JPH06189455A - 配電系統監視制御方法及びその装置 - Google Patents

配電系統監視制御方法及びその装置

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JPH06189455A
JPH06189455A JP33581192A JP33581192A JPH06189455A JP H06189455 A JPH06189455 A JP H06189455A JP 33581192 A JP33581192 A JP 33581192A JP 33581192 A JP33581192 A JP 33581192A JP H06189455 A JPH06189455 A JP H06189455A
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JP
Japan
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load
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power
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electricity
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JP33581192A
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English (en)
Inventor
Minoru Kanai
実 叶井
Yuzuru Imamura
譲 今村
Junzo Kawakami
潤三 川上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector

Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統の状態に合わせて系統を最適な状態に監
視制御することができること。 【構成】 配電線6cの指定の個所に電圧センサ8a〜
8c、電流センサ9a〜9cが設置されており、各セン
サによって計測された電圧及び電流に関する計測データ
がリアルタイムの計測データとして計測子局12a〜1
2c、通信線13、データ収集装置14を介して系統監
視制御装置16に収集される。業務用計算機17には配
電系統の負荷に関する管理情報として契約電力量あるい
は使用実績電力量のデータが収集されている。そして系
統監視制御装置16において使用実績電力量とリアルタ
イムで計測された電圧及び電流のデータを基に送電対象
区間の負荷の電力量が推定される。この推定結果に基づ
いて、系統監視制御装置16において送電経路が決定さ
れ、この決定に従って開閉器7a〜7dの開閉が制御さ
れる。すなわち配電系統の状態の変化に合わせた送電経
路を介して送電対象区間に送電が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配電系統監視制御方法及
びその装置に係り、特に、配電系統を最適な状態で監視
制御するに好適な配電系統監視制御方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市機能の高度化、多様化に伴な
って、配電系統においても、電力の安定供給、電力品質
の維持などに対する要求が一層強くなっている。また、
電力負荷の平準化のための負荷制御や小規模な分散型電
源との連係など新たな動きへの対応も必要になってきて
いる。その対応の一つとして、電力系統を自動監視制御
する方法が提案されている。このような自動監視制御を
最適な状態で実行するためには、配電系統とそれに接続
される電気設備間の電力授受量の実態把握が不可欠であ
る。電力授受量の実態を把握するためには、配電系統の
電圧あるいは電流を計測することが必要であるが、膨大
な数の電気設備が広範囲に亘って分散配置されている配
電系統では、開閉器が設置されている個所全てで電圧あ
るいは電流を計測することは事実上不可能である。この
ため、従来の配電系統においては、契約電力量や使用電
力量など電気設備に関する管理情報から系統と電気設備
間の電力授受量を推定し、この推定値に従って配電系統
を監視制御する方法が採用されている。しかし、この方
法では推定精度が充分ではなく、配電系統の状態を最適
な状態に制御することが困難である。
【0003】これに対して、負荷電力量を商業地域、住
宅地域などの区分に分けてあらかじめ計測し、配電区間
の負荷電力量を地域区分の構成割合と電力使用実績量か
ら推定するなどの方法が文献(例えば、C.S.Che
n etal.:”ENERGY LOSS REDU
CTION BY CRITICALSWITCHE
S”,IEEE 92 SM 502−5 PWRD
1992)などで提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、配電系統を複数の配電区間に分割し、各配電区間の
構成を考慮して負荷電力量を推定しているため、ある程
度まで推定精度を高めることができる。しかし、従来技
術では配電系統の状態の変化について配慮されておら
ず、天候の変動やイベントなどによって負荷の電力量が
変化したときには推定精度が低下する。また小規模な分
