JPH06181433A - アナログ−ディジタルコンバータのsn比測定方法 - Google Patents

アナログ−ディジタルコンバータのsn比測定方法

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JPH06181433A
JPH06181433A JP35335692A JP35335692A JPH06181433A JP H06181433 A JPH06181433 A JP H06181433A JP 35335692 A JP35335692 A JP 35335692A JP 35335692 A JP35335692 A JP 35335692A JP H06181433 A JPH06181433 A JP H06181433A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確かつ高速のSN比測定方法を提供する。 【構成】 被測定ADC2には、測定用正弦波信号がm
周期(mは2以上の正の整数)にわたり与えられ、AD
C2はm・2x回(xは正の整数)のサンプリングを行
う。これにより得られた時間軸データにFFTやDFT
等の演算が施され、前記時間軸データはm・x個の周波
数軸データに変換される。これらの周波数軸データは、
(p−1)・m+1番目(p=1,2,・・・,x)の
第1の周波数軸データ群と、上記(p−1)・m+1番
目(p=1,2,・・・,x)を除く第2の周波数軸デ
ータ群とに分別されて記憶される。そして、第2の周波
数軸データ群に以下の演算を施すことにより、ノイズ成
分が求められる。 【数1】 上式と、基本波成分(たとえば、m+1番目の周波数軸
データ)とからSN比が求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正確かつ高速にSN比
を求めることができるアナログ−ディジタルコンバータ
(以下、「ADC」と言う)に関する。
【0002】
【技術背景】信号解析におけるディジタル技術が導入・
発展するにつれて、アナログ信号をディジタル信号に変
換するためのADCの発展にも目をみはるものがある。
このADCの特性により信号解析の限界が決まるため、
精度の高い信号解析を行う場合には、それに応じてAD
Cの特性に厳しい精度が要求される。特に、近年では、
動特性と言われる実動作状態に近いADCの特性を重視
する傾向が強まっている。
【0003】この動特性評価で一般的に行われているの
がSN比(Signal/Noise Ratio)測
定であり、理論上、SN比とADCの実効分解能(有効
ビット数)とは、 SN比=a・(有効ビット数)+b (ただし、a,bは仕様等により定まる定数) といった簡単な式で関係づけられている。
【0004】上記SN比は、ADCの性能を直接的に表
しているので、実際にADCを使う立場からも、有益な
評価指針となる。このSN比評価を行うには、図3に示
すように、純度の高い正弦波を生成する信号源11を用
意し、該信号源11からの信号を被測定ADC12に与
え、クロック発生器13からのサンプリングクロックに
よりADC12を動作させる。そしで、サンプリングデ
ータ(時間軸データ)をバッファメモリ14にストア
し、このデータに演算器15により高速フーリエ変換
(FFT)演算を施すことでSN比を求め、適宜の出力
手段(同図では表示器16)に出力している。しかし、
従来SN比の測定には、以下に述べる2つの大きな問題
がある。
【0005】(1)SN比の計算過程におて、基本波と
DC成分以外はノイズ成分として測定にかかるので、信
号源あるいはADCの入力アナログ部,変換特性のゆが
みなどに起因する歪もノイズとして算入されてしまい、
SN比を正しく求めることができない。
【0006】(2)ADCへの正弦波信号の入力レベル
は、ADCのフルスケールであるべきである。なぜな
ら、測定にかかるノイズには、入力レベルに関係のない
成分も含まれており、フルスケール入力とした場合(こ
の場合が、SN比におけるシグナル成分が最も大き
い)、SN比が最もよい結果となるからである。ところ
が、ADCの入力部にはゲインエラー,オフセットエラ
ー等が存在しており、規定されたフルスケール入力値を
