JPH06189838A - シートバックフレーム - Google Patents
シートバックフレームInfo
- Publication number
- JPH06189838A JPH06189838A JP34465592A JP34465592A JPH06189838A JP H06189838 A JPH06189838 A JP H06189838A JP 34465592 A JP34465592 A JP 34465592A JP 34465592 A JP34465592 A JP 34465592A JP H06189838 A JPH06189838 A JP H06189838A
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- JP
- Japan
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- seat back
- back frame
- vertical member
- vertical
- horizontal
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で、且つ低コストなシートバックフレー
ムの提供を目的とする。 【構成】 横材及び横材の両端部に一体的に設けられる
縦材からなり略逆U字形状を呈し断面が略コ字状に形成
されるシートバックフレームにおいて、縦材のウェブ幅
が任意の位置に掛かる荷重に対応するように成形され並
びに横材及び縦材が連続的に一体成形され、更に好まし
くは、横材と縦材との結合部のフランジの幅が他の部位
よりも任意に大きく成形されていることを特徴とするシ
ートバックフレーム。
ムの提供を目的とする。 【構成】 横材及び横材の両端部に一体的に設けられる
縦材からなり略逆U字形状を呈し断面が略コ字状に形成
されるシートバックフレームにおいて、縦材のウェブ幅
が任意の位置に掛かる荷重に対応するように成形され並
びに横材及び縦材が連続的に一体成形され、更に好まし
くは、横材と縦材との結合部のフランジの幅が他の部位
よりも任意に大きく成形されていることを特徴とするシ
ートバックフレーム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のシートに採用
されるシートバックフレームに関するものである。
されるシートバックフレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、断面がコ字状を呈したシートバッ
クフレームはプレス成形法によって成形されているが、
横材及び縦材を一体成形したフレームを製作する場合、
型が大型になり、それと同時にプレス装置の大型に繋が
るためコストアップの要因となっていた。そこで、特公
平2−10740号公報に開示した技術では、フレーム
を横材と2つの縦材に分けてプレス成形し、両者は例え
ば点溶接によって結合されていた。又、縦材の自由端に
は、補強目的の金属製パイプが取り付けられていた。
クフレームはプレス成形法によって成形されているが、
横材及び縦材を一体成形したフレームを製作する場合、
型が大型になり、それと同時にプレス装置の大型に繋が
るためコストアップの要因となっていた。そこで、特公
平2−10740号公報に開示した技術では、フレーム
を横材と2つの縦材に分けてプレス成形し、両者は例え
ば点溶接によって結合されていた。又、縦材の自由端に
は、補強目的の金属製パイプが取り付けられていた。
【0003】一方、特公平4−62146号公報には金
属パイプを曲げて作ったシートバックフレームが記載さ
れている。
属パイプを曲げて作ったシートバックフレームが記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術の
ように、横材及び縦材に分けてプレス成形する場合で
も、横材及び縦材の長さを確保するだけの型の大きさが
必要であるため、プレス装置もそれに見合うものが必要
であり、大型のものが必要となっていた。更に、3つの
部材に分けて成形していることにより、それぞれを製作
する型が3つ必要であるために高コストであった。
ように、横材及び縦材に分けてプレス成形する場合で
も、横材及び縦材の長さを確保するだけの型の大きさが
必要であるため、プレス装置もそれに見合うものが必要
であり、大型のものが必要となっていた。更に、3つの
部材に分けて成形していることにより、それぞれを製作
する型が3つ必要であるために高コストであった。
【0005】又、シートバックフレームには、金属パイ
プ等が曲げて作られているものがあるが、この場合縦材
の断面形状がどこでも同じであるため荷重に対する強度
も同じであった。しかし、縦材に掛かるモーメント荷重
は縦材の場所によって異なり、少ない荷重しか掛からな
い場所では最大荷重の掛かる場所と同じだけの強度を確
保する必要は無い。そのため、金属パイプ等を曲げて作
ったシートバックフレームは、どこでも同じ断面であり
同じ強度であるために、掛かる荷重の少ない位置での肉
は余分であり、結果的に重量大である。
