JPH06189223A - 直流伝送率補正回路 - Google Patents

直流伝送率補正回路

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JPH06189223A
JPH06189223A JP33744192A JP33744192A JPH06189223A JP H06189223 A JPH06189223 A JP H06189223A JP 33744192 A JP33744192 A JP 33744192A JP 33744192 A JP33744192 A JP 33744192A JP H06189223 A JPH06189223 A JP H06189223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
voltage
correction
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP33744192A
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English (en)
Inventor
Naotaka Ebe
尚孝 江部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画面上のペデスタルレベルを変えないようにす
るとともにAPLの低い信号から高い信号まで正確な補
正をすることができる直流伝送率補正回路を提供するこ
とを目的とする。 【構成】輝度信号をクランプパルスの入力によって基準
電位にクランプするペデスタルクランプ回路10と、こ
のペデスタルクランプ回路10の出力信号を増幅するバ
ッファアンプ11と、この増幅されたバッファアンプ1
1の出力信号の電圧を積分するコンデンサC1と、この
コンデンサC1の電圧を基準電位と比較し増幅する比較
増幅回路12と、この比較増幅回路12の出力信号を前
記バッファアンプ11の出力信号に重畳する加算器2
と、APLの所定の値より大きくなった時にオン動作
し、前記コンデンサC1によって充電された電圧を放電
することによって原信号に重畳する補正信号の補正レベ
ルを小さくするために設けられたスィッチ手段D1とを
具備したことを特徴とする直流伝送率補正回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV受像機器のビデオ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高圧安定化回路のないTV受像
機器において、輝度信号の直流成分が減ってしまうと、
黒レベルや白レベルが画面全体の明るさによって変動し
てしまう。その意味で、陰極線管(以下CRTという)
のカソード電流が変化すると高圧も変動する。したがっ
て、この高圧を分圧しているスクリーン電圧も変動す
る。 また、平均映像レベル(以下APLという)の高
い時はスクリーン電圧が下がり、カソード電流は低下
し、画面上黒つぶれをおこす。逆に、APLの低いとき
は黒浮きを生じる。これを補正するために、従来より使
用されている直流伝送率補正回路がある。
【0003】このような直流伝送率補正回路を図2に示
す。
【0004】図2は従来における直流伝送率補正回路を
示す回路図である。
【0005】図2において、符号1は入力端子であり、
この入力端子1には輝度信号が入力される。入力端子1
はペデスタルクランプ回路10に接続されている。この
ペデスタルクランプ回路10はクランプパルス信号が導
かれており、さらに基準電圧Vrを与えられている。
【0006】ここで前記ペデスタルクランプ回路10に
入力された輝度信号は、前記ペデスタルクランプ回路1
0によってクランプ期間中に基準電圧Vrにクランプさ
れる。このペデスタルクランプ回路10の出力はこれに
接続される増幅器11に供給している。この増幅器11
で増幅された出力はA点において、基準電圧Vrにクラ
ンプされた輝度信号が作成される。さらにこの信号は抵
抗R1を介し、抵抗R2とコンデンサC1で形成される
積分回路にて積分される。C点ではこのように積分され
た信号が作成され、また、平均Dc電圧が生じるように
なっている。前記コンデンサC1では基準電圧Vr以上
の電圧が貯蓄される。
【0007】一方、増幅器11の出力端A点からは抵抗
3を介して、加算器2に出力するようになっている。そ
して、抵抗R1の出力端B点からは比較増幅器12に出
力するようになっている。この比較増幅器12には比較
するための基準電圧Veを与えられている。
【0008】抵抗R1と抵抗R2によって分圧されたB
点の電圧Vfと基準電圧Veは、クランプパルスを導い
ている比較増幅器12においてクランプ期間中に比較増
幅され、この比較した電圧△Vを加算器2よって出力信
号に重畳される。したがって、出力端子3の出力信号
は、△V=Vf−Veとなり、この出力信号は出力端子
3を介して反転されCRTのカソードへと供給してい
る。
【0009】図3は図1の入、出力信号波形を示す波形
図であり、図3(A)はAPLの高い時を示し、図3
(B)はAPLの低い時を示す。図4はAPLとスクリ
ーン電圧の関係を示す説明図である。
【0010】前記した直流伝送率補正回路は図3(A)
に示すように、輝度信号を基準電圧Vrにクランプさ
れ、△Vを加算されて出力している。つまりAPLが高
くなればなるほどそれに比例して△Vも大きくなり補正
量が大きくなるようになっている。したがって、従来の
