JPH0618941Y2 - 果物包装用トレイ - Google Patents

果物包装用トレイ

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JPH0618941Y2
JPH0618941Y2 JP11846388U JP11846388U JPH0618941Y2 JP H0618941 Y2 JPH0618941 Y2 JP H0618941Y2 JP 11846388 U JP11846388 U JP 11846388U JP 11846388 U JP11846388 U JP 11846388U JP H0618941 Y2 JPH0618941 Y2 JP H0618941Y2
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fruits
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は果物包装用トレイに関し、より詳細には、リ
ンゴや梨等の略球形状の果物を衝撃から保護し、安全に
輸送または保管し得る果物包装用トレイに関するもので
ある。
〈従来の技術と考案が解決しようとする課題〉 一般に、上記果物包装用トレイは、発泡ポリスチレン樹
脂等からなるシートに凹陥部が多数形成されて構成され
ており、上記凹陥部は、リンゴや梨等の果物に適合した
略半球状で、かつトレイ表面における形状が真円状に形
成されている。
上記トレイは、凹陥部に果物が収容され、複数積み重ね
られた状態で段ボール箱に収容されて、輸送、保管等に
使用されるもので、例えばAS規格等の規格に適合した
段ボール箱に収容し得るよう、その最大寸法が規定され
ている。一方、上記リンゴや梨等の果物は、重量の軽重
または径の大小等によって、ほぼ同じ大きさを有する幾
つかの等級に選別される。したがって、トレイは、上記
のように外径寸法が決まっているので、収容し得る果物
の個数が、上記等級によって規定されることになり、収
容する果物の大きさに応じた大きさの凹陥部が上記個数
分形成されている。
ところが、上記真円状の凹陥部は、果物の大きさに対す
る融通性が小さいので、対応する等級以外の等級の果
物、すなわち規定の大きさ以外の果物を収容することが
できない。したがって、従来は、各等級に抵抗した凹陥
部を、それに適合した個数を有する、例えば11個用、
12個用、13個用等に細かく分類された多数種のトレ
イを用意しなければならず、トレイの生産性が悪いとい
う問題があった。
また、最近では、上記果物の選別方法として重量による
選別が主流となっており、同じ等級であっても直径が一
定していない。したがって上記トレイでは、例えば、凹
陥部よりも径の大きな果物は凹陥部には収容し難く、無
理に入れようとするとトレイを破損する虞があり、凹陥
部よりも径の小さな果物は、輸送中等において、凹陥部
内で回転(いわゆる玉廻り)したり、凹陥部内壁面と衝
突したり、或いは凹陥部から飛び出したりして傷付いて
しなう虞があった。
さらに、従来のトレイでは、凹陥部を規則的に配列する
と、上記規定された寸法内に多くの凹陥部を形成するこ
とができず、果物の収容効率が悪くなるので、より多く
の果物を収容するため、上記凹陥部を不規則に配置した
ものが考案された(実公昭57-6392号公報参照)。しか
しながら、凹陥部を不規則に配置したものでは、果物の
収容バランスが悪いだけでなく、段ボール箱内に収容す
る際にトレイの中心点を支点として180°回転して反対
向きに積層すると、上下のトレイに収容された果物同士
がきれいに揃わず、強い荷重がかかっている果物が、運
搬時等に痛み易い。したがって、上記トレイでは、箱詰
の際、トレイの方向性に注意して積み重ねていかねばな
らず、作業性が悪いという問題があった。
この考案は、上記課題に鑑みてなされたものであって、
12個の果物を効率良く、かつバランス良く収容できる
上、生産性がよく、また箱詰の作業性にも優れ、しかも
果物の直径にばらつきがあってもトレイが破損したり果
