JPH06180361A - Sモードで動作する二次レーダアンテナ - Google Patents

Sモードで動作する二次レーダアンテナ

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JPH06180361A
JPH06180361A JP5190977A JP19097793A JPH06180361A JP H06180361 A JPH06180361 A JP H06180361A JP 5190977 A JP5190977 A JP 5190977A JP 19097793 A JP19097793 A JP 19097793A JP H06180361 A JPH06180361 A JP H06180361A
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JP
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antenna
channel
distribution circuit
column
auxiliary
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JP5190977A
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English (en)
Inventor
Niboyet Michel
ニボエ ミッシェル
Pierre Marie
ピエール マリーズ
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Thales SA
Original Assignee
Thomson CSF SA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q25/00Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
    • H01Q25/02Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns providing sum and difference patterns

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 この発明はSモードで動作する二次レーダア
ンテナに関する。 【構成】 このアンテナは加算チャネル(Σ)、差分チ
ャネル(Δ)および二次ローブ抑圧チャネルを有する超
周波分布回路(2)によりパワーが供給されている放射
エレメントのコラム(1)の列から構成されており、各
チャネルは放射ダイアグラムを提示している。アンテナ
エンドコラム(L、R)のそれぞれは加算チャネルにより形
成されるダイグラムに対しオフセットされている少なく
とも1つの補助放射ダイアグラムを提示しており、他の
アンテナコラム(1)により他の3つのダイアグラムが
形成されている。このSモードの二次レーダの応用はア
ンテナの回りの多数の航空機との通信である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はSモードで動作する二
次レーダアンテナに関する。この発明は特に二次アンテ
ナの回りで多数の航空機と通信を行なうSモード二次レ
ーダシステムに適応できる。
【0002】
【従来の技術】空のトラフィックの増大により二次レー
ダがより多くのコードパルスを送受することが必要とな
る。アンテナビームにより放射され航空機の数が増大す
る領域内で、これらのコードパルスはより長い信号を形
成するため鎖状になっている。コードパルスの送信と受
信の両方を行なうようにされた比較的狭いアンテナビー
ムにより対象とする目標の数が制限されるが、これはこ
れらの信号の送受信に必要な空間放射時間が非常に短い
からである。
【0003】Sモード二次レーダアンテナは一般にシン
グルパルスであり、更に3つの異なるアンテナダイアグ
ラムを実施するチャネルを3種類有している;一番目の
チャネルは加算チャネルと呼びΣで示されている、二番
目のチャネルは差分チャネルと呼びΔで示されている、
二次ローブを抑圧する三番目のチャネルは通常SLS(サイ
ドローブ抑圧)と呼ばれている。受信状態において、加
算チャネルは航空機が送信した信号のパワーを受信する
のに主に使用され、更にこれらの信号に対する応答を検
