JPH0618144Y2 - 蓄圧器に対して圧縮天然ガスを蓄圧するための装置 - Google Patents

蓄圧器に対して圧縮天然ガスを蓄圧するための装置

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JPH0618144Y2
JPH0618144Y2 JP10839290U JP10839290U JPH0618144Y2 JP H0618144 Y2 JPH0618144 Y2 JP H0618144Y2 JP 10839290 U JP10839290 U JP 10839290U JP 10839290 U JP10839290 U JP 10839290U JP H0618144 Y2 JPH0618144 Y2 JP H0618144Y2
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JP
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pressure accumulator
pressure
natural gas
accumulator
filling
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JP10839290U
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則夫 糸井
延夫 青木
志朗 岡崎
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、圧縮天然ガス(CNG)を燃料とする自動車
搭載ボンベに対して圧縮天然ガスを供給する蓄圧器に対
して圧縮天然ガスを蓄圧するための装置に関する。
[従来の技術] CNGを燃料とする自動車は、わが国においては実験段
階であり、この自動車の燃料ボンベに燃料を充填する充
填所も、現在数地点に留まっている。しかし、燃料ボン
ベに用いている可搬式の高圧容器(ボンベ)そのもの
は、工業用として広く用いられており、その充填所も数
多く存在する。どちらも充填方式としては、圧縮機とボ
ンベを供給ラインで直接接続し、圧縮機で徐々に充填す
る時間充填方式と、圧縮機吐出ガスを一旦蓄圧器に蓄え
ておき、ここからボンベに充填する急速充填方式があ
る。急速充填方式についても2方式があり、ひとつは蓄
圧気の蓄圧圧力をボンベの最高充填圧力に保ち、充填す
るときは充填圧力を制御することなく充填し、蓄圧器と
ボンベが同圧となったときに充填を終了する方式であ
る。この充填方式においては、圧縮機吐出量が充填流量
を下回る分、蓄圧器圧力が低下するため、ボンベに最高
充填圧力で充填するためには、充填ラインを切り替えて
圧縮機で直接追加充填する必要がある。もう一つの方式
では、蓄圧器の圧力をボンベの最高充填圧力よりも十分
高く保ち、充填する際はボンベの充填圧力が最高充填圧
力に達する直前に蓄圧器とボンベの間にある遮断弁を閉
じる方式である。
第2図は後者の急速充填方式(装置)を示すもので、符
号の101は蓄圧器、102は燃料充填ライン、103は自動車
に積載された燃料ボンベ、104は燃料充填ライン102に取
り付けられた圧力計、105は天然ガス供給ライン106から
供給された天然ガスを圧縮して蓄圧器101に蓄えるため
の圧縮機にして、蓄圧器101から燃料ボンベ103へのガス
の充填は、蓄圧器101内に蓄積された圧力によって行な
い、圧力計104が所定の圧力に達したところで遮断弁107
を手動又は自動で閉止して充填を終了する方式である。
[従来技術に求められる課題] しかし、この従来の急速充填方式は、次のような欠点が
ある。
蓄圧器101の圧力で充填するため、燃料ボンベ103に充填
される圧力は蓄圧器101の圧力を超えることはない。こ
のため、充填頻度が増えると蓄圧器101の圧力が低下
し、燃料ボンベ103に充填可能な圧力が低下する。
勿論、このような充填可能な圧力が低下した場合には、
充填ラインを切り替えて圧縮機で直接追加充填すること
は可能であるが、このような追加充填方式を採用する
と、手続が面倒であるばかりでなく、充填に時間がかか
るという問題がある。
本考案の目的は、負荷が増しても燃料ボンベへの圧力の
低下を来たさないように工夫した蓄圧器への圧縮天然ガ
スの供給装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案の構成は次のとおりである。
圧縮天然ガスを蓄圧するための圧力計9付高圧蓄圧器1
と圧力計10付可変圧蓄圧器2を設けたこと、 前記高圧蓄圧器1に対しては切替弁7付の高圧蓄圧ライ
ン5を経由して、可変圧蓄圧器2に対しては切替弁8付
の可変圧蓄圧ライン6を経由して圧縮天然ガスを供給す
るための天然ガス圧縮機3を設けたこと、 前記天然ガス圧縮機3を運転して高圧蓄圧器1及び可変
圧蓄圧器2に圧縮天然ガスを蓄圧する場合、双方が蓄圧
開始条件を満たしている場合には常に高圧蓄圧器1側を
優先し、この高圧蓄圧器1側が所定圧力に達したところ
で切替弁7を閉、切替弁8を開に制御して可変圧蓄圧器
2側に蓄圧を行うと共に天然ガス圧縮機の蓄圧運転開始