物を傷付けたりする虞のない果物包装用トレイを提供す
ることを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための、本考案の果物包装用トレイ
は、全体が発泡シート等の弾性を有する合成樹脂シート
からなり、12個の果物が収容される矩形状のトレイで
あって、長辺(L)(L′)と平行な方向に形成された4個ず
つの楕円状凹陥部(1)(2)(3)(4)、(5)(6)(7)(8)、(9)(1
0)(11)(12)からなる3列の凹陥部列(l1)(l2)(l3)と、短
辺(S)(S′)と平行な方向に形成された3個ずつの楕円状
凹陥部(1)(5)(9)、(2)(6)(10)、(3)(7)(11)、(4)(8)(1
2)からなる4列の凹陥部列(l4)(l5)(l6)(l7)とが縦横に
配列されていると共に、上記3列の凹陥部列(l1)(l2)(l
3)のうち中央の凹陥部列(l2)の楕円状凹陥部(5)(6)(7)
(8)はそれぞれ長径を短辺(S)(S′)と平行な方向または
斜め方向に向けて配置され、かつ両側の凹陥部列(l1)(l
3)のうち中央の二つの楕円状凹陥部(2)(3)、(10)(11)は
それぞれの長径を上記長辺と平行な方向または斜め方向
に向け、両端の二つの楕円状凹陥部(1)(4)、(9)(12)は
それぞれの長径を斜め方向に向けて配置されており、さ
らに上記楕円状凹陥部(1)〜(12)は、上記長辺(L)(L′)
を逆にした状態で同じ位置になるよう対称的に配置され
ていることを特徴とする。
〈作用〉 上記構成からなる、本考案の果物包装用トレイにおいて
は、全体が発泡シート等の弾性を有する合成樹脂シート
で形成されていると共に、果物を収容する凹陥部が楕円
状凹陥部(1)〜(12)であるので、果物の大きさに対する
融通性が良く、対応する果物よりも大径の果物の場合に
は、少なくとも楕円の短径側が大きく拡がって収容する
ことができ、小径の果物の場合には、少なくとも楕円の
短径側がやや拡がって収容することができる。
上記楕円状凹陥部(1)〜(12)は、4個ずつの楕円状凹陥
部(1)(2)(3)(4)、(5)(6)(7)(8)、(9)(10)(11)(12)から
なる3列の凹陥部列(l1)(l2)(l3)と、3個ずつの楕円状
凹陥部(1)(5)(9)、(2)(6)(10)、(3)(7)(11)、(4)(8)(1
2)からなる4列の凹陥部列(l4)(l5)(l6)(l7)とを縦横に
配列することで、規則的な格子状に配置されている。ま
た、上記楕円状凹陥部(1)〜(12)からなる凹陥部列のう
ち、中央の凹陥部列(l2)の楕円状凹陥部(5)(6)(7)(8)
は、それぞれの長径を短辺(S)(S′)と平行な方向または
斜め方向に向けて配置されており、両側2列の凹陥部列
(l1)(l3)の楕円状凹陥部のうち中央の楕円状凹陥部(2)
(3)(10)(11)は、それぞれの長径を長辺(L)(L′)と平行
な方向または斜め方向に向けて配置されている。そし
て、上記凹陥部列(l1)(l3)の残りの楕円状凹陥部(1)(4)
(9)(12)は、それぞれの長径を斜め方向に向けて配置さ
れている。したがって、このトレイでは、凹陥部を楕円
状に形成しているにも拘らず、トレイの短辺(S)(S′)方
向および長辺(L)(L′)方向の長さが、真円の場合に比べ
て大きくなることはなく、12個の楕円状凹陥部(1)〜
(12)を規定寸法内に配置することができる。
さらに、上記12個の楕円状凹陥部(1)〜(12)は、上記
長辺(L)(L′)を逆にした状態で同じ位置になるよう、楕
円状凹陥部(1)(2)(3)(4)(5)および(6)が、楕円状凹陥部
(12)(11)(10)(9)(8)および(7)と、それぞれトレイ中心
点を中心として対称的に配置されているので、上下にト
レイを積層する際、外形を一致させるだけで、何れの方
向に向けて重ねても、上下のトレイに設けられた凹陥部
を重ね合わせることができる。
〈実施例〉 以下、この考案の果物包装用トレイを、実施例をあらわ
