JPH06180331A - 電流計 - Google Patents

電流計

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Publication number
JPH06180331A
JPH06180331A JP4332918A JP33291892A JPH06180331A JP H06180331 A JPH06180331 A JP H06180331A JP 4332918 A JP4332918 A JP 4332918A JP 33291892 A JP33291892 A JP 33291892A JP H06180331 A JPH06180331 A JP H06180331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
current
measuring
circuit
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP4332918A
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English (en)
Inventor
Susumu Ishimoto
晋 石本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNITEC DENSHI KK
Original Assignee
UNITEC DENSHI KK
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Publication date
Application filed by UNITEC DENSHI KK filed Critical UNITEC DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定リードの接続を変える必要がないと共に
抵抗器等の焼損の虞れのない電流計を得ることを目的と
する。 【構成】 一対の測定端子20a及び20b間に接続さ
れた最大測定可能電流検出用の抵抗器21と、この抵抗
器21の両端間電圧が供給される可変利得電圧増幅回路
22と、この可変利得電圧増幅回路22の出力電圧が供
給される指示計23とを有し、この可変利得電圧増幅回
路22の利得を可変して、この指示計23の測定レンジ
を変更するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車や機械系の
電気回路の電流を測定するサーキットテスタに使用して
好適な電流計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車や機械系の電気回路の電流
を測定するサーキットテスタの電流計として例えば図2
に示す如きものが使用されていた。
【0003】図2において、1aは比較的大電流を測定
するときに一方の測定リードを接続する例えば20Aレ
ンジの大電流測定端子、1bは比較的小電流を測定する
ときに、一方の測定リードを接続する小電流測定端子、
1cは他方の測定リードを接続する共通測定端子であ
る。
【0004】この大電流測定端子1aを大電流用のヒュ
ーズ2及び最大電流検出用の抵抗器3の直列回路を介し
て共通測定端子1cに接続する。この最大電流検出用の
抵抗器3の抵抗値は例えば20Aの電流が流れたときに
この抵抗器3の両端電圧が例えば200mVになる如き
ものとする。
【0005】このヒューズ2及び抵抗器3の接続点を切
換器4の第1の一方の固定接点4aに接続し、この切換
器4の第1の他方の固定接点5aを抵抗器6、電流値を
表示する指示計7及び小電流用のヒューズ8の直列回路
を介して共通測定端子1cに接続する。この切換器4の
可動子5は第1の一方及び他方の固定接点4a及び5
a、第2の一方及び他方の固定接点4b及び5b、第3
の一方及び他方の固定接点4c及び5cを切換えに応じ
て接続する如くなしたものである。
【0006】この場合、この切換器4の第1,第2,第
3‥‥の他方の固定接点5a,5b,5c‥‥は夫々互
に接続する如くする。また、この指示計7及びヒューズ
8の接続点を接地する如くする。
【0007】また、小電流測定端子1bを切換器4の第
2の一方の固定接点4b及び第3の一方の固定接点4c
に夫々接続する。この小電流測定端子1bを抵抗器11
を介して切換器9の第2の一方の固定接点9bに接続す
ると共に、この小電流測定端子1bを抵抗器12を介し
て切換器9の第3の一方の固定接点9cに接続する。
【0008】この場合抵抗器11の抵抗値をこの抵抗器
11に例えば2Aの電流が流れたときに、この抵抗器1
1の両端電圧が例えば200mVとなる値とし、抵抗器
12の抵抗値を、この抵抗器12に例えば200mAの
電流が流れたときに、この抵抗器12の両端電圧が例え
ば200mVとなる値とする。
【0009】この切換器9の可動子10は切換器4の可
動子5と連動して切換わり、この可動子10は第1の一
方及び他方の固定接点9a及び10a、第2の一方及び
他方の固定接点9b及び10b、第3の一方及び他方の
