JPH06177613A - 整合器 - Google Patents
整合器Info
- Publication number
- JPH06177613A JPH06177613A JP32906992A JP32906992A JPH06177613A JP H06177613 A JPH06177613 A JP H06177613A JP 32906992 A JP32906992 A JP 32906992A JP 32906992 A JP32906992 A JP 32906992A JP H06177613 A JPH06177613 A JP H06177613A
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- JP
- Japan
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- screw
- waveguide
- screws
- fet
- rectangular waveguide
- Prior art date
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- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ＦＥＴを使用したマイクロ波増幅器のＦＥＴ
出力側における方形導波管部の広幅面に、電波伝搬方向
に沿って導波管を貫通するように設けた複数個の誘電体
ビスと金属ビスの二重構造の調整ネジによって、電気長
（位相量）及び電圧定在波比を任意に変化調整可能とす
る。 【構成】 本体１の方形導波管の広幅面の中心に、複数
個の調整ビス２，３が間隔Ｌ＝１／４λｇで設けられて
いる。この調整ビスは、金属ビス２と円筒状誘電体のビ
ス３との二重構造で、それぞれ電圧定在波比と電気長を
独立して調整することができる。
出力側における方形導波管部の広幅面に、電波伝搬方向
に沿って導波管を貫通するように設けた複数個の誘電体
ビスと金属ビスの二重構造の調整ネジによって、電気長
（位相量）及び電圧定在波比を任意に変化調整可能とす
る。 【構成】 本体１の方形導波管の広幅面の中心に、複数
個の調整ビス２，３が間隔Ｌ＝１／４λｇで設けられて
いる。この調整ビスは、金属ビス２と円筒状誘電体のビ
ス３との二重構造で、それぞれ電圧定在波比と電気長を
独立して調整することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、方形導波管においてマ
イクロ波帯でＦＥＴを使用した増幅器に関する。
イクロ波帯でＦＥＴを使用した増幅器に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にＦＥＴ増幅器のＦＥＴ出力側に
は、出力波形に生じたリップルを除去するために、同軸
導波管変換器を経た方形導波管と付加の間に、整合器を
設けている。
は、出力波形に生じたリップルを除去するために、同軸
導波管変換器を経た方形導波管と付加の間に、整合器を
設けている。
【０００３】従来の整合器の一例を図３に示す。
【０００４】１は本体である方形導波管、導波管の広幅
面の中心に電波伝搬方向に沿って、３個の金属製調整ビ
ス２がそれぞれ間隔Ｌで設けられており、ナット４によ
りそれを固定することができる。
面の中心に電波伝搬方向に沿って、３個の金属製調整ビ
ス２がそれぞれ間隔Ｌで設けられており、ナット４によ
りそれを固定することができる。
【０００５】６はＦＥＴ増幅器出力部で、ＦＥＴ９か
ら、マイクロストリップ線路８および同軸導波管変換器
７を介して、本体（方形導波管）１に接続される。１０
は次段の負荷の導波管である。
ら、マイクロストリップ線路８および同軸導波管変換器
７を介して、本体（方形導波管）１に接続される。１０
は次段の負荷の導波管である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の整合器では金属
製ビスによる電圧定在波比（ＶＳＷＲ）の調整しかマッ
チングをとる手段がなかった。調整ビスを任意の箇所に
設ける事は不可能なので、リップルをなくすための調整
が不完全であった。
製ビスによる電圧定在波比（ＶＳＷＲ）の調整しかマッ
チングをとる手段がなかった。調整ビスを任意の箇所に
設ける事は不可能なので、リップルをなくすための調整
が不完全であった。
【０００７】本発明の目的は、以上の欠点を解消するた
めに電気長（位相量）を調整できる誘電体ビスを提供す
る事にある。
めに電気長（位相量）を調整できる誘電体ビスを提供す
る事にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の整合器は、ＦＥ
Ｔ増幅器出力側における同軸導波管変換器と負荷との間
の方形導波管において、方形導波管部の広幅面に、電波
伝搬方向に沿って導波管内部に突き出すように設けた複
数個の調整ネジを備え、このネジは内外両側の一方の金
属ビスと他方の円筒状誘電体ビスとの二重構造になって
おり、導波管内に突出する個々のビスの先端部の長さを
変化調整可能にすることにより構成される。
Ｔ増幅器出力側における同軸導波管変換器と負荷との間
の方形導波管において、方形導波管部の広幅面に、電波
伝搬方向に沿って導波管内部に突き出すように設けた複
数個の調整ネジを備え、このネジは内外両側の一方の金
属ビスと他方の円筒状誘電体ビスとの二重構造になって
おり、導波管内に突出する個々のビスの先端部の長さを
変化調整可能にすることにより構成される。
【０００９】このようにすることで、金属ビスにより電
圧定在波比調整、誘電体ビスにより電気長（位相量）の
調整を、同一箇所にて任意に調整、かつ固定することが
出来る。
圧定在波比調整、誘電体ビスにより電気長（位相量）の
調整を、同一箇所にて任意に調整、かつ固定することが
出来る。
【００１０】
【実施例】以下本発明の詳細を、その実施例につき図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例である。
【００１２】図１において、１は本実施例の整合器の本
体の方形導波管である。１の導波管部の広幅面の中心
に、調整ネジ２，３がＬの間隔で３個設けられている。
ここで調整ネジは、金属ビス２と円筒状誘電体ビス３と
の二重構造となっており、ナット４，５によってそれぞ
