JPH06178603A - 移動農機の自動直進制御装置 - Google Patents

移動農機の自動直進制御装置

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Publication number
JPH06178603A
JPH06178603A JP35400692A JP35400692A JPH06178603A JP H06178603 A JPH06178603 A JP H06178603A JP 35400692 A JP35400692 A JP 35400692A JP 35400692 A JP35400692 A JP 35400692A JP H06178603 A JPH06178603 A JP H06178603A
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JP
Japan
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traveling
speed
dead zone
value
angular velocity
Prior art date
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Pending
Application number
JP35400692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Matsukawa
雅彦 松川
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】走行速度の変化にかかわらず常に適正な直進制
御を行う。 【構成】いま、直進走行させながら作業を行う乗用田植
機の進行方向がスリップ等により変化した場合には、ジ
ャイロ13がそのスリップに伴う角速度ωを検知する。
この角速度ωは積分回路C1,C2によって時間積分さ
れて、∫θdtなる値が演算される。この∫θdtの値
はCPU21に入力される。一方、CPU21には、し
きい値信号±a,±bがしきい値発生回路C4から入力
され、また速度センサ22からは速度信号が入力され
る。そして、しきい値±a,±bは速度信号に応じて変
更されて前記∫θdtの値と比較される。この∫θdt
の値がしきい値±bによって形成される大不感帯(−b
〜+b)を超えた場合にはモータ17が起動されて直進
制御がなされ、∫θdtの値がしきい値±aによって形
成される小不感帯(−a〜+a)に入った場合には該直
進制御が休止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機、トラクタ
等の移動農機に係り、詳しくは、走行機体の進行方向を
制御する自動直進制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乗用田植機、トラクタ等の移
動農機においては、直進走行して各種作業を行う場合に
その進行方向を自動制御する装置が提案されている。
【0003】その一例として、本出願人により出願され
た特願平4−160241号に記載の装置がある。この
装置は角速度センサを備えており、走行機体の進行方向
の変化に伴って発生する角速度ωを検知するようになっ
ている。そして、角速度センサは角速度ωの信号を制御
装置に送信し、該制御装置ではこの角速度ωに対して2
回の時間積分を行うようになっている。
【0004】ここで、角速度ωに対して2回の時間積分
を行う理由について、図16に沿って詳細に説明する。
なお、図16には、移動農機を走行基準線Oに沿って直
進させようとしたにもかかわらず、圃場の耕盤のでこぼ
こや傾斜及び車輪のスリップ等の影響を受けてその進行
方向が角度θ(以下、「変位角θ」とする)だけ変化
し、その方向に微小時間Δtだけ直進し、その結果走行
基準線OからはΔXだけ変位した状態を示している。
【0005】このような変位時に生じる角速度ωは、上
述のように角速度センサによって検知されるが、この角
速度ωを1回だけ時間積分すると、 θ=∫ωdt となり、移動農機の変位角θが求まる。
【0006】一方、その微小時間Δt内における移動農
機の走行距離ΔLは、走行速度をvとすると、 ΔL=v*Δt となる。また、ズレが生じた後の微小時間Δt内におい
