JPH0618132Y2 - 管類保護カバー - Google Patents

管類保護カバー

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JPH0618132Y2
JPH0618132Y2 JP1988069665U JP6966588U JPH0618132Y2 JP H0618132 Y2 JPH0618132 Y2 JP H0618132Y2 JP 1988069665 U JP1988069665 U JP 1988069665U JP 6966588 U JP6966588 U JP 6966588U JP H0618132 Y2 JPH0618132 Y2 JP H0618132Y2
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JP
Japan
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cover body
cover
tubing
side plates
lid
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Application number
JP1988069665U
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English (en)
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JPH01173597U (ja
Inventor
昭八 清水
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Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
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Publication date
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  • Thermal Insulation (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水道管,給水・湯管,冷媒管などの管類を収
容して保護すると共に、管類の露出によって周辺の美観
が害されるのを防止する目的に使用される管類保護カバ
ーに関するものである。
〔従来の技術〕
上記の目的に使用される従来の管類保護カバーC′は、
第4図に示されるように、管類Pを収容するカバー本体
32の側板32aと、蓋体34の側板34aとが相密着
する構造であった。
よって、管類保護カバーC′の内外の断熱性が低いため
に、外気温の低下によってカバー本体32に収容されて
いる管類Pが冷却され、これにより管類Pの外周面に結
露が頻繁に発生していた。
管類保護カバーC′の内部で発生した結露は、このカバ
ーC′の接続部の隙間から外部に染み出て、配管してあ
る部分の壁、床、或いはその周辺の部分を汚してしま
う。
また、管類保護カバーC′は、その断熱性が低いため
に、管が給水・湯管である場合には、湯温が低下された
り、或いは管が水道管である場合には、冬季に凍結して
しまう問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記したような従来の管類保護カバーの有し
ている不具合に鑑み、これを構成しているカバー本体及
び蓋体の形状の工夫のみによって断熱性を高めることを
課題としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る管類保護カバーは、管類を収容するための
カバー本体と、このカバー本体に外嵌される蓋体とから
成る管類保護カバーであって、前記カバー本体は、上方
に管類挿入用の開口部を形成すべく底板に一対の側板が
立設された構造であると共に、前記蓋体は、該カバー本
体の一対の側板よりも広い間隔を有する一対の側板が天
板に延設された構造であり、該蓋体の天板の裏面に断熱
材を一体に装着して、該蓋体を前記カバー本体に外嵌さ
せて、該カバー本体の両側板の間の管類挿入用の開口部
を前記断熱材で閉塞すると共に、該カバー本体と該蓋体
の側板とを該側板の下部で密着させることにより、管類
が収容されるカバー本体の内部と、該カバー本体及び蓋
体の各側板の間に形成される空気層とを完全に隔離させ
たことを特徴としている。
〔実施例〕
第1図ないし第3図に、本考案に係る管類保護カバーC
が示されている。
この管類保護カバーCは、管類Pを収容するためのカバ
ー本体2と、このカバー本体2に外嵌される蓋体4とか
ら成る。カバー本体2と、蓋体4とは、いずれも樹脂で
製作されている。
カバー本体2は、底板6の両側部にそれぞれ側板8が設
けられ、各側板8の基端部は、やや外側に傾斜してい
て、その外側に嵌合凹部10が設けられていると共に、
各側板8の上端部は内側に傾斜していて、その間に管類
Pを挿入するための開口部12が設けられている。
蓋体4は、天板14の両側部にそれぞれ側板16が下方
に向かって設けられ、各側板16の下端部の内側に嵌合
凸部18が設けられ、前記天板14の裏面に断熱材20
が接着等の適宜の手段により一体に装着されたものであ
る。蓋体4を構成する一対の側板16の間隔は、前記カ
バー本体2を構成する一対の側板8の間隔よりも広く形
成されている。また、この側板16は、天板14に対し
てほぼ垂直に設けられている。
カバー本体2の開口部12から管類Pを押し込むと、そ
の側板8が外方に弾性変形して、カバー本体2の内部に
管類Pが収容される。その後に、管類Pが収容されてい
るカバー本体2の外側に蓋体4を覆い被せて押し込む
と、カバー本体2の嵌合凹部10と蓋体4の嵌合凸部1
8とが嵌合されて、カバー本体2に蓋体4が外嵌される
と共に、その内部においては、蓋体4の天板14の裏面
に接着された断熱材20によって、カバー本体2の両側
板8の間に形成される開口部12が閉塞される。
このようにして、カバー本体2に蓋体4が外嵌された状
態では、第1図及び第2図に示されるように、カバー本
体2の側板8と、蓋体4の側板16との間に各側板8,
16の高さ方向の全域にわたって大きな空気層Mが形成
される。この空気層Mと、管類Pが収容されているカバ
ー本体2の内部とは、断熱材20によって完全に隔離さ
れるため、断熱性が高められる。
〔考案の効果〕
本考案に係る管類保護カバーは、蓋体に設けられる一対
の側板の間隔をカバー本体に設けられる一対の側板の間
隔より広くして、蓋体の天板の裏面に断熱材を一体に装
着して、この蓋体をカバー本体に外嵌させることによ
り、このカバー本体の両側板の間の開口部を前記断熱材
で閉塞し、これにより管類が収容されるカバー本体の内
部と、このカバー本体及び蓋体の各側板の間に形成され
る空気層とを完全に隔離させられるので、それぞれ側板
を有するカバー本体と蓋体との形状の工夫のみによっ
て、その断熱性を著しく高めることができる。
このため、カバー本体に収容された管類に結露が生ずる
のを防止できると共に、管類を保温することができる。
よって、水道管においては、冬季における凍結が防止さ
れる。また、給水・湯管においては、湯温の低下が防止
されると共に、冷媒管においては、冷媒液の温度上昇を
防止できる。
また、蓋体の天板の裏面に断熱材が一体に装着されてい
るために、蓋体をカバー本体に単に嵌め込むのみで、カ
バー本体の両側板の開口部の断熱材により確実に閉塞で
きる。このため、管類を配管して保護カバーに収容する
ための作業性が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る管類保護カバーCの使用状態の
斜視図、第2図は、同じく拡大横断面図、第3図は、同
じく分解斜視図、第4図は、従来の管類保護カバーC′
の横断面図である。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 C:管類保護カバー、P:管類 M:空気層、2:カバー本体 4:蓋体、8:カバー本体の側板 16:蓋体の側板、20:断熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管類を収容するためのカバー本体と、この
    カバー本体に外嵌される蓋体とから成る管類保護カバー
    であって、前記カバー本体は、上方に管類挿入用の開口
    部を形成すべく底板に一対の側板が立設された構造であ
    ると共に、前記蓋体は、該カバー本体の一対の側板より
    も広い間隔を有する一対の側板が天板に延設された構造
    であり、該蓋体の天板の裏面に断熱材を一体に装着し
    て、該蓋体を前記カバー本体に外嵌させて、該カバー本
    体の両側板の間の管類挿入用の開口部を前記断熱材で閉
    塞すると共に、該カバー本体と該蓋体の側板とを該側板
    の下部で密着させることにより、管類が収容されるカバ
    ー本体の内部と、該カバー本体及び蓋体の各側板の間に
    形成される空気層とを完全に隔離させたことを特徴とす
    る管類保護カバー。
JP1988069665U 1988-05-26 1988-05-26 管類保護カバー Expired - Lifetime JPH0618132Y2 (ja)

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JPH01173597U JPH01173597U (ja) 1989-12-08
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