JPH06182847A - 合成樹脂体の製造方法 - Google Patents

合成樹脂体の製造方法

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JPH06182847A
JPH06182847A JP4340541A JP34054192A JPH06182847A JP H06182847 A JPH06182847 A JP H06182847A JP 4340541 A JP4340541 A JP 4340541A JP 34054192 A JP34054192 A JP 34054192A JP H06182847 A JPH06182847 A JP H06182847A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築用材やクッション材等の様々な用途に適
用するに好適な合成樹脂板の製造方法を提供する。 【構成】 ポリプロピレン等の合成樹脂に鋸屑、籾殻又
は活性炭及び炭酸カルシウム等を混入して押出機2に供
給し、前記混入物に含まれた水分を利用して前記合成樹
脂を発泡させながら押し出す。次いで、これを冷却装置
5により冷却しつつ引き取るようにして、合成樹脂板を
製造する。また、この合成樹脂板の両側をスリットし、
前記スリットされた細片を粉砕した後、前記押出機2に
供給するようにしてもよい。更に、合成樹脂を発泡させ
ながら押し出す前に、混入物に水分又は可塑剤や発泡剤
等を一定分量に調整しつつ添加するようにしてもよい。 【効果】 再利用が可能で、工業的にも経済的にも地球
にやさしい合成樹脂板の製造方法を提供できる。種々の
用途に応じた発泡率を有する合成樹脂板が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再利用が可能で、建築
用材やクッション材等の様々な用途に適用するに好適な
合成樹脂体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の農園芸用のパイプの一例
を示す図であり、(a)は正面図、(b)は断面図、図
11は従来の角材の代用品の一例を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は使用状態を示す側面図であ
る。
【0003】従来、押出機に取り付けられたダイスより
押し出されて製造された筒状又は板状の合成樹脂製のパ
イプ又は板等があった。
【0004】その用途としては、農園芸用のパイプ、
角材の代用品、外壁材、内装材、ルーフィン
グ、側板、屋根瓦等の下敷、ダンボールなどが挙
げられる。
【0005】農園芸用のパイプ 現在、イボ竹と称する農園芸用のパイプが使用されてい
る。これは、図10に示すように、鉄パイプ27に合成
樹脂29を被覆又はコーティングしたもので、資源のリ
サイクルには不向きである。
【0006】角材の代用品 錆びやすい鋼材、機械等を梱包する際は、従来からの木
製の角材では、水分が蒸発して鋼材、機械等に錆びが発
生することから、図11に示す通り、木製の角材30に
合成樹脂製のシュリンクフィルム31を被覆して使用し
ていたが、被覆の手間がかかる欠点があった。
【0007】外壁材 従来の外壁材としては、組木上にルーフィング紙を張
り、その上にラス網を張り、モルタル・セメント仕上げ
をしていたが、資材も多く必要となり、手間もかかる。
【0008】内装材 上記外壁材と同様、資材が多く必要となり、手間がかか
る。
【0009】ルーフィング 従来、コールタール紙等が使用されているが、破れやす
く取扱い上不便であった。
【0010】側板 従来、ゴム、紙、ウレタン等が使用されているが、一長
一短で使用目的の異なるものには不向きである。
【0011】屋根瓦等の下敷 従来、屋根瓦を張る際にソギ板という薄くそいだ杉板等
が使用され、また最近では、杉板等を全面に張り、その
上にルーフィング紙を張っていたが、豪雪地帯において
は湿気による破損が激しく、防音・防冷にはあまり効果
がなく、また、杉板等は大工等が滑って怪我をする事故
も多発していた。
【0012】ダンボール 従来のダンボールは紙で作られていたので、耐水性、耐
酸性、耐老化性に劣っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】最近、産業廃棄物とし