条件を高圧蓄圧器1の下限又は可変圧蓄圧器2の下限と
する制御を行う制御器11を設けたこと、 を特徴とする蓄圧器に対して圧縮天然ガスを蓄圧するた
めの装置。
[作用] 高圧蓄圧器1と可変圧蓄圧器2の圧力は圧力計9、10
により夫々常に監視されており、この何れかの蓄圧圧力
が下限に達すると、制御器11は、天然ガス圧縮機3の
運転を開始させ、何れか一方の下限圧に達した側へ圧縮
天然ガスを供給する。この際、双方に圧力が下限に達し
た場合には、優先的に高圧蓄圧器1側へ供給し、この高
圧蓄圧器1の圧力が上限に達した処で可変圧蓄圧器2側
へ切替弁7を閉、切替弁8を閉に切り替えて上限に達す
るまで圧縮天然ガス供給を行う。
自動車の燃料ボンベへの供給は、先ず可変圧蓄圧器2側
で行い、最終的なボンベ圧の確保は高圧蓄圧器1で行
う。
[実施例] 第1図に本考案の実施例を示す。
符号の1は高圧蓄圧器、2は可変圧蓄圧器にして、ボン
ベへの充填開始時は高圧蓄圧器1ならびに可変圧蓄圧器
2は最高蓄圧圧力に保たれている。
3は供給天然ガスライン12から供給される天然ガスを
圧縮する天然ガス圧縮機にして、この圧縮機3から送り
出される圧縮天然ガスは、圧縮天然ガス蓄圧ライン4を
通り、高圧蓄圧ライン5と可変圧蓄圧ライン6から高圧
蓄圧器1と可変圧蓄圧器2に夫々供給される。7と8は
切替弁、9、10は圧力計、11は制御器にして、次の
如き制御を行う。
高圧蓄圧器1又は可変圧蓄圧器2の圧力が下限に達した
ことを圧力計9又は10が検出した場合、先ず、圧縮機
3の運転を開始して切替弁7を開き、切替弁8を閉じて
優先的に高圧蓄圧器1側へ圧縮天然ガスを蓄圧する。そ
して、高圧蓄圧器1の圧力が上限に達すると切替弁7を
閉じ、切替弁8を開いて可変圧蓄圧器2側に蓄圧し、こ
の可変圧蓄圧器2の圧力が上限に達すると切替弁8を閉
じ、圧縮機3の運転を停止する。このように、双方の蓄
圧器の圧力が下限に達した時は優先的に高圧蓄圧器1側
に先ず供給し、何れか一方が下限に達したときにのみこ
の側へ蓄圧する。
自動車の燃料ボンベへの充填は、先ず可変圧蓄圧器2か
ら可変圧充填ライン13aを経由して行い、次の高圧蓄
圧器1から高圧充填ライン13を経由して行う。
[本考案の効果] 本考案は以上のように、蓄圧器を高圧蓄圧器と可変圧蓄
圧器に分け、これら蓄圧器への圧縮天然ガスの蓄圧を、
常に優先的に高圧蓄圧器側から行うように構成した。
一方充填される燃料ボンベの方は、ほとんど空かまたは
補給が必要なほど圧力が下がった状態から充填を開始す
るため、充填初期は、蓄圧器の圧力は、必ずしも燃料ボ
ンベの最高充填圧力以上である必要はなく、ボンベ充填
開始圧力に対し充填可能な圧力であればよい。このため
可変圧蓄圧器においては、充填後の蓄圧器の圧力の下限
値は燃料ボンベの最高充填圧力に制限を受けず、燃料ボ
ンベの充填開始圧力以上まで蓄圧能力を使えることとな
る。また、可変圧蓄圧器の能力は大幅に増加し、高圧蓄
圧器からの払出量が減少するために、高圧蓄圧器側に対
して常に優先的に蓄圧することにより、高圧蓄圧器の圧
力を燃料ボンベの最高充填圧力以上に保持する機会が従
来の方式より増大する。特に、本考案によると負荷に変
動があり、負荷の合計値が天然ガス圧縮機の稼動時間に
吐出する容量の合計に近いか、これを上回っている時に
効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例図、第2図は従来例の説明図で
ある。 1…高圧蓄圧器、2…可変圧蓄圧器 3…天然ガス圧縮機、7、8…切替弁 11…制御器、12…天然ガス供給ライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮天然ガスを蓄圧するための圧力計9付
    高圧蓄圧器1と圧力計10付可変圧蓄圧器2を設けたこ
    と、 前記高圧蓄圧器1に対しては切替弁7付の高圧蓄圧ライ
    ン5を経由して、可変圧蓄圧器2に対しては切替弁8付
    の可変圧蓄圧ライン6を経由して圧縮天然ガスを供給す
    るための天然ガス圧縮機3を設けたこと、 前記天然ガス圧縮機3を運転して高圧蓄圧器1及び可変
    圧蓄圧器2に対して圧縮天然ガスを蓄圧する場合、双方
    が蓄圧開始条件を満たしている場合には常に高圧蓄圧器
    1側を優先し、この高圧蓄圧器1側が所定圧力に達した
    ところで切替弁7を閉、切替弁8を開に制御して可変圧
    蓄圧器2側に蓄圧を行うと共に天然ガス圧縮機の蓄圧運
    転開始条件を高圧蓄圧器1の下限又は可変圧蓄圧器2の
    下限とする制御を行う制御器11を設けたこと、 を特徴とする蓄圧器に対して圧縮天然ガスを蓄圧するた
    めの装置。
JP10839290U 1990-10-16 1990-10-16 蓄圧器に対して圧縮天然ガスを蓄圧するための装置 Expired - Lifetime JPH0618144Y2 (ja)

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JPH0464700U JPH0464700U (ja) 1992-06-03
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