JPH06190158A - 電気バリカン - Google Patents
電気バリカンInfo
- Publication number
- JPH06190158A JPH06190158A JP34902092A JP34902092A JPH06190158A JP H06190158 A JPH06190158 A JP H06190158A JP 34902092 A JP34902092 A JP 34902092A JP 34902092 A JP34902092 A JP 34902092A JP H06190158 A JPH06190158 A JP H06190158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- fixed blade
- hair clipper
- housing
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定刃側と可動刃側のどちら側でも毛を刈る
ことのできる電気バリカンの提供を目的とする。 【構成】 モータ５の回転力を往復動に変換して可動刃
９を固定刃１０に対して往復摺動させ、当接部を有する
基板と、ハウジング３とを備えた電気バリカンにおい
て、当接部を傾斜部１１ｃとするとともに、ハウジング
３に傾斜部３ｂを形成した。
ことのできる電気バリカンの提供を目的とする。 【構成】 モータ５の回転力を往復動に変換して可動刃
９を固定刃１０に対して往復摺動させ、当接部を有する
基板と、ハウジング３とを備えた電気バリカンにおい
て、当接部を傾斜部１１ｃとするとともに、ハウジング
３に傾斜部３ｂを形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、毛を切断する電気バリ
カンに関するものである。
カンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気バリカンは、例えば特開平１
−１６６７９２号公報に開示されるものが一般的である
（図６に図示）。すなわち従来の電気バリカンは、モー
タＡと、モータＡの回転力を往復動に変換する変換部材
Ｂと、固定刃Ｃと、変換部材Ｂによって固定刃Ｃに対し
左右方向に往復摺動する可動刃Ｄと、可動刃Ｄと固定刃
Ｃの摺接面Ｅに対して略平行となるように形成された当
接部Ｆを有する基板Ｇと、固定刃Ｃ及び可動刃Ｄの刃先
と基板Ｇの当接部Ｆとを露出させたハウジングＨとを有
する。この構成により、従来の電気バリカンは、当接部
Ｆを肌に当てながら進行させることによって毛を刈るこ
とができる。
−１６６７９２号公報に開示されるものが一般的である
（図６に図示）。すなわち従来の電気バリカンは、モー
タＡと、モータＡの回転力を往復動に変換する変換部材
Ｂと、固定刃Ｃと、変換部材Ｂによって固定刃Ｃに対し
左右方向に往復摺動する可動刃Ｄと、可動刃Ｄと固定刃
Ｃの摺接面Ｅに対して略平行となるように形成された当
接部Ｆを有する基板Ｇと、固定刃Ｃ及び可動刃Ｄの刃先
と基板Ｇの当接部Ｆとを露出させたハウジングＨとを有
する。この構成により、従来の電気バリカンは、当接部
Ｆを肌に当てながら進行させることによって毛を刈るこ
とができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の電気バ
リカンは、肌に当たる当接部Ｆを基板Ｇにしか形成して
いなかったので、可動刃Ｄ側のハウジングＨを利用して
毛を刈ることができなかった。
リカンは、肌に当たる当接部Ｆを基板Ｇにしか形成して
いなかったので、可動刃Ｄ側のハウジングＨを利用して
毛を刈ることができなかった。
【０００４】本発明は、固定刃側と可動刃側のどちら側
でも毛を刈ることのできる電気バリカンを提供すること
にある。
でも毛を刈ることのできる電気バリカンを提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１記載の電気バリカンは、基板の当接部を固
定刃及び可動刃の摺接面に対して所定角度に傾斜させる
とともに、ハウジングに固定刃及び可動刃の摺接面に対
し基板の当接部が位置する側と反対側にそれに対応する
当接部を設けた構成としている。
に、請求項１記載の電気バリカンは、基板の当接部を固
定刃及び可動刃の摺接面に対して所定角度に傾斜させる
とともに、ハウジングに固定刃及び可動刃の摺接面に対
し基板の当接部が位置する側と反対側にそれに対応する
当接部を設けた構成としている。
【０００６】また、請求項２記載の電気バリカンは、請
求項１記載のものの基板の当接部とハウジングの当接部
を固定刃及び可動刃の摺接面に対してほぼ対称形状とし
ている。
求項１記載のものの基板の当接部とハウジングの当接部
を固定刃及び可動刃の摺接面に対してほぼ対称形状とし
ている。
【０００７】また、請求項３記載の電気バリカンは、請
求項１又は２記載のものの基板の当接部とハウジングの