て再利用を望まれている合成樹脂において、その再利用
は遅々として進捗していない。
【0014】本発明は、上記事情に鑑み、再利用が可能
で、工業的にも経済的にも地球にやさしい合成樹脂体の
製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、合成樹
脂に鋸屑及び炭酸カルシウム等を混入して押出機(2)
に供給し、前記混入物に含まれた水分を利用して前記合
成樹脂を発泡させながら押し出し、これを冷却手段
(5、22)により冷却しつつ引き取るようにして構成
される。
【0016】また、本発明は、分子構造の異なる2種類
以上の合成樹脂に鋸屑、籾殻又は活性炭等を混入して押
出機(2)に供給し、前記混入物に含まれた水分を利用
して前記合成樹脂を発泡させながら押し出し、これを冷
却手段(5、22)により冷却しつつ引き取るようにし
て構成される。
【0017】また、本発明は、合成樹脂に鋸屑及び炭酸
カルシウム、更に必要に応じて籾殻、活性炭等を混入し
て押出機(2)に供給し、前記混入物に含まれた水分を
利用して前記合成樹脂を発泡させながら押し出し、これ
を冷却手段(5、22)により冷却しつつ引き取って合
成樹脂体(25)を製造し、前記合成樹脂体の両側をス
リットし、前記スリットされた細片を粉砕した後、前記
押出機に供給するようにして構成される。
【0018】また、上記合成樹脂を発泡させながら押し
出す前に、上記混入物に水分又は可塑剤や発泡剤等を一
定分量に調整しつつ添加するようにして構成される。
【0019】なお、括弧内の番号は、図面における対応
する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発明
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このこ
とは、「特許請求の範囲」及び「作用」の欄についても
同様である。
【0020】
【作用】上記した構成により、本発明は、合成樹脂が発
泡することによって表面に不規則な凹凸を有する合成樹
脂体(25)が生成され、また、合成樹脂体の両側の細
片を粉砕して押出機(2)に供給することにより、合成
樹脂を再活用することが出来る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0022】図1は本発明による合成樹脂体の製造方法
の一実施例が適用される製造装置の一例を示す正面図、
図2は本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例が
適用される製造装置の別の例を示す正面図、図3は図2
に示す製造装置の要部の側面図、図4は本発明による合
成樹脂体の製造方法の一実施例が適用される製造装置の
更に別の例を示す正面図、図5は本発明による合成樹脂
体の製造方法の一実施例を適用して製造した円筒状の合
成樹脂体の三例を示す斜視図であり、(a)は内部空洞
が円形断面のもの、(b)は内部空洞が星形断面のも
の、(c)は内部空洞が螺旋状のもの、図6は本発明に
よる合成樹脂体の製造方法の一実施例を適用して製造し
た角柱状の合成樹脂体の一例を示す図であり、(a)は
斜視図、(b)は使用状態を示す側面図、図7は本発明
による合成樹脂体の製造方法の一実施例を適用して製造
した平板状の合成樹脂体の一例を示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は断面図、図8は本発明による合成樹
脂体の製造方法の一実施例を適用して製造した平板状の
合成樹脂体の別の例を示す図であり、(a)は断面図、
(b)は使用状態を示す断面図、図9は本発明による合
成樹脂体の製造方法の一実施例を適用して製造した平板
状の合成樹脂体の更に別の例を示す図であり、(a)は
断面図、(b)は使用状態を示す斜視図である。
【0023】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実
施例が適用される製造装置1は、図1に示すように、押
出機2を有しており、押出機2の先端(図1左端)には
ダイス3が取り付けられている。ダイス3の図1左方に
は冷却装置5が設置されており、冷却装置5は、水槽
6、冷却口金7、案内板9、真空ポンプバルブ10、真
空ポンプ11、モータ12、引取成型機13、変速モー
