JPH06183573A - 土砂ピットの均し装置 - Google Patents

土砂ピットの均し装置

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JPH06183573A
JPH06183573A JP35637492A JP35637492A JPH06183573A JP H06183573 A JPH06183573 A JP H06183573A JP 35637492 A JP35637492 A JP 35637492A JP 35637492 A JP35637492 A JP 35637492A JP H06183573 A JPH06183573 A JP H06183573A
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JP35637492A
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Tetsuo Uraya
鉄夫 浦矢
Kenji Kobayashi
賢二 小林
Tatsuo Furuya
達雄 古谷
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Kajima Corp
Sanei Kogyo KK
Sanee Industrial Co Ltd
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Kajima Corp
Sanei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】土砂ピットの内容積の利用効率を上げ、比較的
小容積の土砂ピットで必要な土砂の貯留容積を確保する
と共に、特に夜間の騒音対策上、均し装置の稼動中に騒
音を生じないようにした土砂ピットの均し装置を提供す
る。 【構成】モータ駆動によりスプロケット4の回転に従動
して左右のチェーン5、5を駆動する。左右のチェーン
5、5に接続されたゴムタイヤによる走行車7、7には
排土板8を連結してあり、左右の走行車7、7が左右の
断面円形パイプのガイドレール1、1の内側レール2と
外側レール3間に沿って連続的にトラック走行すると、
排土板8を走行方向に押し出し、土砂ピット10内の土
砂が排土板8の移動方向に均される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトンネル掘削作
業により生じた土砂を一旦貯留しておく縦穴(以下「土
砂ピット」と称する)の貯留効率を向上するために土砂
ピット内の土砂を均して貯留するようにした土砂ピット
の均し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トンネルの掘削作業により発生した泥水
は、水分に加えて砂利、砕石、砂等の土砂を含んでお
り、これを地上に吸い出した後、分離機を用いて水分と
土砂に分離する。分離後の土砂は、土砂ピット内に投入
し、これをユンボウー等でトラックに積み、所定場所に
搬送する。
【0003】ところが、夜間においては、近隣の騒音対
策上、土砂ピットからのトラック搬送を控える必要があ
るため、夜間の掘削作業によって生じた土砂は、土砂ピ
ットに一旦貯留しておく必要がある。
【0004】従って、土砂ピットは、上記のように、夜
間分の土砂を貯留しておくだけの貯留スペースを必要と
するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この土砂ピ
ットに排出される土砂は、分離機から排出路を通って、
土砂ピットの上方に設けた排出口から土砂ピット内に投
下するようにしてあるから、土砂ピット内において排出
口の投下位置に山状にたまり、土砂ピットの内容積の利
用効率が非常に悪く、従来、夜間分の土砂を収容するた
めに大容積の土砂ピットを必要としていたのである。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、土砂ピットの内容積の利用効率を上げ、比較
的小容積の土砂ピットで必要な土砂の貯留容積を確保す
ることができるようにした土砂ピットの均し装置を提供
することを目的とする。
【0007】また、特に夜間の騒音対策上、均し装置の
稼動中に騒音を生じないことが肝要であり、本発明はこ
の点も満足し得る土砂ピットの均し装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の土砂ピットの均し装置は、断面丸形のパ
イプを内側と外側とに所定間隔をあけて二重のトラック
状に形成した内側レール2と外側レール3とから成る一
対のガイドレール1を、横長状に起立した状態で土砂ピ
ット10の上方に左右等間隔で平行に配置し、左右のガ
イドレール1、1の夫々の前後端の周内には、前記内側
レール2と前記外側レール3間の軌道に沿って外周が位
置するスプロケット4を前後夫々左右のガイドレール
1、1間で連結状態に設け、該前後のスプロケット4を
モータ駆動により回転可能とし、該前後のスプロケット
4、4に対して左右夫々にチェーン5を掛け渡すと共
に、左右夫々のガイドレール1、1について、前記内側
レール2と前記外側レール3との間に該内外パイプ2、