出することができる、差分チャネルは特に加算チャネル
と共に使用されアンテナのセンターラインからオフセッ
トした航空機を決定し、更に目標の方位を詳細に決定す
るのに使用される信号を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】目標放射時間を増加さ
せる1つの解決策は加算チャネル、Σ、アンテナダイア
グラムを広くすることである。しかし、平均が一定のパ
ワーのピーク送出パワーが低いので、二次レーダの範囲
に対して同じことが適用できる。特に、加算チャネル、
Σのメインローブの幅は国際標準により定められている
ので、このパラメータは変更できない。
【0005】更に、加算ダイアグラムをオフセットする
時最初に生ずる寄生ネットワークローブにより走査が重
なることを防ぐことができるが、この走査はアンテナの
走査に対する加算ダイアグラムで行なわれている。
【0006】他の解決策はレーダの範囲を減少させるこ
となく放射スペースを増加させるためいくつかのアンテ
ナを平行に配置することであるが、この解決策は高価で
サイズが大きい。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的はアンテ
ナの回りの二次レーダにより処理されている通信の数を
増加させるため少なくとも1つの放射ダイヤグラムを加
えることにより前述の欠点を特に解決することである。
【0008】このため、この発明の目的は加算チャネル
(Σ)と差分チャネル(Δ)と、更に二次ローブ抑圧チ
ャネルを有する超周波分布回路により電力が供給されて
いる放射エレメントのコラムの列を有しており、チャネ
ルのそれぞれはイルミネーションとアンテナ放射に関連
したダイアグラムを提示しているが、補助放射ダイアグ
ラムを提示するため少なくとも1つの補助チャネルによ
り、更に他のアンテナコラムで他の3つのダイアグラム
を形成するため他のチャネルによりアンテナエンドコラ
ムが電力を供給されているSモードで動作する二次レー
ダである。
【0009】この発明の大きな利点はアンテナのサイズ
が大きくならないこと、低価格であること、取り付けが
容易であること、である。
【0010】
【実施例】図1はSモード二次レーダの形成法を示して
いる。このレーダは放射エレメントのコラム(1)の列
から成る。例えば、図1のアンテナのコラムは35個であ
る。それぞれには、例えば約10個の放射エレメントがあ
る。超周波分布回路(2)には前述の通り、3種類の超
周波パワー供給チャネル、すなわち図1では加算チャネ
ルΣ、差分チャネルΔ、および二次ローブ抑圧チャネル
Ωがある。これらのチャネルのそれぞれは全てのコラム
(1)内の全ての放射エレメントにパワーを供給してい
る。専門家には構造が良く知られており分布回路(2)
に置かれているカプラと位相シフタにより3つのチャネ
ルのそれぞれに対し周知の放射ダイアグラムが形成され
る。
【0011】図2にはこれらのΣ′、Δ′、およびΩ′
のダイアグラムを示しているが、これらのダイアグラム
によりθが0°に等しい時のアンテナ軸3に対する角度
θの関数として理論的な利得が与えられている。Σ′、
Δ′、Ω′のダイアグラム内の利得はこの軸に対し対称
である。ベルを拡大した形を有し加算チャネルによりパ
ワーが供給されているΣ′ダイアグラムは目標を検出す
るのに使用されており、差分チャネルΔと二次ローブ抑
圧チャネルΩによりそれぞれパワーが供給されている
Δ′とΩ′のダイアグラムは目標の位置を決定するため
使用されている。加算チャネルΣに対するダイアグラム
Σ′は幅が狭く、最大利得より3dB低下の利得の幅は数
度である。ダイアグラムが狭いことにより通信の最大数
が制限されるが、この通信の最大数はこのダイアグラム
が十分広くできないことまたはオフセットされていない
ことにより部分的にアンテナの回りで取り扱われてい
る。更に、分布回路(2)内での超周波パワー供給回路
が複雑でありこの分布回路が小型であることにより、適
正な価格で追加ダイアグラムを加えることが極端に難し
いが、この追加ダイアグラムは分布回路(2)内の他の
チャネルの他に外部から前述のΣ′、Δ′、Ω′のダイ
アグラムに到来する追加チャネルによりパワーが供給さ
れており、アンテナの通信容量が増大する。
【0012】図3は図1に示す横座標xの関数として図
1のアンテナにより形成されるイルミネーションΣ″、
Δ″、Ω″を示しているが、これは長さの方向に沿い更
