JPH0618428Y2 - 昆布収穫具 - Google Patents

昆布収穫具

Info

Publication number
JPH0618428Y2
JPH0618428Y2 JP1989060839U JP6083989U JPH0618428Y2 JP H0618428 Y2 JPH0618428 Y2 JP H0618428Y2 JP 1989060839 U JP1989060839 U JP 1989060839U JP 6083989 U JP6083989 U JP 6083989U JP H0618428 Y2 JPH0618428 Y2 JP H0618428Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
shaped body
kelp
round bar
round
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989060839U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03622U (ja
Inventor
勝人 小野
Original Assignee
勝人 小野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勝人 小野 filed Critical 勝人 小野
Priority to JP1989060839U priority Critical patent/JPH0618428Y2/ja
Publication of JPH03622U publication Critical patent/JPH03622U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0618428Y2 publication Critical patent/JPH0618428Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、昆布収穫具(通称カタシバ)に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来提供されている昆布収穫具(通称カタシバ〜以下単
に昆布収穫具と云う)5は、5〜10m程度の丸棒状体
(通称ネジリ〜以下単に丸棒状体と云う)5Aの上端
に、当該丸棒状体5Aの長手方向とは直交方向をもって
把手(通称ウダ木〜以下単に把手と云う)5Bを連設
し、丸棒状体5Aの下端に、当該丸棒状体5Aの長手方
向とは直交方向をもって係止杆(通称カンザシ〜以下単
に係止杆と云う)5Cを取付けると共に、丸棒状体5A
の側面下方部分に木の棒5Dを逆V字状にバンドや金具
5Eで固定している構造のものになっている。
把手は50cm、係止杆は50cm程度になっている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
1.木の棒なので、長く使用できず、なかなか手頃なも
のが入手できなかった。
2.木の弾力を利用するものなので、折れやすかった。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述のよ
うな問題を解決できるものを提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のよう
になるものである。
すなわち本願のものは、昆布収穫具本体2と、この昆布
収穫具本体2に着脱自在に添着された挟持具3とから構
成された昆布収穫具で、昆布収穫具本体2は、所定寸法
の丸棒状体2Aの上端に、当該丸棒状体2Aの長手方向
とは直交方向をもって把手2Bが連設され、挟持具3は
所定長さに構成された丸棒状の棒状体3Aと連結金具3
Bとから構成され、棒状体3Aは、丸棒状体2Aの側面
における所定個所に連結金具3Bを介して、正面逆V字
状に取付けられ、かつ、この丸棒体3Aは連結金具を支
点として丸棒状体2Aの長手方向に対して所定角度まで
外方に開こうと作用する状態で開閉自在に支持されてい
ると共に、連結金具3Bは丸棒状体2Aに対して、取付
け取外し自在に構成されている。
この場合、連結金具3Bは、丸棒状体2Aの側壁に当接
する当接枠部3B1と、この当接枠部3B1の外面に平
行に突設させた2枚の縦板からなる受枠3B2と、この
受枠3B2の上方位置と、棒状体3Aの上端を嵌着する
受パイプ3B3の上端とを枢着するピン3B4と、この
受パイプ3B3の先端にピン3B5を介して連結された
側面三角状の角度固定片3B6と、当接枠部3B1の外
面における上方に固着され角度固定片3B6の先端と遊
嵌する爪3B7と上端が当接枠部3B1の外面に固着さ
れ、下端が受パイプ3B3を外方に押圧するよう構成さ
れた板バネ3B8とから構成され、かつ、当該連結金具
3Bは丸棒状体2Aに対して、バンド3B9あるいはゴ
ムひもで取付け取外し自在に構成しても、また、丸棒状
体2Aの長さを5から10m程度、棒状体3Aの長さは1m
から2m程度、丸棒状体2Aに対する棒状体3Aの角度を
30゜から50゜程度にしても、さらに、丸棒状体2Aの長手
方向とは直交方向をもって係止杆2Cを着脱自在に取付
けることもできる。
[作用] 本考案のものは下記のように作用する。
1)公知のものと同様に使用する。
2)第6図を参照して、昆布4を、本願のものにおける
丸棒状体2Aと逆V字状になっている棒状体3Aとに巻
き付ける。
当然把手2Bを支持して全体をねじることになる。
3)第7図を参照して、昆布が丸棒状体2Aと棒状体3
Aとに巻き付けられると、段々、丸棒状体2Aと棒状体
3Aとは昆布で締め付けられるようになる。
このため、棒状体3Aは板バネに抗して丸棒状体2A方
向に引き寄せられた状態になり、更に、昆布収穫具1を
ねじると昆布は確実に巻き付くことになるから、そのま
ま上方に強く引いても昆布収穫具1から昆布が抜け落ち
ることはない。
4)第8図を参照して、昆布が確実に巻き付いた昆布収
穫具1を船上に引きあげる。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1は昆布収穫具で、昆布収穫具本体2と、この昆布収穫
具本体2に着脱自在に添着された挟持具3とから構成さ
れている。
昆布収穫具本体2は、5〜10m程度の丸棒状体2Aの上
端に、当該丸棒状体2Aの長手方向とは直交方向をもっ
て把手2Bを連設し、丸棒状体2Aの下端に、当該丸棒
状体2Aの長手方向とは直交方向をもって係止杆2Cを
着脱自在に取付けた構造のものになっている。
なお、把手は50cm、係止杆は50cm程度になっている。
係止杆2Cについては必要に応じて使用する。
そして、この係止杆2Cを使用する場合は、丸棒状体2
Aに対して、バンド3B9あるいはゴムひもで取付け取
外し自在に取付けられている当該連結金具3Bを、丸棒
状体2Aから取り外すことになる。
挟持具3は所定長さに構成された丸棒状の棒状体3Aと