3の対向曲面に嵌合する形状のゴムタイヤ6を前後に付
設した走行車7を設け、該走行車7を左右のガイドレー
ル1、1に対して対称位置に配して左右夫々のチェーン
5、5に回動可能に接続し、左右のガイドレール1、1
の各走行車7、7どうしを該走行車7の走行方向にやや
反った曲面形状の排土板8で連結したことを特徴とする
ものである。
【0009】また、前記走行車7は左右夫々のガイドレ
ール1、1ごとに等間隔を開けて2個以上設け、左右ガ
イドレール1、1の対称位置に配した各走行車7、7ど
うしを前記排土板8で夫々連結した構成としてもよい。
【0010】
【作用】上記の構成においては、モータ駆動によりスプ
ロケット4が回転すると、該スプロケット4の回転に従
動して左右のチェーン5、5が前後のスプロケット4、
4間で回動する。そして、左右夫々のチェーン5、5に
接続された走行車7、7を左右対称位置で排土板8で連
結しておけば、左右の走行車7、7は左右のガイドレー
ル1、1の内側レール2と外側レール3間に沿って連続
的にトラック走行し、排土板8を走行方向に押し出すこ
とができる。これにより、排土板8に押された土砂ピッ
ト10内の土砂は排土板8の移動方向に均される。
【0011】また、走行車7の前後に設けられたゴムタ
イヤ6、6は内側パイプ2と外側パイプ3の対向曲面に
嵌合する形状、即ち繭形のような形状をしているので、
内側パイプ2と外側パイプ3との間がトラック全周にわ
たって一定の間隔を保つ以上、常に内外パイプ2、3の
対向曲面に嵌合した状態で回転し、ガイドレール1から
の走行車7の離脱を阻止する。
【0012】さらに、この装置においては、走行車7の
軌道として、断面丸形のパイプから形成した内側レール
2と外側レール3を使用してあるから、これら内側レー
ル2と外側レール3に土砂がかかっても、その曲面形状
により土砂は付着せずに落下し、ゴムタイヤ6が内外レ
ール2、3との接触面間で土砂を噛むことがなく、円滑
且つ清音状態で走行することができる。
【0013】また、本装置のガイドレール1は、以上の
ようなトラック軌道を成し、走行車7はこのトラック軌
道を、前後のスプロケット4、4で回動させるチェーン
駆動により連続的にトラック走行させるものであるか
ら、ストローク駆動特有の騒音が発生せず、装置を比較
的静かに稼動することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0015】図1は、本考案の均し装置を土砂ピットに
設置した状況を示す側面図である。図2は、図1の均し
装置の平面図である。図3は、図1のA−A線に沿う断
面図である。
【0016】図1に示すように、断面丸形の金属パイプ
を用いて、内側レール2による内側軌道と外側レール3
による外側軌道とが全周にわたって所定間隔を保った二
重のトラック軌道を成すように形成することにより、一
対のガイドレール1を構成する。
【0017】縦穴状に形成した土砂ピット10内の要所
に複数の支柱11を建て、上記ガイドレール1を、内側
レール2と外側レール3との間隔を所定間隔で保持した
まま横長状に起立した状態で、図2に示すように、左右
平行に等間隔で配し、上記支柱11で固定支持する。本
発明においては、左右に配したガイドレール1、1で一
組の均し装置を構成するものであり、このような一組の
ガイドレール1、1を、必要に応じて幾組も設けるがで
きる。
【0018】なお、後述するように各ガイドレール1の
内外レール2、3の対向曲面を、走行車7のタイヤ軌道
として使用するため、内外レール2、3の対向曲面を全
周にわたって開放しておく必要がある。このため、支柱
11に対するガイドレール1の固定方法、即ち、内側レ
ール2と外側レール3とを支柱11に固定するには、こ
れら内外レール2、3の対向曲面を全周にわたって開放
した状態で支柱11に対してボルト固定或はクランプ止
めする必要がある。
【0019】左右の各ガイドレール1、1の前後端の周
内には内側レール2と外側レール3間に沿って外周が位
置するようにスプロケット4を四方に配し、前後スプロ
ケット4、4のいずれかに回転モータ9の出力軸を連結
軸9aで接続し、このモータ9を接続した側の左右のス
プロケット4、4を連結軸12で結合しておく。
【0020】モータ9は、図3に示すように、例えば土
砂ピット10の周辺土壌に固定してもよいし、土砂ピッ
ト10の架構体に固定してもよい。
【0021】また、図1において各スプロケット4の支
持手段は図示を省略してあるが、土砂ピット10の周
辺、又は図2に示した支柱11aを利用して支持状態に
する。そして、前後のスプロケット4、4に対して左右
夫々にブロックチェーン5、5を掛け渡す。
【0022】左右夫々のガイドレール1、1をトラック
走行する走行車7は、内側レール2と外側レール3との
間で各パイプの対向曲面に嵌合するまゆ型形状のゴムタ
イヤ6、6を前後に付設した構成とし、この走行車7の
略中心位置に上記チェーン5を回動自在にピン接合す
る。これにより、モータ9の駆動によりスプロケット4
が回転するに従い、チェーン5が前後のスプロケット
4、4間で回動すると、チェーン5の回動に従って走行
車7が内側レール2と外側レール3間で保持された状態
で走行する。
