JPH06187655A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH06187655A JPH06187655A JP35574192A JP35574192A JPH06187655A JP H06187655 A JPH06187655 A JP H06187655A JP 35574192 A JP35574192 A JP 35574192A JP 35574192 A JP35574192 A JP 35574192A JP H06187655 A JPH06187655 A JP H06187655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gain
- tracking
- actuator
- servo system
- optical disk
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータのゲインがバラついても、ト
ラッキングサーボ系のオープンループゲインが一定に保
たれるように制御して、トラッキングサーボの発振を防
止することにより、安定した動作を可能にする。 【構成】 レンズ位置検出器の出力信号からトラッキン
グアクチュエータの移動量を検出し、その検出出力信号
によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整する。 【効果】 トラッキングサーボ系のゲインが自動的に調
整されるので、アクチュエータの高次共振によって生じ
るトラッキングサーボの発振が防止でき、また、ドライ
ブ間のトラックゲインのバラツキも、瞬時に解消でき
る。
ラッキングサーボ系のオープンループゲインが一定に保
たれるように制御して、トラッキングサーボの発振を防
止することにより、安定した動作を可能にする。 【構成】 レンズ位置検出器の出力信号からトラッキン
グアクチュエータの移動量を検出し、その検出出力信号
によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整する。 【効果】 トラッキングサーボ系のゲインが自動的に調
整されるので、アクチュエータの高次共振によって生じ
るトラッキングサーボの発振が防止でき、また、ドライ
ブ間のトラックゲインのバラツキも、瞬時に解消でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、追記型光ディスク装
置や光磁気ディスク装置等の各種光ディスク装置に係
り、特に、トラッキングサーボループ系のゲインを一定
に制御することによって、トラッキングアクチュエータ
のゲインの自動調整が行えるようにした光ディスク装置
に関する。
置や光磁気ディスク装置等の各種光ディスク装置に係
り、特に、トラッキングサーボループ系のゲインを一定
に制御することによって、トラッキングアクチュエータ
のゲインの自動調整が行えるようにした光ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、追記型光ディスク装置や光磁
気ディスク装置等の光ディスク装置では、対物レンズを
トラック上に追従させるために、トラッキングサーボ系
が設けられている。この場合に、トラッキング(ルー
プ)ゲインを一定に制御する1つの方法としては、検出
されるトラッキングエラー信号中の信号振幅によって、
ゲインを設定する制御方法が知られている(特開平2−
247828号公報)。
気ディスク装置等の光ディスク装置では、対物レンズを
トラック上に追従させるために、トラッキングサーボ系
が設けられている。この場合に、トラッキング(ルー
プ)ゲインを一定に制御する1つの方法としては、検出
されるトラッキングエラー信号中の信号振幅によって、
ゲインを設定する制御方法が知られている(特開平2−
247828号公報)。
【0003】この方法によれば、信号検出系のゲインを
所定の値に設定することができる。しかし、トラッキン
グアクチュエータのゲインのバラツキまでは、補正する
ことができない。
所定の値に設定することができる。しかし、トラッキン
グアクチュエータのゲインのバラツキまでは、補正する
ことができない。
【0004】図3は、トラッキングアクチュエータの要
部構成を示すブロック図である。図において、1はアク
チュエータ、mはその質量、Sは定数、G(f)は推力定
数を示す。
部構成を示すブロック図である。図において、1はアク
チュエータ、mはその質量、Sは定数、G(f)は推力定
数を示す。
【0005】この図3に示すように、トラッキングアク
チュエータ1の定数は、質量mと、定数S、推力定数G
(f)によって決定される。トラッキングアクチュエータ
のサーボ系では、この定数G(f)/mS2 がバラツクこ
とによって、アクチュエータのゲインが変動する。
チュエータ1の定数は、質量mと、定数S、推力定数G