ては、移動農機は変位角θが一定のままでその変位角θ
だけずれた方向に直進したものと考えることができる。
したがって、微小時間Δt内における変位量ΔXは、 ΔX=ΔL*sinθ =v*k*θ*Δt (k;比例定数) で求められる。
【0007】ところで、図16においては、移動農機が
走行基準線O上を走行中にずれた場合の、微小時間Δt
内における変位量ΔXについて考えたが、所定時間tが
経過したときに移動農機が走行基準線Oよりもどれだけ
ズレているか、そのズレの総和(総変位量X)について
の一般式を求めるには、上式を時間積分すれば良く、 X=k*∫(v・θ)dt となる。そして、移動農機の走行速度vを一定とした場
合には、 X=v*k*∫θdt となる。この式においては、v,kの値は一定であり変
数は∫θdtだけであるため、∫θdtの値だけで総変
位量Xの大小を判別できることとなる。この∫θdtの
値は角速度ωに対して2回の時間積分を行えば求められ
るため、このような時間積分を行う上述の制御装置にお
いては、走行機体の変位量を判別できることとなる。
【0008】なお、移動農機のステアリングには駆動装
置が取り付けられており、該駆動装置は制御装置によっ
て駆動されるようになっている。そして、該制御装置
は、∫θdtの値の大小に応じて駆動装置を起動し、車
輪をその走行機体がずれた方向とは逆の方向に操舵する
ようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作業時にお
ける走行速度vが全く変化せず常に一定である移動農機
においては、上述した∫θdtの値は常に総変位量Xと
1対1の関係にあるため、該総変位量Xの変化を∫θd
tの値の変化に置き換えて直進制御しても何ら問題はな
い。
【0010】しかしながら、作業時における走行速度v
を可変にできる移動農機においては、∫θdtの値と総
変位量Xとが1対1の関係とならず、したがって総変位
量Xの変化を∫θdtの値の変化に置き換えて直進制御
することができない。
【0011】例えば、いま移動農機の走行速度がv0
一定の場合には、 X=v0 *k*∫θdt となるのに対して、走行速度が2v0 で一定の場合に
は、 X=2v0 *k*∫θdt となる。このように∫θdtの値が同じであっても、実
際の移動農機の総変位量Xは走行速度によって異なる。
したがって、作業時の走行速度を変更し得る移動農機に
おいては、走行速度を無視して∫θdtの値のみによっ
て直進制御することはできないという問題がある。
【0012】このような問題は、走行速度の変化が作業
走行途中において起こった場合には、さらに複雑とな
る。すなわち、速度変化前における∫θdtの値を“∫
θa dt”とし変化後の値を“∫θb dt”とすると、
実際の変位量は、 X=v0 *k*∫θa dt+2v0 *k*∫θb dt =v0 *k*(∫θa dt+2∫θb dt) となる。この場合には、∫θdtの値(=∫θa dt+
∫θb dt)は実際の変位量とは全く無関係となり、し
たがって、∫θdtの値により実際の変位量を判断する
ことはできない。
【0013】そこで、本発明は、走行速度の変化にかか
わらず直進制御が可能な、移動農機の自動直進制御装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、第1の発明は、走行機体
(7)の進行方向を操舵輪(11)により制御してなる
移動農機(1)であって、前記走行機体(7)の進行方
向に対する移動偏位角速度(ω)を検出する移動偏位角
速度検出手段(13)と、前記操舵輪(11)を操舵す
る操舵出力手段(17)と、前記走行機体(7)の移動
変位量が直進制御を開始すべきでない不感帯(Bv)を
前記走行機体(7)の走行速度に応じて変更し、前記移
動偏位角速度検出手段(13)からの信号に対して2回
の時間積分を行い、該2回の時間積分を行った値(y)
が前記不感帯(Bv)の範囲内にあるか否かを判断し、
前記2回の時間積分を行った値(y)が前記不感帯(B
v)の範囲外にある場合に前記操舵出力手段(17)を
制御する制御手段(C)と、を備えてなる。
【0015】また、第2の発明は、走行機体(7)の進
行方向を操舵輪(11)により制御してなる移動農機
(1)であって、前記走行機体(7)の進行方向に対す
