JPH0617838Y2 - フォークリフトの荷役制御装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役制御装置

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JPH0617838Y2
JPH0617838Y2 JP11418988U JP11418988U JPH0617838Y2 JP H0617838 Y2 JPH0617838 Y2 JP H0617838Y2 JP 11418988 U JP11418988 U JP 11418988U JP 11418988 U JP11418988 U JP 11418988U JP H0617838 Y2 JPH0617838 Y2 JP H0617838Y2
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JP
Japan
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pallet
fork
signal
photoelectric sensor
forklift
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JP11418988U
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JPH0234599U (ja
Inventor
敏弘 鈴木
重裕 山本
陽介 南
憲次 西川
Original Assignee
日本輸送機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フォークリフトの荷役制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、パレット5にフォーク1′の差込みが完了したか
どうかの検出は、第6図に示すように、フォーク1′の
基端部に設けられた検出器(例えば光電センサー)8に
よって行っていた。
(考案が解決しようとする課題) 上述のような従来の技術においては、差込みを行うと、
第7図(a),(b)に示すように、パレット5はフォ
ーク1′の基端部まで差し込まれてしまうので、パレッ
ト5の長さが異なる場合には、パレット5のエッジボー
ド6から突出するフォーク1′の先端部と上記エッジボ
ード6との間隔が一定しなかった。
そのため、直積時のパレット5と既に置かれた他のパレ
ット(図示せず)との間隔が一定せず、収容スペースを
無駄に使用し、収容能力を低下させるという課題があっ
た。
(課題を解決するための手段) 本考案のフォークリフトの荷役制御装置(以下本考案装
置と称する。)は、上述の課題を解決するために、フォ
ークリフト1に装備されているフォーク1′の先端部に
反射型光電センサー2を、その探査方向が上面に向くよ
うに設け、上記反射型光電センサー2のON信号出力時
間T1が設定された時間T2以上経過するとコントロー
ル回路4へON信号を出力するオンディレィ回路3を備
えた構成としている。
(実施例) 本考案装置の一実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図は本考案装置を装着したフォークリフトの側面図、
第2図は本考案装置の原理図、第3図は本考案装置の動
作を説明するフロー図、第4図は本考案装置の動作説明
図、第5図(a)、(b)は動作終了時の状態を示す側
面図である。
第1図、第2図に示されているように、1はフォークリ
フト、1′はフォークリフト1の前方に配置されたフォ
ーク、2はフォーク1′の先端部に、その探査方向が上
面に向くように設けられた反射型光電センサーで、該反
射型光電センサー2(以下、光電センサーという。)は
非入光時(パレット無)にON信号を出力し、入光時
(パレット有)にはOFF信号を出力する。3はオンデ
ィレイ回路で、光電センサー2のON信号出力時間T1
と該オンディレイ回路3に設定した時間T2(以下設定
時間という。)とを比較して、光電センサー2のON信
号出力時間T1が設定時間T2よりも短い場合にはオン
ディレイ回路3はOFF信号を出力し、上記ON信号出
力時間T1が設定時間T2よりも長くなるとON信号を
出力する構成となっている。4はコントロール回路で、
上記オンディレイ回路3のON信号出力により作動し、
フォークリフト1の走行動作、またはリーチ動作による
差込みを停止する構成となっている。
(作用) 第4図に基づいて本考案装置の動作を説明すると、フォ
ーク1′をパレット5に差込みを始めた位置(A)で
は、光電センサー2はパレット有のOFF信号をオンデ
ィレィ回路3へ出力し、この信号を受けたオンディレィ
回路3はコントロール回路4へのOFF信号を出力す
る。
その後もフォーク1′はパレット5に差込みを続け、光
電センサー2がデッキボード7とデッキボード7間の間
隙部を通過する状態、即ち(B)の位置では光電センサ
ー2はパレット無のON信号を出力する。しかしなが
ら、このON信号出力時間をT1とすると、上記時間T
1がオンディレィ回路3に記憶された設定時間T2より
も短い場合は、オンディレィ回路3からコントロール回
路4へパレット無のON信号は出力されず、従ってフォ
ーク1′は依然差込みを続ける。
そして、上記パレット5のエッジボード6から抜き出た
位置、即ち(C)の状態においても光電センサー2はパ
レット無のON信号を出力する。ON信号出力時間T1
が前述の設定時間T2を越えるとオンディレィ回路3は
コントロール回路4へパレット無のON信号を出力し、
これを受けたコントロール回路4はフォーク1′の差込
みを停止させる。
また、オンディレィ回路3の設定時間T2は、使用する
パレット5によって、デッキボード7とデッキボード7
間、及びデッキボード7とエッジボード6間の間隙部の
間隔がそれぞれ異なる為、それらに応じて自由に設定す
る事が可能である。