固定接点9c及び10cを切換えに応じて接続する如く
なしたものである。
【0010】この場合第1の一方及び他方の固定接点9
a及び10aは夫々電気的に浮いた状態になされてお
り、また第2及び第3の他方の固定接点10b及び10
cは互に接続されると共に之等第2及び第3の他方の固
定接点10b及び10cを指示計7及びヒューズ8の接
続点に接続する。
【0011】斯る図2に示す如き電流計においては、大
電流を測定するときには、一方の測定リードを大電流測
定端子1aに接続すると共に他方の測定リードを共通測
定端子1cに接続し、また切換器4と9との夫々の可動
子5と10とを夫々第1の一方及び他方の固定接点4a
及び5aと第1の一方及び他方の固定接点9a及び10
aとに接続する。
【0012】また比較的小電流を測定するときには、一
方の測定リードを小電流測定端子1bに接続すると共に
他方の測定リードを共通測定端子1cに接続する。この
場合において、例えば2Aレンジのときは切換器4と9
との夫々の可動子5と10とを夫々第2の一方及び他方
の固定接点4b及び5bと第2の一方及び他方の固定接
点9b及び10bとに接続し、また例えば200mAレ
ンジのときは切換器4と9との夫々の可動子5と10と
を夫々第3の一方及び他方の固定接点4c及び5cと第
3の一方及び他方の固定接点9c及び10cとに接続す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】斯る図2に示す如き従
来の電流計にあっては、電流の測定範囲が変わるたびに
測定リードを接続する測定端子1a又は1bを変えると
共に切換器4及び9の可動子5及び10を切換える必要
があり、煩わしい作業をしなければならない不都合があ
ると共に小電流レンジ例えば200mAレンジで何らか
の原因例えば電流計のレンジ設定ミス、測定回路の異常
電流により10A程度の大電流が流れたときには、小電
流レンジのヒューズ8の熔断、抵抗器12、切換器4及
び9の焼損の虞れがある不都合があった。
【0014】本発明は斯る点に鑑み測定リードの接続を
変える必要がないと共に抵抗器、切換器等の焼損事故の
ない電流計を提案せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明電流計は例えば図
1に示す如く一対の測定端子20a及び20b間に接続
された最大測定可能電流検出用の抵抗器21と、この抵
抗器21の両端間電圧が供給される可変利得電圧増幅回
路22と、この可変利得電圧増幅回路22の出力電圧が
供給される指示計23とを有し、この可変利得電圧増幅
回路22の利得を可変して、この指示計23の測定レン
ジを変更するようにしたものである。
【0016】
【作用】本発明によれば電流検出用の抵抗器として、小
電流、大電流レンジともに最大測定可能電流検出用の抵
抗器21を使用しているので、小電流測定及び大電流測
定で測定リードの接続を変える必要がなく、また測定レ
ンジの切り換えは可変利得電圧増幅回路22の利得を可
変して行うので、小電流測定時に最大測定可能電流例え
ば20A以下の異常電流が発生しても抵抗器等の焼損事
故を発生することがない。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明電流計の一実施例
につき説明しよう。図1において、20a及び20bは
夫々一方及び他方の測定リードが接続される一方及び他
方の電流測定端子を示し、この一方の電流測定端子20
aを最大測定可能電流検出用の抵抗器21及びヒューズ
24の直列回路を介して他方の電流測定端子20bに接
続する。
【0018】この最大測定可能電流検出用の抵抗器21
は最大測定可能電流例えば20Aが、この抵抗器21に
流れたときに、その両端電圧が例えば200mVとなる
抵抗値の抵抗器とする。従ってこの場合この抵抗器21
に例えば2Aの電流が流れたときは、その両端電圧は2
0mVとなり、この抵抗器21に例えば200mAの電
流が流れたときは、その両端電圧は2mVとなる。
【0019】またヒューズ24は、この最大測定可能電
流例えば20Aに見合ったものを使用する。斯るヒュー
ズ24を使用することにより全レンジのプロテクトが可
能である。
【0020】この一方の電流測定端子20aを可変利得
電圧増幅回路22の一方の入力端子に接続し、また抵抗
器21及びヒューズ24の接続点を接地すると共にこの
抵抗器21及びヒューズ24の接続点をオフセット調整
用の可変抵抗器26を介して可変利得電圧増幅回路22
の他方の入力端子に接続する。即ち、この電流検出用の
抵抗器21の両端電圧を可変利得電圧増幅回路22で増
幅する如くする。
【0021】この可変利得電圧増幅回路22の出力電圧
をバッファ兼ゼロバランス回路27及び減衰回路28の
直列回路を介して指示計23に供給する如くする。この
場合、レンジ切り換えのための可変利得電圧増幅回路2
2の利得切換及び減衰回路28の減衰量の切換えを連動
する如くする。
【0022】図1において、29及び31は夫々の可動
子30及び32が連動する如くなされたレンジ切り換え
用の切換器を示し、例えば20Aレンジのときはこの切