タ15、蛇口16、受皿17及び水18から構成されて
いる。即ち、水槽6の図1右端には冷却口金7が設けら
れており、冷却口金7の下側には案内板9が付設されて
いる。また、冷却口金7には真空ポンプバルブ10を介
して真空ポンプ11が接続されており、真空ポンプ11
にはモータ12が接続されている。また、水槽6内には
引取成型機13が設けられており、引取成型機13には
変速モータ15が接続されている。更に、水槽6の上方
には蛇口16が設けられていると共に、水槽6の下方に
は受皿17が設置されており、蛇口16から水槽6内に
水18を供給することが出来ると共に、水槽6内の水1
8を排水口6aを介して受皿17へ排出することが出来
る。
【0024】また、冷却装置5の図1左方には4本のロ
ーラからなる引取ロール19が配設されており、引取ロ
ール19の図1左方には切断装置20が設置されてい
る。更に、切断装置20の図1左方には長さ調整リミッ
トスイッチ板21が設けられている。
【0025】製造装置1は以上のような構成を有するの
で、該製造装置1を用いて合成樹脂体を製造する際に
は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン)に、鋸屑、籾
殻又は活性炭及び炭酸カルシウム、火山灰、タルク等を
混入し、これを約150〜250℃にて熱しながら押出
機2に供給する。次いで、この混入物に含まれた水分を
利用して合成樹脂を発泡させながらダイス3を経て押し
出し、これを案内板9、冷却口金7を介して水槽6内に
導入する。すると、合成樹脂が発泡することによって表
面に不規則な凹凸を有する合成樹脂体が生成されてい
く。更に、真空ポンプ11で真空バキュームしながら引
取成型機13で引取成型し、水槽6内に貯溜された水1
8にて冷却しつつ引取ロール19によって引き取る。こ
うして引き取られた合成樹脂が長さ調整リミットスイッ
チ板21に達すると、リミットスイッチが作動し、切断
装置20が当該合成樹脂を所定の長さで切断して合成樹
脂体25が製造される。この際、ダイス3を各種の形状
のものとすることにより、合成樹脂体25をその用途に
応じて種々の形状(例えば、平板状、円筒状、角柱状な
ど)とすることが出来る。
【0026】更に、資源の有効利用を図る場合には、こ
の合成樹脂体25の両側をスリットし、このスリットさ
れた細片を粉砕機(図示せず)に投入して粉砕した後、
再び押出機2に供給するようにしてもよい。
【0027】ここで、合成樹脂としては、分子構造の異
なる2種類以上のものを用いることも可能である。ま
た、合成樹脂を発泡させながら押し出す前に、混入物に
水分又は可塑剤や発泡剤等を一定分量に調整しつつ添加
するようにしてもよい。
【0028】こうして得られた合成樹脂体25は、種々
の用途に使用することが出来る。例えば、図5(a)、
(b)又は(c)に示すような円筒状の合成樹脂体25
は農園芸用のパイプに使用することが可能であり、合成
樹脂はもとより、木、植物繊維、炭酸カルシウム、火山
灰等々を用途向に混入し押出成型するもので、リサイク
ル商品には最適である。
【0029】また、図6に示すように、角柱状の合成樹
脂体25を角材の代用品として使用すると、錆びないば
かりか、製造に手間がかからない。
【0030】また、これを外壁材として使用する場合に
は、図7に示すように、平板状の合成樹脂体25の片面
に種々の形状の突起25aを形成しておけば、これにモ
ルタル・セメント32を塗布するだけで済む。塗布され
たモルタル・セメント32は、合成樹脂体25に形成さ
れた突起25aによって脱落しにくくなり、また、この
外壁材は保温性に優れ、夏の冷房費、冬の暖房費を削減
することが出来る。従来は、外壁材を通して電線を引く
と、内部の金属製のラスに電気がショートして火災等が
発生する危険性があるが、本発明はこの点も完全に解消
するものである。
【0031】更に、図8に示すような平板状の合成樹脂
体25を内装材として使用すれば、外壁材の場合と同
様、防音・防熱・防冷・吸音等に優れる。この際、図8
(b)に示すように、発泡スチロール等の基材26の両
側にそれぞれ平板状の合成樹脂体25を貼着すれば、一
層効果的である。
【0032】また、平板状の合成樹脂体25をルーフィ
ングとして使用した場合には、防湿性・耐久性・軽量性
に優れる。
【0033】更に、平板状の合成樹脂体25を側板とし
