JPH06186091A - 工場等の構内の監視装置 - Google Patents

工場等の構内の監視装置

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Publication number
JPH06186091A
JPH06186091A JP34005392A JP34005392A JPH06186091A JP H06186091 A JPH06186091 A JP H06186091A JP 34005392 A JP34005392 A JP 34005392A JP 34005392 A JP34005392 A JP 34005392A JP H06186091 A JPH06186091 A JP H06186091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
point
monitoring
premises
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34005392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Nakane
淑光 中根
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Minoru Seto
実 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP34005392A priority Critical patent/JPH06186091A/ja
Publication of JPH06186091A publication Critical patent/JPH06186091A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ファイバの光学的特性が外界の環境の変化に
対応して変化することを利用し、レーダーの原理により
変化を測定する装置を工場等の構内の各種装置等の設備
の監視用として総合的に利用する。 【構成】パルス光の送受信装置2に接続した光ファイバ
5を、工場等の構内における監視対象個所に渡って設置
すると共に、該光ファイバの適宜距離離れた少なくとも
2地点に多重化装置13,14を介して光通信用の送受
信装置11,12を設置する。 【効果】 センサとしての光ファイバを工場等の構内
における所望の監視対象個所に渡って設置することによ
り、温度ばかりでなく、設備等の総合的な監視を簡単な
構成で行うことができる、 センサとしての光ファイ
バを多重化して利用することにより、通話やデータ伝送
等の光通信用回線として使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラントや工場等の構内
の監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温度の変化により光ファイバの光学的特
性が変化することを利用し、レーダーの原理により光フ
ァイバの各個所の温度を測定する装置が光ファイバ分布
型温度測定装置として知られている。即ち、この装置
は、光ファイバ中を伝播するレーザパルス光の後方散乱
光の強度が、各個所の光ファイバの温度に依存して変化
する現象を利用することにより、光ファイバ自体をセン
サとして、その周囲の温度を分布的に測定するものであ
る。
【0003】そして、このような分布型温度測定装置を
利用し、監視対象装置の各個所の温度を監視する装置が
知られている。例えば特開平4-72389号公報に開示のも
のは、LNG気化器を監視対象装置とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置は専ら装
置の温度を単一の監視対象としており、工場等の構内の
各種装置等の設備の監視用として総合的に利用すること
は行われていない。本発明はこのような課題を解決する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、パルス光の送受信装置に接続した
光ファイバを、工場等の構内における監視対象個所に渡
って設置すると共に、該光ファイバの適宜距離離れた少
なくとも2地点に多重化装置を介して光通信用の送受信
装置を設置した工場等の監視装置を提案する。
【0006】
【作用】光ファイバの光学的特性の変化は、温度の変化
に起因するばかりでなく、外力による歪や、水分を吸収
することによる材質変化によっても発生する。このため
このような変化に対応する監視対象、即ち、温度はもと
より外力や水分の監視を行うことができる。
【0007】従って、パルス光の送受信装置に接続した
センサとしての光ファイバを工場等の構内における所望
の監視対象個所に渡って設置することにより、設備等の
総合的な監視を簡単な構成で行うことができる。
【0008】一方、構内と他の個所の間または構内間で
は、通話や各種データの伝送のために通信回線が必要で
あるが、この通信回線としては上述したセンサとしての
光ファイバを利用することができる。即ち、この光ファ
イバの適宜距離離れた少なくとも2地点に多重化装置を
介して光通信用の送受信装置を設置すれば、この送受信
装置間で通信を行うことができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1は本発明の装置の全体構成を示す系統図であり、図
中2点鎖線の右側が工場等の構内を示すものである。
【0010】符号1は監視装置本体であり、この監視装
置本体1はパルス光の送受信装置2と、この送受信装置
2を制御し、またここからの信号を処理して後述するよ
うな所定の監視動作を行う処理装置3とディスプレー装
置4から構成している。
【0011】符号5は送受信装置2に接続した光ファイ
バであり、この光ファイバ5を構内の監視対象個所に渡
って設置している。これらの設置個所を説明すると、ま
ず符号6は構内のピットであり、光ファイバ5はピット
6内の所定の高さに設置している。符号7,8はバルブ
であり、これらのバルブ7,8の開閉動作において光フ
ァイバ5に引張力等の歪が加わる位置に光ファイバ5を
設置している。また符号9は配管であり、光ファイバ5
はこの配管9の距離を隔てた2点間に支持部材10によ
り張設している。一方、符号11,12は光通信用の送