直流伝送率補正回路では、APLの高いときはペデスタ
ルレベル(黒レベル)が上がり、そのため画面上黒潰れ
が生じなくななり補正することができるが、前述したよ
うにAPLと補正量との関係は比例関係になっているの
でAPLの変化に対し補正量は増加してしまっていた。
【0011】また、図3(B)に示すように、APLの
低いときは輝度信号を基準電圧Vrにクランプされてい
るが、基準電圧VrとVfの電圧差が生じていないため
前記したように補正量は小さくなっている。したがって
APLの低いときは、この従来の補正回路で補うことが
可能である。しかしながら図4に示すようにAPLの変
化に対するスクリーン電圧の変化がAPLが高くなれば
なるほどスクリーン電圧がAPLのある所定の位置まで
急峻に下降し、この後直線的に下降してしまうという非
線形的な特性をもっているため、このような非線形的な
特性に従って補正がかけられず、すなわちAPLの低い
信号から高い信号まで完全に補正することができなかっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の直流伝
送率補正回路では、APLが高くなるほどそれに比例し
てAPLの所定の位置より補正量が大きくなってしま
い、APLの低い信号から高い信号まで非線形的な補正
をかけることができなかった。
【0013】そこで、本発明は上記問題を除去し、画面
上のペデスタルレベルを変えないようにするとともにA
PLの低い信号から高い信号まで正確な補正をすること
ができる直流伝送率補正回路を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる直流伝送率補正回路は、輝度信号をクランプパルス
の入力によって基準電位にクランプするペデスタルクラ
ンプ回路と、このペデスタルクランプ回路の出力信号を
増幅するバッファアンプと、この増幅されたバッファア
ンプの出力信号の電圧を積分するコンデンサと、このコ
ンデンサの電圧を基準電位と比較し増幅する比較増幅回
路と、この比較増幅回路の出力信号を前記バッファアン
プの出力信号に重畳する加算器と、APLの所定の値よ
り大きくなった時にオン動作し、前記コンデンサによっ
て充電された電圧を放電することによって原信号に重畳
する補正信号の補正レベルを小さくするために設けられ
たスィッチ手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明においては、APLの所定の地点にてダ
イオードがオン状態になり、これにより補正するために
加算される余分な電圧をバッファアンプ内でアースに放
電することにより非線形的に補正をかけることができ
る。
【0016】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例に係る直流伝送率補正回路を示す
回路図であり、図1において図2と同一の構成用件には
同符号を付す。図1において、入力端子1には輝度信号
が入力される。入力端子1はペデスタルクランプ回路1
0に接続されている。このペデスタルクランプ回路10
はクランプパルス信号が導かれており、さらに基準電圧
Vrを与えられている。
【0017】ここで前記ペデスタルクランプ回路10に
入力された輝度信号は、前記クランプパルスによってク
ランプ期間中に基準電圧Vrにクランプされる。このペ
デスタルクランプ回路10の出力はこれに接続される増
幅器11に供給している。この増幅器11で増幅された
出力はA点において、基準電圧Vrにクランプされた輝
度信号が作成される。さらにこの信号は抵抗R1を介
し、抵抗R2とコンデンサC1で形成される積分回路に
て積分される。C点ではこのように積分された信号が作
成され、また、平均Dc電圧が生じるようになってい
る。前記コンデンサC1では基準電圧Vr以上の電圧が
貯蓄される。
【0018】一方、増幅器11の出力端A点からは抵抗
3を介して、加算器2に出力するようになっている。そ
して、抵抗R1の出力端B点からは比較増幅器12に出
力するようになっている。もう一方の抵抗R1の出力端
B点からは抵抗R4を介してダイオードD1のアノード
へ接続されており、このダイオードD1のカソードから
はA点に接続されている。また、前記比較増幅器12に
は比較するための基準電圧Veを与えられている。
【0019】抵抗R1と抵抗R2によって分圧されたB
点の電圧Vfと基準電圧Veは、クランプパルスを導い
ている比較増幅器12においてクランプ期間中に比較増
幅され、この比較した電圧△Vを加算器2よって出力信
号に重畳される。したがって、出力端子3の出力信号
は、△V=Vf−Veとなり、この出力信号は出力端子
3を介して反転されCRTのカソードへと供給してい
る。
【0020】このように本発明の直流伝送率補正回路で
は、ダイオードを設けた非線形回路を用いて構成してい
るこのような構成の本発明の回路の動作において従来例
と異なる部分を図1を参照して説明する。たとえば、A
PLの低い信号が入力端1に入力された場合、基準電圧
Vrに対してコンデンサC1に充電される電圧Vcはさ
ほど変化はなく、したがってC点にかかる電圧とA点に
かかる電圧との電圧差はあまり生じていない。このため
A点とB点との間に並列に設けられたダイオードD1
は、オフのままであり従来例と同様に出力される。
【0021】ところが、APLの高い信号が入力された
場合、C点の電圧は上昇し、ある所定値のところで前記
ダイオードD1がオンされる。その結果、A−B間のイ
