JPH0618589Y2 - 乾式粉砕機 - Google Patents
乾式粉砕機Info
- Publication number
- JPH0618589Y2 JPH0618589Y2 JP1359488U JP1359488U JPH0618589Y2 JP H0618589 Y2 JPH0618589 Y2 JP H0618589Y2 JP 1359488 U JP1359488 U JP 1359488U JP 1359488 U JP1359488 U JP 1359488U JP H0618589 Y2 JPH0618589 Y2 JP H0618589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- take
- bag
- dry crusher
- crusher
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばＢａＴｉＯ３のような湿式混合ろ過後
の乾燥上りケーキの粉砕機に適用して好適な異粉粒体の
乾式粉砕機に関する。
の乾燥上りケーキの粉砕機に適用して好適な異粉粒体の
乾式粉砕機に関する。
従来、この種の装置は、第１図に示す如く構成される。
外部へ排出される粉塵を防止するため、所定粒の粒体を
収納する取り出し用バック１は、細孔を有する織物又は
フィルタで構成されている。この粉砕機は、ベルト駆動
により回転するカッタ２により材料が粉砕され、スクリ
ーン３を通過して取り出され、バック１内に収納され
る。４は回収容器を示し、この中に取り出しバック１が
載置される。
外部へ排出される粉塵を防止するため、所定粒の粒体を
収納する取り出し用バック１は、細孔を有する織物又は
フィルタで構成されている。この粉砕機は、ベルト駆動
により回転するカッタ２により材料が粉砕され、スクリ
ーン３を通過して取り出され、バック１内に収納され
る。４は回収容器を示し、この中に取り出しバック１が
載置される。
しかし、粉砕時に生ずるこの細孔以下の微粒子は、その
まま取り出しバック１より外部へ排出されるために、作
業環境衛生上好ましくなく、別に集塵機を設けて除塵し
なければならない。
まま取り出しバック１より外部へ排出されるために、作
業環境衛生上好ましくなく、別に集塵機を設けて除塵し
なければならない。
本考案はかかる点に鑑み、防塵装置としての循環パイプ
を設け、可及的外部に排出しないようにした乾式粉砕機
を提案することを主たる目的とする。
を設け、可及的外部に排出しないようにした乾式粉砕機
を提案することを主たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第２図は本考案の一例を示す図である。６はビニル等よ
りなる取り出しバックを示し、カッタ２により所定粒径
以下に粉砕されてバック６に収納される。この場合、微
塵はバック６の外部に排出されず、上部に設けた循環パ
イプ７を経て再びスクリーン３内に導入されることにな
る。すなわち、材料がホッパ８より投入されるときに、
ナイフカッタ２と材料との間に生じる風力が取り出しバ
ック６に陽圧としてかかる。この時、スクリーン３の外
からスクリーン３内へ設けたパイプに７より、この風力
を誘導循環させることにより、外部への粉塵の飛散を最
少限に抑えることができる。
りなる取り出しバックを示し、カッタ２により所定粒径
以下に粉砕されてバック６に収納される。この場合、微
塵はバック６の外部に排出されず、上部に設けた循環パ
イプ７を経て再びスクリーン３内に導入されることにな
る。すなわち、材料がホッパ８より投入されるときに、
ナイフカッタ２と材料との間に生じる風力が取り出しバ
ック６に陽圧としてかかる。この時、スクリーン３の外
からスクリーン３内へ設けたパイプに７より、この風力
を誘導循環させることにより、外部への粉塵の飛散を最
少限に抑えることができる。
したがって、取り出しバック６には、従来使用している
目づまりの激しい織物を使用する必要はなく、ビニール
袋を密閉容器すなわち取り出しバックとして利用するこ
とができる。
目づまりの激しい織物を使用する必要はなく、ビニール
袋を密閉容器すなわち取り出しバックとして利用するこ
とができる。
循環パイプ７は直径２０mmのものを６本取り付けられ、
被粉砕材料は、ＢａＴｉＯ３の、湿式混合ろ過、乾燥上
りケーキを粉砕した結果、材料の飛散がなく解砕を行な
うことができる。従来のものとの飛散量を比較すると、
下表の通りとなり、材料の飛散による環境衛生上の問題
が防止された。また風飛し易く組成ずれを起こし易い材
料は適している。
被粉砕材料は、ＢａＴｉＯ３の、湿式混合ろ過、乾燥上
りケーキを粉砕した結果、材料の飛散がなく解砕を行な
うことができる。従来のものとの飛散量を比較すると、
下表の通りとなり、材料の飛散による環境衛生上の問題
が防止された。また風飛し易く組成ずれを起こし易い材
料は適している。
但し、カッタ長さ２０cm、回転数２０００rpmクラスの
場合は、直径２０mmの循環パイプが３本以上必要とす
る。これ以下の場合は取り出しバック内が陽圧となり、
ポッパより粉塵が排出されることになる。
場合は、直径２０mmの循環パイプが３本以上必要とす
る。これ以下の場合は取り出しバック内が陽圧となり、
ポッパより粉塵が排出されることになる。
以上述べたごとく本考案によれば、乾式粉砕機の取り出
しバックをビニル等の密閉容器状とし、取り出しバック
の箇所とカッタによる粉砕箇所との間に空気の循環パイ
プを設けたので、 従来のように、作業現場に粉砕による微塵が浮遊して人
体に悪い影響を生じることがなくなる。すなわち第３図
に示す如く、従来においては０．０２mmの粒度以下の微
塵は外部へ排出されていたが、本考案によれば、粉塵排
出分Ａの量が約1/40に減少されることになる。尚、第３
図中Ａ領域は微塵として排出分、Ｂ領域は製品として回
収分を夫々示す。
しバックをビニル等の密閉容器状とし、取り出しバック
の箇所とカッタによる粉砕箇所との間に空気の循環パイ
プを設けたので、 従来のように、作業現場に粉砕による微塵が浮遊して人
体に悪い影響を生じることがなくなる。すなわち第３図
に示す如く、従来においては０．０２mmの粒度以下の微
塵は外部へ排出されていたが、本考案によれば、粉塵排
出分Ａの量が約1/40に減少されることになる。尚、第３
図中Ａ領域は微塵として排出分、Ｂ領域は製品として回
収分を夫々示す。
第１図は従来の例を示す図、第２図は本考案の一実施例
を示す図、第３図は本考案の効果の説明に供する線図で
ある。 ２……カッタ、３……スクリーン、６……取り出しバッ
ク、７……循環パイプ。
を示す図、第３図は本考案の効果の説明に供する線図で
ある。 ２……カッタ、３……スクリーン、６……取り出しバッ
ク、７……循環パイプ。
Claims (1)
- 【請求項１】乾式粉砕機の取り出しバックをビニル等の
密閉容器状とし、取り出しバックの箇所とカッタによる
粉砕箇所との間に空気の循環パイプを設けたことを特徴
とする乾式粉砕機。 乾式粉砕機
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1359488U JPH0618589Y2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 乾式粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1359488U JPH0618589Y2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 乾式粉砕機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01120947U JPH01120947U (ja) | 1989-08-16 |
| JPH0618589Y2 true JPH0618589Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31224033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1359488U Expired - Lifetime JPH0618589Y2 (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 乾式粉砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618589Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109865566A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-06-11 | 唐山陶瓷集团设计研究有限公司 | 一种建筑垃圾回收装置 |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP1359488U patent/JPH0618589Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109865566A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-06-11 | 唐山陶瓷集团设计研究有限公司 | 一种建筑垃圾回收装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01120947U (ja) | 1989-08-16 |
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