に軸(3)を横切ったアンテナの平面で取られている。
前述の放射ダイアグラムはこの軸(3)に対する角度θ
の関数であり、イルミネーションは横座標xの関数で示
してある。最初のイルミネーションΣ″は加算チャネル
Σにより形成され、二番目のイルミネーションΔ″は差
分チャネルΔにより形成され、三番目のイルミネーショ
ンΩ″は二次ローブ抑圧チャネルΩにより形成されてい
る。これらのイルミネーションはアンテナの軸(3)に
対し対称であるが、この軸は横座標の直線xの横座標x0
の上のあるポイントを通っている。
【0013】これらのイルミネーションの形は専門家に
は良く知られている。図2の放射ダイアグラムは従来の
方法のフーリエ変換により図3のイルミネーションから
得られる。
【0014】この発明はコラム(1)からアンテナのセ
ンタまたは軸(3)までの距離が増加することに特に基
づいており、種々のアンテナのイルミネーションΣ″、
Δ″、Ω″はこれらが図3に示すようにアンテナのエン
ドの近くでまたはエンドでコラムと同じになるまで類似
性が増すが、軸(3)からのコラム(1)の距離は横座
標xからポイントx0までの距離に対応している。アンテ
ナのエンドにあるコラムのそれぞれから出発すると、コ
ラムの数を決定することが可能であり、3個のイルミネ
ーションΣ″、Δ″、Ω″はこれらのイルミネーション
のそれぞれのABおよびA ′B ′の部分で等しい。これら
のコラムは図4の上でL,Rのかっこにより示している
が、このL,Rのかっこはアンテナの左端のコラム1Lと
アンテナの右端からスタートしているが、このコラムの
それぞれに対するアンテナのダイアグラムの形に多少左
右されている。正確には同数のコラムがアンテナのそれ
ぞれのエンドで選ばれることが好ましい。しかし、この
発明では、実際にはそうではないが、特に右および左で
のコラムの数が同じである可能性がある。
【0015】この発明によれば、これらのLおよびRの
エンドコラムは例えば2つのチャネルによりパワーが供
給され、一方のチャネルは前述のΣ、Δ、Ωのチャネル
により構成されるΣ″、Δ″、Ω″のイルミネーション
に共通なダイアグラムAB、A′B ′の一部を形成してい
るが、他方のチャネルは例えば補助ダイアグラムにアン
テナ軸(3)からオフセットを与える補助イルミネーシ
ョンを形成している。このオフセットは例えばベアリン
グ内にあるが、例えば補助イルミネーションに位相の傾
斜を与えることにより得られる。
【0016】図5において、ベルの形をした補助イルミ
ネーションAUX ″と他のΣ″、Δ″、Ω″のダイアグラ
ムに共通な部分AB,A ′B ′とがアンテナのエンドで
L、Rのコラムにより形成されているが、右側のコラム
Rは例えば補助イルミネーションAUX ″を提示してい
る。図4の例ではエンドのそれぞれにコラムが9個ある
が、この数は異なる場合がある。他の中央コラムは2つ
のエンド部分AB、A ′B ′の間にΣ″、Δ″、Ω″のイ
ルミネーションの部分を提示している。図5に示す場
合、補助イルミネーションAUX ″はアンテナの右側でR
コラムにより形成され、二次補助イルミネーションも例
えばアンテナの左端でLコラムにより形成されている
が、後者には初期のイルミネーションAUX ″がある場合
もあれば単独の場合もある。
【0017】図6には補助イルミネーションAUX ″に関
連した補助放射ダイアグラムAUX ″を示している。
【0018】この補助ダイアグラムは加算チャネルΣに
対するΣ′ダイアグラムにより行なわれる走査を行なう
のに使用されており、更にこれによりアンテナの通信容
量が増大する。補助ダイアグラムAUX ″の最大利得は加
算チャネルΣに対するダイアグラムΣ′より小さいが、
これはより小さいコラムによりパワーが供給されている
からである。例えば、35個のコラムを有する図1および
図3に示すアンテナの様に、補助ダイアグラムAUX ″は
9個のコラムにより形成され、アンテナは約4等分され
ている。従って、AUX ″補助ダイアグラム(S)の最大
利得は加算チャネルΣに対するΣ′のダイアグラムの利
得よりほぼ6dB低下している。この利得が減少すること
により目標に到達することがより困難になるが、補助ダ
イアグラム(S)により加算チャネルΣであるメインチ
ャネルの補足が行なわれ、目標がレーダに近づく時より
効率的になるが、この時利得は検出すなわち通信に対し
十分高くなる。
【0019】図7にはこの発明によるアンテナの可能な