散電源から配電系統に流出入する電力量が存在する場合
には、この電力量を考慮した負荷電力量を推定すること
ができず、配電系統の状態を最適な状態に監視制御する
ことが困難である。
【0005】本発明の目的は、系統の状態に合わせて系
統を最適な状態に監視制御することができる配電系統監
視制御方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、配電網を形成する配電線路群の線路中に
配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配電系統
の状態を監視し、この監視結果に従って特定の配電区間
に送電するに際して、送電対象区間に属する指定の個所
で配電線路の電気量に関する系統情報をリアルタイムで
計測し、この計測により得られた系統情報と送電対象区
間の負荷に関する管理情報とから送電対象区間の負荷に
要すると予測される負荷電力量を推定し、この推定結果
から送電対象区間に対する送電経路を決定し、この決定
に従った送電経路に関連する開閉手段の開閉を制御する
ことを特徴とする配電系統監視制御方法を採用したもの
である。
【0007】送電対象区間の負荷に要すると予測される
負荷電力量を推定する場合、送電対象区間に属する指定
の個所で配電線路の電気量に関する系統情報をリアルタ
イムで計測し、この計測により得られた系統情報を送電
対象区間の負荷に関する管理情報で按分することもでき
る。
【0008】また、配電網を形成する配電線路群の線路
中に配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配電
系統の状態を監視し、配電系統のいずれかの配電区間で
事故が生じたときに、事故区間の開閉手段を遮断し、そ
の後事故区間を除いた健全な配電区間に送電するに際し
て、送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気
量に関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測
により得られた系統情報と送電対象区間の負荷に関する
管理情報とから送電対象区間の負荷に要すると予測され
る負荷電力量を推定し、この推定結果から送電対象区間
に対する送電経路を決定し、この決定に従った送電経路
に関連する開閉手段の開閉を制御することもできる。
【0009】さらに、配電網を形成する配電線路群の線
路中に配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配
電系統の状態を監視し、配電系統のいずれかの配電区間
で事故が生じたときに、事故区間の開閉手段を遮断し、
その後事故区間を除いた健全な配電区間に送電するに際
して、送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電
気量に関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計
測により得られた系統情報を送電対象区間の負荷に関す
る管理情報で按分して送電対象区間の負荷に要すると予
測される負荷電力量を推定し、この推定結果から送電対
象区間に対する送電経路を決定し、この決定に従った送
電経路に関連する開閉手段の開閉を制御することもでき
る。
【0010】
【作用】前記した手段によれば、配電系統の状態を監視
し、この監視結果に従って特定の配電区間に送電するに
際しては、まず指定の個所で配電経路の電気量に関する
系統情報がリアルタイムで計測される。そしてこの計測
により得られた系統情報と送電対象区間の負荷に関する
管理情報とから送電対象区間の負荷に要すると予測され
る負荷電力量が推定される。この負荷電力量は、計測に
より得られた系統情報を送電対象区間の負荷に関する管
理情報で按分することによって推定することもできる。
そして負荷電力量が推定されると、この推定結果から送
電対象区間に対する送電経路が決定される。この送電経
路は、配電系統の状態の変化に合わせて最適な状態で送
電対象区間に送電するための経路として決定される。送
電経路が決定されると、送電経路に関連する開閉器の開
閉が順次制御され、特定の配電区間に送電が行なわれる
ことになる。
【0011】また配電系統の状態を監視し、指定の配電
区間の電気量が規定値から外れたときに指定の配電区間
の電気量を調整するに際しては、指定の個所で配電経路
の電気量に関する系統情報がリアルタイムで計測され
る。そしてこの計測により得られた系統情報と電気量調
整対象区間の負荷に関する管理情報とから電気量調整対
象区間の負荷に要すると予測される負荷電力量が推定さ
れる。この負荷電力量は、計測により得られた系統情報
を電気量調整対象区間の負荷に関する管理情報で按分す
ることによっても求められる。そして負荷電力量が推定
されると、この推定結果から電気量調整対象区間の電気
量調整手段に対する調整量が決定される。すなわち配電
系統の状態の変化に合わせた調整量が決定される。そし
て調整量が決定されると、この決定に従って電気量調整
手段の駆動が制御され、指定の配電区間の電気量が規定
値に維持されることになる。
【0012】負荷電力量の推定値を基に配電系統を制御
するに際しては、負荷電力量に影響を及ぼす外的要因と
負荷の電力授受量との関係をルールベース化して記憶
し、ルールベースの情報を基に負荷電力量の推定値を補