て使用すると、包装物を破損させることなく耐重量性・
耐摩耗性・経済性に優れたものを提供することが出来
る。また、図9に示すように、平板状の合成樹脂体25
を屋根下地材33上に施工して屋根瓦等の下敷として使
用した場合には、表面に凹凸が不規則にあるため、大工
等が滑って怪我をする事故を未然に防止することが出来
ると共に、屋根瓦との密着性が高まり、板等が腐るのを
防止し、少量の熱消費量で夏は涼しく冬は暖かいものと
なる。
【0034】更に、これをダンボールとして使用すれ
ば、耐圧性、耐水性、耐酸性に優れた箱を作ることが出
来る。しかも、Wカートンの代用、通函の代用又は輸出
用箱に使用することにより、工業性、経済性、実用性の
高い合成樹脂製箱を提供することが可能となる。
【0035】なお、上述の実施例においては、ダイス3
の形状を適宜選定することによって所望の形状の合成樹
脂体25を製造した場合について説明したが、円筒状に
押し出したものを切り開くようにして平板状の合成樹脂
体25を製造することも出来る。以下、この製造方法に
ついて説明する。
【0036】即ち、この製造方法に用いられる製造装置
1Aは、図2に示すように、押出機2を有しており、押
出機2の先端(図2左端)には、図2及び図3に示すよ
うに、所定の直径(例えば、350mm)のリング状のダ
イス3が取り付けられている。ダイス3の図2左方には
冷媒吐出装置22が設置されており、冷媒吐出装置22
の図2左方には4本のローラからなる引取ロール19が
配設されている。引取ロール19の図2左方には切断装
置20が設置されており、切断装置20の図2左方には
長さ調整リミットスイッチ板21が設けられている。
【0037】製造装置1Aは以上のような構成を有する
ので、該製造装置1Aを用いて平板状の合成樹脂体25
を製造する際には、上述の製造装置1の場合と同様に行
なうが、リング状のダイス3から押し出された円筒状の
合成樹脂をスリットして所定の幅(例えば、350mm径
の場合は、350mm×3.14=1099mm)の平板状
にする点と、水槽6その他から構成される冷却装置5の
代わりに冷媒吐出装置22を用いて、冷却気体又は冷却
液体を吐出して冷却する点が異なる。
【0038】なお、平板状の合成樹脂体25を所定の長
さで切断する必要がない場合には、切断装置20及び長
さ調整リミットスイッチ板21の代わりに、図4に示す
ように、巻取機23を設置して、平板状の合成樹脂体2
5を渦巻き状に巻き取るようにすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
合成樹脂に鋸屑及び炭酸カルシウム等を混入して押出機
2に供給し、前記混入物に含まれた水分を利用して前記
合成樹脂を発泡させながら押し出し、これを冷却装置
5、冷媒吐出装置22等の冷却手段により冷却しつつ引
き取るようにして構成したので、再利用が可能で、工業
的にも経済的にも地球にやさしい合成樹脂体25の製造
方法を提供することが可能となる。
【0040】また、本発明によれば、分子構造の異なる
2種類以上の合成樹脂に鋸屑、籾殻又は活性炭等を混入
して押出機2に供給し、前記混入物に含まれた水分を利
用して前記合成樹脂を発泡させながら押し出し、これを
冷却装置5、冷媒吐出装置22等の冷却手段により冷却
しつつ引き取るようにして構成したので、再利用が可能
で、工業的にも経済的にも地球にやさしい合成樹脂体2
5の製造方法を提供することが出来る。
【0041】また、本発明によれば、合成樹脂に鋸屑及
び炭酸カルシウム、更に必要に応じて籾殻、活性炭等を
混入して押出機2に供給し、前記混入物に含まれた水分
を利用して前記合成樹脂を発泡させながら押し出し、こ
れを冷却装置5、冷媒吐出装置22等の冷却手段により
冷却しつつ引き取って合成樹脂体25を製造し、前記合
成樹脂体25の両側をスリットし、前記スリットされた
細片を粉砕した後、前記押出機2に供給するようにして
構成したので、合成樹脂体25の両側の細片を粉砕して
押出機2に供給することにより、合成樹脂を再活用して
資源の有効利用を企図することが可能となる。
【0042】更に、上記合成樹脂を発泡させながら押し
出す前に、上記混入物に水分又は可塑剤や発泡剤等を一
定分量に調整しつつ添加するようにして構成すると、合
成樹脂の発泡率を適宜制御することが出来ることから、
種々の用途に応じた発泡率を有する合成樹脂体25を得