形成法を示してある。放射コラム(1)はサポート(10)
により固定されている。このアンテナには例えば35個の
コラム(1)を有することができる。エンドコラムLと
Rは補助分布回路11、12によりパワーが供給されている
が、一方の回路11は右側のコラムRに割り当てられ、他
の回路12は左側のコラムLに割り当てられている。その
他のコラムは例えばリング分布回路13、14によりパワー
が供給されているが、この構造は専門家には知られたも
のであり、一方の回路13は中央のコラム1Cの右側でコラ
ムに割り当てられ、他の回路14は中央のコラム1Cの左側
でコラムに割り当てられている。アンテナの軸3を横切
っている中央のコラム1Cは加算ΣおよびSLS Ωイルミネ
ーションを行なうためパワーが供給されている。中央の
コラム(1C)と他のコラムの間にある加算およびSLS イル
ミネーションに対し特有な振幅分布は例えば近接カプラ
(15)を用いて形成されている。右側にあるリング分布回
路(13)は加算Σ、差分Δ、およびSLS チャネルに共通な
分布回路(16)により、更に差分チャネルに特に割り当て
られた分布回路(17)によりパワーが供給されている。同
様に、左側のリング分布回路(14)は差分チャネルΔに割
り当てられた分布回路(18)により、更に加算Σ、差分
Δ、およびSLS Ωチャネルに共通な分布回路(19)により
パワーが供給されている。差分チャネルに割り当てられ
た分布回路(17 、18) に対する入力は一番目の“リン
グ”タイプのカプラ(20)の一番目と三番目の出口にそれ
ぞれ接続されているが、これら2つの出力はπだけ位相
がずれている。これにより中央のコラム(1C)の左側にあ
る差分イルミネーションΔ″と右側にある差分イルミネ
ーションとの間にはπだけ位相差を生ずることが可能と
なる。一番目のリングタイプのカプラ(20)からの二番目
の出力は例えば負荷(26)に接続され、更に入力11は一番
目の“ウイルキンソン”タイプのカプラ(21)の出力の1
つに接続されている。加算、差分、およびSLS チャネル
に割り当てられた分布回路16、19への入力はそれぞれ二
番目のリングタイプのカプラ(22)の一番目と三番目の出
力に接続されており、更にこのカプラの入力12は一番目
の“ウイルキンソン”タイプのカプラの他の出力に接続
され、二番目の出力は例えば二番目の“ウイルキンソ
ン”タイプのカプラ(23)からの出力に接続されている。
一番目の“ウイルキンソン”タイプのカプラ(21)の入力
は例えば三番目の“ウイルキンソン”タイプのカプラ(2
4)の出力に接続されており、このカプラ(24)の入力には
アクセス(27)がある。三番目の“ウイルキンソン”タイ
プのカプラ(24)の他の出力は三番目のリングタイプのカ
プラ(25)の入力13に接続されている。このカプラ(24)の
一番目と三番目の出力はそれぞれ補助分布回路の入力(1
1 、12) に接続されており、二番目の出力は二番目の
“ウイルキンソン”タイプのカプラ(23)の他の出力に接
続されている。このカプラ(23)の入力は、例えば近接カ
プラ(15)の出力に接続され、(28 、29) の入力には他の
2つのアクセスがある。全ての分布回路とこれらのカプ
ラは分布回路(2)の中にあり、エレメント間のリンク
は超周波リンクである。前述の結合装置15、20、21、22、2
3、24、25は例として与えており、更に同じ機能を行なう
他の装置も使用することができる。補助分布回路のそれ
ぞれには2つのアクセス71、72、71′、72 ′があるが、一
番目のチャネルに対するアクセス72、72′により加算
Σ″、差分Δ″、および二次ローブ抑圧Ω″に共通なア
ンテナイルミネーションの一部が与えられ、更に二番目
のチャネルに対するアクセス71、71″により補助イルミ
ネーションAUX ″が与えられている。一番目のチャネル
により生ずるアンテナイルミネーションはこのチャネル
のエッジにあり、前述の3つのΣ′、Δ′、Ω′のダイ
アグラムに共通である。この発明によれば、超周波パワ
ーは例えばダブルアクセスブラス(Blass) マトリクスを
使用して補助分布回路(11 、12) を通してエンドコラム
L,Rに分布されている。補助分布回路にはそれ故この
タイプのマトリクスがある。これらのブラスマトリクス
により例えばAnおよびCnで示す2つの直交のイルミネー
ションが形成されるが、Anはアンテナのエッジで、言い
換えれば補助ダイアグラムを形成するL,Rエンドコラ