当接部の少なくとも一方を、その刃先側の端部が固定刃
及び可動刃の摺接面よりも離れて位置するよう形成して
いる。
求項１又は２記載のものの基板の当接部とハウジングの
当接部の少なくとも一方を、その刃先側の端部が固定刃
及び可動刃の摺接面よりも離れて位置するよう形成して
いる。
【０００８】
【作用】請求項１記載の構成によれば、基板とハウジン
グの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対し両方に存
在するので、どちら側の当接部を肌に当てても毛を刈る
ことができる。
グの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対し両方に存
在するので、どちら側の当接部を肌に当てても毛を刈る
ことができる。
【０００９】請求項２記載の構成によれば、基板とハウ
ジングの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対してほ
ぼ対称形状としているので、どちら側の当接部を肌に当
てても一定の長さに毛を刈ることができる。
ジングの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対してほ
ぼ対称形状としているので、どちら側の当接部を肌に当
てても一定の長さに毛を刈ることができる。
【００１０】請求項３記載の構成によれば、当接部の刃
先側の端部を肌に当てることより、固定刃及び可動刃の
先端と肌との位置を変える。
先側の端部を肌に当てることより、固定刃及び可動刃の
先端と肌との位置を変える。
【００１１】
【実施例】本発明の一実施例を図１乃至図３に基づいて
説明する。
説明する。
【００１２】図１において、本実施例の電気バリカン
は、バリカン本体１に刃ブロック２を装着してなるもの
である。
は、バリカン本体１に刃ブロック２を装着してなるもの
である。
【００１３】バリカン本体１は、引掛部３ａと一端が内
側へ向くようにくの字状に形成された傾斜部３ｂとを有
するハウジング３と、該ハウジング３に固定されたばね
フック４と、ハウジング３の内部に配設されるモータ５
と、該モータ５の出力軸５ａに圧入される駆動カム６
と、該駆動カム６の中心軸よりも外れた位置に取り付け
られた駆動軸７とから構成されている。
側へ向くようにくの字状に形成された傾斜部３ｂとを有
するハウジング３と、該ハウジング３に固定されたばね
フック４と、ハウジング３の内部に配設されるモータ５
と、該モータ５の出力軸５ａに圧入される駆動カム６
と、該駆動カム６の中心軸よりも外れた位置に取り付け
られた駆動軸７とから構成されている。
【００１４】刃ブロック２は、案内板８と可動刃９と固
定刃１０と基板１１と押付ばね１２とから構成されてい
る。案内板８は、可動刃９を取り付ける取付面８ａと押
付ばね１２の先端を支える溝８ｂとを形成し、案内板８
の取付面８ａに案内突起１３が、案内板８の一端に駆動
軸７を係合する係合溝１４が設けられている。そして、
可動刃９は、案内板８に設けた案内突起１３を可動刃９
の孔９ａに挿入し、さらに案内板８の取付面８ａにて固
定されている。基板１１は、フック１１ａと、案内溝１
１ｂと、一端が内側へ向くようにくの字状に形成された
傾斜部１１ｃと、案内板８の取付面８ａとほぼ平行であ
り固定刃１０を取り付けるための取付面１１ｄとを形成
しており、さらに、ばねフック４を係合する係合突起１
５が設けられている。固定刃１０は、基板１１の取付面
１１ｄにて固定されており、可動刃９は、案内板８に設
けた案内突起１３を固定刃１０の孔溝１０ａに挿入して
基板１１に設けた案内溝１１ｂに係合することによっ
て、固定刃１０に対して上下方向に移動することなしに
左右方向にのみ摺動可能にすることができる。押付ばね
１２は、図２に示すようなコイルばねであり、押付ばね
用フック１６によって基板１１に固定され、押付ばね１
２の先端を案内板８に形成した溝８ｂに係合し、可動刃
９を固定刃１０に押し付けている。
定刃１０と基板１１と押付ばね１２とから構成されてい
る。案内板８は、可動刃９を取り付ける取付面８ａと押
付ばね１２の先端を支える溝８ｂとを形成し、案内板８
の取付面８ａに案内突起１３が、案内板８の一端に駆動
軸７を係合する係合溝１４が設けられている。そして、
可動刃９は、案内板８に設けた案内突起１３を可動刃９
の孔９ａに挿入し、さらに案内板８の取付面８ａにて固
定されている。基板１１は、フック１１ａと、案内溝１
１ｂと、一端が内側へ向くようにくの字状に形成された
傾斜部１１ｃと、案内板８の取付面８ａとほぼ平行であ
り固定刃１０を取り付けるための取付面１１ｄとを形成
しており、さらに、ばねフック４を係合する係合突起１
５が設けられている。固定刃１０は、基板１１の取付面
１１ｄにて固定されており、可動刃９は、案内板８に設
けた案内突起１３を固定刃１０の孔溝１０ａに挿入して
