JPH06191535A - パレット - Google Patents
パレットInfo
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- JPH06191535A JPH06191535A JP35888792A JP35888792A JPH06191535A JP H06191535 A JPH06191535 A JP H06191535A JP 35888792 A JP35888792 A JP 35888792A JP 35888792 A JP35888792 A JP 35888792A JP H06191535 A JPH06191535 A JP H06191535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- pillar
- panel
- face
- deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
[目的]廃棄物処理が容易な同一素材で構成されるパレ
ットでユーザーにおいて,必要に応じて組立,分解可能
なパレット。省スペースが可能である。 [構成]板状のパレット支柱本体25に垂直方向に支柱
組溝24を備え,支柱本体25の上端に支柱端面23を
備え,その支柱端面23上に支柱突起21を備え,1組
の支柱を垂直方向に組み合わせ上面デッキ1には支柱突
起21に対応する穴を備え,この両者を組み合わせたパ
レット。
ットでユーザーにおいて,必要に応じて組立,分解可能
なパレット。省スペースが可能である。 [構成]板状のパレット支柱本体25に垂直方向に支柱
組溝24を備え,支柱本体25の上端に支柱端面23を
備え,その支柱端面23上に支柱突起21を備え,1組
の支柱を垂直方向に組み合わせ上面デッキ1には支柱突
起21に対応する穴を備え,この両者を組み合わせたパ
レット。
Description
【発明の詳細な説明】
[0001][産業上の利用分野]本発明は物品の輸送
や保管に使用される,特に合板又はパーティクルボード
を使用したパレットに関するものである。 [0002][従来の技術]公知のパレットは段ボール
の上面デッキと紙管の支柱により形成せられたものであ
る。特開昭61−81951号などが多く提案されてい
る。また実開昭60−78726号のように上面デッキ
とプラスティックの成形品の支柱と組み合わせたものが
ある。支柱が金属性のものに特開昭51−93036号
などがある。 [0003][発明が解決しようとする課題]しかしな
がら最近廃棄物処理の問題および,パレット製造メーカ
ーがユーザーに供給する上において積載,保管効率で場
所をできるだけ省スペースする必要性が生じている。廃
棄物処理の問題では近時ドイツにおいては製品メーカー
が包装材を回収する義務を負うなどという,非常に厳し
い法律が出てきた。そこで廃棄物処理を容易にするため
に上面デッキ,支柱が紙製ですべての同一素材の段ボー
ルパレットなどが便利である。しかし,特開昭61−8
1951号などの段ボールパレットは湿気に弱く,また
パレットメーカーで組立てユーザーに運び保管するので
運賃,保管スペースに費用が掛かった。実開昭60−7
8726号,特開昭61−190442号のように支柱
がプラスティック製,金属製のものはユーザーが使用に
先立ち組立てられるので運賃,保管スペースの効率が良
いが複合材料なので廃棄物処理の問題がある。また支柱
が成形品なので,その保管スペースも問題になる。 [0004][課題を解決するための手段]そこで廃棄
物処理が容易でユーザーにおいて簡単に組立られるパレ
ットが待たれていた。本発明は上記のような要望を応え
るために発明されたものである。その特徴とするところ
は,支柱は板状で,組み立てることにより強度を持たせ
ることが可能となる。支柱本体25の中央部に支柱組溝
24を持ち,十字状に組み合わせる。支柱本体25の上
面,下面に支柱端面23と上部デッキ1と下面デッキ1
1とに開設した穴22に差し込まれる支柱突起21を持
っている。素材は上面デッキ1,下面デッキ11,と支
柱は同一素材か類似の素材である。例えばパーティクル
ボードまたは合板が良い。 [0005][作用]上記のような組み合わせ構造はワ
ンタッチで組立が可能であり,組立てた完成品は上から
の耐圧,横からの揺れに対しても高強度である。 [0006][実施例]以下図面により本発明の実施例
を説明する。1図は本発明の組立て完成したパレットの
斜視図である。ただし支柱本体は表示されていない。2
図は1図の組立完成されたパレットを組み立てる要素の
一部を取り出した斜視図であり,4つの部品,即ち上面
デッキ1,下面デッキ11と1組の支柱よりなる。これ
ら4つの部品は同一素材または類似の素材よりなる。素