ムで加算Σ、差分Δおよび二次ローブ抑圧Ωチャネルに
共通なイルミネーションである。補助ダイアグラムに対
応しBnで示すイルミネーションは次の関係により前述の
直交イルミネーションAnおよびCnから得ることができ
る: Bn=K1An+K2Cn (1) ここにK1およびK2は例えばカプラ変換関数で定められ次
式を満たすファクタである: K1 2 +K2 2 =1 (2) イルミネーションBnに関連したダイアグラムがアンテナ
軸3からオフセットしていれば、イルミネーションBnは
ほぼイルミネーションAnに直交しており、従ってK2に比
較して非常に小さくなり、BnはCnと同じになる。サブミ
ッタ(Submitter)を用いて行なわれるシミュレーション
および実験により、補助イルミネーションを形成するL
およびRのエンドコラムの間の間隔と他のコラム(例え
ば間隔が少ない)の間の間隔との差に関連したイルミネ
ーションAnとBnの間が直交になるオフセットが十分であ
るのでネットワークローブには特に寄生イルミネーショ
ンが生じないことが示されている。寄生的なネットワー
クローブのないアンテナのセンターラインからオフセッ
トのある補助ダイアグラムを得るため補助分布回路にブ
ラスマトリクスを使用することが可能である。図8には
前述のイルミネーションAnおよびBn、言い換えればアン
テナのエッジの上でΣ、Δ、Ωチャネルに共通なイルミ
ネーションAB、A ′B ′と補助イルミネーションとを得
るため2つのアクセス(71 、72) を有したブラスマトリ
クスの可能な形成法を示してある。例えば図7に示すブ
ラスマトリクスには少なくとも1つの補助分布回路(11
、12) がある。この構造は専門家が良く知っている。
この回路には2つのアクセス(71 、72) がある。例え
ば、一方のアクセス(71)は三番目のリングタイプのカプ
ラ(25)の出力に接続され加算Σ、差分ΔおよびSLS イル
ミネーションに共通なイルミネーション部分Anを形成し
ている。これはアンテナの一方の側の上で放射エレメン
トのコラム(1)にパワーを供給しており、例えばこれ
らのコラムが11個ある。L,Rのエンドコラムの間の間
隔は例えば他のアンテナのコラムの間の間隔より小さ
い。例えば、一番目のアクセス(71)はアンテナのエンド
コラム(1)に対しイルミネーションAnを与える一番目
のチャネルにパワーを供給しており、更に他のアクセス
(72)は補助イルミネーションBnを与える二番目のチャネ
ルにパワーを供給している。これらの2つのチャネルの
位置は入れ替えることができる。例えば、図7ではブラ
スマトリクスによりパワーが供給されているコラム
(1)が11個ある。しかし、例えばエンドコラムの初期
の数が9から増加することによりコラム間の間隔が変化
し、特に間隔が減少する。例えば、ブラスマトリクスの
1つの基本的なパターンには超周波ライン(75)を通し超
周波負荷(74)と、超周波ライン(76)を通し隣りのパター
ンのカプラ(73)に接続されているカプラ(73)があるが、
一番目のパターンに対するカプラ(73)はアクセス(71)に
接続され、隣りのパターンに対するカプラは一番目のア
クセス(71)に向かい合った追加超周波負荷(74 ′)に接
続されている。一番目のチャネルの基本パターンは例え
ば前述のカプラと同じタイプのカプラ(77)を通して二番
目のチャネルのパターンに接続されている。これらのカ
プラ(77)のそれぞれは超周波ライン(79)を通して放射エ
レメントのコラム(1)に接続されており、更に超周波
ライン(79)を通して他のコラムに接続されているが、一
番目のパターンに対するカプラは二番目のアクセス(72)
に接続されており、最後のパターンに対するカプラは超
周波負荷(74 ′) 接続されている。超周波ライン75、76、
78、79 の長さおよび寸法は専門家が知っている方法を用
いて決定され、分布回路(2)に対する技術は例えば特
にロスを最小にするエアトリプルボードである。カプラ
(73 、77) は例えばエシューレ(Echelle) タイプであ
る。これらのカプラはタイプは同じであるが同一ではな
い。例えば超周波の長さが異なっている。この発明によ
れば、アンテナの中央コラムと同じ間隔を用いてL,R
エンドコラムを用いた補助イルミネーションにより形成
されたオフセット補助ダイアグラムを構成することが可
能である。しかしこの場合寄生的なネットワークローブ
が生ずる。これらは補助ダイアグラムのオフセットを少
