JPH06189827A - 流し台 - Google Patents

流し台

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JPH06189827A
JPH06189827A JP4342264A JP34226492A JPH06189827A JP H06189827 A JPH06189827 A JP H06189827A JP 4342264 A JP4342264 A JP 4342264A JP 34226492 A JP34226492 A JP 34226492A JP H06189827 A JPH06189827 A JP H06189827A
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JP
Japan
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door
sink
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sink main
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JP4342264A
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Satomi Okada
早都美 岡田
Satoshi Nakagawa
敏 中川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間作業しても足腰に負担がかかりにくく
する。 【構成】 弾性体によって身体を支持するための身体支
持具4を形成する。前面に扉3を設けて流し台本体2を
形成する。扉3の前面上部の幅方向の全長に亘って身体
支持具4を取り付ける。クッション性の高い身体支持具
4に寄りかかって作業することができる。また床から扉
3の前面上部までの高さが身体の支持位置最適高とほぼ
等しいので、扉3の前面上部に身体支持具4を取り付け
ることによって、足腰にかかる負担を最も小さくするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネット等を並べ
て形成される流し台本体の上に天板等を載設して形成さ
れる流し台の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流し台で長時間立ったままの姿勢で作業
をおこなう場合、流し台の前面や天板に寄りかかったり
手をついたりして身体を支持し、足腰に負担がかからな
いようにしていた。しかし流し台のキャビネットや天板
はスチール板等の固い材質で形成されていることが多い
ので寄りかかりにくく、また寄りかかっても足腰の負担
の軽減効果が小さかった。
【0003】そこで実開昭60−36740号公報に弾
性素材からなる化粧縁枠をワークトップ(天板)の前端
面と上端面にかけて取り付けてある流し台が提案されて
いる。この考案において、化粧縁枠は弾性素材から形成
されているので、身体や食器が化粧枠にあたっても衝撃
を緩和できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし最も足腰に負担
がかからない寄りかかり位置はワークトップ(天板)の
前端面より低い位置であることが、実験によって明らか
になった。下記の数式1は「住宅用厨房に関する調査研
究報告書」(日本住宅設備システム協会)に記載された
流し台の天板の最適高を表すものであり、また数式2は
「キッチン作業のための姿勢補助具の研究報告」(松下
電工(株)新建築研究所・千葉工業大学上野研究所)に
記載された身体の支持位置最適高を表すものである。
【0005】 H1 =0.43×X+16.88 ……… 数式1 H2 =0.71×X−31.83 ……… 数式2 (H1 は流し台の天板の最適高、H2 は支持位置最適
高、Xは身長、単位はcm) 上記の数式1、数式2を用いて身長160cmの人の流
し台の天板の最適高(H1 )と支持位置最適高(H2
を計算してみると、H1 =85.68、H2 =81.7
7となり、流し台の天板の最適高よりも支持位置最適高
のほうが約4cm低いことがわかる。つまり流し台の天
板に寄りかかって作業するよりも天板より少し低い位置
に寄りかかって作業した方が足腰に負担がかかりにくい
ということが言え、上記公報に記載されているような弾
性素材からなる化粧縁枠をワークトップ(天板)の前端
面と上端面にかけて取り付けた構造では、足腰への負担
を軽減するという効果が十分でないと言える。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、長時間作業しても足腰に負担がかかりにくい流し
台を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る流し台は、
弾性体によって身体を支持するための身体支持具4を形
成し、前面に扉3を設けて流し台本体2を形成し、扉3
の前面上部の幅方向の全長に亘って身体支持具4を取り
付けて成ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】弾性体によって身体を支持するための身体支持