材としては合板またはパーティクルボードが良い。板状
のものである。1組の支柱は中央部に十字状に組み合わ
せ可能にする支柱組溝24を持ち上下に上面デッキ1,
下面デッキ11の荷重を支持する支柱端面23を持って
いる。支柱端面23上に支柱突起21を持っている。一
方,上面デッキ1と下面デッキ11には前記支柱突起2
1に対応したデッキ穴22を持っている。本実施例では
加工の容易な丸穴になっているが,その形状は丸穴に特
定されることなく,四角の形状も可能である。2図では
支柱突起21が小さく4個備えられているが3図では支
柱突起21が大きいので,大きく開けられている。要は
デッキ穴22は支柱突起21を収納でき,一部でも接触
していれば支持可能である。その数も限定されるもので
ない。上面デッキ1,下面デッキ11は例えば9ミリの
パーティクルボードを使用し,支柱は必ずしも同じ厚さ
である必要はないが支柱組溝24は支柱素材の厚さに等
しいか,それ以上の幅を持っていればよい。支柱組溝2
4の長さは支柱の高さの半分に等しいか,それ以上の長
さを持っている。その形状は必ずしも四角形でなくても
よく,開口部がじょうご状に開いていると組み合わせる
時に便利である。これらの4個の部品の加工方法は9ミ
リ程度の厚さであればスチール・ルール・ダイと油圧プ
レス機の組み合わせにより打ち抜くことが可能である。
またはドリリングマシンと自動溝切機を利用して作るこ
とも可能である。また炭酸ガスレーザー切断機で製作す
ることも可能である。素材の厚さが9ミリより厚くなる
と打ち抜きは困難になる。例えば18ミリの厚さが必要
な時は9ミリを2枚重ねて利用することも可能である。
9ミリの厚さの場合,3ミリ素材を3枚重ねることも可
能である。3ミリ厚の素材であれば紙器製造の自動打抜
機で高速生産可能である。これらの1組の支柱を3図の
ように十字状に組み合わせ各支柱突起21を上面デッキ
1,下面デッキ11に備えられた穴22に差し込む。都
合良く設計,製作されていれば4個の部品は強固に組み
合わされて剛性を持つ。より強固にしたい時は組み立て
る時に支柱突起21または支柱端面23に接着材を塗布
すれば強固になる。また組み立てた後に上面デッキ穴2
2から接着材を塗布してもよい。下面デッキ11の形状
は実施例では上面デッキ1と同形になっているが,それ
に限定されることはない。即ち実開昭49−32074
号のように下面デッキ11そのものがない場合も可能で
ある。その時は接地する下部の支柱突起21は不要であ
る。また1枚板でなく実開昭58−130931号のよ
うに3列の細長い板状の場合もある。支柱突起21が上
面デッキ穴22より少し飛び出すことも可能である。そ
の場合上面デッキ上に載せた荷物が横滑りするのを防ぐ
ことができる。また分解する時に支柱突起21を穴22
からたたき出すのに便利である。2図の実施例において
上面デッキ1の穴22は4個の支柱突起21に対応して
いる4個開設されている。しかし係合強度さえ満足させ
られるなら1組の支柱の4個を半分にして2個にするこ
とは可能である。4図は他の実施例である。上面デッキ
1および下面デッキ11に1図の実施例より少し大きい
が1個の穴22を開設する。この場合は1図の実施例に
比較して挿入すべき穴が1つなので挿入に容易である。
5図,6図の実施例は4図の実施例の場合において支柱
の離脱の可能性を防ぐためのものである。5図は平面図
であり上面デッキ穴22の形状が円でなく,円周上に穴
突起26を備えている。6図の治具は十字状に組まれた
支柱に溝31を差し込みハンドル32を回転させる。そ
の結果,支柱突起21は穴突起26に当たり強い抵抗に
合い,係合し強固に支柱の離脱を防ぐ。また6図の治具
は分解するときに治具を差し込み支柱を穴22から叩き
出すのに便利である。今までの実施例は支柱組溝24が
1組において1個の場合であった。7図と8図の実施例
は支柱組溝が2個の場合の実施例である。8図の3個が
1組になり三角形状の7図の上面デッキ穴22に挿入さ
れる。この場合上面デッキ穴22は4図のように円であ
っても良い。8図は3枚で三角形の形状を形成したが,
4枚で四角形に組み立てて9図の四角形の穴22または
4図の円に挿入可能できることは言うまでもない。これ
らの支柱組溝24が2個の場合は支柱を複数個組み合わ
せることと,上面デッキの穴22と合致させることによ
り前記7図,9図の実施例に限定されることなく多角形
の組み合わせが可能である。10図,11図,12図は
他の実施例である。本実施例は支柱溝24が水平方向に
備えられており,支柱は水平方向に組み合わされる。1
0図はその素材の斜視図である。11図は素材を効率よ
く取るための1列の素材打ち抜きの平面図である。12
図は1組の支柱素材が組み立てられた後の平面図であ
