 ────────────────────────────────── 例 バラの切花 カーネーションの切花 花に異常が現 葉・茎が正常 花に異常が現 葉・茎が正常 われる日数 を保つ日数 われる日数 を保つ日数 ────────────────────────────────── 4 10 20 14 30以上 25 11 20 14 30以上 27 8 15 13 24 蒸留水 4 5 5 9 ──────────────────────────────────
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、常態における無機塩の
結晶形態と異なる結晶形態の結晶を形成しうる調製水が
提供される。これらの調製水は、抗菌用剤、植物生長促
進剤、切り花の鮮度保持剤として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調製水を使用して形成できる塩化ナト
リウムの結晶を略図的に示すものである。(a),
(b)および(c)は、それぞれ斜視図、(a)の平面
図および(a)の正面図に対応する。
【図2】本発明の調製水を使用して形成できる比較的大
きい塩化ナトリウムの結晶を略図的に示すものである。
(a),(b)および(c)は、それぞれ斜視図、
(a)の平面図および(a)の正面図に対応する。
【図3】蒸留水から晶出した硝酸ナトリウムの結晶を表
す図面に代わる顕微鏡写真。
【図4】本発明の調製水から晶出した硝酸ナトリウムの
結晶(濃度の濃いものが該当)を表す図面に代わる顕微
鏡写真。
【図5】蒸留水から晶出した硫酸カリウムの結晶を表す
図面に代わる顕微鏡写真。
【図6】本発明の調製水から晶出した硫酸カリウムの結
晶を表す図面に代わる顕微鏡写真。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく塩化ナトリウム、塩化カリウム、硝酸ナト
リウム、硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、
酸カリウム、硫酸ニッケルおよび過ヨウ素酸カリウム等
の結晶の形成および成長条件について鋭意検討を行った
ところ、意外にも、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝酸
イオン、リン酸イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、
臭素イオン、塩酸イオン、水酸イオン、カルボン酸イオ
ン、スルホン酸イオンのいづれか1種以上を特定濃度範
囲で含有せしめた調製水、および糖類、例えばショ糖、
ブドウ糖、果糖等を特定範囲の濃度で含有せしめた調製
水が、常態で主要な結晶形として存在する各無機塩の結
晶形態と異なった結晶形態を効率よく形成しうることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】このような調製水に、結晶が立方晶形であ
る、例えば塩化ナトリウムもしくは塩化カリウム、三方
晶形である、例えば硝酸ナトリウム、三斜晶形である、
例えば硫酸水素ナトリウム、単斜晶形である、例えばチ
オ硫酸ナトリウム、斜方晶形である、例えば酸カリウ
ム、正方晶形である、例えば硫酸ニッケルまたは六方晶
形である、例えば過ヨウ素酸ナトリウムを溶解して濃縮
等により結晶化(晶出)させると、従来の結晶形態と異
なった形態の結晶が提供される。即ち、上記のいずれの
調製水も常態で存在する結晶の構造偏向性能を有してい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】常態では主として三斜晶形である、例えば
硫酸水素ナトリウムを本発明の調製水に溶解し晶出させ
た場合、六角柱が針状晶の結晶が得られるようになる。
また、常態では主として、単斜晶形である、例えばチオ
硫酸ナトリウムの場合、本発明の調製水による処理によ
って針状結晶が各針状の中間部がコブ状に変形した結晶
が得られるようになる。また、常態では主として斜方晶
形である、例えば酸カリウムの場合、本発明の調製水
を使用することにより正六角形状のプレート状結晶(図
5参照)が偏平六角形状のプレートが多層状に積み重な
った結晶形態へ変形した結晶(図6参照)が得られるよ
うになる。また、常態では主として正方晶形である、例
えば硫酸ニッケルの場合、本発明の調製水により鎖状晶
が板状のプレートが積層された板状晶へ変形した結晶が
得られるようになる。また、常態では主として六方晶形
である過ヨウ素酸ナトリウムの場合、本発明の調製水の
処理により正六角形が四角錐状へ変形した結晶が得られ
るようになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】例2〜42 添加物質、添加量、イオン濃度を下記に示す条件とした
こと以外、例1の操作を繰り返して各調製水(イオン