具4を形成し、前面に扉3を設けて流し台本体2を形成
し、扉3の前面上部の幅方向の全長に亘って身体支持具
4を取り付けたので、クッション性の高い身体支持具4
に寄りかかって作業することができる。また床から扉3
の前面上部までの高さが身体の支持位置最適高とほぼ等
しいので、扉3の前面上部に身体支持具4を取り付ける
ことによって、足腰にかかる負担を最も小さくすること
ができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。流し
台本体2は箱状で内部に収納部を設けたキャビネット6
等を並べて形成されるものであり、キャビネット6の前
面には扉3が取り付けてある。このキャビネット6のう
ち、流し台本体2の両端に位置するキャビネット6aは
片開き扉3aで形成してあり、それ以外のキャビネット
6bは観音開き扉3bとして形成してある。
【0010】天板5はスチール板等で形成されるもので
あり、上面にはシンク7やコンロ13が設けてあると共
にシンク7の開口縁には水道栓8や水道栓操作具9が設
けてある。身体支持具4は弾性体で断面略半円状で平面
棒状に形成されおり、その両側端部4aは丸みがかった
形状になっている。また長さは流し台本体2の扉3の幅
寸法とほぼ等しい。さらに身体支持具4の下面には流し
台本体2の扉3を開閉するための把手凹部10が形成し
てある。
【0011】そして上記流し台本体2の上に天板5を載
設すると共に流し台本体2の扉3の前面上部の幅方向の
全長に亘って取り付けることによって図1に示すような
流し台1を形成することができる。身体支持具4は図2
(a)に示すように扉3の裏面からビス11等を打ち込
んで取り付けたり、図2(b)に示すように身体支持具
4の下面後側に凹溝12を設けて扉3の上端部と凹溝1
2を嵌合して取り付けたりする。また接着剤等で接着し
て取り付けてもよい。流し台本体2の扉3には片開き扉
3aのものと観音開き扉3bのものとがあるので、身体
支持具4の把手凹部10は、扉3a、3bの開閉する側
の端部の方向に位置させて取り付けるものである。
【0012】このように形成される流し台1では、クッ
ション性の高い身体支持具4に寄りかかって作業するこ
とができる。また床から扉3の前面上部までの高さが身
体の支持位置最適高とほぼ等しいので、身体支持具4を
扉3の前面上部に取り付けることによって身体の支持位
置最適高に近い位置に配設することができ、足腰にかか
る負担をもっとも小さくすることができる。さらに身体
支持具4の下面には把手凹部10が形成してあるので、
身体支持具4は流し台本体2の扉3を開閉する把手を兼
用することができ、別部材で把手を扉3に取り付ける必
要がないものである。また身体支持具4の両側端部4a
は丸みがかった形状になっているので、扉3を開閉する
ときに隣の身体支持具4にあたらないようにすることが
でき、扉3の開閉が確実におこなうことができる。さら
に身体支持具4は天板5よりも下に位置するので、シン
ク7からの水はねによって身体支持具4が濡れにくく、
また汚れも付きにくくなるものである。
【0013】尚、流し台本体2に引出しが設けてある場
合には、本発明の身体支持具4を引出しの前面に取り付
けてもよい。また身体支持具4の形状は図3に示すよう
な形状にしてもよい。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明は、弾性体によって
身体を支持するための身体支持具を形成し、前面に扉を
設けて流し台本体を形成し、扉の前面上部の幅方向の全
長に亘って身体支持具を取り付けたので、クッション性
の高い身体支持具に寄りかかって作業することができ、
また床から扉の前面上部までの高さが身体の支持位置最
適高とほぼ等しいので、扉の前面上部に身体支持具を取
り付けることによって、足腰にかかる負担を最も小さく
することができ、長時間作業しても足腰に負担がかかり
にくくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の扉部分の(a)、(b)は拡大断面図で
ある。
【図3】同上の他の実施例である。
【符号の説明】
1 流し台 2 流し台本体 3 扉 4 身体支持具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体によって身体を支持するための身
    体支持具を形成し、前面に扉を設けて流し台本体を形成
    し、扉の前面上部の幅方向の全長に亘って身体支持具を
    取り付けて成ることを特徴とする流し台。
JP04342264A 1992-12-22 1992-12-22 流し台 Expired - Fee Related JP3090381B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06225814A (ja) * 1993-02-03 1994-08-16 Kokuyo Co Ltd カウンタ
JP2003038270A (ja) * 2001-07-31 2003-02-12 Noritz Corp キャビネット

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