なくすることにより抑圧されるが、図8に記載した様に
ブラスマトリクスの使用を伴う小さなオフセットにより
補助ダイアグラムのメインローブに変形が生ずる。補助
ダイアグラムは若干オフセットしているので、イルミネ
ーションBnは加算ダイアグラムΣ′のイルミネーション
Anにもはや直交しておらず、更に前述の式(1)におい
てイルミネーションBnはブラスマトリクスにより取られ
たイルミネーションCnにもはや一致していない。この場
合、補助ダイアグラムのメインローブが変形するのを避
けるため、例えば図8に示すようにブラスマトリクスの
入力にスイッチを置くことができる。例えば、このスイ
ッチによりアンテナL,Rエンドコラムの間隔を変化さ
せることもできる。図9にはこれらのスイッチに対する
配線の可能な例を示す。スイッチ(81)からの一番目の出
力はイルミネーションAnを形成するためブラスマトリク
スに対する二番目のアクセス(82)に接続されているが、
二番目の出力はカプラ(83)の一番目の入力に接続されて
おり、このカプラの出力はイルミネーションBnを形成す
るためマトリクスの二番目のマトリクス(84)に接続され
ており、更にこのカプラにはK1が式(1)の係数である
時一番目の入力と一番目の出力の間に係数K1に等しい変
換関数を有している。例えばスイッチ(81)の入力は図7
の構成法に示す一番目のアクセス(71)に接続されてい
る。スイッチ81の位置により、このスイッチは一番目の
出力と一番目の入力を、または二番目の出力と二番目の
入力を接続する。カプラ(83)の二番目の入力は例えば図
7に示す二番目のアクセス(72)に接続されている。一番
目の入力と出力の間の変換関数は式(1)の係数K2に等
しい。図9はイルミネーションBnが形成されるスイッチ
の位置を示しており、Bnは式(1)によるK1An+K2Cnに
等しい。イルミネーションの1つはスイッチ(81)の位置
により行なわれる。補助放射ダイアグラムを形成するよ
うに選択されたアンテナエンドコラム(L,R)は加算Σ、
差分ΔおよびSLS チャネルの間でイルミネーションの共
通部分に対応したものになることが好ましい。しかし、
例えばこれらのアンテナエンドコラムはこの対応性が特
に補助ダイアグラムの利得を増加させるため十分には満
足しない中央のコラムまで拡大されない。例えば、補助
ダイアグラムを形成するためにのみ、更に特に補助ダイ
アグラムの利得を増加させるために、パワーが供給され
たアンテナエンドコラムをいくつか加えることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】Sモード二次アンテナの形成法
【図2】Sモード二次レーダアンテナの放射ダイアグラ
【図3】Sモード二次レーダアンテナのイルミネーショ
【図4】種々のダイアグラムを形成するためのアンテナ
放射エレメントのコラムのグループ
【図5】この発明によるアンテナにより形成される補助
イルミネーション
【図6】この発明によるアンテナにより形成される補助
イルミネーションに関連したダイアグラム
【図7】この発明によるアンテナの可能な形成法の例
【図8】この発明によるアンテナイルミネーションを提
示するのに使用されているブラスマトリクスの例
【図9】この発明によるアンテナに使用されているスイ
ッチに対する可能な配線の例
【符号の説明】
1 放射エレメントのコラム 2 超周波分布回路 3 アンテナの軸 10 サポート 11、12 補助分布回路 13、14 リング分布回路 15 近接カプラ 16、17、18、19 分布回路 20、22、25 リングタイプのカプラ 21、23、24 ウイルキンソンタイプのカプラ 26 負荷 27 アクセス 28、29 入力 71、72、82 アクセス 73、77、83 カプラ 74 超周波負荷 75、76、78、79 超周波ライン 81 スイッチ 84 マトリクス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加算チャネル(Σ)と差分チャネル
    (Δ)と、更に二次ローブ抑圧チャネル(Ω)を有する
    超周波分布回路(2)により電力が供給されている放射
    エレメントのコラム(1)の列から構成されており、チ
    ャネルのそれぞれはイルミネーション(Σ″、Δ″、
    Ω″)と関連アンテナ放射ダイアグラム(Σ′、Δ′、
    Ω′)を提示しているが、少なくとも1つの補助放射ダ