る移動偏位角速度(ω)を検出する移動偏位角速度検出
手段(13)と、前記操舵輪(11)を操舵する操舵出
力手段(17)と、前記走行機体(7)の移動変位量が
直進制御を開始すべきでない不感帯(Bv)を前記走行
機体(7)の走行速度に応じて変更し、前記移動偏位角
速度検出手段(13)からの信号に対して2回の時間積
分を行い、該2回の時間積分を行った値(y)を前記走
行速度に応じて変更し、該変更した値が前記不感帯(B
v)の範囲内にあるか否かを判断し、前記不感帯(B
v)の範囲外にある場合に前記操舵出力手段(17)を
制御する制御手段(C)と、を備えてなる。
【0016】
【作用】以上構成に基づき、走行機体(7)を走行基準
線に沿って直進させて作業をしている場合に、その進行
方向が圃場のでこぼこや傾斜及び車輪のスリップ等によ
り変化すると、前記走行機体(7)は走行基準線からず
れる。一方、該走行機体(7)のズレから生じる移動偏
位角速度(ω)は移動偏位角速度検出手段(13)によ
って検知されており、また該移動偏位角速度検出手段
(13)は制御手段(C)に対して信号を出力してい
る。そして、該制御手段(C)は、前記移動偏位角速度
検出手段(13)からの信号に対して2回の時間積分を
行い、該2回の時間積分を行った値(y)が不感帯(B
v)の範囲内にあるか否かを判断する。前記2回の時間
積分を行った値(y)が前記不感帯(Bv)の範囲外に
ある場合には、前記走行機体(7)の走行基準線からの
ズレ量が大きく直進制御を開始すべきであるとし、前記
制御手段(C)は、操舵出力手段(17)を駆動して操
舵輪(11)を操舵する。これにより、前記走行機体
(7)は走行基準線に近付く方向にその進行方向が修正
される。この不感帯(Bv)は走行機体(7)の走行速
度によって変更され、該走行速度にかかわらず適正な直
進制御が行われる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、不感帯(Bv)の範囲は走行機体(7)の走行速度
によって変更されるため、走行速度の如何にかかわらず
常に適正な直進制御を行うことができる。
【0018】一方、第2の発明によれば、移動偏位角速
度検出手段(13)からの信号に基づく値(y)、及び
不感帯(Bv)が走行速度に応じて変更されるため、走
行速度が走行中に変化しても、該変化にかかわらず常に
適正な制御を行うことができる。
【0019】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
【0020】
【実施例】以下、図面に沿って第1の発明に係る実施例
について説明する。
【0021】まず、乗用田植機、及び乗用田植機に搭載
した自動直進制御装置の構造について、図1乃至図7に
沿って、簡単に説明する。
【0022】乗用田植機1は、図2及び図3に示すよう
に、その前部が走行車両2になっており、その後方には
植付部3が装着されている。該植付部3は走行車両2か
ら動力を伝達されると共に、昇降リンク27を介して昇
降自在に支持されている。
【0023】走行車両2は、前輪5,5及び後輪6,6
により支持されている走行機体7を有しており、この走
行機体7には運転席9が取り付けられている。運転席9
の前方にはステアリング11が立設されており、ステア
リング11には左右にオペレータのステアリングの掌握
を検知するタッチスイッチ10a,10bが設けられて
いる(図3参照)。また、図1に示すように、該ステア
リング11の軸11aにはギア16が固定されており、
該ギア16はステアリング11の軸11aと一体的に回
転するようになっている。さらに、ステアリング11の
軸11aを覆っているケース11bにはステアリング駆
動用モータ(操舵出力手段)17が固定されており、こ
のステアリング駆動用モータ17の出力軸17aにはギ
ア18が固定されている。そして、このギア18と、ス
テアリング11の軸11aに固定されたギア16とは噛
合されており、ステアリング駆動用モータ17の駆動に
伴ってステアリング11が回転するように構成されてい
る。したがって、前輪5,5は、ステアリング11を手
で回しても、またモータ17の駆動によっても操舵され
るように構成されており、その操舵によって走行機体7
の進行方向が規定されるようになっている。
【0024】一方、ステアリング11の下方の、走行機