正すると、配電系統の状態の変化に合った最適な負荷電
力量を推定することができる。
【0013】また配電線路の電気量に関する系統情報と
しては、配電線路の電圧と電流のうち少なくとも一方の
情報を用いることができる。更に負荷に関する管理情報
としては、負荷の契約電力量を用いたり、負荷の使用実
績電力量を用いたりすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、配電系統は、配電変電所1以内
に設置されて上位電力系統からの供給電圧を配電電圧に
変換する配電用変圧器2と、配電用変圧器2に接続され
た遮断器3と、遮断器3に接続された三相母線4と、三
相母線4に遮断器5a,5b,5cを介して接続された
複数の配電線6a,6b,6cを備えて構成されてい
る。配電線6a,6b,6cは配電網を構成するために
樹枝状に接続されており、各配電線6a,6b,6cに
は配電区間を規定する開閉手段として開閉器6a−1,
6a−2,6b−1,6b−2,6c−1,6c−2,
6c−3,6c−4,6c−5が設置されている。更に
各配電線6a,6b,6cは各配電線間を連携する開閉
器7a〜7eを介して接続されている。
【0015】ここで、配電線を区分する開閉器は常時は
閉状態で運用され、配電線間を連係する開閉器は常時は
開状態で運用されるため、各開閉器には異なる記号が用
いられている。すなわち閉状態の開閉器には記号の中の
部分が黒く塗り潰されている。そして各開閉器の入り切
りは、後述する配電系統監視制御装置17によって遠隔
制御されるようになっている。
【0016】配電線6a,6b,6cのうち配電線6c
には、線路電圧を計測するセンサ8a〜8cが設置され
ていると共に、線路電流を計測するセンサ9a〜9cも
設置されている。センサ8a〜8cとしては、例えばコ
ンデンサ形計器用変圧器が用いられ、センサ9a〜9c
としては、例えば計器用変流器が用いられる。各センサ
8a〜8c、センサ9a〜9cの出力は計測子局12a
〜12c、通信線13を介して監視制御用計算器14に
接続されている。このため、センサ8a〜8c、9a〜
9cによって線路電圧及び線路電流がリアルタイムで計
測されると、この計測データは送電線路の電気量に関す
る実時間の系統情報データとして計測子局12a〜12
c、通信線13を介してデータ収集装置14に収集され
る。すなわち、センサ8a〜8c、センサ9a〜9c、
計測子局12a〜12c、通信線13、データ収集装置
14は系統情報計測手段として構成されている。なお、
図1では、センサや計測子局を配電線6cについてのみ
設置したものについて図示しているが、実際には、配電
線6a,6bの指定の個所にセンサや計測子局が設置さ
れ、各センサや計測子局はデータ収集装置14に同様に
接続されている。
【0017】データ収集装置14は通信ネットワーク1
5を介して系統監視制御装置16と業務用計算機17に
接続されており、データ収集装置14によって収集され
たリアルタイム系統情報データが系統監視制御装置16
のメモリに格納されるようになっている。業務用計算機
17は、別の通信ネットワーク(図示せず)を介して系
統に接続される負荷の電力量に関する管理情報を収集す
るように構成されている。この負荷の電力量に関する管
理情報としては、例えば契約電力量、使用実績電力量な
どが挙げられる。これら契約電力量や使用実績電力量の
データは業務用計算機17のメモリに格納される。そし
て系統監視制御装置16は業務用計算機17から転送さ
れた契約電力量あるいは使用実績電力量のデータと系統
監視制御装置16のメモリに格納されているリアルタイ
ム系統情報データとを基に送電対象区間の負荷に要する
と予測される負荷電力量を推定し、この推定結果から送
電対象区間に対する送電経路を決定するようになってい
る。すなわち系統監視制御装置16はリアルタイム系統
情報データ記憶手段を構成すると共に、負荷電力量推定
手段及び送電経路決定手段を構成するようになってい
る。送電経路に関する情報が系統監視制御装置16で決
定されると、この情報がデータ収集装置14、通信線1
3を介して開閉器の制御用子局(図示せず)に転送さ
れ、指定の開閉器を順次投入したり、送電経路から外れ
た開閉器を遮断したりする制御が行なわれる。すなわ
ち、系統監視制御装置16は開閉器遠隔操作手段として
構成されている。
【0018】上記構成において、配電系統を監視してい
るときに、図2に示すように、F点において、地絡ある
いは短絡事故が発生した場合の作用について説明する。
【0019】配電系統では、配電線間を連係する開閉器
7a〜7eが常時開状態、すなわち系統構成が樹枝状系
統で運用されているため、地絡あるいは短絡事故が発生
して遮断器5cがトリップすると、図2に破線で示す配
電線6cに連なる負荷が停電することになる。以下、停
電配線を破線で示す。配電線6cが停電になると、この
配電線6cに接続されている開閉器が全て自動的に開状
態になる。遮断器5cは、トリップした後一定時間経過
すると再度投入され、配電線6cに再度送電される。こ
の結果、開閉器は一定時間をおいて順次電源側から自動
的に投入される。このとき、ある開閉器が投入されたあ
と、一定時間内に遮断器5cが再度トリップして停電に
なると、その開閉器と次の開閉器との間が事故区間であ
ると判定される。
【0020】図2の場合、F点が事故点であり、遮断器
5cが投入された直後に開閉器6c−1が再度動作する