水)を得た。 ────────────────────────────────── 例番号 添加物質 添加量(mg) イオン濃度(mg/L) ────────────────────────────────── 2 炭酸カリウム 1 43 (K2 CO3) 3 炭酸カリウム 1.2 5.2 (K2 CO3) 4 炭酸カリウム 115 500 (K2 CO3) 5 炭酸コバルト 0.1 0.5 (CoCO3) 6 炭酸亜鉛 1.2 5.8 (ZnCO3) 7 炭酸タリウム 469 600 (Tl2 CO3) 8 過炭酸ナトリウム 5 24 (2Na2 CO3 ・3H2 2) 9 炭酸水素ナトリウム 84 600 (NaHCO3) 10 炭酸水素ナトリウム 1.4 10 (NaHCO3) 11 炭酸水素ナトリウム 28 200 (NaHCO3) 12 炭酸水素カルシウム 10 75 (Ca(HCO3)2) 13 炭酸水素コバルト 1.8 12 (Co(HCO3)2) 14 水酸化コバルト 9 33 (Co(OH)2) 15 水酸化クロム 80 316 (Cr(OH)2) 16 水酸化カリウム 56 170 (KOH) 17 水酸化ナトリウム 40 170 (NaOH) 18 水酸化ナトリウム 9.4 40 (NaOH) 19 水酸化ナトリウム 18.8 80 (NaOH) 20 水酸化カルシウム 74 340 (Ca(OH)2) 21 乳酸カルシウム 2 12 (Ca〔CH3 CH(OH)COO〕2 ・5H2 O) 22 酢酸カリウム 1 6 (CH3 COOK) 23 硝酸ナトリウム 2.7 20 (NaNO3) 24 硝酸ナトリウム 40.5 300 (NaNO3) 25 リン酸カルシウム 2.4 20 (Ca(H2 PO4)2) 26 リン酸カルシウム 12 100 (Ca(H2 PO4)2) 27 硫酸カリウム 14.5 83 (K2 SO4) 28 硫酸カリウム 91 520 (K2 SO4) 29 硫酸水素ナトリウム 6.2 50 (NaHSO4) 30 硫酸水素ナトリウム 37 300 (NaHSO4) 31 臭化カリウム 3.0 20 (KBr) 32 臭化カリウム 10.5 70 (KBr) 33 塩化カリウム 4.2 20 (KCl) 34 塩化カリウム 21 100 (KCl) 35 ブドウ糖 300 3000 (C6 126) 36 ブドウ糖 1000 10000 (C6 126) 37 ショ糖 1000 1000 (C122211) 38 ショ糖 2000 20000 (C122211) 39 酢酸カリウム 16.6 100 (CH3 CO2 K) 40 酢酸カリウム 49.8 300 (CH3 CO2 K) 41 スルホサリチル酸 11.1 100 ナトリウム (C7 6 6 S・Na) 42 スルホサリチル酸 44.4 400 ナトリウム (C7 6 6 S・Na) ──────────────────────────────────
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 ────────────────────────────────── 例番号 塩化ナトリウム 硝酸ナトリウム 硫酸水素ナトリウム 偏平四面体形 偏平四面体形 針状 ────────────────────────────────── 3 10 10 6 10 8 10 6 11 6 7 4 18 8 10 8 19 8 8 4 25 7 8 4 27 6 6 4 29 6 8 6 31 7 6 6 33 8 6 8 35 10 6 6 37 10 8 8 39 12 8 8 41 12 10 8 蒸留水 0 0 0 ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── 例番号 チオ硫酸ナトリウム 酸カリウム 硫酸ニッケル コブ付針状 多層状 板状晶 ────────────────────────────────── 3 8 8 8 10 8 8 8 11 5 6 6 18 8 8 8 19 6 6 6 25 8 8 6 27 6 6 6 29 8 6 6 31 6 6 6 33 4 8 6 35 6 8 6 37 6 8 6 39 8 8 8 41 10 8 8 蒸留水 0 0 0 ──────────────────────────────────
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】蒸留水から晶出した酸カリウムの結晶を表す
図面に代わる顕微鏡写真。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】本発明の調製水から晶出した酸カリウムの結
晶を表す図面に代わる顕微鏡写真。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】例2〜42 添加物質、添加量、イオン濃度を下記に示す条件とした
こと以外、例1の操作を繰り返して各調製水(イオン