連結金具3Bとから構成されている。
棒状体3Aは、丸棒状体2Aの側面における所定個所に
連結金具3Bを介して、正面逆V字状に取付けられ、か
つ、この棒状体3Aは連結金具を支点として丸棒状体2
Aの長手方向に対して所定角度まで外方に開こうと作用
する状態で開閉自在に支持されている。
これをさらに詳述すると、連結金具3Bは、丸棒状体2
Aの側壁に当接する当接枠部3B1と、この当接枠部3
B1の外面に平行に突設させた2枚の縦板からなる受枠
3B2と、この受枠3B2の上方位置と、棒状体3Aの
上端を嵌着する受パイプ3B3の上端とを枢着するピン
3B4と、この受パイプ3B3の先端にピン3B5を介
して連結された側面三角状の角度固定片3B6と、当接
枠部3B1の外面における上方に固着され角度固定片3
B6の先端と遊嵌する爪3B7と上端が当接枠部3B1
の外面に固着され、下端が受パイプ3B3を外方に押圧
するよう構成された板バネ3B8とから構成されてい
る。
なお、下記の寸法のものが好適であった。
棒状体3Aの長さ〜1mから2m程度。
丸棒状体2Aに対する棒状体3Aの角度〜30゜から50゜程
度。
連結金具3Bの丸棒状体2Aに対する固定状態は、図示
の如く公知のバンド3B9で行なっても、ゴムひもで行
なってもよい。
なお、丸棒状体2Aや棒状体3Aは、金属製パイプの外
周に合成樹脂が被覆されている。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
1.棒状体3Aは、板バネの作用で巻き付いた昆布の状
態に応動するから、当該棒状体3Aが折れることなく、
かつ、巻き付いた昆布が滑りおちることがない。
2.従来のものと比較して、長期間の使用に耐えること
ができる。
3.連結金具3Bが、丸棒状体2Aに対して、バンド3
B9あるいはゴムひもで取付け取外し自在に取付けられ
ているから、当該連結金具3Bを、丸棒状体2Aから取
外すことで係止杆2Cを使用することができる。
この結果、状況に応じて、棒状体3Aを使用した昆布収
穫具に構成したり、係止杆2Cを使用した昆布収穫具に
構成したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、 第2図は従来のものの斜視図、 第3図は要部拡大斜視図、 第4図は同上の側面図、 第5図は係止杆の取付状態の斜視図、 第6図,第7図,第8図は収穫作業の順に説明する斜視
図である。 1……昆布収穫具、 2……昆布収穫具本体、 3……挟持具。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の条件を有する昆布収穫具本体2と、
    この昆布収穫具本体2に着脱自在に添着された挟持具3
    とから構成されていることを特徴とする昆布収穫具。 イ.昆布収穫具本体2は、所定寸法の丸棒状体2Aの上
    端に、当該丸棒状体2Aの長手方向とは直交方向をもっ
    て把手2Bが連設されていること。 ロ.挟持具3は所定長さに構成された丸棒状の棒状体3
    Aと連結金具3Bとから構成され、棒状体3Aは、丸棒
    状体2Aの側面における所定個所に連結金具3Bを介し
    て、正面逆V字状に取付けられ、かつ、この丸棒体3A
    は連結金具を支点として丸棒状体2Aの長手方向に対し
    て所定角度まで外方に開こうと作用する状態で開閉自在
    に支持されていると共に、連結金具3Bは丸棒状体2A
    に対して、取付け取外し自在に構成されていること。
  2. 【請求項2】連結金具3Bは、丸棒状体2Aの側壁に当
    接する当接枠部3B1と、この当接枠部3B1の外面に
    平行に突設させた2枚の縦板からなる受枠3B2と、こ
    の受枠3B2の上方位置と、棒状体3Aの上端を嵌着す
    る受パイプ3B3の上端とを枢着するピン3B4と、こ
    の受パイプ3B3の先端にピン3B5を介して連結され
    た側面三角状の角度固定片3B6と、当接枠部3B1の
    外面における上方に固着され角度固定片3B6の先端と
    遊嵌する爪3B7と上端が当接枠部3B1の外面に固着
    され、下端が受パイプ3B3を外方に押圧するよう構成
    された板バネ3B8とから構成され、かつ、当該連結金
    具3Bは丸棒状体2Aに対して、バンド3B9あるいは
    ゴムひもで取付け取外し自在に構成されている請求項1
    記載の昆布収穫具。
  3. 【請求項3】丸棒状体2Aの長さは5から10m程度、棒
    状体3Aの長さは1mから2m程度で、丸棒状体2Aに対す
    る棒状体3Aの角度は30゜から50゜程度である請求項1あ
    るいは請求項2記載の昆布収穫具。
  4. 【請求項4】丸棒状体2Aの長手方向とは直交方向をも
    って係止杆2Cを着脱自在に取付けた請求項1あるいは
    請求項3記載の昆布収穫具。
JP1989060839U 1989-05-24 1989-05-24 昆布収穫具 Expired - Lifetime JPH0618428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989060839U JPH0618428Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 昆布収穫具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989060839U JPH0618428Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 昆布収穫具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03622U JPH03622U (ja) 1991-01-08
JPH0618428Y2 true JPH0618428Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31588556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989060839U Expired - Lifetime JPH0618428Y2 (ja) 1989-05-24 1989-05-24 昆布収穫具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0618428Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3031060B1 (fr) * 2014-12-31 2016-12-23 Commissariat A L`Energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Dispositif portatif d'amplification d'un effort axial