ため、遮断器5cと開閉器6c−1の区間に事故点が存
在すると判定される。この判定結果に従って遮断器5c
と開閉器6c−1により事故区間が系統から分離された
後、復旧作業に入る。復旧作業では、常時は開状態で運
用されている配電線間を連係する開閉器を閉状態にして
図2の区間21a〜21cに健全な配電線から応急的に
送電復旧することになる。このとき、閉状態にする開閉
器の選択にあたっては、できるだけ停電区間を少なくで
き、かつ配電線が過負荷にならないような開閉器を選択
して開閉器の開閉を制御する必要がある。また、電圧降
下がある範囲内であるという条件や系統が樹枝状を保つ
という条件を満足する必要もある。このためには、送電
対象区間である復旧すべき区間21a〜21cに連なる
負荷の電力量を正確に推定することが重要である。
【0021】そこで、本発明では、以下に説明するよう
に、配電系統の複数個所で計測されたリアルタイム系統
情報データと、配電系統と電力を授受する負荷に関する
管理情報データとを用いて負荷電力量を精度良く推定
し、この推定結果から送電経路を決定し、この送電経路
に属する開閉器を制御することを特徴とする。
【0022】具体的には、図2に示すように、x点,y
点,z点に設置された電圧センサ8a〜8c、電流セン
サ9a〜9cによって線路電圧及び電流がリアルタイム
で計測されると、これらの計測データが計測子局12a
〜12c、通信線13を介してデータ収集装置14に収
集される。一方、x点,y点,z点により囲まれる区間
内の負荷の契約電力量あるいは使用実績電力量など負荷
電力量に関する管理情報は別途業務用計算機16に収集
される。ここで、配電区間21a〜21cの負荷の電力
量を正確に推定するためには、分岐点など多数の個所で
電圧及び電流を計測する必要がある。しかし、分岐点毎
にセンサを設置することは困難であり、実際には最低限
必要な個所にだけセンサを設置することが余儀なくされ
る。そこで、本実施例では、系統監視制御装置16にお
いて、x点,y点,z点での計測結果から区間内の負荷
電力量を次式に従って推定することとしている。
【0023】 P1=w1(Px−Py−Pz)/(w1+w2+w3) ………(1) P2=w2(Px−Py−Pz)/(w1+w2+w3) ………(2) P3=w3(Px−Py−Pz)/(w1+w2+w3) ………(3) ここで、P1,P2,P3はそれぞれ区間21a〜21
cでの推定負荷電力量を示し、w1,w2,w3はそれ
ぞれ区間21a〜21cでの使用実績電力量を示し、P
x,Py,Pzはそれぞれx点,y点,z点での実時間
計測電力量を示す。また(Px,Py,Pz)は区間全
体の電力量(実測値)を示す。
【0024】(1)〜(3)式は計測結果から求められ
た区間21a〜21c内の実時間での総負荷をそれぞれ
の区間の使用実績電力量で按分することを意味してい
る。
【0025】また(1)〜(3)式のPx,Py,Pz
は系統監視制御装置16のメモリに格納されているリア
ルタイム系統情報データの線路電圧及び電流から求めら
れる。更にw1,w2,w3は契約量や使用電気料金な
どの形で業務用計算機16に収集されているため、
(1)〜(3)式のP1,P2,P3は業務用計算機1
7から系統監視制御装置16にデータ転送することによ
って、系統監視制御装置16で計算することができる。
そしてこの計算結果を基に、系統監視制御装置16にお
いて送電経路を決定するための処理が行なわれる。この
送電経路を決定するに際しては、配電線路の容量や電圧
降下の条件を満足しているか否かを考慮して配電経路の
決定が行なわれる。例えば、線路容量や電圧降下の条件
を満足している配電経路として、配電線6bから区間2
1a,21bに電力を供給する送電経路が、また配電線
6aから区間21cに電力を供給する送電経路が決定さ
れる。
【0026】送電経路が決定されると、系統監視制御装
置16からデータ収集装置14、通信線13を介して開
閉器7c,6c−2,6c−3の制御用子局(図示せ
ず)に順次遠隔操作信号が送信され、各開閉器が順次投
入される。これにより、図3に示すように、区間21
a,21bに電力が供給されることになる。同様にし
て、開閉器7a,6c−5が順次投入されて区間21c
に送電される。
【0027】このように、本実施例によれば、リアルタ
イム系統情報データに基づいて線路容量の過不足を判定
しているため、線路容量の過不足により復旧送電が出来
なくなるのを防止することができ、確実な復旧が可能と
なる。またリアルタイム系統情報データに基づいて電圧
降下や電圧損失のない送電経路を決定しているため、電
力品質の維持が図れると共に配電系統を経済的に運用す
ることができる。更に、小規模な分散電源から配電系統
に流出入する電力量が存在する場合でも、分散電源と配
電系統との電力授受量をリアルタイムで計測し、この計
測結果をデータ収集装置14で収集し、系統の区間内に
流出入する電力量を(1)〜(3)式に加減することに
より、負荷電力量を高精度に推定することができる。
【0028】上記実施例においては、管理情報として使
用実績電力量を用いたが、使用実績電力量の代わりに契
約電力量を用いることもできる。また前記実施例では開
閉器による停電復旧制御の場合について説明したが、配
電系統の電圧制御あるいは柱上変圧器の過負荷監視など
監視制御一般に本発明を適用することができる。
【0029】次に、本発明を系統電圧制御に適用したと