る。13図,14図は他の実施例である。13図は斜視
図であり一連の第1パネル33,第2パネル34,第3
パネル35が垂直方向に折線37により水平方向に接続
している。第4パネル36は第3パネル35に接続して
いる。第4パネル36は第3パネル35より低くなって
いる。これらの各パネルは連結して垂直方向に維持する
ために裏面がバックライナー40が裏打ちされている。
13図の実施例では組み立てると14図のように三角形
の形状になる。第4パネル36は第1パネル33,第2
パネル34,第3パネル35の三角形の外周に巻き込ま
れる。その結果組み立てられた支柱は支柱突起21と支
柱端面23を構成可能にする。第1パネル31と第4パ
ネル36に備えられた固定穴38は第4パネル36に備
えられた固定片39に対応しており,固定片39を固定
穴38に差し込むことにより離脱を防げる。この固定穴
38と固定片39は第1パネル33と第4パネル36に
備えることが限定されることはない。要は固定するため
に対応する場所に備えられれば良い。また接着材を使用
すれば固定穴38,固定片39は必要でない。本実施例
は三角形状であったが四角形などの多角形の支柱を作れ
ることは言うまでもない。また本実施例における支柱端
面23を構成するパネルは第4パネル1枚であったが,
強度を高めるため複数枚の構成は可能である。13図,
14図の実施例は第1パネル33の外周に第4パネルが
巻き付く形式であるが,もともとこの第1パネル33と
第4パネル36の2部材を1枚の素材から形成すること
も可能である。すなわち1枚の板の上端を自動カンナで
段差を形成して支柱端面23と支柱突起21を形成する
ことも可能である。その場合は折線37は必ずしも各パ
ネルを連結する必要でなく,14図のように組み立てた
時に各パネルが接触する線として構成される。 [0007][発明の効果] (A)本発明はパレットのすべての部品の素材が同一ま
たは類似の木質素材で構成されるので廃棄の時に容易に
処理しやすい。 (B)本発明はパレット製造メーカーが組立・完成して
搬入市内のでユーザー自身が組み立てるので運賃またユ
ーザーにおいて省スペースになる。特にユーザーが必要
に応じて組立てれば良いので,支柱に紙質を使用した場
合に比較しても,本発明の支柱は板状であるので省スペ
ースである。 (C)本発明は組立方式なので必要に応じて分解して省
スペースで保存し,再使用が可能である。 (D)本発明はパーティクルボードまたは合板などの場
合,滑りやすいので,支柱突起21を上面デッキ穴22
より,少し飛び出させることにより,滑り止めになる。
また分解する時に叩き出すことが可能である。
や保管に使用される,特に合板又はパーティクルボード
を使用したパレットに関するものである。 [0002][従来の技術]公知のパレットは段ボール
の上面デッキと紙管の支柱により形成せられたものであ
る。特開昭61−81951号などが多く提案されてい
る。また実開昭60−78726号のように上面デッキ
とプラスティックの成形品の支柱と組み合わせたものが
ある。支柱が金属性のものに特開昭51−93036号
などがある。 [0003][発明が解決しようとする課題]しかしな
がら最近廃棄物処理の問題および,パレット製造メーカ
ーがユーザーに供給する上において積載,保管効率で場
所をできるだけ省スペースする必要性が生じている。廃
棄物処理の問題では近時ドイツにおいては製品メーカー
が包装材を回収する義務を負うなどという,非常に厳し
い法律が出てきた。そこで廃棄物処理を容易にするため
に上面デッキ,支柱が紙製ですべての同一素材の段ボー
ルパレットなどが便利である。しかし,特開昭61−8
1951号などの段ボールパレットは湿気に弱く,また
パレットメーカーで組立てユーザーに運び保管するので
運賃,保管スペースに費用が掛かった。実開昭60−7
8726号,特開昭61−190442号のように支柱
がプラスティック製,金属製のものはユーザーが使用に
先立ち組立てられるので運賃,保管スペースの効率が良
いが複合材料なので廃棄物処理の問題がある。また支柱
が成形品なので,その保管スペースも問題になる。 [0004][課題を解決するための手段]そこで廃棄
物処理が容易でユーザーにおいて簡単に組立られるパレ
ットが待たれていた。本発明は上記のような要望を応え
るために発明されたものである。その特徴とするところ
は,支柱は板状で,組み立てることにより強度を持たせ
ることが可能となる。支柱本体25の中央部に支柱組溝
24を持ち,十字状に組み合わせる。支柱本体25の上
面,下面に支柱端面23と上部デッキ1と下面デッキ1
1とに開設した穴22に差し込まれる支柱突起21を持
っている。素材は上面デッキ1,下面デッキ11,と支
柱は同一素材か類似の素材である。例えばパーティクル