す図面を参照しつつ、詳細に説明する。
第1図および第2図は、この考案に係る果物包装用トレ
イ(A)の一実施例をあらわしている。この果物包装用ト
レイ(A)は、全体を発泡スチレンシート等の弾性を有す
る合成樹脂シートで形成したもので、矩形状に形成され
た上記トレイ(A)の表面には、長辺(L)(L′)と平行な方
向に形成された4個ずつの楕円状凹陥部(1)(2)(3)(4)、
(5)(6)(7)(8)、(9)(10)(11)(12)からなる3列の凹陥部
列(l1)(l2)(l3)と、短辺(S)(S′)と平行な方向に形成さ
れた3個ずつの楕円状凹陥部(1)(5)(9)、(2)(6)(10)、
(3)(7)(11)、(4)(8)(12)からなる4列の凹陥部列(l4)(l
5)(l6)(l7)とが縦横に配列されており、上記各楕円状凹
陥部(1)〜(12)は格子状に配置されている。
また、上記長辺(L)(L′)と平行に形成され3列の凹陥部
列(l1)(l2)(l3)のうち、中央の凹陥部列(l2)の楕円状凹
陥部(5)(6)(7)(8)は、それぞれの長径を、短辺(S)(S′)
と平行な方向に向けて配置されており、両側の凹陥部列
(l1)(l3)の楕円状凹陥部(1)(2)(3)(4)、(9)(10)(11)(1
2)のうち、中央の楕円状凹陥部(2)(3)(10)(11)は、その
長径を、上記長辺(L)(L′)と平行な方向に向けて配置さ
れている。さらにまた、上記凹陥部列(l1)(l3)両端の楕
円状凹陥部(1)(4)(9)(12)は、それぞれの長径を、その
延長線が最寄りの長辺(L)(L′)および短辺(S)(S′)と交
差する斜め方向に向けて配置されている。
さらに、上記各楕円状凹陥部(1)〜(12)は、凹陥部列
(l2)の楕円状凹陥部(6)(7)間にあるトレイ中心点(T)を
中心として、楕円状凹陥部(1)−(12)、(2)−(11)、(3)
−(10)、(4)−(9)、(5)−(8)、および(6)−(7)が、それ
ぞれ対称的に配置されている。
各楕円状凹陥部(1)〜(12)は、略椀状に形成されること
で、果物を収容できるようになっていると共に、底部(3
0)が平面に形成されている。また、上記各楕円状凹陥部
(1)〜(12)の椀形の周壁部分には、内方または外方へ突
出した多数のリブ(31)…が形成されている。このリブ(3
1)…は、楕円状凹陥部(1)〜(12)を補強するために働く
他、収容した果物に対する衝撃を緩和すると共に、楕円
状凹陥部(1)〜(12)に、大径の果物が収容された際に伸
びて凹陥部の変形を助けるのに役立っている。なお、図
では上記リブ(31)が一部の楕円状凹陥部(6)(9)(10)のみ
に描かれているが、実際には、リブ(31)は、全ての楕円
状凹陥部(1)〜(12)に形成される。このことは、後述す
る第3図ないし第5図に示した本考案の変形例について
も同様である。
上記各楕円状凹陥部(1)〜(12)の寸法は、本考案では特
に限定されず、対応した等級の果物の直径や、収容し得
る果物の最大径、最小径の範囲等によって、長径、短径
の長さ等、各部の寸法を種々選択することができる。一
例を挙げると、上記楕円状凹陥部の楕円としては、長軸
寸法(長径の1/2)が49.5mm、短軸寸法(短径の1/2)が
47.0mmに形成された楕円等を採用することができる。
一方、トレイ(A)上面の所定楕円状凹陥部(1)〜(12)間に
は凹部(32)…が形成されており、この凹部(32)…は、ト
レイ(A)のねじれ方向への強度を向上させている。ま
た、各4つの楕円状凹陥部と、そのそれぞれをつなぐ上
記凹部(32)とで囲まれたトレイ上面には、略ひし形の凹
部(33)…が形成されており、この略ひし形の凹部(33)…
と楕円状凹陥部(1)〜(12)との間の凸部がリブとして働
いて、さらにトレイの強度を高めるのに役立っている。
上記トレイを構成する合成樹脂シートとしては、前記発
泡ポリスチレンシートの他、スチレンを50重量%以上含
有する共重合体、或いは、上記スチレンと他の重合体と