プ等が曲げて作られているものがあるが、この場合縦材
の断面形状がどこでも同じであるため荷重に対する強度
も同じであった。しかし、縦材に掛かるモーメント荷重
は縦材の場所によって異なり、少ない荷重しか掛からな
い場所では最大荷重の掛かる場所と同じだけの強度を確
保する必要は無い。そのため、金属パイプ等を曲げて作
ったシートバックフレームは、どこでも同じ断面であり
同じ強度であるために、掛かる荷重の少ない位置での肉
は余分であり、結果的に重量大である。
【0006】又、補強部材を設けて縦材の補強を図って
いるが、補強部材の取り付けが必要で製作工数が多くな
り、コストアップの要因となっていた。
いるが、補強部材の取り付けが必要で製作工数が多くな
り、コストアップの要因となっていた。
【0007】一方、従来技術では横材及び2つの縦材の
結合部において溶接によって結合され、又、横材と平行
方向の荷重に対しての強度を確保していた。そのため、
結合部では溶接不良等による強度不足を防止するため強
度管理が必要で、コストアップの要因となっていた。更
に、溶接しととしての重なり部が必要なため製品重量が
大となり、並びに、製作工数が多く高コストであった。
結合部において溶接によって結合され、又、横材と平行
方向の荷重に対しての強度を確保していた。そのため、
結合部では溶接不良等による強度不足を防止するため強
度管理が必要で、コストアップの要因となっていた。更
に、溶接しととしての重なり部が必要なため製品重量が
大となり、並びに、製作工数が多く高コストであった。
【0008】請求項1は、製品重量の低減、及び低コス
トで製作ができるシートバックフレームの提供を技術的
課題とする。
トで製作ができるシートバックフレームの提供を技術的
課題とする。
【0009】請求項2は、補強部材を必要としない低コ
ストなシートバックフレームの提供を技術的課題とす
る。
ストなシートバックフレームの提供を技術的課題とす
る。
【0010】請求項3は、横方向の荷重に対しての強度
が確保され、且つ低コストなシートバックフレームの提
供を技術的課題とする。
が確保され、且つ低コストなシートバックフレームの提
供を技術的課題とする。
【0011】請求項4は、正面荷重によって縦材のそれ
ぞれの位置に掛かるモーメント荷重に対応する強度確保
を成し、強度確保が過剰にならないようにすることを技
術的課題とする。
ぞれの位置に掛かるモーメント荷重に対応する強度確保
を成し、強度確保が過剰にならないようにすることを技
術的課題とする。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するために請求項1において講じた技術的手段は、横
材及び横材の両端部に一体的に設けられる縦材からなり
略逆U字形状を呈し断面が略コ字状に成形されるシート
バックフレームにおいて、横材及び縦材が連続的に一体
成形されることである。
決するために請求項1において講じた技術的手段は、横
材及び横材の両端部に一体的に設けられる縦材からなり
略逆U字形状を呈し断面が略コ字状に成形されるシート
バックフレームにおいて、横材及び縦材が連続的に一体
成形されることである。
【0014】請求項2において講じた技術的手段は、横
材と、横材の両端部に一体的に設けられる縦材と、縦材
に一体的に設けられる補強部材とを備え、横材及び縦材
の夫々の断面が略コ字状に形成されるシートバックフレ
ームにおいて、横材と縦材と補強部材とが一体成形され
ることである。
材と、横材の両端部に一体的に設けられる縦材と、縦材
に一体的に設けられる補強部材とを備え、横材及び縦材
の夫々の断面が略コ字状に形成されるシートバックフレ
ームにおいて、横材と縦材と補強部材とが一体成形され
ることである。
【0015】請求項3において講じた技術的手段は、横
材と縦材との結合部のフランジの幅が他の部位よりも任
意に大きく成形されていることである。
材と縦材との結合部のフランジの幅が他の部位よりも任
意に大きく成形されていることである。
【0016】請求項4において講じた技術的手段は、縦
材のウェブ幅が下方に行くに従って広く成形されること
である。
材のウェブ幅が下方に行くに従って広く成形されること
である。
【0017】
【作用】請求項1の作用を説明する。縦材のウェブ幅が
任意の位置に掛かる荷重に対応するように成形され並び
に横材及び縦材が連続的に一体成形されることによっ
て、縦材の任意の位置に掛かる荷重に応じての強度確保
ができる。又、断面が略コ字状の1つの部材を成形し、
この部材を任意の位置で曲げることによってシートバッ
クフレームが形成される。このように、溶接をして横材
と縦材とを結合する必要がない。
任意の位置に掛かる荷重に対応するように成形され並び
に横材及び縦材が連続的に一体成形されることによっ
て、縦材の任意の位置に掛かる荷重に応じての強度確保
ができる。又、断面が略コ字状の1つの部材を成形し、
この部材を任意の位置で曲げることによってシートバッ
クフレームが形成される。このように、溶接をして横材
と縦材とを結合する必要がない。
【0018】請求項2の作用を説明する。徐変ロール成