ボードまたは合板が良い。 [0005][作用]上記のような組み合わせ構造はワ
ンタッチで組立が可能であり,組立てた完成品は上から
の耐圧,横からの揺れに対しても高強度である。 [0006][実施例]以下図面により本発明の実施例
を説明する。1図は本発明の組立て完成したパレットの
斜視図である。ただし支柱本体は表示されていない。2
図は1図の組立完成されたパレットを組み立てる要素の
一部を取り出した斜視図であり,4つの部品,即ち上面
デッキ1,下面デッキ11と1組の支柱よりなる。これ
ら4つの部品は同一素材または類似の素材よりなる。素
材としては合板またはパーティクルボードが良い。板状
のものである。1組の支柱は中央部に十字状に組み合わ
せ可能にする支柱組溝24を持ち上下に上面デッキ1,
下面デッキ11の荷重を支持する支柱端面23を持って
いる。支柱端面23上に支柱突起21を持っている。一
方,上面デッキ1と下面デッキ11には前記支柱突起2
1に対応したデッキ穴22を持っている。本実施例では
加工の容易な丸穴になっているが,その形状は丸穴に特
定されることなく,四角の形状も可能である。2図では
支柱突起21が小さく4個備えられているが3図では支
柱突起21が大きいので,大きく開けられている。要は
デッキ穴22は支柱突起21を収納でき,一部でも接触
していれば支持可能である。その数も限定されるもので
ない。上面デッキ1,下面デッキ11は例えば9ミリの
パーティクルボードを使用し,支柱は必ずしも同じ厚さ
である必要はないが支柱組溝24は支柱素材の厚さに等
しいか,それ以上の幅を持っていればよい。支柱組溝2
4の長さは支柱の高さの半分に等しいか,それ以上の長
さを持っている。その形状は必ずしも四角形でなくても
よく,開口部がじょうご状に開いていると組み合わせる
時に便利である。これらの4個の部品の加工方法は9ミ
リ程度の厚さであればスチール・ルール・ダイと油圧プ
レス機の組み合わせにより打ち抜くことが可能である。
またはドリリングマシンと自動溝切機を利用して作るこ
とも可能である。また炭酸ガスレーザー切断機で製作す
ることも可能である。素材の厚さが9ミリより厚くなる
と打ち抜きは困難になる。例えば18ミリの厚さが必要
な時は9ミリを2枚重ねて利用することも可能である。
9ミリの厚さの場合,3ミリ素材を3枚重ねることも可
能である。3ミリ厚の素材であれば紙器製造の自動打抜
機で高速生産可能である。これらの1組の支柱を3図の
ように十字状に組み合わせ各支柱突起21を上面デッキ
1,下面デッキ11に備えられた穴22に差し込む。都
合良く設計,製作されていれば4個の部品は強固に組み
合わされて剛性を持つ。より強固にしたい時は組み立て
る時に支柱突起21または支柱端面23に接着材を塗布
すれば強固になる。また組み立てた後に上面デッキ穴2
2から接着材を塗布してもよい。下面デッキ11の形状
は実施例では上面デッキ1と同形になっているが,それ
に限定されることはない。即ち実開昭49−32074
号のように下面デッキ11そのものがない場合も可能で
ある。その時は接地する下部の支柱突起21は不要であ
る。また1枚板でなく実開昭58−130931号のよ
うに3列の細長い板状の場合もある。支柱突起21が上
面デッキ穴22より少し飛び出すことも可能である。そ
の場合上面デッキ上に載せた荷物が横滑りするのを防ぐ
ことができる。また分解する時に支柱突起21を穴22
からたたき出すのに便利である。2図の実施例において
上面デッキ1の穴22は4個の支柱突起21に対応して
いる4個開設されている。しかし係合強度さえ満足させ
られるなら1組の支柱の4個を半分にして2個にするこ
とは可能である。4図は他の実施例である。上面デッキ
1および下面デッキ11に1図の実施例より少し大きい
が1個の穴22を開設する。この場合は1図の実施例に
比較して挿入すべき穴が1つなので挿入に容易である。
5図,6図の実施例は4図の実施例の場合において支柱
の離脱の可能性を防ぐためのものである。5図は平面図
であり上面デッキ穴22の形状が円でなく,円周上に穴
突起26を備えている。6図の治具は十字状に組まれた
支柱に溝31を差し込みハンドル32を回転させる。そ
の結果,支柱突起21は穴突起26に当たり強い抵抗に
合い,係合し強固に支柱の離脱を防ぐ。また6図の治具
は分解するときに治具を差し込み支柱を穴22から叩き
出すのに便利である。今までの実施例は支柱組溝24が
1組において1個の場合であった。7図と8図の実施例
は支柱組溝が2個の場合の実施例である。8図の3個が
1組になり三角形状の7図の上面デッキ穴22に挿入さ
れる。この場合上面デッキ穴22は4図のように円であ
っても良い。8図は3枚で三角形の形状を形成したが,
4枚で四角形に組み立てて9図の四角形の穴22または