入力しても、これらのエラーにより、正弦波の頂上部が
クランプされて歪が増加してしまったり、フルスケール
に及ばなくなってしまう。
【0007】上記(1)の問題に対しては、図3に示し
た信号源としてより歪が小さいものを用いて該歪のノイ
ズへの算入を幾分でも低減することが行われている。し
かし、最近の高分解能、高速ADCを評価するための信
号源は、数MHzで−80〜−90dB程度であるた
め、上記要求に応えることはできず、これ以上純度の高
い信号源(低歪の信号源)の実現は現在の技術ではかな
り難しく、仮にこのような信号源が提供されたとして
も、コスト的な面で実用には適さない。また、ある程度
の歪がノイズに含まれることを許容し、FFT演算の結
果をみて歪と思われる部分を計算から除外する、と言っ
た方法もあるが、どこまでを歪とするかが不明確である
ため、この方法によってもノイズ成分を正確に求めるこ
とはできない。さらに、被測定ADC自身が有する歪の
場合には、ADCが変わるごとにその成分やレベルが変
化するため、その都度計算処理を変えたり、誤差を含む
のを承知で特定の歪のみを取り除いたりする等の処理を
行わざるを得ない。これにより、毎回違った計算をする
必要が生じ、計算に要する時間が膨大となる。逆に計算
時間を短くしようとすると誤差が増大する。
【0008】上記(2)の問題に対しては、ゲンイエラ
ー,オフセットエラーの予想値を考慮し、これらのエラ
ーが生じても正弦波がクランプされない程度(通常90
%位)に入力レベルを下げて評価を行うことが行われて
いる。このような対策を講ずることにより、ゲインエラ
ー,オフセットエラーによる正弦波のクランプを防ぐこ
とができるが、シグナル成分を低く抑えることになるの
で、SN比の評価値の劣化が助長される。また、ADC
の出力からゲインエラー,オフセットエラーを計算して
信号源の出力レベルを再調整したり、フィードバック回
路を組み込んで自動調整したりする方法もあるが、ディ
ジタル演算に時間がかかる等、正しい出力レベルを得る
ことができるかわりに、測定効率が悪くなってしまう。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記のような問題を解決するた
めに提案されたものであって、正確かつ高速のSN比測
定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【発明の概要】本発明のSN比測定方法では、測定用正
弦波信号が、信号源から被測定ADCに与えられる。本
発明は、基本的には、前記測定用正弦波信号を、前記被
測定アナログ−ディジタルコンバータにサンプリングさ
せ、該サンプリングにより得られた時間軸データを周波
数軸データに変換し、該周波数軸データのうち、直流成
分、基本波成分および調波成分以外の成分からノイズ成
分を求め、該ノイズ成分と前記基本波成分とに基づきS
N比を求めることを特徴としている。たとえば、同一周
期内での複数のサンプリングにより上記ノイズ成分を求
めることもできるし、複数の周期にわたり複数のサンプ
リングを行い、ノイズ成分の測定結果の平均を取ること
で、ノイズ成分を求めることもできる。
【0011】本発明では、被測定ADCに、測定用正弦
波信号をm周期(mは2以上の正の整数)にわたり与
え、ADCはm・2x回(xは正の整数)のサンプリン
グを行い、以下のようにしてSN比を求めることもでき
る。すなわち、上記サンプリングにより得られた時間軸
データにFFT演算,DFT(Discreet Fo
urier Transform)演算が施され、前記
時間軸データはm・xの周波数軸データ(スペクトラ
ム)に変換される。これらの周波数軸データは、(p−
1)・m+1番目(p=1,2,・・・,x)の第1の
周波数軸データ群と、この第1の周波数データ群を構成
する周波数軸データを含まない第2の周波数軸データ群
とに分別されて記憶される。
【0012】第1の周波数軸データ群は、被測定ADC
が1周期わたり2x回のサンプリングを行ったときの周
波数軸データと等価である。第1の周波数軸データ群に
おける1番目の周波数軸データがDC成分であり、2番
目の周波数軸データ(すなわち、m周期にわたりm・2
x回のサンプリングを行った場合における、m+1番目