(f)によって決定される。トラッキングアクチュエータ
のサーボ系では、この定数G(f)/mS2 がバラツクこ
とによって、アクチュエータのゲインが変動する。
【0006】このアクチュエータのゲインが変動する
と、トラッキングサーボのゲインも変動する。すなわ
ち、アクチュエータのゲインが高くなると、アクチュエ
ータの高次共振等の影響によって、トラッキングサーボ
が発振する場合がある。
と、トラッキングサーボのゲインも変動する。すなわ
ち、アクチュエータのゲインが高くなると、アクチュエ
ータの高次共振等の影響によって、トラッキングサーボ
が発振する場合がある。
【0007】図4は、従来のトラッキングサーボ系につ
いて、その要部構成の一例を示す機能ブロック図であ
る。図において、1は図3と同様のアクチュエータ、2
はレーザダイオード、3はピックアップ、4は対物レン
ズ、5は受光素子、6はトラッキングエラー(誤差)信
号検出回路、7は補償回路、8はアンプ、9はディスク
を示す。
いて、その要部構成の一例を示す機能ブロック図であ
る。図において、1は図3と同様のアクチュエータ、2
はレーザダイオード、3はピックアップ、4は対物レン
ズ、5は受光素子、6はトラッキングエラー(誤差)信
号検出回路、7は補償回路、8はアンプ、9はディスク
を示す。
【0008】レーザダイオード2から出射される光ビー
ムは、ピックアップ3で偏向され、対物レンズ4を通し
てディスク9上に集光される。また、ディスク9からの
反射光は、ピックアップ3を通して、受光素子5によっ
て受光される。
ムは、ピックアップ3で偏向され、対物レンズ4を通し
てディスク9上に集光される。また、ディスク9からの
反射光は、ピックアップ3を通して、受光素子5によっ
て受光される。
【0009】受光素子5からの受光出力信号が、トラッ
キングエラー信号検出回路6へ与えられて、トラッキン
グエラー信号が生成される。生成されたトラッキングエ
ラー信号は、補償回路7により、サーボ系の位相やゲイ
ンが補償されて、アンプ8へ与えられる。
キングエラー信号検出回路6へ与えられて、トラッキン
グエラー信号が生成される。生成されたトラッキングエ
ラー信号は、補償回路7により、サーボ系の位相やゲイ
ンが補償されて、アンプ8へ与えられる。
【0010】このアンプ8からの駆動電圧が、アクチュ
エータ1へ印加される。対物レンズ4は、このアクチュ
エータ1によって印加される電圧により、ディスク9上
のトラックを追従するよう制御される。
エータ1へ印加される。対物レンズ4は、このアクチュ
エータ1によって印加される電圧により、ディスク9上
のトラックを追従するよう制御される。
【0011】従来のトラッキングサーボ系は、以上のよ
うな動作を行う。ところが、すでに述べたように、アク
チュエータ1のゲインが変動すると、トラッキングサー
ボのゲインも変動し、アクチュエータ1のゲインが高く
なると、アクチュエータ1の高次共振等の影響によっ
て、トラッキングサーボが発振する場合が生じる、とい
う不都合があった。
うな動作を行う。ところが、すでに述べたように、アク
チュエータ1のゲインが変動すると、トラッキングサー
ボのゲインも変動し、アクチュエータ1のゲインが高く
なると、アクチュエータ1の高次共振等の影響によっ
て、トラッキングサーボが発振する場合が生じる、とい
う不都合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光ディスク装置のトラッキングサーボループ系において
生じるこのような不都合を解決し、アクチュエータのゲ
インがバラついても、トラッキングサーボ系の(オープ
ンループ)ゲインを一定に保つことができるようにし
て、トラッキングサーボの発振を防止することにより、
安定した動作を可能にした光ディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
光ディスク装置のトラッキングサーボループ系において
生じるこのような不都合を解決し、アクチュエータのゲ
インがバラついても、トラッキングサーボ系の(オープ
ンループ)ゲインを一定に保つことができるようにし
て、トラッキングサーボの発振を防止することにより、
安定した動作を可能にした光ディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、光
情報記録媒体上の記録トラックに対物レンズをトラッキ
ングさせるためのトラッキングアクチュエータと、対物
レンズの位置を検出するレンズ位置検出器とを具備する
光ディスク装置において、前記レンズ位置検出器の出力
信号から前記トラッキングアクチュエータの移動量を検
出するトラッキングアクチュエータ移動量検出手段を備
え、該トラッキングアクチュエータ移動量検出手段の出
力信号によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整
するように構成している。
情報記録媒体上の記録トラックに対物レンズをトラッキ