4図の円に挿入可能できることは言うまでもない。これ
らの支柱組溝24が2個の場合は支柱を複数個組み合わ
せることと,上面デッキの穴22と合致させることによ
り前記7図,9図の実施例に限定されることなく多角形
の組み合わせが可能である。10図,11図,12図は
他の実施例である。本実施例は支柱溝24が水平方向に
備えられており,支柱は水平方向に組み合わされる。1
0図はその素材の斜視図である。11図は素材を効率よ
く取るための1列の素材打ち抜きの平面図である。12
図は1組の支柱素材が組み立てられた後の平面図であ
る。13図,14図は他の実施例である。13図は斜視
図であり一連の第1パネル33,第2パネル34,第3
パネル35が垂直方向に折線37により水平方向に接続
している。第4パネル36は第3パネル35に接続して
いる。第4パネル36は第3パネル35より低くなって
いる。これらの各パネルは連結して垂直方向に維持する
ために裏面がバックライナー40が裏打ちされている。
13図の実施例では組み立てると14図のように三角形
の形状になる。第4パネル36は第1パネル33,第2
パネル34,第3パネル35の三角形の外周に巻き込ま
れる。その結果組み立てられた支柱は支柱突起21と支
柱端面23を構成可能にする。第1パネル31と第4パ
ネル36に備えられた固定穴38は第4パネル36に備
えられた固定片39に対応しており,固定片39を固定
穴38に差し込むことにより離脱を防げる。この固定穴
38と固定片39は第1パネル33と第4パネル36に
備えることが限定されることはない。要は固定するため
に対応する場所に備えられれば良い。また接着材を使用
すれば固定穴38,固定片39は必要でない。本実施例
は三角形状であったが四角形などの多角形の支柱を作れ
ることは言うまでもない。また本実施例における支柱端
面23を構成するパネルは第4パネル1枚であったが,
強度を高めるため複数枚の構成は可能である。13図,
14図の実施例は第1パネル33の外周に第4パネルが
巻き付く形式であるが,もともとこの第1パネル33と
第4パネル36の2部材を1枚の素材から形成すること
も可能である。すなわち1枚の板の上端を自動カンナで
段差を形成して支柱端面23と支柱突起21を形成する
ことも可能である。その場合は折線37は必ずしも各パ
ネルを連結する必要でなく,14図のように組み立てた
時に各パネルが接触する線として構成される。 [0007][発明の効果] (A)本発明はパレットのすべての部品の素材が同一ま
たは類似の木質素材で構成されるので廃棄の時に容易に
処理しやすい。 (B)本発明はパレット製造メーカーが組立・完成して
搬入市内のでユーザー自身が組み立てるので運賃またユ
ーザーにおいて省スペースになる。特にユーザーが必要
に応じて組立てれば良いので,支柱に紙質を使用した場
合に比較しても,本発明の支柱は板状であるので省スペ
ースである。 (C)本発明は組立方式なので必要に応じて分解して省
スペースで保存し,再使用が可能である。 (D)本発明はパーティクルボードまたは合板などの場
合,滑りやすいので,支柱突起21を上面デッキ穴22
より,少し飛び出させることにより,滑り止めになる。
また分解する時に叩き出すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
[図1]本発明の組立完成の斜視図。
[図2]本発明の部品の組立を表した斜視図。
[図3]本発明の支柱の組立完成の斜視図。
[図4]本発明のその他の実施例の組立を表した斜視
図。 [図5]本発明のその他の実施例の組立を表した平面
図。 [図6]本発明の組立完成させるための治具の斜視図。 [図7]本発明のその他の実施令の上部デッキ穴22の
斜視図。 [図8]本発明のその他の実施令の支柱組立を表した斜
視図。 [図9]本発明のその他の実施令の上部デッキ穴22の
斜視図。 [図10]本発明のその他の実施令の支柱部品の斜視
図。 [図11]図10の支柱部品素材の展開平面図。 [図12]図10の素材を組立完成支柱のした平面図。 [図13]本発明のその他の実施例の支柱素材の展開斜
視図。 [図14]図13の組立完成の斜視図。 [符号の説明] 1:上面デッキ,11:下面デッキ,21:支柱突起,
22:上面デッキ穴,23:支柱端面,24:支柱組
溝,25:支柱本体,26:上面デッキ穴突起 31:溝,32:ハンドル,33:第1パネル,34:
第2パネル,35:第31パネル,36:第4パネル,
37:折線,38:固定穴,39:固定片,40:バッ
クライナー
図。 [図5]本発明のその他の実施例の組立を表した平面
図。 [図6]本発明の組立完成させるための治具の斜視図。 [図7]本発明のその他の実施令の上部デッキ穴22の
斜視図。 [図8]本発明のその他の実施令の支柱組立を表した斜