体7の床部には、図3に示すように、走行機体7の幅方
向の傾きを検知する傾斜センサ12が設けられており、
その近傍には、乗用田植機1の移動偏位角速度ωを検知
することにより走行機体7の直進状態を検出するジャイ
ロ(移動偏位角速度検出手段)13が配設されている。
また、右前輪5と走行機体7の右前側部との間には、前
輪5の実操舵角を検出するポテンショメータ14が配設
されている。さらに、運転席9の下方には制御装置Cが
取り付けられており、この制御装置Cには、傾斜センサ
12、ジャイロ13、及びポテンショメータ14等が接
続されて自動直進制御装置20が構成されている(詳細
は後述)。
【0025】また一方、植付部3にはヒッチ26が設け
られており、該ヒッチ26は、走行車両2の機体後部に
昇降リンク27を介して取り付けられている。そして、
この昇降リンク27は、トップリンク27a及びロアリ
ンク27bを有しており、走行車両2から動力を伝達さ
れることによりヒッチ26を昇降可能としている。ま
た、植付部3下方には、圃場面を均平にするフロート2
9,29,29が複数配設されており、該フロート2
9,…には多数の施肥ノズル(不図示)が側面視におい
て後方斜め下方に向けて傾斜して突設されている。さら
に、植付部3後方でフロート29,…上方には、機体幅
方向に亘って多数の植付装置33,33,33が等間隔
で配置されており、苗を多数条植付けるように構成され
ている(図4参照)。これらのフロート29,…の近傍
で、植付部3の両側方には超音波センサ15が一対設け
られており、超音波の反射時間で畦畔までの距離を検出
するようになっている。またさらに、該植付装置33,
33,33の上方にはエプロン34が機体幅方向に亘っ
て横設されており(図3参照)、エプロン34の上方に
は苗載せ台35が斜め前方に向けて傾斜して配設されて
いる。この苗載せ台35はエプロン34に対して機体幅
方向に移動可能に構成されている。
【0026】次に、制御装置Cの構造等について、図1
に沿って説明する。
【0027】制御装置Cは積分回路C1を有しており、
ジャイロ13が検出した角速度ωを時間積分して乗用田
植機1の変位角θを出力するようになっている。また、
この変位角θはCPU21及び他の積分回路C2に入力
されるようになっており、該積分回路C2では変位角θ
がさらに時間積分されて∫θdt(以下、「センサ検出
値」とする)が演算されるようになっている。このセン
サ検出値∫θdtもCPU21に入力されるようになっ
ている。一方、該CPU21にはしきい値発生回路C4
が接続されており、しきい値±a,±bが入力されるよ
うになっている。そして、CPU21は、センサ検出値
∫θdtとしきい値±a,±b(但し、b>a)とを比
較するようになっており、 センサ検出値∫θdtが−b〜+bの範囲(以下、
この範囲を「大不感帯Bv」とする)内にあるときはス
テアリング駆動用モータ17を駆動せず、 センサ検出値∫θdtが大不感帯Bvから出たとき
は、モータ17を駆動して乗用田植機1の総変位量Xが
小さくなるように前輪5を操舵し、所定角度のまま操舵
状態を維持し、 操舵状態を維持し続けたことによって総変位量Xが
小さくなり、センサ検出値∫θdtが−a〜+aの範囲
(以下、この範囲を「小不感帯Av」とする)内になっ
たときには、モータ17を再度駆動して前輪5を直進方
向に戻 す、ようになっている。
【0028】また一方、CPU21には速度センサ22
が接続されており、走行機体7の走行速度vが入力され
るようになっている。そして、上述した不感帯Av,B
vの幅は、走行機体7の走行速度vに応じて変更される
ようになっている。この不感帯Av,Bvの幅変更の様
子を、図5乃至図7に沿って説明すると、以下のように
なる。
【0029】すなわち、まず速度センサ22からは走行
速度vが読み込まれる(図5、S22)。この読み込ま
れた走行速度vが変更されているかどうかが判断され
(S23)、車速の変更がなければ不感帯Av,Bvの
変更は行われず、走行速度vの書き換えのみが行われる
(S25)。これに対し、走行速度vが変更されている
ときは(S23)、図6に示すような不感帯計算が行わ
れる。この計算においては、しきい値a,bを、走行速
度vに応じて変更するようになっている(S32,S3
3)。例えば、走行速度vが2倍,3倍,…に増加する