ングさせるためのトラッキングアクチュエータと、対物
レンズの位置を検出するレンズ位置検出器とを具備する
光ディスク装置において、前記レンズ位置検出器の出力
信号から前記トラッキングアクチュエータの移動量を検
出するトラッキングアクチュエータ移動量検出手段を備
え、該トラッキングアクチュエータ移動量検出手段の出
力信号によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整
するように構成している。
【0014】第2に、上記第1の光ディスク装置におい
て、レンズ位置検出器、補償回路、トラッキングモータ
に電流を供給するアンプ、およびトラッキングアクチュ
エータによって構成され、対物レンズを前記レンズ位置
検出器によって検出される所定の位置に位置決めするサ
ーボループと、サーボ動作中に、前記サーボループ中に
サイン波信号を注入し、そのときの入出力特性から、ト
ラッキングアクチュエータの応答特性の目標値からのズ
レ量を検出するズレ量検出手段、とを備え、該ズレ量検
出手段の検出信号によって、トラッキングサーボ系のゲ
インを調整するように構成している。
て、レンズ位置検出器、補償回路、トラッキングモータ
に電流を供給するアンプ、およびトラッキングアクチュ
エータによって構成され、対物レンズを前記レンズ位置
検出器によって検出される所定の位置に位置決めするサ
ーボループと、サーボ動作中に、前記サーボループ中に
サイン波信号を注入し、そのときの入出力特性から、ト
ラッキングアクチュエータの応答特性の目標値からのズ
レ量を検出するズレ量検出手段、とを備え、該ズレ量検
出手段の検出信号によって、トラッキングサーボ系のゲ
インを調整するように構成している。
【0015】第3に、上記第1の光ディスク装置におい
て、トラッキングモータに電流を供給するアンプへサイ
ン波信号を注入し、そのときの対物レンズの移動量をレ
ンズ位置検出器によって検出し、目標値からのズレ量を
検出するズレ量検出手段を備え、該ズレ量検出手段の検
出信号によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整
するように構成している。
て、トラッキングモータに電流を供給するアンプへサイ
ン波信号を注入し、そのときの対物レンズの移動量をレ
ンズ位置検出器によって検出し、目標値からのズレ量を
検出するズレ量検出手段を備え、該ズレ量検出手段の検
出信号によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整
するように構成している。
【0016】
【作用】この発明では、トラッキングアクチュエータの
移動量に応じて、トラッキングサーボ系のゲインを調整
することにより、アクチュエータの高次共振等の影響に
よるトラッキングサーボの発振を防止する(請求項1の
発明)。また、レンズ位置検出器を使用して、位置決め
サーボ動作中に、トラッキングアクチュエータの応答特
性を測定し、その測定結果に応じてトラッキングサーボ
系のゲインを調整する(請求項2の発明)。
移動量に応じて、トラッキングサーボ系のゲインを調整
することにより、アクチュエータの高次共振等の影響に
よるトラッキングサーボの発振を防止する(請求項1の
発明)。また、レンズ位置検出器を使用して、位置決め
サーボ動作中に、トラッキングアクチュエータの応答特
性を測定し、その測定結果に応じてトラッキングサーボ
系のゲインを調整する(請求項2の発明)。
【0017】さらに、レンズ位置検出器を使用した無サ
ーボ状態で、トラッキングアクチュエータの応答特性を
測定し、その測定結果に応じてトラッキングサーボ系の
ゲインを調整する(請求項3の発明)。
ーボ状態で、トラッキングアクチュエータの応答特性を
測定し、その測定結果に応じてトラッキングサーボ系の
ゲインを調整する(請求項3の発明)。
【0018】
【実施例1】次に、この発明の光ディスク装置につい
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、請求項1から請求項3の発明に関連
している。
て、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明す
る。この実施例は、請求項1から請求項3の発明に関連
している。
【0019】図1は、この発明の光ディスク装置につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図における符号は図4と同様であり、また、11は
位置検出センサー、12はセンサーアンプ、13はCP
U、14は第2の補償回路、15はラッチ回路、16は
可変ゲイン設定回路、17はピーク比較回路、18はサ
イン波信号発生回路、19は加算器、SW1とSW2は
スイッチ、Saはセンサーアンプ12の出力信号、Sb
は第2の補償回路14の出力信号、Scはサイン波信号
発生回路18から出力されるサイン波信号を示す。