の混合樹脂を発泡させた発泡シート等が好適に用いられ
る。例えば、スチレン−エチレン共重合体、スチレン−
プロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等
のスチレン−オレフィン系共重合体や、ポリスチレン
と、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン等
のポリオレフィン系樹脂との混合樹脂の発泡シートは、
柔軟性、弾力性に優れているので、本考案の果物包装用
トレイの素材として特に好適である。また、上記素材の
他にも、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂シート等も本
考案の果物包装用トレイの素材として使用することがで
きる。
上記例示の合成樹脂シートから果物包装用トレイを形成
するには、例えば、所定の形状を有する金型を使用した
押圧成形法や真空成形法等の、従来公知の形成方法を用
いることができ、上記方法によれば、図に示した形状の
果物包装用トレイを容易に得ることができる。
なお、本考案の果物包装用トレイは、上記実施例には限
定されない。
例えば、両凹陥部列(l1)(l3)の楕円状凹陥部(1)(2)(3)
(4)、(9)(10)(11)(12)の方向は、上記実施例における方
向には限定されず、第3図および第4図に示したよう
に、それぞれの長径を、この考案の構成に即した他の方
向に向けて配置することができる。
第3図のトレイ(A)は、上記両凹陥部列(l1)(l3)の楕円
状凹陥部のうち、両端の楕円状凹陥部(1)(4)(9)(12)
が、それぞれの長径を、トレイ中心点(T)の方向に向け
て斜めに配置された場合を示しており、第4図のトレイ
(A)は、上記両凹陥部列(l1)(l3)の楕円状凹陥部のう
ち、楕円状凹陥部(2)(3)(10)(11)が斜め方向に向けて配
置された場合を示している。なお、上記第4図の場合に
は、楕円状凹陥部(2)(3)(10)(11)が、全て同一の斜め方
向に向けられているが、例えば楕円状凹陥部(2)(11)と
楕円状凹陥部(3)(10)とを相反する斜め方向に向けるこ
ともできる。また、上記4つの楕円状凹陥部の全てを斜
め方向に向けるのではなく、一部を長辺(L)(L′)と平行
方向に向けることもできる。
また、凹陥部列(l2)の楕円状凹陥部(5)(6)(7)(8)の方向
も、上記実施例における方向には限定されず、第5図に
示したように、それぞれの長径を長辺(L)(L′)、短辺
(S)(S′)に対して斜め方向に向けて配置することができ
る。なお、図の場合、楕円状凹陥部(5)(8)と楕円状凹陥
部(6)(7)とを相反する斜め方向に向けているが、これら
楕円状凹陥部(5)(6)(7)(8)の方向は限定されず、例え
ば、全て同じ斜め方向に向けることもできる。また、上
記4つの楕円状凹陥部の全てを斜め方向に向けるのでは
なく、一部を短辺(S)(S′)と平行方向に向けることもで
きる。
トレイに対する各楕円状凹陥部(1)〜(12)の大きさは、
上記第1図〜第5図の実施例、変形例よりも大きくして
も、また小さくしても良く、何れの場合にも、12個の
楕円状凹陥部を効率良く、かつバランス良く配置するこ
とができる。
また、本考案の果物包装用トレイは、その他の部分につ
いても、第1図〜第5図の実施例、変形例には限定され
ず、この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことができる。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案の果物包装用トレイによれば、
12個の楕円状凹陥部を、特有の配列および方向性をも
って配置しているので、各凹陥部を楕円状に形成してい
るにも拘らず、規定寸法のトレイに、12個の果物を効
率良く、かつバランス良く収容することができる。
また、上記トレイは、全体が発泡シート等の弾性を有す
る合成樹脂シートで形成されていると共に、果物を収容