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
が適用される製造装置の一例を示す正面図である。
【図2】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
が適用される製造装置の別の例を示す正面図である。
【図3】図2に示す製造装置の要部の側面図である。
【図4】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
が適用される製造装置の更に別の例を示す正面図であ
る。
【図5】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
を適用して製造した円筒状の合成樹脂体の三例を示す斜
視図であり、(a)は内部空洞が円形断面のもの、
(b)は内部空洞が星形断面のもの、(c)は内部空洞
が螺旋状のものである。
【図6】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
を適用して製造した角柱状の合成樹脂体の一例を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は使用状態を示す側面
図である。
【図7】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
を適用して製造した平板状の合成樹脂体の一例を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図8】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
を適用して製造した平板状の合成樹脂体の別の例を示す
図であり、(a)は断面図、(b)は使用状態を示す断
面図である。
【図9】本発明による合成樹脂体の製造方法の一実施例
を適用して製造した平板状の合成樹脂体の更に別の例を
示す図であり、(a)は断面図、(b)は使用状態を示
す斜視図である。
【図10】従来の農園芸用のパイプの一例を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は断面図である。
【図11】従来の角材の代用品の一例を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は使用状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
2……押出機 5……冷却手段(冷却装置) 22……冷却手段(冷媒吐出装置) 25……合成樹脂体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂に鋸屑及び炭酸カルシウム等を
    混入して押出機(2)に供給し、 前記混入物に含まれた水分を利用して前記合成樹脂を発
    泡させながら押し出し、 これを冷却手段(5、22)により冷却しつつ引き取る
    ようにして構成した合成樹脂体の製造方法。
  2. 【請求項2】 分子構造の異なる2種類以上の合成樹脂
    に鋸屑、籾殻又は活性炭等を混入して押出機(2)に供
    給し、 前記混入物に含まれた水分を利用して前記合成樹脂を発
    泡させながら押し出し、 これを冷却手段(5、22)により冷却しつつ引き取る
    ようにして構成した合成樹脂体の製造方法。
  3. 【請求項3】 合成樹脂に鋸屑及び炭酸カルシウム、更
    に必要に応じて籾殻、活性炭等を混入して押出機(2)
    に供給し、 前記混入物に含まれた水分を利用して前記合成樹脂を発
    泡させながら押し出し、 これを冷却手段(5、22)により冷却しつつ引き取っ
    て合成樹脂体(25)を製造し、 前記合成樹脂体の両側をスリットし、 前記スリットされた細片を粉砕した後、前記押出機に供
    給するようにして構成した合成樹脂体の製造方法。
  4. 【請求項4】 合成樹脂を発泡させながら押し出す前
    に、混入物に水分又は可塑剤や発泡剤等を一定分量に調
    整しつつ添加するようにして構成した請求項1又は請求
    項2又は請求項3記載の合成樹脂体の製造方法。
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