と、しきい値a,bは1/2,1/3,…に減少するよ
うになっている。図7は、時間経過に伴って走行速度v
がv0 ,2v0 ,3v0 と変更された場合における、不
感帯Av,Bvの変化の様子を示している。なお、この
不感帯計算においては、走行速度vが0.2m/sより
も低速の場合には、該走行速度vを一律に0.2m/s
とし(図6中S30,S31)、しきい値a,bを計算
するようになっている。
【0030】一方、図1に示すように、CPU21には
ポテンショメータ14が接続されており、前輪5の実操
舵角が入力されるようになっている。また、車輪5,
5,6,6のいずれかが圃場の凹凸に入るか、石等に乗
り上げて走行機体7が傾斜した場合には、傾斜センサ1
2がその状態を検知し、ジャイロ13の検知信号に基づ
いて演算された結果を修正するようになっている。さら
に、この制御装置Cには自動直進スイッチ19が取り付
けられており、このスイッチ19によってON/OFF
するように構成されている。
【0031】ついで、本実施例の作用について、図8及
び図9に沿って説明する。
【0032】まず、乗用田植機1を直進走行させて各種
作業を行うに際して、走行速度が選択される。
【0033】本直進自動制御を行う場合には、オペレー
タが自動直進スイッチ19をオンにして制御装置Cを起
動する。すると、ジャイロ13が出力した信号(角速度
ω)は積分回路C1によって時間積分され、乗用田植機
1の変位角θが求められる。この変位角θはさらに積分
回路C2によって時間積分され、センサ検出値∫θdt
が求められてCPU21に入力される。また、大不感帯
Bv及び小不感帯Avの幅は乗用田植機1の走行速度に
応じて上述のように決定される。
【0034】一方、CPU21内においては、図8に示
すように、状態フラグの判別を行っており(S1,S
2,S3)、状態フラグが「停止」の場合にはセンサ検
出値∫θdtが大不感帯Bvを出たか否かを判断する
(S4)。出ていない場合にはそのまま状態フラグが
「停止」とされて(S5)、同様の判断が繰り返される
(S1,S2,S3,S4)。
【0035】いま、乗用田植機1の進行方向が圃場の耕
盤のでこぼこ等により変化して、センサ検出値∫θdt
が図9に示すように+側に増加したとする。そして、図
9のに示すように、センサ検出値∫θdtが大不感帯
Bvを出ると、状態フラグは「操舵」に切り変わる(S
6)。このとき、CPU21はステアリング駆動用モー
タ17を所定方向に駆動し(S8)、ギア18及びギア
16を介してステアリング11を回転させる。これによ
り、前輪5,5は、圃場の耕盤のでこぼこ等による前記
進行方向の変化を相殺する方向に操舵される。一方、ポ
テンショメータ14は、前輪5,5の実操舵角を検知
し、その信号をCPU21に送っている。したがって、
前輪5,5の実操舵角が所定値になったときには(S
7)、状態フラグが「維持」に変更されて(S9)、モ
ータ17の駆動は止められて前輪5がその操舵角のまま
維持される(S11)。
【0036】このように前記進行方向の変化を相殺する
方向に前輪5が操舵されると、乗用田植機1は走行基準
線O側に近づいて行き、ジャイロ13から検出されるセ
ンサ検出値∫θdtも次第に小さくなる(図9〜参
照)。CPU21においては、該センサ検出値∫θdt
がさらに小不感帯Av内になったか否かを判別し(S1
0)、小不感帯Av内になった場合には状態フラグが
「戻し」とされる(S12、図9参照)。そして、モ
ータ17を逆方向に駆動して前輪5を戻し(S13)、
ポテンショメータ14にて直進位置まで戻ったことを確
認した場合には(S14)、状態フラグを「停止」とす
る(S15)。同時に、モータ17の駆動を止める(S
16)。なお、このような制御は、センサ検出値∫θd
tがマイナス側である場合(図9参照)においても
同様に行われる。
【0037】次に、本実施例による効果について、図1
0に沿って説明する。
【0038】いま、速度v0 で乗用田植機1が走行基準
線Oに沿って走行しているときに、図10(a)上図に
示すように、その走行経路が走行基準線Oからずれたと
する。そして、かかる場合のセンサ検出値yは(a)下
図の如く変化したとする。なお、この図において乗用田
植機1は小さく描かれているため、該乗用田植機1は走