する凹陥部が楕円状凹陥部(1)〜(12)であるので、果物
の大きさに対する融通性が高い。したがって、同じ等級
で径にバラツキのある果物を収容しても、トレイが割れ
たりすることなく全ての果物を収容することができると
共に、やや小さい果物も楕円状凹陥部内で玉回り等を起
こすことがないので、傷がつく虞はない。しかも、等級
が1ランク上の径の大きい果物を入れる場合にも、トレ
イが破損することなくその分だけ変形して拡がるので、
11個用として選別された大きい果物を収容することが
できる。逆に、13個用として選別された径の小さい果
物を収容しても、この果物が凹陥部中で回転したりし
て、傷がつく虞を解消することができる。したがって、
規定の等級の果物に加えて、上下の等級に選別された果
物も収容することが可能になるので、1種類のトレイ
で、12個用のみならず、11個、13個用を兼用する
ことができ、トレイの生産性を向上させることができ
る。
さらに、上記12個の楕円状凹陥部(1)〜(12)は、上記
長辺(L)(L′)を逆にした状態で同じ位置になるよう、楕
円状凹陥部(1)(2)(3)(4)(5)および(6)が、楕円状凹陥部
(12)(11)(10)(9)(8)および(7)と、それぞれトレイ中心
点を中心として対称的に配置されているので、トレイの
方向性を考慮することなく積層しても、必ず、下の果物
の真上に、上の果物が重ねられることになり、果物の重
さは、全体の果物においてその中心にかかるので、果物
に傷がつく虞を解消するとともに、果物を箱詰めする際
の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の果物包装用トレイの一実施例を示す平
面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は果物
包装用トレイの変形例を示す平面図、第4図および第5
図はさらに別の変形例を示す平面図である。 (A)…果物包装用トレイ、 (L)(L′)…長辺、(S)(S′)…短辺、 (1)〜(12)…楕円状凹陥部、 (l1)〜(l7)…凹陥部列。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体が発泡シート等の弾性を有する合成樹
    脂シートからなり、12個の果物が収容される矩形状の
    トレイであって、長辺(L)(L′)と平行な方向に形成され
    た4個ずつの楕円状凹陥部(1)(2)(3)(4)、(5)(6)(7)
    (8)、(9)(10)(11)(12)からなる3列の凹陥部列(l1)(l2)
    (l3)と、短辺(S)(S′)と平行な方向に形成された3個ず
    つの楕円状凹陥部(1)(5)(9)、(2)(6)(10)、(3)(7)(1
    1)、(4)(8)(12)からなる4列の凹陥部列(l4)(l5)(l6)(l
    7)とが縦横に配列されていると共に、上記3列の凹陥部
    列(l1)(l2)(l3)のうち中央の凹陥部列(l2)の楕円状凹陥
    部(5)(6)(7)(8)はそれぞれ長径を短辺(S)(S′)と平行な
    方向または斜め方向に向けて配置され、かつ両側の凹陥
    部列(l1)(l3)のうち中央の二つの楕円状凹陥部(2)(3)、
    (10)(11)はそれぞれの長径を上記長辺と平行な方向また
    は斜め方向に向け、両端の二つの楕円状凹陥部(1)(4)、
    (9)(12)はそれぞれの長径を斜め方向に向けて配置され
    ており、さらに上記楕円状凹陥部(1)〜(12)は、上記長
    辺(L)(L′)を逆にした状態で同じ位置になるよう対称的
    に配置されていることを特徴とする果物包装用トレイ。
JP11846388U 1988-09-08 1988-09-08 果物包装用トレイ Expired - Lifetime JPH0618941Y2 (ja)

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