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図における符号は図4と同様であり、また、11は
位置検出センサー、12はセンサーアンプ、13はCP
U、14は第2の補償回路、15はラッチ回路、16は
可変ゲイン設定回路、17はピーク比較回路、18はサ
イン波信号発生回路、19は加算器、SW1とSW2は
スイッチ、Saはセンサーアンプ12の出力信号、Sb
は第2の補償回路14の出力信号、Scはサイン波信号
発生回路18から出力されるサイン波信号を示す。
【0020】この発明の光ディスク装置では、ゲインを
自動調整するとき、まず、CPU13によってオン/オ
フ制御されるスイッチSW1とSW2を、それぞれオ
フ、オンの状態に切換える。この状態では、対物レンズ
4は、位置検出センサー11からの出力によって、所定
の位置に位置決めされるようサーボ系が動作する。
自動調整するとき、まず、CPU13によってオン/オ
フ制御されるスイッチSW1とSW2を、それぞれオ
フ、オンの状態に切換える。この状態では、対物レンズ
4は、位置検出センサー11からの出力によって、所定
の位置に位置決めされるようサーボ系が動作する。
【0021】同時に、このサーボ系には、サイン波信号
発生回路18から出力されるサイン波信号Scが印加さ
れる。その結果、対物レンズ4は、所定の位置を中心に
して、サイン波状の振動を行う。
発生回路18から出力されるサイン波信号Scが印加さ
れる。その結果、対物レンズ4は、所定の位置を中心に
して、サイン波状の振動を行う。
【0022】この場合に、センサーアンプ12の出力信
号Saと、第2の補償回路14の出力信号Sbの振幅の
比は、位置決めサーボ系のボード線図上のゲインに一致
するよう設定されている。したがって、加算器19によ
る加算において、例えば、サイン波信号発生回路18か
ら出力されるサイン波信号Scの周波数が、位置決めサ
ーボ系の交叉周波数と等しいとき、センサーアンプ12
の出力信号Saと、第2の補償回路14の出力信号Sb
の振幅は、等しくなる。
号Saと、第2の補償回路14の出力信号Sbの振幅の
比は、位置決めサーボ系のボード線図上のゲインに一致
するよう設定されている。したがって、加算器19によ
る加算において、例えば、サイン波信号発生回路18か
ら出力されるサイン波信号Scの周波数が、位置決めサ
ーボ系の交叉周波数と等しいとき、センサーアンプ12
の出力信号Saと、第2の補償回路14の出力信号Sb
の振幅は、等しくなる。
【0023】そこで、センサーアンプ12の出力信号S
aと、第2の補償回路14の出力信号Sbのピークを、
ピーク比較回路17によって検出し、その検出信号をC
PU13へ与えて、可変ゲイン設定回路16のゲインを
切換える。なお、可変ゲイン設定回路16のゲインは、
アクチュエータ1のゲインのバラツキのみを吸収するよ
うに、通常は“1”に設定されている。
aと、第2の補償回路14の出力信号Sbのピークを、
ピーク比較回路17によって検出し、その検出信号をC
PU13へ与えて、可変ゲイン設定回路16のゲインを
切換える。なお、可変ゲイン設定回路16のゲインは、
アクチュエータ1のゲインのバラツキのみを吸収するよ
うに、通常は“1”に設定されている。
【0024】以上のように構成することによって、アク
チュエータ1のゲインにバラツキが生じても、可変ゲイ
ン設定回路16のゲインが制御されるので、トラッキン
グサーボ系の(オープンループ)ゲインを一定に保つこ
とができる。また、アクチュエータ1を電圧駆動する場
合、周囲温度によってコイル抵抗が変化するが、温度セ
ンサーを設けて、一定温度ごとにゲインを補正すれば、
温度変化によるゲイン変動を小さくすることができる。
チュエータ1のゲインにバラツキが生じても、可変ゲイ
ン設定回路16のゲインが制御されるので、トラッキン
グサーボ系の(オープンループ)ゲインを一定に保つこ
とができる。また、アクチュエータ1を電圧駆動する場
合、周囲温度によってコイル抵抗が変化するが、温度セ
ンサーを設けて、一定温度ごとにゲインを補正すれば、
温度変化によるゲイン変動を小さくすることができる。
【0025】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例も、請求項1から請求項3の発明に対応している。
例も、請求項1から請求項3の発明に対応している。
【0026】図2は、この発明の光ディスク装置につい
て、その要部構成の第2の実施例を示す機能ブロック図
である。図における符号は図1と同様であり、また、2
1はD/A変換器を示す。
て、その要部構成の第2の実施例を示す機能ブロック図
である。図における符号は図1と同様であり、また、2
1はD/A変換器を示す。
【0027】この図2に示す光ディスク装置でも、ゲイ
ンを自動調整するときは、CPU13によってオン/オ
フ制御されるスイッチSW1とSW2を、それぞれオ
フ、オンの状態に切換える。この状態で、対物レンズ4