【0023】このような走行車7を左右のガイドレール
1、1に対して対称位置に配して、左右のガイドレール
1、1の各走行車7、7どうしを排土板8で連結する。
【0024】排土板8は、回転モータ9の回転方向(図
1において一点鎖線で示す)による走行車7の走行方向
にやや反った曲面形状を成し、これに当たる土砂14の
押し出し効率を良くしてある。
【0025】ここで、図1に示すように、左右夫々のガ
イドレール1、1ごとに、例えば2個の走行車7、7を
等間隔で設け、それらを左右ガイドレール1、1の対称
位置に配して、左右の走行車7、7どうしを排土板8で
夫々連結すると、ガイドレール1、1の下側を走行する
走行車7が下側軌道の始端にあるとき、上側を走行する
走行車7も上側軌道の始端にあり、下側軌道の走行車7
が終端に至って土砂の押し出しを終えると、上側軌道の
走行車7は下側軌道への待機状態にあって両者は交互に
下側軌道を走行する。
【0026】これにより、排出口13から投下され、砂
ピット10の底面上に積み上げられた土砂14に対し
て、いずれかの排土板8が常に押し出し作用することと
なる。なお、各ガイドレール1について走行車7の配置
数、即ち排土板8の配置数は、一個でもよく、又上記の
ように等間隔で2個配置してもよい。さらに複数の排土
板8を等間隔で配置することにより、均し作業の間隔を
詰めることができ、多量に排出される土砂に対して効率
の良い均し作業が可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の土砂ピッ
トの均し装置によれば、排出口から土砂ピット内の偏っ
た位置に排出され、山積みされた土砂を、土砂ピット内
に略均一に均すことができるので、土砂ピットの貯留効
率を上げることができ、土砂ピットの内容積を従来に比
べて大幅に縮小できる。
【0028】また、排土板を押し出し移動する走行車
は、トラック軌道を連続的に循環走行するものであるか
ら、ストローク駆動特有の騒音が発生せず、装置を比較
的静かに稼動することができ、昼間のみならず夜間の騒
音対策にも有効である。
【0029】また、走行車の軌道として、断面丸形のパ
イプを使用してあるから、ガイドレールに土砂がかかっ
ても、土砂は付着せずに落下し、ゴムタイヤが接触面間
で土砂を噛むことがなく、円滑且つ清音状態で走行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の均し装置を土砂ピットに設置
した状況を示す側面図である。
【図2】図2は、図1の均し装置の平面図である。
【図3】図3は、図1のA−A線に沿う断面図である。
【符合の説明】
1…ガイドレール、2…内側レール、3…外側レール、
4…スプロケット、5…チェーン、6…ゴムタイヤ、7
…走行車、8…排土板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 達雄 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面丸形のパイプを内側と外側とに所定間
    隔をあけて二重のトラック状に形成した内側レール2と
    外側レール3とから成る一対のガイドレール1を、横長
    状に起立した状態で土砂ピット10の上方に左右等間隔
    で平行に配置し、左右のガイドレール1、1の夫々の前
    後端の周内には、前記内側レール2と前記外側レール3
    間の軌道に沿って外周が位置するスプロケット4を前後
    夫々左右のガイドレール1、1間で連結状態に設け、該
    前後のスプロケット4をモータ駆動により回転可能と
    し、該前後のスプロケット4、4に対して左右夫々にチ
    ェーン5を掛け渡すと共に、左右夫々のガイドレール
    1、1について、前記内側レール2と前記外側レール3
    との間に該内外パイプ2、3の対向曲面に嵌合する形状
    のゴムタイヤ6を前後に付設した走行車7を設け、該走
    行車7を左右のガイドレール1、1に対して対称位置に
    配して左右夫々のチェーン5、5に回動可能に接続し、
    左右のガイドレール1、1の各走行車7、7どうしを該
    走行車7の走行方向にやや反った曲面形状の排土板8で
    連結したことを特徴とする土砂ピットの均し装置。
  2. 【請求項2】前記走行車7は左右夫々のガイドレール
    1、1ごとに等間隔を開けて2個以上設け、左右ガイド
    レール1、1の対称位置に配した各走行車7、7どうし
    を前記排土板8で夫々連結したことを特徴とする請求項
    1記載の土砂ピットの均し装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102745523A (zh) * 2012-07-19 2012-10-24 北京世纪国瑞环境工程技术有限公司 一种渣箱自动平料装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102745523A (zh) * 2012-07-19 2012-10-24 北京世纪国瑞环境工程技术有限公司 一种渣箱自动平料装置

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