行基準線Oから大きくずれたように思われるが、説明の
便宜上そのようにしたに過ぎず、実際のズレ量(例え
ば、所定時間t経過後のずれ量をX0 とする)は数十m
m程度である。かかる場合に、大不感帯B1(小不感帯
は不図示)を設定して直進制御を行うと、図に示す点
で制御が開始され、乗用田植機1は走行基準線Oから距
離a0 以上離れないこととなる。
【0039】次に、速度2v0 で走行中の乗用田植機1
が、(a)下図と全く同じセンサ検出値yの変化を示し
ながら走行した場合を考える(図10(b)参照)。こ
の場合の走行速度は前述の2倍であるため、乗用田植機
1の変位量は2倍となる(上図参照)。したがって、仮
に不感帯の幅を走行速度にかかわらず一定(B1)とし
て直進制御すると点で制御が開始されることとなり、
乗用田植機1は走行基準線Oから距離a0 以上離れてし
まうこととなる。しかし、本実施例において不感帯の幅
は作業時の走行速度に応じて変更し、例えば大不感帯を
B1からB2(=B1÷2)に変更する。したがって、
直進制御は点で開始され、その結果乗用田植機1は走
行基準線Oから距離a0 以上離れないこととなる。小不
感帯Avの幅も同様に変更される。このように乗用田植
機1の走行速度に応じて大不感帯Bv及び小不感帯Av
の幅が変更されるため、走行速度にかかわらず走行基準
線Oから大きく外れないようにして乗用田植機1を走行
させることができる。
【0040】次に、第2の発明に係る実施例について、
図11乃至図14に沿って説明する。
【0041】本実施例における直進制御は、乗用田植機
1の走行速度の変更が作業前になされた場合だけでな
く、該速度の変化が作業走行中に起こった場合において
も有効なものである。以下、上述実施例との重複説明を
なるべく省略して本実施例について説明する。
【0042】図16において説明したように、微小時間
Δt内における変位量ΔXは、 ΔX=ΔL*sinθ =v*k*θ*Δt (k;比例定数) で求められる。そして、総変位量Xは、 X=k*∫(v・θ)dt で求められる。
【0043】ところで、いま、乗用田植機1の速度が走
行中にv0 から2v0 に変更され、かつ変更前の変位角
をθa とし、速度変更後の変位角をθb とすると、総変
位量Xは、 X=k*∫(v0 ・θa )dt+k*∫(2v0 ・θb )dt =v0 *k*∫θa dt+2v0 *k*∫θb dt =v0 *k*(∫θa dt+2∫θb dt) となる。この式から理解できるように、センサ検出値∫
θa dt,∫θb dtから変位量を求める場合には、速
度変更後のセンサ検出値∫θb dtにだけ速度比(この
場合は“2”)を掛ける必要がある。したがって、上述
した実施例のようにセンサ検出値∫θdtを単に積算し
ただけでは、 ∫θdt=∫θa dt+∫θb dt が求まるだけであり、乗用田植機1の総変位量Xに対応
するものとはならない。
【0044】このことを、さらに図11に沿って説明す
ると以下のようになる。図中、(a)には実際の乗用田
植機1の走行経路の一例を示しており、(b)の“イ”
及び“ロ”はその間に検出されるセンサ検出値を示して
いる。また、B3は不感帯を示している。このように不
感帯B3を速度にかかわらず一定とした場合には、該不
感帯B3と比較するセンサ検出値を、 走行速度がv0 の場合は、∫θa dt(図中、
“イ”で示す曲線)とし、 走行速度が2v0 の場合は、∫θa dt+2∫θb
dt(図中、“ハ”で示す曲線)とする必要がある。
【0045】また一方、(c)に示すように、速度変更
に応じて不感帯をB3からB4へ変更しても良い。な
お、この不感帯幅の変更は、上述実施例にて説明したよ
うに、速度比(本例においては“1/2”)を掛けて行
う。そして、このように不感帯の幅を変更した場合に
は、該不感帯B4と比較するセンサ検出値を、 走行速度がv0 の場合は、∫θa dt(図中、
“イ”で示す曲線)とし、 走行速度が2v0 の場合は、(1/2)∫θa dt
+∫θb dt(図中、“ニ”で示す曲線)とする必要が
ある。
【0046】さらに、本実施例のCPU21における演
算について、図12に沿って説明する。
【0047】本実施例においては、基準の走行速度(以
下、「基準車速」とする)を記憶しておき、走行速度に
変化があった場合には、変化する前の走行速度(「前回