は、サイン波信号発生回路18から出力されるサイン波
信号Scによって駆動される。
ンを自動調整するときは、CPU13によってオン/オ
フ制御されるスイッチSW1とSW2を、それぞれオ
フ、オンの状態に切換える。この状態で、対物レンズ4
は、サイン波信号発生回路18から出力されるサイン波
信号Scによって駆動される。
【0028】このとき、対物レンズ4の移動量を、アク
チュエータ1のゲイン特性によって決定する。すなわ
ち、所定のサイン波信号Scによって駆動したとき、対
物レンズ4の移動量が、所定値となるように、可変ゲイ
ン設定回路16のゲインを設定する。
チュエータ1のゲイン特性によって決定する。すなわ
ち、所定のサイン波信号Scによって駆動したとき、対
物レンズ4の移動量が、所定値となるように、可変ゲイ
ン設定回路16のゲインを設定する。
【0029】このように、可変ゲイン設定回路16のゲ
インを設定すれば、可変ゲイン設定回路16、および、
トラッキングモータに電流を供給するアンプ8、アクチ
ュエータ1を含む回路系のゲインは、アクチュエータ1
のゲインがバラついても、一定に保つことができる。以
上のように、この発明の光ディスク装置では、トラッキ
ングアクチュエータの移動量を検出して、トラッキング
サーボ系のゲインを調整する(請求項1の発明)。
インを設定すれば、可変ゲイン設定回路16、および、
トラッキングモータに電流を供給するアンプ8、アクチ
ュエータ1を含む回路系のゲインは、アクチュエータ1
のゲインがバラついても、一定に保つことができる。以
上のように、この発明の光ディスク装置では、トラッキ
ングアクチュエータの移動量を検出して、トラッキング
サーボ系のゲインを調整する(請求項1の発明)。
【0030】また、サーボ動作中に、トラッキングアク
チュエータの応答特性を測定し、その測定結果によっ
て、トラッキングサーボ系のゲインを調整したり(請求
項2の発明)、無サーボ状態で、トラッキングアクチュ
エータの特性を測定し、その測定結果によって、トラッ
キングサーボ系のゲインを調整するようにしている(請
求項3の発明)。
チュエータの応答特性を測定し、その測定結果によっ
て、トラッキングサーボ系のゲインを調整したり(請求
項2の発明)、無サーボ状態で、トラッキングアクチュ
エータの特性を測定し、その測定結果によって、トラッ
キングサーボ系のゲインを調整するようにしている(請
求項3の発明)。
【0031】
【発明の効果】請求項1の光ディスク装置によれば、ト
ラッキングサーボ系のゲインが自動的に調整されるの
で、アクチュエータの高次共振によって生じるトラッキ
ングサーボの発振を防止することができる。また、瞬時
に、ドライブ間のトラックゲインのバラツキを解消する
こともできる。
ラッキングサーボ系のゲインが自動的に調整されるの
で、アクチュエータの高次共振によって生じるトラッキ
ングサーボの発振を防止することができる。また、瞬時
に、ドライブ間のトラックゲインのバラツキを解消する
こともできる。
【0032】請求項2の光ディスク装置においては、レ
ンズの位置検出器を用いて、位置決めサーボ中にトラッ
キングアクチュエータの特性を測定し、測定結果によっ
てゲインが自動的に設定されるようにしている。したが
って、請求項1の光ディスク装置と同様の効果が得られ
る。
ンズの位置検出器を用いて、位置決めサーボ中にトラッ
キングアクチュエータの特性を測定し、測定結果によっ
てゲインが自動的に設定されるようにしている。したが
って、請求項1の光ディスク装置と同様の効果が得られ
る。
【0033】請求項3の光ディスク装置においては、レ
ンズの位置検出器を用いた無サーボ状態で、トラッキン
グアクチュエータの特性を測定し、測定結果によってゲ
インが自動的に設定されるようにしている。したがっ
て、請求項1の光ディスク装置と同様の効果が得られ
る。
ンズの位置検出器を用いた無サーボ状態で、トラッキン
グアクチュエータの特性を測定し、測定結果によってゲ
インが自動的に設定されるようにしている。したがっ
て、請求項1の光ディスク装置と同様の効果が得られ
る。
【図1】この発明の光ディスク装置について、その要部
構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の光ディスク装置について、その要部
構成の第2の実施例を示す機能ブロック図である。
構成の第2の実施例を示す機能ブロック図である。
【図3】トラッキングアクチュエータの要部構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】従来のトラッキングサーボ系について、その要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。
部構成の一例を示す機能ブロック図である。