形法によって1つの真っすぐな部材を成形し、両端が当
接するように任意の位置で曲げて、当接部を結合するこ
とによって縦材の自由端が無くなり、補強部材を必要と
せずに補強をすることができる。
形法によって1つの真っすぐな部材を成形し、両端が当
接するように任意の位置で曲げて、当接部を結合するこ
とによって縦材の自由端が無くなり、補強部材を必要と
せずに補強をすることができる。
【0019】請求項3の作用を説明する。横材と縦材と
の結合部のフランジの幅が他の部位よりも任意に大きく
成形されていることによって、屈設部の強度が向上し、
フレームに掛かる横材と平行方向の荷重に対する強度が
確保される。
の結合部のフランジの幅が他の部位よりも任意に大きく
成形されていることによって、屈設部の強度が向上し、
フレームに掛かる横材と平行方向の荷重に対する強度が
確保される。
【0020】請求項4の作用を説明する。縦材の下方ほ
ど大きく掛かるモーメント荷重に対して、縦材のウェブ
幅を下方に行くほど広く成形したことによって、小さな
荷重が掛かる位置でも、大きな荷重が掛かる位置でも、
任意の位置に掛かる荷重に対応するだけの強度が確保さ
れる。
ど大きく掛かるモーメント荷重に対して、縦材のウェブ
幅を下方に行くほど広く成形したことによって、小さな
荷重が掛かる位置でも、大きな荷重が掛かる位置でも、
任意の位置に掛かる荷重に対応するだけの強度が確保さ
れる。
【0021】
【実施例】本発明に係る実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0022】図1には第1実施例として請求項1、請求
項3及び4に係る第1シートフレーム10の外観図を示
す。同図において、シートバックフレーム10は、徐変
ロール成形法によって成形され、同図に示すように横材
11、縦材12が一体成形され略逆U字形状を呈し、更
に、第1シートバックフレーム10は図中下方に行くに
従って正面荷重F1によるモーメントが大きくなるた
め、ウェブ幅aは下方ほど広く成形されている。又、縦
材12にはリクライニング機構(図示省略)及び縦材1
2の補強をする補強パイプ(図示省略)が取り付けられ
る際にボルトが通る貫通穴13、14、使用者の頭を支
えるヘッドレスト(図示省略)が嵌入される嵌入孔15
が設けられている。又、横材11と縦材12との結合部
(図中C部)は、図に示すようにフランジ幅bが広く成
形されている。
項3及び4に係る第1シートフレーム10の外観図を示
す。同図において、シートバックフレーム10は、徐変
ロール成形法によって成形され、同図に示すように横材
11、縦材12が一体成形され略逆U字形状を呈し、更
に、第1シートバックフレーム10は図中下方に行くに
従って正面荷重F1によるモーメントが大きくなるた
め、ウェブ幅aは下方ほど広く成形されている。又、縦
材12にはリクライニング機構(図示省略)及び縦材1
2の補強をする補強パイプ(図示省略)が取り付けられ
る際にボルトが通る貫通穴13、14、使用者の頭を支
えるヘッドレスト(図示省略)が嵌入される嵌入孔15
が設けられている。又、横材11と縦材12との結合部
(図中C部)は、図に示すようにフランジ幅bが広く成
形されている。
【0023】図2、図3は図1のA−A、B−B断面の
矢示図を示し、断面はそれぞれウェブ20、フランジ2
1から構成され、略コ字形状を呈している。
矢示図を示し、断面はそれぞれウェブ20、フランジ2
1から構成され、略コ字形状を呈している。
【0024】このように、第1シートバックフレーム1
0は1つの部材からなり、横材と縦材とを溶接等により
結合する必要がない。又、結合部の(図1中C部)のフ
ランジ幅bが広く成形されることによって、横荷重F2
に対する強度を確保している。
0は1つの部材からなり、横材と縦材とを溶接等により
結合する必要がない。又、結合部の(図1中C部)のフ
ランジ幅bが広く成形されることによって、横荷重F2
に対する強度を確保している。
【0025】図4には第2実施例として請求項2、請求
項3及び4に係る第2シートバックフレーム30の外観
図を示す。同図において、第2シートバックフレーム3
0は、徐変ロール成形法によって成形され、同図に示す
ように、横材31、縦材32、補強部33が一体成形さ
れて、補強部33の中央部33aにおいて、溶接によっ
て結合されている。更に、第2シートバックフレーム3
0は、第1シートバックフレーム10と同様に正面荷重
F1に対応するため下方ほどウェブ幅aが広く成形さ
れ、又、横材31と縦材32との結合部(図中D部)は
横荷重F2に対応するためフランジ幅bが広く成形され
て、並びに、縦材32にはリクライニング機構が取り付
けられる際にボルトが通る貫通穴34、ヘッドレストが
嵌入される嵌入孔35が設けられている。尚、断面形状
は第1シートバックフレーム30と同様であるため、図
2及び図3と同じである。
項3及び4に係る第2シートバックフレーム30の外観
図を示す。同図において、第2シートバックフレーム3
0は、徐変ロール成形法によって成形され、同図に示す
ように、横材31、縦材32、補強部33が一体成形さ