速度」とする)をその基準車速で割って速度比を求める
(S53)。そして、この速度比を、速度変化直前まで
に積算されたセンサ検出値の積算データ(「現積算デー
タ」とする)に掛けて、該積算データを基準車速での積
算データに変換する(S54)。さらに、この基準車速
を変化後の走行速度(「今回速度」とする)で割って、
別の速度比を求める(S55)。そして、この速度比を
前記積算データに掛けて、該積算データを今回車速での
積算データに変換する(S56)。これにより、速度変
化直前までに積算されたデータは、前回車速と今回車速
との比によって変換されることとなる。したがって、こ
のように変換修正された積算データに対して、速度変化
後の積算データを加算していっても乗用田植機1の総変
位量Xに対して1対1の関係は阻害されず、その結果適
正な直進制御を行える。なお、本実施例においても、上
述実施例と同様に不感帯幅の変更を行っており(S5
7,S58)、また車速が0.2m/sより小さい場合
には該車速を0.2m/sとして演算を行っている(S
51,S52)。
【0048】次に、本実施例による効果について、図1
3に沿って説明する。
【0049】いま、図13(a)の曲線で示すような
走行経路で乗用田植機1が走行し、またその変位量は2
0mmであるため直進制御の必要がないとする。この走
行中に検知された角速度ωは2回積分されて積算データ
(図13(b)のに示すもの)となる。一方、走行中
の速度変化は図13(c)の如くであるとし、その結果
不感帯は図13(b)ので示すように変更される。こ
の場合、積算データを走行速度に応じて変換しないと、
図13(b)の(ホ)において積算データが不感帯より
も出てしまい、その結果、本来は必要でない直進制御が
行われてしまうこととなる。これは、図13(c)の
(イ)点前後において走行速度が変化しているにもかか
わらず、速度を含まない積算データを単に加算している
からであり、また不感帯の幅を速度変更に応じて変化さ
せているからである。すなわち、このように加算したデ
ータ(上述の∫θa dt+∫θb dtに相当)は、走行
速度が変化する条件の下では実変位量に何ら関係のない
ものとなるからである。
【0050】しかし、本実施例においては、走行中に速
度変化があった場合にはセンサ検出値の積算データも変
更されて乗用田植機1の実際の変位量に対応した値に変
換される(図中の曲線)。したがって、この場合は変
換された積算データは不感帯よりも小さいため、直進制
御は行われない。このように本実施例においては、変換
された積算データと不感帯との比較により直進制御が行
われるため、走行中の速度変化にかかわらず走行基準線
Oから大きく外れないようにして乗用田植機1を走行さ
せることができる。
【0051】なお、上述実施例においては基準車速を用
いて演算を行っているが、もちろんこれに限るものでは
なく、基準車速を用いずに演算を行っても良い。例え
ば、図14に示すように、前回車速を今回車速で割って
直接速度比を求め(S63)、この速度比を現積算デー
タに掛けるようにしても良い(S64)。
【0052】次に、さらに他の実施例について、図15
に沿って説明する。
【0053】本実施例においては、直進制御のための大
不感帯及び小不感帯幅を走行速度にかかわらず一定と
し、その代わりに速度成分を含んだセンサ検出値を用い
て制御を行っている。
【0054】すなわち、本実施例においては、図15に
示すように、まず走行速度vを読み込み(S71)、角
速度ωを1回積分した変位角θを読み込んでいる(S7
2)。次に、これらの走行速度v及び変位角θを掛け合
わせて、微小時間Δtにおける変位量(すなわち、v・
θの値)を求めている(S73)。さらに、各微小時間
Δtにおける変位量を積算して「∫(v・θ)dt」の
値を求めている(S74)。
【0055】このようにして求められる「∫(v・θ)
dt」の値は乗用田植機1の実変位量に相当するもので
ある。換言すれば、該値には速度成分が加味されている
ため、したがって該値は乗用田植機1の速度如何にかか
わらず実変位量とは1対1の関係となる。本実施例にお
いてはこのような値を用いて直進制御を行うため、車速
変更に応じて大不感帯及び小不感帯の幅を変更する必要
もない。
【0056】なお、上述した実施例においてモータ17
によってステアリング11を駆動し前輪5の方向を制御