きの実施例を図4に従って説明する。本実施例は、配電
線6cに電気量調整手段として線路電圧制御機器22
a,22bを設け、各制御機器を制御子局23a,23
bにそれぞれ接続し、更に、変圧器2の送り出し電圧を
調整するための制御子局24を配電変電所1内に設け、
三相母線4に電圧センサ8dを設け、配電センサ8dの
出力を配電系統監視制御装置17に接続するようにした
ものであり、他の構成は図1のものと同様であるので、
同一のものには同一符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0030】線路電圧制御機器22a,22bは制御子
局23a,23bを介して配電系統監視制御装置17に
接続されており、配電系統監視制御装置17からの遠隔
操作信号に従って配電線6cの線路電圧を調整するよう
に構成されている。この線路電圧制御機器22a,22
bとしては、例えば線路電圧調整器や力率調整器などを
用いることができる。
【0031】次に、上記実施例の作用について説明す
る。まず、配電線6cの線路電圧及び電流がセンサ8a
〜8c、9a〜9cによってリアルタイムで計測される
と、これらの計測データが計測子局12a〜12c、通
信線13を介してデータ収集装置14に収集される。一
方、変圧器2の送り出し電圧も電圧センサ8dによって
リアルタイムで計測され、この計測データは直接系統監
視制御装置16に収集される。一方、データ収集装置1
4に収集されたデータは系統監視制御装置16に転送さ
れる。そして系統監視制御装置16においてリアルタイ
ム系統情報データと業務用計算機17から転送された区
間内の使用実績電力量を基に、例えば(1)〜(3)式
を用いて区間内の負荷電力量が推定される。配電区間内
の負荷の電力量が推定されると、この推定結果を基に、
系統監視制御装置16において各点で計測された電圧の
値が規定値内であるか否かの判定が行なわれる。このと
き計測した電圧が規定値から外れているときには系統監
視制御装置16からデータ収集装置及び通信線13を介
して制御子局23a,23bに電圧調整指令が出力され
る。同様に、送り出し電圧の調整が必要なときには、系
統監視制御装置16から制御子局24に電圧調整指令が
出力される。この電圧調整指令は、系統監視制御装置1
6で推定された区間電力量を用いて生成される。すなわ
ち、推定された区間電力量から電圧降下が計算され、こ
の計算値を基に各線路電圧制御機器22a,22bに対
する電圧調整量が算出される。また同時に線路電圧制御
機器22a,22bによる電圧改善効果なども制御シミ
ュレーションによって求められる。この場合、区間電力
量の推定精度が電圧降下の計算精度やシミュレーション
精度に直接影響を及ぼすが、本実施例によれば、区間電
力量を推定するに際して、リアルタイム系統情報データ
を用いて計算しているため、精度の高い区間電力量が得
られ、従って配電系統の状態の変化に合わせて配電系統
の電圧を最適な状態に制御することができる。
【0032】前記各実施例において、負荷電力量の推定
値から配電系統を制御するに際しては、電力量に影響を
及ぼす外的要因と配電系統に接続される電気設備の電力
授受量との関係をルールベース化した知識として記憶
し、ルールベースとして記憶された情報に従って負荷電
力量の推定値を補正すると、配電系統の状態の変化に合
わせて推定精度を更に向上させることができ、より一層
実態に適した監視制御が実現できる。
【0033】具体的な方法としては、温度、湿度、天候
など自然要因、時刻、曜日、イベントなどの社会的要因
と電力授受量との関係をルールベース化して系統監視制
御装置16にあらかじめ蓄えておき、ルールベース化さ
れた情報に従って、(1)〜(3)式におけるw1,w
2,w3を補正する。そして補正された負荷電力量に従
って配電経路を決定したり電気量調整手段に対する調整
量を決定したりする。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配電系統の指定の個所で計測された配電線路の電気量に
関する実時間の系統情報データと配電系統の負荷に関す
る管理情報とを用いて監視対象区間の負荷に要すると予
測される負荷電力量を推定し、この推定結果から監視対
象区間の状態を制御するようにしたため、系統の状態に
合わせて系統を最適な状態に監視制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す配電系統監視制御装置
の全体構成図である。
【図2】配電系統の停電時の作用を説明するための図で
ある。
【図3】配電系統の停電復旧制御を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 配電変電所 2 配電用変圧器 3 遮断器 4 三相母線 5a,5b,5c 遮断器 6a,6b,6c 配電線 6a−1〜6c−5 開閉器 7a〜7e 開閉器 8a〜8d 電圧センサ 9a〜9c 電流センサ 12a〜12c 計測子局 13 通信線 14 データ収集装置 15 通信ネットワーク 16 系統監視制御装置 17 業務用計算機

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電網を形成する配電線路群の線路中に
    配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配電系統