1 アクチュエータ 2 レーザダイオード 3 ピックアップ 4 対物レンズ 5 受光素子 6 トラッキングエラー信号検出回路 7 補償回路 8 アンプ 9 ディスク 11 位置検出センサー 12 センサーアンプ 13 CPU 14 第2の補償回路 15 ラッチ回路 16 可変ゲイン設定回路 17 ピーク比較回路 18 サイン波信号発生回路 19 加算器 21 D/A変換器
Claims (3)
- 【請求項1】 光情報記録媒体上の記録トラックに対物
レンズをトラッキングさせるためのトラッキングアクチ
ュエータと、対物レンズの位置を検出するレンズ位置検
出器とを具備する光ディスク装置において、 前記レンズ位置検出器の出力信号から前記トラッキング
アクチュエータの移動量を検出するトラッキングアクチ
ュエータ移動量検出手段を備え、 該トラッキングアクチュエータ移動量検出手段の出力信
号によって、トラッキングサーボ系のゲインを調整する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1の光ディスク装置において、 レンズ位置検出器、補償回路、トラッキングモータに電
流を供給するアンプ、およびトラッキングアクチュエー
タによって構成され、対物レンズを前記レンズ位置検出
器によって検出される所定の位置に位置決めするサーボ
ループと、 サーボ動作中に、前記サーボループ中にサイン波信号を
注入し、そのときの入出力特性から、トラッキングアク
チュエータの応答特性の目標値からのズレ量を検出する
ズレ量検出手段、とを備え、 該ズレ量検出手段の検出信号によって、トラッキングサ
ーボ系のゲインを調整することを特徴とする光ディスク
装置。 - 【請求項3】 請求項1の光ディスク装置において、 トラッキングモータに電流を供給するアンプへサイン波
信号を注入し、そのときの対物レンズの移動量をレンズ
位置検出器によって検出し、目標値からのズレ量を検出
するズレ量検出手段を備え、 該ズレ量検出手段の検出信号によって、トラッキングサ
ーボ系のゲインを調整することを特徴とする光ディスク
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35574192A JPH06187655A (ja) | 1992-12-19 | 1992-12-19 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35574192A JPH06187655A (ja) | 1992-12-19 | 1992-12-19 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06187655A true JPH06187655A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18445530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35574192A Pending JPH06187655A (ja) | 1992-12-19 | 1992-12-19 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06187655A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0863766A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-08 | Yamaha Corp | 光ピックアップ装置 |
US6847598B2 (en) | 2000-06-30 | 2005-01-25 | Fujitsu Limited | Servo with digital filter to control gain in a frequency band where open loop characteristic is higher than the phase cross-over frequency and lower than resonance frequency |
US8937854B2 (en) | 2001-01-25 | 2015-01-20 | Optical Devices, Llc | Servo processor receiving photodetector signals |
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1992
- 1992-12-19 JP JP35574192A patent/JPH06187655A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0863766A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-08 | Yamaha Corp | 光ピックアップ装置 |
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