の周波数軸データ)が基本波成分である。したがって、
SN比における基本波成分(シグナル成分E
signal)は、
【0013】
【数3】 となる。また、第2の周波数軸データ群から、DC成
分,基本波成分,歪成分を含まないノイズ成分(E
noise)、
【0014】
【数4】 が算出される。(1−1)式,(1−2)式において、
E(i)はi番目の周波数軸成分を表している。なお、
これらの式についての詳細は後述する。こうして、20
log(Esignal/Enoise)により、SN
比が求められる。
【0015】なお、正弦波信号がクランプされるような
場合には、基本波成分は、(1−1)式によらず、時間
軸データ(サンプリングデータ)から求めることもでき
る。なお、FFTでは被変換データ数は2(Nは正の
整数)であることが条件となるため、時間軸データの周
波数軸データへの変換をFFTにより行う場合には、通
常、mは2(tは正の整数)、xは2n−1(nは正
の整数)とされる。一方、DFTでは被変換データ数は
任意であるので、このような制限はなく、mとして3,
5,6等、xとして50,500等の任意の値を採用す
ることができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す説明図であ
る。同図では、信号源1が測定用正弦波信号を生成して
いる。この正弦波信号は、被測定ADC2に与えられ
る。この場合、正弦波は、規定されたフルスケールの振
幅とすることができる。被測定ADC2のサンプリング
クロックは、クロック発生器3により生成されている。
時間軸−周波数軸変換演算を行うことから、時間軸デー
タ(サンプリングデータ)の点数はm・2x(mは2以
上の正の整数,xは正の整数)である。
【0017】ここでは、入力正弦波をディジタル変換し
たデータが偶数となるように、入力正弦波の周波数と、
サンプリングクロックの周波数が決定されている。本実
施例では、x=512,m=2であり、時間軸データの
点数は、m・2x=2048である。すなわち入力正弦
波2周期にわたり2048点のサンプリングを行うこと
にする。たとえば、入力正弦波の周波数が1kHzであ
るとすると、サンプリングクロックの周波数は、1.0
24MHzとなる。
【0018】被測定ADC2によりサンプリングされた
時間軸データは、バッファメモリ4に一旦ストアされ、
時間軸−周波数軸変換器(同図ではFFT演算器5)に
取り込まれる。なお、ここでは、FFT変換を可能とす
るべく、被変換データ(時間軸データ)数が2(Nは
正の整数)個となるようにm,xが選択(この場合に
は、m=2,x=2)されている。時間軸−周波数
軸変換器がDFT演算器等の、上記2の条件に拘束さ
れない演算器である場合には、mを2以上の任意の正の
整数、xを任意の正の整数とすることができる。この演
算器5は、時間軸データを周波数軸データに変換するF
FT演算を行う。このような演算の結果は、通常、実数
部と虚数部とに分けて出力される。ここでは、周波数軸
データは大きさのみからなるデータ(すなわち、スペク
トラム)として出力されているものとする。
【0019】FFT演算により、時間軸データ数の半
分、すなわちm・x(本実施例では1024)の周波数
軸データを得ることができる。これらの周波数軸データ
のうち、(p−1)・m+1番目(p=1,2,・・
・,x)(本実施例では、1番目,3番目,・・・,1
023番目)の周波数軸データが、第1の周波数軸デー
タ群を構成する。上記第1の周波数軸データ群以外の周
波数軸データ、すなわち第2,第4,・・・1024番
目の周波数軸データが、第2の周波数軸データ群とな
る。
【0020】そして、第1の周波数軸データ群はメモリ
7Aに、第2の周波数軸データ群はメモリ7Bにそれぞ
れ別々にストアされる。メモリ7A,7Bへの周波数軸
データの振り分けはデータスイッチ6により行われる。
全ての周波数軸データがメモリ7A,7Bにストアされ
た後、演算器8により前記(1−1)式,(1−2)式
に基づく演算がなされ、必要に応じて、適宜の出力手段
(同図では、表示器9)に表示等がなされる。(1−
1)式,(1−2)式に、m=2,x=1024を各式
に代入すると、SN比におけるシグナル成分E