    の状態を監視し、この監視結果に従って特定の配電区間
    に送電するに際して、 送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に
    関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測によ
    り得られた系統情報と送電対象区間の負荷に関する管理
    情報とから送電対象区間の負荷に要すると予測される負
    荷電力量を推定し、この推定結果から送電対象区間に対
    する送電経路を決定し、この決定に従った送電経路に関
    連する開閉手段の開閉を制御することを特徴とする配電
    系統監視制御方法。
  2. 【請求項2】 配電網を形成する配電線路群の線路中に
    配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配電系統
    の状態を監視し、この監視結果に従って特定の配電区間
    に送電するに際して、 送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に
    関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測によ
    り得られた系統情報を送電対象区間の負荷に関する管理
    情報で按分して送電対象区間の負荷に要すると予測され
    る負荷電力量を推定し、この推定結果から送電対象区間
    に対する送電経路を決定し、この決定に従った送電経路
    に関連する開閉手段の開閉を制御することを特徴とする
    配電系統監視制御方法。
  3. 【請求項3】 配電網を形成する配電線路群の線路中に
    配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配電系統
    の状態を監視し、配電系統のいずれかの配電区間で事故
    が生じたときに、事故区間の開閉手段を遮断し、その後
    事故区間を除いた健全な配電区間に送電するに際して、 送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に
    関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測によ
    り得られた系統情報と送電対象区間の負荷に関する管理
    情報とから送電対象区間の負荷に要すると予測される負
    荷電力量を推定し、この推定結果から送電対象区間に対
    する送電経路を決定し、この決定に従った送電経路に関
    連する開閉手段の開閉を制御することを特徴とする配電
    系統監視制御方法。
  4. 【請求項4】 配電網を形成する配電線路群の線路中に
    配電区間を規定する開閉手段が挿入されている配電系統
    の状態を監視し、配電系統のいずれかの配電区間で事故
    が生じたときに、事故区間の開閉手段を遮断し、その後
    事故区間を除いた健全な配電区間に送電するに際して、 送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に
    関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測によ
    り得られた系統情報を送電対象区間の負荷に関する管理
    情報で按分して送電対象区間の負荷に要すると予測され
    る負荷電力量を推定し、この推定結果から送電対象区間
    に対する送電経路を決定し、この決定に従った送電経路
    に関連する開閉手段の開閉を制御することを特徴とする
    配電系統監視制御方法。
  5. 【請求項5】 配電網を形成する配電線路群の指定の配
    電区間に電気量調整手段が挿入されている配電系統の状
    態を監視し、指定の配電区間の電気量が規定値から外れ
    たときに指定の配電区間の電気量を調整するに際して、 送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に
    関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測によ
    り得られた系統情報と電気量調整対象区間の負荷に関す
    る管理情報とから電気量調整対象区間の負荷に要すると
    予測される負荷電力量を推定し、この推定結果から電気
    量調整対象区間の電気量調整手段に対する調整量を決定
    し、この決定に従って電気量調整手段の駆動を制御する
    ことを特徴とする配電系統監視制御方法。
  6. 【請求項6】 配電網を形成する配電線路群の指定の配
    電区間に電気量調整手段が挿入されている配電系統の状
    態を監視し、指定の配電区間の電気量が規定値から外れ
    たときに指定の配電区間の電気量を調整するに際して、 送電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に
    関する系統情報をリアルタイムで計測し、この計測によ
    り得られた系統情報を電気量調整対象区間の負荷に関す
    る管理情報で按分して電気量調整対象区間の負荷に要す
    ると予測される負荷電力量を推定し、この推定結果から
    電気量調整対象区間の電気量調整手段に対する調整量を