視図。 [図9]本発明のその他の実施令の上部デッキ穴22の
斜視図。 [図10]本発明のその他の実施令の支柱部品の斜視
図。 [図11]図10の支柱部品素材の展開平面図。 [図12]図10の素材を組立完成支柱のした平面図。 [図13]本発明のその他の実施例の支柱素材の展開斜
視図。 [図14]図13の組立完成の斜視図。 [符号の説明] 1:上面デッキ,11:下面デッキ,21:支柱突起,
22:上面デッキ穴,23:支柱端面,24:支柱組
溝,25:支柱本体,26:上面デッキ穴突起 31:溝,32:ハンドル,33:第1パネル,34:
第2パネル,35:第31パネル,36:第4パネル,
37:折線,38:固定穴,39:固定片,40:バッ
クライナー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [請求項1]板状のパレット支柱本体25に垂直方向に
支柱組溝24を備え,支柱本体25の上端に支柱端面2
3を備え,その支柱端面23上に支柱突起21を備え,
1組の支柱を垂直方向に組み合わせ上面デッキ1には支
柱突起21に対応する穴22を備え,この両者を組み合
わせたパレット。 [請求項2]板状のパレット支柱本体25に水平方向に
支柱組溝24を備え,支柱本体25の上端に支柱端面2
3を備え,その支柱端面23上に支柱突起21を備え,
1組の支柱を水平方向に組み合わせ上面デッキ1には支
柱突起21に対応する穴22を備え,この両者を組み合
わせたパレット。 [請求項3]板状のパレット支柱本体25に水平方向の
折線37により,少なくとも3個以上のパネル33,3
4,35を形成し,その上端に支柱突起21を備え,前
記パネルを多角形状に巻いて筒状形状を形成し,その筒
状外周上に巻かれた少し低い,上端に支柱端面23を備
えた支柱を前記支柱突起21に対応する上面パネル1の
穴22に組み合わせたパレット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35888792A JPH06191535A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | パレット |
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JP35888792A JPH06191535A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | パレット |
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JPH06191535A true JPH06191535A (ja) | 1994-07-12 |
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JP (1) | JPH06191535A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008054328A1 (en) | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Soo Seng Ng | A support device for materials handling |
CN107007084A (zh) * | 2016-01-27 | 2017-08-04 | 上海聚特展示用品有限公司 | 一种智能型可储存货物及更换画面的地堆 |
RU2759530C1 (ru) * | 2021-04-28 | 2021-11-15 | Татьяна Владимировна Тихонова | Грузовой поддон для транспортировки и хранения товара |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP35888792A patent/JPH06191535A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008054328A1 (en) | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Soo Seng Ng | A support device for materials handling |
EP2094574A1 (en) * | 2006-11-02 | 2009-09-02 | Soo Seng Ng | A support device for materials handling |
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