換器29と31との夫々の可動子30と32とにより夫
々第1の一方及び他方の固定接点29a及び30aと第
1の一方及び他方の固定接点31a及び32aとを接続
する如くする。このときは可変利得電圧増幅回路22と
減衰回路28との総合利得Nが1倍となる如くする。
【0023】また例えば2Aレンジのときは、この切換
器29と31との夫々の可動子30と32とにより、夫
々第2の一方及び他方の固定接点29b及び30bと夫
々第2の一方及び他方の固定接点31b及び32bとを
接続する如くする。このときは可変利得電圧増幅回路2
2と減衰回路28との総合利得Nが10倍となる如くす
る。
【0024】また例えば200mAレンジのときは、こ
の切換器29と31との夫々の可動子30と32とによ
り、夫々第3の一方及び他方の固定接点29c及び30
cと第3の一方及び他方の固定接点31c及び32cと
を接続する如くする。このときは可変利得電圧増幅回路
22と減衰回路28との総合利得Nが100倍となる如
くする。
【0025】また減衰回路28には指示計23のフルス
ケールを調整する調整手段が設けられている。図1にお
いて、Vcc及びVssは夫々正電源及び負電源であ
る。
【0026】本例は上述の如く構成されているので例え
ば20Aレンジとするときには切換器29と31との可
動子30と32とを第1の一方及び他方の固定接点29
a及び30aと第1の一方及び他方の固定接点31a及
び32aとに接続する。このときにおいて一方及び他方
の測定リード間に20Aの電流が流れたときには抵抗器
21の両端間に200mVが得られ、この200mVが
抵抗器25を介して可変利得電圧増幅回路22の入力端
子に供給され、この可変利得電圧増幅回路22において
10倍増幅され、この出力電圧として2Vの電圧を得、
この2Vの電圧がバッファ兼ゼロバランス回路27及び
減衰回路28を通じて200mVとされ、この20Aレ
ンジの総合利得Nを1倍とし、この200mVが指示計
23に供給され、この指示計23で20Aを表示する。
【0027】また上述同様に切換器29及び31を2A
レンジに切換えたときは総合利得Nは10倍に設定さ
れ、また切換器29及び31を200mAレンジに切換
えたときは総合利得Nは100倍に設定される。従って
電流検出用の抵抗器は抵抗器21だけで全レンジをカバ
ーでき測定リードを測定範囲にかかわらず切換接続する
必要がなく、単にレンジ切り換えを行うだけで良いので
使い勝手の良い電流計が得られる利益がある。
【0028】また電流検出用の抵抗器21は最大測定可
能電流用(例えば20Aレンジ用)の抵抗器であるの
で、小電流レンジ例えば200mAレンジで測定してい
るときに例えば10Aの異常電流が流れても、抵抗器2
1等が焼損することがない利益がある。また本例によれ
ば抵抗器21等の焼損の虞れがないので未知回路の電流
測定にも使用できる利益がある。
【0029】また本例においてはヒューズ24は最大測
定可能電流に見合ったものが使用されているので、この
ヒューズにより全レンジのプロテクトができる利益があ
る。
【0030】尚、本発明は上述実施例に限ることなく本
発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採
り得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明に依れば電流検出用の抵抗器は一
つだけで全レンジをカバーでき、測定リードを測定範囲
にかかわらず切換接続する必要がなく、単にレンジ切り
換えを行うだけで良く使い勝手の良い電流計が得られる
利益がある。
【0032】また本発明によれば電流検出用の抵抗器は
最大測定可能電流用(例えば20Aレンジ用)の抵抗器
であるので、小電流例えば200mAレンジで測定して
いるときに例えば10Aの異常電流が流れてもこの抵抗
器等が焼損する虞れがない利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電流計の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の電流計の例を示す構成図である。
【符号の説明】
20a,20b 電流測定端子 21 最大測定可能電流用の抵抗器 22 可変利得電圧増幅回路 23 指示計 28 減衰回路 29,31 切換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の測定端子と、該一対の測定端子間
    に接続された最大測定可能電流検出用の抵抗器と、該抵
    抗器の両端間電圧が供給される可変利得電圧増幅回路
    と、該可変利得電圧増幅回路の出力電圧が供給される指
    示計とを有し、 上記可変利得電圧増幅回路の利得を可変して、上記指示
    計の測定レンジを変更するようにしたことを特徴とする
    電流計。
JP4332918A 1992-12-14 1992-12-14 電流計 Pending JPH06180331A (ja)

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