ンピーダンスは下がることになる。これにより基準電圧
Vrに対するB点の電圧は下がるので直流伝送補正パル
スのレベルは小さくなる。すなわちAPLの信号が高い
時は直流伝送補正の補正量を小さくすることができる。
【0022】したがって、前記ダイオードD1がオンす
る所定値のところと、スクリーン電圧が急峻に変化する
所定値のところとを一致させることによって、スクリー
ン電圧の変化にともなう補正すなわち非線形的な補正を
することができる。その結果、スクリーン電圧の変化に
対してもペデスタルレベルの浮き沈みをなくし変動しな
いようにすることができる。さらにAPLの低い信号か
ら高い信号まで正確な補正をかけることができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、ダイオー
ドスイッチを設けた非線形回路を用いることによって、
APLが変動しスクリーン電圧が変化しても画面上のペ
デスタルレベルを変えないようにすることができる。す
なわち画面上の黒つぶれや黒浮き等の状態をなくし、A
PLの低い信号から高い信号まで正確な補正をかけるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直流伝送率補正回路の一実施例を
示す回路図。
【図2】従来における直流伝送率補正回路の回路図。
【図3】図2の直流伝送率補正回路の回路の入出力波形
を示す波形図。
【図4】APLの信号とスクリーン電圧の関係を示す説
明図。
【符号の説明】
1…輝度信号入力端子 2…加算器 3…輝度信号出力端子 4…クランプパルス入力端子 10…ペデスタルクランプ回路 11…バッファアンプ 12…比較増幅器 Vr、Ve…基準電圧 D1…ダイオード C1…コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号をクランプパルスの入力によって
    基準電位にクランプするペデスタルクランプ回路と、 このペデスタルクランプ回路の出力信号を増幅するバッ
    ファアンプと、 この増幅されたバッファアンプの出力信号の電圧を積分
    するコンデンサと、 このコンデンサの電圧を基準電位と比較し増幅する比較
    増幅回路と、 この比較増幅回路の出力信号を前記バッファアンプの出
    力信号に重畳する加算器と、 APLの所定の値より大きくなった時にオン動作し、前
    記コンデンサによって充電された電圧を放電することに
    よって原信号に重畳する補正信号の補正レベルを小さく
    するために設けられたスィッチ手段と、 を具備したことを特徴とする直流伝送率補正回路。
JP33744192A 1992-12-17 1992-12-17 直流伝送率補正回路 Pending JPH06189223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33744192A JPH06189223A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 直流伝送率補正回路

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JP33744192A JPH06189223A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 直流伝送率補正回路

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Publication Number Publication Date
JPH06189223A true JPH06189223A (ja) 1994-07-08

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ID=18308667

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33744192A Pending JPH06189223A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 直流伝送率補正回路

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JP (1) JPH06189223A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095011A1 (en) 2009-02-18 2010-08-26 Council Of Scientific & Industrial Research Process to deposit diamond like carbon as protective coating on inner surface of a shaped object.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095011A1 (en) 2009-02-18 2010-08-26 Council Of Scientific & Industrial Research Process to deposit diamond like carbon as protective coating on inner surface of a shaped object.

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