    決定し、この決定に従って電気量調整手段の駆動を制御
    することを特徴とする配電系統監視制御方法。
  7. 【請求項7】 負荷電力量に影響を及ぼす外的要因と負
    荷の電力授受量との関係をルールベース化して記憶し、
    ルールベースの情報を基に負荷電力量の推定値を補正す
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
    記載の配電系統監視制御方法。
  8. 【請求項8】 配電線路の電気量に関する系統情報とし
    て、配電線路の電圧と電流のうち少なくとも一方の情報
    を用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6または7記載の配電系統監視制御方法。
  9. 【請求項9】 負荷に関する管理情報として、負荷の契
    約電力量を用いることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載の配電系統監視制御方法。
  10. 【請求項10】 負荷に関する管理情報として、負荷の
    使用実績電力量を用いることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6または7記載の配電系統監視制御方
    法。
  11. 【請求項11】 配電網を形成する配電線路群のうち送
    電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に関
    する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報計測手
    段と、送電対象区間の負荷に関する管理情報を記憶する
    管理情報記憶手段と、系統情報計測手段の計測結果と管
    理情報記憶手段の記憶情報とから送電対象区間の負荷に
    要すると予測される負荷電力量を推定する負荷電力量推
    定手段と、負荷電力量推定手段の推定結果から送電対象
    区間に対する送電経路を決定する送電経路決定手段と、
    送電経路決定手段の決定に従って送電経路に関連する開
    閉器の開閉を制御する開閉器制御手段とを備えている配
    電系統監視制御装置。
  12. 【請求項12】 配電網を形成する配電線路群のうち送
    電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に関
    する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報計測手
    段と、送電対象区間の負荷に関する管理情報を記憶する
    管理情報記憶手段と、系統情報計測手段の計測結果を管
    理情報記憶手段の記憶情報で按分して送電対象区間の負
    荷に要すると予測される負荷電力量を推定する負荷電力
    量推定手段と、負荷電力量推定手段の推定結果から送電
    対象区間に対する送電経路を決定する送電経路決定手段
    と、送電経路決定手段の決定に従って送電経路に関連す
    る開閉器の開閉を制御する開閉器制御手段とを備えてい
    る配電系統監視制御装置。
  13. 【請求項13】 配電網を形成する配電線路群のうち電
    気量調整対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気
    量に関する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報
    計測手段と、電気量調整対象区間の負荷に関する管理情
    報を記憶する管理情報記憶手段と、系統情報計測手段の
    計測結果と管理情報記憶手段の記憶情報とから電気量調
    整対象区間の負荷に要すると予測される負荷電力量を推
    定する負荷電力量推定手段と、負荷電力量推定手段の推
    定結果から電気量調整対象区間に対する調整量を算出す
    る調整量算出手段と、調整量算出手段の算出値に従って
    電気量調整対象区間の電気量を調整する電気量調整手段
    とを備えている配電系統監視制御装置。
  14. 【請求項14】 配電網を形成する配電線路群のうち電
    気量調整対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気
    量に関する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報
    計測手段と、電気量調整対象区間の負荷に関する管理情
    報を記憶する管理情報記憶手段と、系統情報計測手段の
    計測結果を管理情報記憶手段の記憶情報で按分して電気
    量調整対象区間の負荷に要すると予測される負荷電力量
    を推定する負荷電力量推定手段と、負荷電力量推定手段
    の推定結果から電気量調整対象区間に対する調整量を算
    出する調整量算出手段と、調整量算出手段の算出値に従
    って電気量調整対象区間の電気量を調整する電気量調整
    手段とを備えている配電系統監視制御装置。
  15. 【請求項15】 配電網を形成する配電線路群のうち送
    電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に関