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI853150L (fi) * 1984-10-09 1986-04-10 Gen Electric Radiofrekvensfaelt foer nmr.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03622U (ja) 1991-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4563833A (en) Fish holding device
US3675359A (en) Fish mouth implements
US6553627B1 (en) Handle assembly for a tool
US4019656A (en) Collapsible tube squeezing device
US2655413A (en) Adjustable connector device for mop or broom handles
EP0215564A1 (en) Improved squeegee
JPH0618428Y2 (ja) 昆布収穫具
US5435759A (en) Jumper cable clamp construction
US4928342A (en) Mop holder
US4023303A (en) Fish mouth spreader and holder
US2172591A (en) Dental floss holder
US20030033909A1 (en) Hose clamp tool
US2486851A (en) Puller
US2867832A (en) Wall sponge
US6389930B1 (en) Hose clamp tool
CN108934445A (zh) 草莓采摘钳
US3012360A (en) Fish clamp and mouth spreader
US2504796A (en) Adjustable-angle pivot-typerod joint
CN212852815U (zh) 一种可拆型牙刷
CN214594428U (zh) 一种方便调节整体长度的皮带
US2452377A (en) Window latch
CN215148263U (zh) 一种可量取长度的钢丝钳
JPS629008Y2 (ja)
US4266448A (en) Axe sharpening device
US2257460A (en) Wrench

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term