signalを表す(1−1)式は、以下のように表さ
れる。
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】 となる。上記(2−1)式および(2−2)式から、S
N比が求められる。
【0023】
【数7】
【0024】以下、上記動作を詳細に説明する。理想の
ADCを考えると、上記のようにm周期にわたりm・2
x回のサンプリングを行った場合の時間軸データは、1
周期にわたり2x回のサンプリングを行い、この時間軸
データをm組並べたものと等価である。すなわち、上記
の実施例の場合には、2048点で2周期とった時間軸
データは、1024点で1周期とった時間軸データを2
組並べたものと等価ということになる。
【0025】この結果を時間軸−周波数軸変換すると、
第2の周波数軸データ群は、必ず0となる。すなわち、
m周期にわたりm・2x回のサンプリングを行った場合
(便宜上、「ケースI」と称する)の時間軸データ数
は、1周期にわたり2x回のサンプリングを行った場合
(便宜上、「ケースII」と称する)のm倍になってい
るため、時間軸−周波数軸変換演算による周波数分解能
はm分の1になる。ところが、この場合の時間軸データ
は、1周期あたり2x回のサンプリングを行い、これを
m周期分とった時間軸データと内容は実質上同一であ
る。換言するなら、ケースIにおける時間軸データに
は、ケースIIにおける時間軸データと異なる情報は含
まれていない。このため、ケースIでの時間軸−周波数
軸変換結果と、ケースIIでの時間軸−周波数軸変換結
果とは全く同一となるはずである。
【0026】この論理を上記実施例にあてはめると、図
2(A),(B)のスペクトラム図に示すように、ケー
スI(2周期にわたり、2048点でサンプリングした
場合)において、周波数軸の奇数番目に現れる周波数軸
データ(図2(A))と、ケースII(1周期にわた
り、1024点でサンプリングした場合)において周波
数軸に順次現れる周波数軸データ(図2(B))とは同
一となる。図2(C)に1周期あたり1024回のサン
プリングが行われている様子を示す。なお、図2
(A),(B)において1番目の周波数軸データE
(1)はDC成分である。また、図2(A)における3
番目の周波数軸データE(3)および図2(B)におけ
る2番目の周波数軸データE(2)は基本波成分であ
る。また、図2(A)の5番目,7番目に現れている周
波数軸データE(5),E(7)および図2(B)の3
番目,4番目に現れている周波数軸データE(3),E
(4)は歪成分である。
【0027】ところで、図1において、ADC2の入力
段のノイズ、量子化誤差によるノイズは、ADC2の計
測時間とは無関係に存在する。このため、実際のADC
2の測定では、周波数軸データを(p−1)・m+1番
目(p=1,2,・・・,x)の周波数軸データ(第1
の周波数軸データ群)以外の周波数軸データ(第2の周
波数軸データ群)は必ずしも0とはならない。ノイズ成
分は、一般式で表すと、
【0028】
【数8】 となる(これらのノイズ成分には歪は一切含まれていな
い)。上記実施例の場合には、
【0029】
【数9】 となる。なお、図2(A)にノイズ成分E(2),E
(4),・・・,E(1024)を示す。
【0030】これらのノイズ成分は、全周波数軸データ
に現れることになる。全周波数軸データに換算するため
には、一般的には(4)式を√{m/(m−1)}倍す
ればよいし、前記実施例の場合には(5)式を√2倍す
ればよい((1−2)式,(2−2)式参照)。なお、
時間軸データの点数が多ければ多い程(周波数軸データ
の分解能が、ノイズの帯域より小さければ小さい程)、
より精度が向上することは言うまでもない。
【0031】一方、(p−1)・m+1番目(p=1,
2,・・・,x)の周波数軸データ(第1の周波数軸デ
ータ群)、具体的には、図1におけるメモリ7Aにスト
アされた周波数軸データは、ケースII場合(1周期に
わたりx点でサンプリングを行った場合)の周波数軸デ
ータと等価である。したがって、基本波成分は、上記第
1の周波数軸データ群のm+1番目の周波数軸データに
より与えられる。
【0032】また、基本波成分は、バッファメモリ4に