するものとしたが、もちろんこれに限るものではなく、
前輪5に直接モータを取り付けて操舵を行うようにして
も良い。ただし、いずれの場合でもモータの駆動に伴っ
て前輪5及びステアリング11が操舵されることに変わ
りはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動直進制御装置の構成を示す模式図。
【図2】乗用田植機の構造を示す側面図。
【図3】乗用田植機の構造を示す平面図。
【図4】乗用田植機を後方から見た図。
【図5】不感帯設定時の作用を示すフローチャート図。
【図6】不感帯計算時の作用を示すフローチャート図。
【図7】不感帯を変更する様子を示す図。
【図8】自動直進制御装置の作用を説明するためのフロ
ーチャート図。
【図9】自動直進制御装置の作用を説明するための図。
【図10】(a)は速度v0 における乗用田植機の走行
経路とセンサ検出値の変化とを示した図、(b)は速度
2v0 における走行経路とセンサ検出値の変化とを示し
た図。
【図11】(a)は走行途中に速度変更をした場合にお
ける走行経路を示した図、(b)は該速度変更がある場
合におけるセンサ検出値の変化と速度変更を加味したセ
ンサ検出値とを示した図、(c)は速度変更を加味した
センサ検出値の他の例を示した図。
【図12】第2の発明に係る実施例の制御の様子を示す
フローチャート図。
【図13】上記実施例における効果を説明するための
図。
【図14】他の直進制御方法を説明するためのフローチ
ャート図。
【図15】他の実施例における直進制御を説明するため
のフローチャート図。
【図16】変位角θと変位量ΔXとの関係を説明する
図。
【符号の説明】
1 移動農機(乗用田植機) 2 走行車両 3 植付部 5 前輪 6 後輪 7 走行機体 9 運転席 11 ステアリング 10a,10b タッチスイッチ 12 傾斜センサ 13 移動偏位角速度検出手段(ジャイロ) 14 ポテンショメータ 15 超音波センサ 17 操舵出力手段(ステアリング駆動用モータ) 29 フロート 33 植付装置 ±a 第2のしきい値 ±b 第1のしきい値 C 制御手段(制御装置) C1 積分回路 C2 積分回路 y 検出値
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図16】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】
【図6】
【図11】
【図7】
【図9】
【図15】
【図8】
【図10】
【図13】
【図12】
【図14】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の進行方向を操舵輪により制御
    してなる移動農機であって、 前記走行機体の進行方向に対する移動偏位角速度を検出
    する移動偏位角速度検出手段と、 前記操舵輪を操舵する操舵出力手段と、 前記走行機体の移動変位量が直進制御を開始すべきでな
    い不感帯を前記走行機体の走行速度に応じて変更し、前
    記移動偏位角速度検出手段からの信号に対して2回の時
    間積分を行い、該2回の時間積分を行った値が前記不感
    帯の範囲内にあるか否かを判断し、前記2回の時間積分
    を行った値が前記不感帯の範囲外にある場合に前記操舵
    出力手段を制御する制御手段と、を備えてなる、 移動農機の自動直進制御装置。
  2. 【請求項2】 走行機体の進行方向を操舵輪により制御
    してなる移動農機であって、 前記走行機体の進行方向に対する移動偏位角速度を検出
    する移動偏位角速度検出手段と、 前記操舵輪を操舵する操舵出力手段と、 前記走行機体の移動変位量が直進制御を開始すべきでな
    い不感帯を前記走行機体の走行速度に応じて変更し、前
    記移動偏位角速度検出手段からの信号に対して2回の時
    間積分を行い、該2回の時間積分を行った値を前記走行
    速度に応じて変更し、該変更した値が前記不感帯の範囲
    内にあるか否かを判断し、前記不感帯の範囲外にある場
    合に前記操舵出力手段を制御する制御手段と、を備えて
    なる、 移動農機の自動直進制御装置。
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