水)を得た。 ────────────────────────────────── 例番号 添加物質 添加量(mg) イオン濃度(mg/L) ────────────────────────────────── 2 炭酸カリウム 1 4.3 (K2 CO3) 3 炭酸カリウム 1.2 5.2 (K2 CO3) 4 炭酸カリウム 115 500 (K2 CO3) 5 炭酸コバルト 0.1 0.5 (CoCO3) 6 炭酸亜鉛 1.2 5.8 (ZnCO3) 7 炭酸タリウム 469 600 (Tl2 CO3) 8 過炭酸ナトリウム 5 24 (2Na2 CO3 ・3H2 2) 9 炭酸水素ナトリウム 84 600 (NaHCO3) 10 炭酸水素ナトリウム 1.4 10 (NaHCO3) 11 炭酸水素ナトリウム 28 200 (NaHCO3) 12 炭酸水素カルシウム 10 75 (Ca(HCO3)2) 13 炭酸水素コバルト 1.8 12 (Co(HCO3)2) 14 水酸化コバルト 9 33 (Co(OH)2) 15 水酸化クロム 80 316 (Cr(OH)2) 16 水酸化カリウム 56 170 (KOH) 17 水酸化ナトリウム 40 170 (NaOH) 18 水酸化ナトリウム 9.4 40 (NaOH) 19 水酸化ナトリウム 18.8 80 (NaOH) 20 水酸化カルシウム 74 340 (Ca(OH)2) 21 乳酸カルシウム 2 12 (Ca〔CH3 CH(OH)COO〕2 ・5H2 O) 22 酢酸カリウム 1 6 (CH3 COOK) 23 硝酸ナトリウム 2.7 20 (NaNO3) 24 硝酸ナトリウム 40.5 300 (NaNO3) 25 リン酸カルシウム 2.4 20 (Ca(H2 PO4)2) 26 リン酸カルシウム 12 100 (Ca(H2 PO4)2) 27 硫酸カリウム 14.5 83 (K2 SO4) 28 硫酸カリウム 91 520 (K2 SO4) 29 硫酸水素ナトリウム 6.2 50 (NaHSO4) 30 硫酸水素ナトリウム 37 300 (NaHSO4) 31 臭化カリウム 3.0 20 (KBr) 32 臭化カリウム 10.5 70 (KBr) 33 塩化カリウム 4.2 20 (KCl) 34 塩化カリウム 21 100 (KCl) 35 ブドウ糖 300 3000 (C6 126) 36 ブドウ糖 1000 10000 (C6 126) 37 ショ糖 1000 1000 (C122211) 38 ショ糖 2000 20000 (C122211) 39 酢酸カリウム 16.6 100 (CH3 CO2 K) 40 酢酸カリウム 49.8 300 (CH3 CO2 K) 41 スルホサリチル酸 11.1 100 ナトリウム (C7 6 6 S・Na) 42 スルホサリチル酸 44.4 400 ナトリウム (C7 6 6 S・Na) ──────────────────────────────────

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機塩の結晶の構造偏向性能を有する調
    製水。
  2. 【請求項2】 炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝酸イオ
    ン、リン酸イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、臭素
    イオン、塩酸イオン、水酸イオン、カルボン酸イオン、
    スルホン酸イオンのいずれか1種以上を0.2〜900
    ppm の濃度で含有した請求項1記載の調製水。
  3. 【請求項3】 糖類を0.01〜3重量%の濃度で含有
    した請求項1記載の調製水。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の調製水を有効
    成分として含んでなる抗菌性剤。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の調製水を主成分とする飲
    料水。
  6. 【請求項6】 請求項2または3に記載の調製水を有効
    成分として含んでなる植物生長促進剤。
  7. 【請求項7】 請求項2または3に記載の調製水を有効
    成分として含んでなる切り花の鮮度保持剤。
JP16414393A 1992-11-06 1993-06-08 結晶の構造偏向性能を有する調製水およびその用途 Pending JPH06192002A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0288559B1 (en) * 1986-11-12 1992-02-05 Hughes Aircraft Company Microwave antenna array waveguide assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0288559B1 (en) * 1986-11-12 1992-02-05 Hughes Aircraft Company Microwave antenna array waveguide assembly

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