    する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報計測手
    段と、送電対象区間の負荷に関する管理情報を記憶する
    管理情報記憶手段と、送電対象区間の負荷の電力量に影
    響を及ぼす外的要因と送電対象区間の負荷の電力授受量
    との関係をルールベース化して記憶するルールベース記
    憶手段と、系統情報計測手段の計測結果と管理情報記憶
    手段の記憶情報とから送電対象区間の負荷に要すると予
    測される負荷電力量を推定する負荷電力量推定手段と、
    負荷電力量推定手段の推定結果をルールベース記憶手段
    の記憶情報に従って補正する負荷電力量補正手段と、負
    荷電力量補正手段により補正された負荷電力量を基に送
    電対象区間に対する送電経路を決定する送電経路決定手
    段と、送電経路決定手段の決定に従って送電経路に関連
    する開閉器の開閉を制御する開閉器投入手段とを備えて
    いる配電系統監視制御装置。
  16. 【請求項16】 配電網を形成する配電線路群のうち送
    電対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気量に関
    する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報計測手
    段と、送電対象区間の負荷に関する管理情報を記憶する
    管理情報記憶手段と、送電対象区間の負荷の電力量に影
    響を及ぼす外的要因と送電対象区間の負荷の電力授受量
    との関係をルールベース化して記憶するルールベース記
    憶手段と、系統情報計測手段の計測結果を管理情報記憶
    手段の記憶情報で按分して送電対象区間の負荷に要する
    と予測される負荷電力量を推定する負荷電力量推定手段
    と、負荷電力量推定手段の推定結果をルールベース記憶
    手段の記憶情報に従って補正する負荷電力量補正手段
    と、負荷電力量補正手段により補正された負荷電力量を
    基に送電対象区間に対する送電経路を決定する送電経路
    決定手段と、送電経路決定手段の決定に従って送電経路
    に関連する開閉器の開閉を制御する開閉器投入手段とを
    備えている配電系統監視制御装置。
  17. 【請求項17】 配電網を形成する配電線路群のうち電
    気量調整対象区間に属する指定の個所で配電線路の電気
    量に関する系統情報をリアルタイムで計測する系統情報
    計測手段と、電気量調整対象区間の負荷に関する管理情
    報を記憶する管理情報記憶手段と、電気量調整対象区間
    の負荷の電力量に影響を及ぼす外的要因と電気量調整対
    象区間の負荷の電力授受量との関係をルールベース化し
    て記憶するルールベース記憶手段と、系統情報計測手段
    の計測結果と管理情報記憶手段の記憶情報とから電気量
    調整対象区間の負荷に要すると予測される負荷電力量を
    推定する負荷電力量推定手段と、負荷電力量推定手段の
    推定結果をルールベース記憶手段の記憶情報に従って補
    正する負荷電力量補正手段と、負荷電力量補正手段によ
    り補正された負荷電力量を基に電気量調整対象区間に対
    する調整量を算出する調整量算出手段と、調整量算出手
    段の算出値に従って電気量調整対象区間の電気量を調整
    する電気量調整手段とを備えている配電系統監視制御装
    置。
  18. 【請求項18】 系統情報計測手段は、配電線路の電圧
    と電流のうち少なくとも一方を計測して電力を算出する
    手段で構成されている請求項11、12、13、14、
    15、16または17記載の配電系統監視制御装置。
  19. 【請求項19】 管理情報記憶手段には、負荷に関する
    管理情報として、負荷の契約電力量が記憶されている請
    求項11、12、13、14、15、16または17記
    載の配電系統監視制御装置。
  20. 【請求項20】 管理情報記憶手段には、負荷に関する
    管理情報として、負荷の使用実績電力量が記憶されてい
    る請求項11、12、13、14、15、16または1
    7記載の配電系統監視制御装置。
JP33581192A 1992-12-16 1992-12-16 配電系統監視制御方法及びその装置 Pending JPH06189455A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143227A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 災害時情報受付システム
WO2010035605A1 (ja) * 2008-09-25 2010-04-01 有限会社アクティブ 二次電池流通システム、二次電池流通システムの端末及び二次電池流通システムのサーバ

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JP2007143227A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 災害時情報受付システム
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