れて、補強部33の中央部33aにおいて、溶接によっ
て結合されている。更に、第2シートバックフレーム3
0は、第1シートバックフレーム10と同様に正面荷重
F1に対応するため下方ほどウェブ幅aが広く成形さ
れ、又、横材31と縦材32との結合部(図中D部)は
横荷重F2に対応するためフランジ幅bが広く成形され
て、並びに、縦材32にはリクライニング機構が取り付
けられる際にボルトが通る貫通穴34、ヘッドレストが
嵌入される嵌入孔35が設けられている。尚、断面形状
は第1シートバックフレーム30と同様であるため、図
2及び図3と同じである。
【0026】このように、第2シートバックフレーム3
0は1つの部材からなり、横材、縦材及び補強部材が一
体成形されているので、フレームに更に補強部材を取り
付ける必要がない。
0は1つの部材からなり、横材、縦材及び補強部材が一
体成形されているので、フレームに更に補強部材を取り
付ける必要がない。
【0027】
【発明の効果】請求項1の効果を説明する。横材及び横
材の両端部に一体的に設けられる縦材からなり略逆U字
形状を呈し断面が略コ字状に成形されるシートバックフ
レームにおいて、縦材のウェブ幅が任意の位置に掛かる
荷重に対応するように成形され並びに横材及び縦材が連
続的に一体成形されることを特徴とするシートバックフ
レームであって、縦材の任意の位置に掛かる荷重に応じ
ての強度確保ができ、製品重量の低減に繋がる。又、断
面が略コ字状の1つの部材を成形し、この部材を任意の
位置で曲げることによってシートバックフレームが形成
される。このように、溶接をして横材と縦材とを結合す
る必要がない断面が略コ字状の1つの部材を成形し、こ
の部材を任意の位置で曲げることによってシートバック
フレームが形成される。このように、溶接をして横材と
縦材とを結合する必要がないので、製作工数が少なく、
更に横材及び縦材に溶接しろが不要であるため製品重量
の軽量化に繋がる。
材の両端部に一体的に設けられる縦材からなり略逆U字
形状を呈し断面が略コ字状に成形されるシートバックフ
レームにおいて、縦材のウェブ幅が任意の位置に掛かる
荷重に対応するように成形され並びに横材及び縦材が連
続的に一体成形されることを特徴とするシートバックフ
レームであって、縦材の任意の位置に掛かる荷重に応じ
ての強度確保ができ、製品重量の低減に繋がる。又、断
面が略コ字状の1つの部材を成形し、この部材を任意の
位置で曲げることによってシートバックフレームが形成
される。このように、溶接をして横材と縦材とを結合す
る必要がない断面が略コ字状の1つの部材を成形し、こ
の部材を任意の位置で曲げることによってシートバック
フレームが形成される。このように、溶接をして横材と
縦材とを結合する必要がないので、製作工数が少なく、
更に横材及び縦材に溶接しろが不要であるため製品重量
の軽量化に繋がる。
【0028】請求項2の効果を説明する。横材と、横材
の両端部に一体的に設けられる縦材と、縦材に一体的に
設けられる補強部材とを備え、横材及び縦材の夫々の断
面が略コ字状に形成されるシートバックフレームにおい
て、横材と縦材と補強部材とが一体成形されることを特
徴とするシートバックフレームであって、徐変ロール成
形法によって1つの真っすぐな部材を成形し、両端が当
接するように任意の位置で曲げて、当接部を結合するこ
とによって縦材の自由端が無く、補強部材を必要としな
いために取り付けの工数が低減され、又、部品点数が減
少しコスト低減となる。
の両端部に一体的に設けられる縦材と、縦材に一体的に
設けられる補強部材とを備え、横材及び縦材の夫々の断
面が略コ字状に形成されるシートバックフレームにおい
て、横材と縦材と補強部材とが一体成形されることを特
徴とするシートバックフレームであって、徐変ロール成
形法によって1つの真っすぐな部材を成形し、両端が当
接するように任意の位置で曲げて、当接部を結合するこ
とによって縦材の自由端が無く、補強部材を必要としな
いために取り付けの工数が低減され、又、部品点数が減
少しコスト低減となる。
【0029】請求項3の効果を説明する。横材と縦材と
の結合部のフランジの幅が他の部位よりも任意に大きく
成形されていることを特徴とするシートバックフレーム
であって、結合部の強度が大きく、フレームに掛かる横
材と平行方向の荷重に対する強度が確保される。このよ
うに、溶接によって強度を確保するものでないために、
強度管理の必要が無く、コスト低減に繋がる。
の結合部のフランジの幅が他の部位よりも任意に大きく
成形されていることを特徴とするシートバックフレーム
であって、結合部の強度が大きく、フレームに掛かる横
材と平行方向の荷重に対する強度が確保される。このよ
うに、溶接によって強度を確保するものでないために、
強度管理の必要が無く、コスト低減に繋がる。
【0030】請求項4の効果を説明する。縦材のウェブ
幅が下方に行くに従って広く成形されることを特徴とす
るシートバックフレームであって、縦材の下方ほど大き
く掛かるモーメント荷重に対して、縦材のウェブ幅を下
方に行くほど広く成形していうために、小さな荷重が掛