基板１１に設けた案内溝１１ｂに係合することによっ
て、固定刃１０に対して上下方向に移動することなしに
左右方向にのみ摺動可能にすることができる。押付ばね
１２は、図２に示すようなコイルばねであり、押付ばね
用フック１６によって基板１１に固定され、押付ばね１
２の先端を案内板８に形成した溝８ｂに係合し、可動刃
９を固定刃１０に押し付けている。
【００１５】このように構成された刃ブロック２は、係
合溝１４を駆動軸７に係合させるとともに、フック１１
ａを引掛部３ａに係合させ、係合突起１５をばねフック
４で押し付けることによって、バリカン本体１に装着す
ることができる。
合溝１４を駆動軸７に係合させるとともに、フック１１
ａを引掛部３ａに係合させ、係合突起１５をばねフック
４で押し付けることによって、バリカン本体１に装着す
ることができる。
【００１６】以下、本実施例の動作説明をする。図１に
おいて、バリカン本体１に電源が入りモータ５が駆動す
ると、モータ５の出力軸５ａとともに駆動カム６と駆動
軸７が回転し、その回転力が駆動軸７と係合溝１４とに
より往復動に変換されて可動刃９に伝達される。したが
って、可動刃９は、固定刃１０に対して左右に往復駆動
され、固定刃１０との間で髪の毛の切断を行う。このと
き、可動刃９及び固定刃１０が電気バリカンの長手方向
に平行になるように配設され、ハウジング３の傾斜部３
ｂと基板１１の傾斜部１１ｃとが互いに内側へ傾斜して
いるので、ハウジング３の傾斜部３ｂ側で毛を刈る場
合、傾斜部３ｂの面を頭部に当てて一定の長さに毛を刈
ったり、図３（ａ）に示すように、傾斜部３ｂの面を頭
部に当てずに可動刃９の刃先側に位置する傾斜部３ｂの
端部を頭部に当て、図中の矢印の向きに進行させること
により、好みの長さに毛を刈ることができる。基板１１
の傾斜部１１ｃ側で毛を刈る場合、傾斜部１１ｃを頭部
に当て、図３（ｂ）の矢印の向きに進行させることによ
り、一定の長さに毛を刈ることができる。
おいて、バリカン本体１に電源が入りモータ５が駆動す
ると、モータ５の出力軸５ａとともに駆動カム６と駆動
軸７が回転し、その回転力が駆動軸７と係合溝１４とに
より往復動に変換されて可動刃９に伝達される。したが
って、可動刃９は、固定刃１０に対して左右に往復駆動
され、固定刃１０との間で髪の毛の切断を行う。このと
き、可動刃９及び固定刃１０が電気バリカンの長手方向
に平行になるように配設され、ハウジング３の傾斜部３
ｂと基板１１の傾斜部１１ｃとが互いに内側へ傾斜して
いるので、ハウジング３の傾斜部３ｂ側で毛を刈る場
合、傾斜部３ｂの面を頭部に当てて一定の長さに毛を刈
ったり、図３（ａ）に示すように、傾斜部３ｂの面を頭
部に当てずに可動刃９の刃先側に位置する傾斜部３ｂの
端部を頭部に当て、図中の矢印の向きに進行させること
により、好みの長さに毛を刈ることができる。基板１１
の傾斜部１１ｃ側で毛を刈る場合、傾斜部１１ｃを頭部
に当て、図３（ｂ）の矢印の向きに進行させることによ
り、一定の長さに毛を刈ることができる。
【００１７】なお、ハウジング３の傾斜部３ｂ及び基板
１１の傾斜部１１ｃの本来の作用、すなわち、傾斜部３
ｂ及び傾斜部１１ｃを頭部に当てて毛を刈るという作用
が損なわなければ、図４に示すように、ハウジング３の
傾斜部３ｂを曲面状に形成された扇形部３ｃに変更した
り、基板１１の傾斜部１１ｃを曲面状に形成された扇形
部１１ｅに変更してもよいものとする。また、このよう
に形成することによって、図５に示すように、耳が邪魔
にならずに耳まわりの毛を容易に刈ることができる。
１１の傾斜部１１ｃの本来の作用、すなわち、傾斜部３
ｂ及び傾斜部１１ｃを頭部に当てて毛を刈るという作用
が損なわなければ、図４に示すように、ハウジング３の
傾斜部３ｂを曲面状に形成された扇形部３ｃに変更した
り、基板１１の傾斜部１１ｃを曲面状に形成された扇形
部１１ｅに変更してもよいものとする。また、このよう
に形成することによって、図５に示すように、耳が邪魔
にならずに耳まわりの毛を容易に刈ることができる。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の電気バリカンは、基板と
ハウジングの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対し
両方に存在するので、どちら側の当接部を肌に当てても
毛を刈ることができる。
ハウジングの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対し
両方に存在するので、どちら側の当接部を肌に当てても
毛を刈ることができる。
【００１９】請求項２記載の電気バリカンは、基板とハ
ウジングの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対して
ほぼ対称形状としているので、どちら側の当接部を肌に
当てても一定の長さに毛を刈ることができ、従って電気