れのビスを固定できるようになっている。このようにす
ることで、金属ビス２の電圧定在波比調整と誘電体ビス
３の電気長調整を独立させて行うことができる。
体の方形導波管である。１の導波管部の広幅面の中心
に、調整ネジ２，３がＬの間隔で３個設けられている。
ここで調整ネジは、金属ビス２と円筒状誘電体ビス３と
の二重構造となっており、ナット４，５によってそれぞ
れのビスを固定できるようになっている。このようにす
ることで、金属ビス２の電圧定在波比調整と誘電体ビス
３の電気長調整を独立させて行うことができる。
【００１３】調整ネジの間隔Ｌは１／４λｇ，３／４λ
ｇ，３／８λｇのいずれかで与えられる。λｇはＴＥ１
０モードの管内波長である。
ｇ，３／８λｇのいずれかで与えられる。λｇはＴＥ１
０モードの管内波長である。
【００１４】また、符号６ないし１０については、図３
の従来例と同様である。
の従来例と同様である。
【００１５】本実施例の測定の結果を図２に示す。結果
よりリップル幅を０．２−０．３ｄＢＩ以上改善するこ
とができる。
よりリップル幅を０．２−０．３ｄＢＩ以上改善するこ
とができる。
【００１６】本実施例では、誘電体ビスとしてテフロン
（登録商標）ビス３を使用した。
（登録商標）ビス３を使用した。
【００１７】以上の説明においては例として、調整ネジ
２，３の数を３個としたが、これに限られることなく、
複数個のネジによっても、同様の効果が得られ、本発明
の目的を達成することができる。
２，３の数を３個としたが、これに限られることなく、
複数個のネジによっても、同様の効果が得られ、本発明
の目的を達成することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、方形導波
管の広幅面に電波伝搬方向に設けられた調整ビスを二重
構造にすることで、電圧定在波比と電気長（位相量）を
独立して調整できるという効果を奏する。
管の広幅面に電波伝搬方向に設けられた調整ビスを二重
構造にすることで、電圧定在波比と電気長（位相量）を
独立して調整できるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例であり、（Ａ）は平面図、
（Ｂ）は（Ａ）におけるＡ−Ａ断面図、（Ｃ）は（Ｂ）
の円で囲んだ部分の調整ビス部詳細図である。
（Ｂ）は（Ａ）におけるＡ−Ａ断面図、（Ｃ）は（Ｂ）
の円で囲んだ部分の調整ビス部詳細図である。
【図２】本発明の評価結果である。
【図３】従来の整合器であり、（Ａ）は平面図、（Ｂ）
は（Ａ）におけるＡ−Ａ断面図である。
は（Ａ）におけるＡ−Ａ断面図である。
１ 本体（方形導波管） ２ 金属ビス ３ 誘電体ビス（テフロンビス） ４，５ ナット ６ ＦＥＴ増幅器出力部 ７ 同軸導波管変換器 ８ マイクロストリップ線路 ９ ＦＥＴ １０ 次段の負荷の導波管
Claims (1)
- 【請求項１】 ＦＥＴを使用したマイクロ波増幅器のＦ
ＥＴ出力側における方形導波管部の広幅面に、電波伝搬
方向に沿って導波管内部に付き出すように設けた複数個
の調整ネジを備え、この調整ネジは内外両側の一方の金
属ビスと他方の誘電体ビスとの二重構造になっており、
導波管内に突出する個々のビスの先端部の長さを変化調
整可能に構成したことを特徴とする整合器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32906992A JP3191024B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 整合器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32906992A JP3191024B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 整合器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06177613A true JPH06177613A (ja) | 1994-06-24 |
| JP3191024B2 JP3191024B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=18217273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32906992A Expired - Fee Related JP3191024B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 整合器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3191024B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002045205A1 (fr) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Fdk Corporation | Dispositif de guide d'ondes et son procede de reglage |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP32906992A patent/JP3191024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002045205A1 (fr) * | 2000-11-29 | 2002-06-06 | Fdk Corporation | Dispositif de guide d'ondes et son procede de reglage |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3191024B2 (ja) | 2001-07-23 |
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| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010417 |
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