かる位置でも大きな荷重が掛かる位置でも、縦材のそれ
ぞれの位置に掛かる荷重に対応するだけの強度が確保さ
れるので、少ない荷重しか掛からない場所において、過
剰に強度確保されないので、不要な肉が付かなく本体重
量の減少に繋がる。
幅が下方に行くに従って広く成形されることを特徴とす
るシートバックフレームであって、縦材の下方ほど大き
く掛かるモーメント荷重に対して、縦材のウェブ幅を下
方に行くほど広く成形していうために、小さな荷重が掛
かる位置でも大きな荷重が掛かる位置でも、縦材のそれ
ぞれの位置に掛かる荷重に対応するだけの強度が確保さ
れるので、少ない荷重しか掛からない場所において、過
剰に強度確保されないので、不要な肉が付かなく本体重
量の減少に繋がる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、3及び4に係るシートバックフレー
ムの外観図である。
ムの外観図である。
【図2】図1のA−A断面の矢示図である。
【図3】図1のB−B断面の矢示図である。
【図4】請求項2乃至4に係るシートバックフレームの
外観図である。
外観図である。
10・・・第1シートバックフレーム 11・・・第1シートバックフレームの横材 12・・・第1シートバックフレームの縦材 20・・・ウェブ 21・・・フランジ 30・・・第2シートバックフレーム 31・・・第2シートバックフレームの横材 32・・・第2シートバックフレームの縦材 33・・・補強部
Claims (4)
- 【請求項1】 横材及び該横材の両端部に一体的に設け
られる縦材からなり略逆U字形状を呈して断面が略コ字
状に成形されるシートバックフレームにおいて、 前記横材及び前記縦材が連続的に一体成形されることを
特徴とするシートバックフレーム。 - 【請求項2】 横材と、該横材の両端部に一体的に設け
られる縦材と、該縦材に一体的に設けられる補強部材と
を備え、前記横材及び前記縦材の夫々の断面が略コ字状
に形成されるシートバックフレームにおいて、 前記横材と前記縦材と前記補強部材とが連続的に一体成
形されることを特徴とするシートバックフレーム。 - 【請求項3】 前記横材と前記縦材との結合部のフラン
ジ幅が他の部位よりも任意に大きく成形されることを特
徴とする請求項1又は2記載のシートバックフレーム。 - 【請求項4】 前記縦材のウェブ幅が下方に行くに従っ
て広く成形されることを特徴とする請求項1又は2記載
のシートバックフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34465592A JPH06189838A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | シートバックフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34465592A JPH06189838A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | シートバックフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189838A true JPH06189838A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18370956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34465592A Pending JPH06189838A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | シートバックフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06189838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007052734A1 (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-10 | Okamura Corporation | 椅子の背凭れ装置 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP34465592A patent/JPH06189838A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007052734A1 (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-10 | Okamura Corporation | 椅子の背凭れ装置 |
US8191970B2 (en) | 2005-11-04 | 2012-06-05 | Okamura Corporation | Backrest device in a chair |
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