バリカンを右手から左手に持ち替えても、いちいち電気
バリカンの向きを確認しなくても使用することができ
る。
ウジングの当接部が固定刃及び可動刃の摺接面に対して
ほぼ対称形状としているので、どちら側の当接部を肌に
当てても一定の長さに毛を刈ることができ、従って電気
バリカンを右手から左手に持ち替えても、いちいち電気
バリカンの向きを確認しなくても使用することができ
る。
【００２０】請求項３記載の電気バリカンは、当接部の
刃先側の端部を肌に当てることより、固定刃及び可動刃
の先端と肌との位置を変えることがてき、従って毛の刈
り高さを微妙に変化させることができる。
刃先側の端部を肌に当てることより、固定刃及び可動刃
の先端と肌との位置を変えることがてき、従って毛の刈
り高さを微妙に変化させることができる。
【図１】本発明の一実施例の構造を示す断面図である。
【図２】同実施例の刃ブロックを示す正面図である。
【図３】同実施例の頭髪の刈り上げの様子を示す概略説
明図である。
明図である。
【図４】本発明の別の実施例の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図５】同実施例の頭髪の刈り上げの様子を示す概略説
明図である。
明図である。
【図６】従来例の構造を示す断面図である。
３ ハウジング ３ｂ 傾斜部 ３ｃ 扇形部 ５ モータ ７ 駆動軸 ９ 可動刃 １０ 固定刃 １１ｃ 傾斜部 １１ｅ 扇形部 １４ 係合溝
Claims (3)
- 【請求項１】 回転駆動装置と、回転駆動装置の回転力
を往復動に変換する変換部材と、固定刃と、変換部材に
よって固定刃に対し左右方向に往復摺動する可動刃と、
固定刃を固定しかつ肌に当接する当接部を有する基板
と、固定刃及び可動刃の刃先と基板の当接部とを露出さ
せたハウジングとを有する電気バリカンにおいて、前記
基板の当接部を固定刃及び可動刃の摺接面に対して所定
角度に傾斜させるとともに、前記ハウジングに固定刃及
び可動刃の摺接面に対し基板の当接部が位置する側と反
対側にそれに対応する当接部を設けた電気バリカン。 - 【請求項２】 前記基板の当接部とハウジングの当接部
を固定刃及び可動刃の摺接面に対して略対称形状とした
請求項１記載の電気バリカン。 - 【請求項３】 前記基板の当接部とハウジングの当接部
の少なくとも一方を、その刃先側の端部が固定刃及び可
動刃の摺接面よりも離れて位置するよう形成してなる請
求項１又は２記載の電気バリカン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34902092A JPH06190158A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 電気バリカン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34902092A JPH06190158A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 電気バリカン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190158A true JPH06190158A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18400951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34902092A Pending JPH06190158A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 電気バリカン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190158A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8024862B2 (en) * | 2006-12-11 | 2011-09-27 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Hair clipper |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34902092A patent/JPH06190158A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8024862B2 (en) * | 2006-12-11 | 2011-09-27 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Hair clipper |
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