受信装置であり、これらの送受信装置11,12は、夫
々多重化装置13,14を介して光ファイバ5の2地点
に構成している。
【0012】以上の構成において送受信装置2からは、
例えば波長1.5μmのレーザ・パルス光を光ファイバ5に
送信すると、パルス光は光ファイバ5を伝播する際、隣
接個所と温度差がある個所、外力等により歪のある個
所、または水分の吸収により材質が劣化している個所等
において一部散乱し、後方散乱光として送受信装置2に
戻る。
【0013】例えばピット6内が浸水していて光ファイ
バ5が浸かっていると、光ファイバ5に水分が吸着され
て材質が劣化して、この部分において透過光の散乱が生
じる。また符号15で示す地点に火災が発生して光ファ
イバ5が局部的に加熱されると、この部分において透過
光の散乱が生じる。逆に配管等から低温流体が漏洩して
いて、この低温流体により符号16で示す地点において
光ファイバ5が局部的に冷却されると、この部分におい
ても透過光の散乱が生じる。更にバルブ7,8において
は、それらの開度に応じた歪により、この部分において
透過光の散乱が生じる。また配管9個所に設置した部分
においては、支持部材10間の距離がなんらかの原因に
よって拡がると、この部分の光ファイバ5に引張力が加
わって歪が生じるので、この部分において透過光の散乱
が生じる。
【0014】処理装置3は送受信装置2からの信号にお
いて、反射してきた後方散乱光の遅延時間から散乱の発
生個所の位置を光ファイバ5に沿った距離として求める
ことができ、これと光ファイバ5の設置データとから後
方散乱光の発生地点に対応する構内の位置を特定するこ
とができる。また反射してきた後方散乱光の強度から、
上記歪等の程度を求めることができる。そして以上の後
方散乱光の発生地点は、これに対応する構内の地図また
は設備の外観等の表示と共にディスプレー装置4に表示
して監視をおこなうことができる。
【0015】以上のような監視を行っている間、多重化
装置13,14を介して光ファイバ5に接続した送受信
装置11,12により、通話やデータ伝送等の光通信を
行うことができる。この光通信を行う光の波長は、上記
パルス光の波長とは適宜異ならせ、例えば上述したパル
ス光の波長に対しては、波長1.3μm程度のコヒーレント
光により通信を行う構成とする。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、以下に
示すような効果がある。 パルス光の送受信装置に接続したセンサとしての光
ファイバを工場等の構内における所望の監視対象個所に
渡って設置することにより、温度ばかりでなく、設備等
の総合的な監視を簡単な構成で行うことができる。 センサとしての光ファイバを多重化して利用するこ
とにより、通話やデータ伝送等の光通信用回線として使
用することができ、他の回線の設置を省略することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体構成を模式的に表した系統図
である。
【符号の説明】
1 監視装置本体 2 送受信装置 3 処理装置 4 ディスプレー装置 5 光ファイバ 6 ピット 7,8 バルブ 9 配管 10 支持部材 11,12 送受信装置 13,14 多重化装置 15,16 地点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/00 G08B 25/01 9377−5G // G01N 21/35 A 7370−2J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光の送受信装置に接続した光ファ
    イバを、工場等の構内における監視対象個所に渡って設
    置すると共に、該光ファイバの適宜距離離れた少なくと
    も2地点に多重化装置を介して光通信用の送受信装置を
    設置したことを特徴とする工場等の監視装置
JP34005392A 1992-12-21 1992-12-21 工場等の構内の監視装置 Pending JPH06186091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34005392A JPH06186091A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 工場等の構内の監視装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP34005392A JPH06186091A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 工場等の構内の監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06186091A true JPH06186091A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18333276

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34005392A Pending JPH06186091A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 工場等の構内の監視装置

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JP (1) JPH06186091A (ja)

Cited By (4)

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EP0806642A1 (de) * 1996-05-09 1997-11-12 DaimlerChrysler Aerospace Airbus Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren und Anordnung zur Temperaturerfassung in Räumen, insbesondere in Passagier- oder Frachträumen in Flugzeugen
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