上述の一連の動作によって、フォーク1′の先端部がパ
レット5のエッジボード6から前方へ突出する間隔を、
オンディレィ回路3の設定時間T2を変える事により自
由に調整することができ、且つ一定にする事ができる。
以上述べたように、光電センサー2の出力を直接にコン
トロール回路4に入力せず、オンディレィ回路3を介し
て入力するのは、デッキボード7とデッキボード7間、
及びデッキボード7とエッジボード6間の間隙部で光電
センサー2が反射光を受光せずパレット無のON信号を
出力してしまうので、これによるコントロール回路4の
誤動作及び外部の周辺機器からの影響を防止するためで
ある。
さらに、荷役作業や自動操舵・自動走行する無人フォー
クリフトにあっては、フォークの先端部に前方荷検出器
(図示せず)と本考案装置とを併用することにより、無
人であっても一定の間隔で直積作業が円滑に行なえる。
(効果) 上述のように、本考案装置は、フォークリフト1に装備
されているフォーク1′の先端部に光電センサー2を、
その探査方向が上面に向くように設け、上記光電センサ
ー2のON信号出力時間T1が設定時間T2以上経過す
るとコントロール回路4へON信号を出力するオンディ
レィ回路3を備えているので、フォーク1′の先端部が
パレット5の長さに関係なく、パレット5のエッジボー
ド6から突出する間隔を一定に保つことができる。
例えば、フォーク1′の基端部に検出器(一例として光
電センサー)8を設けている場合に、フォーク1′の長
さが1100mmで、パレット5の長さが1000mmの時、フォー
ク1′の先端部がパレット5のエッジボード6から突出
する間隔は100mmとなり、パレット5の長さが700mmの
時、400mmとそれぞれパレット5のエッジボード6から
突出する間隔が異なる。
しかし、本考案装置では、オンディレィ回路3の設定時
間T2を変える事で、フォーク1′の先端部がパレット
5のエッジボード6から突出する間隔を、例えば40〜50
mmと極めて小さく、且つ一定にすることができる。
以上説明してきたように、フォーク1′の先端部がパレ
ット5のエッジボード6から突出する間隔を一定に保つ
ことができるので、既に置かれている他のパレット(図
示せず)との間隔も把握し易く、上記パレットと更に置
くパレット5との間隔を一定にすることができる。従っ
て、収容効率を向上して収容スペースの無駄を省くこと
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を装着したフォークリフトの側面
図、第2図は本考案装置の原理図、第3図は本考案装置
の動作を説明するフロー図、第4図は本考案装置の動作
説明図、第5図(a)、(b)は動作終了時の状態を示
す側面図、第6図は従来の装置の側面図および第7図
(a)、(b)は従来の装置での動作終了時の状態を示
す側面図である。 1……フォークリフト 1′……フォーク 2……反射型光電センサー 3……オンディレィ回路 4……コントロール回路 5……パレット 6……エッジボード 7……デッキボード 8……検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−7199(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフト1に装備されているフォー
    ク1′の先端部に反射型光電センサー2を、その探査方
    向が上面に向くように設け、上記反射型光電センサー2
    のON信号出力時間T1が設定された時間T2以上経過
    すると、コントロール回路4へON信号を出力するオン
    ディレィ回路3を備えてなるフォークリフトの荷役制御
    装置。
JP11418988U 1988-08-31 1988-08-31 フォークリフトの荷役制御装置 Expired - Lifetime JPH0617838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11418988U JPH0617838Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 フォークリフトの荷役制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11418988U JPH0617838Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 フォークリフトの荷役制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234599U JPH0234599U (ja) 1990-03-06
JPH0617838Y2 true JPH0617838Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=31354711

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JP11418988U Expired - Lifetime JPH0617838Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 フォークリフトの荷役制御装置

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JP2006062784A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Satake Tekko Kk フォークリフトのフォーク先端位置読取装置

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JPH0234599U (ja) 1990-03-06

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