ストアされている時間軸データから求めることもでき
る。測定された正弦波のクランプが大きくなければ、時
間軸−周波数軸変換の結果からでも誤差は殆ど無いが、
クランプが大きければ時間軸データから演算することが
好ましい。なお、図1の点線部分を演算回路とコントロ
ール手段で実現することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下の効果を奏することができる。 (1)SN比の計算過程におて、ノイズを、信号源ある
いはADCの入力アナログ部,変換特性のゆがみなどで
生ずる歪と分離して測定することができるので、SN比
を高精度に測定することができる。 (2)ADCの入力部にはゲインエラー,オフセットエ
ラー等ににより、正弦波の頂上部がクランプされて歪が
増加しても、上記したようにノイズの測定には影響しな
い。したがって、フルスケール入力を調整する必要が大
幅に低減されるので、より正確かつ高精度のSN比測定
が可能となる。 (3)上記の効果により、高精度の信号源を用いること
が必須ではなくなるので、ハードウェアの低価格化が可
能となる。 (4)演算器のコントロール手段を変更することで、既
存の回路、機器で本発明の測定方法の実施が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定方法に用いる測定回路の一例を示
す図である。
【図2】本発明の測定方法の作用を説明するための図で
あり、(A)は本発明においてm=2,x=512とし
た場合のスペクトラム図、(B)は従来方法において1
周期にわたり1024回のサンプリングを行った場合の
スペクトラム図、(C)は1周期にわたって1024回
のサンプリングが行われている様子を示す図である。
【図3】従来のSN比測定方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 正弦波信号源 2 被測定ADC 3 クロック発生器 4 バッファメモリ 5 FFT演算器 6 データスイッチ 7A,7B メモリ 8 演算器 9 表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定アナログ−ディジタルコンバータ
    に測定用正弦波信号を与え、 前記測定用正弦波信号を、前記被測定アナログ−ディジ
    タルコンバータにサンプリングさせ、 該サンプリングにより得られた時間軸データを周波数軸
    データに変換し、 該周波数軸データのうち、直流成分、基本波成分および
    調波成分以外の成分からノイズ成分を求め、 該ノイズ成分と前記基本波成分とに基づきSN比を求め
    ることを特徴とするアナログ−ディジタルコンバータの
    SN比測定方法。
  2. 【請求項2】 被測定アナログ−ディジタルコンバータ
    に測定用正弦波信号を与え、 前記測定用正弦波信号をm周期(mは2以上の正の整
    数)にわたり、前記被測定アナログ−ディジタルコンバ
    ータにm・2x回(xは正の整数)サンプリングさせ、 該サンプリングにより得られた時間軸データをm・xの
    周波数軸データに変換し、 該周波数軸データを(p−1)・m+1番目(p=1,
    2,・・・,x)の第1の周波数軸データ群と、これら
    の周波数軸データ群以外の周波数軸データからなる第2
    の周波数軸データ群とに分別して記憶し、 第1の周波数軸データ群および第2の周波数軸データ群
    から、 【数1】 【数2】 を求め(ただし、E(i)はi番目の周波数軸データの
    値)、 これら基本波成分およびノイズ成分に基づきSN比を求
    めることを特徴とするアナログ−ディジタルコンバータ
    のSN比測定方法。
  3. 【請求項3】 基本波成分を、前記サンプリングにより
    得られた時間軸データから求め、この基本波成分と前記
    ノイズ成分とに基づきSN比を求める、ことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のアナログ−ディジタ
    ルコンバータのSN比測定方法。
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