    イアグラム(AUX ′) を提示するため少なくとも1つの
    補助チャネルにより、更に他のアンテナコラム(1)で
    他の3つのダイアグラム(Σ′、Δ′、Ω′)を形成す
    るため他のチャネルによりLおよびRのアンテナのエン
    ドコラムが電力を供給されているSモードで動作する二
    次レーダアンテナ。
  2. 【請求項2】 補助放射ダイアグラム(AUX ′)が加算
    チャネル(Σ)により提示されるダイアグラム(Σ′)
    に対しオフセットされている請求項1に記載のアンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 補助放射ダイアグラム(AUX ′)を提示
    するエンドコラム(L,R)が加算(Σ)、差分(Δ)
    および二次ローブ抑圧(Ω)の各チャネルのイルミネー
    ション(Σ″、Δ″、Ω″)の事実上同じものから選択
    される請求項1に記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 補助放射ダイアグラムを提示するエンド
    コラム(L,R)の間の間隔が他のコラム(1)の間の
    間隔と同じでない請求項1に記載のアンテナ。
  5. 【請求項5】 エンドコラム(L,R)の間の間隔が他
    のコラム(1)の間の間隔より小さい請求項4に記載の
    アンテナ。
  6. 【請求項6】 エンドコラム(L,R)に対するパワー
    供給チャネルがブラス(Blass) マトリクス(71,72,73,7
    4,75,76,77,78,79)により加算(Σ)、差分(Δ)、お
    よび二次ローブ抑圧(Ω)の各チャネルから得られる請
    求項1に記載のアンテナ。
  7. 【請求項7】 超周波分布回路(2)が少なくとも次の
    ものを含む請求項1に記載のアンテナ: (1)結合装置(15,20,21,22,23,24,25)により超周波分
    布回路(2)の入力に接続されているアンテナ右エンド
    コラム(R)にパワーを供給する一番目の補助分布回路
    (11); (2)結合装置により超周波分布回路(2)の入力に接
    続されているアンテナ左エンドコラム(L)にパワーを
    供給する二番目の補助分布回路(12); (3)アンテナ中央コラム(1C)と右エンドコラム(R)
    との間に置かれ、加算(Σ)、差分(Δ)、および二次
    ローブ抑圧(Ω)の各チャネルに共通な一番目の分布回
    路(16)と、差分(Δ)チャネルに割り当てられた一番目
    の分布回路(17)とに接続されコラム(1)にパワーを供
    給する一番目のリング分布回路(13)で、後者の2つの分
    布回路は結合装置を通して超周波分布回路(2)の入力
    に接続されている; (4)アンテナ中央コラム(1C)とアンテナ左エンドエレ
    メント(L)の間に置かれ、加算(Σ)、差分(Δ)、
    および二次ローブ抑圧(Ω)の各チャネルに共通な二番
    目の分布回路(19)と、差分チャネルに割り当てられた二
    番目の分布回路(18)とに接続されコラム(1)にパワー
    を供給する二番目のリング分布回路(14)で、後者の2つ
    の分布回路は結合装置を通して超周波分布回路(2)の
    入力に接続されており、中央コラム(1C)は結合装置によ
    り入力に接続されている。
  8. 【請求項8】 補助分布回路(11 ,12) のそれぞれがブ
    ラスマトリクスを有している請求項7に記載のアンテ
    ナ。
  9. 【請求項9】 各結合装置がリングカプラ(20,22,25)を
    有している請求項7に記載のアンテナ。
  10. 【請求項10】 各結合装置が“ウイルキンソン(Wilkins
    on)"タイプのカプラ(21,23,24)を有している請求項7に
    記載のアンテナ。
  11. 【請求項11】 補助放射を提示するエンドコラム(L,
    R)に対するパワー供給チャネル(82,84) がスイッチ(8
    1)により分離している請求項1に記載のアンテナ。
JP5190977A 1992-07-03 1993-07-05 Sモードで動作する二次レーダアンテナ Withdrawn JPH06180361A (ja)

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